カテゴリー: インディカー

  • ホンダ 八郷隆弘社長、佐藤琢磨の2度目のインディ500制覇を祝福

    ホンダ 八郷隆弘社長、佐藤琢磨の2度目のインディ500制覇を祝福

    ホンダの八郷隆弘社長が、8月23日(日)に行われた「第104回インディ500」で優勝し、2度目のインディ500制覇という快挙を成し遂げた佐藤琢磨を祝福した。

    2020年インディカー・シリーズ第7戦 第104回インディ500)の決勝レースが、8月23日(日)に米国インディアナポリス・モータースピードウェイで開催され、Rahal Letterman Lanigan Racing(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)の佐藤琢磨選手が800kmを超えるレースをトップでフィニッシュし、2017年大会に続く2度目の優勝を果たした。

    1911年に初開催され、100年以上の歴史を持つインディ500だが、佐藤琢磨は史上20人目の複数回優勝者となった。また、Hondaエンジンとしては3年ぶり、通算13勝目を挙げました。

    日本人過去最高順位となる予選3番手からスタートした佐藤琢磨は、堅実な走りを見せて終盤にトップに浮上すると、最終ピットストップ後の競り合いを制し、昨年大会でトップと約0.3秒差の僅差で勝利を逃した雪辱を果たし、見事栄冠に輝いた。

    インディ500は毎年5月末、米国のメモリアルデイ(戦没将兵追悼記念日)の週末に開催され、決勝日には30万人を超える観衆の前で最高速度380km/hにもなるスピードで争われるレースだが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から8月下旬に延期となった上、無観客での開催となった。

    八郷隆弘 (本田技研工業株式会社 代表取締役社長)
    「世界3大レースのひとつであるインディ500で2度目の勝利を挙げ、世界のモータースポーツの歴史に新たな足跡を残すことになった琢磨選手と、チームおよび関係者の方々、そして、琢磨選手を応援してくださっているファンの皆さまに心からの感謝申し上げるとともに、この快挙達成の喜びを分かち合いたいと思います。またこのニュースが、新型コロナウイルス感染拡大の影響が続く世の中にとって明るい話題となることを願います。琢磨選手、本当におめでとう!」

  • 佐藤琢磨、インディ500で2勝目の快挙 「ホンダがパワーを与えてくれた」

    佐藤琢磨、インディ500で2勝目の快挙 「ホンダがパワーを与えてくれた」

    佐藤琢磨は、第104回インディ500で優勝。2017年以来となるインディ500での2勝目という快挙に「信じられません!」と語った。

    日本人として初めてフロントロー3番グリッドから11回目のインディ500に臨んだ佐藤琢磨は順調にレースを展開。168周目に最後のピットスップを終えた佐藤琢磨は173周目にスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)をオーバーテイクしたことが勝利を決定づける。

    残り15周で全車がピットストップを終えて佐藤琢磨がトップに立つ。周回遅れをクリアしながらディクソンを抑えていた佐藤琢磨。そして、残り5周で(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が大クラッシュ。レースはコーションとなり、ペースカー先導で周回を続け、そのままの順位でチェッカー。

    佐藤琢磨は、日本人として初めてインディ500を制した2017年以来となる2度目のインディ500制覇の快挙を成し遂げた。

    「信じられません!」と佐藤琢磨はウィナーズサークルで語った。

    「もちろん、僕たちはディクソンよりも1周早くにピットインしていました。燃料戦略的にちょっとギリギリなのはわかっていました。スコットがターン4を抜けてくるのが見えて、物凄い勢いで迫ってきました。とにかく彼を抑えるしかありませんでした」

    「本当にありがとうございます。レイホール・レターマン・ラニガンのチーム全体の勝利です。HPDとホンダは多くのパワー、多くの燃料マイレージを与えてくれました。彼らは多くのことを犠牲にして頑張ってくれました。感謝してもしきれません」

  • 【速報】 インディ500 結果:佐藤琢磨が2度目の制覇!

    【速報】 インディ500 結果:佐藤琢磨が2度目の制覇!

