カテゴリー: F1ハンガリーGP

  • オスカー・ピアストリ F1ハンガリーGP決勝「抜ける気がしなかった」

    オスカー・ピアストリ F1ハンガリーGP決勝「抜ける気がしなかった」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、F1ハンガリーGP決勝で2位フィニッシュを果たし、今季12回目の表彰台を獲得した。レース後半、1ストップ作戦を選択したチームメイトのランド・ノリスを猛追し、残り2周でオーバーテイクを試みたが、あと一歩及ばなかった。

    フィニッシュ直後のインタビューでは、「できる限りのことはやった」と語りながらも、悔しさをにじませた。

    「全力でプッシュした。ランドが1ストップに切り替えたと分かった時点で、“これはコース上で抜くしかない”と覚悟したよ。でも、このサーキットでそれをやるのは口で言うほど簡単じゃない。いろいろ試したけど、今回はそのギャンブルがうまくいかなかった」

    残り2周でターン1に仕掛けたシーンについても、「あれが最大のチャンスだった」と振り返る。

    「もっとランドに接近するには、彼がミスをしてくれるしかなかった。0.2〜0.3秒くらい近づければ可能性があったけど、自分の中ではあれがベストのタイミングだったと思う。もちろん、もう1周待てばという見方もあるけど、もし次のチャンスが来なかったら後悔するから。だから行った」

    記者会見では「今日のレースを一言で言うなら?」と聞かれ、「“ミックス”だね」と答えたピアストリ。その理由をこう説明している。

    「こんなに僅差でレースに負けたときは、やっぱり悔しさが残る。でも、外から見ても面白いレースだったと思うし、実際に走っていても楽しかったよ。ただ、負けた側としてはちょっと辛い。でもベストは尽くした。シャルルを抜けたのも大きかったし、マシンは週末を通じてすごく良かった」

    Q3で風の変化に苦しんだ予選から一転、決勝では見事な追い上げを見せたピアストリだが、「ランドと同じ1ストップを選ぶべきだったのではないか」との質問にも率直に答えた。

    「そもそもレース前の時点では、1ストップはほぼ議論にも上がってなかった。2ストップが基本方針だったからね。ただ、レース中に1ストップの可能性については少し話した。でもコックピットの中からでは、どちらが正解かを判断するのは難しい」

    「ランドは順位を落としていて、リスクを取るしかなかった。一方で僕は前を走っていたし、リスクを冒せば代償も大きかった。だから2ストップを選んだのは合理的だったと思う。ただ、結果を見れば1ストップが正解だったのかもしれない。あとで検証はするつもりだよ」

    ハンガリーGP F1 オスカー・ピアストリ(マクラーレン)最後まで攻め続けたがノリスを抜けず2位でゴール

    また、レース後半のランドとのバトルについては、「自分の方がペースはあった。でも、近づきすぎると中高速の連続コーナーでダウンフォースが失われてしまう」と技術的な視点から解説する。

    「中盤セクターの連続コーナーで差を詰めると、次のコーナーで逆に詰められなくなる。ある意味、自分の速さが次のターンでの武器を奪ってしまうんだ。最終コーナーも長くて、その時点で前のマシンにピッタリ付いていると、メインストレートでの加速にも悪影響が出る。だから、接近戦は本当に難しかった」

    「ロックアップはそこまで大きな影響じゃなかったよ。残り1周でまた差を詰め直すことはできた。ただ、そこからさらに2〜3テンポ縮めるのは、もはや新品のソフトタイヤでもないと無理だったと思う」

    タイトル争いへの影響についても問われたが、ピアストリは冷静だった。

    「夏休みに入るけど、ポイント差は10レース以上ずっと10ポイント以内で動いてる。だから特に気にしてない。今日あと1秒早くゴールしていれば“勢いはピアストリだ”って言われてたはず。そういう世界だからね。去年のカナダ以降、僕たちはずっと安定して強いパフォーマンスを維持していると思う。後半もそれを続けるだけ」

