カテゴリー: インディカー

  • 佐藤琢磨、スピンを喫して予選21番手 (インディカー)

    佐藤琢磨、スピンを喫して予選21番手 (インディカー)

    佐藤琢磨は、インディカー第15戦 ミッドオハイオの予選でスピンを喫し、21番手から決勝に挑むことになった。

    佐藤琢磨は、ミッドオハイオで2010年に予選3番手、2011年に決勝4位という成績を残している。事前に行ったテストで好感触を得ていた佐藤琢磨は、得意のウエットコンディションとあって上位グリッド獲得が期待できる状況だった。

    しかし、第1セグメントの第1グループでスピン、そのスピンで赤旗が出されたために走行を続けられず、計測ラップなしとなり、予選結果は21番手だった。

    佐藤琢磨(21番手)
    「予選の前に行われたプラクティス3でマシンのセッティングがあまりよくなかったため、予選がウエットコンディションになったのは幸運と見ていました。予選が始まってみると、コースはものすごく滑りやすい状態でした。計測開始直後に赤旗が出され、予選が再開されたときにはもう残り時間が少なくなっていまいた。それもあって少しプッシュ気味に走っていましたが、アウトラップでスピンし、予選に再び戻ることができなくなってしまいました。エンジンはかかったままだったのでピットに戻ろうとしたのですが、ギアが3速にスタックし、しばらくするとプログラムによってエンジンがストップしたのです。明日は最後列グリッドから精一杯の走りで追い上げ、一つでも上位のポジションでフィニッシュしたいと思います」

  • 佐藤琢磨、プラクティス初日に3番手タイムをマーク (インディカー)

    佐藤琢磨、プラクティス初日に3番手タイムをマーク (インディカー)

    佐藤琢磨は、インディカー第15戦 ミドオハイオのプラクティス初日に3番手タイムをマークした。

    ホンダ・インディ200のプラクティス初日は、晴天のもと、ミドオハイオ・スポーツカー・コースで行なわれた。

    午前中のセッションで12番手となった佐藤琢磨は、午後のセッションで3番手へと躍進。しかも、午前中からタイムを伸ばしたドライバーは佐藤琢磨を含めてたったの5人しかいなかった。

    午後のセッションで佐藤琢磨がマークしたスピードは121.495mph(約194.4km/h)で、トップとのタイム差は100分の8秒でしかなかった。

    佐藤琢磨
    「今日の路面コンディションはとても滑りやすく、グリップが低くて、先週行ったテストのときと比べると油が浮いているような印象を持ちました。それでも、僕たちは内容の濃いテストを行ない、たくさんのことを学びました。その結果が今日のプラクティスに現れていると思います。ABCのマシーンはこのようにトリッキーなコンディションでもとても好調でした。明日は天候もトリッキーなものになりそうですが、日曜日には間違いなくコース全体のグリップが上がるはずで、まったく状況は変わってくるでしょう。今日、グリップのやや低いコンディションで僕たちは少し苦しみましたが、いまはとてもいいポジションにいるので満足しています。明日もより高いスピードを追い求めて作業を続ける予定です」

  • 佐藤琢磨 「とうとう、僕の悪運も尽きたようです」

    佐藤琢磨 「とうとう、僕の悪運も尽きたようです」

    佐藤琢磨が、ダブルヘッダーでトロントで開催されたインディカー第13・14戦のレース週末を振り返った。

    トロントで行なわれたベライゾン・インディカー・シリーズのダブルヘッダー戦において、No.14 AJフォイト・レーシング・ダラーラ・ホンダを駆る佐藤琢磨はレース2で5位フィニッシュを飾り、今シーズン・ベストの成績を挙げた。これまで6戦続けて信じられないような不運に見舞われ、完走を果たせなかった佐藤琢磨にとっては何よりも嬉しい結果だったといえる。

    カナダのオンタリオ州で迎えた日曜日の午後、佐藤琢磨はようやく不幸の連鎖を断ち切ることができたが、そこに何かの前兆があったわけではない。むしろ、この週末の始まりにおいても、佐藤琢磨の身にはインディカー・シリーズでは通常起きえないような不運が立て続けに襲いかかっていた。

