カテゴリー: アイザック・ハジャー

  • アイザック・ハジャー F1カタールGP展望「戦略が勝負を決める」

    アイザック・ハジャー F1カタールGP展望「戦略が勝負を決める」

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)が、2025年F1カタールGPへの展望を語った。

    F1終盤戦を迎え、最終2戦が大好きなナイトレースで行われることに喜びを口にした。特に高速レイアウトのカタールは、彼の得意とするタイプのサーキットでもある。

    「シーズンをナイトレースで締めくくれるなんて最高だ」とハジャーはコメント。

    「カタールはとても高速のサーキットで、走るのが本当に楽しみだ。今週末は義務のピットストップがあるから、戦略がこれまで以上に重要になる。しかもスプリント週末だからポイントを獲るチャンスも増える。ラスベガスで得た学びを活かして、すべてをまとめ上げたい」

    VCARBはコンストラクターズ選手権で熾烈な争いを続けており、ハジャーも新人ながら確実にポイントを持ち帰る走りを求められる。

    ハジャーはラスベガスでも確かな速さを示しており、カタールではさらに上位を狙える可能性が高い。

    アイザック・ハジャー カタールグランプリ

  • アイザック・ハジャー F1ラスベガスGP決勝「今年一番の週末だった」

    アイザック・ハジャー F1ラスベガスGP決勝「今年一番の週末だった」

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、2025年F1ラスベガスGP決勝を6位でフィニッシュし、チームに4ポイントを持ち帰った。

    プラクティスでロングランのデータが得られないまま決勝に臨む難しい週末だったが、ハジャーは安定したペースで走り切り、中団上位の力を証明した。

    決勝では序盤から5番手を走行し、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)の4位を追う場面もあった。しかし後半はシャルル・ルクレールとオスカー・ピアストリに先行を許し、最終順位は6位となった。

    ハジャーはレース後、次のように語った。

    「今日のレースには満足しているし、できることはすべて出し切れたと思う。プラクティスでロングランができなかったこともあって、レースは少し未知な部分があった。スタート前はもっとグレイニングが出ると予想していて、タイヤマネジメントをやや保守的に考えていたけれど、実際はフルプッシュの展開だった。

    チームがこの週末にやってくれた仕事を誇りに思うし、今年で一番いい週末だったと思う。FP1からミスをせず、必要なことを全部こなすことができた。それが4ポイントという形で報われてうれしい。

    残り2戦のカタールとアブダビは、僕たちのマシンにもっと合うサーキットだと思うので、自信を持って臨めるよ」

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム/レーシングブルズ)

    チーム代表のアラン・パーメインはレース後、ハジャーについて次のようにコメントしている。

    「アイザックは素晴らしいレースをして、一切ミスをせずに走り切り、コンストラクターズ選手権において非常に価値のある4ポイントを持ち帰ってくれた。前を走るマシンと争うだけのペースはなかったが、前輪のグレイニングを避けつつ、後方のヒュルケンベルグとのギャップをしっかり管理し続けた」

    ハジャーの安定した走りは、レーシングブルズのポイント獲得とコンストラクターズ争いに大きな貢献をもたらした。

  • アイザック・ハジャー F1ラスベガスGP予選「イエローフラッグで台無し」

    アイザック・ハジャー F1ラスベガスGP予選「イエローフラッグで台無し」

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、雨により非常に難しいコンディションとなったF1ラスベガスGP予選で8番手を獲得した。

    チームはマクラーレンを除けば唯一の“2台Q3進出”を達成し、ハジャー自身も一貫して強い走りを見せたが、Q3の最終アタックではイエローフラッグの影響を受け、期待していた結果を逃したと明かす。

    予選後、ハジャーは「今日の予選では、タイミングも走行順もすべて完璧にこなせたと思う」とセッション振り返った。

    「Q1のウェットからすぐにフィーリングが良くて、その勢いをQ2にも持ち込めた。だからこそP8でフィニッシュするのはとても悔しい。Q3の最後のアタックはすごく速いラップだったし、僕はおそらく最後にスタートしたドライバーだったから、路面の改善がピークに達していた。でも残念ながらイエローフラッグが出て、僕たちには不利に働いた」