    世界3大レースのひとつ「第104回インディ500」の決勝レースが8月23日(日)にインディアナポリスで開催され、佐藤琢磨が優勝。2017年に続き、2度目のインディ500制覇を成し遂げた。

    残り15周でトップに立った佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガンレーシング)は、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)からプレッシャーを受ける。

    周回遅れを順調にかわしてスコット・ディクソンに1秒の差をつけていた残り5周、スペンサー・ピゴッドが大クラッシュを喫してコーション。

    ペースカー走行のまま、ファイナルラップに突入。レースはそのまま終了し、佐藤琢磨が優勝! 2度目のインディ500制覇を成し遂げた。インディカーとしては通算6勝目。

    ホンダエンジンとしても通算13勝目。2017年以来3年ぶりのインディ500制覇トロフィーなった。


    第104回 インディ500 結果

    Pos No Driver Team Engine Laps
    1 30 佐藤琢磨 レイホール・レターマン・ラニガン H 200
    2 9 スコット・ディクソン チップ・ガナッシ H 200
    3 15 グラハム・レイホール レイホール・レターマン・ラニガン H 200
    4 18 サンティノ・フェルッチ デイル・コイン・レーシング H 200
    5 1 ジェセフ・ニューガーデン チーム・ペンスキー C 200
    6 5 パトリシオ・オワード アロー・マクラーレンSP C 200
    7 29 ジェームス・ヒンチクリフ アンドレッティ・オートスポーツ H 200
    8 88 コルトン・ハータ アンドレッティ・ハーディング・スタインブレナー H 200
    9 60 ジャック・ハーベイ メイヤー・シャンク・レーシング H 200
    10 28 ライハン・ハンター-レイ アンドレッティ・オートスポーツ H 200
    11 3 エリオ・カストロネべス チーム・ペンスキー C 200
    12 10 フェリックス・ローゼンクヴィスト チップ・ガナッシ H 200
    13 98 マルコ・アンドレッティ アンドレッティ・ハータ H 200
    14 12 ウィル・パワー チーム・ペンスキー C 200
    15 26 ザック・ビーチ アンドレッティ・オートスポーツ H 200
    16 67 JR.ヒルデブランド ドレイヤー&レインボールド C 200
    17 59 マックス・チルトン カーリン C 200
    18 4 チャーリー・キンボール A.J.フォイト・レーシング C 200
    19 14 トニー・カナーン A.J.フォイト・レーシング C 199
    20 21 リーナス・ヴィーケイ エド・カーペンター・レーシング C 199
    21 66 フェルナンド・アロンソ アロー・マクラーレンSP C 199
    22 22 シモン・パジェノー チーム・ペンスキー C 198
    23 81 ベン・ハンレイ ドラゴンスピード USA C 198
    24 24 セージ・カラム ドレイヤー&レインボールド C 198
    25 45 スペンサー・ピゴット レイホール・レターマン・ラニガン H 194
    26 20 エド・カーペンター エド・カーペンター・レーシング C 187
    27 27 アレクサンダー・ロッシ アンドレッティ・オートスポーツ H 143
    28 55 アレックス・パロウ デイル・コイン・ウィズ・チームゴウ H 121
    29 47 コナー・デイリー エド・カーペンター・レーシング C 91
    30 7 オリバー・アスキュー アロー・マクラーレンSP C 91
    31 41 ダルトン・ケレット A.J.フォイト・レーシング C 82
    32 8 マーカス・エリクソン チップ・ガナッシ H 24
    33 51 ジェイムス・デイビソン デイル・コイン・レーシング H 4
  • 第104回 インディ500 決勝:テレビ放送スケジュール

    第104回 インディ500 決勝:テレビ放送スケジュール

    日本人初の最前列スタートを獲得し、2勝目の期待がかかる佐藤琢磨出場の「第104回インディ500~インディアナポリス~」をGAORA SPORTSが8月23日(日)深夜2時から生中継する。

    開催延期になっていた世界3大レースのひとつ「第104回インディ500~インディアナポリス~」の決勝レースが、いよいよ今週末、8月23日(日)に開催される。

    インディカー・シリーズ参戦11シーズン目となる佐藤琢磨は、8月15日(土)に行われた予選1日目に9番手となり、スターティンググリッドを決める予選2日目のファストナインに進出した。そして、日本人最高位の3番手に入り、フロントローを獲得。決勝レースでは日本人初となる最前列でスタートすることとなった。2017シーズン、インディ500制覇という歴史的偉業を成し遂げた佐藤琢磨は、2度目のインディ500制覇となるか、期待がかかる。

    GAORA SPORTSでは、この注目のインディ500決勝レースを8月23日(日)深夜2時から生中継する。

    ■放送スケジュール
    8月23日(日)深夜2時~
    「第104回インディ500」~インディアナポリス~
    GAORA SPORTS(CS254/プレミアムサービス602)

  • ホンダ:2020年 インディ500 “カーブデイ”レポート

    ホンダ:2020年 インディ500 “カーブデイ”レポート

    第104回インディアナポリス500マイルの決勝を2日後に控え、インディアナポリス・モーター・スピードウェイは快晴に恵まれ、気温が上がり過ぎないコンディションのもと、今年の決勝に出場する33台がレース用セッティングの最終確認を行うために周回を重ねた。

