カテゴリー: アイザック・ハジャー

  • レッドブルF1、2026年のアイザック・ハジャー昇格をメキシコGP後に発表報道

    レッドブルF1、2026年のアイザック・ハジャー昇格をメキシコGP後に発表報道

    アイザック・ハジャーが、2026年シーズンからレッドブル・レーシングに昇格する可能性が高いと報じられている。『Autosport』によれば、正式な発表は2025年F1メキシコGP後に行われる見通しだ。

    今季レーシングブルズでF1デビューを果たしたハジャーは、開幕戦こそリタイアに終わったものの、以降は安定した走りで評価を急上昇させている。第18戦終了時点でドライバーズランキング9位(39ポイント)につけ、オランダGPでは3位表彰台も獲得。新人ながら存在感を示しており、パドック内でも高い注目を集めている。

    一方で、レッドブル本隊ではセカンドシート問題が依然として解決していない。角田裕毅は第2戦後に昇格したものの、マックス・フェルスタッペンとのパフォーマンス差は大きく、チーム内では厳しい評価が続いている。リアム・ローソンは再びレーシングブルズへ戻され、チームとしては来季以降のドライバー体制を見直す段階に入っている。

    レッドブルの顧問ヘルムート・マルコはアゼルバイジャンGP後に「ハジャーは2026年の契約を結んでいる」と明言しており、昇格発表のタイミングだけが注目されていた。

    「プレッシャーがある時こそベストを出せる」
    ハジャーはシンガポールGPの週末、『RN365』の取材で契約に関する質問を受け、次のように語った。

    「この立場にいるのはいいことだと思う。でも僕のキャリアでは、いつも最終戦まで自分を証明し続けてきたから、こうして少し安心できるのは新しい感覚なんだ」

    「それでもプレッシャーがなくなるわけじゃない。むしろプレッシャーがある時のほうが、自分のベストを発揮できると感じる。残りのレースでも全力で攻めるつもりだし、リスクも恐れずに挑んでいく」

    2025年シンガポールGPではウィリアムズのカルロス・サインツに続く11位でフィニッシュ。惜しくもポイントには届かなかったが、安定したペースでチームに貢献した。

    角田裕毅の立場にさらなる逆風か
    レッドブルのドライバー構成は常に厳しい競争にさらされている。角田裕毅は昇格後も結果を出し切れておらず、チーム内では2025年末での契約終了=F1シート喪失の可能性も取り沙汰されている。さらにジュニア育成ドライバーのアービッド・リンドブラッド(17歳)も2026年以降の候補として急浮上しており、レッドブル内の序列争いは一層激化している。

    ハジャーの昇格発表がメキシコGP後に行われれば、レッドブルは早くも2026年体制を確定させることになる。若きフランス人がフェルスタッペンの隣に座る日が現実のものとなるのも、そう遠くなさそうだ。

    Source: sportskeeda.com

  • 角田裕毅 レッドブルF1での苦戦に「ハジャーの昇格を急ぐな」の声

    角田裕毅 レッドブルF1での苦戦に「ハジャーの昇格を急ぐな」の声

    F1シンガポールGPでポイント圏外の12位に終わった角田裕毅だが、元F1ドライバーのクリスチャン・アルバースは、これを理由にレッドブルの将来が断たれるべきではないと警鐘を鳴らした。

    アルバースは、ルーキーのアイザック・ハジャーがレッドブル昇格候補として急浮上している現状に懸念を示し、「彼はまだマックス・フェルスタッペンの隣で走る準備ができていない」と主張した。

    アルバースはオランダ紙『De Telegraaf』のポッドキャストで、「角田裕毅は確かにシンガポールではうまくいかなかったが、決して過小評価すべきではない」と述べ、「リアム・ローソンやアイザック・ハジャーと互角に戦ってきた。十分に競争力がある」と擁護した。

