カテゴリー: アイザック・ハジャー

  • アイザック・ハジャー F1アブダビGP予選9番手「最大限を引き出せた」

    アイザック・ハジャー F1アブダビGP予選9番手「最大限を引き出せた」

    2025年F1アブダビGP予選で、レーシングブルズのアイザック・ハジャーが9番手を獲得し、シーズン最終戦で鮮やかなQ3進出を果たした。前日から大きく改善したマシンバランスと自身のステップアップが結びつき、最終戦にふさわしい力強いパフォーマンスを見せた。

    中団争いがわずか数百ミリ秒で順位が入れ替わる極めてタイトな状況の中、ハジャーはQ2で完璧なラップをまとめ上げて突破。

    Q3でのさらなる伸びは叶わなかったものの、P9はチームとしてもドライバーとしても“最大限を達成した結果”となった。

    アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) 予選9番手
    「今日は良い一日だった。昨日と比べて大きく前進したし、ドライビングでも確実にステップアップできた。それが特別なものを見つけることにつながり、Q3進出につながった。Q2ではすべてをまとめて本当に良いラップができたが、Q3ではさらにグリップを見つけることができず、それを再現できなかった。後悔はない。P9が今日のベスト結果だったと思うし、やるべきことを最大限果たせた。ここは我々のクルマに合うサーキットではないが、それでもうまく戦えた。明日はおそらく1ストップのレースになるが、昨日は予想以上にデグラデーションが高かった。状況を見極めつつ、ポイント獲得のために全力を尽くす。」

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) アブダビグランプリ

    ギヨーム・デゾトゥー(車両パフォーマンス部門責任者)
    「午後と夕方のセッションで路面温度が大きく変化するため、ここでの最適化は常に難しい。フリープラクティス3では競争力を正確に評価するのが難しかったが、予選は再び非常にタイトな戦いになった。Q1では両車が突破したが、ギャップは小さく、完璧な実行が求められた。Q2では15台が367ミリ秒以内に収まり、アイザックは素晴らしい新品タイヤでのラップで突破を果たした。一方リアムはコンマ05秒弱届かなかった。Q3ではアイザックがP9を確保し、クルマとタイヤからすべてを引き出した。明日のレースではタイヤマネジメントが重要になる。我々の周りには直接のライバルが多く並んでいるが、ポイント獲得のために全力を尽くす。」

  • アイザック・ハジャー F1アブダビGP初日「まだ速さが足りない」

    アイザック・ハジャー F1アブダビGP初日「まだ速さが足りない」

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、アブダビGP初日のフリー走行でFP1=12番手、FP2=7番手と安定した位置を確保した。しかし本人は手応え半ばと語り、ライバルとの差を強く意識している。

    FP1ではハードタイヤで走行を重ね、FP2では予選に向けた準備としてソフトタイヤを2セット投入。バランス面では改善が見られたものの、前を走るサウバー勢やオリバー・ベアマンの速さに対して警戒感を示した。

    「全体的に良い1日だったが、正直もう少し良いと思っていた」とハジャーはコメント。

    「サウバーの2台とオリー(オリバー・ベアマン)が本当に速くて僕たちの前にいる。まだペースを見つけないといけないので、今夜しっかり取り組む。明日の予選は本当に戦いになると思う」

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) アブダビグランプリ

    レーシングブルズのチーフレースエンジニア、マッティア・スピーニはハジャーについて次のように語った。

    「アイザックは最速ラップのバランスに完全には満足していなかったが、ハードタイヤの感触は良かった。だからFP2では予選準備を最適化するためにソフトを2セット使った。バランスは改善していたが、いくつかのコーナーではさらに調整が必要だと感じていた」

  • アイザック・ハジャー レッドブルF1昇格で覚悟表明「マルコの一言で全て理解」

    アイザック・ハジャー レッドブルF1昇格で覚悟表明「マルコの一言で全て理解」

    2026年にレッドブル・レーシングへ昇格するアイザック・ハジャーが、アブダビで自身の心境を語った。レーシングブルズでのルーキーシーズンで強烈な印象を残した21歳は、ついにマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてF1トップチームに挑むことになる。

