カテゴリー: F1ハンガリーGP

  • メルセデス 新型F1セーフティカーを投入 ハンガリーGPで初実戦へ

    メルセデス 新型F1セーフティカーを投入 ハンガリーGPで初実戦へ

    F1は2026年ハンガリーGPで、新型のメルセデス製セーフティカーを初めて実戦投入する。メルセデスは木曜日、ハンガロリンクで「Mercedes-AMG GT 63 PRO 4MATIC+」を正式発表し、今週末からFIA公式F1セーフティカーとして運用されることを明らかにした。

    メルセデスは1996年から約30年にわたりF1へセーフティカーを供給しており、今回のモデルは「スリーポインテッドスター」を掲げる14代目の公式セーフティカーとなる。四輪駆動システムの採用など、従来モデルから大幅な進化を遂げている。

    四輪駆動を初採用した新型セーフティカー
    新たに投入されるMercedes-AMG GT 63 PRO 4MATIC+は、F1セーフティカーとして初めて可変式四輪駆動(4MATIC+)を採用したモデルだ。これにより、ドライコンディションだけでなくウエット路面でも最適なトラクション性能を発揮する。

    パワーユニットには4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力612hp(450kW)、最大トルク850Nmを発生。力強い加速性能と高い安定性を両立している。

    外観はブラックとレッドを基調とした新しいカラーリングが採用され、従来モデルとは印象を大きく変えたデザインとなっている。

    ベルント・マイランダー(F1セーフティカードライバー)

    マイランダー「コーナリングと加速で真価を発揮する」
    1999年からF1セーフティカードライバーを務めるベルント・マイランダーは、新型車の性能を高く評価した。

    「Mercedes-AMG GT 63 PRO 4MATIC+は、FIA公式F1セーフティカーとして最高レベルの安全性と卓越したスポーティさ、そして運転する楽しさを兼ね備えている」

    「ドライバーの操作に対する反応は非常に俊敏で正確だ。これは初めて四輪駆動を採用したセーフティカーであり、その効果は他の技術的な特徴と組み合わさることで、特に優れたトラクションとして実感できる」

    「コーナリングや加速時には、その真価を存分に発揮する。本当に素晴らしいロードカーだ。ハンガリーで実際のレースコンディションの中、この新しいセーフティカーを初めて走らせるのを楽しみにしている」

    F1 セーフティカー メルセデス

    30年続くメルセデスとF1のパートナーシップ
    メルセデスAMGモータースポーツ責任者のサイモン・ウィルバースは、30年にわたるF1との協力関係を振り返りながら、新型モデルへの自信を示した。

    「30年にわたり、メルセデス・ベンツとメルセデスAMGはF1へセーフティカーを供給するという特別な責任を担ってきた」

    「私たちにとって、この長い伝統を、自らの基準をさらに引き上げるクルマで受け継いでいけることは大きな名誉であると同時に挑戦でもある」

    「Mercedes-AMG GT 63 PRO 4MATIC+は、卓越したパフォーマンスと精密なコントロール性、安全性を兼ね備えている。FIA公式F1セーフティカーとしてだけでなく、市販車としても非常に優れた1台だ」

    今回投入される新型セーフティカーは、可変式四輪駆動の採用によってあらゆる路面状況で高い走行安定性を実現しており、2026年ハンガリーGPでその実力が初めて実戦で試されることになる。

  • アストンマーティンF1 AMR26Bが初披露 大型アップデートがハンガリーでベール脱ぐ

    アストンマーティンF1 AMR26Bが初披露 大型アップデートがハンガリーでベール脱ぐ

    アストンマーティンF1は、2026年F1第11戦ハンガリーGPを前に、大幅アップデートを施した「AMR26B」を初めて公開した。シルバーストンを拠点とするチームは、シーズン序盤の苦戦を受け、小規模な改良を積み重ねるのではなく、一度に大きな進化を投入する戦略を選択してきた。

    木曜日のハンガロリンクのピットレーンでは、新仕様マシンの姿が現地カメラマンによって撮影され、金曜日のフリー走行で初走行を迎える準備が整った。

    アストンマーティンF1は、このアップデートによって競争力を大きく引き上げ、シーズン後半の巻き返しを狙う。

    AMR26Bは軽量化と空力刷新が柱
    アストンマーティンF1は、他チームのように各戦へ小規模アップデートを投入するのではなく、ハンガリーGPで一気に競争力を引き上げることを目指し、大規模な開発を進めてきた。

