カテゴリー: F1ハンガリーGP

  • F1ハンガリーGPの開催が暗礁:政府が8月15日まで大規模イベントを禁止

    F1ハンガリーGPの開催が暗礁:政府が8月15日まで大規模イベントを禁止

    F1ハンガリーGPの8月2日の開催が暗礁に乗り上げた。政府は8月15日まで500人以上が参加する大規模イベントの禁止措置を延期した。

    新型コロナウイルスのパンデミックにより、F1は7月までの10戦がキャンセルされている。F1情報部は7月にヨーロッパでの無観客レースでのシーズン開幕を目指しており、現時点では7月5日のF1オーストリアGPがターゲットとなっている。

    その後、7月19日のF1イギリスGP、そして、8月2日のF1ハンガリーGPが3番目の目的地になることが期待されている。

    F1ハンガリーGPの主催者は開催されるオーストリアとイギリスで議論されている無観客レースと2週連続開催を含めて“あらゆる選択肢に前向き”だと語っていた。

    「もちろん、多くは政府の一連の規則にも依存している。しかし、政府とハンガロリンクにとって、ハンガリーGPを組織することは非常に重要だ」とHungaroring Sport LtdのCEOを務めるゾルト・ギュレイは語っている。

    「2つの選択肢があります。1つ目はオーストリアと同様にファンが参加しないレースを開催することだ。確かに、それはプロモーターにとって大きな損失となるだろう」

    「2番目のオプションは、35年の経験を持つファンと一緒にレースを開催することだ。昨年、我々は観客数の記録を破り、事前販売されたチケットに基づけば、今年のレースでも同様の数が予想されていた」

    「もちろん、新型コロナウイルスが発生して以降、チケットの購入はストップしており、新しい状況に適応する必要がある。現在、サーキットの利用は停止されているが、8月2日に行われるハンガリーGPへの準備が整っている。サーキットの整備は継続しており、コンディションは良好だ」

    しかし、ハンガリー政府は8月15日まで500人以上が参加するイベントを禁止する措置を延長。F1グランプリを開催するにはチームスタッフを含めて少なくとも1000名以上が必要となる。同様の制限により、F1フランスGPは2020年の開催を断念している。

    無観客レースを開催する場合でも、F1は入場できるメディアを制限し、チームスタッフを含めた全員の新型コロナウイルスの検査を実施するとされている。

  • F1ハンガリーGP主催者 「レース開催のためならどんな形式も受け入れる」

    F1ハンガリーGP主催者 「レース開催のためならどんな形式も受け入れる」

    F1ハンガリーGPの主催者は、8月2日の開催はまだ実現可能であり、グランプリを開催するためであれば、どのようなオプションでも実施する意思があると表明した。

    F1ハンガリーGPは、理論的に2020年のF1世界選手権の3番目の目的地となり、オーストリアとイギリスのダブルヘッダーに続いて5戦目のレースになる可能性がある。

    Hungaroring Sport LtdのCEOを務めるゾルト・ギュレイは、ハンガリー政府はF1開催を全面的に後援していると語る。

    「我々は権利所有者と毎日連絡を取り合っている」とゾルト・ギュレイはコメント。

    「リバティ・メディアは、我々があらゆる種類のソリューションにオープンであり、レースを組織する準備ができていることを認識している」

    「もちろん、その実現方法に関しては我々の範疇を超えており、国が置かれている状況に依存する。我々は、対策の緩和といつどのようにして通常の生活に戻るかを待っている」

    「オーストリアとイギリスとともに、我々はF1シーズンをスタートさせることに完全にコミットしていることを表明する」

    「我々は無観客レースのオプションについて話をしたが、そのプロトコルはまだオーストリアのために開発されている。開発されれば、我々は規制も完全に遵守する」

    「もちろん、多くは政府の一連の規則にも依存している。しかし、政府とハンガロリンクにとって、ハンガリーGPを組織することは非常に重要だ」

    「2つの選択肢があります。1つ目はオーストリアと同様にファンが参加しないレースを開催することだ。確かに、それはプロモーターにとって大きな損失となるだろう」

    「2番目のオプションは、35年の経験を持つファンと一緒にレースを開催することだ。昨年、我々は観客数の記録を破り、事前販売されたチケットに基づけば、今年のレースでも同様の数が予想されていた」