    2回目のフリープラクティスで12番手となった金曜日の滑り出しでさえ、良い流れというわけではなかった。

    「昨年開発を進めていたセットアップをベースにしたマシンをトロントに持ち込みまし。けれども、今シーズンのセッティングは常に変わり続けています。マシンはまずまずの仕上がりでした。いくつかのことを試したところ、いずれもいい結果が得られました。バランスやグリップに関しては、それほどよかったわけではありませんが、悪かったわけでもありません。1回目のフリープラクティスはまずまずの結果でしたが、2回目のプラクティスでは何度も赤旗が提示され、思ったように走り込むことができませんでした。おかげで十分に確認できないまま、少し想像を交えて予選に臨むことになり、このため難しい状況に立たされました」

    佐藤琢磨は強敵揃いの予選グループから出走することになった。このためトップ6に食い込むことはできず、予選グループ内の8番手となり、15番グリッドからスタートすることが決まった。

    「僕たちのマシンは進化し、トップグループに近づいていました。フリープラクティスのときと比べれば、トップとの差はずいぶん縮まりましたが、それでもスピードはまだ不足していました。僕の予選グループには強力なドライバーが揃っていて、コンマ2秒ほどの差でセグメント2への進出を逃しました。もしも、もうひとつの予選グループから出走していたら、僕はセグメント2に駒を進めることができたはずです」

    土曜日の午後には雨が降り、レース1を日曜日に延期するのを決定するまでに長い時間を要した。ライアン・ブリスコー、ウィル・パワー、ファン-パブロ・モントーヤらがセーフティカーラン中にスピンを喫した為、佐藤琢磨は12番手までポジションを上げたが、結果的に雨のなかでレースを戦えなかったことで佐藤琢磨は落胆することになる。

    「ヒューストンのときのように雨のなかでレースができれば、もちろんよかったですよ。ところが、オーガナイザーはまずグリッドにコーション・ライトを追加設置するためにスタートを延期しました。スタンディングスタートでエンジンをストールさせると、特に雨のなかではとても危険な状況になるというのが、その理由でした。続いて彼らはスタンディングスタートの実施を取りやめました。これも順位を上げるには絶好の機会だったので、僕は早くもがっかりしていました」

    「水たまりもなく、川のように水が流れている部分もなかったので、ウェットレースを行なうには最適なコンディションでした。けれども、視界だけは大きな問題でした。僕は路面から立ち上る水煙の激しさに驚かされました。90mph(約144km/h)で走るセーフティカーの後ろを走っていてもまるで前が見えません。しかも、セーフティカーでさえスピンしてしまったのです! 僕にとってレースが延期されたのはとても残念でしたが、安全性の問題に対して異論を唱えることはできません」

    さらに残念なことに、日曜日に延期されたレース1では、オープニングラップでルカ・フィリッピがシモン・パジェノーをスピンに追い込むアクシデントが発生してしまう。

    「またしても行き場のない不運に見舞われるなんて、信じられませんでした。僕は、多重アクシデントが起きそうなターン1からターン3までを慎重に通過しました。ところが、ターン4を通り過ぎたところで何かが舞い上がり、煙が立ち上っているのが見えました。そこでまずはブレーキングし、事故を避ける準備をしましたが、僕が事故現場に着いたときにはすでに2、3台のマシンがコースを塞ぐようにして止まっていました。これで僕もマシンにダメージを負いましたが、さらに悪いことに、サイモンがスピンターンしようとして僕のマシンに突っ込んできたのです。まったく、ひどいことでした」

    「メカニックたちがピットでマシンを修理してくれました。彼らは素晴らしい仕事をしてくれて、マシンに問題がないかどうかを確認するために10周ほど走ることができました」 ピットで長逗留した佐藤琢磨は、その日の午後に行われるレース2に備えてマシンが万全の状態にあることを確認するために周回を行なったのである。

    日曜日にレース1を行なうことになった影響で、レース2の予選はキャンセルされ、スターティンググリッドはチャンピオンシップのポイントランキングで決めることとなった。ここのところ不運続きだった琢磨にとって、これはさらに悪い展開といえた。