    今回投入される「Bスペック」では、シャシーとギアボックス構造の見直しによる大幅な軽量化が最大のテーマとなる。そのほかにも、リアサスペンションの改良、新しいノーズ、そして大幅に見直された空力パッケージが導入される。

    このアップデートは2段階計画の第1弾であり、第2弾として来月のオランダGPではホンダ製パワーユニットの改良版投入も予定されている。

    ニューウェイは、他チームがシーズン中にアップデートを重ねる一方で、自分たちは相対的に「立ち止まる」苦しい期間を過ごしたと認めた。そのうえで、小規模な改良を繰り返すよりも、将来を見据えた大規模アップデートへ開発資源を集中させることが最善の判断だったと説明している。

    ニューウェイ「重量制限に極めて近づける」
    アストンマーティンF1のマネージング・テクニカル・パートナーであるエイドリアン・ニューウェイは、チーム公式サイトで今回のアップデートについて詳細を説明している。

    「主要な構造部分は同じだ。シャシーとギアボックスの基本アーキテクチャは変わらないが、その両方で軽量化を実現した。そのため、前方シャシーは再ホモロゲーションとクラッシュテストを実施する必要があった」

    「フロントサスペンションは変更していない。リアサスペンションは若干見直した」

    「新しいノーズと、大幅に刷新した空力サーフェスを開発した」

    「つまり基本構造は似ているが、大規模な空力アップデートと大幅な軽量化を組み合わせたパッケージだ。目標は最低重量制限に極めて近づけることだ」

    ニューウェイは性能向上についても期待を示しながらも、具体的な数値には慎重な姿勢を見せた。

    「大きな前進になると予測しているが、具体的な数字は挙げたくない。まずは実際に走らせて確認する必要がある」

    さらに、今後の開発基盤についても次のように語っている。

    「このチームは歴史的にエンジニアリング用シミュレーションツールへの投資が十分ではなかった。プロジェクト管理システムだけでなく、物理シミュレーションそのものも含めてだ」

    「現在はその投資を進めているが、ツールは一夜で作り直して検証できるものではない。実車との相関を取るには時間が必要だ」

    「改善は進んでいるが、本当の成果が現れるのは今年後半になるだろう」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    まずは中団争いへの復帰を目指す
    アストンマーティンF1はここまでコンストラクターズランキング最下位に低迷しており、今季獲得したポイントはフェルナンド・アロンソがモナコGPで記録した10位による1ポイントのみとなっている。

    マイク・クラックは今回のアップデートについて「最も重要なのは再びレースができるようになることだ。ここ数戦は中団グループについていくことが非常に難しかった」と語り、まずは中団争いへ復帰することが最大の目標だと強調した。また、今回のパッケージでは空力性能と軽量化という狙いはすべて達成できたとして、ハンガリーGPでの実戦投入に大きな期待を寄せている。

    さらに、冬季テストで苦戦したホンダとの協力体制についても改善が進んでいる。ホンダF1の折原慎太郎トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアは「厳しい時期をともに乗り越えることで関係を築くことができた」と説明。クラックも「私たちは一緒にこの状況を乗り越えなければならないと確認し合った」と語り、シルバーストンと栃木・さくら研究所の連携は以前よりも強固になったとしている。

    チームにとってAMR26Bは2026年シーズンを立て直すための最重要アップデートであり、まずはハンガロリンクでどこまで競争力を回復できるかが大きな注目点となる。その成果次第では、オランダGPで投入予定のホンダ製パワーユニット改良版と合わせ、シーズン後半の勢力図を変えるきっかけとなる可能性もある。

  • ジェンソン・バトン F1初勝利20周年「この時間が永遠に続いてほしいと思った」

    ジェンソン・バトン F1初勝利20周年「この時間が永遠に続いてほしいと思った」

    ジェンソン・バトンがF1初優勝を飾った2006年ハンガリーGPから20周年を迎えた。ホンダは当時のHonda Racing F1 Teamで成し遂げた歴史的勝利を振り返り、バトン本人がHonda RACING Galleryで初優勝当時の思い出やホンダとの絆について語った。

