カテゴリー: インディカー

  • 佐藤琢磨、トラックレコードを更新してポール獲得 「大きな意味がある」

    佐藤琢磨、トラックレコードを更新してポール獲得 「大きな意味がある」

    佐藤琢磨は、インディカー・シリーズ 第8戦 デトロイトの予選で、ベル・アイルのトラックレコードを更新する1分13秒6732を記録して、自身6回目のポールポジションを獲得した。

    インディ500優勝から1週間。佐藤琢磨の勢いは止まらない。前日の第7戦では戦略がはまらずに8位に甘んじた佐藤琢磨だったが、予選では前日のグレハム・レイホールの記録を塗り替えてトラックレコードを記録した。

    「途方もないチームの頑張りのおかげです」と佐藤琢磨はコメント。

    「No.26は本当にうまく機能しています。26号車のスタッフ全員とエンジニアのガレット(マザーシード)に感謝しています」

    前日のレース後にチーム戦略に不満を述べていた佐藤琢磨は「昨晩、僕たちはほぼ口論になりましたし、午前中も些細なことでイライラしていました」と続けた。

    「でも、僕たちは一緒にそれを理解しました。本当にチームの頑張りだと思います」

    佐藤琢磨のポールポジションは2014年以来。同じデトロイトでのレース2だった。

    「自分のラップができたと思います。100%すべてを出し尽くすことができました」

    「1インチも残っていませんでした。2度ウォールにヒットしかけましたが、満足していましたし、自信がありました。本当にチームのおかげです」

    「予選という点では人生で最高の瞬間ですね。このチャレンジグなトラックでトラックレコードを記録できたことは僕にとって大きな意味がありますし、本当に満足しています」

    現在ランキング3位の佐藤琢磨は、今回のポールポジションで首位のスコット・ディクソンとの差を16ポイントに縮めた。

    注目の決勝レースは、この後4時45分(現地時間15時45分)にスタートが切られる。

    関連:
    ・【インディカー】 第8戦 予選:佐藤琢磨がポールポジション!
    ・佐藤琢磨、8位フィニッシュで戦略に不満げ 「効率が良くなかった」

  • 【インディカー】 第8戦 予選:佐藤琢磨がポールポジション!

    【インディカー】 第8戦 予選:佐藤琢磨がポールポジション!

    インディカー 第8戦 デトロイトの予選が4日(日)に行われ、佐藤琢磨がトラックレコードを更新してポールポジションを獲得した。

    近年のインディカー・シリーズでは、メモリアルデイにインディアナポリス500(インディ500)を終えた翌週には、アメリカ自動車業界の首都デトロイトで、ダブルヘッダーを開催するのが恒例となっている。

    前日の第7戦に続き、4日(日)は第8戦を開催。厚い雲に覆われたコンディションのなか、デトロイトの近郊、デトロイトリバーに浮かぶベル・アイルに特設される公園内の道路を使った全長2.34マイルのストリートコースで予選が行われた。

    デトロイトGPの予選はロードコースの典型的な3ラウンドのノックアウト方式ではなく、2グループに分けた12分ずつのセッションで実施。最速タイムを記録したグループが奇数グリッドを獲得する。

    第8戦の予選は、前日と同じグループ分けのまま、グループ1とグループ2の順番が入れ替わって行われた。

    ポールポジションを獲得したのは佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)。グループ2での出走となった佐藤琢磨はトラックレコードを更新する1分13秒6732を記録。今シーズン初ポールポジションを獲得した。佐藤琢磨のポールポジションは2014年以来。同じデトロイトでのレース2だった。

    フロントローに並ぶのはグループ1のトップタイムを記録したライアン・ハンターレイ。アンドレッティ・オートスポーツがフロントローを独占。佐藤琢磨が走ったグループ2が奇数グリッドに並ぶ。

    グループ1では、カルロス・ムニョス(AJフォイト)がタイムを出す前にウォールに接触して赤旗中断。終盤には、アレキサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)もウォールに接触した。