    「どうやら不運の連鎖はまだ終わっていなかったようです!」 佐藤琢磨は冗談めかしてそう言った。

    「僕は最後列のグリッドからのスタートで、これもまったくいいことではありません。しかも、グリッドについてみると、スタートの合図を示すライトが見えないことに気づきました。仕方ないので、他のドライバーが発進したのを見てからスタートすることにしました」

    「それでも、僕たちはいくつかのプランを用意していました。スタートではもちろん柔らかめのレッドタイアを装着しました。レッドタイアは、最初は速いものの、すぐにデグラデーションが起きてしまいます。燃料の面からいえば1ストップ作戦も可能でしたが、敢えて2ストップとしてレッドタイアで走る周回数を減らすという考え方もありました」

    間もなく、カナーンがターン3を直進してしまったためにイエローが提示される。

    「最初のイエローのタイミングでピットストップを行うこととし、素早くタイア交換の義務を終了させることにしました。ただし、僕たちは、グリーンフラッグが提示されるときにピットに戻るという変則的な戦略を採ることになってしまったため、コースに復帰したときには20秒以上の遅れをとっていました。でも、これは問題ありません。なぜなら、この後で判断の難しい空模様になることがわかっていたからです。そして、本当に雨が降り始めました」

    コースが少し濡れ始めたところで、クラッシュしたモントーヤにミハイル・アレシンが突っ込んでいったため、再びイエローが提示された。

    「チャンスがやってきたことを嬉しく思っていました。僕たちがレインタイアを装着すると雨脚はさらに強くなりましたが、僕たちは戦略的にもポジション的にもいい位置につけることができました」

    「トロントの路面は信じられないほど滑りやすいのですが、アスファルトが滑りやすいだけではなく、コンクリートの部分は表面の凹凸がないために雨に濡れるとツルツルになっています。このため、まったくグリップすることができず、まるで氷の上でスケートしているような状態になります。そこでウェットでは、走行できるラインは1本だけになり、アスファルトの上だけを走るようにします。マシンのバランスはあまりよくありませんでしたが、とにかく順位を守ることはできました。その後、スリックタイアに戻しましたが、レースはとても荒れた展開になりました」

    佐藤琢磨は冷静に、少しずつ順位を上げていった。

    「リスクにかける必要はまったくありませんでした。とにかく100%確実な走行に努めました。ところが、リスタート直後のターン3でレイホールが追突してきたため、コーナーの出口でトラクションを失う形となります。とにかくものすごい接近戦で、タイトなヘアピン・コーナーでは誰もがサイド・バイ・サイド、テール・トゥ・ノーズとなっていました。このため、ひとたび勢いを失うと、いくつも順位を落とすことになりました」

    レースが残り数周となったとき、ターン3で大事故が起きたが、奇跡的にも佐藤琢磨はこれを避け、インサイドのラインを走っていくつも順位を上げることに成功する。

    「引き続き接近戦となっていましたが、目の前でアクシデントが起きたとき、ついに僕はどちらに進むべきかを選ぶことができました。ここで僕は、スピンして行くマシンとウォールの間にちょうど1台分のすき間が生まれそうなことに気づき、イン側を走ることにしたのです」

    レースがイエローのまま終わるのを防ぐため、直ちに赤旗が提示された。そして7番手でレースに復帰した佐藤琢磨は、リスタート後にさらに2台を攻略し、賞賛に値する5位でチェッカードフラッグを掻い潜ったのである。しかも、これはホンダ・ドライバーのなかでベストの成績だった。

    「とうとう、僕の悪運も尽きたようです。本当にこれでほっとしました。特に、最後尾からスタートして5位でフィニッシュできたことに満足しています。チームの仕事ぶりは最高で、ピットストップではメカニックたちが目覚ましい働きをしてくれました。どんなときでもモチベーションを失ったことのない彼らは、最後のピットストップでポジションをふたつも上げるのに貢献してくれました。状況を考えれば、今日の5位は本当に素晴らしい結果です。ようやくいいレースを戦えたことをとても嬉しく思っています」