    最後に、昨年「予選での改善」を課題として挙げていた件について聞かれると、「今年はかなり改善できてると思う」と満足げに答えた。

    「もちろん完璧ではないけど、去年よりずっと安定している。去年は週末ごとにバラつきがあって、一貫性がなかったけど、今年は“週末を通じてまとめる”という点で手応えがある。このまま、それを毎戦続けていくことが後半戦の鍵になると思うよ」

  • 2025年F1ハンガリーGP 決勝 ハイライト動画:角田裕毅は17位

    2025年F1ハンガリーGP 決勝 ハイライト動画:角田裕毅は17位

    2025年F1ハンガリーGP 決勝のハイライト動画。8月3日(日)にハンガロリンクで2025年のF1世界選手権 第14戦 ハンガリーグランプリの決勝レースが行われた。

    マクラーレンのランド・ノリスが、2025年F1第14戦ハンガリーGPで優勝を飾った。レース終盤にはチームメイトのオスカー・ピアストリから激しい追撃を受けたものの、これをしのぎ切って勝利を手にした。

    ノリスは1ストップ戦略を選択し、2ストップを採用したピアストリに対して有利にレースを進行。今季5勝目を挙げ、ドライバーズ選手権ではピアストリとの差をわずか9ポイントに縮めて夏休みに突入することとなった。

    3位にはメルセデスのジョージ・ラッセルが入り、フェラーリのシャルル・ルクレールをレース終盤にオーバーテイクして表彰台を獲得。ポールポジションからスタートしたルクレールはレース前半をリードしたが、後半にかけてペースが急落し、最終的に4位に終わった。

    レッドブルの角田裕毅は、セットアップ変更に伴うピットレーンスタートを選択。オーバーテイクが難しいハンガロリンクでは序盤からDRSトレインに巻き込まれ、思うように順位を上げることができなかった。さらにレース中盤にはフロントウイングのガーニーフラップが脱落するトラブルに見舞われ、グリップとペースを大きく失うことに。戦略の選択肢も狭まり、17位フィニッシュにとどまった。

    角田はレース後、「今日はかなり厳しい展開だった。ガーニーが取れた影響でクルマの挙動も不安定になってしまった」と振り返りつつ、「それでも前半戦で確実に進歩はできている。夏休み中も作業を続けて、後半戦での巻き返しにつなげたい」と前を向いた。

    動画の公開は終了しました
  • 角田裕毅 F1ハンガリーGP決勝17位と苦戦「中盤以降に損傷でペース失った」

    角田裕毅 F1ハンガリーGP決勝17位と苦戦「中盤以降に損傷でペース失った」

    角田裕毅(レッドブル)は、F1第14戦ハンガリーGP決勝でマシンに損傷を負っていたことを明かし、それが自身のパフォーマンス低下に拍車をかけたと語った。新たなパワーユニットを投入したためピットレーンスタートとなった角田は、17位でレースを終えている。

    「正直なところ、自分ではどうにもできないところでレース中盤から終盤にかけてダメージを受けました。それでかなりペースを失いました」と角田裕毅はレース後にメディアに対して語った。

    「チームとしてもともと基礎的なペースにかなり苦しんでいたうえで、その上にダメージも重なってしまって…正直、それでレースはほぼ終わってしまった感じです」

    レッドブルは週末を通してハンガロリンクでグリップ不足に悩まされ、角田裕毅だけでなくマックス・フェルスタッペンも一貫して苦戦していた。

    夜間の解析によって何らかの原因特定に至ったかと問われると、角田裕毅は「もしそれが分かっていたら、たぶん今日はもっと良いペースで走れていたと思います」と答えた。

    「何かを変えるチャンスはありましたが、正直、現時点ではまだ問題が何なのかハッキリしていません」

    「だからこそ、明日はシミュレーターに行って、ファクトリーでもう少し原因を詳しく調べるつもりです。次のオランダ(ザントフォールト)は今回と似たようなダウンフォースレベルのはずなので、今回と同じような週末にはしたくないですから」