    レッドブルはアブダビ最終戦の数日前に2026年ラインナップを正式発表。ハジャーが昇格し、角田裕毅はリザーブドライバーに回る。レーシングブルズではリアム・ローソンが残留し、新人アービッド・リンドブラッドがハジャーの空席を埋める。

    「キャリアの最高の瞬間。これは新しい旅の始まり」
    ハジャーは木曜メディアデーで、まずは昇格の喜びを次のように語った。

    「キャリアの中で本当に素晴らしい瞬間だ。これまでの努力が報われたと感じている」

    「これは新しい旅の始まりにすぎないけれど、すごくワクワクしている。F1が新しい時代に入るタイミングでもあって、とても良い時期だと思う」

    昇格を知らされた経緯について問われたハジャーは、ドラマチックな発表はなかったと明かす。

    「映画のように電話が鳴って『君はレッドブルのドライバーだ』みたいな演出はなかった」

    「ただヘルムート(マルコ)と話をした時、『君はレッドブルで走る、そして結果を出さなければいけない』と理解した。それだけだ」

    「期待値はゼロ。全員がゼロからのスタート」
    2026年は大幅なレギュレーション変更が行われる。ハジャーはその点が自分にとって追い風になると考えている。

    「2026年は全員がゼロからのスタートだ。だから期待値はまったく持っていない。1月と2月にチームと働き始め、人々を知っていくことがとても重要になる」

    「早い段階から準備を進めることで、少しでも前に出たい」

    ここ数年、フェルスタッペンのチームメイトは苦戦する傾向があるが、ハジャーは“来年は同条件になる”と強調する。

    「来年は同じ車ではない。チームが作る新しい車を僕もマックスも適応しなければならない」

    「車の方向性が変わっていくなら、その変化を感じ取り、理想的には自分もその変化に貢献できるようになりたい」

    アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング

    「フェルスタッペンと共通点はある。4度王者でもハングリーさがすごい」
    フェルスタッペンとの“スタイルの類似性”について問われると、ハジャーはこう答えた。

    「来年のラインナップは理にかなって選ばれたものだと思うし、新レギュレーションのタイミングも僕には理想的だった」

    「マックスはとても独特なドライビングスタイルを持っているし、僕もそうだと思う。真似しているわけではないけれど、メンタリティの部分では共通点がある」

    最も印象的なのは、フェルスタッペンの“飽くなき勝利欲”だという。

    「4回の世界王者になっても、うまくいかないと本気で怒るし、いつも勝ちたいという気持ちを保っている。あれは本当にすごい。多くのチャンピオンはある段階でアプローチが緩むものだけれど、彼は僕と同じスタート地点に立っているかのように戦っている。とても印象的だ」

    「子どもの頃に見た“最強のチーム”で、フェルスタッペンと走る」
    レッドブルで走るという事実について、ハジャーは少年時代の思い出を引き合いに出した。

    「ワールドチャンピオンチームで走るということ。子どもの頃はベッテルがレッドブルで勝ちまくっている姿を見ていたし、そんなチームでマックスと並んで走る——すごくエキサイティングだ」

    「世界最高のドライバーと向き合うことになる。その経験が本当に楽しみだ」

  • ルイス・ハミルトン 角田裕毅シート喪失に「レッドブルF1には他の何かがある」

    ルイス・ハミルトン 角田裕毅シート喪失に「レッドブルF1には他の何かがある」

    21歳のアイザック・ハジャーが2026年にレッドブルへ昇格し、角田裕毅がシートを失う形となった決定について、ルイス・ハミルトンが懸念を示した。

    ハミルトンは、角田裕毅が優れたドライバーであるにもかかわらず、レッドブルの“環境”がドライバーに不利に働いている可能性を示唆している。

    ハミルトンはハジャーを高く評価しつつも、過去のチームメイトたちが苦しんだ状況を踏まえ、「レッドブルには他の何かがある」と発言。若き才能が本来の能力を発揮できるだけのサポート体制が整うことを願っていると述べた。

    「今日知ったばかりなんだけど、心配していないと言えば嘘になる」と彼はF1公式チャンネルに語った。

    「彼は今年素晴らしい仕事をしてきたし、まだまだ若い。自分自身や周囲について学んでいる最中だ。でも彼は本当に驚異的な仕事をしてきたし、アプローチの仕方も素晴らしい。