    「トロントにやってくるのをいつも楽しみにしていました。素敵な街で、素晴らしいレストランがたくさんあり、カナダ人ファンの皆さんは最高です。F1の頃はモントリオールでレースが行われていましたが、そこでもファンの皆さんは熱狂的で、どのチーム、どのドライバーにも熱心に声援を送ってくれました。でも、僕はトロントでいい成績を残したことがありません。だから、ここにくるときは少し不安もありましたが、ついにいい成績を収めることができました」

    トロントのレースを終えたインディカー・シリーズの一団は、1週間の休みをとった後、ミドオハイオで開催されるロードコースに臨む。

    「シーズン最後の数戦を本当に楽しみにしています。そして、このいい流れが今後も続くことを期待しています。今週はミドオハイオでもテストを行う予定なので、いい結果が得られることを楽しみにしています」

  • 佐藤琢磨、今シーズンの自己ベストとなる5位 (インディカー)

    佐藤琢磨、今シーズンの自己ベストとなる5位 (インディカー)

    佐藤琢磨は、インディカー第14戦トロントの決勝レースで今シーズンの自己ベストとなる5位でゴールラインを切った。

    カナダ最大の都市トロントでのダブルヘッダーは、土曜日に予定されていたシリーズ第13戦が雨で延期になり、日曜日に2レースが行われる異例のスケジュールとなった。

    どちらのレースも周回数は85周から65周に減らされたが、2レース目として開催されたシリーズ第14戦は途中から雨に見舞われ、フルコースコーションも多発。「80分を越えてからは新しい周回に入らない」というあらかじめ設定されていたルールが適用され、56周でゴールとなった。

    第13戦の決勝が日曜日に開催されたことにより、第14戦の予選は実施せず、代わりに第12戦アイオワ時点でのチャンピオンシップポイントの順でグリッドが決まった。夕方の4時過ぎ、メインストレート上に並んだ23台のマシンは、スタンディング方式でレースのスタートを切った

    全員がドライタイヤを装着して始まったレースは、10周を過ぎたところで小雨が降り始め、一転してウエットタイヤが有利な状況となった。そして、レースが終盤に入った40周目過ぎに路面が乾き、ドライタイヤの方が速く走れるコンディションに変わった。コース状況が大きく変化したレースは、アクシデントの多発によるフルコースコーションの影響で65周ではなく、80分間でゴールが迎えられることとなった。

    その結果、タイヤ交換をタイミングよく行う判断を下したチームと、グリップが低い路面でのドライビングで優れていたドライバーのコンビネーションが活躍した。ゴールを目前にして7台以上が絡む多重アクシデントが発生し、フルコースコーションのままゴールとならないよう、赤旗が出された。レースの最後は、残り3周でのスプリントが繰り広げられるエキサイティングでドラマティックな戦いとなり、後方22番グリッドからスタートした佐藤琢磨が、攻撃性と冷静さの両方を保ってバトルをし続け、今シーズンの自己ベストとなる5位でゴールラインを切った。

    佐藤琢磨 (5位)
    「不運がずっと続いていましたが、チームはモチベーションを失くすことなくがんばり続けてくれていました。そして今日、トロントでのレース2で私たちは力を取り戻し、よいレースを戦えたと思います。天候によって路面が変化し、ドライからウエットへ、そしてまたドライへとタイヤを交換しての複雑な戦いになっていましたが、レース中盤にポジションを上げ、ピットクルーたちの素早く確実な作業もあって、レース終盤にはさらに上位へと進出することができました。Honda勢のトップとなる5位でフィニッシュできたことをとてもうれしく、そして誇りに感じます。今日のこのレースで不運は完全に吹き飛ばせたでしょうから、次戦からのシーズン終盤戦では、さらに力強い戦いぶりを見せていきたいと思います」

  • 佐藤琢磨、多重アクシデントに巻き込まれて23位 (インディカー)

    佐藤琢磨、多重アクシデントに巻き込まれて23位 (インディカー)

    佐藤琢磨は、ダブルヘダーとして開催されるインディカー第13戦トロントの決勝レースを23位で終えた。

    第13戦は7月19日(土)の午後に決勝が行われる予定だったが、インディカーはコース上の雨量の多さから安全を確保できないと判断。赤旗を出してレースのスタートを遅らせ、その後にレースのスタートを2度試みたが、コンディションの改善は見られず、夕方6時過ぎにレース開催を翌日の20日(日)へと延期することに決めた。

