カテゴリー: ホンダF1

  • フェルナンド・アロンソ、MP4-31は「信頼性面では大幅な前進」

    フェルナンド・アロンソ、MP4-31は「信頼性面では大幅な前進」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダの2016年F1マシン『MP4-31』が信頼性面で前年マシンよりも大きな改善を果たしていると主張。現在、チームはエンジンからより多くのパワーを引き出すことに焦点を置いていることを示唆した。

    F1ヨーロッパGPのアンバサダーとしてバクーを訪れたフェルナンド・アロンソは「信頼性は大きく前進していると思う」とコメント。

    「僕たちはパワーに関していくつかのコンセプトを大幅に変更しなければならなかった。パワーユニットの哲学のいくつかは信頼性を改善するために大幅に変更になっている」

    マクラーレン・ホンダは、第1回プレシーズンテストでは、冷却液漏れによって丸一日を失ったこともあり、走行距離では後ろから2番目だった。

    しかし、第2回プレシーズンテストでは5位となる走行距離を記録。ジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソは13位と14位のラップタイムを刻んだ。

    「パフォーマンスに関しては、まだエンジンから解放しなければならないパフォーマンスがたくさんあると思う。信頼性をもたらすためにちょっとコンサバティブに走っていたと言えるからね」

    「もう少し限界をプッシュする必要がある。限界をプッシュすることと、レースをフィニッシュすることには常にバランスがある。今、僕たちは最初の数レースでそれを見つけようとしている」

    マクラーレン・ホンダが、序盤戦でトップ争いをする可能性はなさそうだが、フェルナンド・アロンソは、シーズン後半にマクラーレンが2014年のオーストラリア以来の表彰台に挑戦するポジションにいられることを期待している。

    「シーズン序盤は難しいと思う。冬季テスト後もまだちょっとパフォーマンスを逃しているからね」

    「でも、チャンピオンシップはとても長い。21戦、10ヶ月だからね。僕たちの発展はかなり高いと確信しているし、表彰台の可能性もあると思っている。でも、僕たちはそれ以上を望んでいる」

    「僕たちは段階的に進んでいくけど、ワールドチャンピオンになることがチームと僕の最終目標だ。今年はかなり難しいと思うけど、来年やその機会があるときはいつでも、その目標を念頭に作業していく必要がある」

  • マクラーレン 「新車の開発状況は昨年と比較して“昼と夜”くらいの差」

    マクラーレン 「新車の開発状況は昨年と比較して“昼と夜”くらいの差」

    今年のマクラーレンの新車の開発状況は、2015年と比較して“昼と夜”くらいの違いがあるとレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは語る。

    昨年、マクラーレンは、ホンダのパワーユニットの信頼性問題によって走行距離を重ねることができず、開幕戦オーストラリアGPでは1台しかスタートを切ることができなかった。

    しかし、2016年のプレシーズンテストでは、マクラーレンは昨年のプレシーズンテストの周回数を初日2日間で超える信頼性をみせた。

    一貫性のある走行が、昨年と比較して2016年の開発プランにどのように影響を与えたかと質問されたエリック・ブーリエは「昼と夜くらいの違いがある」とコメント。

    「去年はクルマに何もすることができなかった。チェックだけで・・・実際に何もできていなかった!」

    「少なくとも今年は、ジョブリスト、Todoリスト、チェックリストの多くを完了させた」

    「システム面、そしてクルマ自体でさえ、クルマに導入した新しいデザインのいくつかを限界までプッシュすることができた」

    「それらには失敗したものもだった。だが、それはテストの通常のプロセスであり、結果には満足している」

    「ウォーキングのメカニックにフィードバックもできており、彼らはより多くのデータを持っているので、我々は自分たちがどの位置にいるか把握できている。開発においてそれは大きなブーストとなるだろう」