    14番グリッドから逆転優勝を果たしたこのレースは、ホンダにとって約40年ぶりのワークス優勝となり、現在も同社のF1史を代表する名勝負として語り継がれている。

    112戦目でつかんだ悲願のF1初優勝
    それまで112戦にわたってF1初勝利に届かなかったジェンソン・バトンは、2004年にはBARホンダで10度の表彰台を獲得しながらも優勝にはあと一歩届かなかった。2005年も表彰台には上がったものの勝利は遠く、自身も「一生勝てないのではないか」と感じるほどだったという。

    迎えた2006年ハンガリーGP。ハンガロリンクはバトンが「壁のないモナコ」と表現するほど得意とするサーキットであり、Honda RA106も高い競争力を備えていた。

    しかし金曜日のフリー走行でエンジン交換を余儀なくされ、予選では4番手相当の速さを見せながらも10グリッド降格ペナルティを受け、14番手スタートとなった。

    さらに決勝直前には豪雨がサーキットを襲い、各チームとも十分なウエットデータを持たないままレースに臨むという極めて難しいコンディションとなった。

    変化する路面で発揮された真価
    現在では2009年のワールドチャンピオンや通算15勝という実績から知られるバトンだが、その真価は変化するコンディションでこそ発揮された。

    卓越したマシンコントロールとタイヤマネジメント、そして路面状況を読み取る能力を武器に、14番手スタートからわずか4周で7位、7周目には4位まで浮上した。

    レース中盤にはセーフティカー導入時にあえてピットインしないという戦略を選択。さらに2度目のピットストップではタイヤ交換を見送り、中古ウエットタイヤのまま走り続ける大胆な判断が奏功した。

    首位を走っていたフェルナンド・アロンソはドライタイヤへの交換後、ホイール装着トラブルによってリタイア。これによりバトンがトップへ浮上すると、その後は圧倒的なペースで後続との差を20秒以上まで広げた。

    「この時間が永遠に続いてほしかった」
    初優勝へ向かう終盤について、バトンは今でも鮮明に覚えているという。

    「よく『初優勝に向けてトップを走っているときは、時間が永遠のように感じる。マシンのちょっとした異音にも敏感になる』と言うけれど、僕にとっては最高だった。ただ、この時間が永遠に続いてほしいと思ったよ」

    「自分がトップを走っていて、初めてのレースに勝とうとしていると実感したあの瞬間。それは本当に特別なものだった」

    チェッカーフラッグを受けると、ホンダは1967年イタリアGP以来となるワークスチームでのF1優勝を達成。レース後、バトンは「14番手から追い上げて勝てるなんて、これ以上最高の勝ち方はないと思うよ」と喜びを語っていた。

    ジェンソン・バトン ホンダ F1

    20年経っても変わらないホンダとの絆
    バトンは今回、ホンダとの歩みについて改めて振り返り、日本人スタッフへの敬意も口にした。

    「これまでのキャリアの中で、僕自身にとって重要であり、同時にホンダにとっても大きな意味を持つ瞬間が数多くあった。だから、ホンダや日本の人々とのつながりはとても大きかったし、今でも強くそう感じているんだ」

    さらに、日本のエンジニアたちが昼夜を問わず問題解決に取り組む姿勢を称賛し、初優勝の瞬間をこう振り返った。

    「日本人の勤勉さには本当に驚かされる。彼らは自分自身のベストを引き出し、共に働くチームのベストを引き出すために人生を懸けている。だから最後に溢れ出る感情はとても純粋なものになる」

    「ハンガリーで僕らが一緒に初勝利を挙げてフィニッシュラインを越えたとき、あんなにたくさんの大人の男たちが泣いているのを見たのは初めてだった。本当に感動的な瞬間だったよ」

    20年が経った今も、2006年ハンガリーGPで挙げたホンダF1通算72勝目は、チームワークと忍耐、そして決して諦めない挑戦が生んだ歴史的勝利として、ホンダとジェンソン・バトンを結ぶ特別な一戦であり続けている。

  • レッドブルF1 「マカレナ」リアウイングをハンガリーGPで復活へ

    レッドブルF1 「マカレナ」リアウイングをハンガリーGPで復活へ

    レッドブル・レーシングは、今週末のF1ハンガリーGPで「マカレナ」と呼ばれる回転式リアウイングの改良版を再投入する見通しとなった。オーストリアGPとイギリスGPで相次いで発生したトラブルの原因を特定し、対策が完了したためだ。