    皆が知っているように、レッドブルに行けばどうなるかは分かっているし、あの環境に放り込まれることになる。もちろん僕はあのチームにいたわけではないから経験から語ることはできないけれど、外から見ている限りでは明らかに大変そうだ。今の(レーシングブルズでの)環境はとても良さそうに見える」

    ハジャーはフルタイム5年目を迎える角田裕毅の後任としてレッドブルに加入するが、角田裕毅はフェルスタッペンとのチームメイト期間に30ポイントしか挙げられておらず、フェルスタッペンの360ポイントとの大きな差がついている。

    「角田裕毅は素晴らしいドライバーだけど、あそこに行くドライバーは皆、同じような経験をする」とハミルトンは語った。「でも、それは彼らが素晴らしくないという意味じゃない。明らかにほかの何かがある」

    「だから、彼(ハジャー)が正しいサポートを受けられるよう、チームに変化が生まれることを願っている」

    ルイス・ハミルトンとアイザック・ハジャー

    一方フェルスタッペンは、チームの競争力を高めるためには「チームとともにクルマを発展させられる」チームメイトが必要だと語った。

    「ドライバー同士の良い理解が必要だし、フレンドリーで、ユーモアがあって、オープンマインドで、週末を通してお互いに何かを隠すようなことがない関係であることが望ましい。

    基本的にチームを前に進めるために努力できること。それが最も重要だ。オフ・トラックで仲が良ければもちろん良いけれど、必須ではない。オン・トラックでとてもプロフェッショナルで、チームの役に立つことが大切だ」

  • アイザック・ハジャー 2026年のレッドブルF1昇格は「先週知らされていた」

    アイザック・ハジャー 2026年のレッドブルF1昇格は「先週知らされていた」

    アイザック・ハジャーは、角田裕毅の後任として2026年にレッドブル・レーシングに昇格することについて、それが「安堵」ではなく、自分がまさに必要とされたシーズンをやり遂げたという確認だと語った。

    21歳のフランス人ルーキーは『L’Equipe』に、レッドブルがついに火曜日に予想通り発表したこの発表について、プレッシャーから解放されるものとして見ていなかったと語った。