    マクラーレンは、バルセロナのテスト最終日にいくつかの新パーツを走らせることができなかったが、エリック・ブーリエはアップデートによってメルボルンでは“さらに多くのパフォーマンス”を発揮できると予想している、

  • フェルナンド・アロンソ 「常に最高のマシンがあるところにいたいもの・・・」

    フェルナンド・アロンソ 「常に最高のマシンがあるところにいたいもの・・・」

    フェルナンド・アロンソは、将来メルセデスへ移籍する可能性を除外していない。そして、ホンダのパワーユニットのパワー不足が、マクラーレにとってメインの問題だと明かした。

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダとの残りシーズンの契約に完全にコミットしているが、昨年、ルイス・ハミルトンと入れ替わりでフェラーリからメルセデスに移籍する可能性があったことを明かしている。

    「常に最高のマシンがあるところにいたいものだ。それはメルセデスだ」とフェルナンド・アロンソは Onda Cero にコメント。

    「今、僕は満足しようとしている場所にいる。そうだね、僕は幸せだよ」

    フェルナンド・アロンソの“幸せ”とのコメントが、前所属チームであるフェラーリの状況に言及しているのはほぼ間違いない。

    「モンテゼーモロは、プロスト、ラウダ、セナのようなドライバー全員が彼にフェラーリで走れるかどうか彼に尋ねたと僕に話した。彼は僕が去りたいと頼むと思っていなかった」

    昨年の新生マクラーレン・ホンダの船出は壊滅的なものに他ならなかった。だが、フェルナンド・アロンソは、2016年マシンは間違いなく良くなっていると語る。

    「僕たちが遅れをとっているのは30〜80馬力くらいだ」とフェルナンド・アロンソは述べた。「メルセデスから100〜200馬力劣っているわけではない」

    「去年のエンジンは深刻な構造欠陥があった。今年、僕たちがその失った全てを取り戻すことができるとは思わないので、再びパワーがアキレス腱になるだろう」

    「でも、今シーズンは違っているし、僕たちは良いスタートを切った。勝利は得られないだろうけど、去年とはとても異なるだろう。とてもモチベーションが高いし、人生のベストシーズンにしたいと思っている。クルマはいくつかの制限のなかで誕生したけど、大きく改善していると伝えられている」

    また、フェルナンド・アロンソは、レギュレーションの大幅な改善を望んでおり、マクラーレンとの契約が終わるまでに現世代のマシンを走らせたいとの願望が尽きてしまうかもしれないと警告する。

    「僕はまだ最高レベルで数年過ごせるだろう。少なくとも2年はね。そのあとは様子を見てみよう」とフェルナンド・アロンソは TVE にコメント。
    「今のF1カーはあまりに遅い。ドライビングの喜びを奪っている。グリップをさらに減らすために、かなり圧力が高く、固くて、理解するのが難しいタイヤを装着していて、かなり遅いクルマだ」

    「今はドライビングが違っているし、より退屈だ。視聴者は減り続けている。彼らをだますことはできない。僕たちがスポーツの正しい方向性を見つけられることを期待している」

  • マクラーレン・ホンダ、今後のシャシーとエンジンの改善に手応え

    マクラーレン・ホンダ、今後のシャシーとエンジンの改善に手応え

    マクラーレンは、2016年にシャシーとエンジンサプライヤーのホンダの両面から大きな改善があることを期待している。

    2015年に悪夢のシーズンを過ごしたマクラーレン・ホンダには、2年目の今年こそは大きなステップアップを果たさねばならないというプレッシャーがかかっている。

    昨年の3回のプレシーズンテストでは1751kmしか走れなかったマクラーレン・ホンダだが、今年は2回のテストで3305kmを走破。走行距離だけで言えば、すでに昨年と比較してクルマは進歩を遂げている。

    まだマクラーレン・ホンダd MP4-31の真のパフォーマンスは不明だが、ホンダはパワーユニットに関してシーズン中にさらなる改良を予定しており、メルボルン仕様に満足感を示している。

