カテゴリー: アイザック・ハジャー

  • アイザック・ハジャー F1エミリア・ロマーニャGP「いい感触だっただけに悔しい」

    アイザック・ハジャー F1エミリア・ロマーニャGP「いい感触だっただけに悔しい」

    アイザック・ハジャーは、F1エミリア・ロマーニャGP初日のフリー走行で鮮烈な走りを見せた。FP2では1分15秒792のタイムで7番手に食い込み、角田裕毅(レッドブルF1)を上回るなど、ルーキードライバーながら確かな存在感を発揮した。

    「全体的にはいい1日だったし、マシンの感触には満足している」とハジャーは振り返る。

    「今回イモラに持ち込んだアップデートはそれほど大きなものじゃなくて、マシンがまるっきり新しくなったような感じはしなかった。特に適応が必要な変化もなかったし、特性も変わっていなかった」

    「午後のセッションは、終わり方がちょっと不運だった。ターン3の立ち上がりでマシンが流れて、それを立て直せたんだけど、その時点で2輪が芝生に入っていた。そこからまたバランスを失ってしまって、スピンしてしまった。あれで走行を完了できなかったのは残念だけど、予選はかなり接戦になると思う。ここは誰もが走り慣れていて狭いサーキットだから、順位を上げるのが難しい。だからこそ、明日はしっかりまとめきることが大事になる」

    ハジャーはそのスピンのあと、グラベルを横切ってコース復帰を試みたが、他車の通過を待つ間に勢いを失い、再びスタック。これによりセッションは赤旗中断となった。

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    一方、チームメイトのリアム・ローソンはFP1・FP2ともに15番手という結果に終わったが、新たなセッティングを試し、マシンの理解を深める貴重な機会となったと述べている。

    「FP1はそんなに悪くなかった。やるべきことがあるのは分かっていたから、FP2ではいろいろ試してみた」

    「僕とアイザックはまったく違う方向に進んで、それぞれマシンの理解が深まったのはポジティブだった。明日はその結果を活かしていくつもりだ」

    「Q3進出を狙ってはいるけど、今の段階ではパフォーマンスを正確に見極めるのは難しい。みんなまだ伸びしろがあるし、ガレージの向こう側では明確なステップアップが見られたから、僕たちも同じように、いやそれ以上の進化を明日には見せたい。ソフトタイヤのフィーリングは悪くないし、ここまではスムーズだよ」

    FP1では両ドライバーがアップグレードパッケージの評価に集中し、ハジャーは19番手(1:17.641)、ローソンは15番手(1:17.286)でセッションを終えた。

    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム F1 エミリア・ロマーニャGP

    レーシングディレクターのアラン・パーメインは、新たに投入されたC6タイヤの影響もあり、初日は普段以上に多くの発見があったと語る。

    「今日は普段の金曜日よりもずっと興味深い内容だった。それは主に新しいC6タイヤの導入によるものだ」

    「FP1ではやや苦戦したが、セッションを通じて両車に異なる変更を加えた。特にアイザックのマシンでは安定感が増し、彼も快適さを感じていた」

    「明日に向けては、うまくいった部分を選び出して、2台に反映させていくつもりだ」

    レーシングブルズは、狭く抜きどころの少ないイモラでの予選に向けて、マシンバランスの最適化とアップグレードの効果最大化を図っていく。

  • アイザック・ハジャー 「F2は金を払って走る F1は報酬を貰って叫べる」

    アイザック・ハジャー 「F2は金を払って走る F1は報酬を貰って叫べる」

    F1ルーキーのアイザック・ハジャーは、「F2とはまったく違う世界」であるF1において、「好きなだけ無線で叫べるようになった」と冗談交じりに語った。

    今季ルーキーイヤーを迎えているハジャーはこれまでに印象的なパフォーマンスを見せており、サウジアラビアGPでは10位、日本GPでは8位と、すでに2度のポイントフィニッシュを記録。マイアミGPでも惜しくも1ポイント獲得はならなかったが、入賞圏内目前の11位でフィニッシュしている。

