カテゴリー: ホンダF1

  • フェルナンド・アロンソ、F1の迷走ぶりを嘆く 「悲しくなる」

    フェルナンド・アロンソ、F1の迷走ぶりを嘆く 「悲しくなる」

    フェルナンド・アロンソは、予選フォーマットを巡る混乱には、F1への関心が失われつつある理由がよく表れていると現状を嘆いている。

    今シーズンにむけて予選Q1からQ3の各セッションを通してドライバーが一人ずつ脱落していく方式が採用されようとしているが、ドライバーはこれに反対している。

    また、必要とされるタイミングソフトウェアが準備できていないことから新しい方式の導入が延期に。その後、開幕戦オーストラリアGPに向けて新旧の両方式を織り交ぜた形での予選が提案されたが、シーズン開始まで2週間前の段階にもかかわらず、まだどうなるかはまだはっきりしていない。

    予選システムの変更について意見を求められたフェルナンド・アロンソは「本当の意味での意見というものはない・・・残念だよ。僕は悲しい」とコメント。

    「1週間で3回も予選方式が変わるなんて外から見ればおかしいだろうし、このスポーツのことを考えて悲しい気持ちになっている。変わるというか、変わるような素振りかもしれないけどね。誰も、そして、何も公式になっていない。僕が別のスポーツの選手だとして、今のF1を見れば、ちょっと驚くだろうね」

    「こんなことが正しいとは思えない。変更があまりにも多すぎる。観客にとっても、ルールがあまりにも複雑だ。ここスペインにいる僕の友人のみんなが望んでいるのは、テレビをつけたときにバトルを目にし、ビッグなマシン、大きなタイヤ、強烈なノイズ、そして他のスポーツと同じようにレースを楽しむことだと思う」

    「でも、このスポーツで彼らが知っているのは、MGU-HにMGU-K、チャージの状態、スーパーソフト、ミディアムタイヤの使用義務、とか、そんなことだけだ。レースで4番手にいるのに、タイヤの使用義務を消化していないので残り3周でストップしなければならないとかね。そんな感じでは、彼らがテレビの電源を切ってしまってもおかしくない」

    フェルナンド・アロンソは2日(水)にF1ドライバーとFIAの間で開かれたミーティングには出席していない。このミーティングでは、最初にレースディレクターのチャーリー・ホワイティングに対して予選方式への反対意見が訴えられた。

    フェルナンド・アロンソは、2000年代前半の一時期に行われていた1アタックシステムに言及した。

    「仲間たちが言うことには、どんなことであり完全に同意する。なぜなら、満場一致の議論だと思うからね。僕たちはルールの単純化を望んでいる。1ラップ方式、僕たちが2005年にやっていたスーパーポール(1台ずつタイムアタックを実施する形式)だってとても見応えがあった。全員が1周はテレビに映るしね。シンプルでいい」

    「1周のアタックでブレーキが遅くなり、一つのコーナーをミスして15番手スタートになってしまうかもしれない。そのようなラップはアドレナリンも出る」

    「でも、これまで16年間そうしてきたように、彼らが何を決めようとそれをやるつもりだ」

    関連:
    ・F1ドライバー、予選フォーマットの変更に反対意見 – 2016年3月3日
    ・F1:新予選フォーマットの導入は第5戦まで延期 – 2016年2月28日
    ・F1新予選フォーマット:Q3のラスト90秒は一騎打ち – 2016年2月25日

  • マクラーレン・ホンダ:F1 2016 第2回バルセロナテスト 3日目レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1 2016 第2回バルセロナテスト 3日目レポート

    スペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで第2回テストの3日目が行われ、フェルナンド・アロンソにとっては開幕前テストでの最後の走行となった。前日よりも気温が高かったものの、またしても風が強く、マシンのバランスやハンドリングに影響を及ぼした。

    信頼性の大きな問題は全くなく、チームは順調にプログラムを消化。前日のジェンソン・バトンによる121周に続き、この日のアロンソも118周を走行した。

    午前中は燃料の少ない状態で走行し、空力部品の評価を実施。午後には燃料搭載量を増やし、レーススティントを想定したロングランもこなした。この中で、今季テストでは初めてスーパーソフトタイヤを装着した。