    アルバース「ハジャーを急がせれば“殺される”」
    アルバースは、ハジャーの才能を認めつつも、レッドブルの昇格方針に苦言を呈した。

    「ハジャーにチャンスを与えるのは理解できるが、レッドブルのやり方は速すぎる。フェルスタッペンの隣に座るドライバーには2〜3年の準備期間が必要だ。そうでなければ“メンタル的に潰される”。これまでにも3人か4人はそうなった」と語った。

    さらに、「セルジオ・ペレスには時間を与えたが、若手にはそれがない。これはマネジメントの問題だ」とも指摘した。

    マルコ「まだ角田に希望を持っている」
    一方、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは『Kleine Zeitung』に対し、「確実なのはフェルスタッペンとハジャーに契約があることだけだ」と語り、座席の行方については「まだ未定」とした。

    そして、「我々はまだ角田に希望を持っている。今季の残りはポイントを継続的に獲得することが目標だ」と述べた。

    角田の評価を急ぐべきではない
    角田裕毅のシンガポールGPでの12位は、結果だけを見れば厳しいが、単発の成績で昇格の可否を判断すべきではない。アルバースが指摘するように、レッドブルの環境は若手にとって極めて過酷であり、ハジャーにとっても時期尚早の可能性が高い。

    マルコの言葉通り、角田が今季残りのレースで安定してポイントを重ねることができれば、2026年のシート争いで再び注目を集める余地は十分にあるだろう。

    Source: PlanetF1

  • レーシングブルズF1代表 アイザック・ハジャーの「謙虚さと学ぶ姿勢」を称賛

    レーシングブルズF1代表 アイザック・ハジャーの「謙虚さと学ぶ姿勢」を称賛

    アラン・パーメインは、アイザック・ハジャーがレース週末における謙虚さと学ぶ姿勢によって際立っていると考えている。

    アゼルバイジャンでの『Sportskeeda』独占インタビューで、レーシングブルズのチーム代表は、アルジェリア系フランス人ルーキーの一貫性と純粋な速さが今季の進歩の鍵だと評価した。

    ハジャーは2025年シーズン、ここまでQ1敗退はわずか2回のみで、すでに39ポイントを獲得。その中にはオランダGPでの表彰台も含まれる。ザントフォールトでは4番グリッドに並び、ランド・ノリスのリタイアによって表彰台争いに加わったが、混乱したウェットコンディションの中で際立つ走りを披露した。ある局面ではマックス・フェルスタッペンと同等のペースを刻み、時にはレッドブルを上回るラップも記録。さらに、ジョージ・ラッセル(メルセデス)やシャルル・ルクレール(フェラーリ)のプレッシャーを退けた。

    パーメインは、ハジャーがシーズンを通じて一貫性と速さを増してきたと強調。助言や提案を素直に受け入れる姿勢を評価し、イギリスとイタリア両拠点のスタッフによるサポートが新人を導く上で重要だったと語った。英国人チーム代表は、16戦を経験してもなお学習段階にあるが、ルーキーとして謙虚で初心者の姿勢を維持していることが大きな強みだと付け加えた。

    週末へのアプローチにおいてハジャーが他と違う点は何かと問われると、パーメインはこう答えた。

    「彼は一貫性を示してきた。もちろん速さもある。それがまず必要なことだ。どんなアプローチを取ろうと、速さがなければ意味がない。アイザックと仕事を始めた非常に早い段階で気づいたのは、彼の学ぼうとする意欲と耳を傾ける姿勢だ。我々はサーキットの現場で強力なエンジニア陣に支えられているが、イギリスやイタリアの拠点にも強いチームがいて、週末を通じて多くのことを分析している。小さなドライビングやセットアップの違いが大きな差を生むのだ」

    「アイザックの良い点のひとつは、助言を受け入れ、人の意見に耳を傾けられることだ。彼は今の時点で自分を専門家だと思っていないし、そうなりたいとも思っていない。自分がルーキーであることを理解していて、16戦を経験した今もまだ学んでいる最中なんだ」