    インディ500では、伝統的に最終プラクティスが決勝の数日前に行われている。レースに向けてキャブレターを調整する重要なプラクティスを行う日として、カーブレションデイと呼ばれるようになり、今では「カーブデイ」という略称が定着している。

    2時間にわたる走行では、インディカー・シリーズで5回チャンピオンになっているドライバーで、今シーズンの現在のポイントリーダーでもあるスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が、Honda勢をリードするスピード224.646をマークした。2008年インディ500ウイナーのディクソンは今年の予選を2番手につけており、決勝レースはフロントロー中央グリッドからスタートする。

    予選9番手で、2016年インディ500ウイナーのアレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)は、最終プラクティスで3番手につけた。

    そして、日本人初のインディ500ウイナーに2017年に輝いた佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は4番手だった。決勝を目前にしたプラクティスでも意欲的にマシンセッティングをトライした佐藤は、スピードと安定感を両立させるマシンに仕上げることに成功し、手応えを感じている。

    Hondaドライバー7人が最終プラクティスでトップ10入りを果たしました。ザック・ヴィーチ(Andretti Autosport)が6番手、マーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)が8番手、ジャック・ハーヴィー(Meyer Shank Racing)が9番手、そして、予選7番手とすばらしい活躍を見せてきているルーキーのアレックス・パロウ(Dale Coyne Racing with Team Goh)が10番手だった。

    スコット・ディクソン(2番手)
    「マシンは仕上がりもよく、スピードもあります。今日はフロントウイングを何セットかテストしました。すべてが同じ性能を発揮しているかを確認する必要があったのです。レースではスペアを使う必要が生まれることも考えられますからね。フロントのグリップが低いと感じたので、チームメートたちも同じように感じているのかを確認しました。本当に速いレベルに達していると感じているので、それがレースでも変わらず発揮されることを望んでいます」

    佐藤琢磨(4番手)
    「2時間と普段より長いファイナルプラクティスですが、今日は短く感じました。それでも計画していたメニューはすべてこなすことができ、レースに向けた準備は整いました。今日は涼しめのコンディションでしたが、予選の時に暑さは経験していますから、その時のデータをもとにして戦うつもりでいます。レース終盤はコースの一部がグランドスタンドの影に入ったり、コンディションが変わってくることにもなりますから、やはり今年もインディ500は難しいレースになるでしょう。もうあとは決勝でがんばるのみです。日本の皆さんにとっては明け方のレースとなりますが、応援をよろしくお願いします」

  • フェルナンド・アロンソ 「F1とインディカーの環境は全く異なる」

    フェルナンド・アロンソ 「F1とインディカーの環境は全く異なる」

    フェルナンド・アロンソが、3度目となるインディ500への挑戦、そして、ルノーとのF1復帰について語った。

    48年前の1972年、F1ワールドチャンピオンのグラハム・ヒルは、世界3大レースでの“3冠”を達成した。1963年にF1モナコGPを初制覇したグラハム・ヒルは、1966年にインディ500で優勝。そして、1972年にル・マン24時間レースを制している。

    これはモータースポーツ界にとっては偉業となる。A.J.フォイトやファン・パブロ・モントーヤといったドライバーが試みてきたが、その誰もが3つのうちの2つのクラウンしか獲得できていない。

    フェルナンド・アロンソも3冠に挑戦しているドライバーのひとりだ。すでにF1モナコGPとル・マン24時間レースを制しているフェルナンド・アロンソは、インディ500は最後の関門となっている。

    だが、3回目の挑戦となる今年も厳しい戦いが待ち受けている。フェルナンド・アロンソとアロー・マクラーレンSPは予選でファストナインに進むことができず、26番グリッドからレースをスタートする。

    予選を終えたフェルナンド・アロンソが Auto Week のインタビューに答えた。

    インディアナポリス500での3回目の挑戦です。ルーキーイヤーとはどのようにコロナルアプローチをとっていますか?
    それほど違いはありない。僕はまだルーキーだと思っている。まだすべてのラップで学習している。インディカーn環境とF1の環境には多くの違いがある。毎日が新しい体験だ。2017年と同じアプローチをとっています。自分よりも多くのことを知っているすべての人に耳を傾け、僕たちが行うすべてのこと、自分が犯すすべての間違いから学び、日々改善しようとしている。

    今日はどうでしたか?
    悪くはなかった。ポジティブな一日だった。レースの準備とセットアップに取り組んでいる。明確な答えを得られ、生産的な一日を過ごせたと思う。ネガティブなものもあれば、ポジティブなものもあった。マシンバランスで良い前進を果たせたし、それには満足している。