    終盤にはさまざまなセットアップや設定変更を試すとともに、フローヴィズペイント(空力状態を確認するための塗料)を用いた空力テストを行って一日を締めくくった。

    テスト最終日となる明日は、ジェンソン・バトンが担当し、予定していたプログラムをすべて完了する予定。

    フェルナンド・アロンソ
    「ここまでの信頼性についてはかなり満足している。冬の間、みんなが懸命に取り組んできて、この数週間で得られた手応えは非常にポジティブで、特にパワーユニットにそれが現れている。まだ準備の段階なので、さまざまな変化のあるこのウインターテストでパフォーマンスは読みきれないと思う。オーストラリアでは、全員が同時にスタートして同じコースを走り、燃料搭載量やタイヤなども同じ条件になるので、その答えが分かるのではないだろうか。まだやるべきことはたくさんありが、昨年よりもパフォーマンスの差は縮められていると思う。パワーユニットに関しては、まだいくつかの伸びしろがあり、開幕後の数戦でさらに進歩させられるはずだ。シャシーについても、新しい空力部品などテストが必要な項目がたくさんあり、デザインし直したマシン後部についてもしっかりと学んで理解し、ポテンシャルを最大限に引き出していかなければならない。このテストで走り込めたのは3日間だった。プレシーズンテストの終わりにはだれもが『まだまだテストしたい部分がある』と感じるものだし、今の僕も同じ心境だ。この2週間でやってきたことには満足しているが、最初の2〜3戦で走行時間がさらに得られるので、さらなる向上がみられるはずだ」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
    「昨日に引き続き100周以上を走行できたことに満足しています。昨年の同時期に比べて、すばらしい信頼性を発揮できているので、詳細の確認やシャシーとパワーユニットの調整に時間を割くことができています。今週から新たな空力パーツを持ち込み、今日はその評価に集中して取り組みました。また、今季から取り入れたサスペンションデザインについても、その挙動を確認してポテンシャルを引き出す作業を行いました。Hondaはパワーユニットについて多くの部分でかなりの向上をしてくれましたし、特にここまでの信頼性とデプロイメントについてはそれが顕著です。ただ、最大限のパフォーマンスを発揮するためには、まだできることがあると考えています。今日は、今季テストで初めて、スーパーソフト、ウルトラソフトのタイヤコンパウンドを試し、レースシミュレーションを行ってデータを比較しました。これはメルボルンでの開幕戦に向けた最終的なセットアップを決める際に役立つでしょう。テストはあと1日しかありません。まだ時間が欲しいところですが、まずは開幕戦に向けての準備を整えるために、明日多くの仕事をこなさなければなりません」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「本日は、レースに向けたパワーユニットのデータ設定を熟成させ、一日順調に走行することができました。エンジンやERSなど、パワーユニットにまつわる問題は一切なく、基本的にはこの仕様設定で明日一日走行し、レース仕様の最終確認を行いたいと思います。明日は開幕前のテスト最終日ですが、オーストラリアGPに向けた準備を行い、サーキットで行えるすべての項目をしっかりと確認して終えたいと思います」

    関連:2016年 F1バルセロナテスト 3日目:キミ・ライコネンがトップタイム

  • フェルナンド・アロンソ 「パワーユニット面でポジティブな回答を得られた」

    フェルナンド・アロンソ 「パワーユニット面でポジティブな回答を得られた」

    フェルナンド・アロンソは、第2回バルセロナテスト3日目に118周を走行し、7番手タイムとなる1分24秒870を記録した。

    フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)
    「ここまでの信頼性についてはかなり満足している。冬の間、みんなが懸命に取り組んできて、この数週間で得られた手応えは非常にポジティブで、特にパワーユニットにそれが現れている」

    「まだ準備の段階なので、さまざまな変化のあるこのウインターテストでパフォーマンスは読みきれないと思う。オーストラリアでは、全員が同時にスタートして同じコースを走り、燃料搭載量やタイヤなども同じ条件になるので、その答えが分かるのではないだろうか。まだやるべきことはたくさんありが、昨年よりもパフォーマンスの差は縮められていると思う」

