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  • 【MotoGP】 ホンダ:マレーシアGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:マレーシアGP 予選レポート

    MotoGP 第17戦マレーシアGPの予選はウエットコンディションとなり、Repsol Honda Teamのマルク・マルケスが4番手で終えた。

    午前中に行われたフリー走行は2番手。胃腸炎で体調を崩しているマルク・マルケスだが、順調にQ2進出を果たした。その後、ウエットコンディションで行われたFP4ではトップタイムをマーク。予選では2戦連続今季8度目のポールポジション(PP)が期待されたが、思うようにタイムを更新できず、4番手に終わった。

    しかし、体調は着実に回復していることから、決勝では、ドライでもウエットでも優勝争いが期待される。前戦オーストラリアGPでは、トップを快走中に転倒リタイアに終わる悔しいレースだっただけに、今大会はその雪辱に挑む。

    カル・クラッチロー(LCR Honda)がマルケスに続く5番グリッドを獲得した。初日のフリー走行で13番手。2日目午前のFP3でも13番手と、ダイレクトでQ2進出は果たせなかったが、フリー走行での11番手以下で行われるQ1でトップタイムをマークしてQ2進出を果たすと、5番手タイムをマークした。なお、クラッチローはこのセッションで転倒を喫したがケガはなく、決勝では、今季3勝目と今季5度目の表彰台が期待される。

    前戦オーストラリアGPから調子を上げているジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は14番手。電子制御がうまく機能せず、ストレートの加速でタイムをロスしたが、ドライでもウエットでも上り調子をアピールしているだけに、追い上げのレースが期待される。

    負傷欠場中のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)の代役として出場の青山博一は、FP3では21番手だったが、ウエットコンディションとなったFP4では18番手、Q1では7番手につけて17番グリッドを獲得した。今大会、ホンダは2年ぶり22度目のコンストラクターズタイトルに王手をかけている。また、チームタイトルにも王手をかけているだけに、代役出場の青山はタイトルへの期待に応える意気込みだ。

    ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は21番手。難しいコンディションの中で思うようにタイムを更新できなかったが、決勝では追い上げのレースに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 4番手)
    「昨日より体調がよく、いい一日になりました。体調が回復するというのは、今の自分にはとても大事なことです。医師に感謝しています。体力も徐々に戻ってきています。明日はもっとよくなっていると思います。ドライコンディションで走れた午前中は、いいフィーリングがありました。午後のセッションは、前日にウエットのセッションをキャンセルしていたので、その遅れもあって少し難しかったです。でもFP4はかなりよかったです。Q2ではもっといい走りをしたかったので、セットアップを少し調整したのですが、思うように機能しませんでした。とにかく、ドライでもウエットでも表彰台争いをする準備はできています」

    カル・クラッチロー(MotoGP 5番手)
    「今日はとてもトリッキーなコンディションでした。Q2では転倒してしまいましたが、2列目をなんとか獲得できました。みんな限界で走っていました。気温が上がり、タイヤは思ったほど機能していませんでした。FP4はとてもうまくいきましたが、Q1、Q2とタイヤにとっては難しいコンディションになりました。Q2ではミスをしてしまいました。ハンドルバーが完全に曲がり、ブレーキレバーが完全に下を向いてしまったのですが、コースに復帰することができました。こんなにハンドルバーが曲がっているのに、ラップタイムを更新できてとてもよかったのですが、こんな危ないことはもうしません。12番グリッドにはなりたくないという思いでした。ドライでも雨でもいいペースがあるので明日が楽しみです」

    ジャック・ミラー(MotoGP 14番手)
    「少し残念な予選でした。一生懸命プッシュしましたが、思うようにいきませんでした。セットアップに取り組みました。一番の問題は長いストレートに出るときのトラクションコントロールです。パワーがかなりカットされてしまいました。でも、ドライとウエットの両方でいいセッティングを見つけられました。明日、どのような天気になっても、準備をしっかりしたいと思います。決勝が楽しみです」