    角田裕毅 ハンガリーGP F1角田裕毅、車体損傷で決勝17位に沈む

    角田裕毅はさらに、グリップ不足についてこうも語った。

    「グリップに関しては、本来あるべきだけのグリップがない感じなんです。どのスティントでもずっと苦しんでいて、1周のペースもロングランでも同じです」

    サマーブレイク直前のこのレースを終え、角田裕毅はドライバーズランキング18位(10ポイント)にとどまっている。チームメイトのフェルスタッペンはレースを完走して3位に位置し、首位のオスカー・ピアストリとは97ポイント差の187ポイント。

    次戦オランダGPは、8月29〜31日にザントフォールトで開催される。

  • F1ハンガリーGP ピレリ決勝総括:ノリスは「例外」 1ストップ成功の背景とは

    F1ハンガリーGP ピレリ決勝総括:ノリスは「例外」 1ストップ成功の背景とは

    ハンガロリンクで行われたF1第14戦ハンガリーGP決勝は、マクラーレンの1-2フィニッシュで幕を閉じた。

    これは4戦連続、今季6度目の1-2であり、通算では56回目となる。優勝を飾ったランド・ノリスは、マクラーレンにとって通算200勝目という金字塔を打ち立てた。F1史上チーム勝利数ではフェラーリ(248勝)に次ぐ2位となる。

    2位にはチームメイトのオスカー・ピアストリが続き、3位にはメルセデスのジョージ・ラッセルが入り、英語圏ドライバーによる“オール・アングロフォン”表彰台が完成した。ラッセルにとっては今季6度目、キャリア通算では21度目の表彰台である。

    ■ 決勝の展開とタイヤ戦略
    レースでは3種類すべてのコンパウンドが使用された。スターティンググリッドでは、大多数の15台がミディアムを選択。アレクサンダー・アルボン、カルロス・サインツ、ニコ・ヒュルケンベルグの3名はソフトを選び、ルイス・ハミルトンとピエール・ガスリーはハードでスタートした。

    戦略面では、10台が1ストップ、9台が2ストップを選択するという拮抗した内容に。最長スティントはエステバン・オコンで、ハードタイヤで55周を走破。また、ガブリエル・ボルトレトとリアム・ローソンはミディアムで最長の40周を記録。角田裕毅はソフトで17周を走行した。

    ハンガリーGP F1 2025年のF1世界選手権4戦連続1-2、戦略を分けたマクラーレン勢

    ■ ピレリ モータースポーツ部門ディレクター マリオ・イゾラのコメント
    「今季前半戦の締めくくりにふさわしい、非常に興味深いレースとなった。3人のドライバーが勝利を争い、最終的にノリスがチームメイトのピアストリを僅差で下して優勝した。両者は異なる戦略を採り、ノリスは1ストップ、ピアストリは2ストップだった。

    理論上は2ストップのほうが速かったが、金曜フリー走行に比べて気温が約10度低かったことにより、3種類すべてのコンパウンドで熱劣化が抑えられ、両戦略のギャップが幾分縮まった。

    正直なところ、我々としては2ストップが最適だったと感じている。実際、5位に入ったフェルナンド・アロンソが築いたラッセルとの差を見れば、それは明らかだろう。ただしノリスは例外で、オープニングラップ終了時に5番手に後退していたことから、リスクを取って1ストップを選んだ。

    ミディアムとハードの性能差が小さく、また各車のレースペースが拮抗していてオーバーテイクが難しかったこともあり、あの時点では常識にとらわれない戦略を試す価値があった。

    とはいえ、異なる戦略が優勝争いに絡んだことで、後半は特に戦術面で面白い展開となった。絶対的な見どころは少なかったかもしれないが、内容は十分に緊張感のあるものだった。

    我々にも夏休み前の最後の仕事が残っている。8月5日(火)と6日(水)の2日間、ここハンガロリンクで2026年仕様タイヤに向けたテストを実施する。主な目的は、9月1日までに公認を受ける必要がある構造の検証と、C3〜C5に相当する柔らかめのコンパウンド開発だ。