    アイザック・ハジャーを見守るアラン・パーメイン

    パーメイン、ハジャーのザントフォールトでの走りに驚き
    アラン・パーメインは、ザントフォールトでのアイザック・ハジャーの走りがトップ5圏内を容易に維持した点で印象的だったと認めた。レーシングブルズのチーム代表は、ルーキーの予選ペースと決勝での安定感の両方に驚かされたと述べた。彼は、週末はもっと厳しい展開になると予想していたが、表彰台以上に予選と決勝で終始競争力を保ったことが最も際立っていたと振り返った。

    ミッドフィールドチームのルーキーが表彰台を獲得した意味について問われたパーメインはこう答えた。

    「表彰台はもちろん素晴らしかった。ただ、それ以上にP4で予選を終え、決勝でも強力なP4を走り切ったことが大きい。正直に言えば驚いた。嬉しい驚きだった。ザントフォールトでのレースはもっと厳しいものになると予想していたが、彼は見事な走りを見せた。それが彼に自信を与えると思う。表彰台は夢のようなものだが、その週末の本当の強みは予選とレースペースが非常に印象的だったことなんだ」

    アイザック・ハジャーはレーシングブルズで39ポイントを獲得し、シーズンを通じてチームメイトのリアム・ローソンを上回る成績を残している。Q1敗退はわずか2回にとどまり、常に競争力ある位置にグリッドを確保。レーシングブルズは現在72ポイントでコンストラクターズ選手権6位につけており、5位のウィリアムズとは30ポイント差でミッドフィールド争いを繰り広げている。

  • アイザック・ハジャー アロンソの批判に反論「ただ彼が不機嫌なだけ」

    アイザック・ハジャー アロンソの批判に反論「ただ彼が不機嫌なだけ」

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、F1シンガポールGPでの防御についてフェルナンド・アロンソから「不要なリスクを取った」と批判されたことに対し、「クリーンにやった」と反論した。21歳のフランス人ドライバーは、ベテランのアロンソを「不機嫌だ」と切り返した。

    アロンソはマリーナベイ市街地レースでハジャーを2度もオーバーテイクすることになった。

    1回目は3周目、ヘアピンでインに飛び込み8番手に浮上。2回目は37周目で、ハジャーがエンジントラブルの疑いを抱えており、ターン3の立ち上がりで加速が鈍っていた場面だった。

    その時、ハジャーは依然として粘り強くポジションを守っていたが、アロンソは無線で「ヒーロー・オブ・ザ・レース」と皮肉を飛ばし、不満をあらわにした。アロンソは数周のあいだハジャーの後ろに捕まり、およそ5秒を失ったとみられる。

    レース後、メディアの前に立ったハジャーは、自らの走りを正当化した。

    「僕は彼をコース外に押し出したわけじゃない。クリーンにやったよ」とハジャーは語った。「彼がそのバトルを楽しめなかったなら、それはただの不機嫌ってだけだ。僕にはどうしようもない」

    ハジャーが指摘するように、オーバーテイクの際に接触はなく、レーシングブルズのマシンはエンジンの問題を抱えながらもラインを守っていた。21歳の新人は、ベテラン相手にもひるまずにレースを戦い抜いた格好だ。

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) F1シンガポールGP

    一方で、アロンソはレース後に語調をやや和らげながらも、ハジャーへの批判を改めなかった。

    「彼はエンジンに少し問題を抱えていたようだ。ストレートで遅かった」と44歳のアロンソは語った。「時には、どのバトルで戦うべきか、どのバトルで戦わないべきかを判断する必要がある。おそらくレースの最終結果にとって、間違いなくお互いに良くなかった。特に彼にとってはね」

    「だから、ちょっと不要なリスクだったと思う。でもここはシンガポールだし、戦うのが難しいコースだから、彼がベストを尽くしたのは理解できる。でも確かに僕たちはタイムを失ったよ」

    さらにハジャーがアロンソを「不機嫌」と評したことを伝えられると、アロンソは次のように答えた。

    「時速300kmの動きの中では、少しギリギリな場面もあったけど、誰もが自分のやり方でレースをするものだし、接触があったわけでもない。だから問題ない」とアロンソは述べた。「彼らはとても速いクルマを持っているけど、ポイントはあまり持っていない。だから、それは彼ら自身の問題だ」

