カテゴリー: アイザック・ハジャー

  • アイザック・ハジャー Sky Sports F1出演直前にファンと一触即発

    アイザック・ハジャー Sky Sports F1出演直前にファンと一触即発

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、F1モナコGP週末にSky Sports F1のインタビューを受ける直前、ファンと緊張状態に陥っていたことが明らかになった。

    フランスとアルジェリアにルーツを持つルーキーのハジャーは、モンテカルロで今季自己最高の6位フィニッシュを果たし、マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリ、フェラーリのシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトン、レッドブルのマックス・フェルスタッペンに続く順位でゴールした。

    この結果は、予選6番手を記録した後、ハミルトンがフェルスタッペンを妨害したことでペナルティを受け、ハジャーが1つポジションを上げたことで確定したものだった。

    予選後のメディア対応を終えたハジャーは、Sky Sports F1のサイモン・レイズンビー、ジェンソン・バトン、ナオミ・シフが待つテレビクルーの元へと向かっていた。

    しかしその直前、ハジャーは現場で1人のファンと口論する様子が目撃された。

    映像には、ハジャーがその男性ファンに怒りの表情を向ける場面が映されており、その後ドライバーはモナコ港にあるレッドブルのホスピタリティユニットへと続く橋の方向にその人物を追って歩き出す姿が確認されている。

    カメラはその後すぐに画面を切り替えたが、ハジャーは数秒後にSky Sports F1のクルーと共に画面に登場し、インタビューが始まると依然として険しい表情を浮かべていた。

    この件について、関係者の証言によると、事の発端はハジャーがメディアペンを出た直後、ファンが写真を求めた際の「誤解」によるものだったという。

    そのファンはその後、ハジャーに対して無礼な発言をし、両者の間で短い口論が交わされた後、それぞれがその場を離れたとされている。

    アイザック・ハジャー ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    この出来事は、ちょうど1週間前にレッドブル・レーシングの角田裕毅が、エミリア・ロマーニャGPでアルピーヌのフランコ・コラピントと接触した後に、ネット上で差別的な言葉を含む誹謗中傷の標的となった件に続くものである。

    FP1中、ヴィルヌーヴシケインでコラピントに進路を妨害された角田は、怒りを表すジェスチャーを見せており、それがきっかけでネット上で激しい非難を受けた。

    この一件に対しては、アルピーヌF1チームやFIA会長であるモハメド・ビン・スライエムも声明を出し、角田への誹謗中傷を非難している。

    イモラでメディアに対応した際、角田とコラピントの両者は「冷静さを保つよう」呼びかけていた。

    さらにコラピントはモナコでも同様の姿勢を示し、「攻撃的なコメントをするユーザーはブロックする」と明言した。

    「F2時代からSNSではたくさんの批判を受けてきた」と語るコラピントは、「僕たちはアスリートとして、自分でコントロールできる部分に集中すべきだ」と述べた。

    「人が他人をどのように扱うかは、自分の手では変えられない。でも、僕自身のファンを含め、一定の線を越えた人々に対しては、できる限りブロックしている。まだ取り組み途中ではあるけどね」

    「中には過剰反応する人もいるし、ものすごく情熱的な人たちもいる。でも、時にその情熱は攻撃的な形で表れてしまう。そういう現実がある」

    「僕の側としては、ベストを尽くすしかない。多くの人がヘイトを受けているし、僕もそうだった。だからこそ、そういったことはレース中には頭から排除して、運転に集中するようにしている」

  • アイザック・ハジャー F1モナコGP決勝「戦略が完璧に遂行された」

    アイザック・ハジャー F1モナコGP決勝「戦略が完璧に遂行された」

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、モナコGPで自身とチームメイトのリアム・ローソンがともにポイント圏内でフィニッシュしたことについて、「戦略が完璧に遂行された」と振り返った。