    無観客で8月にレースが開催されることは何らかの影響を及ぼしますか?
    イエスとも言えるし、ノーとも言える。望んでいた、あるいは考えていたよりも準備する時間が短いことはすべての人に影響を与えたと思う。当初は準備のためにレースに参戦することを考えていた。おそらくインディGPにね。チームと一緒に走り、エンジニアやメカニックと一緒に車をセットアップしたりすることができたはずだった。運転するもっと多くの時間があったかもしれない。僕が最後にレースカーを走らせたのはダカールラリ-だけど、それは完全に異なる動物だ。予備レースとシミュレーターで2日間を凄し、できる限り準備を整えて500に到着できると思っていました。COVID-19などのいろいろな問題で、その準備の一部を逃してしまった。

    また、イベント自体は短くなっている。僕たちは水曜日に2回のフリープラクティスを開始し、翌週の金曜日には1回のカーブデーがあるだけだ。つまり、通常の500よりも走行時間が12時間少なくなっている。それは全員に確実に影響を与える。でも、僕たちは毎週末運転しているわけではないので、僕たちにとってはより痛手だと思う。僕たちは多くの走行時間を逃すことになってしまった。。500で走るドライバーにとっては少し高い代償だ

    ホンダの方がエンジンが強いようですし、今日の予選ではトップ9に入りました。あなたが運転しているシボレーは良いレースペースを持ち、競争力があると思いますか?
    そうだと思っている。エンジンパワーが実際にどれほど異っているかを外部から判断することは困難だ。水曜、木曜、日曜の練習では、ホンダとシボレーの両方のエンジンを搭載するマシンが絡んでいたし、レースペースに大きな違いはないように思う。それに過去2年間はシェビーが勝っている。大丈夫なはずだ。心配はしていない。

    今年は、予選で使えるエンジンのブーストが高くなった。おそらくいくつか欠けているものがあったかもしれないけど、外部から知るのは困難だ。皆さんと同じように予選結果しか分からない。ホンダが大部分を占めたかもしれないけど、外側から決して分からない。重要なのはレースだ。良い戦いになると思っている。

    来年は、ルノーと再びF1に戻ることになります。これが最後のインディ500になりますか?
    話すのは難しい。ここに来るたびに、多かれ少なかれ同じ質問をされてきた。そして、答え方に同じ疑問を持ってきた。2017年は初めての体験だった。すべてがかなり素晴らしかった。そして、戻ってくるかどうか尋ねられたときには『わからない』と答えた。正直、この機会が再び訪れるかどうかは分からなかった。

    それは去年やってきた。昨年は悪かった。僕たちはチームとしてすべてを準備することに失敗した。僕のドライバーとしてすべてを準備することができなかった。すべてが悪かった。それで再び『戻ってくるか?』と質問された。僕は『わからない。誰にもわからないよね?』と答えた。今年は僕はその機会を得た。もう一度やってみたかった。

    今は今後2年間はここに来ないことを知っている。F1に100%コミットしている。でも、今、3年後には自分はここにいるかどうかを言えるだろうか? わからないので、自分は皆さんに嘘をつくことになる。

    2006年と2007年にF1モナコGPで優勝、2018年と2019年にル・マン24時間レースで優勝しましたね。モータースポーツのトリプルクラウンをどれだけ望んでいますか? そのタイトルはあなたのモチベーションのどれくらいですか?
    モチベーションはある。それが僕がここにいる理由だ。とても大きな挑戦だと思っている。グラハム・ヒルは過去にそれを達成した。でも、その時代のモータースポーツは、マシンの乗り換えがもう少し楽だったと思う。このシリーズは、現在ほどプロフェッショナルではなかった。すべての国、すべてのシリーズにいろんなマシンがあるし、そのシリーズを走り、それに慣れ、すべてを最適化している人々がいる。

    幸運なことに僕はいくつかで勝つことができた。デイトナ24時間などのレースも同様だ。ダカールにもトライした。モータースポーツでいろいろなマシンを運転し、競争力のあるレベルで速かった。そういう普通に記憶されたい。そして、それが自分に挑戦したいことだ。

    F1とル・マンで優勝しているので、トリプルクラウンを獲得したのは確かだ。でも、これに一生集中するわけにはいかない。トリプルクラウンを達成できれば素敵だろう。トライする必要がある。それが僕がここにいる理由だ。

    ダカールと同じだ。おそらく最初の試み(2020年)は勝つ準備ができていなかった。でも、移動方法、砂丘での運転方法、マシンの準備方法を学ぶためにそこにいた。そして、いつか、5~10年後にはダカールに勝つかもしれない。1つの専門分野だけでなく、より総合的なドライバーになるためのもう1つの課題だ。