    しかし、実際にはレーシングブルズはアストンマーティンよりも多くのポイントを獲得している。両チームはコンストラクターズランキングでそれぞれ6位と7位に位置し、レーシングブルズが72ポイント、アストンマーティンが68ポイント。個人でもハジャーは39ポイントを挙げており、アロンソの36ポイントを上回っている。

    エンジントラブルを抱えながらも、ハジャーは冷静かつ強気な防御でF1のベテランと渡り合った。経験豊富なアロンソの批判に対しても一歩も引かず、自らの走りを貫いた姿勢は、若手としての存在感を一層際立たせる結果となった。

  • アイザック・ハジャー F1シンガポールGP予選8位「平均的な結果に終わった」

    アイザック・ハジャー F1シンガポールGP予選8位「平均的な結果に終わった」

    アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は、シンガポールGP予選でチーム初のQ3進出を果たしたものの、最終ラップを悔やむ結果となった。マリーナベイ市街地コースでの初挑戦ながら堂々のトップ10入りを果たしたが、「もっと上を狙えた」と率直に振り返っている。

    ハジャーはQ3に向けて新品タイヤを2セット温存する理想的な戦略を採ったが、最後のアタックでタイムを伸ばしきれなかったという。

    「トップチームと同じようにQ3で新品タイヤを2セット残せたのは初めてだった。だからこそ、最後のラップを完璧にまとめられなかったのが本当に残念だ。ラップ途中まではすごく良くて、“今日は何か特別なことができるかも”と思っていた。でも結局は平均的な結果に終わってしまった。少し悔しい」とハジャーは語った。

    明日の決勝については冷静に見つめている。

    「もちろんチャンスはあるけど、同時に難しいとも思う。前にいるマシンはすごく速いし、ここではオーバーテイクが簡単じゃない。もう一度あのラップをやり直せたら…って思うけど、仕方ないね」と締めくくった。

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) F1シンガポールGP 予選

    さらに、ハジャーは、レーシングブルズのプレスリリースでも同じように悔しさを露わにした。

    「今日は本当にフラストレーションの残る一日だった。再びQ3まで進めたのは良かったけれど、同時にあったはずのポテンシャルを無駄にしてしまった。今回は初めて、ソフトタイヤの新品を2セット温存した状態でQ3に進めたんだ。最後のアタックでは特別なラップになる感触があったから本気で攻めたけど、ターン8でミスをしてしまった。マシンは本当に良かっただけに、自分自身に腹が立つよ」とハジャーはコメント。

    「明日は8番グリッドからのスタートだけど、残念ながらダーティサイドだ。前にはとても速いマシンが並んでいるし、このサーキットではオーバーテイクも簡単じゃない。でも僕たちは全力で戦って、ポイントを持ち帰れるように頑張るよ」

  • アイザック・ハジャー F1シンガポールGP初日2番手も「見た目ほど速くない」

    アイザック・ハジャー F1シンガポールGP初日2番手も「見た目ほど速くない」

    アイザック・ハジャーは、F1シンガポールGP金曜フリー走行で2番手タイムを記録した後も、自身の速さを控えめに評価し「僕たちは見た目ほど速くはない」と強調した。

    レッドブルの姉妹チームであるレーシングブルズは、直近の好調な流れを受けてシンガポールに乗り込んだ。ハジャーはオランダGPでF1初表彰台を獲得し、続くアゼルバイジャンGPではチームがダブル入賞を果たしている。

    マリーナベイ・ストリート・サーキットでの初走行となった金曜フリー走行1回目で7番手につけたハジャーは、2回目ではさらに順位を上げ、首位オスカー・ピアストリ(マクラーレン)からわずか0.132秒差の2番手に食い込んだ。

    セッション後に結果について聞かれたハジャーは次のように答えた。

    「うん、クルマはよく走っている。ここは初めてだけど、このサーキットでは快適に感じていて、すごく気に入っている。でも正直なところ、僕たちは見た目ほど速くはないんだ」