    ハジャーは今季自己最高の5番グリッドから決勝をスタートし、ローソンはそこから数列後方の9番グリッドにつけていた。

    レースではすべてのドライバーに2度のピットストップが義務付けられていたが、レーシングブルズはローソンに「隊列をスローに保つ役割」を与え、その間にハジャーが2度のピットストップを行いながらも最小限のポジションロスで済むような戦略を実行した。

    「自分にとっては完璧な週末だった」とハジャーは語り、最終的にルイス・ハミルトンにポジションを譲って6位でフィニッシュした。

    「正直に言うと、昨日の方がすごく楽しかった。今日のレースよりもね。でも、それでも完璧に遂行されたレースだったと思う」

    「リアムにはすごく助けられた。素晴らしいチームワークだったし、彼が僕を助けてくれただけじゃなく、彼自身もポイントを取れたから本当に嬉しい」

    FP2でバリアに2度接触し、FP3ではペースに苦しむなど、週末を通じて順風満帆だったわけではないハジャーだが、日曜日には見事に巻き返した。

    「正直、金曜のあとで自信はかなり低かった。FP3は本当に苦しかった」とハジャーは振り返る。

    「クルマに対してあまり自信が持てなかったし、にもかかわらず短時間で状況を大きく変えることができた。それは素晴らしいチームの努力の賜物だと思うから、チームの仲間たちを本当に誇りに思う」

    モナコGP F1 アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)チームプレイに徹したローソンが今季初ポイントを獲得

    一方のローソンもチームプレイに徹しながら今季初ポイントを獲得。自身F1キャリア最高の8位でフィニッシュし、チーム代表のローラン・メキースも結果に満足感を示した。

    このダブル入賞により、レーシングブルズはコンストラクターズランキングでアストンマーティンを上回り、7位へ浮上した。

    「勘違いしてほしくないのは、この週末は決して楽ではなかったということだ」とメキースは語った。

    「思い出してほしい。我々はプラクティスセッションでトップにいたわけではなかった。ステップ・バイ・ステップで進んできた。FP1とFP2で唯一の優先事項は、可能な限り多くの周回を重ねることだったんだ」

    「フリー走行では壁に接触する場面もいくつかあった。何もかもが簡単だったわけじゃない。でも少しずつすべてが噛み合ってきた。チームはアイザックとリアムの才能を最大限に引き出すために本当に素晴らしい仕事をしてくれた」

  • レッドブルF1 マルコが明言「ハジャーは角田裕毅の理想的な後任候補」

    レッドブルF1 マルコが明言「ハジャーは角田裕毅の理想的な後任候補」

    アイザック・ハジャーは「間違いなく」マックス・フェルスタッペンの次なるチームメイト候補であり、「角田裕毅に代わる“理想的な後任”になり得る」――そう語るのは、レッドブルの重鎮アドバイザーであるヘルムート・マルコだ。

    2025年にレーシングブルズからF1デビューを果たした20歳のハジャーについて、マルコはシーズンを通じて高く評価しており、その才能に惜しみない称賛を送ってきた。

    一方で、角田裕毅がこの12カ月でリアム・ローソンやセルジオ・ペレスよりもフェルスタッペンに近いパフォーマンスを見せていることを認めつつも、マルコは次第に角田裕毅のミスに厳しい視線を向けている。

    「角田は相変わらず頑固で感情的だ。彼はミスをしてはならないことを自覚しており、それが最も重要な点だ」

    実際、イモラでの激しい横転クラッシュ以降、角田裕毅はスペアパーツの不足により、フェルスタッペンと同仕様のマシンを使用できていない状況にある。

    一方のハジャーも決して完璧ではない。モナコGPの金曜フリー走行では2度にわたってガードレールに接触し、いずれも激しいクラッシュを喫した。最初の事故後には自らを「愚かだった」と評し、悔しさをあらわにしていた。