    佐藤琢磨は予選15番手だったが、前日にトラブルのあった3台がグリッド後方に下がったため、12番手からスタートした。しかし、1周目のターン4で起きたアクシデントによって進路をふさがれ、左から急にラインを変えてきたマシン、さらには後方にいたマシンに次々とヒットされ、コンクリートウォールに激突した。

    そこでリタイアとなってもおかしくないダメージがあった佐藤琢磨のマシンだったが、クルーたちが入念な修理を施し、佐藤琢磨はレース終盤に10周を走行。順位は最下位の23位だったが、佐藤琢磨は午後の2レース目に備え、マシンの確認を行うことができた。

    佐藤琢磨(23位)
    「今日のレースでは慎重にスタートをして、ターン3でもイン側にラインを取ってポジションを保っていました。序盤から無理をせず、ゴールまでにポジションを着々と上げていこうという目標を立てていました。ところが、ターン4でアクシデントが起こって、1台のマシンがコースをふさぐようにストップしたため、それを避けようとした1台が左から私にぶつかってきて、さらには後方からもヒットされました。その上、スピンしてストップしていたマシンがレースに戻ろうとしたとき、彼も私のマシンにぶつかりました。左フロントサスペンションが壊れていたため、レースに戻るのには時間がかかりました。それでも、新しいセッティングを施したマシンで何周かを走ることができました。残念なことに、新セッティングはよくなかったので、今朝の状態に戻して午後の2レース目を戦うことになると思います」

  • 佐藤琢磨、トロントのレース1は予選15番手 (インディカー)

    佐藤琢磨、トロントのレース1は予選15番手 (インディカー)

    佐藤琢磨は、ダブルヘッダーで開催されるインディカー第13戦トロントのレース1の予選第1セグメントで8番手となり、予選結果は15番手となった。

    グループ2なら第2セグメントに進出可能なタイムを出していたが、今回は組み入れられたグループに不運な面もあった。佐藤琢磨とチームは決勝に向けてマシンセッティングをもう一度徹底的に見直し、混戦をくぐり抜けての上位フィニッシュを目指す。

    ※決勝は雨天順延となった。20日23時30分(日本時間)にスタート予定。

    佐藤琢磨(15番手)
    「昨日のプラクティスでマシンのセッティングをあと一歩進めきれず、それが今日の予選に影響を及ぼしてしまいました。トップグループとの差は小さかったのですが、ごく僅かの差で予選の第2セグメントに進むことができませんでした。今日は自分たちの組み込まれていたグループ1の方が競争がより激しく、私たちのタイムでグループ2なら第2セグメント進出ができていました。しかし、グループ分けは自分たちでコントロールができるものではないので、仕方がありません。これからレースに向けたセッティングをどのようなものにするかエンジニアとデータを見て検討し、午後のレースではベストを尽くします」

  • 佐藤琢磨、アクシデントに巻き込まれてリタイア (インディカー)

    佐藤琢磨、アクシデントに巻き込まれてリタイア (インディカー)

    佐藤琢磨は、インディカー第12戦アイオワの決勝レースをアクシデントに巻き込まれてリタイアで終えた。

    佐藤琢磨は予選16番手で、グリッド8列目から決勝レースに臨んだ。予選のあとに大きなセッティング変更を施したマシンで、佐藤琢磨はレース序盤を慎重に戦い、長いレースの最後にトップグループで競い合うレースを行おうと考えていた。

    しかし、赤旗のあとのリスタートで前方を走っていたマシンがスピンし、佐藤琢磨の目の前に白煙とともに飛び出してきたために避けきれず、47周でアクシデントによるリタイアを喫した。

    佐藤琢磨(22位)
    「こんなアクシデントに遭うなんて信じられないですね。スタートのあとに少し順位は落としましたが、今日は300周という長いレースでしたから、マシンの調子を確認しながらピットストップで徐々にセッティングをよくしていく計画でした。序盤のマシンはハンドリングがよくなかったものの、雨による赤旗が出されたことでリードラップに残り続けることもでき、『さぁ、これから順位を上げていくぞ』と考えていたところでした。リスタートで1台のマシンに並びかけたとき、そのさらにイン側から突然、白煙とともにマシンがスピンしながら飛び出してきました。全く避けようがありませんでした。不運続きでクルーたちもモチベーションを保つのが大変だと思いますが、チーム全体で集中力を保ち、持てる力を投入し続けようと話し合いました。来週のトロントではなんとしても好成績を残したいと思います」