    青山博一(MotoGP 17番手)
    「今日もドライ&ウエットという一日でしたが、ブレーキングでフロントがロックしてしまう症状が出て、それを調整したのですが直らず、苦戦しました。ブレーキングがしっかりできないために、止まれない、曲がれない、立ち上がれないという状態で、それはドライでもウエットでも同じ症状でした。明日のウォームアップで、この問題に取り組みたいです。これを解消して、目標とするトップ10を目指したいです」

    ティト・ラバト(MotoGP 21番手)
    「とても難しいレースウイークとなっています。路面がドライのときはいい感触があったのですが、ウエットコンディションでは21番手までポジションを落とし、とても残念です。滑りやすいウエットコンディションでもっと前進できるよう、なにか試してみなければなりません。それが明日の決勝レースでできることを願っています」

    関連:MotoGP マレーシアGP 予選:ドヴィツィオーゾがポールポジション

  • 【スーパーフォーミュラ】 ホンダ:最終戦 鈴鹿 予選レポート

    【スーパーフォーミュラ】 ホンダ:最終戦 鈴鹿 予選レポート

    10月29日(土)、三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキット国際レーシングコースで「2016 全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦 第15回JAF鈴鹿グランプリ」の公式予選が開催された。

    2016年のスーパーフォーミュラシリーズは最終戦を迎えた。2014年から復活した「JAFグランプリ」はRace1、Race2の2レース制にて開催され、Race1は19周(110.333km)、Race2は35周(203.245km)にて争われる。

    予選は従来同様のノックアウト方式で行われるが、今回はQ1のリザルトがRace1、Q3までのリザルトがRace2のスターティンググリッドに反映される。

    今大会は2レース制のため、選手権ポイントはレース毎に通常のハーフポイントが付与されるが、今回に限り、各レースの勝者には、ハーフポイントとは別に3ポイントが与えられる。

    また、各レースのポールポジションには通常通り1ポイントが付与されるため、最終戦で獲得可能なポイント数は最大で18ポイントとなる。このポイント制度により、予選前の段階で12名の選手がドライバーズタイトル獲得の可能性を持つ大混戦となっている。

    予選日は秋晴れとなり路面コンディションはドライ、やや風が強い状況でタイムアタックが繰り広げられた。

    Q1では、#40 野尻智紀選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が3番手タイムをマークし、Race1のセカンドグリッドを獲得。#65 ベルトラン・バゲット選手(NAKAJIMA RACING)が5番手を獲得した。

    Race2のスターティンググリッドは、Q3までの結果により、#41 ストフェル・バンドーン選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がフロントロー2番手、#40 野尻選手が4番手を獲得した。

    19台で争われる決勝レースは、明日30日(日)の9時45分にRace1、14時45分にRace2がスタートする予定。

    野尻智紀選手
    ♯40 ドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシング
    「今日は走り始めからマシンのバランスが非常に良く、あまり調整の必要がない状態でしたが、それでも予選までに見直すべき部分は修正しました。いまのスーパーフォーミュラは、わずかな変更でも結果が大きく変わるので繊細な調整が必要ですが、今日はとても良いセットアップで走ることができました。明日はタイトルを獲得することよりも、レースを面白くしたいという気持ちが強いので、明日はRace1でオーバーテイクシステムを全て使い切るぐらいの気持ちで、がむしゃらに前を目指して走ります」

    ストフェル・バンドーン
    ♯41 ドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシング
    「悪くない予選でしたが、1000分の5秒差でポールを逃したことは悔しいです。特にQ1は満足いくものではなかったので、Q2の前にセットアップを調整したところ、Q2とQ3ではマシンの感触が改善されました。トップの選手とは、本当にわずかな差で勝敗が分かれたと思いますが、Race2でフロントロウを獲得できたことは嬉しいです。Race2は周回数が多く、戦略次第で逆転が可能なので、明日は最高の結果を目指してベストを尽くします。

    ベルトラン・バゲット
    ♯65 ナカジマ・レーシング
    「Q1最初のアタックでは2番手のタイムを記録するほどマシンは好調でした。その後、路面コンディションがやや変化した際にセットアップを調整するか悩みましたが、何も変更しないことに決めました。後から考えると、あの時に調整しておけばQ3はトップ3を狙えたかもしれなかったので、その意味ではとても残念です。ただ、今朝のフリー走行ではロングランが非常に好調だったので、明日は1台でも多くのライバルをオーバーテイクすることを目指して走ります」

