カテゴリー: F1ハンガリーGP

  • ピエール・ガスリー 「ピットレーンから12位は満足と言わざるを得ない」

    ピエール・ガスリー 「ピットレーンから12位は満足と言わざるを得ない」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)は、2022年F1第13戦ハンガリーグランプリの決勝レースを12位で終えた。

    予選を19番手で終えていたピエール・ガスリーは、事前承認を受けずにF1パワーユニットを交換したことでピットレーンスタートとなり、その際にセットアップも変更。その結果、マシンのペースは上がったとガスリーは語る。

    「今日は満足と言わざるを得ない。ピットレーンからのスタートは決して簡単ではないけど、何とか12位までばん回できた」とピエール・ガスリーはコメント。

    「ピットレーンスタートのためにマシンのセットアップをいくつか変更したところ、少しペースが上がり、いくらかいい動きができるようになった」

    「最も重要なことは、これからの3週間で、僕たちのパッケージからより多くのものを引き出し、安定してポイント圏内でフィニッシュすることだ。僕はチームのことも、僕たちが何を達成できるかも知っているし、この新しいマシンは難しいので、どうすればベストを尽くせるかを理解するための時間が必要だ」

    ピエール・ガスリー スクーデリア・アルファタウリ F1 ハンガリーグランプリ

  • メルセデスF1代表が“中古ミディアム”と勘違したフェラーリの戦略

    メルセデスF1代表が“中古ミディアム”と勘違したフェラーリの戦略

    F1ハンガリーGPでフェラーリがシャルル・ルクレールの第3スティントにハードタイヤを履かせたのは、メルセデスF1代表のトト・ヴォルフが第2スティントのミディアムが“中古”だったと勘違いするほど不可解なものだった。

    フェラーリは、アルピーヌF1勢などが苦戦しているという警告があったにも関わらず、シャルル・ルクレールに早期にハードタイヤを履かせて30周を走り切らせるという驚くべき決断をした。

    当然、シャルル・ルクレールもハードタイヤに苦戦し、マックス・フェルスタッペンとジョージ・ラッセルを防除することができず、3回目のピットストップでソフトタイヤに交換するも6位から反撃することはできなかった。ルクレールはある段階では優勝候補にみえていた。

    シャルル・ルクレールは、この選択を“大惨事”と称し、「僕はミディアムで非常に強いと感じたので、チームと話し、ハードを装着したことの背後にある考えを理解する必要がある。すべてがコントロールされていた」と主張。

    「僕は無線でミディアムタイヤはとても快適で、フィーリングが良かったので、そのタイヤでできるだけ長く走りたいたと伝えた。なぜ違った決定を下したのかは分からない」

    この選択は、メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルグが、フェラーリのミディアムが“中古”だったと勘違いするほどだった。

    フェラーリがシャルル・ルクレールにハードタイヤを履かせたとき、メルセデスは頭を悩ませていたのかと Sky Sports F1 に質問されたトト・ヴォルフは「彼らはオプションがなかったんだと思う。彼らにはハードとソフトしか残っておらず、ソフトには早すぎた。だからハードしかなかった」とコメント。

    「金曜日もしくは土曜日に、新品のミディアムを持ち越さなかったという間違いが起こったと思う」

    実際にはフェラーリは、新品のミディアムを2セット残しており、第1スティントと第2ティントで使用した。

    しかし、ルクレールは、1セット目のミディアムを21周、2セット目を17周しか使わなかった。

    優勝したマックス・フェルスタッペンは、中古のソフトでスタートして16周したのち、1セット目のミディアムで22周、2セット目のミディアムで32周を走行した。仮にフェラーリがシャルル・ルクレールの第2スティントを引っ張れば、21秒のピットストップのタイムロスによって41周目にフェルスタッペンに抜かれる展開はなかったわけであり、レース終盤にソフトで勝負ができたかもしれない。

    チームメイトのカルロス・サインツは、第2スティントの2セット目のミディアムで30周走ったが、第1スティントでジョージ・ラッセルをカバーするために1セット目のミディムを17周しか走らず、結果的に第3スティントを中古のソフトで23周走行することになり、タイヤを持たせることができなかった。