    また彼はすでに、「チームラジオでの発言が印象的なドライバー」としても知られつつあり、F2時代と比べてF1ではその点でも自由度が増していると感じているという。

    「F1はF2とはまったく違う世界なんだ。F2ではドライブするのに金を払うけど、F1では逆に報酬をもらえる」と、ハジャーはマイアミでのメディア対応時に報道陣に語った。

    「だから今は好きなだけ叫べるようになった」

    「無線ボタンを押していないときでも、まだ叫んでいる。それが好きなんだ。気持ちが落ち着く」

    アイザック・ハジャー F1 ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    スプリント週末は「プレッシャーが楽しい」
    マイアミ・インターナショナル・オートドロームでは、角田裕毅に5秒ペナルティが科されながら、それを活かして10位に食い込むことはできなかったものの、ハジャーは週末を通じて楽しんでいたと語る。

    特に彼が気に入っているのは、F1におけるスプリントフォーマットの週末だという。

    「スプリント週末の方が楽しめる気がする。レースが多いし、プレッシャーも増すから」

    「通常の週末ではFP1、FP2、FP3とセッションが長くて、クルマの作業をするには素晴らしいけれど、ドライビングという面では、予選に入る頃にはすでに準備が整っていて、Q1からQ3の間での進歩はほとんどない」

    「だから、ラップ数が限られていて、その中でいきなり結果を出さなければならないチャレンジの方が好きなんだ」

  • レッドブルが見出した才能 アイザック・ハジャーが語るF1への道

    レッドブルが見出した才能 アイザック・ハジャーが語るF1への道

    彼のF1までの道のりは決して平坦ではなかった――しかし今、その舞台に立ったアイザック・ハジャーは、鮮烈な印象を残している。

    20歳のフランス系アルジェリア人ルーキーは、登場早々に注目を集めた。開幕戦メルボルンではフォーメーションラップ中にクラッシュするという波乱のスタートとなったが、その後は中国と日本でQ3に進出し、日本とサウジアラビアでポイントを獲得。グリッド上で最も話題を呼ぶ新人の一人となった

    そのスピードと安定感は、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコから「今季最大のサプライズ」と称されるほどだ。

    モータースポーツ・コムはレーシングブルズの若きドライバーにインタビューを行い、F1までの道のりとその背後にあるストーリーを聞いた。

    ピクサーがくれた火花
    すべてはディズニー・ピクサーの映画から始まった。「きっかけは家で『カーズ』を観たことだった」と、ハジャーはモータースポーツへの原点を語る。「たぶん2歳くらいだったと思う。DVDを買った日のことを今でも覚えてる。それからF1をテレビで観るようになったんだ。あれがすべての始まりだった」

    6歳のとき、彼はすでにカートに乗っていた。「パリ郊外に学校があって、屋内のカート場があったんだ。父と一緒に行ってみたら、初めてなのにすごく得意だった」と振り返る。そして8歳になる頃には競技として本格的にカートを始めていた。「最初の2~3シーズンは本当に楽しかった」

    だが、上のレベルに進むにつれて状況は厳しくなっていった。「全国選手権に出るようになると、どんどんフラストレーションが溜まった。走行距離もなければ、シャシーもエンジンも足りなかった。つまり、勝つための“正しいパッケージ”が揃ってなかった。両親は勉強を優先させたがっていたから、10~13歳の頃は他の選手たちとまともに戦えなかった」

    ハジャーは、成功が才能よりも予算に左右される現実に落胆していた。「ヨーロッパ選手権や世界選手権にも出たいと思ってた。でも出場できたのはカート最後の年だけ。普通は年間20~24戦出るけど、僕は8戦だけ。本当に重要な大会だけしか出られなかった。だから準備不足で、結果は出なかった。最初の数年は楽しかったけど、カート全体の経験としてはフラストレーションが多かった」