    「安堵ではない。下された決定に僕は満足している」とハジャーは言った。

    「僕はとても良いシーズンを送ったと思うし、状況を踏まえると、それが最も理にかなった決断だった。レッドブルが1年後に僕を選んでくれたことをとても嬉しく思っている」

    ハジャーは、序盤に強力なフィニッシュを重ねていた時期に、自分がそのシートに値すると感じ始めたと述べた。

    「正直、僕が本当に自信に満ちていて、クルマそしてチームの中でとても快適だった時期だと思う」とハジャーは言った。

    「そして僕が一貫してトップ10フィニッシュを重ねていたとき」

    「僕は良い仕事をしていたし、なぜダメなんだ?と思った」

    ハジャーは、ザントフォールトでの表彰台が特に決定的だったと認めた。

    「確かに大きく役立った。あの3位で、強いプレッシャーの中でも自分が強いことを示すことができた」

    「僕はあの表彰台を、ほとんど完全に自分の力で勝ち取った」

    しかし、ハジャーのルーキーキャンペーンは、メルボルンでのフォーメーションラップ中のリタイアで始まった――だが彼は、その後の対応こそがより重要だったと語った。

    「僕の頭にあった唯一のことは、ただクルマに戻って、それが単なるミスだったと示すことだった。僕は精神的に強いし、すぐに立ち直れる。そして僕はその通りにした」

    その回復力こそが、レッドブルがフェルスタッペンの隣に彼を置く理由の一部だと彼は考えている。

    「僕はあらゆる場所で、毎日、クルマに乗るたびにしっかりしていないといけない。それはレッドブルだけじゃなく、ほぼどこでも当てはまることだ」

    ハジャーは、自身の2026年昇格を「先週」知らされたと明かし、絶え間ない憶測が終わったことに最も安堵していると述べた。

    「毎週のようにその話が持ち上がっていた。僕は先週あなたたちに言ったことと同じことを繰り返す羽目になっていた」とハジャーは言った。

    単年での昇格は時期尚早だと主張する声も依然としてある。しかしハジャーはその懸念を退けた。

    「もし彼らが僕を選んだのなら、それは彼らが早すぎるとは思っていないということだ。僕は12カ月前の自分とは全く違うドライバーだ」

    「彼らがこの決断を下したのは、僕が十分に準備できていると考えたからだ」

    フェルスタッペンについて、彼の興奮は隠しきれない。

    「信じられないほどワクワクしている。21歳で、世界最高のドライバーの隣にいられるチャンスを得られるなんて――それは僕がキャリアでずっと望んできたことだ」

    「少し怖いけど、本当にワクワクしている」

    彼はまた、謙虚な姿勢で挑むと強調する。

    「まず、それを受け入れること。フェルスタッペンを打ち負かすつもりで行くわけじゃない。そんなことは不可能だから。僕のタイムがマックスのレベルではないことを受け入れるだけだ」

    「そこから少しずつ近づいていく。賢くさえいれば、本当に何の罠もない」

    精神面の挑戦こそが最も難しいとハジャーは認める。

    「僕のキャリアを通して、僕は常にチームメイトより少し前にいた。フェルスタッペンが速いという事実を受け入れるのが難しい可能性は高い。そこで僕は冷静でいなければならない」

    アイザック・ハジャー レッドブル F1

    ハジャーは、同じフランス人で友人でもあるピエール・ガスリーにアドバイスを求めることを避けている――ガスリーは、多くと同様、フェルスタッペンの隣で生き残れなかった。

    「正直、そのことについて彼と話したことはない。複雑なテーマだからだ」とハジャーは言う。

    「でも、もし彼が僕に話したいなら、僕はとても嬉しい」

    また、幼少期にルイス・ハミルトンを崇拝していたにもかかわらず、フェルスタッペンとのライバル関係は自分の動機を変えないと語った。

    「僕は全員を打ち負かしたい。フェルスタッペンが何年もルイスのライバルだったからといって、それで僕がより嬉しくなるわけじゃない」

    そして初のレッドブルシーズンがすでに迫る中、ハジャーは大きな目標を見据えている。

    「もしクルマがそれを許すなら、グランプリで勝つことができたら素晴らしいだろう?」

    「僕は来年、自分がそれをやっている姿を確かに想像できる。本当にクールだろうね」

  • レッドブルF1代表 ハジャー昇格を説明「マックスと共に“魔法”を起こせる」

    レッドブルF1代表 ハジャー昇格を説明「マックスと共に“魔法”を起こせる」

    レッドブルのチーム代表ローラン・メキースが、2026年に向けたドライバーラインアップ変更の理由を明かした。

    来季、アイザック・ハジャーが昇格し、マックス・フェルスタッペンの新たなチームメイトを務める。ハジャーは苦戦のシーズンを過ごした角田裕毅に代わって起用され、角田裕毅はテスト兼リザーブドライバーへと役割を移す。

    レッドブルは2026年の新規定に向けて結果を安定的に獲得することを重視しており、21歳のハジャーにその役割を託す判断を下した。

    「原石のスピードがある」ハジャーの適応力を高く評価
    メキースは、ハジャーがF1で急速に適応を見せた点こそが、昇格の大きな決め手だったと語る。

    「彼はF1ルーキーイヤーで大きな成熟ぶりを見せ、非常に早く学習できるドライバーだ」とメキースは述べた。

    さらに、レースカテゴリー最重要の資質だと強調する。

    「最も重要なのは、彼がこのスポーツに必要不可欠な“生の速さ”を持っていることだ」

    「我々はアイザックがマックスと共に成長し、コース上で“魔法”を起こせると信じている」

    アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング

    2026年は大きな挑戦「レッドブル・フォードと共に新時代へ」
    メキースは、新PU規定の2026年がチームにとっても大転換期であると指摘した上で、ハジャーと共に新時代を戦うことに期待を示した。

    「2026年はチームにとって大きな挑戦だ。レッドブル・フォード・パワートレインズとともに非常にエキサイティングな時代に入る。彼と一緒に何ができるのか楽しみにしている」