    テスト初日はマクラーレン(ノリス)とレーシングブルズ(ローソン)が協力。2日目はフェラーリがルクレールを起用し、アルピーヌは両日とも参加。初日はアロン、2日目はフランコ・コラピントとガスリーが走行予定だ」

    ハンガリーグランプリハンガリーGP F1

  • 2025年F1ハンガリーGP決勝 FACTS AND STATS:マクラーレンが通算200勝

    2025年F1ハンガリーGP決勝 FACTS AND STATS:マクラーレンが通算200勝

    ランド・ノリスとオスカー・ピアストリが、2025年F1ハンガリーGPの終盤でスリリングな接戦を展開。緊迫という言葉すら生ぬるいほどのバトルだったが、最終的にノリスが冷静さを保ち、わずか0.698秒差でチェッカーを受けて勝利を収め、マクラーレンにF1通算200勝目をもたらした。

    ただし、見どころは表彰台争いだけではなかった。ブダペストのグリッドには興味深い記録や数字がいくつも隠れていた。

    ■ このレースは2025年シーズンにおいて、グリーンフラッグ下での最小勝利タイム差(0.698秒)となった。

    ■ マクラーレンはチーム史上2度目となる4戦連続1-2フィニッシュを達成。前回は1988年にアラン・プロストとアイルトン・セナのコンビによって記録されている。

    ■ 今回の勝利で、マクラーレンはF1世界選手権で通算200勝を達成。フェラーリに次いで史上2チーム目。

    ■ マクラーレンはこれでハンガロリンク通算13勝目。他のコンストラクターと比べて6勝の差をつけている。

    ■ 勝者ノリスは2023年・2024年のハンガリーGPではいずれも2位だった。

    ■ ノリスの1.9秒ピットストップは、2025年シーズンここまでの暫定最速記録。

    ■ マクラーレンはハンガリーで2年連続の1-2フィニッシュを達成。

    ■ ピアストリは2位。昨年のハンガリーGPでは68周目にノリスを抜いて優勝している。

    ■ ピアストリのF1キャリア成績はこれで8勝・2位8回となった。

    ハンガリーGP F1 決勝 シャルル・ルクレールポール獲得も勝利につながらず、ルクレールはまたも苦戦

    ■ メルセデスのジョージ・ラッセルは3位で今季6回目の表彰台。

    ■ ハンガロリンクの表彰台を2年連続でメルセデス製パワーユニットが独占。

    ■ フェラーリのシャルル・ルクレールが4位に入り、これでハンガリーGPでは5年連続でポールシッターが勝利を逃している。

    ■ ルクレールは直近16回のポールスタートで勝利したのは2024年モナコのみ。

    ■ ルクレールはこのレース前まで、今季20周しか首位を走行していなかった。

    ■ アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは5位。これは今季チーム最高成績。

    ■ アロンソは過去14回のハンガリーGPのうち13戦でポイント獲得。

    ■ キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトは6位。過去4戦で3度目の入賞。

    ■ ザウバーにとっては2007年にニック・ハイドフェルドが3位に入って以来、ハンガロリンクでの最高成績。

    ハンガリーGP F1 決勝 リアム・ローソンローソン、レッドブル系チーム中最上位の8位でフィニッシュ

    ■ アストンマーティンのランス・ストロールは7位。過去3戦で2度目の7位フィニッシュ。

    ■ レーシングブルズのリアム・ローソンは8位で、レッドブル系列チーム中最上位。

    ■ ローソンは2戦連続で8位フィニッシュ。

    ■ レッドブルのマックス・フェルスタッペンは9位で、優勝したノリスから1分12秒遅れでのフィニッシュ。

    ■ フェルスタッペンは直近4戦で表彰台を逃し続けている。

    ■ メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリは10位。過去8戦で2度目のポイント獲得。

    ■ レーシングブルズのアイザック・ハジャーは11位。直近5戦でポイントを獲得したのはベルギーのスプリントのみ。

    ■ フェラーリのルイス・ハミルトンは12位。これは彼にとってハンガロリンクでの過去15年で最悪の成績。

    ■ ハミルトンはスタート順位と同じ12位でレースを終えた。

    ■ キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグは13位。ハンガリーでのポイント獲得は2016年が最後。