    「明日のレースペースがどうなるかは分からない。プラクティスではロングランをしていないからね。だから過去のデータを使って戦略を組み立てて、しっかりポイントを取りにいかないといけない!」

    ハジャーは今季の中でも手応えある走りを続けており、今回のQ3も自己ベストに近い結果。決勝ではポイント獲得を第一目標とする。

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ラスベガスグランプリ

    予選は本当にトリッキーな状況でした。終わった後の気持ちは? 自分に怒っているようにも見えました。

    いや、違うよ。僕たちは最後にシャルルにやられたんだ。彼がワイドになって黄色旗が出て、それで終わりだった。ラップの途中でかなり上がっていて、トップ4を狙える状況だったのに、黄色旗は黄色旗だからね。本当にフラストレーションが溜まるよ。

    明日に向けては8番手からのスタートです。週末を通してマシンは良さそうですが、ポジションを上げられる手応えはありますか?

    あると思う。ここまで週末を通してペースは安定しているし、ウェットでも速かった。もちろん、もう少し前からスタートしたかったから悔しい気持ちはある。でも、まだ悪くない位置だよ。明日は必ず挽回したいね。

  • アイザック・ハジャー F1ラスベガスGP展望「戦えるパッケージとチームがある」

    アイザック・ハジャー F1ラスベガスGP展望「戦えるパッケージとチームがある」

    アイザック・ハジャーは、ブラジルGPでチームが再びポイントを獲得できたことに手応えを感じており、今週末のF1ラスベガスGPに向けて前向きな姿勢を示した。

    「先週のブラジルはチームにとって良い週末で、またポイントを獲得できた。僕たちは素晴らしいペースを持っているので、ラスベガスで初めてステアリングを握るのが本当に楽しみだ」とハジャーはコメント。

    初走行となるラスベガスでは、プラクティスからの適応が重要になるという。

    「リズムに乗るためにも、プラクティスセッションから最大限を引き出すことが大切だと思う。このコースは独特のコンディションで走る、かなり難しいトラックのひとつのようだ」

    ハジャーは、路面や気温など、ラスベガス特有の要素にも言及した。

    「気温がすごく低いことが多いし、スローコーナーがたくさんある。そしてリアウイングはローダウンフォースで走らないといけない。僕たちには戦えるパッケージと戦えるチームがあるので、間違いなく全力を尽くすつもりだ」

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ラスベガスグランプリ

  • 角田裕毅は“構想外”? レッドブルF1マルコ「ハジャーはアイルトン・セナ級」

    角田裕毅は“構想外”? レッドブルF1マルコ「ハジャーはアイルトン・セナ級」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、ついに“崖っぷち”に追い込まれた。

    5年目でつかんだトップチームでのチャンスは22レースで幕を閉じる可能性が高く、ヘルムート・マルコによるアイザック・ハジャーのアイルトン・セナ級評価が、角田裕毅の未来をほぼ決定づけた。

    角田裕毅の来季契約は未確定のまま。残り3戦でランキング17位という厳しい状況に置かれている一方、デビューイヤーのアイザック・ハジャーはレーシングブルズで驚異的なパフォーマンスを見せ、同ポイントのニコ・ヒュルケンベルグと並ぶランキング9位、初年度で表彰台も獲得。レッドブル昇格は“既定路線”とみられている。

    ハジャーを“セナやシューマッハと同類”と評したマルコの衝撃発言
    ヘルムート・マルコはF1公式ポッドキャスト『Beyond the Grid』で、アイザック・ハジャーへの評価を一段と引き上げた。

    マルコは、初めて走るサーキットでも数周で最速ゾーンに到達するハジャーの適応力を称賛し、「これはフェルスタッペンと同じ能力だ」と繰り返してきた。しかし今回、例えのスケールがさらに跳ね上がった。