    親友でありライバル
    カート時代の最大のライバルを問うと、ハジャーは即座にサミ・メゲトゥニフの名を挙げた。現在はF2に参戦している。

    「彼はモータースポーツ界での僕の一番の友達だね。全国選手権では何度もバトルしたけど、いつも楽しい戦いだったよ」

    2人の友情は2015年に始まった。「彼と彼のお父さんにル・マンで会って、彼が『君、アルジェリア人?』って聞いてきた。僕は『フランス人だけどアルジェリアのルーツがある』って答えたら、『僕もアルジェリア人!』って。すごく面白くて、今では10年の付き合いになる。素敵なストーリーだと思うし、彼がF1に来るのを待ってる」

    F1で再び相まみえる日は来ると思うかと問われると、ハジャーは自信をもって答えた。

    「彼は本当に速い。ただ、キャリアの選択という点では僕の方が少し運がよかった。タイミングも重要だからね。でも、彼にはF1でやっていける素質があると信じてる」

    クルマの方が自分に合っていた
    カートからフォーミュラに転向すると、ハジャーのキャリアは大きく前進した。フランスF4で勝利を挙げ、2021年にはR-ace GPからFRECA(フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン・チャンピオンシップ)に参戦。

    「フォーミュラの方がドライバーの腕が結果に直結すると思う。カートだと、いいエンジンとシャシーがあれば1~2コンマくらい簡単に速くなれる。でもクルマではセッティングなど、速さに影響する要素がたくさんある。F4はすごく自分にフィットしてた」

    モナコでのFRECA勝利がキャリアの転機となった。「あの日のことは全部覚えてる。スタートはウェットだったけど、僕らはスリックタイヤ。すぐに路面が乾いていって、レースは完全に支配できた。デグラデーションも一切なくて、ファステストラップを何度も出して、優勝した。最高のレースだった」

    レース後、母親から「モンテカルロ・ベイ・ホテルでヘルムート・マルコが会いたがっている」と電話があった。それがレッドブルとの最初の接触だった。

    「彼に会ったら、“契約書を送るよ”って言われて。それで終わり。すごく簡単だった。本当にいい日だったよ!」

    加速するキャリア
    2022年にはレッドブルの支援のもとF3に昇格し、スプリント2勝、フィーチャー1勝を挙げてランキング4位に。2023年にはF2へと進み、F1の金曜フリー走行ではメキシコでアルファタウリ、アブダビでレッドブルから出走した。

    2024年にはF2でフィーチャーレース4勝を挙げ、アブダビの最終戦ではタイトル争いの渦中にいたが、スタートでストールしてしまった。

    「無線で“人生最悪の瞬間だ”って言ったけど」と振り返る。

    「でも実際は違った。もっと酷い瞬間も経験してきた。F1はもう無理だと思ったこともあったし。もちろん、負け方としては痛かった。でも心が折れるようなものではなかった。一番きついのは、何かを懸けて戦うチャンスすら与えられなかったとき。その意味では今回はまだよかった。痛みはあったけどね」

    2日後、ハジャーはアブダビでRB20をテストし、再びハンドルを握っていた。

    パーソナル・エンジニア
    ハジャーは、自分がレッドブルに加わって以来、ドライバーとして大きく成長したと実感している。

    「FRECAの頃の僕と今の僕では、ドライビングのレベルも、判断力も、精神面の強さも、まったく別物だと思う。成長をはっきりと感じてる。レッドブル・ジュニアチームのテクニカルサポートは本当に優れていて、理解を深めて改善していくためのすべてのツールが揃っている。それは今も変わらないよ」

    ハジャーは、セバスチャン・ベッテルの元レースエンジニアであるギヨーム・“ロッキー”・ロックランと密接に連携してきた。

    「彼は僕の“オフトラックにおけるパーソナル・エンジニア”みたいな存在だった。週末に起きたこと、どんなことでも彼に相談できた。質問があれば全部持っていってたし、何かトラブルが起きたらまず彼のところに行ってた。今でもそうしてる」

    2人はどちらもフランス人だが、そのことが特別な利点になるとは思っていないという。

    「彼、今ではフランス語より英語の方が上手なんだ」とハジャーは笑った。

    月曜朝の電話はなかった
    レッドブル・ジュニアドライバーたちは、週末が終わるたびにマルコから“月曜朝の電話”を受けると言われているが、ハジャーにはそれがなかった。