    「エンジンはすでにホモロゲートされているので、この仕様をメルボルンに持っていきます」とホンダのF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介はコメント。

    「ここではまったく同じエンジンを使っており、100%で走らせています。重要なのは、我々はシーズンを通してエンジンを改良していくということです。しかし、スターティングポイントとしてはとても良いと言っていいでしょう」

    「詳しい計画はお話しできませんが、チームを含めた全員がエンジンパフォーマンスの改善に期待しています。我々はルールの範囲内でそこに挑戦しています」

    シャシー面に関しては、マクラーレンはバルセロナテストで2016年の全てのパーツをテストすることはできなかった。開幕戦のオーストラリアGPでは多くのアップグレードを備えたパッケージを持ち込むという。

    「我々のやり方は少し違う。最終テストでは2016年のフルスペックを使っていない」とレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエはコメント。

    「プログラムにはやや遅れが生じており、オーストラリアには修正しきれなかったパーツを持って行くことになるが、テストの大半で走れたのはとても良いニュースだ」

    「シャシーに関しては、昨年と違って全てのシステムを確認できたことが重要だ。ここまでは良い成果だ。シーズンのスタート前に、比較的信頼性のあるクルマに仕上がったといえる。確実に自信はついた。これからもっと高められるだろう。ベースは良さそうだし、今後数週間でさらに多くのパフォーマンスを発揮できるようになる」

    2016年と2015年の違いについて質問されたエリック・ブーリエは「天と地ほどの違いがある」とコメント。

    「昨年はクルマにまったく手をつけられなかった。ただのチェック・・・つまりゼロだった! 少なくとも今年は多くのジョブリストとチェックリストをクリアできた」

    「システムについてもクルマ自体についてもいくつかの新しいデザインで限界まで試すことができた。その中には失敗もあれば成功もあったが、それはテストの通常のプロセスだ。結果には満足している」

    「少なくともこの8日間である程度のマイレージをカバーできたので、良い準備ができたし、安心している。ウォーキングにフィードバックを送ることで彼らのデータも増え、自分たちの状態もわかるようになった。開発面でこれは大きな加速につながる」

    「エアロダイナミシストたちにはパッケージを開発する最大限の時間を与えたかった。そのためには製造のリードタイムを圧縮しなければならず、そこで何かが起きれば遅れが生じてしまう。それはそれだ。何も間違っていないし、ドラマも、物語も、何もない。毎日のように起こることだ。全てのレースでもね」

  • 【インタビュー】 フェルナンド・アロンソ:2016年プレシーズンテスト総括

    【インタビュー】 フェルナンド・アロンソ:2016年プレシーズンテスト総括

    フェルナンド・アロンソが、2016年のF1プレシーズンテストでのマクラーレン・ホンダの状況を振り返った。

    フェルナンド・アロンソは、8日間のテストで333周を走り込み、総合タイムでは15番手となる1分24秒35をソフトタイヤで記録した。

    昨年のプレシーズンテストと比較すると信頼性面では大きな進歩だが、フェルナンド・アロンソは、2016年のマクラーレン・ホンダのパフォーマンスについてはまだわからないと語る。

    フェルナンド、マクラーレンはここ数日間で多くのマイレージを重ねることができましたね。信頼性への懸念はもう過去になったという兆候でしょか?
    そうだね、後半はずっと良くなった。先週は1日を逃してしまったけど、今週はここまでほぼトラブルフリーと言えるし、それはとても有望なことだ。先週、僕たちはクルマのデザイン面でいくつか新しいコンセプトを持ち込んだので、もっと理解を深めるためにもクルマでマイレージを重ねることがかなり重要だった。一方、パワーユニット面では僕たちはいくつか基本的な変更をしなければならなった。昨シーズン、僕たちはシーズン中に11〜12基を使っていたからね。それは受け入れがたいことだった。もうそれは繰り返せない! なので、ここまでの今週の発展状況については満足している。もちろん、僕たちのパフォーマンスレベルは、オーストラリでわかるようになるだろう。今は何も言うことができない。毎日、異なるタイヤ、異なる燃料量だし、きちんとラップタイムを読み取ることは不可能だ。なので、メルボルンでのレースを楽しみにしている。4時、同じタイヤ、同じ燃料搭載量 – そのあと、全員がどの位置にいるか見てみよう。