    だからこそ、僕はそれらのチャレンジを追い続けている。でも、自分は地に足をつけてうやっている。自分が優勝交候補ではないことは分かっている。でも、このようなレースはとても特別だ。その日の運もあるかもしれない。500で勝つには、家にいるのではなく、マシンに乗っている必要がある。それが僕がここにいる理由だ。

  • 佐藤琢磨、インディ500でのフロントローグリッド獲得は日本人初の快挙

    佐藤琢磨、インディ500でのフロントローグリッド獲得は日本人初の快挙

    佐藤琢磨は、第104回 インディ500の予選で3番グリッドを獲得。伝統の一戦でフロントローからのスタートは日本人では初の快挙となる。

    今年で104回目の開催となる、世界で最も長い歴史を誇るレース・インディアナポリス500マイル(通称インディ500)の予選が15日から2日連続で開催され、マルコ・アンドレッティ(Andretti Herta with Marco & Curb-Agajanian)がポールポジションを獲得した。

    インディ500の予選は1人ずつが4周の連続走行を行い、そのスピードを競う独特のものとなっている。アンドレッティと予選2番手になったスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)との差は平均時速でわずかに0.017マイルしかなかった。アンドレッティのインディカー・シリーズでのポールポジション獲得はこれで6回目となるが、インディ500におけるポールポジション獲得は今回が初めて。そして、ホンダにとっては今回が11回目のポールポジションとなりった。

    予選初日に出場33人が予選アタックを行い、そこでの最速9人が2日目にポールポジション争いを繰り広げた。

    プラクティス開始から予選1日目までは穏やかな気候が続いていたが、予選2日目は風が強めに吹き、マシンのセッティングとドライビングの両方を難しくしていた。マシン・セッティングのバランスが崩れ、時速230マイルオーバーで走らせるのにドライバーたちが手を焼くシーンもみられ、予選スピードは1日目より低くなっていた。

    そうしたコンディションを味方につけたのが佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)だった。彼は4ラップを非常に安定させる走りを実現、230.725マイルの平均時速で予選3番手となった。彼にとって初めてのフロントローグリッド獲得は、もちろん日本人ドライバーにとっても初めての快挙となる。

    ホンダ勢の活躍は目覚ましく、ライアン・ハンター-レイ(Andretti Autosport)とジェームズ・ヒンチクリフ(Andretti Autosport)が予選5、6位でグリッド2列目からレースのスタートを切ることとなった。そしてグリッド3列目にはアレックス・パロウ(Dale Coyne Racing with Team Goh)、グラハム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)、アレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)が並びます。彼ら3人もHondaドライバーだ。さらに、ホンダドライバーは予選10、11、12位でグリッド4列目もコルトン・ハータ(Andretti Harding Steinbrenner Autosport)、マーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)、スペンサー・ピゴット(Rahal Letterman Lanigan Racing with Citron/Buhl Autosport)によって独占。ポールポジションから予選12番手までのうち11人を占めた。

    2日目の予選におけるアンドレッティとディクソンの差は、インディ500の歴史上で3番目の接戦だった。2012年にライアン・ブリスコーとホンダのジェームズ・ヒンチクリフの間にあった差が平均時速0.003マイルで、1970年にはアル・アンサーがジョニー・ラザフォードに平均時速0.008の差をつけてポールポジションを獲得。この2回だけが今年の予選よりも僅差の勝負だった。

    第104回インディ500の決勝は8月23日の日曜日に行われる。

    マルコ・アンドレッティ(ポールポジション)
    「アタック2周目に風を感じ始めました。残りの3周目、4周目はとても長いものになることを意味していました。そして3、4周目はあまりよくないラップになりました。しかし、私たちは最高のグリッドを手に入れることができました。このコースでは先頭でクリーンな風を浴びながら走るのがベストなんです。自分たちは毎年このコースで速さをみせてきていますが、今日はエンジンパワーがあることを最高だと感じていました。そのおかげで自分の仕事はずいぶんと楽になっていたと思います。Hondaが信じられないほどすばらしい仕事をしてくれ、私たちのチームは走り出しから速いマシンを用意できていました。自分たちのパフォーマンスのよさをうれしく思っています」

    スコット・ディクソン(2番手)
    「HondaとHPDに深く感謝します。すばらしい仕事ぶりでした。彼らはレースに向けてもハードワークをしてくれています。今日の自分たちは、持っている力をほぼすべて出し切ったと感じています。もう少しマシンのハンドリングをニュートラルにすることはできたかもしれません。1ラップ目から少しアンダーステアが強いマシンになっていましたから。ファスト9の予選は難しいものですが、今日は特に風によって難しさが増していました。そして、そういった要素が予選をエキサイティングにします。最終的に私とマルコ(アンドレッティ)の差は本当に小さなもので、残念ながら私たちはあと少し足りませんでしたね。それでも、私はマルコのポールポジション獲得をうれしく思います。彼はすばらしい人物であり、すばらしいレーサーでもあるからです。来週の私たちは、彼を打ち負かすことを目指します」