    「僕にはそういう電話はなかった」と彼は語る。「僕の場合、他のドライバーほどキツくはなかったと思う。僕たちの関係は本当に正直で、実際のところ、彼とは笑ってることの方が多いくらいなんだ」

    マルコが週の後半に電話してくることもなかったのかと聞かれると、彼はこう返した。

    「彼は基本的に、僕に全然電話してこないんだよ!」

    それでもハジャーは、マルコとの関係について好意的に語る。

    「彼が僕に対して失礼なことを言ったことは一度もない。F2で本当にひどいシーズンだったときですら、彼は僕をプログラムに残してくれたんだ」

    F1昇格を告げられた瞬間
    ハジャーは、2025年にF1ドライバーとして走ることが決まった瞬間のことを今でもはっきりと覚えている。

    「F1はずっと目標だった。小さい頃から、F1以外のことを考えたことなんてなかった。でも、両親――とくにマネージャーを務めてくれていた母は、“将来のことを心配するより、今やっていることに集中しなさい”って、いつも言ってくれてた。その姿勢は本当に素晴らしかったと思ってるよ」

    アイジャック・ハジャー ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    マルコが語った「痛ましい」メルボルン後の姿
    開幕戦メルボルンでのクラッシュの後、マルコはオーストリアのテレビで、パドックに戻ってくるハジャーの様子が「少し痛ましかった」と語っていた。

    「うん、あれはたしかに痛ましかったと思う」とハジャーも振り返る。

    その後、マルコは彼に何を言ったのか?

    「彼は僕のクラッシュのことなんて気にしてなかったよ。そういうことは誰にでも起きるものだから。怒ってる様子もなかった。“中国ではもっとよくなるさ”って。それだけだったよ」

    “ル・プティ・プロスト”の由来
    アイザック・ハジャーには「ル・プティ・プロスト(小さなプロスト)」というニックネームがある。しかし、その由来について聞かれると、本人はこう答える。

    「どこから来たのかって? みんなに聞かれるけど、正直に言うと僕にも全然わからない」と彼は笑った。「たぶん僕が爪を噛むからだと思う。ヘルムートがそう言ってた。プロストも爪を噛んでたんだって。それで僕も、そんな風に見えるらしいよ」

    「顔が似てるからでも、声が似てるからでもない。実際のところ理由はよくわからないんだ」と言いながら、彼はその“癖”を真似て見せた。

    「でも、このニックネームはすごく嬉しいよ。だってプロストだよ? レジェンドだ。僕の名前と結びつけられて、彼が怒ってなければいいな。“なんで僕がこの子と同一視されてるんだ”って思ってないといいけどね!」と、笑顔を見せた。

    #F1 #f1jp #アイザックハジャー #ハジャー #レーシングブルズ

  • アイザック・ハジャー 角田裕毅を猛追も届かず「全部出し切ったけど…」

    アイザック・ハジャー 角田裕毅を猛追も届かず「全部出し切ったけど…」

    アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は2025年F1第6戦マイアミGPで11位でフィニッシュ。惜しくもポイント圏に届かなかったが、終盤には角田裕毅(レーシング)との5秒の差を賭けた激しい攻防を繰り広げた。

    ハジャーは11番グリッドからスタート。中団での激しいポジション争いの中、1ストップ戦略で冷静にレースを組み立てると、終盤には10位を走る角田に接近。

    角田裕毅には5秒加算のタイムペナルティが科されており、ハジャーが5秒以内でフィニッシュすれば順位が入れ替わる可能性があった。

    「今日は自分のドライビングにあんまり満足してない。いくつかミスしちゃったし、それがトップ10を逃した原因だと思う。でもそのぶん、めちゃくちゃプッシュしていた」

    「ほんとにギリギリだった。ピットストップのあとにハードタイヤで結構走ったけど、ユウキとのバトルはずっと予選みたいで楽しかった。ラストラップでは5秒差以内にいるのは把握してたし、全部出し切った。でも、届かなかった。たった0.15秒でポイント逃したのは悔しい」