    「もちろん、新型コロナウイルスが発生して以降、チケットの購入はストップしており、新しい状況に適応する必要がある。現在、サーキットの利用は停止されているが、8月2日に行われるハンガリーGPへの準備が整っている。サーキットの整備は継続しており、コンディションは良好だ」

    代替の日程が議論されたかと質問された ゾルト・ギュレイは「今のところ他の日付は生じていない」と語る。

    また、ゾルト・ギュレイは、これまでのところハンガロリンクでの2レースの開催についてF1との協議は行われていないと語る。

    「まだ交渉は始まっていないため、それについて話すのは時期尚早だ」と ゾルト・ギュレイは語る。

    「このサーキットは2つの連続したレースを開催するのに適している。さらにチームがハンガリーで2週間過ごした場合、国は観光もしくは経済の観点から恩恵を受けるだろう」

    ハンガロリンクは、2020年のレースのために新しいレースコントロールとピットコンプレックスを構築する予定だった、新型コロナウイルスの蔓延によって建設工事は延期されている」

  • メルセデス、2ストップ戦略成功の鍵はFP1のロングランで得たデータ

    メルセデス、2ストップ戦略成功の鍵はFP1のロングランで得たデータ

    メルセデスF1チームのストラテジストを務めるジェームス・ボウルズは、F1ハンガリーGPの金曜フリー走行の“少量のデータ”が決勝でマックス・フェルスタッペンのタイヤがどのようにどう振る舞うかを予測するのに役立ったと振り返る。

    F1ハンガリーGPでメルセデスはルイス・ハミルトンに2ストップ戦略を敢行。マックス・フェルスタッペンはハードタイヤの老朽化に苦しんでいたため、残り4周での逆転勝利に成功した。

    F1ハンガリーGPの金曜日は雨によって目がぐるしく変わる天候によってドライでの走行が妥協を強いられたが、ルイス・ハミルトンだけはFP1でしっかりとロングランを実施しており、ジェームス・ボウルズは、それによってマックス・フェルスタッペンのタイヤパフォーマンスを予測するためのモデルを構築できたと型うr。

    「金曜日のウェット走行によって、レースに向けたデータは通常よりも少なかった」とジェームス・ボウルズはコメント。

    「誰もハードタイヤでロングランをしていなかった。摩耗、劣化、そして、レース中の進行状況を理解するための重い燃料での走行をしていなかった」

    「それは多くの未知数を生み出す。我々を含め、誰もがワンストップをするつもりでレースに臨んだ」

    「アンダーカットの機会がないことが明らかになり、我々の次の計画はフェルスタッペンと比較してタイヤで自分自身を相殺し、彼をハードタイヤのリソースを可能な限り使用する状況に追い込み、彼をそのカーブから外れさせることだった」

    「フェルスタッペンとルイスがフィールドを引き離し始めると、他の機会が存在することが明らかになった」

    「我々には舞台裏で根気強く働いているチームがいる。彼らは金曜日に我々が実施したわずかな走行から少量のデータを収集していたし、レース中のタイヤとフェルスタッペンのタイヤのパフォーマンスに関するモデルを構築した」

    「これらのモデルによる、2ストップがレース終了時に非常に素晴らしい状況に繋がること、そして、我々が十分にプレッシャーをかけることができれば、フェルスタッペンのタイヤがカーブから外れるはずであることを理解できた」

    「我々が補わなければならないレースタイムは20秒だった。そして、レース終盤にフェルスタッペンを追い抜かなければならなかった。当然のことながら、ルイスはそれについて心配していたが、彼はすべてのラップでそれをするためのラップタイムを刻んだ」