    2017 インディカー 第8戦 デトロイト 予選 結果

      No Driver Team   Time Group
    1 26 佐藤琢磨 Andretti Autosport H 1:13.6732 Group2
    2 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H 1:15.2833 Group1
    3 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H 1:13.8105 Group2
    4 3 エリオ・カストロネベス Team Penske C 1:15.5279 Group1
    5 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H 1:13.8264 Group2
    6 7 ミハイル・アレシン Schmidt Peterson Motorsports H 1:16.0371 Group1
    7 12 ウィル・パワー Team Penske C 1:13.9449 Group2
    8 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H 1:16.1727 Group1
    9 27 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport H 1:14.0339 Group2
    10 4 コナー・デイリー AJ Foyt Racing C 1:16.1732 Group1
    11 1 シモン・パジェノー Team Penske C 1:14.0765 Group2
    12 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing H 1:16.1800 Group1
    13 2 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C 1:14.1814 Group2
    14 98 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H 1:16.2884 Group1
    15 10 トニー・カナーン Chip Ganassi Racing H 1:14.3287 Group2
    16 8 マックス・チルトン Chip Ganassi Racing H 1:16.5150 Group1
    17 19 エド・ジョーンズ Dale Coyne Racing H 1:14.7786 Group2
    18 21 J.R.ヒルデブランド Ed Carpenter Racing C 1:18.6272 Group1
    19 18 エステバン・グティエレス Dale Coyne Racing H 1:15.0055 Group2
    20 16 オリオール・セルビア Rahal Letterman Lanigan Racing H 1:21.4485 Group1
    21 20 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C 1:15.8491 Group2
    22 14 カルロス・ムニョス AJ Foyt Racing C 0.0000 Group1
  • 【インディカー】 佐藤琢磨 「3ストップで戦うハンディを背負ってしまった」

    【インディカー】 佐藤琢磨 「3ストップで戦うハンディを背負ってしまった」

    佐藤琢磨は、インディカー・シリーズ 第7戦 デトロイトの決勝を8位でフィニッシュした。

    6月3日(土)、デトロイトリバーに浮かぶベル島内に特設される全長2.35マイル(約3.76km)のベル・アイランド特設コースでデトロイトGPのレース1が行われ、3番グリッドからスタートした佐藤琢磨は70周のレースを8位でフィニッシュした。

    レース2は明日4日(日)の午前中に予選を実施した後、午後に決勝が行われる。

    佐藤琢磨

    「難しい1日でした。予選はとても好調で3番グリッドを手に入れ、スタートも順調で好スタートを切りました。僕たちはポジションを守っていました。ただし、トップ2台はとても強力でした。僕たちは彼らの後方からスタートし、最初のスティントでは装着したレッド・タイヤでのペースが伸び悩み、苦しみます。イエローが出て各ドライバーがタイヤを交換したところ、彼らはさらにスピードを伸ばしたように思われたので、僕たちはスティントを短めにすることを決めました。最終的には、このストラテジーが多少悪い方向に作用してしまい、3ストップで戦うハンディを背負ってしまいました。でも、メカニックたちはいい仕事をしてくれました。もう1度データを整理し、クルマを速くする必要があります。そうすれば、明日のレースでは力強く戦えることでしょう」
    (アンドレッティ・オートスポーツのプレスリリースより)

  • 【インディカー】 ホンダ:第7戦 デトロイト 決勝レポート

    【インディカー】 ホンダ:第7戦 デトロイト 決勝レポート

    6月3日(土)、ミシガン州デトロイト。近年のインディカー・シリーズでは、メモリアルデイにインディアナポリス500(インディ500)を終えた翌週には、アメリカ自動車業界の首都デトロイトで、ダブルヘッダーを開催するのが恒例となっている。

    好天に恵まれた金曜日に2度のプラクティスを実施。土曜日はレース1の予選と決勝が行われ、ポールポジションからスタートしたグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)が、トップを守り抜いて優勝した。

    デトロイトリバーに浮かぶベル島内に特設される全長2.35マイルのコースで争われたレースは、スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が2位、ジェームズ・ヒンチクリフ(Schmidt Peterson Motorsports)が3位でゴールし、ホンダが1-2-3フィニッシュで表彰台を独占した。