  • 佐藤琢磨、16番手からショートオーバルに挑む (インディカー)

    佐藤琢磨、16番手からショートオーバルに挑む (インディカー)

    佐藤琢磨は、インディカー第12戦アイオワを予選を16番手で終えた。

    佐藤琢磨は、インディカーでのキャリア初ポールポジションを2011年にアイオワ・スピードウェイで記録。得意なコースへとやって来た佐藤琢磨は、今日のプラクティス2回目で4番手につけ、マシンの調整を順調に進めていた。

    しかし、予選用にダウンフォースを減らしたマシンはターン2にあるバンプで暴れ、ターン3及びターン4でのハンドリングも万全ではなかったため、アタック2周の平均時速は183.089マイルとなり、16番手となった。

    今年のアイオワ・スピードウェイでのレースは、50周増やされた300周で争われる。また、一昨年のようにレースは土曜日の夕方からナイトレースとして開催される。

    佐藤琢磨 (予選16番手)
    「今日の予選は難しかったですね。マシンのグリップが低く、スライドしていました。コースの片側ではアンダーステアが出ており、反対側はオーバーステアでした。ターン2にあるバンプでマシンが大きく跳ねてしまっていました。プラクティスでは大きな問題となっていなかった部分が、予選のダウンフォースを低くしたセッティングで大きく悪い方向に振れてしまっていたのです。明日のレースに向けて、新しい、よりよいセッティングを見つけるために、これからエンジニアとデータを深く解析します」

  • 佐藤琢磨 「残念ながら悪い流れはまだ終わっていなかった」

    佐藤琢磨 「残念ながら悪い流れはまだ終わっていなかった」

    佐藤琢磨が、インディカー 第11戦ポコノのレース週末を振り返った。

    ベライゾン・インディカー・シリーズに参戦するドライバーにとって、500マイル・レースをわずか62.5マイルで終えるくらい不完全燃焼なこともないだろう。しかし、No.14 AJフォイト・レーシング・ダラーラ・ホンダを駆ってポコノ・インディカー500に挑んだ佐藤琢磨は、電気系トラブルのため200ラップのレースを25ラップで終える不運に見舞われた。

    佐藤琢磨にとってさらに不運だったのは、この週末は土曜日の午前中に行なわれた最初のプラクティスからずっと好調を保ち、上位入賞が期待されていたことにあった。

    「シーズン前からポコノのレースを本当に楽しみにしていました」と佐藤琢磨はコメント。

    「ポコノはとてもチャレンジングで、ものすごくドライビングが楽しいコースです。3つのコーナーはどれもタイプがまったく異なっていて、ハイバンクのターン1はとても興奮するいっぽう、ターン3にはバンク角がほとんどありません。このため、1周を走る間にも大きなバランスシフトが起こります。ただし、僕たちは去年の段階で良好な仕上がりのベースセットアップを見つけ出していたほか、その後さらにいろいろな理解を深めているので、今年もきっとコンペティティブに戦えるという自信を抱いていました」

    最初のプラクティスで佐藤琢磨は5番手、続く2回目では7番手となっていた。

    「とても実り多い1日でした。プラクティス1でもプラクティス2でも僕たちはとてもいい走りができて、順調にマシンを煮詰めていくことができました。ミルウォーキーのテストで見つけた新しいセットアップの方向性のおかげで、とてもいいクルマに仕上がっていました。それはとても勇気づけられる展開でした」

    さらに嬉しいことに、佐藤琢磨が駆るNo.14ABCサプライのマシンは4番グリッドを手に入れた。

    「予選では、すべてをうまくまとめられたと思います。とても好調でした。ちょっとだけ残念だったのは、予選が終わる10分前まで僕たちが暫定ポールを手にしていたことです。けれども、その後で速いチームがタイムアタックするのがわかっていましたし、コースコンディションはセッションの終盤に向けて徐々によくなっていました。それでも、チームは素晴らしい仕事をしてくれましたし、2ラップのタイムアタックには僕自身もとても満足していました」