    「パワーユニットに関しては、まだいくつかの伸びしろがあり、開幕後の数戦でさらに進歩させられるはずだ。シャシーについても、新しい空力部品などテストが必要な項目がたくさんあり、デザインし直したマシン後部についてもしっかりと学んで理解し、ポテンシャルを最大限に引き出していかなければならない」

    「このテストで走り込めたのは3日間だった。プレシーズンテストの終わりにはだれもが『まだまだテストしたい部分がある』と感じるものだし、今の僕も同じ心境だ。この2週間でやってきたことには満足しているが、最初の2〜3戦で走行時間がさらに得られるので、さらなる向上がみられるはずだ」

    関連:2016年 F1バルセロナテスト 3日目:キミ・ライコネンがトップタイム

  • ホンダ 「開幕戦にむけてレース仕様のエンジンモードを最適化」

    ホンダ 「開幕戦にむけてレース仕様のエンジンモードを最適化」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、第2回バルセロナテスト3日目の作業を振り返った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「本日は、レースに向けたパワーユニットのデータ設定を熟成させ、一日順調に走行することができました。エンジンやERSなど、パワーユニットにまつわる問題は一切なく、基本的にはこの仕様設定で明日一日走行し、レース仕様の最終確認を行いたいと思います」

    「明日は開幕前のテスト最終日ですが、オーストラリアGPに向けた準備を行い、サーキットで行えるすべての項目をしっかりと確認して終えたいと思います」

    関連:2016年 F1バルセロナテスト 3日目:キミ・ライコネンがトップタイム

  • ジェンソン・バトン、ホンダを称賛 「デプロイメント部分の進化はすごい」

    ジェンソン・バトン、ホンダを称賛 「デプロイメント部分の進化はすごい」

    ジェンソン・バトンは、今週のテストから搭載しているホンダのアップデート版パワーユニットについて、昨年のホンダのF1復帰以来、最大の前進を遂げていると述べた。

    マクラーレンとホンダは、2015年シーズンを通してパフォーマンスと信頼性不足に苦しみ続け、今シーズンを前にパワーユニットの再考を強いられた。

    その結果、生み出されたエンジンが1日(火)から開始した2回目のバルセロナテストに持ち込まれており、2日目にその感触を味わったジェンソン・バトンは感銘を受けている。

    「パワーユニットに関しては過去14カ月で最大の改善だと言えるかもしれない。とても良い。改良はうまくいった思う。でも、他のみんなに比べればまだまだ全然だ。それはスピードトラップを見ればわかる。でも、ストレートの走り始めで違いを感じられる」とジェンソン・バトンはコメント。スピードトラップではマクラーレン・ホンダは6番手だった。

    「重要なのは、この2日間を通して僕たちがかなりの周回数を重ねていることだ。今日もちょっとしたことでストップすることがあったし、赤旗中断もあったけど、今日は実際にもっと走り込めたようにも思うし、信頼性は示せているはずだ。そこがとても重要だ。いろいろと乗り越えられたと思うし、そうであることを願っている。パワーユニットのパフォーマンスを発揮するために本気でプッシュすることもできている。今まさにそこに取り組んでいる」

    「まだメルボルンのスペックには程遠い。まだ多くの新しいものが投入される。今週とメルボルンのP1にもいくつかあるといいね

    昨年の一番の問題はパワーユニットのタービンとMGU-Hの非効率なデザインに関連してERS(エネルギー回生システム)にあった。その影響で1周あたりのERSのデプロイメントが制限され、ストレートが長いサーキットでは160馬力以上の損失につながったとされている。

    「その部分の進歩がすごい。僕たちが取り組まなければならないと思っていた部分だ」とジェンソン・バトンは付け加えた。

    「昨年のコンプレッサーではデプロイメントに関してあまり大きなことができなかったけど、冬の間にできるようになったし、ホンダが本当に頑張ってテストに持ち込んでくれた」

    「そこに関しては信頼性の問題がまったくない。大きな違いだ。昨年はデプロイメントがなかったので、いくつかのサーキットではレース中に毎周0.6秒失っていた。今のシステムはうまく機能しているし、ライバルに比較してもほとんど差はないと思う。良い前進だと思うし、必要な前進だと思っている」