    レイホールの戦いぶりは危なげが全くなく、70周のレースの55周をリード。2度のピットストップでゴールまでを走りきるチームの作戦も的確で、同じHondaドライバーのディクソンに6秒もの差をつけて、ゴールラインへと飛び込んだ。レイホールにとって、昨シーズンのテキサス以来となる勝利で今シーズン初、キャリア5勝目となった。レイホールの父親で、彼が走るチームのオーナーでもあるボビー・レイホールは、ベル島で1992年に行われた最初のレースにおけるウイナー。これで、親子2代のデトロイトウイナーが誕生した。

    インディ500における激しいクラッシュで、左足首を痛めているスコット・ディクソンだが、それを乗り越えて2位フィニッシュを果たした。予選6番手から4つもポジションを上げてのゴールにより、彼は今シーズン初めてポイントリーダーとなった。

    ジェームス・ヒンチクリフはスタート直後にスピンを喫したが、そこから目覚ましい追い上げを披露。3位でフィニッシュして表彰台に上がった。スピンを喫してストップしたにもかかわらず、マシンにダメージをほとんど受けず、周回遅れにならなかったのが幸いした。ピットに戻ってタイヤを新品に交換すると、すばらしいペースをキープした。第2戦ロングビーチでの優勝が示す通り、彼のチームは、非常に高いレベルでストリート用のマシンを仕上げている。

    ホンダ勢はこのほかにも、アレクサンダー・ロッシ(Andretti Herta Autosport w/ Curb-Agajanian)が5位、ミハイル・アレシン(Schmidt Peterson Motorsports)が6位でフィニッシュ。インディ500で優勝したばかりの佐藤琢磨(Andretti Autosport)が8位、エド・ジョーンズ(Dale Coyne Racing)がルーキー最上位の9位でゴールした。

    グレアム・レイホール(優勝)

    「勝つことができて最高の気分です。今日のレースではすべてが計画通りでした。昨日、予選で上位グリッドを獲得できればレースは圧勝だ、とコメントしてライバル勢の反感を買いましたが、私たちはその言葉通りのレースができたと思います。自分の発言に自信がありました。明日のレースも楽しみです。今日のこのうれしさは格別です。とても報われた気持ちになっています」

    スコット・ディクソン(2位)

    「たいへんなレースでした。足首の負傷により、体力面で例年以上に厳しいレースになっていました。今日はクルーたちのすばらしい仕事があって、このように2位でゴールができました。私は力をフルに発揮できていなかったかもしれません。しかし、こうして2位でゴールすることができ、チャンピオンシップポイントをかせげました。すぐにモーターホームで足を冷やさないとならないですね。今晩は十分に休みたいと思います。明日も、予選が非常に重要な意味を持つことになりますから」

    佐藤琢磨(8位)

    「悔しい結果ですね。私たちは予選でスピードを発揮し、3番グリッドからレースをクリーンにスタートさせました。序盤戦はそのポジションをキープすることもできていました。前を走る2台のペースが少し速く、スタート直後のイエローでブラックタイヤに交換した人たちが速かったこともあって、1回目のピットストップを早目に行う作戦に出ました。そのため、レース終盤に給油のためのピットストップをもう一度行う必要が生じ、上位フィニッシュをあきらめざるを得ませんでした。今日のデータからマシンを作り直し、明日は今日よりも力強いレースをしたいです」

  • 佐藤琢磨、8位フィニッシュで戦略に不満げ 「効率が良くなかった」

    佐藤琢磨、8位フィニッシュで戦略に不満げ 「効率が良くなかった」

    佐藤琢磨は、インディカー・シリーズ 第7戦 デトロイトの決勝を8位でフィニッシュ。チームの戦略に納得のいかない表情を見せた。

    インディ500ウィナーとして多忙な一週間を過ごした佐藤琢磨だが、予選では好パフォーマンスを発揮して3番グリッドを獲得。スタートでも3番手を維持し、レースを進めていった。