    中嶋大祐
    ♯64 ナカジマ・レーシング
    「昨日から今日のフリー走行にかけてクルマに軽い不具合があり、セットアップを煮詰めるという部分でライバルよりも出遅れた部分がありました。
    それでも、チーム一丸となり懸命に調整したおかげで、最低限の目標はクリアできました。
    明日のRace1は周回数が少ないので、いつも以上にスタートが重要になります。Race2は戦略面を含め、色々とできることがあるので、頭を使って戦う必要があると思います。いずれにせよ、どちらのレースにも全力で挑みます」

    佐伯昌浩
    Honda スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー
    「今日の予選も大変な接戦となりました。そうした中、鈴鹿を得意とする山本選手が、マシンが本来の状態ではなかったためにQ2で敗退したのは残念でした。一方でナカジマ・レーシングは2台揃ってQ3進出を果たしてくれました。昨年からHonda勢全体のレベルアップを目指してきましたが、彼らの躍進はそれを象徴するものです。ダンディライアンはシーズンを通じて安定した走りをしており、バンドーン選手にはまだタイトル獲得の可能性も十分に残されています。明日は最高の結果が得られるよう、全力で挑みます」

    関連:スーパーフォーミュラ 最終戦 予選:石浦宏明が連続ポールポジション

  • マクラーレン・ホンダ:F1メキシコGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1メキシコGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1メキシコGP初日のフリー走行で、フェルナンド・アロンソが10番手タイム、ジェンソン・バトンが12番手タイムだった。

    フェルナンド・アロンソ (10番手)
    「昨年と同様に路面が非常に汚れていて滑りやすかったため、今日はみんなにとって骨の折れる一日となった。最初のセッションでは、マシンで新しいことをいくつか試した。その後、2回目のセッションでは、各種タイヤをテストしたけど、かなりの摩耗が発生した。これからコースが清掃され、グリップがさらに増すので、土日には状況が改善されるはずだ」

    「2回目のセッションの最後にブレーキシステムで異常を発見したため、念のためマシンを止めて、いくつかチェックを行った。明日はパフォーマンスの向上に重点を置くつもりだけど、予選でQ3に進出するのは容易ではないかもしれない」

    ジェンソン・バトン (12番手)
    「今朝は一般的なテストをかなりたくさん実施したので、FP1は今週末に向けてはそれほど有効ではなかった。一方、FP2ではメキシコGP向けのテストをさらにたくさん実施した。マシンのバランス関連の作業を多数実施し、最終的に少し興味深いものを見つけることができた。ここは空気が薄いためにグリップが非常に低いので、ここでいい気分になれることはないだろう。明日僕たちが取り組めるものを今日のセッションで見つけられたことを願っている。スーパーソフトタイヤではかなりの摩耗が発生したけど、その状況はセッションが進むにつれて改善した。ただ、ロングランは厳しい状況だった。スーパーソフトタイヤを履いている際には、誰もがそう感じたと思う。それでも、僕たちは自分たちがもっているものを最大限に生かすしかない。レース序盤では、スーパーソフトタイヤを装着しているマシンの多くが、4〜5周目にはピットインするだろうと考えている。それによって、順位が入れ替わり、少しエキサイティングなレース展開になるだろう。ミディアムタイヤは、ほかの2つよりもうまく機能している。一番長持ちするし、今のところ摩耗は発生していないようだ。ただ、その分、グリップはない。僕たちはトップ10圏内ギリギリの位置につけていると思う。前回のレースよりも少し難しいかもしれませんが、トップ10入りをわずかに逃したとしても、それほど悪いわけではない。その場合は、タイヤ戦略を自由に選択できるからね。もちろん、予選ではQ3に進出するためにベストを尽くす。ただ、Q3進出という名声よりもレース戦略の方がより大事だ。目標は、ポイント獲得だ。最後に、金曜日の時点で、すでにこれほどたくさんの観客のみんなに会えることをとてもうれしく思う。ここのファンの方々はすばらしく、F1に対する多大なサポートを受けている。会場はすばらしい雰囲気だし、週末を楽しみにしる」

    エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
    「今朝は非常に寒かったので、その天候に少し驚かされました。路面温度もかなり低かったものの、両ドライバーが予想以上に低くなったタイヤの温度にうまく対処してくれた結果、FP1はアクシデントもなく終了しました。午後には気温が上昇し、それとともにアスファルトの温度も上昇したことから、フェルナンドとジェンソンからはマシンのバランスが改善し、よりドライブしやすいハンドリング特性になったとの報告がありました。ただ、標高が高いために、空気が薄く、それによって空力面では難しい状況となります。今日は両セッションで、2台とも予定していたプログラムをすべて完了することができました。そしてFP2終了時には、すばらしいとまではいかなくとも、賞賛に値する10番手および12番手という結果でした。今夜、たくさんのデータを精査する必要がありますが、明日の午後の予選ではそこそこのパフォーマンスを期待できる理由があります。予選では、我々が現地入りして以来初めて、気温が20℃を超えると予想されています」

    関連:
    ・F1メキシコGP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム
    ・F1メキシコGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • ホンダ F1 「ターボの改善によって去年より標高による影響は少ない」

    ホンダ F1 「ターボの改善によって去年より標高による影響は少ない」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1メキシコGP初日のフリー走行を振り返った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「メキシコでの初日は、午前中の気温が大変低く、かつサーキットの路面がほこりっぽかったことから、タイヤのグリップが極端に低く、車体調整や評価が難しい一日となりました」

    「パワーユニットの方は高地でのパフォーマンス確認とセッティングに集中し、車体側は新部品やマシンバランスなどをテストする忙しいセッションとなりました。午後には日差しも戻り、午前中の走行データをもとにマシンのセットアップを行い、ロングランを通して明日の予選に向けてパワーユニットのリファインができました」

    「昨年との比較では、高地によるターボへの影響は改善されているものの、エンジンマッピングやデプロイなどの細かな調整がいくつかの課題として残っているため、これから明日にかけて、さらなる調整を進めます」

    関連:
    ・F1メキシコGP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム
    ・F1メキシコGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • ジェンソン・バトン、F1引退回避は「ロン・デニスの説得があったから」

    ジェンソン・バトン、F1引退回避は「ロン・デニスの説得があったから」

    ジェンソン・バトンは、F1から完全に引退するのではなく、2017年に1年間を休養ことにしたのはマクラーレンCEOを務めるロン・デニスの説得があったからだと明かした。

    マクラーレンは、9月のモンツァでジェンソン・バトンが2017年にレースドライバーから退き、チームのアンバサダーとして活動することを発表。代りにストフェル・バンドールンがレースドライバーに昇格し、フェルナンド・アロンソとチームを組む。

    ジェンソン・バトンの契約には、マクラーレンが2018年にストフェル・バンドーンもしくはフェルナンド・アロンソが不在となった場合、再びレースドライバーとしてステアリングを握る可能性が残されている。

    2017年にF1以外でレースをする予定はあるかと質問されたジェンソン・バトンは「ないよ。来年はレースをしないことがゴールだからね」とコメント。

    「僕の目標はまたレースをすることではない。ただ、半年もすればまたレースがしたくなるかもしれないね」

    「スパでのロンとの話し合いは引退に関することだったけど、雑誌で言われているのとは違って、彼の影響でチームにとどまる方向に考えを変えたんだ。逆だ。僕がレースをしない理由は、ロンが1年休むべきだと言ったからだ」

    2000年にF1デビューしたジェンソン・バトンは、15回の優勝、50回の表彰台を達成しており、2009年にはワールドチャンピオンを獲得している。だが、マクラーレンがホンダとのタッグを再開した2015年からはチームが苦戦を強いられていることもあり、2012年のF1ブラジルGP以降は優勝から遠ざかっている。