    「ほとんどのサーキットが初めてにもかかわらず、彼は3周で競争力を発揮する。私はミハエル・シューマッハやアイルトン・セナを間近で見てきたが、彼らも同じだった」

    「50周もテストを必要としない。来て、ブーム、すぐに速いんだ」

    この発言は、アイザック・ハジャーの2026年レッドブル昇格を事実上“宣言”したのと同義だ。これほどの才能をミッドフィールドに長く置いておくはずがない。

    角田裕毅の選択肢は“レーシングブルズ復帰のみ”に収束
    残された可能性は一つ。レーシングブルズへの出戻りである。

    現時点で角田裕毅はレッドブル系ドライバーの中で最下位のポイント数。シーズン序盤の苦戦により、昇格後も完全に流れを掴めずにいる。

    一方で、レーシングブルズ側のシート争いは熾烈だ。
    リアム・ローソンがプレッシャーを受けながらも結果で応える中、F2のアービッド・リンドブラッドの昇格が現実味を帯びている。

    メキースは“角田裕毅切り”に抵抗、若手の早期昇格に慎重姿勢
    報道によれば、レーシングブルズ代表ローラン・メキースは角田裕毅の放出に「苦しんでいる」という。

    個人的な関係以上に、若手を急速にトップカテゴリーへ押し上げるリスクを懸念しているためだ。

    ただし決定権は最終的にヘルムート・マルコとレッドブル本社側にあり、アイザック・ハジャーの評価がここまで高まった以上、潮目を変えるのは容易ではない。

    “発表を遅らせる理由”はレッドブルのコンストラクターズ争い
    記事は、角田裕毅の放出決定が非公表のままなのはコンストラクターズ2位争いのためと指摘する。

    レッドブルは現在メルセデスを32ポイント差で追いかけており、チームは最後まで角田裕毅に全力で走ってもらう必要がある。
    よって決断は下されていても、発表は最終戦アブダビ以降――という見方が強い。

    “セナ級ハジャー”がすべてを動かした
    F1界では若手の一気の台頭がベテランを押し流すことは珍しくないが、アイザック・ハジャーのケースはその極端例といえる。

    ■ セナ/シューマッハ級のサーキット適応
    ■ デビュー年で表彰台
    ■ レッドブルの将来ピースとして確定視

    こうした評価が積み重なり、角田裕毅の未来は急速に狭まっていった。

    角田裕毅 レッドブル F1

    角田裕毅の“運命の3戦”
    残りはラスベガス、カタール、アブダビの3連戦。

    角田裕毅がレッドブル残留を覆す現実的可能性は限りなく小さいが、レーシングブルズへの復帰――そしてF1キャリア継続――を勝ち取るための最後の戦いが始まる。

  • レッドブルF1マルコ、ローソンに辛口採点「ハジャーに勝ったが一貫性がない」

    レッドブルF1マルコ、ローソンに辛口採点「ハジャーに勝ったが一貫性がない」

    レッドブルF1のヘルムート・マルコは、2025年F1サンパウロGPでレーシングブルズのリアム・ローソンとアイザック・ハジャーがともにポイントを獲得したことを評価しつつ、ローソンに対して依然として“懸念が残る”と指摘した。

    ローソンはインテルラゴスで7位フィニッシュし、チームメイトのハジャーをわずか1秒以内で抑えて先着。しかしマルコは自身のSpeedweekコラムで、両者への評価を語る中でローソンの弱点を改めて名指ししている。

    ローソン7位、ハジャー8位 レーシングブルズが“週末最強の中団チーム”に
    レーシングブルズはサンパウロGPでライバル勢を上回る好成績を残し、コンストラクターズ選手権で大量ポイントを獲得。両ドライバーは予選からトップ10入りし、決勝でも揃って入賞した。