    「それによって、フェルスタッペンは応答して一生懸命に戦わなければならず、利用可能なタイヤを使用してそのギャップをさらに広げたが、最終的には役に立たなかった。チームが予測したように彼はタイヤカーブから外れ、私たちは勝利を手にした」

    ジェームス・ボウルズは、コンストラクターズの優勝トロフィーを受け入れるためにメルセデスに指名された表彰台に登壇したが、シャンパンボトルを落として“あちこちに手探り”することになったのは“恥ずかしかった”と付け加えた。

    「あの感情は永遠に私の中に残るものであり、何度もそれを行うことができていることに本当に感謝している」とジェームス・ボウルズはコメント。

    「だが、自分がそこにいて非常に素早く学んだことは、ルイスが自分よりもはるかに多くそこにいるということだ。そして、彼は何をすべきかを知っている」

    「数えていたが、彼がシャンパンボトルを拾って、それを振って、私の目に噴射するまで4秒だった。まったく何も見えなくなった」

    「さらに私はシャンパンボトルを地面に落ちしてしまい、あちこちで手探りすることになった、自分のことを恥ずかしく思うよ」

  • ロス・ブラウン 「F1ハンガリーGPはチーム間の実力差を浮き彫りにした」

    ロス・ブラウン 「F1ハンガリーGPはチーム間の実力差を浮き彫りにした」

    F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは、F1ハンガリーGPでのルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンのペースは“驚異的”だったが、エリートチームと他のチームとの間の大きな実力差も浮き彫りなったレースだと考えている。

    F1ハンガリーGPではルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンが終始接戦を演じ、2ストップ戦略を採用したハミルトンが19秒のギャップを覆して優勝するエキサイティングなレースになった。

    だが、3位のセバスチャン・ベッテルと4位のシャルル・ルクレールはメルセデスから1分以上遅れてチェッカーを受け、5位のマクラーレンのカルロス・サインツもピエール・ガスリーを倒す印象的なパフォーマンスを見せたが、サインツから後ろはすべて周回遅れでレースを終えている。

    「カルロス・サインツは印象的な5位でフィニッシュを果たし、新人のランド・ノリスとともにマクラーレンが4番目に優れたチームであることを固く主張した」とロス・ブラウンはコメント。

    「しかし、両方のドライバーともウィナーによって周回遅れにされました。4つの異なるチームの4人のドライバーが2周遅れにされ、別のドライバーは3周遅れだった」

    「レース中はハミルトンとフェルスタッペンが戦い、トップでのペースは1周目から最終ラップまで驚くべきものでした。それが唯一の勝利方法だった。ただし、上位3チームと他のチームとの間のパフォーマンスに大きな隔たりがあることが示された」

    ロス・ブラウンは長い間フィールドの平準化を支持しており、改めてペースのギャップを埋めて、ミッドフィールチームが表彰台を獲得して勝利する可能性を高めたいという願望を繰り返した。

    「私はそれを頻繁に言ってきたが、このギャップは減少させなければならない」とロス・ブラウンはコメント。

    「FIAと一緒に2021年のレギュレーションんに取り組み続けており、それは今後の主な目標の1つのままだ。それは野心的な目標であり、魔法の杖を持っていないので一晩で起こることはないが、それは技術、スポーツ、金融の3つの主要なルールによって達成される中心的な野心でなければならない」

    「これはこのスポーツの将来にとって重要なテーマであり、ファンをはじめとする我々全員がそれに同意していると思う。最終的にはファンに耳を傾けなければならない」

  • マックス・フェルスタッペン、レッドブルの1ストップ戦略を擁護

    マックス・フェルスタッペン、レッドブルの1ストップ戦略を擁護

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、F1ハンガリーGPを振り返り、レース中にチームが1ストップ戦略を継続する決断をしたことを擁護した。