    ベルギーGPでは信頼性を優先して従来仕様のリアウイングに戻していたが、チームはハンガロリンクで新仕様を復活させる準備を整えている。アップデートが実戦でどのような効果を発揮するかが注目される。

    2件のメカニカルトラブルを特定 ハンガリーGPで修正版を投入
    レッドブルは、オーストリアGPとイギリスGPでマックス・フェルスタッペンのマシンに発生したリアウイングのトラブルを受け、ベルギーGPでは旧仕様へ戻して原因究明を進めていた。

    ベルギーGP後、チーム代表ローラン・メキースは問題が空力ではなく、異なる2種類のメカニカルトラブルだったことを明らかにした。

    「機械的な問題だった。そして2つは異なる原因だった」

    「ブダペストまでには修正を用意できる」

    技術責任者のピエール・ワシェも、問題はリアウイングの機械的な設計にあり、空力コンセプトそのものではないと説明した。

    「シルバーストンでの事故の後に機械的な問題を発見した」

    「すでに修正を施している。マシンへ搭載する前に十分な信頼性があることを証明しようとしている。ブダペストには間に合うはずだ」

    FIAも問題視せず レッドブルは独自基準で慎重姿勢
    ワシェによれば、FIAはこのリアウイングの合法性や構造そのものには懸念を示しておらず、投入を見送ったのはレッドブル独自の安全基準による判断だったという。

    「我々が行った対策についてはFIAにも証明している」

    「慎重になっているのは我々自身だ。リスクは取りたくないし、100%の確信を持って投入したい」

    この回転式リアウイングはフェラーリが先に導入したコンセプトをベースに、レッドブルが独自に発展させたものだ。しかしシルバーストンで2戦連続となるトラブルが発生したことで、フェルスタッペンは「非常に危険だ」と強く批判していた。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    フェルスタッペン「旧型のほうが安心感はあった」
    ベルギーGPでは旧仕様のリアウイングへ戻したことで、フェルスタッペンは3位表彰台を獲得。ドライバビリティも改善したと評価している。

    旧型リアウイングについて尋ねられると、フェルスタッペンは冗談交じりにこう答えた。

    「旧型? 良かったよ。少なくともコース上に留まることができた。それが一番大事だったと思う」

    さらに、マシンバランスの改善も感じていた一方で、決勝ではハードタイヤで苦戦したと振り返った。

    「もう少し競争力はあったし、バランスも少し改善していた。でもハードタイヤでは苦戦した。それだけだ」

    一方で、ハンガロリンクは高速コーナーよりも連続コーナーでの性能が重要となるサーキットだけに、新仕様リアウイングがどこまで競争力向上につながるかについては慎重な見方を示している。

    「ハンガリーではエネルギー不足の影響が少なくなるのは良いことだ。でも、それが有利なのか不利なのかは分からない。結局はコーナーが多いサーキットだから、マシンのコーナリング性能が重要になる。だから、自分たちがどれだけ戦えるかは現時点では予測できない」

    今回の改良版「マカレナ」リアウイングは、レッドブルにとって2026年シーズン後半戦の重要な開発パーツとなる。信頼性問題を克服した新仕様がハンガリーGPで期待どおりの性能を発揮できるか、その実力が初めて本格的に試されることになる。

  • 2026年F1ハンガリーGP テレビ放送時間・配信日程(フジテレビNEXT・FOD)

    2026年F1ハンガリーGP テレビ放送時間・配信日程(フジテレビNEXT・FOD)

    2026年F1第11戦ハンガリーGPは、7月24日(金)からハンガロリンクで開催される。初日にフリー走行1回目(FP1)とフリー走行2回目(FP2)、2日目にフリー走行3回目(FP3)と予選、最終日の7月26日(日)に決勝レースが行われる。

    舞台となるハンガロリンクは、ハンガリーの首都ブダペスト近郊に位置するテクニカルサーキットである。全長4.381km、14のコーナーを備え、短いストレートと低速・中速コーナーが連続するレイアウトから、「カートコース」のような特徴を持つことで知られている。

    2024年から大規模な改修工事が進められており、パドックやホスピタリティ施設、グランドスタンドに加え、コースも順次刷新されている。2026年大会では、前年にピットレーンとスターティンググリッドが再舗装されたのに続き、第1コーナーと第12コーナーの路面も新たに舗装された。