    この件についてマルコは、冗談交じりにこう述べている。

    「彼にはガードレールが近すぎたんだろう」

    「自分の知性について話すよりも、レースに集中すべきだ。とはいえ、彼が遅かったわけではない。2度クラッシュはしたが、速さは見せていた」

    マルコは、F1初年度のハジャーのミスには比較的寛容な姿勢を見せている。それに対し、5年目を迎える角田裕毅への評価はやや厳しくなっている印象だ。

    「そう、アイザックは若い。だからこうしたミスは普通のことで、小さなミスに過ぎない。私は以前から彼には本当に驚かされていると言ってきた」

    「オーストラリアでのミスを除けば、シーズン序盤からずっと速かった。マックスと同じように、3周もすればすぐに状況を把握してしまう。たとえ初めてのサーキットでもね」

    「常にQ3に進出し、チャンスがあれば必ずポイントを獲得する。派手さはないが、稲妻のように速い」

    「もう少し経験を積めば、間違いなく理想的な後任候補になれるだろう」

    マルコはそう語り、現在角田裕毅が務めるレッドブル・レーシングのシートに対する強い示唆を残した。

  • アイザック・ハジャー F1モナコGP予選「Q2に進めるかどうかさえ不安だった」

    アイザック・ハジャー F1モナコGP予選「Q2に進めるかどうかさえ不安だった」

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、2025年F1モナコGP予選で6番手を獲得したことについて「自分たちは素晴らしい仕事をした」と語り、「Q2に進めるかどうかさえ不安だった」と正直な心境を明かした。

    F1初年度のハジャーにとって、今回の予選はキャリア最高のグリッド順位となり、すぐ前を走る現ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンとの差はわずか0.2秒あまりだった。

    さらに、予選後にフェラーリのルイス・ハミルトンに科された妨害行為による3グリッド降格ペナルティにより、ハジャーは日曜決勝を5番グリッドからスタートすることが決まった。

    予選に臨むまでの週末は波乱続きで、FP2では2度のクラッシュ、FP3ではペース不足に苦しみ17番手に終わるなど、ハジャーは決して万全の状態ではなかったと語る。

    「予選では素晴らしい仕事ができたと思う」とハジャーはコメント。

    「特に午前中は厳しいフリープラクティスになった。昨日はまだ競争力があったけど、今朝は本当に自信が持てなかったし、かなり苦労した。Q1に入る時点では、正直Q2に進めるかどうかも分からなかった」

    「それでいてP6で終えられたなんて、本当に素晴らしい結果だ」

    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム F1 モナコGP

    一方、レーシングブルズのチームメイトであるリアム・ローソンもQ3進出を果たし、予選9番手に入る好結果を出した。

    今季初ポイントを狙うローソンは、最終アタックがうまくいかなかったことを悔やみつつも、週末を通しての手応えを強調する。

    「週末前の時点ではQ3に入れたら満足だったと思うけど、実際にはマシンはかなり速かった。特にFP2とFP3では非常に良かった」

    「だから予選ではちょっと取りこぼした感がある。最後は渋滞にも巻き込まれてしまったけど、ここはいつもそんな感じだ。少しだけ足りなかった気はするけど、チームにとっては良い予選だった」

    今週末のモナコGPでは、F1史上初の義務2ストップ戦略が採用されることもあり、ローソンはレースでのチャンス拡大に期待している。

    「週末の中で一番重要なパートは終えたと思う。今は良いポジションにいて、マシンも速い。あとは明日に向けてすべてを最適化するだけだ」

  • アイザック・ハジャー F1モナコGP「あの瞬間はもう終わったと思った」

    アイザック・ハジャー F1モナコGP「あの瞬間はもう終わったと思った」

    レーシングブルズのルーキー、アイザック・ハジャーにとって、F1マシンで迎えた初めてのモナコは試練の連続だった。金曜のフリー走行では2度にわたって壁に接触しながらも、FP2でトップ6に食い込む力走を見せ、強烈な存在感を示した。