    昨シーズンのメインの問題はパフォーマンスと信頼性不足でした。現在、その2つの問題についてはいかがですか?
    まあ、僕たちはかなり多くの周回を走り込んでいる。それは冬の間に僕たちがとても懸命に作業をしてきたことを示しているし、少なくとも信頼性は大幅に良くなっている。少なくともそこには満足している。パフォーマンス面ではちょっとスタンバイ状況だ。トップタイムに手が届きそうなときもあれば、到達できないように思う日もある。他の全員のパフォーマンスにはちょっと混乱するよね。僕たちにはまだやらなければならない作業がたくさんあると思っているし、そのあとでパフォーマンス面でどれくらい近づいているか期待することにしよう。

    またやらなければならない多くの作業があると言いましたが、どれはどのエリアに当てはまりますか?
    パワーユニット面は関しては、次のエンジンのステップは今後のレースで発揮されるだろう。それに加えて、シャシー面でもクルマのリアの再設計のような多くのことをテストしたいと思っている。僕たちはまだそのエリアのポテンシャルを最高に生かす方法を学んでいるプロセスにいる。

    去年、タイヤはチャンピオンシップで重要な役割を演じました。2016年もそれは当てはまりますか?
    タイヤ面では大きな変化はない。確かにウルトラソフトタイヤがあるけど、ここ2年間のシナリオをほとんど変わりはないと思う。

    去年はほとんど走行できませんでしたが、今シーズンは例えばフィジカル面など異なる準備はしなければなりませんでしたか?
    冬の間にフィジカル面の準備はかなりやってきたし、チームと一緒に一流の作業をしてきた。とてもモチベーションは高い。チャンピオンは争えないかもしれないけど、たとえどのポジションを戦うとしても、ベストシーズンにしたい。

    ここまでクルマで知ったことに基づいて、あなたやジェンソン・バトンは今年表彰台に到達する可能性はあると思いますか?
    この段階でそれを言うのは難しい。そうは言っても、どうして不可能だと考える? モチベーションは高いし、オーストラリアで再びリアルなレースをすることを本当に楽しみにしている。チャンピオンシップは21戦と非常に長いし、このマラソンのコースはかなり多くのことが起こり得る。僕たちにチャンスがあることはわかっている。今シーズンはあらゆるチャンスを生かして、それを最大にする準備を整えている。クルマには高いポテンシャルがある。なので、表彰台が手の届く範囲にあったら頑張るよ!

  • フェルナンド・アロンソ 「マクラーレン・ホンダはまだ遅れをとっている」

    フェルナンド・アロンソ 「マクラーレン・ホンダはまだ遅れをとっている」

    フェルナンド・アロンソは、2016年シーズン開幕戦のマクラーレン・ホンダがクリッドのどの位置に並ぶかわからないと語る。

    マクラーレンは、悪夢のような2015年以降、改善を果たしていると主張しており、ジェンソン・バトンもホンダが過去14ヵ月でパワーユニット面で最大限のステップを果たしたと述べている。

    しかし、フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・まだホンダには改善しなければならない部分があると警告する。