    結果的にレコノサンスラップで当初のハードスタートから中古のソフトでのスタートを選択し、第1スティントの少ない周回数で消化することができたマックス・フェルスタッペンが運を掴んだレースだった。

    ハンガリーグランプリ

  • フェラーリF1代表 「問題はタイヤ戦略よりも車のパフォーマンス不足」

    フェラーリF1代表 「問題はタイヤ戦略よりも車のパフォーマンス不足」

    スクーデリア・フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、F1ハンガリーGPで批判を集めたシャルル・ルクレールに第3スティントでハードタイヤをは履かせることを選択した理由を説明。また、問題は戦略よりも車のパフォーマンス不足にあると主張した。

    シャルル・ルクレールは、F1ハンガリーGPをミディアムタイヤですたーとし、第1スティントを3位で走行していたが、最初のピットストップでチームメイトのカルロス・ササインツJr.をオーバーカットして2位に浮上。

    その後、5周分のタイヤアドバンテージのあるシャルル・ルクレールは、レースリーダーのジョージ・ラッセルを追い抜いてリードを奪い、3秒の差をつけてトップに立っていた。

    しかし、フェラーリは39周目の終わりにルクレールをピットインさせ、ハードタイヤを装着させた。

    シャルル・ルクレールは、10番手からスタートしたタイトルライバルのマックス・フェルスタッペンに追い抜かれ、スティントが進むにつれてますますタイムを失った。結局わずか15周後にハードを捨てて3回目のピットストップとしてソフトに交換。最終的に6位でフィニッシュした。

    スクーデリア・フェラーリのF1チーム代表であるマッティア・ビノットは、チームのシミュレーションによると、ハードタイヤは早い段階で温度を上げるのが難しいが、最終スティントではより良いタイヤになると予測されていたことを明らかにした。

    「ハードを装着したときのシミュレーションでは、数周のウォームアップが困難になる可能性はあった」とマッティア・ビノットは説明した。

    「10~11周はミディアムよりも遅かっただろう。だが、その後戻ってきてスティントの終わりよはりも速かっただろう。30周のスティントだった」

    「我々はマックスからポジションを守ろうとしていた。確かにソフトにとっては長すぎただろう。スティントの最初は難しかっただろうが、最後には戻っていただろう」

    レース後、シャルル・ルクレールは、ミディアムタイヤをできるだけ長く履き続けかったが、ハードタイヤに交換を支持されたと語った。3回目のストップでソフトに交換したが、前の車に追いつくことはでいなかった。

    アルピーヌF1チームのフェルナンド・アロンソとエステバン・オコンを含むドライバーは、レース中の異常に涼しいコンディションでハードタイヤに苦労していた。

    スクーデリア・フェラーリは、アルピーヌF1チームがハードタイヤで苦労していることを見て、フェルスタッペンをカバーするためにピットインしないことを検討したかと質問されたマッティア・ビノットは「はい、それについて話し合ったし、戦略は変えられないものではない」とコメント。

    「レース中に何が起こっているかを見て、他のハードタイヤで何が起こっていたかも調べた」

    「我々はあらゆることを考慮し、何が最善かを議論し、あれが我々が下した選択だった。今日の選択は間違いなく正しいものではなかった。

    しかし、ビノットは、日曜日のスクーデリア・フェラーリにとってより大きな問題は、戦略よりも、車のペースが不足していることだったと強調した。

    「今日、マシンは我々が期待していたようには機能していなかった。それは戦略よりも問題だった」とマッティア・ビノットはコメント。

    「カルロスの戦略はハミルトンと同じだったが、うまくいかなかった」

    カルロス・サインツJr.は4位でフィニッシュし、メルセデスはダブル表彰台を獲得している。

    マッティア・ビノットは、ライバルに比べて車のペースが不足していたため、フェラーリは防御戦略を余儀なくされたと主張した。

    「マシンのパフォーマンスは、我々がやりたいことをする自由を与えてくれず、防御を強いられた」とマッティア・ビノットは語った。

    「ペースは金曜日に見たものとは異なり、今日のレースではこのようなコンディションで十分な速さがなかった。車で何かが機能しなかった」

    「ハミルトンがラッセルよりも速かったように、シャルルがカルロスよりも速かったことに気付いたが、我々が見てきたように、ハミルトンの戦略はカルロスにとってもうまくいかなかった。もちろん、それがシャルルにとってうまくいったかどうかを分析する必要がある。だが、今日の最大の問題はクルマだった」