    オーバーテイクの最大のチャンスはホームストレートから第1コーナーへの進入のみで、それ以外は180度近いコーナーを含む連続コーナーが続く。そのため、一度順位を落とすと挽回は容易ではなく、予選順位とトラックポジションがレース結果を大きく左右するサーキットとして知られている。マシンセットアップもモナコGPに近い高ダウンフォース仕様が採用されることが多い。

    2026年ハンガリーGPでは、ピレリは最も軟らかいC3、C4、C5の3種類を選択した。路面グリップはシーズンを通して低い部類に入るものの、走行が進むにつれて急速にラバーが載り、コンディションが大きく改善していくのが特徴だ。

    また、真夏のブダペストはシーズン中でも屈指の高温となることが多く、タイヤの熱劣化が勝敗を左右する重要な要素となる。特にリアタイヤには加速区間が続くことで大きな負荷がかかり、グレイニングが発生する可能性もある。タイヤ戦略では1ストップと2ストップの所要時間が接近するとみられるが、追い抜きが難しいコース特性から、トラックポジションを重視した判断が求められる。

    ハンガリーGPは夏休み前最後の一戦となり、各チームにとって前半戦を締めくくる重要なレースとなる。レース終了後には、アストンマーティン、アウディ、アルピーヌがハンガロリンクに残り、翌2027年シーズン用タイヤ開発を目的としたピレリの合同テストに参加する予定となっている。

    2026年F1ハンガリーGP スケジュール

    ■ 7月24日(金)
    フリー走行1:20:30~21:30(現地時間:13:30~14:30)
    フリー走行2:24:00~25:00(現地時間:17:00~18:00)

    ■ 7月25日(土)
    フリー走行3:19:30~20:30(現地時間:12:30~13:30)
    予選:23:00~24:00(現地時間:16:00~17:00)

    ■ 7月26日(日)
    決勝:22:00~(現地時間:15:00~)

    フジテレビNEXT 放送スケジュール(生放送)

    ■ 7月24日(金)
    フリー走行1:20:20~22:10
    解説:津川哲夫、白幡勝広
    実況:室岡大晴

    フリー走行2:23:50~25:40
    解説:津川哲夫、白幡勝広
    実況:室岡大晴

    ■ 7月25日(土)
    フリー走行3:19:20~21:10
    解説:浜島裕英、川井一仁
    実況:黒瀬翔生

    予選:22:50~27:00
    解説:浜島裕英、川井一仁
    実況:黒瀬翔生

    ■ 7月26日(日)
    決勝:21:20~27:00
    解説:浜島裕英、川井一仁
    実況:黒瀬翔生

    FOD 配信スケジュール

    FODでは2026年F1第11戦ハンガリーGPをライブ配信する。フリー走行1回目(FP1)、フリー走行2回目(FP2)、フリー走行3回目(FP3)は無料配信の対象となっている。

    ■ 7月24日(金)
    フリー走行1:20:20~(無料配信)
    フリー走行2:23:50~(無料配信)

    ■ 7月25日(土)
    フリー走行3:19:20~(無料配信)
    予選:22:50~

    ■ 7月26日(日)
    決勝:21:20~

    ハンガロリング
    FORMULA 1 AWS HUNGARIAN GRAND PRIX 2026
    2026年F1 ハンガリーグランプリ
    サーキット名: ハンガロリング
    コース全長: 4.381km
    周回数:70
    レースディスタンス:306.63km
    ラップレコード:1分16秒627(ルイス・ハミルトン/2020年)

  • アストンマーティンF1 Bスペック到着待ち ガレージは異例の空状態

    アストンマーティンF1 Bスペック到着待ち ガレージは異例の空状態

    アストンマーティンF1が2026年シーズンの巻き返しを懸けた大規模アップデートをハンガリーGPに投入する。新パッケージは通常のアップデートを超える“Bスペック”とも呼べる内容で、シャシーや空力など車体全体にわたる抜本的な刷新が施される。

    AutoRacerによると、ハンガロリンクでは搬入前の時点でガレージが異例の空き状態となっており、新仕様マシンの到着を待つ状況となっている。チームは2026年シーズンの実質的な再スタートとなる重要な週末と位置付けている。

    ハンガリーGPで投入される“Bスペック”マシン
    ハンガリーGPを前にしたハンガロリンクのアストンマーティンF1のガレージは、通常では見られないほど閑散としている。この光景は、シルバーストンのファクトリーで進められてきた大規模な車両刷新を象徴している。