    佐藤琢磨(3番手)
    「まず、マルコ・アンドレッティと彼のチームにおめでとうと言いたいですね。彼らは今年も本当にすばらしいパフォーマンスをみせてきています。自分たちとしては、フロントローからスタートする権利を獲得したのですから、とても大きな成果を挙げられたことと喜んでいます。Rahal Letterman Lanigan Racingのスタッフ全員がオフシーズンの間からハードワークを続けてきて、パフォーマンスを進歩させ、それが今日の結果につながりました。Hondaの仕事ぶりも偉大でした。すばらしい仕事をチームとHondaが成し遂げてくれました。これからはレースに集中します。予選後のプラクティスが非常に重要なものになるでしょう。そして金曜日、カーブデイのファイナルプラクティスも大きな意味を持つものになります。これまでのプラクティスで、私たちは自分たちの空力セッティングがレースで力を発揮すると確信していますから、レースを戦う日をとても楽しみにしています」

  • インディ500 予選:アンドレッティが初ポール。佐藤琢磨は3番グリッド獲得

    インディ500 予選:アンドレッティが初ポール。佐藤琢磨は3番グリッド獲得

    第104回 インディ500の予選が2日間にわたって行われ、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・ハータ)がポールポジションを獲得。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はフロントロー3番グリッドを獲得した。

    インディ500といえば5月末のメモリアルデーウイークエンドと決まっていたが、今年は新型コロナウィルスのパンデミックのため、8月23日決勝へ日程が変更されている。100年を越す歴史の中で、8月のインディ500開催は初めてのこと。

    それでも、予選を決勝の1週前の土曜日、日曜日の2日間を使って争うこと、その前に3日間のプラクティスを行うところ、予選翌週の走行は金曜日の最終プラクティスのみとなる点など、伝統的なスケジュールは維持されている。

    15日の予選1日目では10番グリッドから33番グリッドまでが決定。予選2日目にはポールポジションから9番グリッドを決めるシュートアウトが行われた。

    予選タイムはアウトラップ+ウォームアップラップ1周に続いて、4周での平均スピードによって決定する。

    予選2日目のファストナインは9台中8台がホンダという状況。出走順は予選1日目の9番手からとなる。

    ポールポジションを獲得したのはマルコ・アンドレッティ。1周目231.826mph、2周目231.146mph、3周目230.771mph、4周目230.532mphを記録し、平均231.068をマーク。自身初となるインディ500ポールポジションを獲得した。

    2番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)。平均231.051mphをマークした。

    3番手は佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)。最初の走行となった佐藤琢磨は、1周目230.805mph、2周目は230.916mph、3周目は230.659mph、4周目230.520mphを記録し、230.725mohをマークする。インディ500では初となるフロントローを獲得した。

    フェルナンド・アロンソ(アロー・マクラーレンSP)は26番グリッドから決勝をスタートする。

    Pos. No. Driver Team Engine mph
    1 98 M.アンドレッティ アンドレッティ・ハータ H 231.068
    2 9 S.ディクソン チップ・ガナッシ H 231.051
    3 30 佐藤琢磨 レイホール・レターマン・ラニガン H 230.725
    4 21 R.ヴィーケイ エド・カーペンター・レーシング C 230.704
    5 28 R.ハンター-レイ アンドレッティ・オートスポーツ H 230.648
    6 29 J.ヒンチクリフ アンドレッティ・オートスポーツ H 229.870
    7 55 A.パロウ デイル・コイン・ウィズ・チームゴウ H 229.676
    8 15 G.レイホール レイホール・レターマン・ラニガン H 229.38
    9 27 A.ロッシ アンドレッティ・オートスポーツ H 229.234
    10 88 C.ハータ アンドレッティ・ハーディング・スタインブレナー H 230.775
    11 8 M.エリクソン チップ・ガナッシ H 230.566
    12 45 S.ピゴット レイホール・レターマン・ラニガン H 230.539
    13 1 J.ニューガーデン チーム・ペンスキー C 230.296
    14 10 F.ローゼンクヴィスト チップ・ガナッシ H 230.254
    15 5 P.オワード アロー・マクラーレンSP C 230.213
    16 20 E.カーペンター エド・カーペンター・レーシング C 230.211
    17 26 Z.ビーチ アンドレッティ・オートスポーツ H 229.961
    18 47 C.デイリー エド・カーペンター・レーシング C 229.955
    19 18 S.フェルッチ デイル・コイン・レーシング H 229.924
    20 60 J.ハーベイ メイヤー・シャンク・レーシング H 229.861
    21 7 O.アスキュー アロー・マクラーレンSP C 229.760
    22 12 W.パワー チーム・ペンスキー C 229.701
    23 14 T.カナーン A.J.フォイト・レーシング C 229.154
    24 41 D.ケレット A.J.フォイト・レーシング C 228.880
    25 22 S.パジェノー チーム・ペンスキー C 228.836
    26 66 F.アロンソ アロー・マクラーレンSP C 228.768
    27 51 J.デイビソン デイル・コイン・レーシング H 228.747
    28 3 H.カストロネべス チーム・ペンスキー C 228.373
    29 4 C.キンボール A.J.フォイト・レーシング C 227.758
    30 59 M.チルトン カーリン C 227.303
    31 24 S.カラム ドレイヤー&レインボールド C 227.099
    32 67 JR.ヒルデブランド ドレイヤー&レインボールド C 226.341
    33 81 B.ハンレイ ドラゴンスピード USA C 222.917
  • ホンダ:2020年 インディ500 プレビュー