    ■ アルピーヌ勢ではフランコ・コラピントが17位、ピエール・ガスリーが18位。いずれも完走扱いの最後尾。

    ■ ハースのオリバー・ベアマンは唯一のリタイア。過去2戦で初のリタイア者となった。

  • 2025年F1ポイントランキング (第14戦 ハンガリーGP 終了時点)

    2025年F1ポイントランキング (第14戦 ハンガリーGP 終了時点)

    2025年F1第14戦ハンガリーGP終了後、ドライバーズおよびコンストラクターズのポイントランキングが更新された。今季5勝目を挙げたランド・ノリスがオスカー・ピアストリとの差を縮め、マクラーレン勢によるタイトル争いが激化している。

    ドライバーズランキングでは、ピアストリが284ポイントで首位を維持したが、ノリスも275ポイントに到達し、その差はわずか9ポイントに。前戦終了時点で16ポイント差だったことから、今回の逆転勝利が大きな意味を持つ結果となった。

    メルセデスのジョージ・ラッセルもハンガリーGPで3位表彰台を獲得し、157→172ポイントへと加算。5位のフェラーリのシャルル・ルクレール(151ポイント)との差を広げたが、順位(4位)は変わっていない。

    また、フェルナンド・アロンソは6ポイント加算して合計26ポイントとし、一気に13位から11位へとジャンプアップ。ガブリエル・ボルトレトも自己最高の6位入賞で6→14ポイントに倍増し、19位から17位へと浮上した。

    一方、角田裕毅(レッドブル)はハンガリーでもポイントを獲得できず、10ポイントのまま。前戦終了時の17位から18位に後退している。

    コンストラクターズランキングでは、マクラーレンが516→559ポイントと積み上げて首位を独走。2位フェラーリ(260ポイント)、3位メルセデス(236ポイント)が追走する展開だ。アストンマーティンが36→52ポイントで6位に浮上し、ザウバー(51ポイント)とレーシングブルズ(45ポイント)をかわした。

    2025年F1ドライバーズポイント

    1.オスカー・ピアストリ (マクラーレン) – (284)
    2.ランド・ノリス (マクラーレン) – (275)
    3.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) – (187)
    4.ジョージ・ラッセル (メルセデス) – (172)
    5.シャルル・ルクレール (フェラーリ) – (151)
    6.ルイス・ハミルトン (フェラ-リ) – (109)
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ (メルセデス) – (65)
    8.アレクサンダー・アルボン (ウィリアムズ) – (54)
    9.ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー) – (37)
    10.エステバン・オコン (ハース) – (27)
    11.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) – (26)
    12.ランス・ストロール (アストンマーティン) – (26)
    13.アイザック・ハジャー (レーシングブルズ) – (22)
    14.ピエール・ガスリー (アルピーヌ) – (20)
    15.リアム・ローソン (レーシングブルズ) – (20)
    16.カルロス・サインツJr. (ウィリアムズ) – (16)
    17.ガブリエル・ボルトレト (ザウバー) – (14)
    18.角田裕毅 (レッドブル) – (10)
    19.オリバー・ベアマン (ハース) – (8)
    20.フランコ・コラピント (アルピーヌ) – (-)
    21.ジャック・ドゥーハン (アルピーヌ) – (-)

    2025年 F1コンストラクターズポイント

    1.マクラーレン – (559)
    2.フェラーリ – (260)
    3.メルセデス – (236)
    4.レッドブル – (194)
    5.ウィリアムズ – (70)
    6.アストンマーティン – (52)
    7.ザウバー – (51)
    8.レーシングブルズ – (45)
    9.ハース – (35)
    10.アルピーヌ – (20)

    今季後半戦に向けて、ランキング争いはますます接近しており、とくにマクラーレンの2人によるタイトル争いはシーズン後半戦の焦点となりそうだ。中団グループの熾烈な順位争いにも注目が集まる。