    ポールポジションからスタートしてレースの大部分をリードしていたマックス・フェルスタッペンだが、ハードタイヤでの第2スティントでタイヤが終わってしまい、2ストップ戦略の賭けにでたメルセデスのルイス・ハミルトンに残り4周で逆転を許すことになった。

    レッドブル・ホンダもルイス・ハミルトンをカバーして2ストップ戦略に切り替えるという選択肢はなかったのかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「僕はルイスの後ろになっていただろうから、ピットインしても意味はなかった。いずれにしろ、それをすればレースが失われることはわかっていた。僕にとっての唯一のオプションは続けることだったし、それが僕たちがやったことだ」とコメント。

    「ある時点でタイヤを使い果たしてしまい、1秒以内に留めておこうと頑張った。でも、それはほぼ不可能だったし、ルイスが僕を追い抜いていったことでもそれはわかると思う」

    マックス・フェルスタッペンは、第2スティントでバックマーカーへの対応にてこづっていたと語る。

    「最初のタイヤでは最終セクターで僕たちはまだ競争力があったし、ルイスにはあまりチャンスはなかった。そのあと、ハードタイヤに交換したけど、トラフィックによってノーマルのラインを走ることができなかった。それによってルイスに追いつくチャンスを与えてしまった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「もし、メルセデスが1ストップでステイアウトしていれば、僕は彼を抑え続けることができたと思う。でも、ルイスがミディアムに交換し、本当に厳しい戦いになることがわかった」

    マックス・フェルスタッペンは、F1ハンガリーGPでのメルセデスはレッドブル・ホンダよりも速かったとし、ルイス・ハミルトンよりもグリップに苦労していたと明かす。

    「僕たちは現実的でなければならないし、彼の方が明らかに速かったことを認めなければならない。レース全体を通してルイスよりも少しグリップに苦しんでいたし、彼はプレッシャーをかけ続けることができた。2番手にいるときは2ストップのギャンブルをすることができるし、僕は彼をカバーして前に留まろうと頑張らなければならなかった」

    ルイス・ハミルトンにリードを許したマックス・フェルスタッペンは、最後にソフトタイヤに交換してファステストラップを記録した。

    「最後に追加でピットストップをして、ファステストラップを記録できたことには満足している。結局のところ、追加の1ポイントに過ぎないけど、シーズン終了時にはそれが重要になってくることを期待している。どうなるか見てみよう」

    マックス・フェルスタッペンは、依然としてメルセデスが支配的なマシンであることを実感したと振り返る。

    「彼らが本気でプッシュする必要あるときにどれくらいマージンがあるかが示されたと思う。今日のルイスは素晴らしかったけど、彼が本気でプッシュすれば、メルセデスはまだ支配的なクルマだ。もちろん、オーストリアでは彼らはオーバーヒートの問題を抱えていたし、ホッケンハイムのコンディションはトリッキーだったので、クルマの限界まで走らせることができなかった。でも、今日は僕たち二人とも全開でプッシュしていたし、チームとしての彼らの実力が分かったと思う」

    それでも、シーズン後半戦はメルセデスとのギャップをさらに縮めることができることを期待しているとマックス・フェルスタッペンは語る。

    「僕たちはクルマとエンジンにアップデートが入るので、再び近づけることを期待している。そのあとどうなるかわかるだろう」

    最後にシーズン前半戦に点数をつけるとすれば何点かと質問されたマックス・フェルスタッペンは「僕は自分に点数をつけるようなことはしない」とコメント。

    「僕はいつも自分に批判的だし、常に改善できると思っている。シーズン前半は良い結果を残せたけど、常に取り組むべきことはあると思う」

  • メルセデス、ハミルトンの2ストップ戦略への切り替えを7周で決断

    メルセデス、ハミルトンの2ストップ戦略への切り替えを7周で決断

    メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1ハンガリーGPでルイス・ハミルトンの2ストップ戦略を敢行するまで戦略チームが7周にわたって評価を行ったと語る。