    アイザック・ハジャー F1 マイアミGP

    惜しくも2戦連続のポイント獲得とはならなかったが、角田との緊迫したバトルは、ルーキーながらの成長と勝負強さを存分に示す内容であり、次戦イモラについては、自信をのぞかせる。

    「イモラはよく知ってるし、F2でも勝ったことあるからね。自信はあるよ」

    チーム代表ローラン・メキースも、ハジャーの成長と粘りを称賛した。

    「アイザックは金曜のスプリント予選でトップ10に入り、日曜の決勝でもわずか0.1秒差でポイントを逃したが、非常に強いレースを見せてくれた。Q3進出も0.02秒差で逃しただけだった。結果にはつながらなかったが、今週末を通じてマシンと彼自身のパフォーマンスは非常に力強かった」

  • アイザック・ハジャー 「角田裕毅に0.1秒届かず悔しい」 / F1マイアミGP

    アイザック・ハジャー 「角田裕毅に0.1秒届かず悔しい」 / F1マイアミGP

    アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は、2025年F1 マイアミGPの決勝を11位で終えた。

    11番グリッドからスタートしたアイザック・ハジャーは、角田裕毅の5秒ペナルティによりポイント獲得のチャンスがあったが、最終的に0.168秒足りずに11位となり、ポイント圏外でフィニッシュした。この結果に対し、非常に悔しさを感じているハジャーは次戦での巻き返しを誓った。

    「今日のレースは本当に悔しい」とアイザック・ハジャーはレース後にF1TVにコメント。

    「角田裕毅が5秒のタイムペナルティを受けていたので、彼の前に出るチャンスがあったが、最終的に0.1秒差で届かなかった。あと少しでポイントを獲得できたと思うと、本当にフラストレーションが溜まる」

    「チームとしては良い戦略を立て、クルマのパフォーマンスも悪くなかったので、余計に悔しさが残る」

    「次戦ではこの悔しさをバネに、しっかりとポイントを持ち帰りたいと思う」

    マイアミGP F1 アイザック・ハジャー

  • アイザック・ハジャー F1マイアミGPスプリント予選「すごく緊張した」

    アイザック・ハジャー F1マイアミGPスプリント予選「すごく緊張した」

    アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は、F1マイアミGPのスプリント予選でSQ3進出を果たし、9番手タイムをマークした。

    アイザック・ハジャーは、SQ1でミスをして降格圏に停滞する危機を乗り越えてSQ3に進出。チームメイトのリアム・ローソンはSQ2で敗退して14番手だった。

    「今日はすごく緊張したスプリント予選だった。SQ1の最初のランでは最後のコーナーでミスをしてしまって、それでプレッシャーがかかった」とアイザック・ハジャーはコメント。

    「でもSQ2では満足できるラップができて、SQ3に進むことができた。時間がギリギリで、シャルル(ルクレール)のすぐ後ろでのラップスタートになってしまったのは理想的ではなかったけど、全力で行くしかなかった。明日はスタートが非常に重要になるから、しっかり決めて、ポイント争いに加わりたい」

    マイアミGP F1 マイアミグランプリ

    リアム・ローソンは「かなり混乱したセッションだった」とコメント。

    「FP1とは全然違った感じだったね。午前中はクルマの調子が悪くなかっただけに残念。スプリント予選ではバランスに苦しんでしまった。チームとしていろいろと分析が必要だし、それを活かしてスプリントレースに向けてしっかり準備したい」

  • F1 アイザック・ハジャー 逆境を乗り越えた“生きるレッドブル”の象徴

    F1 アイザック・ハジャー 逆境を乗り越えた“生きるレッドブル”の象徴

    F1デビュー戦のフォーメーションラップでクラッシュ――。昨季F2でランキング2位に輝き、今季からレーシング・ブルズでF1昇格を果たしたフランス系アルジェリア人ドライバー、アイザック・ハジャーにとって、オーストラリアGPは苦い幕開けとなった。