    「予選では1周すべてで使えなかったので、たぶん0.1〜0.2秒くらいだったと思う。今は楽にできているので、いい感じになっている。でも、すべてのエリアをコンペティティブにするにはもっと必要だ。パワーユニットもそうだし、マシンもそうだ。空力はきちんと競争力を発揮できるところまでまだかなり道のりがある」

    進歩を実感しているジェンソン・バトンだが、それでも開幕戦に向けてあまり期待は高く持っていない。

    「ターゲットは設定していない。僕の目標はプッシュして、全力を尽くす、最大限の力を出すことだけだ。その上で結果がどうなるかだね」とジェンソン・バトンはコメント。

    「今、何か目標を立てることが自分にとってポジティブなことだとは思わない。ポジティブな人は、いつも可能性よりも高めに目標を設定するよね。もしかしたら、達成できるかもしれないし、他の人にノックアウトされるかもしれない。だから、あんまり意味はないかなと思う」

    「後方集団に埋もれないことを願ってはいるけど、まだ競争力を発揮するにはいろいろとやらなければならないことがある。今後2日間でやるべき仕事はまだまだあるし、セットアップなどはまだ仕上がっていないので、しっかりやっていかなければならない。必要な作業がまだたくさんある」

  • マクラレーン・ホンダ:F1 2016 第2回バルセロナテスト 2日目レポート

    マクラレーン・ホンダ:F1 2016 第2回バルセロナテスト 2日目レポート

    第2回テストの2日目は、ジェンソン・バトンが登場。午前中は厚い雲によって路面温度は前日よりも安定していたが、午後は風が強くなり難しいドライビングコンディションに。コース上でのマシンバランスにも影響した。

    この日のプログラムでは、前日のフェルナンド・アロンソによるテストを引き継ぎ、エンジンモードやセットアップの確認を進めるとともに、昨夜到着した新空力パーツも早速装着されて評価が進められた。

    ランチタイムの直前にサスペンションに小さな問題が発生したために一時的に走行を中断したが、すぐに原因を究明してこれを解決。14時にはバトンが走行を再開した。チームは午後のプログラムも順調に進め、ロングランへと移行。トータルで121周と、MP4-31は今季のテストで最多周回を走行した。

    明日はフェルナンド・アロンソが再び担当し、今晩調整を行う新空力パーツの適合を進めるとともに、バランスやパワーユニットとの統合を確認していく。

    ジェンソン・バトン
    「開幕戦に向けて細かな問題を解決し、信頼性を高めていかなければならないので、この2日間でかなりの周回数を走行できたのは重要なことだ。今日の午後に行ったセットアップについては風が強かったので難しく、僕たち以外も苦労したと思う。新パッケージはスムーズに走行していて、昨年よりもよくなっている。開幕戦への準備がしっかりできたと実感するためには、残りの2日間でやるべきことがまだ多くある。エレクトロニクスやスタート時のドライバースイッチの設定などは問題ないが、全体的なセットアップ作業をさらに進めていかなければならない。パワーユニットに関しては、この14ヶ月間で一番大きく改善されている。デプロイメントの進歩は明らかで、ホンダはオフの間に素晴らしい仕事をしてくれたので、ここまで信頼性の問題は起きていない。また、ホンダはモービル1やエッソと連携して大きな進歩を果たしたと思う。競争力を発揮するため、さらに仕事を進めたい。僕たち以外にどれだけの速さがあるのか、テストでは判断しづらいが、上位に近づくためにはさらに大きな向上が必要だ。確認すべき分野がまだあるので、今後2日間でなるべく多くの周回をこなし、新タイヤの確認にも時間を割いて、マシンの理解を深めてセットアップを進めなければならない」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
    「今日多くの周回数を走行できたことに満足しています。オーストラリアに向けてマシンを開発するのに有用な情報を得られましたし、細かな問題に修正を施すこともできました。前から言っているように、こうした確認を行うのがテストの目的であり、信頼性の向上や新しいコンポーネントの適合を行う一番の機会です。我々の意識はパッケージのパフォーマンスにはまだ向いていないので、現段階でラップタイムはあまり重要な意味を持っていません。ただ、コース上での得たデータからは、マシンが予測した通りに動いているという手応えを得ています。残りの2日間でさらに新パーツを投入していくので、オーストラリアまでにまだシャシーを大きくアップデートする予定です。これがうまくいけば、ポジティブな一歩になるでしょう。
    パワーユニットについては、先週のものからさらに向上しています。まだ使い始めたばかりですから、さらに走行距離を伸ばし、そのポテンシャルをフルに引き出すことが必要です」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「本日はバトン選手の車体のセットアップを中心に、レースシミュレーションモードで、順調に周回を重ねました。パワーユニットでは、昨日に引き続き数々のエンジンモードの細かい調整を行い、レースに向けた最終設定を確認しました。明日以降は、レースの走行距離を想定したロングランで、データ設定を実施し、確認したいと思います」