    しかし、スタートタイヤのレッドでのペースが上がらず、14周目にピットイン。3ストップ戦略を採ったが、途中のフルコースイエローのタイミングも味方せず、8位でレースを終えた。

    レース後、佐藤琢磨は「レッドタイヤでスタートしたんですけど、ペースに苦しんで。もちろん、もうちょっとストレッチしたかったんですけども、ピットとしては…わかんない…戦略変更して、結構早めに呼ばれたんで、僕も驚いたんですけど」と険しい表情でコメント。

    「でも、あの時点で入るともう3ストップしかないですから。1回それでも物凄い燃料セーブをして、そのあと2ストップで行くみたいな感じだったんだけど、とてもペースも落としたけど全然ダメで、またペース上げて。ちょっと、だからなんか効率が良くなかったかもしれないですね」

    第2スティント以降のブラックタイヤでのペースは悪くなかった佐藤琢磨だが、マシンには全体的なスピードが不足していると感じている。

    「ブラックでのペースは良かったと思いますね。最初のレッドタイヤのデグラデーションがちょっと課題なのと、それでも全体的にスピードが足りてない感じがしました」

    アンドレッティ・オートスポーツは4台で異なる症状が出ており、セットアップを共有してうまく練り直していきたいと佐藤琢磨は語る。

    「今日走ったことで、わかったこともあるので。プラクティスセッションがなくて明日の朝一でいきなりまた予選なので、どれだけ対応して、どれだけ変更できるかわからないですけども、ベストを尽くします」

    それでも、やはり重要なのは戦略だと佐藤琢磨は繰り返す。

    「予選順位が重要になりますね。あと、やっぱりストラテジーですよね。最初のうちペースが上がらなくても、やっぱりもうちょっとストレッチさせて、ちゃんと2ストップでやれば、少なくともアレックスの前にはいたはずなので、そこはちょっと残念ですけど、まあ仕方ないです」

    「明日にむけてはいいデータが取れたと思います」

    第7戦を終えて佐藤琢磨は、首位のスコット・ディクソンから17ポイント差でライキング3位につけている。

    ダブルヘッダーで第8戦が開催される明日は雨の予報も出ている。

    関連:【インディカー】 第7戦 決勝:レイホールが優勝、佐藤琢磨は8位

  • 【インディカー】 第7戦 決勝:レイホールが優勝、佐藤琢磨は8位

    【インディカー】 第7戦 決勝:レイホールが優勝、佐藤琢磨は8位

    インディカー 第7戦 デトロイトの決勝が3日(土)に行われ、グラハム・レイホールが優勝。佐藤琢磨は8位でレースをフィニッシュした。

    佐藤琢磨が優勝を成し遂げたインディ500の興奮も冷めやらぬなか、インディカーは次なる戦いに突入。デトロイトの近郊、デトロイトリバーに浮かぶベル・アイルに特設される公園内の道路を使った全長2.34マイルのストリートコースで第7戦・第8戦が土曜・日曜にダブルヘッダーで開催される。

    70周のレース。優勝はポールポジションからスタートしたグラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)。2ストップ戦略を採用したレイホールは、各スティントで圧倒的な速さを見せてレースをコントロール。ポール・トゥ・ウィンで今季初勝利、自身5勝目を挙げた。

    2位は6番手からスタートしたスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)。インディ500でのクラッシュで怪我をしているにも関わらず、バンピーなデトロイトで粘りの走りを見せた。

    3位はジェームス・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン)。5番手からスタートしたヒンチクリフはオープニングラップで単独スピン。最後尾まで順位を落としたが、そこでのピットストップが功を奏し、3位でフィニッシュ。ホンダ勢がトップ3を独占した。

    3番手からスタートした佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は1回目のピットストップを早めにする3ストップを選択。だが、その戦略が裏目に出たカタチとなり、ピットストップ毎に順位を落とし、8位でフィニッシュした。

    デイル・コイン・レーシングは、インディ500の予選で負傷したセバスチャン・ブルデーの代役として元F1ドライバーのエステバン・グティエレスを起用。金曜日のプラクティスで初めてクルマに乗ったにも関わらず、安定したドライビングを見せて19位でフィニッシュした。