    「まだ勝負には絡んでいるけど、アストンマーティンの方が速いと思う。僕たちがラップタイムを出したのはセッションのかなり遅い段階だったし、最初のプッシュラップでタイヤをうまく作動させられていない。だからまだやるべきことが残っている」

    アイザック・ハジャー F1シンガポールGP ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    フリー走行2回目は混乱の多い展開となり、ジョージ・ラッセルとチームメイトのリアム・ローソンのアクシデントによる2度の赤旗、さらにシャルル・ルクレールとランド・ノリスのピットレーン接触が発生し、走行時間は大幅に制限された。

    この状況でセッションをどう感じたか問われたハジャーはこう答えた。

    「本当に面倒だった。トラフィックが簡単じゃなかったし、ラップに入るたびに少しトラフィックに引っかかった。いいラップに入ったと思ったら赤旗だ。ちょっとフラストレーションが溜まったけど、僕たちは本当によく対処できたと思う」

  • アイザック・ハジャー F1シンガポールGP展望「ここを走ることを夢見てきた」

    アイザック・ハジャー F1シンガポールGP展望「ここを走ることを夢見てきた」

    アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)が2025年F1シンガポールGPを前に高いモチベーションを語った。初めて走るマリーナベイ市街地サーキットを「ずっと夢見てきた場所」と表現し、ナイトレース特有の舞台に胸を躍らせている。

    直近の数戦で見せた強さを継続すべく、チームの努力に感謝を示しながら「Q3進出とポイント獲得を狙う」と自信をのぞかせた。波乱の展開が常に待ち受けるシンガポールで、再び存在感を示せるか注目が集まる。

    「シンガポールは初めてで、ずっとここを走ることを夢見てきた」とアイザック・ハジャーはコメント。

    「とてもいい気分だし、チームがここ数戦で発揮してきたパフォーマンスを維持できるように本当に一生懸命取り組んでくれているのを知っているから、必ずまた素晴らしい結果を目指していく」

    「ここは何が起こっても不思議ではないサーキットのひとつだ。予選がカギになるし、正しい状態に持ち込めれば、またQ3に進出していいポイントを狙えると思う。ナイトレースのライトの下で再びステアリングを握るのが本当に楽しみだ」

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) F1 シンガポールグランプリ

  • ヘルムート・マルコ「2026年がハジャーのレッドブルF1昇格のベストタイミング」

    ヘルムート・マルコ「2026年がハジャーのレッドブルF1昇格のベストタイミング」

    ヘルムート・マルコが、レーシングブルズで活躍するアイザック・ハジャーの2026年レッドブル昇格について、これまでで最も強い示唆を与えた。8月のオランダGPでルーキーとして表彰台を獲得したハジャーは、早くも将来のエース候補と目されている。

    マルコは、2026年に導入される新レギュレーションを「全員がゼロからのスタートになる」と強調し、昇格の最適なタイミングだと明言。角田裕毅の去就が注目される中、レッドブルの来季ラインアップは大きな転換点を迎えようとしている。

    アイザック・ハジャーは、2025年にレーシングブルズで見せた走りによって、現ルーキー世代の中でもっとも印象的な存在の一人となっている。そしてヘルムート・マルコが、来季ハジャーがレッドブルへ移籍する可能性について、これまでで最大の示唆を与えた。

    このフランス人ドライバーのシーズンを象徴するのは、8月のオランダGPでの表彰台だ。彼はメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリに続き、デビューシーズンで表彰台を獲得した2人目のルーキーとなった。

    オランダでの3位入賞以前から、ハジャーはレッドブル昇格の噂が立っており、レッドブルのシニアチームでキャリアをスタートして以降低迷している角田裕毅に結果を求めるプレッシャーが高まっていた。

    マックス・フェルスタッペンは、ハジャーの実力だけでなく、コース外での立ち振る舞いについても評価している。マルコの最新発言を受け、両者が2026年にレッドブルでコンビを組む可能性は一層高まっている。