    ホンダ:2020年 インディ500 プレビュー

    1911年に始まった世界で最も長い歴史を誇るレース、インディアナポリス500が今年もアメリカ東部のインディアナ州で行われる。全長2.5マイル(約4km)の超高速オーバルコースを使ってのレースは、今年が104回目の開催です。時速230マイル(時速約370㎞)を超える、インディカーならではの驚異的スピードを保っての接近戦、ザ・グレイテスト・スペクタクル・イン・レーシング開催の時がいよいよ迫ってきている。

    インディ500といえば5月末のメモリアルデーウイークエンドと決まっていたが、今年は新型コロナウィルスのパンデミックのため、8月23日決勝へ日程が変更されている。100年を越す歴史の中で、8月のインディ500開催は初めてのこと。それでも、予選を決勝の1週前の土曜日、日曜日の2日間を使って争うこと、その前に3日間のプラクティスを行うところ、予選翌週の走行は金曜日の最終プラクティスのみとなる点など、伝統的なスケジュールは維持されている。

    決勝日に30万人以上の観客を集めるインディ500は、世界で最も大きなスポーツイベントとして名を馳せているが、アメリカ、特にインディアナ州周辺で新型コロナウィルスの感染状況がまだ十分に収まっていないため、今年はプラクティスから決勝レースまでファンは観客席に入れないことに決まった。インディアナポリス・モーター・スピードウェイにはコースを取り囲むようにそびえ立つ巨大な観客席があるため、その収容人員数の半分、さらには4分の1に入場者を減らしてでも伝統のレースはファンを迎えて開催したい、とスピードウェイもインディカー・シリーズも検討を続けた。しかし、ファン、そして地域の安全のために無観客レースとする苦渋の決断に至った。スタンドにファンのいないインディ500というのも、104回目を迎える今年、史上初めて実現することとなった。

    インディ500の決勝に出場できるのは33台。8月の開催とあって、今年は例年以上に暑いコンディションで500マイルレースが戦われる可能性が考えられる。その上、今年のインディカーは安全性向上のためにコクピット部を覆うエアロスクリーンが装着されており、マシンの重量も重量配分も昨年までのものとは大きく変わっているから、ドライバーとチームはセッティングを仕上げるのに3日間のプラクティスでは少ないぐらいかもしれない。

    今年のインディ500でホンダは18台のエントラントに2.4リッターV6ツインターボエンジンを供給する。ホンダドライバーの中にはインディ500ウイナーが4人含まれている。スコット・ディクソン(2008年)、ライアン・ハンター-レイ(2014年)、アレクサンダー・ロッシ(2016年)、佐藤琢磨(2017年)だ。

    約3カ月遅れて6月に開幕した2020年シーズン、ディクソンは開幕3連勝を飾り、4レース目は彼のチームメートで昨年のルーキー・オブ・ザ・イヤー、フェリックス・ローゼンクヴィストがキャリア初優勝を飾っている。彼らのChip Ganassi Racingにはマーカス・エリクソンも今年から加わっており、3人の協力体制によってインディ500でも活躍することが期待されている。

    ハンター-レイはAndretti Autosportから11年目の出場。そして、彼のチームは今年も技術提携チームを含めると合計6台での共闘体制を敷いている。その中には昨年のインディ500で2位フィニッシュ、惜しくもインディでの2勝目を逃したロッシも含まれている。伝統の一戦を制するには、豊富なデータこそが武器になる。過去6年間で3勝のAndretti軍団は今年も強力だ。