  • マクラーレン 「ホンダのデプロイメント問題は解決した」

    マクラーレン 「ホンダのデプロイメント問題は解決した」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、2015年シーズンに酷い妥協を強いられたERSのデプロイメントの問題をホンダは解決したと述べた。

    昨年、マクラーレンは、ストレートスピード不足によって多くのレースで苦戦を強いられており、チームはそれがホンダのERS(エネルギー回生システム)の非効率性によるものだと考えた。

    ホンダは、2016年にむけてF1パワーユニットのコンプレーサーとタービンを再設計。エリック・ブーリエは、そのエリアに関してライバルとの不利は解消されたと考えている。

    「パワーユニットに関する良いニュースは、今年、その問題が解決されたことだ」とエリック・ブーリエは述べた。

    「いくつかのトラックでは、まったく回生エネルギーを配分できなかった。だが、これは全員にとって同じことだと思う」

    「今年、ライバルにはまだ少しのアドバンテージがあると思う。彼らもその部分を開発してきたからね。だが、少なくとも我々は昨年の他チームと同じくらい良くなる」

    エリック・ブーリエは、ホンダの新しいパワーユニットにはパフォーマンス面で“明らかなゲイン”があると述べた。

    マクラーレンは、ホンダの新型パワーユニットに対応するためにボディワークを修正しなければならなかったが、ここまでのところ、新たな信頼性問題は発生していないと述べた。

    ホンダの進歩には、フェルナンド・アロンソも好印象を抱いているとエリック・ブーリエは述べた。

    「わかりやすい比較だったし、彼は明らかに満足していた」とエリック・ブーリエは付け加えた。

    「彼は明日もっと満足すると思う。火曜日からいくつかマッピン作業を行ってきたし、エンジンは良くなっている」

    フェルナンド・アロンソは、1回目のバルセロナテストで、MP4-31をベストシャシーへ発展させていくことができると感じていると述べていた。

    エリック・ブーリエは、フェルナンド・アロンソの希望は現実的なものだと考えている。

    フェルナンド・アロンソのコメントについて質問されたエリック・ブーリエは「ベストシャシーを得ることがマクラーレンで我々が作業していることだ」

    「それを達成することができれば、我々は満足だ。マクラーレンが軌道に戻るということだからね」

    また、エリック・ブーリエは、ホンダがエンジンを改良したことによってボディワークの変更を強いられたが、“サイズゼロ”空力コンセプトに妥協を強いらせることはなかったと繰り返し述べた。

    「この種の変更でサイズゼロ哲学が消えることはない」とエリック・ブーリエは述べた。

    「ホンダは、彼らがエンジンを最高にするために自由なことをやれる。我々は常に対応することができる」

    関連:ホンダの弱点、デブロイメントとは? – 2015年10月15日

  • マクラーレン、ホンダの新型F1パワーユニットは「明らかなゲイン」

    マクラーレン、ホンダの新型F1パワーユニットは「明らかなゲイン」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、アップデートされたホンダのパワーユニットに“明らかなゲイン”があると語り、テストが終了するまでにポテンシャルをもっと見せられるはずだと述べた。