    2017 インディカー 第7戦 デトロイト 決勝 結果

      No Driver Team  
    1 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H
    2 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H
    3 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H
    4 2 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C
    5 98 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H
    6 7 ミハイル・アレシン Schmidt Peterson Motorsports H
    7 3 エリオ・カストロネベス Team Penske C
    8 26 佐藤琢磨 Andretti Autosport H
    9 19 エド・ジョーンズ Dale Coyne Racing H
    10 20 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C
    11 8 マックス・チルトン Chip Ganassi Racing H
    12 27 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport H
    13 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H
    14 14 カルロス・ムニョス AJ Foyt Racing C
    15 10 トニー・カナーン Chip Ganassi Racing H
    16 1 シモン・パジェノー Team Penske C
    17 21 J.R.ヒルデブランド Ed Carpenter Racing C
    18 12 ウィル・パワー Team Penske C
    19 18 エステバン・グティエレス Dale Coyne Racing H
    20 16 オリオール・セルビア Rahal Letterman Lanigan Racing H
    21 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing H
    22 4 コナー・デイリー AJ Foyt Racing C

    関連:【動画】 インディカー 第7戦 デトロイト 決勝ハイライト

  • 【インディカー】 第7戦 予選:レイホールがポール、佐藤琢磨は3番手

    【インディカー】 第7戦 予選:レイホールがポール、佐藤琢磨は3番手

    インディカー 第7戦 デトロイトの予選が3日(土)に行われ、グラハム・レイホールがポールポジションを獲得。佐藤琢磨は3番グリッドを獲得した。

    佐藤琢磨が優勝を成し遂げたインディ500の興奮も冷めやらぬなか、インディカーは次なる戦いに突入。デトロイトの近郊、デトロイトリバーに浮かぶベル・アイルに特設される公園内の道路を使った全長2.34マイルのストリートコースで第7戦・第8戦が土曜・日曜にダブルヘッダーで開催される。

    今回の予選はロードコースの典型的な3ラウンドのノックアウト方式ではなく、2グループに分けた12分ずつのセッションで実施。最速タイムを記録したグループが奇数グリッドを獲得する。

    ポールポジションを獲得したのはグラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)。コースレコードとなる1分13秒9861を記録し、自身3度目となるポールポジションを獲得。レイホールが走ったグループ1が奇数グリッドを確保することになった。

    2番手はエリオ・カストロネベス(ペンスキー)。グループ2で走行したエリオ・カストロネベスは、レイホールを上回る1分13秒8901を記録していたが、イエローで減速していなかったとして最速タイムが抹消された。それでも1分14秒0414でフロントローを獲得した。

    佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)はグループ1で2番手タイムとなる1分14秒0428を記録して3番グリッドを獲得。2列目イン側からスタートする。タイム的にも2番手のエリオ・カストロネベスからわずか0.0014差の3番手と好調をキープしている。

    デイル・コイン・レーシングは、インディ500の予選で負傷したセバスチャン・ブルデーの代役として元F1ドライバーのエステバン・グティエレスを起用。グティエレスは佐藤琢磨と同じグループ1で第1ステージで10番手タイムを記録。決勝は19番グリッドからレースをスタートする。