    フェルスタッペンの4人目のチームメイトに
    ハジャーは過去3シーズンで4人目となるフェルスタッペンのチームメイトとなる。

    長年、フェルスタッペンの隣は“最難関シート”とされ、多くのドライバーが本来の力を発揮できずに苦戦してきた。

    それでもレッドブルは、2019年にジュニアプログラムへ加入してから約5年、ステップを着実に登ってきたハジャーに大きな期待を寄せている。

  • アイザック・ハジャー 2026年レッドブルF1昇格「努力が報われて嬉しい」

    アイザック・ハジャー 2026年レッドブルF1昇格「努力が報われて嬉しい」

    アイザック・ハジャーが2026年シーズン、レッドブル・レーシングへ昇格し、マックス・フェルスタッペンの新たなチームメイトとしてF1のトップチームに加わることが発表された。

    レッドブル・レーシングは12月2日(火)、2026年のドライバーラインナップを公開し、アイザック・ハジャーの加入が正式に決定した。

    アイザック・ハジャーはまだ21歳と若く、Visa Cash Appレーシングブルズで迎えたF1ルーキーイヤーで強烈な印象を残した。今季のハイライトとなったオランダGPでの表彰台フィニッシュをはじめ、1年目とは思えない成熟度を示し、チームは「大きな成長と学習能力、そして生の速さを証明した」と評価している。2026年は技術レギュレーションが大幅に変更され、レッドブル・フォード・パワートレインズが初めて実戦投入される重要な年となるが、この新時代に向け、ハジャーはフェルスタッペンとのコンビでRB22の開発と戦いに挑むことになる。

    今回の昇格に伴い、ハジャーはレッドブル・レーシング10人目のジュニア出身ドライバーとなる。ジュニアチームからF1までの一貫した育成を続けてきたレッドブルにとって、彼の昇格は育成システムの成果を示す象徴的な出来事となった。

    レッドブルのCEO兼チーム代表ローラン・メキースは、ハジャーの昇格について「F1初年度で大きな成熟を示し、学習の速さを証明した。最も重要なのは、生の速さを備えていることだ」と語り、フェルスタッペンと並んで戦う準備が整っていると強調した。2026年は大きな挑戦になるとしつつも、「彼がマックスとともに成長し、トラック上で魔法を生み出すと信じている」と期待を寄せた。

    ハジャー本人も「オラクル・レッドブル・レーシングが僕にF1の最高レベルでレースをするチャンスと信頼を与えてくれたことに、本当に感謝している。ジュニアチームに加入して以来、ずっと積み重ねてきた努力が、このような形で報われるのは本当に素晴らしい気持ちだ。キャリアの中では多くの浮き沈みがあったけれど、チームは常に僕を信じ、後押ししてくれた。」とコメント。

    「今年、Visa Cash App Racing Bullsで過ごした一年は本当に素晴らしく、たくさんのことを学び、初めての表彰台も獲得できた。チームのサポートと準備のおかげで、僕はレーシングドライバーとしても人としても、より良い自分になれたと感じている」

    「オラクル・レッドブル・レーシングに行く準備はできているし、彼らが僕について同じように感じてくれていることを、うれしく、誇りに思う。最高の人たちと仕事ができ、マックスから学べるのは本当に待ちきれないほど素晴らしいことだ。」

    アイザック・ハジャーの昇格により、レッドブルは2026年の大変革期を若さと経験の組み合わせで戦う体制を固めた。技術レギュレーションの刷新と新パワーユニットのデビューによって、F1は新時代へと突入する。ハジャーがこの大舞台でどのようなパフォーマンスを見せるのか、注目が集まっている。

    アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング 昇格

  • レッドブルF1 アイザック・ハジャーの2026年の起用を正式発表

    レッドブルF1 アイザック・ハジャーの2026年の起用を正式発表

    レッドブル・レーシングは、アイザック・ハジャーがマックス・フェルスタッペンとともに2026年のチームのドライバーラインナップを形成することを喜んで発表する。

    アイザック・ハジャーは9月に21歳になったばかりだが、レーシングブルズでのF1ルーキーシーズンで非常に印象的な走りを見せており、そのハイライトはオランダGPでの表彰台フィニッシュだった。