    2025年のF1世界選手権 ハンガリーGP F1

  • 角田裕毅の走りにレッドブルF1代表メキース「影響を及ぼすには厳しい状況」

    角田裕毅の走りにレッドブルF1代表メキース「影響を及ぼすには厳しい状況」

    レッドブルF1チーム代表のローラン・メキースは、2025年F1第14戦ハンガリーGP決勝を振り返り、角田裕毅のレースが非常に難しい展開だったと語った。角田はセットアップ変更によりピットレーンスタートを選択し、最下位からの追い上げを強いられたが、最終的に17位でレースを終えた。

    メキースは「今週末はFP1の最初のラップから非常に厳しかった。角田にとっても例外ではなく、ピットスタートとなったことで、そもそもレースにおいて大きな影響を及ぼすのは難しかった」とコメントしている。

    「セットアップの見直しやシステムチェックのためにピットスタートを選んだが、ブタペストのようにオーバーテイクが難しいサーキットでは、早々にDRSトレインに捕まり、レース展開を切り拓くことができなかった」

    加えて、角田裕毅のマシンにはフロントウイングのダメージも発生していたと明かし、「フロントウイングのガーニーフラップが途中で外れたことでグリップを失い、ペースも大きく落ちてしまった。そこからは有効な戦略判断を下す余地もなくなってしまった」と述べた。

    一方で、シーズン全体の流れには一定の前向きな評価も示しており、「ここ2戦連続で2台ともQ3に進出しており、クルマの競争力は高まっている。今回のような難しい週末からこそ、多くの学びがある。後半戦に向けてやるべきことは多いが、我々にはそれを乗り越えるチーム力がある」と語った。

    レッドブルはコンストラクターズランキングで1つ順位を落とす結果となったが、夏休みを利用して体制の立て直しを図り、次戦ザントフォールトでの巻き返しを狙う。角田裕毅にとっても、前半戦で得た手応えを次戦へとつなげたいところだ。

    角田裕毅 ハンガリーGP F1 レッドブル・レーシング

  • 角田裕毅 F1ハンガリーGPでのヒュルケンベルグとの一件は「お咎めなし」

    角田裕毅 F1ハンガリーGPでのヒュルケンベルグとの一件は「お咎めなし」

    角田裕毅(レッドブル)が2025年F1第14戦ハンガリーGP決勝においてニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)をコース外に押し出したとして審議対象となったが、FIAスチュワードは「ペナルティなし(No further action)」との裁定を下した。

    問題となったのはレース中盤、16時10分頃に発生したターン1での接触シーン。ヒュルケンベルグが角田裕毅の外側からオーバーテイクを試みた際、角田はポジションを守ろうとする過程でアンダーステアを起こし、結果的にヒュルケンベルグをコース外に押し出した。

    しかし、ヒュルケンベルグはすぐにコースへ復帰し、角田の前でレースを続行。これを受けてスチュワードは、両者がこのインシデントに等しく関与しており、最終的に順位が正しく保たれたと判断。国際モータースポーツ競技規則(ISC)附則L第4章第2条bの違反には該当しないとして、処分は科さないと決定した。

    裁定文には次のように記されている:

    「27号車(ヒュルケンベルグ)は22号車(角田)の外側からターン1でオーバーテイクを試み、ライン上の優先権を持っていた。22号車はポジションを守ろうとしてアンダーステアを起こし、27号車をコース外に押し出したが、27号車は22号車の前でコースに復帰した。スチュワードは両者がインシデントに寄与し、正しい順位でレースを継続したと判断したため、処分は科さない」

    この決定により、角田裕毅に対するタイムペナルティや警告などの措置は取られないことが正式に確定した。なお、FIAはすべての決定が証拠と規則に基づき独立して行われていることを強調している。

    角田裕毅 ハンガリーGP F1

    ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)13位
    後方スタートとなったヒュルケンベルグにとって、ハンガリーGPは厳しい展開だった。狭いハンガロリンクでのトラフィックに苦しみながらも、チームはアグレッシブな2ストップ戦略を選択。序盤こそ希望が見えたが、結果的に多くのライバルが採用した1ストップの方が効果的だったと振り返る。