    2017 インディカー 第7戦 デトロイト 予選 結果

      No Driver Team   Time Group
    1 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H 1:13.9861 Group1
    2 3 エリオ・カストロネベス Team Penske C 1:14.0414 Group2
    3 26 佐藤琢磨 Andretti Autosport H 1:14.0428 Group1
    4 98 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H 1:14.0875 Group2
    5 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H 1:14.1801 Group1
    6 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H 1:14.2855 Group2
    7 1 シモン・パジェノー Team Penske C 1:14.3150 Group1
    8 8 マックス・チルトン Chip Ganassi Racing H 1:14.9911 Group2
    9 2 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C 1:14.3805 Group1
    10 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing H 1:15.0064 Group2
    11 12 ウィル・パワー Team Penske C 1:14.6312 Group1
    12 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H 1:15.0991 Group2
    13 27 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport H 1:14.6719 Group1
    14 14 カルロス・ムニョス AJ Foyt Racing C 1:15.2060 Group2
    15 10 トニー・カナーン Chip Ganassi Racing H 1:15.2668 Group1
    16 4 コナー・デイリー AJ Foyt Racing C 1:15.2228 Group2
    17 20 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C 1:15.6261 Group1
    18 21 J.R.ヒルデブランド Ed Carpenter Racing C 1:15.2334 Group2
    19 18 エステバン・グティエレス Dale Coyne Racing H 1:15.6276 Group1
    20 7 ミハイル・アレシン Schmidt Peterson Motorsports H 1:15.2430 Group2
    21 19 エド・ジョーンズ Dale Coyne Racing H 1:15.8343 Group1
    22 16 オリオール・セルビア Rahal Letterman Lanigan Racing H 1:15.2758 Group2
  • エステバン・グティエレス、インディカー初挑戦 「経験を楽しみたい」

    エステバン・グティエレス、インディカー初挑戦 「経験を楽しみたい」

    エステバン・グティエレスは、今週末のデトロイトのフリー走行でインディカーデビューを果たした。

    デイル・コイン・レーシングは、インディ500の予選で負傷したセバスチャン・ブルデーの代役として元F1ドライバーのエステバン・グティエレスに白羽の矢を立てた。

    エステバン・グティエレスは、デイル・コイン・レーシングの18号車を走らせ、22番手タイムとなる1分18秒5413で初日のセッションを終えた。

    「異なるクルマに慣れるにはちょっと時間がかかる。プラクティスや走行時間がほとんどない週末には特にね」とエステバン・グティエレスはコメント。

    「インディカーでメキシコを代表できるのは名誉なことだ。このファミリーと一緒にインディカーにいられるのは喜びだ」

    今のところ、デイル・コイン・レーシングとの契約は今週末のレースだけだが、エステバン・グティエレスは、セバスチャン・ブルデーが回復するまで残りのシーズンもインディカーで戦いたいと語る。

    「全てが本当に素早くまとまった。デイル(コイン)から初めて電話があったとき、それについて2度考えることはないと言った。本当にこのチャンスを掴みたかったし、とても感謝している。デイル・コインはスタートするには素晴らしい場所だし、彼らと一緒にいられることに感謝している」

    「今週末のアプローチは学ぶことだ。徐々に一歩一歩進めていくつもりだし、ミスをせず、経験を楽しみたい。スピードは自然とついてくるだろう」

    エステバン・グティエレスは、F1と比較して、インディカーの方がドライバーが違いを生み出せると感じている。

    「(インディカーの)クルマはチーム間でかなりイコールだし、ドライバーとしてより多くのことを示し、やれるチャンスがあるし、その点でより多くの影響を与えられる」

    「パワーステアリングがないこともF1とは大きな違いだ。クルマからのフィードバックがかなり多い。フィーリングは本当にハードだけど、タイヤ、クルマ、動き、バイブレーションなどフィードバックが得られるし、それはクルマを理解するのにかなり役立つ。考えなければならないボタンも多くないしね」

    エステバン・グティエレスは、F1とは異なるインディカーのファンとの近さも楽しんでいる語る。

    「そうだね、そのチャンスがあるし、大好きなことでもある。ファンと共有するのが大好きだ。ファンのほとんどがレースに情熱的だし、彼らや歴史から学べるときもある。インディカーのファンとの開放性はかなり異なるものにしている」

  • 【インディカー】 第101回インディ500のレース全編をYouTubeで無料公開

    【インディカー】 第101回インディ500のレース全編をYouTubeで無料公開

    インディカーは、5月28日に開催された「第101回 インディ500」のレース全編をYouTubeで無料公開した。

    インディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催された伝統のインディ500は、佐藤琢磨の優勝という劇的なエンディングを迎えた。

    インディカーは、2017年のインディ500のスタート前のセレモニーからフィニッシュ後の佐藤琢磨のパレードランまで4時間15分の映像をYouTubeで無料公開。

    日本では無料放送されなかったインディ500。スコット・ディクソンの九死に一生の大クラッシュ、フェルナンド・アロンソの素晴らしいオーバーテイクシーンやホンダのエンジン故障によるリタイア、そして、佐藤琢磨のラスト10周にわたる攻防、ヴィクトリーレーンでミルクを飲み干すシーンなど、インディ500の興奮を改めて視聴できる。

    2017 インディアナポリス500 動画

    関連:インディ500 結果:佐藤琢磨が優勝!日本人初の快挙!