    チームメイトのリアム・ローソンにごく僅差で続いたハジャーは、セッション中にヌーベルシケインとサン・デボーテで壁に接触。赤旗を引き起こしながらも、修復後には再び走行を再開し、ソフトタイヤでの数周をこなす粘りを見せた。

    「今日は本当に濃密な1日だった」とハジャーは語る。「モナコのフリープラクティスは普段以上に忙しくて、トラフィックも多くて。楽しかったけど、同時にすごく大変だった」

    「壁に触れたり、限界を攻めすぎたりして、FP2ではちょっと怖かったよ。正直、あの瞬間は『もう終わった』と思った。でもなんとかピットに戻ることができた。マシンは戻りたがってなかったけど、無理やり戻して、ソフトタイヤでもう数周走ることができた」

    最後に、懸命に修復作業を行ったメカニックたちへの感謝を述べた。

    「少し余計な仕事を増やしてしまって申し訳ないけど、彼らは本当に優秀で、今日も素晴らしい働きをしてくれた」

    アイザック・ハジャー ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム モナコGP F1

  • アイザック・ハジャー F1モナコGPでアイルトン・セナに敬意を表したヘルメット

    アイザック・ハジャー F1モナコGPでアイルトン・セナに敬意を表したヘルメット

    アイザック・ハジャーは、伝説的なアイルトン・セナに敬意を表した特別仕様のヘルメットを携え、F1モナコGPでデビューを果たす。

    アイルトン・セナの全盛期をリアルタイムで見ることなく、彼の死後に生まれたハジャーだが、このモータースポーツ界の偉大な3度のワールドチャンピオンに対して、モンテカルロで特別な形で敬意を示すつもりだ。

    レーシングブルズの一員であるアイジャック・ハジャーはSNSでこのトリビュートを公開し、「モンテカルロの王に敬意を表す」とコメントした。

    そのヘルメットには、セナの象徴的なデザイン――黄色をベースに緑と青のストライプがあしらわれており、モナコでのセナの偉業へのオマージュが込められている。モナコで記録した6勝と5度のポールポジションに関する要素も取り入れられ、優勝した年(1987年、1989年、1990年、1991年、1992年、1993年)やポールラップタイムなどが記されている。

    F1の舞台に足を踏み入れようとしているハジャーにとって、このヘルメットは単なるデザインではなく、F1の歴史へのリスペクトを示すものだ。そしてそれは、アイルトン・セナが世代を超えて多くのドライバーに今なお多大な影響を与えていることの証でもある。伝統と感動が交差するF1モナコGP、その週末に加わるもうひとつの特別な物語に注目が集まる。

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  • アイザック・ハジャー F1イモラで痛感「最大の課題はスタート」

    アイザック・ハジャー F1イモラで痛感「最大の課題はスタート」

    アイザック・ハジャーは、F1エミリア・ロマーニャGPで自身のレース運びが「ほぼ完璧だった」としながらも、唯一フラストレーションを感じた点として「スタート」を挙げ、改善すべき明確な課題として認識していることを明かした。

    レーシングブルズ所属のルーキー、ハジャーはイモラで9位フィニッシュを果たし、貴重な2ポイントを獲得。しかし週末のスタートは決して順調ではなく、プラクティスではスピンを喫してバリアに接触し、そのままグラベルに乗り上げてストップしてしまった。

    それでも予選ではQ3進出を果たし、ミスこそあったものの巻き返しに成功。しかし決勝レースでも、完璧とは言えない展開が待っていた。

    日曜の決勝でハジャーは一時、上位グループを走行。

    「またしてもスタートが難しかった。そこは自分たちの取り組むべきポイントで、それが一番大事な課題だ。その他は完璧だった」とハジャーは語った。

    「タイヤマネジメントはこれ以上ないというほど上手くいったし、ペースも強力だった。ただし、ミディアムタイヤでのウィリアムズほど速くはなかったので、そこには改善の余地がある。とはいえ戦略は完璧だったので満足している」