    ヘルムート・マルコ「2026年がハジャー昇格に最適な時期」
    以前は昇格に懐疑的な姿勢を示していたハジャーだが、最近になって「何が来ても受け入れる準備ができている」と語り、2026年に向けたレッドブル移籍について心境を変えている。

    パドック内から、記者ロナルド・フォルディングはマルコの最新の考えを伝えた。

    「パドック内の人々は、ハジャーが来年フェルスタッペンの隣のシートに昇格する最有力候補であることをはっきりさせている。今日もまた新たなヒントがあった。ハジャー自身がザントフォールトとモンツァで、2026年のレギュレーション変更が昇格にとって最適なタイミングだと語っていたんだ」

    「マルコにも今日尋ねたが、彼も同意した。これらのグラウンドエフェクトカーは非常に特殊であり、来年は異なるドライビングスタイルが必要になる。多くのドライバーがゼロからのスタートを切ることになるため、それは確かに最良の時期だと言っていた。さらに彼は、予定通りメキシコGPまで決定を先延ばしにし、今後のレースを注意深く観察すると付け加えた。だが、すべての兆候がどこへ向かっているのかを明確に示している」

    イギリス人レーシングドライバーのジェイミー・チャドウィックも、角田裕毅のパフォーマンスを踏まえれば、ハジャーの昇格は避けられないと考えている。チャドウィックは、レッドブルはレーシングブルズではなく、トップチームである自チームのラインアップを優先すべきだと主張している。

    ハジャー昇格後、角田裕毅はどうなる?
    もし角田裕毅がレッドブルのシートを失えば、自然な行き先は、彼がキャリアの大半を過ごしてきたファエンツァ拠点のチーム(レーシングブルズ)となるだろう。

    しかし、そこでも競争が待ち構えている。マルコはアービッド・リンドブラッドにフルタイムでのF1デビューを与えたいと考えているからだ。

    もしマルコの思惑通りになれば、25歳の角田裕毅は2026年にF1のシートを失い、他チームでの居場所を見つけられなければグリッドを去ることになる可能性もある。

    その中で現実的な選択肢として残っているのはアルピーヌだ。チームに在籍するフランコ・コラピントの将来が不透明であるためだ。

    しかし、7月にクリスチャン・ホーナーから引き継いでチーム代表となったローラン・メキースは、角田裕毅をレッドブル・ファミリーから離すことに反対している。彼は、才能あるドライバーを早すぎる段階で手放すという前任者の過ちを繰り返したくないと考えている。

  • アイザック・ハジャー F1走行ガイドラインは「読んだが理解していない」

    アイザック・ハジャー F1走行ガイドラインは「読んだが理解していない」

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、F1におけるホイール・トゥ・ホイールの戦いを規定する「走行ガイドライン」を十分に理解していないことを明かした。

    アゼルバイジャンGPの週末にハジャーが語った内容は、近年議論を呼んでいるF1のレース規定のあり方に一石を投じている。

    「正直に言うと、レースしているときはガイドラインのことなんて全く考えていない」とハジャーは語った。

    「自分が正しいと思うこと、そして相手にとって安全なことをしているだけだ。それが今のところうまく機能している」

    少なくとも読んだことはあるのかと問われると、実際にはホイール・トゥ・ホイールの戦いにおける「交戦規定」をよく知らないことを明かした。

    「読んだことはあるが、ルール自体は知らない。誇れることじゃないし誇りにも思っていない」とハジャーはコメント。

    「すべてのシナリオはユニークで、すべてのコーナーもユニークだ。ルールで縛るべきではない」

    ガイドラインが合理的かどうかについて問われると、理解はしているものの、ライバルとのバトル時には考慮していないと述べた。

    「合理的ではあるが、レースはすべて異なる状況であり、一律に当てはめるのは難しい」とハジャーは強調した。

    「僕たちは世界で20人のベストドライバーだと思うし、少なくとも僕に関してはここまで誰ともインシデントを起こしていない」

    アイザック・ハジャー F1

    F1走行ガイドラインへの注目
    F1におけるホイール・トゥ・ホイールの戦いを規定するルールは近年の議論の的となっている。特に2021年のルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンのタイトル争いによって、この議題はさらに前面に押し出された。