    今回投入されるのは、一般的なアップグレードパッケージではなく、「Bスペック」と呼べるほど抜本的な進化版マシンだ。

    変更はフロアやウイングなどの空力パーツにとどまらず、シャシーやマシン各部に及ぶ。シャシーとギアボックスは基本構造を維持したまま軽量化され、リアサスペンションにも改良が施される見込みだ。

    チームはこのパッケージによって、期待を大きく下回ったシーズン前半戦の流れを断ち切り、中団グループへの復帰を目指している。事実上、アストンマーティンF1にとって2026年シーズンはブダペストから始まるという位置付けだ。

    初日は実戦より信頼性確認が最優先
    大規模な変更を行った影響で、週末開始前の時点では新仕様のコンポーネントはまだサーキットに到着していない。

    マシンは車検と最終組み立てを経て走行可能な状態となり、フリー走行1回目は実質的なシェイクダウンとして臨むことになる。

    チームはまず新パッケージ全体が正常に機能することを確認し、その後に通常のセットアップ作業へ移る計画となっている。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ニューマシン開発を後押しするATRの恩恵
    今回の全面刷新は、これまで使用してきたAMR26の競争力不足をチーム自身が認めた結果でもある。

    小規模なアップデートで数コンマを積み重ねるのではなく、マシンの設計思想そのものを見直し、新たな開発の土台を築くことを優先した。

    現在、アストンマーティンF1はコンストラクターズランキング下位に位置しているため、ATR(空力テスト制限)制度では風洞使用時間を通常より多い115%まで割り当てられている。

    この優位性により、エイドリアン・ニューウェイ率いる技術陣は、今後も豊富な開発時間を活用しながら新仕様マシンの改良を継続できる。

    ハンガリーGPは単なる1戦ではなく、アストンマーティンF1にとってシーズン後半戦の行方を左右する重要な分岐点となる。新しいBスペックが期待どおりの性能を発揮すれば、巻き返しへの第一歩となる可能性がある一方、十分な成果を得られなければ、開発時間の優位性だけでは序盤戦の遅れを取り戻すことは難しくなるだろう。

  • F1ドライバーがFIAの裁定基準に困惑 ハミルトンとルクレールの事例を協議へ

    F1ドライバーがFIAの裁定基準に困惑 ハミルトンとルクレールの事例を協議へ

    F1ベルギーGPで発生したルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールを巡る2件の接触事案を受け、F1ドライバーたちの間でFIAの裁定基準に対する疑問が広がっている。

    報道によると、今週末のF1ハンガリーGPではドライバーとFIAが会合を開き、オーバーテイク時の判断基準やドライビングガイドラインについて協議する予定だ。

    ハミルトンには5秒加算 ルクレールはお咎めなし
    ベルギーGPでは、フェラーリのルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールが、それぞれ異なる接触事故でスチュワードの調査対象となった。

    ハミルトンはオープニングラップでジョージ・ラッセル(メルセデス)と接触し、ラッセルをリタイアに追い込んだ。この件についてスチュワードはハミルトンに全面的な責任があると判断し、5秒加算ペナルティを科した。

    通常であれば10秒加算が標準的な裁定となるケースだったが、接触を回避しようとしたことや、マシンのグリップを失っていたことが情状酌量の要素として認められ、ペナルティは5秒へと軽減された。

    一方、ルクレールはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)との接触について調査を受けたものの、故意にコース外へ押し出したわけではないと判断され、ペナルティは科されなかった。

    レース後、フェラーリ代表のフレデリック・バスールも、スチュワードの判断基準について見解の違いがあることを示唆していた。

    ドライバー側にも困惑 FIAとブダペストで協議へ
    これら2件の裁定は、ドライバーの間でも混乱を招いている。

    とりわけGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)理事を務めるジョージ・ラッセルは、ハミルトンへの5秒ペナルティに驚きを示した一人だ。

    ラッセルは自身とハミルトンの接触について、1周目に自身のマシンが抱えていたパワーデリバリーの問題が発端となった「通常のレーシングインシデント」だったとの認識を示している。

    こうした状況を受け、PlanetF1によると、ハンガリーGPの週末にはドライバーとFIAが会合を開き、オーバーテイク時の裁定手順やドライビングガイドラインについて議論する予定となっている。