    だが、ハジャーはその失意の中でただ落ち込むのではなく、真の強さを見せつける。20歳の若き才能は、その後の数戦で目覚ましい巻き返しを果たし、レッドブルの価値観を体現する存在として再評価されている。

    レーシングブルズのCEO、ピーター・バイエルは当時を振り返る。

    「クラッシュが起きた瞬間、私はSkyドイツの生中継に出演していた」とバイエルはRacingNews365のインタビューで語った。

    「でも、すぐに『こんなことは誰にでも起こりうる』っと言った。実際、その5秒後にはカルロス・サインツもウォールに突っ込んでいた。あの日は本当に滑りやすかった」

    「彼(ハジャー)は初レースで非常に緊張していた。グリッドで彼を見たとき、彼の瞳孔の開き方で分かった。完全に集中していた。でも、ミスをしてしまった」

    「誰もが彼のことを気の毒に思ったし、彼の反応は“生のまま、飾らず、正直”。それが人々の心を打つ。我々が彼を愛する理由でもある」

    事故後、バイエルはF1 CEOのステファノ・ドメニカリとともにハジャーのもとを訪れたという。

    「彼はまだヘルメットを被ったままで、絶望していた。我々は彼に『大丈夫だ。君には時間があるし、きっともっと強くなって戻ってくる』と伝えた。そして実際、彼はそうした」

    アイザック・ハジャー F1 ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    その言葉通り、ハジャーは翌週の中国GPで予選7位と好走し、決勝では11位フィニッシュ。さらに日本GPでは初ポイントを獲得(8位)、サウジアラビアGPでも10位と続けてポイントを獲得した。

    「彼は本当に“レーサー”だ」とバイエルは語る。

    「私の息子もカートをしているが、ハジャーはその週末に会うようなカートキッズたちにそっくりだ。純粋に“レース”だけを愛している」

    「しかも、機知に富み、皮肉も交えながら、自分をあまり重く見せない。まさに“生きるレッドブル”なんだ。レッドブルの精神そのものが彼の中にある」

    「彼は優れたレーサーで、自然と速さを持っている」

  • アイザック・ハジャー 「静かにビジネスをこなしている」とF1解説陣が称賛

    アイザック・ハジャー 「静かにビジネスをこなしている」とF1解説陣が称賛

    2025年において、F1の「目立たないスター」が多くのヘッドラインを飾ることはないが、その静かな実力が称賛されている。

    そのドライバーはアイザック・ハジャーで、今年のF1ルーキーの中で6人のうちの1人だが、デビュー当初の苦戦を経て、未だに経験不足を感じさせることは少ない。

    オーストラリアでは、フォーメーションラップでクラッシュしてしまい、涙を流したハジャーは、ルイス・ハミルトンの父親に慰められた。

    「それ以来、彼は素晴らしい形で立ち直り、絶好調です」と、スカイスポーツのジェイミー・チャドウィックは分析した。

    「彼は静かに仕事をこなしてきました。ポイントを確実に拾っています」

    「サウジアラビアでは素晴らしいレースを見せてくれました。最初は長いピットストップをしましたが、ポイント圏内にうまく入ることができました」

    「最後はウィリアムズとのバトルになりましたが、ウィリアムズのチームワークが彼を抑えました」

    「レースブルズのためにポイントを獲得したのは見事でした」

    ハジャーは、サウジアラビアGPで10位に入った。彼の今年のベストリザルトは8位だ。

    現在、彼はドライバーズスタンディングで15位に位置しており、カルロス・サインツ、チームメイトのリアム・ローソン、さらにはフェルナンド・アロンソを上回っている。

    バーニー・コリンズは、サウジアラビアで1ポイントしか獲得できなかったことに対して、少しの不満を見せた。

    「ハジャーのラジオを聞いていましたが、あんなに怒っているのは初めてでした。ウィリアムズをどう攻撃するかについて悩んでいる様子が見て取れました」と彼女は指摘した。

    アイザック・ハジャー ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    リアム・ローソンが「避けるべきこと」について語る
    ハジャーのパフォーマンスが注目されるのは、彼が置かれている環境が非常に不安定であるためだ。