    ローソンはこの結果によりドライバーズ選手権14位に浮上。ハジャーもルーキーとして安定感を示した。

    しかし、来季の去就が不透明なローソンにとって重要なのは、チームではなくレッドブル首脳陣、特にマルコを納得させることだ。

    マルコはハジャーを絶賛、一方ローソンには「まだ不安定」
    マルコはコラムで、レーシングブルズ勢を次のように評価した。

    「レーシングブルズにとって強いチーム結果だった。ローソンは7位、ハジャーは8位。2人とも予選からトップ10に入った」

    そのうえで個別評価に触れる。

    「ローソンはレーシングブルズで落ち着きを取り戻したが、彼のパフォーマンスは依然として不安定だ」

    対照的に、ハジャーについては手放しで賞賛した。

    「ハジャーは今季の“発見”だ。ランキング10位よりも上にいるべきだが、4度のPUトラブルに苦しんでいる。マシンさえ機能すれば、常にトップ10争いができる。彼の将来にとって非常に良い兆候だ」

    成績表に見るローソンの課題:ポイント連続獲得が難しい
    ローソンは2025年シーズン序盤、レッドブルでの起用に失敗し3戦でレーシングブルズへ降格。モナコGPでようやく初入賞を挙げたが、ポイント獲得の連続性に欠けている。

    シーズン全体を見ても、連続入賞はベルギーGPとハンガリーGPのわずか2戦のみ。これは中団勢全体に共通する課題ではあるものの、ハジャーが2度も「3戦連続入賞」を記録していることを踏まえると、比較の上で弱点として浮かび上がる。

    さらに、ハジャーは失敗も多いが速さは常に示しており、潜在能力の高さは首脳陣の評価に強く影響している。

    リアム・ローソン レッドブル F1

    2026年シート争い:ローソンは角田裕毅に対しても優位に
    2026年のF1シート争いでまだ去就が決まっていない3名のうち、レーシングブルズ勢はローソンと角田裕毅の2人。今回のサンパウロGPではローソンがポイントを獲得した一方、角田裕毅は最下位で終え、強烈な対照を見せた。

    テッド・クラビッツは「ローソンはおそらく残留するだろう」と予測しているが、レッドブルは最終戦まで判断を保留する見通しだ。

    しかし、ハジャーを評価しながらもローソンに改善を求めるマルコの言葉からは、“首脳陣の心象”にまだ余地があることがうかがえる。

    ローソンはここにきて角田裕毅を再び上回り、チーム内の直接比較でも優位な材料を積み重ねている。

    2026年の最後のレーシングブルズ1枠を争う“ローソン vs 角田裕毅”の構図は、シーズン最終盤に向けてさらに緊張感を増している。

  • レッドブルF1、アイザック・ハジャー昇格“濃厚”に マルコがさりげないヒント

    レッドブルF1、アイザック・ハジャー昇格“濃厚”に マルコがさりげないヒント

    レッドブルF1のシニアアドバイザー、ヘルムート・マルコが、アイザック・ハジャーの将来について“さりげないヒント”を投下した。サンパウロGP後のブログで、今季の安定感を強調し「未来にとって非常に良い兆候だ」と評価したことで、2026年の昇格論がさらに強まっている。

    チームはレッドブルとレーシングブルズの両チームを含む2026年の最終ドライバーラインアップを、アブダビ最終戦前後に発表する見通しだ。

    現在確定しているのはマックス・フェルスタッペンとアイザック・ハジャーのみで、ハジャーの昇格は“事実上の既定路線”との見方も広がっている。

    マルコ、ハジャーを「今季のレベレーション」と絶賛
    マルコはspeedweek.comのブログで、アイザック・ハジャーを「今季のレベレーション(発見)」と表現し、こう記した。

    「ハジャーは私の見解では今季のレベレーションだ。本来なら選手権で10番手よりも上にいるべきだが、彼は4度のエンジントラブルに見舞われた。パリ出身の彼のマシンが問題なく走れば、トップ10入りは確実だ。これは彼の未来にとって非常に良い兆候だ」