    複数のドライバーは、今回の裁定が国際競技規則(ISC)やドライビングスタンダードガイドラインと整合していないように見えるとして疑問を抱いているという。

    スパでの裁定が議論の焦点に
    FIAとドライバーによるこのテーマの正式な協議は、2025年カタールGP以来となる。

    今回の会合自体は以前から予定されていたものだが、ベルギーGPでハミルトンとルクレールを巡る対照的な裁定が下された直後というタイミングもあり、スパでの判定基準を明確化する場として大きな注目を集めそうだ。

  • マクラーレンF1 ハンガリーGPで大規模アップデート投入 新型フロアを実戦投入

    マクラーレンF1 ハンガリーGPで大規模アップデート投入 新型フロアを実戦投入

    マクラーレンF1は、2026年F1第11戦ハンガリーGPでMCL40に「価値あるアップグレードパッケージ」を投入すると発表した。アストンマーティンがAMR26Bを投入する週末に合わせ、マクラーレンも開発競争を本格化させる。

    アップデートの中心となるのは新型フロアで、そのほか複数の空力パーツも持ち込まれる予定だ。チームはフリー走行を通じて各パーツの性能を評価し、後半戦に向けた開発の重要な節目と位置づけている。

    新型フロアを中心にアップデートを実施
    2026年シーズン序盤は各チームが激しい開発競争を繰り広げてきたが、ここ数戦はアップデートのペースがやや落ち着いていた。しかし、夏休み前最後の一戦となるハンガリーGPでは再び開発競争が活発化する。

    マクラーレンは今回、「新しいF1時代とレギュレーションの下でのマシン開発における新たな節目となる価値あるアップグレードパッケージ」を投入すると発表した。

    アップデートの核となるのは新型フロアで、これに加えて複数の空力パーツも投入される。これらはフリー走行で評価され、その効果を詳細に分析する予定だ。

    また、一度投入が延期されていた「マカレナ」リアウイングも改良版がFP1でテストされる。ただし、このリアウイングについてはハンガリーGPおよび次戦オランダGPでレース仕様として正式投入する予定はなく、評価を継続する方針だ。

    さらにマクラーレンは、2026年シーズン後半にも追加アップデートを投入する計画であることも明らかにした。

    ブラウン代表の予告どおり開発を加速
    マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンは以前からMCL40への大型アップデートを示唆しており、今回その内容が正式に明らかになった。

    チームのシニアディレクター(レーシング)のランディ・シンは、ハンガロリンク特有の要求に対応することが重要だと説明した。

    「ハンガリーでは、これまでとはまったく異なるチャレンジが待っています。ハンガロリンクは高ダウンフォース仕様が求められ、ブレーキング時の自信、コーナー進入、そしてトラクション性能が重要になります」

    「高温コンディションに加え、連続コーナーとストレートの少ないレイアウトではタイヤマネジメントも重要な要素になります」

    さらに2026年マシン特有のパワーユニット運用にも言及した。

    「今シーズンを通じてそうであるように、1周を通したパワーユニットのエネルギー配分を最大限活用し、新しいオーバーテイク特性が戦略にどのような影響を与えるかを理解することにも注力します」

    「今週末はアップグレードパッケージも投入します。このような接戦のシーズンでは、あらゆる開発が重要です。フリー走行を通じて新しいパーツの性能を理解できることを楽しみにしています」

    後半戦へ向け重要な一戦に
    コンストラクターズランキングで3位につけるマクラーレンは、現在2位フェラーリに90ポイント差をつけられている。

    夏休み前最後となるハンガリーGPでは、新型フロアを中心としたアップデートの成否が後半戦の巻き返しに向けた重要な指標となりそうだ。アストンマーティンのAMR26Bやレッドブル・レーシングの改良型「マカレナ」リアウイングなど、各チームの開発競争にも注目が集まる。

  • 平川亮 F1ハンガリーGPでハースからFP1出走「今回はプッシュラップを走れる」

    平川亮 F1ハンガリーGPでハースからFP1出走「今回はプッシュラップを走れる」

    TGRハースF1チームは、2026年F1第11戦ハンガリーGPのフリー走行1回目(FP1)で、リザーブドライバーの平川亮がオリバー・ベアマンに代わってVF-26をドライブすると発表した。