    彼のチームメイトはわずか2レースで変更され、角田裕毅がレッドブルに昇格し、リアム・ローソンがレースブルズに加入しました。

    ハジャーは、この3戦でチームメイトのローソンを常に上回っている。

    元F1レース戦略家のコリンズは、サウジアラビアGPで12位だったローソンについて、「リカバリードライブだった」と評価した。

    「ローソンは、精神的に最良の状態ではないと推測されますが、ゆっくりと再建していかなければならないでしょう」と彼女は述べました。

    ローソンはサウジアラビアGPで10秒のタイムペナルティを科され、フィニッシュラインを越えた後に1つ順位を下げた。

    スチュワードは、彼がオーバーテイクの際にアルピーヌのジャック・ドゥーハンを追い越すためにトラックを外れたと判断した。

    だが、チャドウィックはこれに関して「こういったことは、ローソンが避けるべきことです」と語った。

  • 角田裕毅の“大きな前進”以上にアイザック・ハジャー絶賛のレッドブルF1首脳

    角田裕毅の“大きな前進”以上にアイザック・ハジャー絶賛のレッドブルF1首脳

    角田裕毅はレッドブルでマックス・フェルスタッペンと並んで健闘しているが、ヘルムート・マルコはもう一人の若手ドライバーを特に称賛している。

    オーストラリアと中国での開幕2戦後、マルコとチーム代表のクリスチャン・ホーナーがリアム・ローソンの実力が十分でないと判断したことで、角田裕毅はレッドブルで待望のチャンスを驚くべき形で与えられた。

    レッドブルがセルジオ・ペレスとの関係を断った後、12月に角田裕毅より先に昇格したローソンはレーシングブルズに降格され、日本人ドライバーは突然マックス・フェルスタッペンのチームメイトというホットシートに押し上げられた。

    角田裕毅は、ホームの日本でのトリッキーな開幕戦(12位)に続き、翌週のバーレーンでは予選10位から9位でフィニッシュし、2番手ドライバーとして今季初のポイントを獲得した。

    先週末、サウジアラビアで開催された3連戦最終戦では、ジェッダ・コーニッシュ・サーキットのオープニングラップでアルピーヌのピエール・ガスリーと衝突し、両者ともリタイアを余儀なくされた。

    Speedweekのコラムで、昇格後、息つく暇もない3戦を終え角田裕毅についてヘルムート・マルコは「彼のスピードは正確だし、アプローチも正しい」と評価。

    「予選で勝負になると、マックスにタイム差をつけられるが、その差は通常コンマ2~3秒秒程度だ。角田は自分の走り方を貫いている」

    「サウジアラビアGPの1周目でガスリーとクラッシュしたような事故は、起こり得るものだ。我々の計算では、彼は6位でフィニッシュできたはずだ。それまでは、2台目のマシンがトップ10に近づけることはほとんどなかったため、これは大きな前進だ」

    角田裕毅 F1 レッドブル

    しかし、マルコが感銘を受けたのは、角田裕毅のレーシングブルズの元チームメイトであるアイザック・ハジャーだ。

    ハジャーは、シーズン開幕戦オーストラリアGPのフォーメーションラップでクラッシュし、ルーキーシーズンは簡単に崩壊する可能性があった。

    しかし、このフランスとアルジェリアの国籍を持つ若手ドライバーは、その事故を乗り越え、特に予選で素晴らしいパフォーマンスを発揮し、中国と日本では7番手からスタートして平均10位のグリッドを獲得した。

    20歳のハジャールは、鈴鹿で8位、そして最近ではサウジアラビアで10位でフィニッシュしている。。

    「私の見解では、ハジャーは世界選手権のこの最初の段階で、最も注目すべきドライバーだ」とマルコは評価。

    「このパリ出身の若手ドライバーは、ほとんどのサーキットを知らなかったにもかかわらず、スタートから常に速く、オーストラリアでのミスを除けば、ほとんどミスを犯していにあ」