    さらに、安定したリザルトが昇格に直結すると示唆するかのように「トップ10が確実なドライバー」であると強調し、評価の高さを裏付けた。

    F2準優勝からF1へ 初年度で予想を超える結果
    アイザック・ハジャーは2024年のF2でタイトル争いを繰り広げ、最終戦でガブリエル・ボルトレトに逆転され2位でシーズンを終えた。だが昇格後のF1では期待以上の結果を出しており、現在はドライバーズ選手権10番手、得点は43ポイント。

    オランダGPでは自身初の表彰台となる3位を獲得し、レーシングブルズ勢の中でも安定感は際立っている。

    2026年の残る枠は角田裕毅とローソンの争いへ
    レッドブルは2026年シーズンの体制に向け、両チームで残る3枠の選定を進めている。広く報じられている通り、ハジャーはフェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブル・レーシングへ昇格する可能性が高い。

    一方、レーシングブルズでは角田裕毅とリアム・ローソンがアービッド・リンドブラッドと組む1シートを争う構図だ。両者の評価は拮抗しており、ブラジルGPでの走りも含め最終戦まで判断が持ち越される見込みである。

    レッドブル・レーシング

    フェルスタッペンのタイトル情勢にもマルコが言及
    マルコはブログでマックス・フェルスタッペンのタイトル争いにも触れた。残り3戦とスプリントを前に、フェルスタッペンは首位ランド・ノリスに49ポイント差をつけられている。

    「ノリスに49ポイント差がある状況で、残りは3つのグランプリとスプリントだ。マックスのチャンピオンシップの望みを残すには、今やランド・ノリスに何かが起きる必要がある。そうでなければ我々にはチャンスはない。ランドがリタイアするか、もしくは接触が起こるかだ」

    さらにマルコは、シーズン中盤以降のパフォーマンス向上を評価し、「全体としてはポジティブだ」と前向きな見解を示した。

    ハジャー昇格は“最終局面”へ 発表はアブダビ前後
    マルコの表現はあくまで公式発表ではないものの、原文そのままでも“ハジャー昇格”が極めて濃厚であることを示唆している。特に以下の点が決定打となっている。

    ■ 「未来にとって非常に良い兆候」と明言
    ■ トラブルがなければ「トップ10確実」と断言
    ■ 2026年体制がアブダビ前後に発表される予定
    ■ ハジャーが唯一の“確定若手枠”として扱われている

    公式発表まで残りわずかとなる中、レッドブルの最終判断が注目を集めている。

  • アイザック・ハジャー F1サンパウロGP決勝「ローソンに挑んだが攻めすぎた」

    アイザック・ハジャー F1サンパウロGP決勝「ローソンに挑んだが攻めすぎた」

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、チームメイトのリアム・ローソンとのバトルで危うくチームの貴重なポイントを失いかけたことを認めた。

    レース終盤、ハジャーはローソンと7位争いを繰り広げていた。ローソンはインテルラゴスでの71周を1ストップ戦略で走り切る完璧なレースを展開しており、ハジャーは最終ラップにターン1の外側から仕掛けたが、ブレーキングで引かざるを得ず、2台はホイール同士を接触させた。

    れでも両者はマシンをコース上に留め、ローソンが7位、ハジャーが8位でフィニッシュ。チームとして10ポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権ではアストンマーティンに10点、ハースに12点の差をつけて6位争いで優位に立った。

    レース後、ローソンは「幸運だった」と振り返り、「アイザックはブレーキングを少し誤った」とコメント。一方のハジャーも、自らの過ちを認めた。

    「正直、とても楽しかった。彼(ローソン)は1ストップ戦略で走っていて、最終ラップには僕が彼のギアボックスの真後ろにいた。これ以上は望めない展開だった」

    「トライしたけど、ちょっとやりすぎた。僕のミスだと思う。序盤の戦略があまり良くなかったんだ」とスカイスポーツF1に語った。

    ハジャーはレース開始時に中古のソフトタイヤを装着していたが、燃料満載の状態では思うように持たず、序盤でタイムを失ったという。

    「レース自体はあまり良くなかった。最初のスティントの戦略が良くなかったし、そのせいで時間をロスした。挽回しようとしたけど、十分なペースがなかったんだ。だから、正直言って満足ではない」とハジャーはレーシングニュース365などのメディアに語った。