    スクーデリア・フェラーリ F1 ハンガリーグランプリ

  • トップ3ドライバーの間でもフェラーリの“ハードタイヤを選択”が話題

    トップ3ドライバーの間でもフェラーリの“ハードタイヤを選択”が話題

    F1ハンガリーGPでトップ3に入ったドライバーたちは、フェラーリの戦略判断についておしゃべり。ハードタイヤに交換するという決定に驚いていた。

    シャルル・ルクレールは、ミディアムでトップを走行した第2スティントまで優勝の可能性は見えていた。しかし、フェラーリは、ミディアムで17周を走らせた後、ルクレールにハードタイヤを履かせて最後まで走り切らせる決断をした。

    だが、ハードでパフォーマンスを落としたシャルル・ルクレールは、結局、ソフトに交換するために再びピットイン。3番手から6位に順位を落としてフィニッシュした。

    レース後のクールダウンルームで、ルイス・ハミルトンは、ハードタイヤに交換するというフェラーリの判断に最も困惑しているようだった。

    ルイス・ハミルトンは「フェラーリはハードを履いていたの?」と画面に映し出されるマックス・フェルスタッペンのオーバーテイクシーンを見ながら質問。

    マックス・フェルスタッペンとジョージ・ラッセルは笑い、フェルスタッペンはシンプルに「Yeah」と答えた。

    シャルル・ルクレールに同情するジョージ・ラッセル / ハンガリーグランプリ

    また、レース後のSky Sports F1のインタビューで、シャルル・ルクレールはフェラーリのハードタイヤという決定は「大惨事」だと述べ、ジョージ・ラッセルがインタビューに割って入って慰めた。

    「(戦略をどう説明するかは)まだ分からない」とシャルル・ルクレールは Sky Sports F1に認めた。

    「僕はミディアムで非常に強いと感じたので、チームと話し、ハードを装着したことの背後にある考えを理解する必要がある。すべてがコントロールされていた」

    「僕は無線でミディアムタイヤはとても快適で、フィーリングが良かったので、そのタイヤでできるだけ長く走りたいたと伝えた。なぜ違った決定を下したのかは分からない」

    「ペースに関しては、僕としてはかなり満足だった。でも、特にハードで僕にとって大惨事だったレースの最後の部分を誰もが覚えているだろう」と話している途中、ジョージ・ラッセルがインタビューに割って入り、驚いた様子のルクレールと握手し、「運が悪かったね」と慰めた。

    「改善するためにチーム内の問題について話し合うつもりだ」とシャルル・ルクレールは語った。

    別のインタビューでジョージ・ラッセルは「奇妙なことに、フェラーリはハードを履かせた。このコンディションでハードを機能させる術はない。ルクレールに同情する。彼はシーズンを通して良い仕事をしている」と語った。

  • 2022年 F1ポイントランキング (第13戦ハンガリーGP終了時点)

    2022年 F1ポイントランキング (第13戦ハンガリーGP終了時点)

    2022年F1第13戦ハンガリーグランプリが終了。マックス・フェルスタッペンとレッドブル・レーシングが両方のチャンピオンシップでリードを広げた。

    10番グリッドから大逆転勝利を収めたマックス・フェルスタッペン(レーシング)は、6位でフィニッシュしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)との差を80ポイントまで拡大。3位表彰台を獲得したジョージ・ラッセル(メルセデス)がカルロス・サインツJr.(フェラーリ)を抜いてランキング3位に浮上した。