    ホンダは、シーズン前最後のテストとなる第2回バルセロナテストに新スペックエンジンを投入。マクラーレンは、初日に92周、2日目に121周を走行した。

    ホンダのこのアップグレードは、マクラーレン・ホンダが3月20日(日)の開幕戦オーストラリアGPで使うエンジンに近いものだという。

    「明らかなゲインがある。ポテンシャルが感じられるのはいいことだ」とエリック・ブーリエはコメント。

    「まだ初期なのでもっとマイレージを重ねる必要があるし、これを活用してパフォーマンスを発揮するためにはもっと経験が必要だ。だが、ここまでのところ、間違いなくポテンシャルはある」

    初日の走行を担当したフェルナンド・アロンソは、ホンダのパワーユニットを評価するのはまだ時期尚早だと述べていたが、エリック・ブーリエは、チームへのアロンソのフィードバックは非常にポジティブなものだったと明かした。

    「彼の最初の言葉はハッピーだというものだった。違いを感じることができたそうだ。昨年、そして先週と比べてもね。直接的な比較だったので、彼も明らかに嬉しそうだった」

    「明日もまた楽しめるだろう。我々は昨日からマッピングに取り組んでいて、エンジンはどんどんどんどん良くなっている。だが、あまり急いで進みすぎれば信頼性の問題があるので、一歩一歩進んでいかなけれならない」

    エリック・ブーリエは、信頼性トラブルが多発してテストを阻まれた昨年の同時期と比べて、マクラーレンがマシンをプッシュできるようになったことに満足感を示した。

    「昨年と違ってマシンで作業することができ、多少のチャレンジもできて良かった。いくつかトラブルはあったが、非常にマイナーなものですでに解決されており、再び走り出している。作業を再開できるのはいいことだ」

    ドライバビリティーや信頼性に問題はないのかと質問されたエリック・ブーリエは「マシンに新しいものを載せれば、どうしてもバランスやセットアップを見つける必要が出てくる。だが、それは実行可能な範囲だ」と述べた。

  • ホンダ 「開幕戦にむけてのセッティグ結果には満足」

    ホンダ 「開幕戦にむけてのセッティグ結果には満足」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、第2回バルセロナテスト2日目の作業を振り返った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「本日はバトン選手の車体のセットアップを中心に、レースシミュレーションモードで、順調に周回を重ねました。パワーユニットでは、昨日に引き続き数々のエンジンモードの細かい調整を行い、レースに向けた最終設定を確認しました」

    「明日以降は、レースの走行距離を想定したロングランで、データ設定を実施し、確認したいと思います」

    関連:2016年 F1バルセロナテスト 2日目:バルテリ・ボッタスがトップタイム

  • ジェンソン・バトン 「パワーユニットは過去14ヵ月で最大の改善」

    ジェンソン・バトン 「パワーユニットは過去14ヵ月で最大の改善」

    ジェンソン・バトンは、第2回バルセロナテスト2日目にMP4-31で121周を走行し、5番手タイムを記録した。

    ジェンソン・バトン (マクラーレン・ホンダ)
    「開幕戦に向けて細かな問題を解決し、信頼性を高めていかなければならないので、この2日間でかなりの周回数を走行できたのは重要なことだ。今日の午後に行ったセットアップについては風が強かったので難しく、僕たち以外も苦労したと思う」

    「新パッケージはスムーズに走行していて、昨年よりもよくなっている。開幕戦への準備がしっかりできたと実感するためには、残りの2日間でやるべきことがまだ多くある。エレクトロニクスやスタート時のドライバースイッチの設定などは問題ないが、全体的なセットアップ作業をさらに進めていかなければならない」

    「パワーユニットに関しては、この14ヶ月間で一番大きく改善されている。デプロイメントの進歩は明らかで、ホンダはオフの間に素晴らしい仕事をしてくれたので、ここまで信頼性の問題は起きていない。また、ホンダはモービル1やエッソと連携して大きな進歩を果たしたと思う。競争力を発揮するため、さらに仕事を進めたい。僕たち以外にどれだけの速さがあるのか、テストでは判断しづらいが、上位に近づくためにはさらに大きな向上が必要だ。確認すべき分野がまだあるので、今後2日間でなるべく多くの周回をこなし、新タイヤの確認にも時間を割いて、マシンの理解を深めてセットアップを進めなければならない」

    関連:2016年 F1バルセロナテスト 2日目:バルテリ・ボッタスがトップタイム