    ルイス・ハミルトンはファーストスティントを7周延長し、新しいハードタイヤを使用してリーダーのマックス・フェルスタッペンを攻撃したが、フェルスタッペンのアドバンテージを保持し続けた。

    ルイス・ハミルトンはマックス・フェルスタッペンから数秒以内に留まっていたが、48周目に新品のミディアムタイヤに交換するためにピットに呼び出された。22周を残し、20秒間のギャップを減らさなければならなかったが、残り4周でマックス・フェルスタッペンを抜いて勝利を手にしている。

    「ピットインするかどうか、どのようにレッドブルを驚かせるかついて40周から47周まで議論した。7周にわたる議論だった」とトト・ヴォルフは語った。

    「チームは正しい方法で対応し、バックグラウンドの戦略家がオプションを考え出し、ジェームズ・ボウルズがそれらを評価し、その後、ホッケンハイムで我々が学んだ無線規律とプロトコルで我々全員の選択肢を伝えた」

    「この時点までに、ルイスはマックスに追いつき、ハードタイヤで彼を追い抜くことができたように見えたが、ブレーキについては限界を超えていたので、そのやり方で彼を追い続けることはできなかった」

    「だから、2位を避ける唯一の選択肢は、ミディアムタイヤがオフセットを生み出すことを期待してリスクを取ることだった」

    「最初はあまり良くないように思えたが、それ以降、ルイスはチャンスを嗅ぎ取った。もう後戻りはできなかった」

    ルイス・ハミルトンの勝利は、メルセデスにとって2019年シーズンの12戦で10回目の勝利であり、コンストラクターズ選手権におけるフェラーリとの差を150ポイントまで広げた。

  • レッドブル・ホンダ | 2019年 第12戦 F1ハンガリーGP 決勝レポート

    レッドブル・ホンダ | 2019年 第12戦 F1ハンガリーGP 決勝レポート

    レッドブル・ホンダは、F1ハンガリーGPの決勝で、マックス・フェルスタッペンが2位、ピエール・ガスリーが6位でレースを終えた。

    クリスチャン・ホーナー(チーム代表)
    「今日の展開にはフラストレーションを感じている。マックスは、我々が彼に求められるすべてのことをした。スタートを決め、序盤のラップではレースをコントロールしていた」

    「我々はルイスをカバーするために早めにピットインする必要があった。彼は6周目にピットインしたが、今日のメルセデスのペースは素晴らしかった。彼らはプッシュし続けたが、我々は防護することができていた。マックスとルイスは残り22周までフィールドを大きくリードし、メルセデスは戦略をサイコロを転がして、新品のミディアムタイヤをルイスに履かせた。もし、我々がカバーするためにピットインしていれば、トラックポジションを譲ることになっていただろう。我々はレースの最後まで到達することに賭けた。今日はメルセデスとルイスを祝福したい。彼らは残り3~4周でリードを得ることができた。その時点で我々は失うものは何もなくなったので、新品のソフトタイヤを装着し、ファステストラップを取りにいった。ピエールに関しては、1周目にポジションを失ったが、戦略によって6位まで挽回することができた。もっと良い結果を約束された日に2位と6位は少しフラストレーションを感じるが、それでも我々は2位、ポールポジション、ファステストラップを記録した。マックスはドライバーズ選手権でバルテリとの差を縮めたし、チーム全体が過去数レースでマシンの真のパフォーマンスを示した。これから一生懸命仕事をした自分へのご褒美として夏休みに入ることができる」