    コンストラクターズチャンピオンシップでは、レッドブル・レーシングがスクーデリア・フェラーリとの差を97ポイントまで拡大した。

    2022年F1ドライバーズポイント
    1.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) – 258(→)
    2.シャルル・ルクレール (フェラーリ) – 178(→)
    3.セルジオ・ペレス レッドブル) – 173(→)
    4.ジョージ・ラッセル (メルセデス) – 158(↑1)
    5.カルロス・サインツ (フェラーリ) – 156(↓1)
    6.ルイス・ハミルトン (メルセデス) – 146(→)
    7.ランド・ノリス (マクラーレン) – 75(→)
    8.エステバン・オコン (アルピーヌ) – 58(→)
    9.バルテリ・ボッタス (アルファロメオ) – 46(→)
    10.フェルナンド・アロンソ (アルピーヌ) – 41(→)
    11.ケビン・マグヌッセン (ハース) – 22(→)
    12.ダニエル・リカルド (マクラーレン) – 19(→)
    13.ピエール・ガスリー (アルファタウリ) – 16(→)
    14.セバスチャン・ベッテル (アストンマーティン) – 16(→)
    15.ミック・シューマッハ (ハース) – 12(→)
    16.角田裕毅 (アルファタウリ) – 11(→)
    17.周冠宇 (アルファロメオ) – 3(→)
    18.ランス・ストロール (アストンマーティン) – 4(→)
    19.アレックス・アルボン (ウィリアムズ) – 3(→)
    20.ニコラス・ラティフィ (ウィリアムズ) – 0(→)
    21.ニコ・ヒュルケンベルグ (アストンマーティン) – 0(→)

    2022年 F1コンストラクターズポイント
    1.レッドブル – 421(→)
    2.フェラーリ – 334(→)
    3.メルセデス – 304(→)
    4.アルピーヌ – 99(→)
    4.マクラーレン – 95(→)
    6.アルファロメオ – 51(→)
    7.ハース – 34(→)
    8.アルファタウリ – 27(→)
    9.アストンマーティン – 20(→)
    10.ウィリアムズ – 3(→)

    2022年のF1世界選手権 ハンガリーグランプリ

  • シャルル・ルクレール 「なぜチームがハードを選択したのか理解できない」

    シャルル・ルクレール 「なぜチームがハードを選択したのか理解できない」

    シャルル・ルクレールは、F1ハンガリーGPでハードタイヤを使用したことがレースの“ターニングポイント”とし、なぜフェラーリが自分にそのタイヤを装着させたのか理解できないと認めた。

    シャルル・ルクレールは、第2スティントのミディアムコンパウンドでわずか17周を終えた後、39周目の終わりにトップからピットインしてハードコンパンドに交換した。

    ハードコンパウンドで1ストップを目指していたアルピーヌF1のエステバン・オコンとフェルナンド・アロンソが苦労している様子を見ていたはずだが、フェラーリはシャルル・ルクレールが70周の残りのレースを走り切ることを期待した。

    だが、この決定は、ミディアムでのミドルスティントを延長し、最後のスティントでソフトに切り替えることを望んでいたシャルル・ルクレールの希望に反するものだった。

    代わりに、シャルル・ルクレールもハードで苦戦し、再びソフトに交換するためにピットインを余儀なくされ、6位フィニッシュとなった。

    シャルル・ルクレールは、その戦略に反対したにも関わらず、フェラーリがなぜ彼をハードのために早期にピットインさせたのか理解できなかったと語った。

    「ミディアムでスタートしたのは正しい選択だったと思う。ハードでストップしたときがレースのターニングポイントだったと思う」とシャルル・ルクレールは語った。

    「第1スティントはストップするのに適切なタイミングだったし、そこでは正しい選択をした。でも、第2スティントをなぜ短くしたのかは正確には分からない」

    「ミディアムをできるだけ長く走り続けたいことを明確にしたけど、非常に早い段階でハードに交換するためにピットインした。その理由を理解する必要がある」

    「ハードはとにかくとても難しかったので、かなり早い段階でピットインしなければならなかった」

    シャルル・ルクレールは、フェラーリがマックス・フェルスタッペンの2回目のピットストップに反応して、彼を早めにピットインさせたのではないかと疑っているが、反応するべきではなく、代わりに最適な戦略に従うべきだったと語る。