    スタート直後に2つポジションを落としたものの、好戦略のおかげで挽回。一時は6位まで浮上してみせた。優勝したマックス・フェルスタッペンと同様、ハジャーもバーチャルセーフティカー(VSC)中に1回目のピット、さらにセーフティカー中に2回目のピットを行い、最大限にチャンスを活かした。

    「今日のレース内容には満足している。ただ、やっぱりスタートにはフラストレーションを感じている。今の自分にとっての課題で、これまでもずっと苦労している部分だから。とはいえ学ぶ機会でもあるし、それ以外の内容にはすごく満足している」

    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム F1 エミリア・ロマーニャGPローソンは厳しいレースとなり、順位を落としてフィニッシュした。

    一方、チームメイトのリアム・ローソンは厳しいレース展開を強いられ、下位でのフィニッシュに終わった。後方スタートだったローソンは、VSCよりも前にピットインせざるを得ず、その後のセーフティカーのタイミングでも有効なタイヤ選択ができず、かなり摩耗したハードタイヤで14位フィニッシュとなった。

    「チームの皆には申し訳ない気持ち。VSCとセーフティカーに完全にやられてしまった。そこが順位を下げた最大の要因で、厳しい週末だった」とローソンは語る。

    「正直、運なんて信じたくないけど、最近は本当にツイてない。でも昨日も言った通り、全力で努力を続けて、運が巡ってくることを願うだけだ」

    ローソンは今季ここまで全戦出場していながら、未だノーポイントの3人のうちの1人で、他の2人はフェルナンド・アロンソとガブリエル・ボルトレト。対してハジャーは合計7ポイントを獲得しており、現在ドライバーズランキング14位につけている。

  • 角田裕毅に忍び寄るハジャーの影 元F1王者「今こそ危機感を持つべき」

    角田裕毅に忍び寄るハジャーの影 元F1王者「今こそ危機感を持つべき」

    ジャック・ヴィルヌーヴは、アイザック・ハジャーがルーキーシーズンで印象的な走りを続けていることを踏まえ、「もし自分が角田裕毅の立場だったら、将来について“心配になるだろう”」と語った。

    角田裕毅は、2025年シーズン開幕からわずか3戦目でマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブル・レーシングに昇格。開幕戦から不調が続いていたリアム・ローソンとシートを交代する形で昇格を果たした。

    25歳の角田は、バーレーンとマイアミでポイントを獲得し、Q3進出も果たすなどローソンよりは好成績を収めているが、それでも依然としてフェルスタッペンには大きく後れを取っている。

    一方、F1初戦となったオーストラリアGPのフォーメーションラップでクラッシュを喫したアイザック・ハジャーは、その後のレースで素晴らしいパフォーマンスを披露。レッドブルの姉妹チームであるレーシングブルズの一員として、すでに7ポイントを獲得し、より経験豊富なローソンを上回る走りでチームをけん引している。

    角田裕毅 F1 レッドブル

    ハジャーがレッドブル本隊のドアを叩く日は近いのか?
    1997年F1ワールドチャンピオンのヴィルヌーヴは、スカイスポーツF1に次のように語った。

    「とても感心しているよ。メルボルンでの出来事は、精神的にかなりきついものになってもおかしくなかった。でも彼は動じず、立ち上がって前に進んだ」

    「次のレースでも引きずることはなく、チームとしっかりやれているように見える。マシンのことを理解していて、自分が良い走りをできるような状態に持っていけている」

    「彼はあのマシンの実力以上の走りをしているように見える。なぜかって? 彼にとってちょっとだけ快適になるようなセットアップに持ち込めているからだ。だからこそ、アグレッシブな走りができる。もし私が角田だったら、今ごろ心配になっていると思う」