    「僕たちはまだパワーを取り戻さなければならない」とフェルナンド・アロンソは AS にコメント。

    「プレシーズンテストはとても短い。チャンピオンシップの間にポテンシャルをこじ開けられることを願っている」

    フェルナンド・アロンソは、2015年と比較して明確にステップを果たしたのは信頼性だと述べた。

    「去年、僕たちあg世界選手権のために12基のエンジンを使ったことを忘れてはいけない。それが繰り返されるかもしれないと考えるのは不可能だ」

    「僕たちはいくつかの点で改善したし、まだもっと引き出せる部分がある。でも、望んでいる位置よりも少し遅れている」

    フェルナンド・アロンソは、プレシーズンテストを基準にメルセデスとフェラーリ以後の順位を読み取るのは、これまで以上に難しくなっていると述べた。

    「僕たちがオーストラリアに着いて、全員が同じ時間、同じタイヤ、同じ燃料でトラックに並ぶとき、自分たちが17位なのか11位なのか、5位なのかわかるだろおう。そこからシーズンにむけていくつか予想できると思う」

    ルノーのエンジン責任者を務めるレミ・タフィンは、冬の間にホンダが遂げた進歩を推測するのは難しかったと語る。

    レミ・タフィンは、ルノーが1周につき0.5秒のステップを果たしたと語る。

    「ファクトリーとバルセロナで見たデータから、我々は昨年から0.5秒改善したと思う」

    「今年、フェラーリやメルセデスがその数字を達成するのは難しい。ホンダに関しては現時点に関してはミステリーだ」

  • マクラーレン・ホンダ、開発が遅れフルスペックのMP4-31をテストできず

    マクラーレン・ホンダ、開発が遅れフルスペックのMP4-31をテストできず

    マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、開発が遅れ、開幕戦オーストラリアGPで走らせるフルスペックのMP4-31をプレシーズンテストでテストできなかったことを明かした。

    「テスト中にはまだ2016年のフルスペックは走らせていない。開幕戦オーストラリアではマシンにさらに新しいパーツを搭載する」とエリック・ブーリエは述べた。

    「しかし、テストでは大部分の日で多くの走行距離を稼ぐことができた。それはいいニュースだ」

    「シャシーに関してすべてのシステムチェックを完了できたことが重要だった。去年はそれができなかった。良い仕事を成し遂げたと思う。信頼性の高いクルマでシーズンに臨むことができそうだ。その意味でも比較的自信を持つことができる。パッケージの基礎は問題なさそうだ。しかし、今後数週間でパフォーマンスを向上させる必要がある」

    エリック・ーリエは“アグレッシブすぎる”製造スケジュールを組んだことで、パーツの完成が遅れて、テストに間に合わなかったと述べた。

    「2016年のフルスペックはここでは走らせていない。残念ながら、持ち込めなかったパーツがある。それはオーストラリアで導入する」

    「何か問題があるわけではない。あまりにタイトなスケジュールを設定するとうまくいかないこともある。スケジュール面でぎりぎりまで攻めようとしている。空力担当者にパッケージ開発のための時間を最大限に与えたかった。そうなると製造期間を短くせざるを得ず、何かが起こると遅れてしまう」

    「しかし、このようなことはこの世界では普通のことだ。幸い、我々にはコンスタントに開発、製造を押し進めていけるリソースがある。昔はパッケージの大幅アップデートをメルボルンで投入し、次はバルセロナに入れるといった具合だったが、今は毎戦それを行っている。レース週末に毎回アップデートを導入していくことには慣れており、今年もメルボルン以降それをやっていく」

    エリック・ブーリエは、去年に比べてトラブルが少なかったため、多くの作業を行って準備を進めることができたとテストを総括した。

    「テストプログラムのチェックリスト内の多数の項目を実行した。そういった意味ではやり遂げた仕事に満足している。もちろん十分だと思うようなことはあり得ない。毎日一日中テストをしても、もっとやりたいと思うものだ。だが、良いスタートを切ることができたのは間違いない。メルボルンでフルスペックで走る時に自分たちの位置がわかるだろう。他のチームも大きく進歩しているがね」