    4度のワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンとともに、アイザック・ハジャーはF1の新時代に挑むデュオを形成する。2026年には数十年ぶりとなる技術レギュレーションの大改革が行われ、レッドブル・フォード・パワートレインズがトラック上でデビューする──レッドブル・レーシングは、RB22のコックピットに若さと経験を兼ね備えた組み合わせでこの新たな挑戦に臨むことになる。

    アイザックの加入は、レッドブル・レーシングが角田裕毅に別れを告げる時が来たことを意味する。角田裕毅は2019年にジュニアチームの一員としてレッドブルファミリーに加入し、それ以来ずっと所属してきた。角田裕毅は100戦以上に出走しており、現在レーシングブルズとして知られるチームでの参戦を経て、今年の日本GPからレッドブル・レーシングで走る10人目のレッドブル・ジュニア出身ドライバーとなった。

    角田裕毅は2026年、レッドブルのテスト兼リザーブドライバーの役割に就くことで、レッドブルファミリーに留まる。

    レッドブル・レーシングのCEO兼チーム代表であるローラン・メキースは次のように述べた。「角田裕毅はこれまで7年間レッドブルのカラーをまとってレースをしてきたし、私はレッドブルの両チームで彼と一緒に仕事をする喜びを味わってきた。F1でのこれまでの5シーズンを通じて、角田裕毅は成熟した完全なレーサーへと成長し、土曜日の単独ラップでも優れているし、日曜日には抜群のスタートと優れたレースクラフトを発揮することができる。F1の誰もが、角田裕毅を好きにならずにはいられないと言うだろう。彼の性格は人を引きつけるし、レッドブルファミリーの特別な一員になっている。レッドブルの全員を代表して、これまでの彼の貢献に感謝したいし、2026年のプロジェクトに向けて彼がこれから提供してくれる支援がかけがえのないものになると分かっている。アイザックについて言えば、F1初年度で彼は大きな成熟を示し、学習の速さを証明した。最も重要なのは、このスポーツにおいて最優先されるべき“生の速さ”を示していることだ。我々は、アイザックがマックスとともに成長し、トラック上で魔法を生み出せると信じている! 2026年はチームにとってもレッドブル・フォード・パワートレインズにとっても巨大な挑戦になる。エキサイティングな時代であり、我々が一緒に何を成し遂げられるか楽しみにしている。」

    アイザック・ハジャーは次のように述べた。「レッドブル・レーシングが僕にチャンスと信頼を与えてくれて、F1の最高レベルでレースができるのは本当に感謝している。ジュニアチームに加入して以来ずっと努力を重ねてきたので、それが大きな報いになった。今年はVisa Cash Appレーシングブルズとともに本当に素晴らしい一年で、多くを学び、初の表彰台も獲得した。チームのサポートと準備のおかげで、僕はレーシングドライバーとしても人としても大きく成長できたと感じている。レッドブル・レーシングに行く準備はできているし、彼らが同じように感じてくれていることをうれしく、誇りに思う。最高の人たちと仕事ができ、マックスから学べるのは待ちきれないほど素晴らしいことだ。」

  • アイザック・ハジャー F1カタールGP決勝DNFはホイールディフレクターの破損

    アイザック・ハジャー F1カタールGP決勝DNFはホイールディフレクターの破損

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、F1カタールGP決勝で入賞圏内を走行しながら、終盤に発生したフロントホイールディフレクターの破損により無念のリタイアを喫した。レースを通して6位争いを展開しており、キャリア最高位の可能性もあっただけに、チームにとっても大きな痛手となった。

    スタート直後こそ数台に先行を許したものの、ハジャーは徐々にリズムを掴み、中団上位グループの中で安定したペースを披露。ピットストップ後にはメルセデス勢やアロンソの前でコースに復帰するなど、戦略・走行ともに冴えを見せていた。

    残り数周時点では6番手を確保する競争力があり、レーシングブルズにとって今季最も強力なレース内容のひとつとなっていた。

    残り10周から振動発生、破損がパンクを誘発
    終盤に差し掛かった頃、ハジャーのマシンにはフロントレフト付近の異常振動が発生。縁石を避けつつ走行を続けたものの、ホイールディフレクターが完全に破損し、タイヤにダメージが及んだことでパンクが発生。マシンを止めるしかなく、レースは突然の終幕を迎えた。