    レッドブルのシートを意味しているのかと問われたヴィルヌーヴは、こう続けた。

    「角田がそこにいるのはホンダのおかげだということを思い出すべきだよ」

    「昨年、レッドブルは彼を本隊に昇格させなかった。なぜなら、彼を望んでいなかったからだ。ローソンが力不足だったから仕方なくそうした」

    「彼らはハジャーのことを“若すぎる”、“まだ準備ができていない”、“潰してしまうかもしれない”と心配していた。でも、今の彼を見れば、もう準備ができていることを証明しているように見える」

    エミリア・ロマーニャGP決勝では、角田裕毅が10位でフィニッシュして1ポイントを獲得した一方、ハジャーはさらに上回る9位入賞を果たし、再び評価を高める結果となった。

  • アイザック・ハジャー F1エミリア・ロマーニャGP「セーフティカーは残念だった」

    アイザック・ハジャー F1エミリア・ロマーニャGP「セーフティカーは残念だった」

    レーシングブルズのルーキー、アイザック・ハジャーがF1エミリア・ロマーニャGPで見事9位入賞を果たし、チームに貴重な2ポイントをもたらした。スタート直後に順位を落としながらも、巧みなタイヤマネジメントと安定したレース運びで順位を回復し、ルーキーとは思えない走りを披露した。

    「ここイモラでの週末はとても良かったし、自分のパフォーマンスにも満足している」とハジャーは語った。

    「レース序盤のスタートで2つ順位を落としてしまったのは痛かったが、改善すべきポイントとして受け止めている。全体としてペースは良かったし、タイヤマネジメントについてはチームと一緒に素晴らしい仕事ができたと思う」

    中盤には7位まで浮上し、上位フィニッシュが視野に入っていたが、終盤のセーフティカー導入により状況が一変した。「レースのある時点では7番手を走っていて、これは持ち帰れるかもしれないと思っていた。でも、セーフティカーが出たのは残念だった。何か他の選択肢があったかどうか、チームと一緒に見直していくつもりだ」と語りつつ、「ポイントが取れたのはうれしいし、チームの仕事に誇りを感じている」と締めくくった。

    また、次戦モナコに向けては「ルーキーとしてモナコで走るのは印象的で、間違いなく難しい挑戦になる。でも、初めてF1マシンであの街を走れるのが本当に楽しみ」と期待を語った。

    アイザック・ハジャー エミリア・ロマーニャGP F1 ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    メキース代表「DRSトレインに阻まれたが、確かな進歩」
    レーシングブルズのチーム代表ローラン・メキースも、ハジャーの成長を高く評価するとともに、チームとしての前進を実感している。

    「ヨーロッパに戻ってのレース、しかもファエンツァに近い我々の“ホーム”で戦えるというのは、チームにとって特別な意味を持つ週末だった。両拠点のスタッフが協力して開発したアップグレードを実戦で試すことができ、実際にその成果がパフォーマンスに表れたのは非常に心強い」

    「アイザックにとってはF1でのイモラ初挑戦だったが、非常に成熟した走りを見せてくれた。予選・決勝を通して安定しており、特に決勝ではほぼ理想的なワンストップ戦略を成立させた」

    一方で、戦略上の判断が難しかった場面についても触れた。「1回目のセーフティカーは我々にとって有利に働いたが、2回目では非常に悩ましい選択を迫られた。新品タイヤへの交換も視野に入れたが、結果としてステイアウトを選択。しかし、その後はサインツやラッセルの後方でDRSトレインに巻き込まれ、持ち前のペースを発揮しきるのが難しくなってしまった。それでも9位フィニッシュと2ポイント獲得は、我々の進化を裏付ける結果だ」

    「モナコはまったく異なるタイプのコースだが、今回のイモラで得た教訓――特に予選に向けたセットアップとドライバーの集中力――は必ず活きてくる。我々は一歩ずつ、確実に前進している」