    最大の敗因は前日の予選で「上手く実行できなかったこと」にあるとし、レース結果にも直結したと認めた。一方で、チームメイトのガブリエル・ボルトレトが8ポイントを獲得したことには満足感を示し、スペインGP以降6戦連続入賞というチームの流れを前向きに捉えている。

    角田裕毅(レッドブル)17位
    角田裕毅にとって、今週末は終始苦しいものだった。決勝もスタート前から厳しい展開を予想しており、ポイント圏進出は困難と認識していた。決定的だったのはレース中盤、フロントウイングのダメージによりガーニーフラップが脱落し、ペースとグリップが大きく低下。これにより有効な戦略判断も難しくなり、事実上レースは「終わった」と述べている。

    それでも今季を振り返ると、スパで導入された新型フロア以降、着実に前進している実感があると語り、フェルスタッペンとの差は0.1秒まで縮まっていると前向きな評価も加えた。レース翌日にはすぐにシミュレーター作業に取り組む予定で、夏休み中も巻き返しに向けて準備を進める決意を示している。

  • マックス・フェルスタッペン F1ハンガリーGP決勝「厳しい週末は覚悟してた」

    マックス・フェルスタッペン F1ハンガリーGP決勝「厳しい週末は覚悟してた」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、2025年F1ハンガリーGP決勝を9位で終えた。週末を通してグリップ不足に悩まされ、思うような走りができなかったと語る。

    予選では今季最悪のパフォーマンスに終わり、アストンマーティン勢とルーキーのガブリエル・ボルトレトの後塵を拝して8番手に沈んだことに対し、チームのペース不足に困惑を示した。

    レース中盤にはアンダーカット狙いで早めのピットストップを敢行し、一時5位まで浮上したが、その代償として1ストップ作戦の選択肢を失った。

    終盤に再びタイヤ交換を強いられ、順位を落とすことになった。また、ハミルトンをオーバーテイクした際に接触しかけた件で審議対象となったが、スチュワードは不問とした。

    フェルスタッペンが今季9位以下でフィニッシュしたのは、スペインGPの10位に続きこれが2度目となる。

    フェルスタッペンは「残念ながら、週末全体を通して僕たちには何も機能しなかった。なぜそうなったのかを理解する必要がある」と語る。

    「レース中は他のクルマに挟まれて苦しみ、グリップにも悩まされた。高速域では悪くなかったけど、低速や中速のコーナーではダメだった。全体的にクルマがとても扱いづらくて、何をやっても状況を好転させることができなかった」

    「いつも通りすべてを分析して、ザントフォールトに向けてもっとパフォーマンスを引き出せるようにする。今回は僕たちの思い通りにはいかなかったけど、夏休みに入るので家族や友人との時間を楽しみたい。レースのことはあまり考えずにリフレッシュするよ」

    「まだ多くのレースが残っているし、夏明けにはもっと良い結果を目指す。もっと安定したパフォーマンスを目指して、いつも通り全力を尽くす。今回は残念な結果だったけど、前を向いていく」

    チーム代表のローラン・メキースも「FP1の最初のラップから非常に厳しい週末であり、その流れがレースにも表れてしまった。我々は何か重要な要素を見落としていた」と認めた。

    「マックスと角田の両方と共に、多くのことを試したが、いつものようなパフォーマンスを引き出せなかった。チームはあらゆる努力をしたが、トップ争いに加わるには根本的なラップタイムが足りなかった」

    「マックスの戦略も、そもそものパフォーマンスがなければ結果には結びつかない。角田についてもピットレーンスタートだったため、フィールドに対して大きな影響を与えることはできなかった」

    「重要なのは、今回のような状況から多くのデータを得られたことだ。こうした週末こそが大きな学びになるし、必ず前進の糧になる。夏休み中にしっかり振り返り、後半戦に向けた準備を整える。我々には優秀な人材が揃っており、この課題を乗り越える力がある。夏明けには違うレベルのパフォーマンスを見せたい」

    レッドブルにとっては、パフォーマンスの根本的な不足が浮き彫りとなった週末だった。チームは夏休みを活用し、後半戦での巻き返しを図る。

    フェルスタッペン ハンガリーGP F1

    厳しい週末になったと思いますが、今日のレースについてどう振り返りますか?