    佐藤琢磨はRahal Letterman Lanigan Racingから3年目の出場となる。一昨年に1勝、昨シーズンは2勝をマークしていることが示す通り、チームワークはトップレベルにある。昨年のインディ500での佐藤琢磨は、終盤に優勝争いに食い込み、3位でフィニッシュし、2勝目への手応えを強く感じることとなった。今年も彼にはキャリア6勝の実績を持つグラハム・レイホールという力強いチームメートがおり、インディ500では、今年の第2戦にスポット参戦して優勝争いを行なったスペンサー・ピゴットも加わった3台体制で戦っている。

    初めてのインディ500にHondaエンジンで挑むルーキーは、スペイン出身、日本のスーパーフォーミュラに昨年参戦し、デビュー年ながら1勝を挙げたアレックス・パロウ(Dale Coyne Racing with Team Goh)。彼はインディカーデビュー3戦目のロードアメリカで3位フィニッシュして初表彰台に上り、翌日のシリーズ第4戦ではポールポジション争いを行うなど、すばらしい順応ぶりで好パフォーマンスを見せてきている。第5、6戦となったアイオワのショートオーバルでも高い戦闘力を見せており、インディ500での走りも楽しみだ。

    その他にも昨年2勝しているコルトン・ハータ(Andretti Harding Steinbrenner Autosport)、昨年のインディ500ルーキー・オブ・ザ・イヤーのサンティーノ・フェルッチ(Dale Coyne Racing with Vasser-Sullivan)など、コンペティティブなドライバー、そして実力あるチームが数多く存在する。今年もインディ500はし烈を極めた、見応え十分のスリリングかつエキサイティングな戦いとなるだろう。

    佐藤琢磨 (2017年インディ500ウイナー、インディ500挑戦は今年が11回目)
    「インディ500というレースは、勝ったことのあるなしにかかわらず、レーシングドライバーにとって本当に特別なものです。みんながこのレースを戦うときを特別な機会と捉え、それが訪れることを心待ちにします。今年は通常とは全く異なる状況下でレースが開催されます。パンデミックによって5月ではなく8月の開催に変わったことも含め、私たち出場者にとって非常に挑戦のしがいのある戦いになっています。観客なしでのレースになることも決まりました。それでも、私たちは伝統のレースであるインディ500が開催されることに深く感謝をしており、‟500”を戦えることをとても楽しみにしています。優勝経験のあるなしは、プラクティスが始まれば、もうほとんど何の意味も持ちません。どれだけ集中して戦えるかこそが重要になります。インディで勝ったことのあるドライバーも、初勝利を目指すドライバーたちと同じようにハングリーなのです。誰もが勝ちたいと心から考えるレースだからです。今年は無観客でのレースになりますが、私を含めたドライバーたちは全員、ファンの応援、歓声があったら……と考えています。しかし、現状は非常に難しいものになっていますから、レース主催者をはじめとする人々の決断を尊重し、全面的に支持しています。来年、2021年にはまたたくさんのファンが見守る中でのレースを戦えることと期待しています。今年はファンの皆さんに、テレビでのレース観戦を楽しんでいただきたいと思っています」

  • フェルナンド・アロンソ 「2023年までインディ500には戻らない」

    フェルナンド・アロンソ 「2023年までインディ500には戻らない」

    2021年にルノーからF1復帰するフェルナンド・アロンソは、契約が満了する2023年までインディ500に戻ることはないと語る。

    先月、ルノーF1は、2021年以降のドライバーとしてフェルナンド・アロンソと2年契約を結んだことを発表。今月、アロンソはマクラーレンとともにインディ500に挑む。

    フェルナンド・アロンソは、F1にコミットしている間は、複数の連続した週にわたって行われるインディ500に参戦する可能性を除外した。

    インディ500のプラクティスに先駆けて「今後2年間は不可能になることを承知した上でレースに臨む」とフェルナンド・アロンソは語る。

    「インディ500に参戦したければ、予選週末を逃さなければならなくなる」

    「来年のF1でマクラーレンと一緒にことはもうない。それはお互いに機能しないだろう。僕は少なくとも2年間はここにいないことを知っている」

    2015年から2018年までF1でマクラーレンに所属していたフェルナンド・アロンソは、インディ500でデビューするために2017年のF1モナコGPをスキップしました。今年、アロンソは、アロー・マクラーレンSPの3台目のマシンをインディ500で走らせる。

    マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンが2021年のインディ500でドライブするマシンを提供する意欲を示していたが、アロンソはオファーを引き受けるつもりはないことを確認した。

    「現時点はそうだ」とフェルナンド・アロンソは続けた。

    「僕はここでイベントを楽しむ準備ができているし、ベストを尽くしてチームをできるだけ助ける準備はできている」

    「将来的には何が可能かは見てみよう。いつか最終的にレースで勝つことができれば、別の可能性を開くだろう」