  • 佐藤琢磨、インディ500優勝 「人生で最高の500マイルでした」

    佐藤琢磨、インディ500優勝 「人生で最高の500マイルでした」

    佐藤琢磨が、インディ500制覇について The Players’ Tribune のコラムで改めて語った。

    佐藤琢磨は、第101回インディ500の決勝で2位のエリオ・カストロネベスにわずか0.2011秒差で優勝。日本人初となる歴史的快挙を成し遂げた。

    「残り2周でインディ500をリードするという感覚は人生において他に近い経験はありません」と佐藤琢磨はコメント。

    「望めば多くのレースを走ることはできるかもしれません。チャンピオンシップに勝つことはできるかもしれません。トラックで最も偉大なレジェンドたちと肩を並べることはできるかもしれません。ですが、インディの日曜日の最後の数マイルに準備できることは何もありません」

    「以前にそこにいたことがない限り」

    2012年のインディ500。佐藤琢磨は2番手を走行していた最終ラップで優勝を目指してダリオ・フランキッティに1コーナーで仕掛けるも、スピンを喫し、ウォールにクラッシュしてレースを終えている。

    「2012年のレースで僕はそこにいました。そして、勝てると思っていました」

    「その日のことは多くの理由で覚えています。特にいかない暑かったかを覚えています。温度計は100°Fを指していました。ですが、それが僕のアドバンテージになりました。僕の周りでスタートした多くのクルマがレース中盤くらいに冷却に問題を抱えていました。僕たちのレイホール・レターマン・ラニガン・ホンダは本当にうまく機能していて、僕たちは多くのペースとともに順位を上げていました。残り6周の最後のリスタートの時点で僕たちは5番手まで順位を上げていました」

    「残り2周で僕はダリオ・フランキッティの真後ろの3番手につけていました。彼はターン1でスコット・ディクソンのインサイドを突き、僕も彼に続きました」

    「インディ500はレースをするだけではありません。学んでいます。最後の495マイルの時点まで精神的にクルマの情報を記憶していました。どの場所でグリップが得られるか? 自分はどこで最速だと感じているか? 必要なときにどうやって自分のラインを守ればいいか? ディクソンのインサイドを突いたとき、僕はターン1のバンクでグリップを感じていました。素晴らしかったです。人生で最大のレースで優勝するまでコーナーはあと7つでした」

    「3つのターンを抜けても僕は仕掛けることができませんでした。ダリオとのジャップを縮める必要がありました。フロントストレッチ側に下がり、彼に対して素晴らしい走りができました。全てのラップでやっているようにウインドソックを見上げて、ターン1が向かい風だとわかりました。それはクルマにより多くの力とグリップが得られることを意味しました。最初の思ったのは、何が何でもダリオと接触してはいけないということでした。もし接触して、彼がリタイアするのであれば、僕はそのようなレースに勝つつもりはありません。お断りです」

    「ダリオはディフェンスしました。僕はちょっと白線に下がりすぎてしまい、気付いたときにはスピンしてウォールに衝突していました。インディ500は終わりました。永遠の残り4コーナーです。隙間は小さかったですが、一か八かやるしかありませんでした。それがレースです」

    「僕は36歳でした。これまでメジャーなレースシリーズで勝ったことはありませんでした。そのような機会はどれくらい巡ってくるだろう?」

    「滅多にない。それが答えでした」

    『2012年のことは時々僕の心のなかに残っていました。7歳の僕はあのレースで勝つことを望みました。40歳の僕もあのレースで勝つことを望みました』

    「初めてテレビで観たレースはインディアナポリスでした。僕は7歳で、6500マイル離れた日本の東京で床に座って彼らが走るのを観ていました。あまり良く覚えてはいません。ですが、インディ500であることは知っていました。彼らはずっと本当に速いスピードで走っていましたからね。あまり理解できませんでしたし、信じられませんでした」