    その後、攻撃や防御の際に何が許されるかを明確にするため、一部の走行ガイドラインに変更が加えられてきた。

    しかし、その試みは期待された成果をまだもたらしていない。最近ではウィリアムズのカルロス・サインツが、オランダGPでリアム・ローソンとの接触によりスチュワードから受けたペナルティを覆すことに成功した。

    当初の判定を再検討した結果、ライセンスに加算された2点が取り消されるという決定は、アゼルバイジャンGPの直前にFIAスチュワードから発表された。そしてそのバクーで、サインツはキャリアで最も甘美な瞬間ともいえる、ウィリアムズでの初表彰台を獲得した。

    チーム代表のジェームス・ボウルズは、チーム代表として初めてのF1表彰台を受け、「これは数多くの素晴らしい出来事の始まりにすぎない」と記念すべき瞬間を讃えた。

  • アイザック・ハジャー F1アゼルバイジャンGPで痛恨ミス「自分に腹が立つ」

    アイザック・ハジャー F1アゼルバイジャンGPで痛恨ミス「自分に腹が立つ」

    アイザック・ハジャーはアゼルバイジャンGP決勝で10位に終わり、レッドブル・ファミリーの4人のドライバーの中で最下位となった。自身のミスを悔やみ「腹が立つ」と厳しい自己批判を口にした。

    8番手からスタートしたハジャーは、オープニングラップでランド・ノリス(マクラーレン)をオーバーテイクして好発進を決めた。その直後、オスカー・ピアストリのクラッシュでセーフティカーが導入されたが、4周目終盤のリスタートでもポジションを守り、翌周にはジョージ・ラッセル(メルセデス)と6位を懸けてターン2でバトルを展開した。

    しかし、その周の終盤、ターン16でワイドに膨らむミスを犯し、長いピットストレートでシャルル・ルクレールとノリスに次々と抜かれ9番手に後退。さらにルイス・ハミルトンにも交わされ、最終的に10位に落ちた。

    優勝したマックス・フェルスタッペン、5位に入ったリアム・ローソン、6位で2021年アブダビGP以来となる自己最高位を更新した角田裕毅に対し、ハジャーはレッドブル系4人の中で唯一二桁順位に沈んだ。それでも4人全員がポイントを獲得したのは、2020年ロシアGPでフェルスタッペン、アレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリー、ダニール・クビアト以来の快挙となった。

    レース後、ハジャーはメディアに対して「ミディアムタイヤでは調子が良くて、1周目にランドを抜いたときはすごく良かった。ところが(予選と同じように)縁石でやってしまって、すぐにシャルルとランドに抜かれてしまった。悔しいし、後退した。でもハードタイヤではすごく速くて、前の連中に追いついていった」と語った。

    「ミスがなければ同じ順位で終わっていた可能性もある。レースを変えなかったかもしれないけど、変えられたかもしれない。そこでミスをしたことが腹立たしい。大事な局面で、ああいうミスを自分に許すわけにはいかない」

    「本当に腹が立つのは、予選の最終コーナーで風を考慮しなかったのと同じことを繰り返したこと。レースでもまたやってしまった。だから余計に悔しいんだ」

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) F1 アゼルバイジャンGP

    また、レーシンブブルズのプレスリリースでは、レースを以下のように振り返った。

    「レース前に油圧系の問題があったけど、みんなが素晴らしい仕事をしてくれて、時間内にすべて修復してくれた」とハジャーはコメント。

    「スタートは本当に良かったけど、残念ながら昨日と同じ高くつくミスをしてしまい、2つポジションを失った。ハードタイヤでは素晴らしいペースがあったけど、ミディアムではそうでもなかったので、その理由を理解するために調査が必要だ。とはいえ、この週末から持ち帰れるポジティブな点や学びはたくさんある」

    「リアムは完璧なレースをしたし、チームがダブル入賞を果たしたことを本当にうれしく思う。次のシンガポールを楽しみにしているし、そこでうまくやれる自信がある」