    「アイザックは、多くのF1ルーキーが苦労する部分を、レースで達成している。タイヤをうまくマネジメントしながら、一貫して良いラップタイムを記録している。しかも、それを比較的落ち着いて行っている」

    レーシングブルズに復帰したローソンについては、81歳のマルコは「順調だ」と評価し、ジェッダでは「アイザックよりも少し速かった」とペースを上げており、「チームに溶け込んできた」と結論付けた。

  • アイザック・ハジャー 「ローソンは角田裕毅と同じように僕を追い込んでいる」

    アイザック・ハジャー 「ローソンは角田裕毅と同じように僕を追い込んでいる」

    アイザック・ハジャーは、レーシングブルズF1のチームメイトであるリアム・ローソンが、レッドブルからの降格後、チームにスムーズに適応しており、かつてのチームメイトの角田裕毅と同じように自身にプレッシャーをかける存在だと語った。

    リアム・ローソンは先週末のサウジアラビアGPで、Q1で0.010秒、Q2で0.227秒の差をつけて、ルーキーのハジャーを初めて上回った。

    最終的に、リアム・ローソンは11位でレースを終えたが、ハジャーからわずか1.4秒差だった。しかし、2コーナーでジャック・ドゥーハンをコース外でオーバーテイクしたとして10秒のペナルティを課せられ、最終順位はフェルナンド・アロンソの後方に後退した。

    アイザック・ハジャーは、ローソンについて「今週末、彼は本当に、本当に速かった」と語った。

    「予選では、マシンを最大限に活用した。彼は間違いなく強くなってきてる。僕の前のチームメイトである角田裕毅と同じように、僕を追い込んでいるよ」

    ローソンは、ほとんどのドライバーと同じ戦略、つまりミディアムタイヤで最初のスティント、ハードタイヤで2番目のスティントという戦略を採用したが、それは成功しなかった。

    ローソンは序盤は12位だったが、アロンソをオーバーテイクし、ピットストップ後はガブリエル・ボルトレト、ドゥーハン、そして物議を醸したエステバン・オコン、ランス・ストロールを次々と抜き去ったが、結局、1周目とほぼ同じ順位でハジャーのすぐ後ろでレースを終えた。

    「残念ながら、今日の僕の戦略はうまくいかなかった。レースは、マシンをオーバーテイクすることに終始した」とローソンは嘆いた。

    「レース終盤は、フェルナンドとの差を 10 秒に縮めようと全力を尽くしたけど、結局ポイントを獲得することはできなかった。今日は、残念ながら悪い結果になってしまった」

    リアム・ローソン F1 ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    だが、レッドブルでの2回のグランプリで苦戦したローソンは、ハジャーの分析を裏付けるように、レーシングブルズではスピードに慣れたと語った。

    「これは今までで一番速かったと思うけど、残念ながらそれだけでは足りなかった」とローソンは語った。完全にチームに馴染んだかどうか尋ねられると「そう思うよ。昨日は明らかにトップチームほどのスピードはなかったから、マイアミに向けて改善に努める」

    一方、ハジャーは、ハードとミディアムタイヤの代替戦略で 10 位を確保し、自分のレースを「完璧」と評価した。

    だが、より新しいソフトタイヤを履いてたにもかかわらず、レースの最後の 10 周を カルロス・サインツと アレックス・アルボンの後ろでスタックして過ごしたことに不満が残した。

    「完璧なレースだったけど、1 ポイントしか獲得できなかったのはちょっと…厳しいね」と 20 歳のハジャーは語った。

    「ピットストップ後に 2 台の ウィリアムズが自分の前にいることを知ったとき、もう…終わりだと思ったよ」

    シーズン開幕戦のオーストラリアでスタート前にクラッシュしてリタイアしたにもかかわらず、立ち直った理由について、ハジャーはこう説明してる。

    「レースへの愛だよ。僕はレースが大好きで、それに全力を尽くしてるんだ」

    「だからこそ、メルボルンのような厳しい状況でも落ち込むことはない。僕は運転するのが大好きだし、ベストを尽くすのが大好きだからね」