    「ここまでファクトリーで得たデータとトラック上のデータの相関精度はいいので、それなり自信を感じている。多くの距離を走り、大量のデータを集めることができたので、比較的準備を整えられたと思っている。まだ期待を抱くのは早い。時が来ればわかることだ。今後もメルボルンとその後に向けてハードワークを続けていく」

  • マクラーレン・ホンダ:F1 2016 第2回バルセロナテスト 4日目レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1 2016 第2回バルセロナテスト 4日目レポート

    第2回バルセロナテストは4日目を迎え、ジェンソン・バトンが2016年のプレシーズンテストの最後を締めくくった。コンディションはドライで、風は強かったものの路面温度は安定し、順調にプログラムを進めることができた。

    この日はMP4-31の新型空力パーツを複数テスト。さらに開幕戦のオーストラリアGPに向けたレースセットアップにも取り組み、スタート手順の確認や新しいタイヤコンパウンドであるウルトラソフトの確認も行った。

    MP4-31は信頼性の問題が起きることなく、予定していたプログラムをすべて消化。ジェンソン・バトンは一日で121周を走行し、プレシーズンテストでの総走行距離は3305kmに達した。

    現時点では、まだ開幕戦に臨む最終仕様にはなっておらず、この2週間のテストで集めたデータを、ウォーキング(マクラーレンnの本拠地)と、さくら、ミルトンキーンズ、東京(ホンダの拠点)へ持ち帰ってシャシーとパワーユニットの向上に取り組んだ上で、最終準備を完了させる。

    ジェンソン・バトン
    「121周を走り切り、テストプログラムを順調に終えることができたのはいいことだ。多くの空力設定を確認して、マシンとその挙動について多くを学ぶことができた。メルボルンに向かうまでの残り10日間で、役に立つだろう。プレシーズンテスト全体でかなりの走行距離をこなせたのは素晴らしいことだ。パワーユニット、空力、セットアップで重要なフィードバックを行うことができた。システムチェックや統合をたくさん行うことができ、昨年よりも確実にいい準備ができたと思う。まだまだやるべきことは多くある。今日は風が強くてマシンのセットアップの作業が難しかったが、対処することができた。午後は存分に走り込み、バランスとハンドリングの調整を行ったほか、開幕戦に向けたいくつかのオプションについて評価した。これからマシンに多くの変更を施し、最終的なレース仕様になるので、準備ができているとはまだ思わない。また、テストを終えたときは、誰もが開幕戦に向けて求めるバランスを見つけるためにはもっと時間が欲しいと思うものだ。ただ、僕たちにはメルボルンでそれができるくらいに経験がある。いくつか作業を続けるべき分野がまだあるが、全体的にはテストで多くが改善したと思う。これからも集中し続けて、毎戦新しいパーツを持ち込んで向上していく」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
    「今回のテストでは、完全な2016年仕様を走らせてはおらず、オーストラリアではさらに新しいパーツを投入します。テスト中、ほとんどの日程でかなり多くの走行距離をこなせたのはいいことですし、すべてのシステムチェックを完了できたのが重要です。昨年はそれができなかったのですから、今年はいい仕事ができたと思います。信頼性の高いマシンで開幕できそうで、それは自信につながっています。基本的なパッケージは問題なさそうですが、今後数週間でさらにパフォーマンスを向上させていきます。冬の間、かなり挑戦的なプログラムを進めてきたので、ファクトリーでは常に開発を継続しています。パッケージを進化させるため、時には生産時間を削って空力開発に時間を割くことも必要で、それが我々の世界では普通のことです。幸い、十分なリソースのもとで開発と生産を継続することができています。過去にはメルボルンで大きなアップデートを持ち込んだら、次はバルセロナというのが定番でした。しかし、今では毎戦投入するのが当たり前ですし、今年も我々はメルボルンからそうしていきます。テストプログラムでのチェックリストには、多数の項目に完了のチェックが入っています。そういう意味ではやり終えた仕事に満足しています。もちろん、毎日テストをしても、さらにと走りたいと思うものなので、十分ということは絶対に思いませんが、いいスタートにはなったと思います。他チームも大きな進歩を遂げていると思うので、メルボルンをフルスペックで走れば自分たちの位置が分かるでしょう。ここまでファクトリーでのデータとコース上で得たものの整合ははいいので、自信はあります。多く走行距離によって大量のデータを集められました。まだ期待を抱くのは早いですし、その時がくれば分かります。今後もメルボルン、その後のレースに向けて懸命に取り組みます」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「本日までの2週間のウインターテストでは、オフシーズンに準備してきた信頼性、デプロイメントやエンジンの性能向上などが確認できました。特に、後半のテストでパワーユニットがトラブルフリーで4日間の走行を終えたことは、大きな収穫だと考えています。レースに向けては、引き続き最終的なデータフィックスや信頼性の検証が残りますが、メルボルンに向けての準備が進みました。パッケージ全体としてのパフォーマンスに関しては、このテストだけではなかなか判断が難しいですが、シーズンを通した目標であるポイント圏内で争っていけるよう、さらに改善を行っていきます」