    アイザック・ハジャーのコメント
    「レースの終わり方がとても残念だった。残り10周あたりからフロントレフトのエンドプレートが大きく振動しているのが見えて、縁石を踏まないように全力で気をつけていた。でも壊れてしまい、タイヤにダメージが発生してリタイアするしかなかった。スタートでは苦戦したところは振り返るつもりだけど、レース全体としては6位争いができていただけに、とても悔しい。週末を通してスピードは良かったので、アブダビにはポジティブな気持ちで臨みたい。」

    パーメイン代表:原因は「厳しい縁石」
    レーシングブルズのアラン・パーメイン代表は、今回のトラブルについて次のように述べている。

    「まず最初に、アイザックには申し訳なく思っている。フロントホイールディフレクターが壊れてしまった。おそらくここの厳しい縁石が影響したと考えているが、本来あってはならないことで、原因を調査する。それまでは非常に強いレースだった。6番手争いをしていたし、本当に良い戦いができていた。」

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    今季最終戦アブダビへ、上位争い再現なるか
    今回は結果に結びつかなかったものの、ハジャーは週末を通して優れたレースペースを見せ、中団上位で戦える力を証明した。レーシングブルズにとっても、コンストラクターズ選手権の最終順位を左右する重要な戦力となっており、最終戦アブダビGPでのポイント獲得が期待される。

    悔しさの残るカタールの夜から一転、ハジャーが最終戦でどのような走りを見せるか注目される。

  • アイザック・ハジャー レッドブルF1昇格示唆「最終2戦で決まるわけではない」

    アイザック・ハジャー レッドブルF1昇格示唆「最終2戦で決まるわけではない」

    アイザック・ハジャーが2026年のレッドブル昇格について自信をにじませる発言を示し、以前から噂されてきた移籍が“既定路線”であるかのようなムードが強まっている。

    ルーキーイヤーながらポイント獲得を重ね、ザントフォールトでは表彰台も獲得したハジャーは、ドライバーズ選手権9番手につけており、その成熟度と速さから2026年にマックス・フェルスタッペンのチームメイト最有力と目されている。

    一方で、現在レッドブルに在籍する角田裕毅は、フェルスタッペンと比べて苦戦を強いられている。

    レッドブルの決断時期は「シーズン終盤」と示唆
    当初はメキシコシティGP週末で決断されると見られていたが、その後レッドブルのヘルムート・マルコが「シーズンの終盤になる」と説明しており、判断時期は後ろ倒しとなってきた。

    ハジャーはカタールGPを前に、Motorsport Week を含むメディアに対し「どうやら、シーズン最終戦の1つ前のラウンドで決まるようだ」と語った。

    さらに、ドーハとアブダビの残り2戦での自身のパフォーマンスが決断材料になるのかと聞かれると、ハジャーは即答した。

    「絶対に違う。22戦か23戦かで決めるものではない。平均値で判断する。だから、僕が最悪の週末を過ごしたとしても、もう何も変わらない」

    アイザック・ハジャー レッドブル F1

    「新レギュレーション初年度は“完璧なタイミング”」
    角田裕毅はカタールのスプリント予選で初めてフェルスタッペンを上回ったものの、レッドブルでの将来は不透明なままだ。その一方で、ハジャーは2026年がレッドブル昇格の理想的なタイミングになるとの考えを明かした。

    ハジャーはこれまでレースカテゴリーを移るたびにマシンを乗り替えており、「同じ車で2シーズン走ったことがない」と語る。

    「最高だ、完璧だよ。僕は毎年マシンが変わる。人生で同じ車でシーズンを連続で過ごしたことがないんだ。F2で2年走った時もレギュレーションが変わって新車だった。F4でも同じ。だから、同じ車で2年過ごす感覚がわからない」

    2026年はF1が新しいテクニカルレギュレーションを導入する大転換期であり、全ドライバーが“ゼロからのスタート”となる。ハジャーはその点を踏まえ、「レッドブルへの昇格には最適なタイミング」と強調している。