    「その後はレースに夢中でした。ドライバーになりたかった。ドライバーになるつもりでした」

    「僕はF1を含めてヨーロッパ中で異なるシリーズでレースをしてきましたが、インディカー・シリーズは人生で最も価値ある経験のひとつです。素晴らしい人々と出会い、仕事をし、初優勝した2013年のロングビーチでは素晴らしい一日お過ごしました。永遠に忘れることない思い出が本当にたくさんあります」

    「でも、2012年のことは時々僕の心のなかに残っていました。7歳の僕はあのレースで勝つことを望みました。40歳の僕もあのレースで勝つことを望みました」

    「今シーズン、僕はアンドレッティ・オートスポーツに移籍しました。そして、このクルマはインディにむけて新たな望みを与えてくれました。この1ヵ月全体は違った感覚でした。勝つチャンスがあるとわかってサーキットに着いたのは初めてでした。僕たちは予選で強く、クルマには素晴らしいペースがありました。ですが、より重要なのはトラフィックのなかで本当にうまく走れていたことでした。それはレースに向けて大きな自信を与えてくれました」

    「そして、日曜日・・・ちょっと違った感触でした。勝てると感じたのはインディでのキャリアで初めてでした。頭のなかでは勝てるとわかっていました」

    「僕たちのチームは日曜日にかなりいい感じでした。全てのピットストップ、その7回全てがとても強力でした。彼らは僕に勝つための最高のチャンスを与えてくれました。残り数周で僕は再びそこにいました」

    「5年後、インディに戻ってきて、勝利まであと数ターン」

    「その前の数ラップで起こったことが、最後に違いを生みました。残り9周で僕は2番手で、ターン1のアウト側からマックス・チルトンを抜こうとしました。イン側のグリップはかなり良かったですし、うまく潜り込めれば、マックスのようにリードを守れる。それを忘れるな、と思っていました」

    「数周後、エリオ・カストロネベスが速さを見せてリードを築きました。2012年にダリオにしたように彼に続きました。ですが、今年はチェッカーフラッグまでもう少し時間がありました。僕とダリオと間のメンタルゲームでした。彼を抜けることはわかっていましたが、彼に抜かれた場合にリードを取り戻せる十分な時間をもってそれをしなければなりませんでした。頭の中で計算しました。そして、残り5周でうまく仕掛けて、フロントストレッチ側で彼を抜きました」

    「エリオが来るのはわかっていました。彼は最高のドライバーです。3度のチャンピオンです。倒さなければならない男です。彼は簡単には行かせてくれません。彼はターン1で仕掛けてきましたが、僕はターン1にグリップがあることを知っていました。数周前からそれを知っていました。2012年からそれを知っていました」

    「慎重に走りました。そして、エリオは抜くことができませんでした」

    「残り2周はちょっとぼんやりしています。チェッカーフラッグを受けて、巨大な安堵の感覚に襲われたのは覚えています。エリオとバトルができたのは特別なことでした。このレースに勝てたのは名誉なことでした。そして、初の日本人ウィナーになれたことに物凄く誇りに思っています」

    「インディ500にむけて準備できることはたくさんあります。スタート、ピットストップ、リスタート。ですが、ヴィクトリーレースを走ることは・・・そのための判断基準はありません。どんな気分になるのか、どんな経験になるのかはわからないのです」

    「2012年以降、僕は何度も勝つための経過について考えてきました。ですが、実際に買ったらどんな気分になるかについては考えていませんでした。ヴィクトリレーンに着いて、クルマを降りたとき、その全てが襲ってきました」

    「インディアナポリスは本当に特別な場所です。そして、それをアンドレッティ・オートスポーツ・チームと一緒に共有できたことは、これまでで最高の経験のひとつです」

    「間違いなく、人生で最高の500マイルでした」

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