    関連:2016年 F1バルセロナテスト 最終日:セバスチャン・ベッテルがトップタイム

  • ジェンソン・バトン 「昨年よりも確実にいい準備ができた」

    ジェンソン・バトン 「昨年よりも確実にいい準備ができた」

    ジェンソン・バトンは、第2回バルセロナテストの最終日に121周を走破。7番手タイムとなる1分24秒714をウルトラソフトタイヤで記録した。

    ジェンソン・バトン (マクラーレン・ホンダ)
    「121周を走り切り、テストプログラムを順調に終えることができたのはいいことだ。多くの空力設定を確認して、マシンとその挙動について多くを学ぶことができた。メルボルンに向かうまでの残り10日間で、役に立つだろう」

    「プレシーズンテスト全体でかなりの走行距離をこなせたのは素晴らしいことだ。パワーユニット、空力、セットアップで重要なフィードバックを行うことができた。システムチェックや統合をたくさん行うことができ、昨年よりも確実にいい準備ができたと思う」

    「まだまだやるべきことは多くある。今日は風が強くてマシンのセットアップの作業が難しかったが、対処することができた。午後は存分に走り込み、バランスとハンドリングの調整を行ったほか、開幕戦に向けたいくつかのオプションについて評価した。これからマシンに多くの変更を施し、最終的なレース仕様になるので、準備ができているとはまだ思わない。また、テストを終えたときは、誰もが開幕戦に向けて求めるバランスを見つけるためにはもっと時間が欲しいと思うものだ。ただ、僕たちにはメルボルンでそれができるくらいに経験がある。いくつか作業を続けるべき分野がまだあるが、全体的にはテストで多くが改善したと思う。これからも集中し続けて、毎戦新しいパーツを持ち込んで向上していく」

    関連:2016年 F1バルセロナテスト 最終日:セバスチャン・ベッテルがトップタイム

  • ホンダ 「トラブルフリーの4日間の走行は大きな収穫」

    ホンダ 「トラブルフリーの4日間の走行は大きな収穫」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、第2回バルセロナテストを振り返った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「本日までの2週間のウインターテストでは、オフシーズンに準備してきた信頼性、デプロイメントやエンジンの性能向上などが確認できました。特に、後半のテストでパワーユニットがトラブルフリーで4日間の走行を終えたことは、大きな収穫だと考えています」

    「レースに向けては、引き続き最終的なデータフィックスや信頼性の検証が残りますが、メルボルンに向けての準備が進みました。パッケージ全体としてのパフォーマンスに関しては、このテストだけではなかなか判断が難しいですが、シーズンを通した目標であるポイント圏内で争っていけるよう、さらに改善を行っていきます」

    関連:2016年 F1バルセロナテスト 最終日:セバスチャン・ベッテルがトップタイム