  • アイザック・ハジャー F1エミリア・ロマーニャGP「P5は十分狙えた」

    アイザック・ハジャー F1エミリア・ロマーニャGP「P5は十分狙えた」

    アイザック・ハジャーがF1エミリア・ロマーニャGP予選で今季2度目となるQ3進出を果たし、レーシングブルズに今週末の好調ぶりを印象づける9番手グリッドをもたらした。FP3から一貫して上位争いに絡んでいたハジャーは、Q2でユーズドタイヤながら5番手タイムを記録。Q3では新品ソフトでさらなる上位を狙ったが、ターン3でのわずかなミスによりタイムを伸ばせず、自己ベストの更新は叶わなかった。

    「今日の予選は最後の1周まではすごく順調だった。ターン3でなぜあんな風にクルマを失ったのか、自分でもよく分からない。そんなに縁石に乗ったわけでもなかったと思う」

    「新品ソフトが1セット残っていて、クルマのフィーリングも素晴らしかっただけに、最後のプッシュラップを走れなかったのが本当に悔しい。今週末はずっと気持ちよくドライブできていたし、イモラは好きなサーキット。今日はP5も確実に狙えたと思っている」とハジャーは語った。

    決勝に向けては、「ここはオーバーテイクが難しいけど、レースペースは悪くないし、スタートでポジションを上げて、戦略でもうまく攻めていきたい」と意欲を見せた。

    アイザック・ハジャー F1 エミリア・ロマーニャGP ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    一方、チームメイトのリアム・ローソンは赤旗の影響によりQ1で敗退。16番手タイムに終わったが、フランコ・コラピントのペナルティによって15番グリッドからのスタートとなる。

    「最後のラップを走れなかったのは残念だった。赤旗に引っかかってしまって、僕たちの予選はそこで終わった」

    「1回だけの走行で、しかもアウトラップが妥協せざるを得ないものだったから、本来の力を発揮できなかった。再度アタックするチャンスもなかったし、そういうセッションになってしまった」

    「この予選は本当に難しい。マシンを限界まで攻める必要があるけれど、このコースにはランオフがほとんどなく、ちょっとでもオーバーすると代償が大きい。今日の角田裕毅のクラッシュがそのことを物語っている。彼が無事で本当に良かった」

    「このサーキットはすごくエキサイティングで、僕たちドライバーにとっては本当に心拍数が上がるような走行体験になる。ただ、オーバーテイクが難しいから、明日のレースは妥協を強いられるものになりそうだ。単純な戦略ではうまくいかないと思うけど、何かを起こせるように頑張ってみる。厳しいレースになるのは間違いないけどね」と話した。

    予選後、レーシングブルズのチーフ・テクニカル・オフィサーであるティム・ゴスは、全体のパフォーマンスに手応えを語った。

    「今日の予選セッションでは、多くのポジティブな要素が得られたが、最終的には本来得られるはずだったものをすべて得られたわけではないという印象だ」

    「Q1では両ドライバーが最初のランで堅実な走りを見せてくれたが、不運にもアルピーヌのクラッシュによって2回目のアタックができなくなってしまった。これにより、ポジションを固めるチャンスを失ってしまった」

    「アイザックはQ2へと進出し、リアムは惜しくも突破ならずという結果になった。マシンの強さはその後のアイザックの走りで証明され、Q3進出を果たすとともに、最後のアタックではターン1のシーケンスでわずかなミスがあり、ラップを中断せざるを得なかった。それでもユーズドタイヤで出したタイムで9番手につけている」

    「良い点としては、今回投入した空力アップデートがしっかりと機能していること。Q3進出を果たせたこと、5番手が射程圏内にあったこと、そして昨日のFP2で示したレースペースが非常に強力だったことが挙げられる」

    「明日の決勝には、両ドライバーともに前のマシンを追い上げられる自信を持って臨めるはずだ」

    今週末のイモラでは、着実に評価を高めているハジャーの成長と、ローソンの巻き返しに注目が集まる。