    「あれは我々にプレッシャーをかけるための彼の判断だったと確信しているけど、おそらくそれに反応するべきではなかったと思う」とシャルル・ルクレールは説明した。

    「なぜなら、それは私たちにとって雪だるま式の効果であり、僕たちがすべきことよりもはるかに多くのものを失ったからだ」

    今回のような戦略ミスの多発により、シャルル・ルクレールは、F1ハンガリーGPを終えてランキング首位のマックス・フェルスタッペンから80ポイント差をつけられて夏休みに入ることになった。

    最近のフェラーリの失敗がタイトルへの希望にとって何を意味するかと質問されたシャルル・ルクレールは、チームは間違いを整理するまで、チャンピオンシップについて考えることすらできないと語った。

    「正直に言うと、チャンピオンシップについて考える前に、チームとして改善するために何をする必要があるかを理解する必要がある。そうしないと、本当に難しいことになる」とシャルル・ルクレールは認めた。

    「もちろん、このようなレースはフラストレーションがたまるものでであり、全体として改善する必要がある。信頼性やミスなど、常に何かが起こっているように感じる」

    「週末をもっとうまくまとめる必要がある。とりあえず、リセットするために数日を使用するつもりだけど、もっと良くなるために何ができるかを分析し、理解することも重要だ。それが非常に重要だ」

    シャルル・ルクレール F1 ハンガリーグランプリ

  • マックス・フェルスタッペン 「レコノサンスラップでソフトスタートを決断」

    マックス・フェルスタッペン 「レコノサンスラップでソフトスタートを決断」

    マックス・フェルスタッペンは、F1ハンガリーGPの決勝で10番グリッドから優勝。レッドブル・レーシングの素晴らしい戦略を称賛し、スピンを切り抜けて、ドライバーズ チャンピオンシップ首位のリードを広げた。

    パワーユニットンの問題で10番グリッドスタートとなったマックス・フェルスタッペンは、スタートでクリーンを維持し、ソフト – ミディアム – ミディアムの2ストップ戦略を実行。フェラーリをアンダーカットし、ハードタイヤのシャルル・ルクレールをオーバーホールしてリードを奪った。

    「誰もこのような結果なるとはあまり予想していなかったと思うけど、僕たちはレース前に落ち着かなければならないとお互いに言っていた。。それができたと思う。僕たちはすべて正しい判断を下し、レースは少し多忙だった…最初のラップでは、少しボックスインされ、トラブルから逃れることができた」

    「その後はいくつかのオーバーテイクをした。僕たちは適切なタイミングでピットインし、適切なタイヤを車に装着した。計画していたタイミングだったし、基本的にシャルルがハードタイヤで苦労しているのを見たので、そこが彼への攻撃を試みた瞬間だった。彼を捕まえて、360°スピンをして、またポジションを失ったけど、もちろんあれは少し不運だった」

    「でも、その後、僕たちは頭を下げ、再びそれらを取り戻し、ギャップを埋めた」

    現役F1ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンは、グリッドまでのソフトタイヤのラップが、ハードタイヤがレースに適したコンパウンドではないことを彼のストラテジストに確信させたと付け加えた。シャルル・ルクレールは、ハードで15周を費やしたが、最終的にソフトでフィニッシュするためにそれらを捨て、3番グリッドから6位でフィニッシュした。

    「ハードタイヤでスタートする予定だったけど、ソフトタイヤでグリッドに向かったところ、すでにグリップに苦労していたので、『ハードタイヤでスタートするなんてありえない!』と思っていた」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「それはチームの功績でもある。当初は、ハードタイヤでの戦略を計画していたけど、『よし、ソフトに切り替える』と言ってくれた。ハードタイヤは本当にタフだったし、シャルルとカルロスがよく滑っていたのを見えたので、僕たちは自信を持っていた。ソフトについて決心した後、ハードタイヤは考慮されなかった」