    マックス・フェルスタッペン (2位)
    「最善は尽くしたが、ルイス(ハミルトン/メルセデス)のほうが明らかに少しスピードがあった。とはいえ、他車と大きなギャップを築いたし、2位という結果は十分に喜ぶべきものだと思う。ペースという点では今日は僕たちの日ではなかったと思うが、総合的にはとてもいいレースウイークになり、ポールポジションを獲得できたことは大きな前進になった。もちろん、ポールポジションからスタートしたので、当然優勝したかった。ただ、ファステストラップをマークしつつ、2位表彰台を獲得することが、現実的に僕たちができた最高の結果だったのではないだろうか。同じタイヤを装着していたときは、ハミルトンを抑えることができた。ただ、彼らが3番手との差を活かして選択した2ピットストップの作戦が彼にうまく作用したようだ。トップを守り抜こうとタイヤを最大限に使ってトライしたが、毎周1、2秒で差を縮めてきたハミルトンに成す術はなかった。フレッシュタイヤを装着した彼はすぐに僕との差を縮めたので、オーバーテイクされることも予想していた。そのあと、エクストラポイントが稼げるファステストラップを獲得するために、ピットインをし、ソフトタイヤへ変更を行った。結果ファステストラップを更新することができ、とても満足している。できる限りのことはやったので、後悔はない。だんだんとトップへ近づいてきているので、これから迎える休暇をいい気分で過ごせそうだ」

    ピエール・ガスリー (6位)
    「今日のレースは序盤から難しい状況に迫られた一戦だった。スタートがうまくいかなかったことから始まり、そのあともアタックを試みたが、マシンがスライドしてしまい、グリップも得られず苦戦することとなった。1コーナーで板挟み状態になったあと、2コーナーでライコネン(アルファロメオ)と接触しそうになり、スタート後にタイムロスとなることが起きてしまった。FP1とFP2が行われたレースウイーク初日の金曜は調子がよかったが、土曜日からグリップに悩まされることになった。レースは6位でポイント獲得は叶ったものの、さらに上を狙えたはずだ。これからやってくるしばらくの休暇はみんなにとってスイッチオフとなるいい機会だ。僕もリラックするすると同時に、シーズン前半戦でなにがよかったか、なにがより改善できたかを考えたいと思う。そしてシーズン後半戦はさらに力強くなって戻ってきて、多くのポイントを獲得できるレースにしていきたい」

  • レッドブルF1 「ピエール・ガスリーはスタートでレースに負けていた」

    レッドブルF1 「ピエール・ガスリーはスタートでレースに負けていた」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1ハンガリーGPでのピエール・ガスリーは、オープニングラップでレースを失っていたと考えている。

    4番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーだが、スタートで9番手まで順位を下げ、最終的にマクラーレンのカルロス・サインツの後ろの6位でレースをフィニッシュ。チームメイトのマックス・フェルスタッペンに周回遅れにされた。

    ヘルムート・マルコは、ピエール・ガスリーのレースを振り返り、すでにオープニングラップの時点で彼のレースは終わっていたと語った。

    「ここはオーバーテイクが非常に難しい」とヘルムート・マルコは Motorsport-Magazin にコメント。

    「スタートで彼は多くのポジションを失い、そのあとはどうすることもできなかった。そうだね、彼はスタートでレースに負けていた」

    ヘルムート・マルコは、ピエール・ガスリーの将来についてコメントをすることを拒否して次のように付け加えた。

    「これから我々は夏休みに入る。後ほど詳しく説明するつもりだ」

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーのパフォーマンスにフラストレーションを露わにしている。

    「スタートはそれほど良くなかったし、1周目も良くなった。我々はザウバー(アルファロメオ)やマクラーレンとレースをしているべきではない。我々が彼がフェラーリやメルセデスとレースをすることを必要としている。それを達成するためにできるすべてのことをやっていく」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    ピエール・ガスリーには続投の希望はあるかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「彼には夏休み中に時間を取って考えてもらう必要があると思っている。シーズン前半戦を振り返り、そこからのレッスンを後半戦に生かさなければならない。それが我々にとって不可欠だ。フェラーリを捕えるチャンスがあるとすれば、さらに上位で彼がフィニッシュすることが我々にとっては不可欠だ」

    「シーズン終了までクルマに乗せておくのが我々の意向だ。だが、我々は彼がクルマのポテンシャルをもっと認識することが是が非でも必要だ」

  • トロロッソ・ホンダ | 2019年 第12戦 F1ハンガリーGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ | 2019年 第12戦 F1ハンガリーGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1ハンガリーGPの決勝で、アレクサンダー・アルボンが10位、ダニール・クビアトが15位でレースを終えた。