    それでも、チームが3戦連続ノーポイントから抜け出したことには一定の手応えを示した。

    「チームとしてポイントを取れたのは良かった。6位争いでは助けになる」

    「本当に楽しいレースだった。経験をたくさん積めたし、オーバーテイクも多かった。ディフェンスも多かった。すごく楽しかったけど、努力に対してポイントが少し足りなかったね」

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ブラジルグランプリ

    ローソンとのバトルが示したハジャーの成長と課題
    最終ラップでのチームメイト同士の接触寸前のバトルは、ハジャーの攻撃的なレーススタイルを象徴していた。一方で、冷静な判断とチームプレーのバランスを学ぶ必要性も露呈した。

    ローソンの完璧な1ストップ戦略に対し、ハジャーは序盤のタイヤ選択ミスで流れを失ったが、終盤まで食らいついた粘りは評価に値する。レーシングブルズが中団上位の座を維持するうえで、2人の若手ドライバーが互いに刺激し合う関係はチームの将来にとってもプラスだ。

    コンストラクターズ6位争いが激化する中で、今回の10ポイントは極めて重要な成果。ハジャーにとっても「やりすぎた」経験は、今後の成熟への一歩となりそうだ。

  • アイザック・ハジャー レッドブルF1昇格なら「アブダビテストでRB21で走りたい」

    アイザック・ハジャー レッドブルF1昇格なら「アブダビテストでRB21で走りたい」

    アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は、2026年にレッドブル・レーシングへの昇格が決まった場合、シーズン最終戦後のアブダビテストでRB21を走らせたいという強い意欲を示している。

    今季終盤にかけてレッドブルは来季以降の体制決定を先送りしており、次世代候補と目されるハジャーは「実走機会」を自らの評価材料にしたい考えだ。昨年リアム・ローソンが得られなかった“本拠チームでの走行”を求め、ハジャーは昇格に向けて明確な一歩を踏み出している。

    英記者デイビッド・コマーフォードによると、ハジャーは2026年シーズンに向けて“リアム・ローソンには与えられなかったチャンス”をレッドブルに求めているという。

    ローソンが待たされた交渉と、ペレスの契約解除
    レッドブルがリアム・ローソンを2025年のドライバーとして正式発表したのは昨年12月中旬だった。当時チームは、セルジオ・ペレスとの契約解除を巡って複雑な交渉を進めており、その完了を待ってローソン起用を発表した形だ。ペレスは同年6月に契約を延長していたが、その後の不振によってチームは高額な違約金を支払って契約を打ち切った。

    ペレスは当時、「マックス・フェルスタッペンのチームメイトとして生き残れるドライバーはいない。ルイス・ハミルトンでさえ無理だ」と語っており、チーム内のプレッシャーの大きさを示唆していた。

    ハジャー、当初の消極姿勢から一転
    「モータースポルト・イタリア」によれば、ハジャーの昇格に対する姿勢はシーズンを通して変化してきた。8月時点では「時期尚早だ」として昇格に慎重だったが、現在はその考えを改め、昇格を強く望んでいるという。

    ハジャーは、アブダビで行われるシーズン終了後のテストでレッドブルのマシンに乗ることを希望している。昨年の同テストではカルロス・サインツ、ニコ・ヒュルケンベルグ、キミ・アントネッリ、エステバン・オコン、ガブリエル・ボルトレトらが新チームで初走行を行ったが、ローソンはレーシングブルズのマシンに乗り、レッドブルのテスト機会を得られなかった。