    「もちろん、常に良い側にいることは非常に難しい。そう言っておきたいけど、チームにはたくさんの良い人たちがいる。今日、僕たちのストラテジストであるハンナ(シュミッツ)は非常に冷静だったし、彼女は非常に優れていると思う」とマックス・フェルスタッペンは付け加えた。

    マックス・フェルスタッペンは夏休みに向けてシャルル・ルクレールを80ポイント差をつけた。ランキング3位のセルジオ・ペレスはルクレールにわずか5ポイント差に迫っている。さらに、レッドブル・レーシングは、コンストラクターズチャンピオンシップでフェラーリに97 ポイント差をつけ、2戦連続ダブル表彰台のメルセデスはスクーデリアにわずか30ポイント差に迫った。

    「もちろん素晴らしいリードだ」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    マックス・フェルスタッペン F1 ハンガリーグランプリ

  • 【動画】 2022年 F1ハンガリーGP 決勝 ハイライト

    【動画】 2022年 F1ハンガリーGP 決勝 ハイライト

    2022年 F1ハンガリーGP 決勝のハイライト動画。7月31日(日)にハンガロリンクで2022年のF1世界選手権 第13戦 ハンガリーグランプリの決勝レースが行われた。

    優勝はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)。10番グリッドからスタートタイヤにソフトを選択したことが奏功。ミディアムでスタートしたフェラーリ勢とは異なり、第3スティントにミディアムを選択できたことが有利に働き、今季8勝目を挙げた。

    2位にはミディアムスタートで第3スティントにソフトを選択したルイス・ハミルトン(メルセデス)、3位にはポールポジションからソフトタイヤでスタートしたジョージ・ラッセル(メルセデス)が続き、メルセデスF1は2連続でダブル表彰台を獲得した。

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  • 角田裕毅 19位 「ずっとマシンと格闘。レースができたとは思えなかった」

    角田裕毅 19位 「ずっとマシンと格闘。レースができたとは思えなかった」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は、2022年F1第13戦ハンガリーグランプリの決勝を19位で終えた。

    16番グリッドからソフトタイヤでスタートした角田裕毅だが、なかなか順位を上げられない。ソフト、ミディアムに続き、第3スティントにソフトという変則的な2ストップを狙った角田裕毅だが、ピットアウト直後に単独スピンを喫してタイヤを壊すなど精彩を欠き、完走中最下位となる19位でレースを終えた。

    「本当に難しい一日で、あまりレースができたとは思えませんでした」と角田裕毅はコメント。

    「グリップが全くなくて、ずっとマシンと格闘していました。コース上に留めておくことがとても難しく、小さなミスですぐにスピンしてしまいました」

    「この週末は決して楽なものではありませんでしたが、これから先、すべてのデータを見て、アップグレードがなぜうまくいかなかったのかを理解しなければなりません。サマーブレイクで切り替えて、後半戦ではより強くなって帰ってきたいです」

    角田裕毅 スクーデリア・アルファタウリ F1 ハンガリーグランプリ

  • F1ハンガリーGP 決勝:レッドブルF1のフェルスタッペンが逆転で今季8勝目

    F1ハンガリーGP 決勝:レッドブルF1のフェルスタッペンが逆転で今季8勝目

    2022年F1第13戦ハンガリーグランプリの決勝が7月31日(日)にブダペストのハンガロリンクで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が優勝した。

    スタート前に雨が降ったハンガロリンクだが、路面は気温18度、路面温度26度のドライコンディションで70周のレースはスタート。レース中に小雨が降る時間帯もあったが、最後までスリックタイヤでのレースとなった。

    優勝はレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン。予選でF1パワーユニットのトラブルに見舞われたフェルスタッペンは“アウト・オブ・ポジション”である10番グリッドからソフトタイヤでのスタートを選択。

    このタイヤ戦略が功を奏し、第3スティントでミディアムを選択したことで、レースでの直接のライバルとなり、ミディアムからスタートして第3スティントでハードを選択したシャルル・ルクレール(フェラーリ)をコース上でオーバーテイク。41周目に抜いた直後にスピンした一旦順位を落とすシーンもあったが、47周目に再び抜き返してからはレースをコントロール。今季8勝目、通算28勝目を挙げた。チームメイトのセルジオ・ペレスも同じ選択を採用し、11番グリッドから5位でフィニッシュした。