    フランツ・トスト(チーム代表)
    「今日はブダペストに来てくれた大勢のファンと大観衆の前で再びエキサイティングなF1レースとなった。ファンがF1にいかに関心を持っているか示していると思う」

    「我々は週末の序盤からあまり良いペースがあんく、12番手と13番手からのスタートとなった。レース中のパフォーマンスは大変良かったが、ダニールのピットストップは少し早すぎたかもしれない。結果として最後の数周で彼は周りの数名のドライバーと同じようにタイヤに苦しむことになった。それでも、彼は非常に良いレースを走った。アレックスに関しては、ダニールの7周後にピットに呼び入れ、それがレース終盤のアタックに役立ち、ペレスをオーバーテイクすることができ、1ポイントを獲得した。ダニールとアレックスがお互いにレースをするのを見るのは素晴らしかった。ピットウオールからいかなる命令も出したくなかったし、彼らにレースをさせることに決めた。それがグランドスタンドやテレビで見ているファンが望んでいることだ。彼らはフェアに戦い、良いレースだった。これが我々が今日達成できた最大限の結果だったと思う。直接のライバルとのギャップを縮めるために懸命に取り組んでいかなければならない。我々はシーズン後半にそれを達成できると考えている。シーズン前半のチーム全体、ワーキンググループの素晴らしい努力のおかげだ。これから我々は2週間の休暇に入り、残りのシーズンにむけて完全にバッテリーを充電して戻ってくる」

    アレクサンダー・アルボン (10位)
    「とてもいいレースができたと思う。ファーストスティントはまあまあだった。ミディアムタイヤは、ほぼグリップが感じられず、あまりいい手応えは得られなかったが、ハードタイヤに変更したあとのマシンは、みちがえるような感触だった。ダニール(クビアト)とレース中に2度もいいバトルをすることができた。一度目のほうが接近したバトルだった! とてもフェアなバトルを純粋に楽しむことができた。10位は僕たちにとって最良の結果だったと思うので、この結果を喜ぶべきだと感じている。これからしばらくリラックスする時間もあるので、今シーズンを振り返ってなにを改善するべきか理解し、今シーズン後半に向けてしっかり準備していこうと思う」

    ダニール・クビアト (15位)
    「今日のレースはおもしろい展開になったし、もっといい結果で終えられたかもしれない。しかし、ピットインのタイミングが早すぎてしまったため、残り15周でタイヤの限界を超えてしまった。限界を超えてしまうと、それ以上なにもできないため、戦略的にはうまくいかないレースだった。アレックス(アルボン)と同じタイヤを装着していたときのバトルはとてもエキサイティングで、彼をオーバーテイクすることもできた。タイヤが限界を迎えてしまったあとの終盤は、その楽しさが続くことはなかった。しかし、今日の自分の走行には満足していますし、マシンのポテンシャルは十分に引き出せたと思っている。ただポイント獲得とならなかったことは、とても残念に思っている」

  • メルセデス | 2019年 第12戦 F1ハンガリーGP 決勝レポート

    メルセデス | 2019年 第12戦 F1ハンガリーGP 決勝レポート

    メルセデスは、F1ハンガリーGPの決勝で、ルイス・ハミルトンが優勝、バルテリ・ボッタスが8位でレースを終えた。

    トト・ヴォルフ(チーム代表)
    「なんて信じられないようなカムバックだ。これが我々がこのスポーツを愛している理由だ。このような瞬間を待ち続けている。予想外の結果であり、これほど素晴らしい気持ちになっている理由だ」