    マックス・フェルスタッペン:うん、もう週末ずっとグリップがなくて、本当に苦しかった。全体的に、求めていたような走りにはならなかったね。

    スタートではいろいろ工夫はしたけど、それでも難しい展開だった。

    こういうのはもちろん望んでいないけど、正直、厳しい週末になることは覚悟してた部分もあったよ。

    夏休みを迎えるにあたって、今の気持ちは?

    マックス・フェルスタッペン:まあ、大丈夫。確かにタフな1週間だったけど、それでも僕たちはやるべきことをやっていく。

    弱点をしっかり理解して、それを改善する努力を続けるだけさ。まだやれることはたくさんあるし、休み明けに向けて準備していく。

  • リアム・ローソン F1ハンガリーGP決勝「マックスを抑えて結果を出せた」

    リアム・ローソン F1ハンガリーGP決勝「マックスを抑えて結果を出せた」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2025年F1第14戦ハンガリーGP決勝で8位入賞を果たし、2戦連続のポイント獲得に成功した。チームの1ストップ戦略が奏功し、2ストップを選択したレッドブルのマックス・フェルスタッペンを抑えてチェッカーを受けた。

    ローソンは「とても満足している。今日はタフなレースだったし、どこでピットに入るかの判断も難しかった。トラフィックが多かったので、良いタイミングを見つけるのが本当に難しかった」と振り返る。

    「スピードも良かったし、タイヤのデグラデーションもコントロールできていた。チームの判断も的確で、すべてがうまくいった。マックスのようなドライバーを後ろに抑えておくのは簡単なことじゃないけど、戦略が功を奏して、最後まで前にいられた」

    また、直近数戦での安定したパフォーマンスについても言及し、「ここ最近はいい結果が出ているけど、重要なのはこの勢いを維持していくこと。夏休みはチーム全体にとって必要な休息になるし、ブレイク明けもこの調子で戦っていきたい」と語った。

    チーム代表のアラン・パーメインも「リアムにとって非常に力強いレースだった。クルマも戦略も非常にうまく機能していたし、彼はタイヤをうまく持たせて、再び8位でポイントを獲得してくれた」とローソンのパフォーマンスを評価した。

    「残念ながら、ハジャーはスタートでベアマンにポジションを奪われ、後方で多くの時間を費やすことになった。それがレース全体に響いてしまったが、ここ2戦連続で2台ともQ3に進出できているのはポジティブだ。我々はコンストラクターズランキングでひとつ順位を落としてしまったが、中団は非常に接戦なので、後半戦で巻き返すチャンスは十分にある」

    レーシングブルズはこの結果によりコンストラクターズランキングで1つ順位を下げたが、後半戦に向けて確かな手応えを得る週末となった。チームは夏休みを挟み、次戦オランダGPでのさらなる前進を目指す。

    リアム・ローソン ハンガリーGP F1 ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    またポイント獲得ですね。レースを終えての率直な気持ちは?

    リアム・ローソン:良かった。すごく嬉しい。かなりタフなレースだった。

    こういう小さいサーキットで、これだけマシンが密集していると、ピットストップのタイミングを取るのが本当に難しい。

    レースの中でもすごく重要な場面になるから、いつも緊張するけど、今回はうまくいった。

    ピット戦略もうまくハマって、僕たちにとってはすごく良いレースになった。

    最近しっかり結果に結びついてきていますが、いい形で夏休みに入れそうですか?

    リアム・ローソン:いい感じだと思う。おそらくみんな、そろそろ2週間くらいの休みが必要なタイミングだと思うし、自分たちもその時間をしっかり使いたい。

    そして後半戦、サンドフォールトでさらに強くなって戻ってこれたらと思っている。