    「走行距離の差」がローソンを苦しめた
    ローソンはF1デビュー前にレッドブルでわずか149周しか走行しておらず、全ドライバー中でランス・ストロールに次ぐ下から2番目の走行距離だった。その結果、バーレーンのテストでは信頼性トラブルと悪天候により走行計画が乱れ、実戦準備不足のままシーズンに臨むこととなった。

    ハジャーはローソンよりも経験豊富(F1レーススタート数19戦)だが、同じ轍を踏みたくないと考えているようだ。「アブダビのポストシーズンテストでRB21を走らせたい」という本人の希望は、そうした懸念の表れでもある。

    アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング

    2026年のリスクとマーティン・ブランドルの懸念
    元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは、ハジャー昇格のタイミングに警鐘を鳴らしている。「2026年は新レギュレーションが導入され、ドライバーにとって過去以上に複雑なチャレンジになる。経験の浅い若手を即座に投入するのはリスクだ」と語った。

    また元F1エンジニアのゲイリー・アンダーソンも、「ローソンにはもう一度チャンスを与えるべき」と主張しているが、現実的にはレッドブルが別の若手を抜擢する可能性が高いとみられている。

    展望:アブダビテストが運命を分ける
    レッドブルは当初、メキシコGP後に2026年の体制を発表するとしていたが、判断は先送りとなっている。現在の情勢を見る限り、アブダビテストでの走行機会がハジャーの評価を決定づける可能性が高い。

    ローソンが得られなかった「レッドブルでの実走機会」をハジャーが得られるかどうか──それが、2026年のレッドブル・ラインナップの行方を左右することになりそうだ。

  • アイザック・ハジャー F1サンパウロGP予選「全力を尽くし大量ポイントを狙う」

    アイザック・ハジャー F1サンパウロGP予選「全力を尽くし大量ポイントを狙う」

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、2025年F1サンパウロGPの決勝を5番手からスタートする。両マシンがトップ10入りを果たした好調な予選を受け、「全力を尽くしてビッグポイントを狙う」と意気込んだ。

    同日のスプリントでは、ハジャーが10位でノーポイント、チームメイトのリアム・ローソンは5秒加算ペナルティにより16位に後退するなど厳しい展開となった。しかし、午後の予選ではコンディションの変化をうまく乗り切り、ハジャーが2台のマクラーレンとメルセデス勢に続く5番手につけた。

    「正直、すごく慌ただしいセッションだった!」とハジャーは笑顔を見せた。「マシンとの格闘だったけど、最終的にはうまくまとめられたと思う。理想のラップではなかったけど、このコンディションの中ではいい仕事ができた」

    21歳のルーキーは、決勝での上位入賞に向けて強い意欲を見せている。レーシングブルズはコンストラクターズ選手権で6位争いの真っただ中にあり、ポイント獲得はチームにとって大きな意味を持つ。

    「僕たちはオスカー(ピアストリ)のすぐ後ろで、ジョージ(ラッセル)の前という面白いポジションからスタートする。もちろん彼らの方が速いけど、全力で戦って、スタートで仕掛けて、ビッグポイントを取りに行くつもりだ。チームにとって必要な結果だからね」

    アイザック・ハジャー (ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ブラジルグランプリ

    レーシングブルズ、再び中団上位へ
    ブラジル・インテルラゴスでは、マクラーレンとメルセデスが上位を占める中、レーシングブルズが確実に存在感を示した。前日のスプリントで得られなかった勢いを取り戻し、両マシンともQ3進出を果たしたことは、チームの開発方向が正しいことを裏付ける。

    決勝では、スタート直後の1コーナー(セナS)でのポジション争いが勝負の分かれ目となりそうだ。ピアストリ、ラッセル、ハジャーが並ぶ5〜7番手争いは、戦略面でも見応えのある展開が予想される。レーシングブルズとしては、確実にポイントを持ち帰ることが中団バトルでの浮上に不可欠だ。