    2位はルイス・ハミルトン(メルセデス)。7番グリッドからミディアムタイヤでスタートしたハミルトンは、上記のルクレールの状況を見て第3スティントにソフトを選択。同じ選択をしたカルロス・サンンツJr.とチームメイトを抜いて2戦連続となる2位フィニッシュ。5戦連続となる表彰台を獲得し、レースのファステストラップも記録。「予選でDRSの問題がなければ勝てた」と悔やんだ。

    3位はポールポジションからスタートしたジョージ・ラッセル(メルセデス)。優勝したフェルスタッペンと同じソフトタイヤでスタートする戦略を採用したラッセルは、序盤と第2スティントでリードラップを記録。最後はチームメイトに抜かれたものの、2戦連続となる3位表彰台を獲得。メルセデスF1は2戦連続でダブル表彰台を獲得した。

    スクーデリア・フェラーリにとっては運に見放されたレースとなった。2番グリッドのカルロス・サインツJr.と3番グリッドのシャルル・ルクレールは、セオリー通りにミディアムスタートを選択したが、上位スタートが逆に裏目に出る結果となった。

    シャルル・ルクレールはコース上でジョージ・ラッセルを抜いて一時トップに立ったが、第3スティントで選択したハードで競争力を発揮できずにマックス・フェルスタッペンに抜かれると、溜まらずソフトに交換。だが、6位から順位を上げることができなかった。

    カルロス・サインツJr.は、ハードに苦戦するチームメイトの状況を見て、ミディアムでの第2スティントを延ばして、第3スティントにソフトを選択。だが、同じ戦略で4周遅くにソフトに交換したルイス・ハミルトンに抜かれてコース上で抜かれて表彰台を逃し、4位でフィニッシュした。

    7位はランド・ノリス(マクラーレン)。1ストップ戦略をとった8位のフェルナンド・アロンソと9位のエステバン・オコンのアルピーヌ勢を抑えたが、コンストラクターズチャンピオンシップの差を縮めるには至らなかった。

    10位には前戦とは逆でチームメイト同士のバトルを制したセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)が入った。

    スクーデリア・アルファタウリは、ピエール・ガスリーはピットレーンスタートの12位でフィニッシュ。角田裕毅は第3スティントソフトタイヤに交換した直後に単独スピンを喫してタイヤを傷め、再びピットストップを余儀なくされるなど精彩を欠き、完走中最下位となる19位でフィニッシュした。

    これで2022年のF1世界選手権の前半戦は終了。後半戦の8月25日~28日の第14戦F1ベルギーGPで再開する。

    2022年 F1ハンガリーGP 決勝 結果・タイム

    順位 No ドライバー チーム GAP INT PIT
    1 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル LAP 70 2
    2 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 7.834 7.834 2
    3 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 12.337 4.503 2
    4 55 カルロス・サインツ フェラーリ 14.579 2.242 2
    5 11 セルジオ・ペレス レッドブル 15.688 1.109 2
    6 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 16.047 0.359 3
    7 4 ランド・ノリス マクラーレン 78.300 62.253 2
    8 3 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ 1L 22.968 1
    9 31 エステバン・オコン アルピーヌ 1L 2.874 1
    10 5 セバスチャン・ベッテル アストンマーティン 1L 0.143 2
    11 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1L 7.611 2
    12 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ 1L 12.948 2
    13 3 ダニエル・リカルド マクラーレン 1L 5.245 2
    14 47 ミック・シューマッハ ハース 1L 0.287 2
    15 24 周冠宇 アルファロメオ 1L 3.935 2
    16 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1L 24.587 3
    17 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1L 0.850 3
    18 6 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ 1L 12.124 3
    19 22 角田裕毅 アルファタウリ 2L 60.905 3
    20 77 バルテリ・ボッタス アルファロメオ     1

    2022 F1 ハンガリーグランプリ