    「ただし、予選の後にウォームアップなどのセッションが設定されていなかったため、フルタンクでトラフィックのなかを走るチャンスがなく、レースセットアップでひとつだけ確信が持てないことがありました。しかし、ここまで走行した感触から、マシンの仕上がりはとてもいいと感じていました」

    レースが始まると佐藤琢磨は10番手まで後退したが、その後の数ラップでジェイムズ・ヒンチクリフ、ライアン・ブリスコー、エリオ・カストロネヴェスらを次々と攻略し、7番手まで挽回。しかし、ブリスコーとカストロネヴェスの反撃にあって9番手となった。

    「スタートではエンジンのマッピングが合っていなく、オーバーブーストを起こしてしまいました。インディーカーではオーバーブーストを起こすと、ペナルティとして数秒間だけエンジン・パワーが低下してしまいます。それによってスタートでは大きく順位を落としてしまいました。それと同時に、ダウンフォースも不足気味のようでした。この日は予選日よりだいぶ暖かく、風もやや吹いていました。僕たちは、空気密度はあまり下がらないと予想していましたが、ライバルたちのほうがダウンフォースを余計につけているように思われました」

    「今回はインディアナポリスのときと同じような調整式のリアウィングを使うことができたので、レース中でもセットアップの変更が可能でした。やがて僕はスピードを取り戻すと、トップグループと同じくらいのペースで走れるようになり、徐々にポジションを上げていきました。ところが、突然パワーが失われてしまったのです」

    25周目を終えた佐藤琢磨は惰性でピットまで戻った。しかし、メカニックたちの懸命の作業にもかかわらず、レースに復帰することはかなわなかった。

    「電気系トラブルが原因で、エンジンそのものに問題がないことはわかりました。僕たちはレースに戻れるよう努力しましたが、原因を突き止めることはできませんでした。そこでガレージにマシンを押し戻し、いろいろなパーツを取り外していきましたが、エンジンを再始動することはできません。残念ながら僕たちの悪い流れはまだ終わっていないようでした。でも、速さは見せられたと思います」

    この後、インディカー・シリーズはシーズン中でもっとも充実して忙しい時期を迎える。なにしろ、アイオワ・スピードウェイで開催される次のイベントまで、わずか数日しかないのだ。そして、このコースでこれまで琢磨が数々の活躍を示してきたことはいうまでもない。

    「アイオワも大好きなコースのひとつです。昨年はトラブルによりレースを離脱してしまいましたが、僕たちの速さはお見せできましたし、今回こそはいい結果が得られると期待しています!」

  • 佐藤琢磨、電気系トラブルでリタイア (インディカー)

    佐藤琢磨、電気系トラブルでリタイア (インディカー)

    佐藤琢磨は、インディカー 第11戦ポコノの決勝レースを電気系のトラブルにより、リタイアで終えた。

    ポコノでのレースは、インディ500と同じくグリッド1列に3台が並ぶ。予選4番手だった佐藤琢磨は、2列目内側グリッドからスタートし、安定したペースでトップ10以内にポジションを保って序盤を戦っていた。

    ところが、1回目のピットストップを行う前の25周目、佐藤琢磨のマシンが突如としてスローダウン。電気系統のトラブルにより、リタイアを余儀なくされた。

    佐藤琢磨(21位)
    「スタートではオーバーブーストとなって順位を落としましたが、失ったポジションを着々とばん回していくことができていました。500マイルの長いレースですから、トップが見える位置につけ、上位にポジションを保って走ることができ、いい序盤を戦えたと思います。ところが、1回目のピットストップを行う前に突然駆動力を失いました。電気系統のトラブルでした。マシンの仕上がりがよかっただけに悔しいですね。ミルウォーキーで行ったテストから、オーバルでのマシンをよくすることができ、私たちはポコノでもマシンを高いレベルに仕上げることができていました。それには大きく勇気づけられましたし、来週のアイオワでも私たちのマシンは速いと思うので、予選から上位で戦いたいと思います」