    平川亮にとって今季2度目のFP1出走となる。前回のオーストリアGPでは空力テストや赤旗の影響で十分な走行機会を得られず、タイムアタックを行うことができなかったが、今回はハンガロリンクでマシンの限界を探る走行に意欲を見せている。

    平川亮「今度はプッシュラップを走れる」
    平川亮は、再びVF-26をドライブする機会を得られたことへの感謝を述べるとともに、チームへの貢献を誓った。

    「まずは、TOYOTA GAZOO RacingとTGRハースF1チームに、ハンガリーGPのFP1で再びマシンをドライブする機会をいただけたことに感謝しています」

    「オーストリアでは空力テストや赤旗の影響があって、プッシュラップを十分に走ることができず、難しいセッションになりました」

    「今回はプッシュラップを走るチャンスがあるので、とても楽しみにしています。このコースはコンパクトで幅が狭く、低速から中速コーナーが多い、とてもチャレンジングなサーキットです」

    「限界まで攻めて走ることができればうれしいですし、チームへ良いフィードバックを提供して、FP2以降に向けたセットアップ作業に貢献したいと思います」

    平川亮(TGRハースF1チーム)

    小松礼雄代表「理解をさらに深めたい」
    チーム代表の小松礼雄は、ベルギーGPで得た知見をハンガリーGPでも発展させたいと説明。FP1では新たなテスト項目に取り組む予定であり、平川亮の走行にも期待を寄せた。

    「スパではVF-26のパフォーマンスを理解し改善するという点で前進することができましたが、日曜日の結果は非常に残念なものとなりました」

    「シーズン前半最後のレースとなるハンガロリンクは、スパとはまったく異なる特性を持つサーキットです。金曜日にはさらなる理解を深めるためのテスト項目を予定しています」

    「FP1では平川亮がオリバー・ベアマンに代わって走行します。シュピールベルクでの初走行を踏まえ、どのような成長を見せてくれるのか楽しみにしています」

    「競争は非常に激しいですが、夏休み前最後のレースで持てる力を最大限発揮したいと思っています」

  • ホンダF1 ハンガリーGP展望「アストンマーティンのアップグレードが重要」

    ホンダF1 ハンガリーGP展望「アストンマーティンのアップグレードが重要」

    ホンダは、2026年F1第11戦ハンガリーGPを前に、ホンダ F1トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎が週末の注目点について語った。

    今週末のハンガロリンクでは、アストンマーティンF1がAMR26に待望のアップグレードを投入する予定となっており、ホンダにとっても2026年シーズンの巻き返しへ向けた重要な一戦となる。

    アストンマーティンのアップグレードを注視
    折原伸太郎は、ハンガリーGP最大のポイントとしてアストンマーティンの車体アップグレードを挙げた。

    「ハンガリーGPでの重要なポイントは、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラワンチームがAMR26マシンにアップグレードを投入する点です」

    「私たちはPUとシャシーの適合および最適化に向けてチームと密に連携しながら取り組んでおり、期待通りに機能するかを確認するうえで、FP1はより重要なセッションとなります」

    今回投入されるのはシャシー側のアップグレードであり、ホンダのパワーユニットは現行仕様のまま。ただし、新パッケージとのマッチングを確認するため、フリー走行1回目から詳細なデータ収集を進める方針だ。

    ホンダF1 本田技研工業

    PU性能の影響が小さいハンガロリンクに期待
    折原は、ハンガロリンクの特性がアストンマーティンに有利に働く可能性があると見ている。

    「エンジンはアップグレード前ですが、ハンガロリンクは比較的PU性能の影響を受けにくいサーキットであるため、より良いパフォーマンスを期待できると考えています」

    ストップ・アンド・ゴー型ではなく、中低速コーナーが連続するハンガロリンクでは、最高速よりも車体性能やメカニカルグリップが重要となる。そのため、新たな空力パッケージの効果を評価するには適した舞台となる。

    高温下で冷却性能も重要なテーマ
    例年、ハンガリーGPは真夏の厳しい暑さの中で開催される。

    折原は「また、ハンガリーGPは例年高温のコンディションで行われることが多いため、冷却面の確認も、週末序盤の重要なテーマとなります」と説明し、高温環境における冷却性能の評価も重要な課題に挙げた。

    アストンマーティンとホンダは、今週末のアップグレードが後半戦浮上の足掛かりとなるか注目される。