    「このような展開になるとは思っていなかったが、戦略チームは非常にうまく機能し、素晴らしい判断した。ある時点ではレースでルイスがマックスを捕えられるか確信がことがあったが、彼は集中していたし、レッドブルが視界に入れば襲い掛かることはわかっていた。信じられない走りだったし、夏休みに向かう素晴らしい結果だ。バルテリに関しては残念な日だった。彼はレースのためにとても意気込んでいたし、彼の予選パフォーマンスは素晴らしかった。だが、ファーストラップはうまくいかず、そこから反撃するのは困難だった。シーズン前半は12戦で10勝と素晴らしい展開だった。この休みを使ってバッテリーを充電し、スパではさらに強くなって戻ってきたい」

    アンドリュー・ショブリン(チーフレースエンジニア)
    「夏休みにむけた最高の勝利であり、素晴らしい締めくくりだ。レースは期待していたスタートとはならなかった。ターン3でシャルル(ルクレール)がバルテリの前を横切り、彼はフロントウイングにダメージを受けた。さらに大きな問題を引き起こすリスクを抱えたあの状態で長く走ることはできなかったので、ピットインさせてハードタイヤと新しいウイングを装着することにしたが、その時点からバルテリに関しては救済措置しかできないこともわかっていた。バルテリがそのハードタイヤでレースを走り切れる方法はなく、フレッシュなラバーを履かせてオーバーテイクできる可能性に切り替えることにした。バルテリにあれ以上の挽回できなかったことは残念だが、ここはポジションを取り戻すのが非常に難しいトラックだ。ルイスについてはさらに決断を下さなければならず、1台だけでフェルスタッペンと先頭を争うのはさらに難しさがあった。ファーストスティントは追い抜くチャンスがまったくなかったが、マックスのペースについていくことそれほど難しくなく、ルイスはタイヤを良好な状態に保つことができていた。近くにとどまったことで、彼らが望んでいたよりも早めのピットストップを強いることができ、それが最終的に2ストップ戦略を取るチャンスを生んだと思っている。うまくいくかどうか確証はなかった。常に少しギャンブルだったが、彼らのタイヤの寿命が尽きるリスクがあると考えていたし、少なくともマックスが望むようにはタイヤを管理できないのではないかと考えた。最終スティントではルイスが素晴らしい仕事した。ピットストップのギャップを完全に取り戻すのは決して容易でなかったが、見事にそれを成し遂げ、非常に素晴らしくクリーンなオーバーテイクをした。連戦として簡単な2レースでなく、ホッケンハイムはチームにとって本当にタフだったが、勝利を得て夏休みに入れるのはみんなにとって最高のことだ」

    ルイス・ハミルトン (優勝)
    「僕らは7年間一緒にやっているが、この気持ちに決して飽きることはない。現場とファクトリーにいるみんながいなければ、こんなことは不可能だった。その一員であること、僕を信じ続けてくれ、限界を広げ、リスクをとるチームにとても感謝している。今日はブレーキに少し苦労したので、マックスを抜くチャンスのためにブレーキをできるだけ温存していた。抜くのはとても難しかった。19秒の差を縮められるかどうかわからなかったが、チームから懸命に取り組めと言われ、その通りにした。攻め続けると差が縮まり、1周1周が予選アタックのようだった。ずっと限界ギリギリだった。チームには脱帽だ。今日、ニキがここにいれば、彼もチームに敬意を表しただろう」

    バルテリ・ボッタス (8位)
    「タフで期待外れな一日だった。本当にがっかりしている。1周目は少し混乱していたし、ターン1でロックしたのは僕のミスだ。できるだけ遅く強いブレーキングをしようとしたけど、右フロントがロックしてフラットスポットができてしまった。そのせいで少しアンダーステアになり、見ての通りシャルル(ルクレール)と接触してフロントウイングを壊してしまった。結果的に早めにピットに入ることになったが、トラフィックの中に出てしまって多くのタイムを失い、これで僕のレースは完全に台無しになってしまった。できることは全て試したが、オーバーテイクは本当に難しかった。少なくともポイントは獲れたけど、何が起こったのか分析し、そこから学ばなければならない」