    ジェンソン・バトンは、3勝を挙げて、次ぐランキング2位で終えた2011年がマクラーレンでのベストシーズンだったと語る。

    「そうだね。今年はかなり不運が続いている。今年も楽しんでいるし、良い仕事ができているとは思うけど、今年のレースで運がこれだけ味方してくれないとちょっとね」

    「2011年はおもしろい1年だったな。マシンが最高だったね。ブロウンディフューザーがあってダウンフォースが凄かったし、みんなも気に入っていたけど、グリップが低い時は僕にはかなり良く合っていた。だから、メキシコは僕のドライビングスタイルにあまりあった場所ではないかもしれないけど、頑張るよ」

  • 【MotoGP】 ホンダ:マレーシアGP フリー走行 レポート

    【MotoGP】 ホンダ:マレーシアGP フリー走行 レポート

    MotoGP 第17戦マレーシアGPのフリー走行は、日本GPでタイトルを獲得し、オーストラリアGPで歴代1位となる65度目のポールポジション(PP)を獲得したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)がトップタイムで初日を終えた。

    午前中は青空が広がる絶好のコンディション。気温も32℃まで上昇し、熱帯の国マレーシアならではのコンディションとなった。

    しかし、このセッションでトップタイムをマークしたマルク・マルケスは、マレーシア入りした日から体調が優れず、この走行で脱水症状となったことから午後のセッションをキャンセル。予選、決勝に備えて休養をとることした。

    前戦オーストラリアGPで今季2勝目を挙げたカル・クラッチロー(LCR Honda)は、午前中のセッションでタイヤを交換しないでテストメニューに取り組んで13番手。午後のセッションでタイムとポジションを上げる予定だったが、ウエットからドライへと変化していく難しいコンディションとなり、タイムを更新することができなかった。2日目の3回目フリー走行でQ2進出を目指す。

    前戦オーストラリアGPで予選5番手、決勝10位と調子を上げているジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は16番手だった。ハーフウエットという微妙なコンディションとなった午後のセッションでは、終盤にスリックタイヤを入れて、このセッションのトップタイムをマーク、気持ちよく初日を締めくくった。2日目のフリー走行、予選での走りに注目だ。

    チームメートのティト・ラバトは19番手。ここ数戦はRC213Vを攻略するためのライディングに取り組んできた。そして初日のフリー走行では、その手応えをつかむことに成功した。2日目のフリー走行、予選では、さらなる攻略に務める。

    日本GPのフリー走行で右鎖骨を骨折し欠場しているダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)の代役として出場の青山博一は、ドライコンディションとなった1回目の走行では20番手だったが、微妙なコンディションとなった午後のセッションでは10番手とまずまずの走りをみせた。日本GPでの代役出場は土曜日からの走行となり、リズムをつかむのに苦労したが、今大会はリラックスした表情で初日を終えた。

    マルク・マルケス(MotoGP 1番手)
    「ここ2日間、胃腸炎になっていて、今朝は体調があまりよくありませんでした。体調は100%ではありませんでしたが、コースに出て走ることができました。しかし、セッション終了後は、気分が悪くなりました。胃腸炎で脱水症状になったためでした。そのため、午後のセッションは、路面コンディションがよくなかったので走らないことにしました。明日は前進できるようにがんばります。土曜日と、特に日曜日に向けて体力をセーブしたいので、今日は走らなくて正解たっだと思います」

    カル・クラッチロー(MotoGP 13番手)
    「トップ3に入るペースがあったと思うのですが、今日はトップ10にも入ることができませんでした。午前中はタイヤを変えずに走りました。これはHondaと話し合って、あるテストをしていたからです。午後はウエットになりました。プッシュできるかどうかを見るためにスリックタイヤでコースに出ましたが、十分に乾いていませんでした。明日の午前中もウエットになりそうなのでQ2へそのまま進むのは難しいかも知れません。明日どうなるか様子を見たいです。引き続き、マシンを改善できるようにチームと話し合い、予選に挑みたいです」

    ジャック・ミラー(MotoGP 16番手)
    「セッションでは、路面がベストコンディションのときにスリックタイヤを使うことができました。ラッキーでした。どんなコンディションでもコースに出て仕事をしなければいけません。タイムシートのトップに自分の名前を見るのはうれしいことです。また路面が新しいため、濡れているのか乾いているのかが分かりづらく、注意深く走らなければなりませんでした。新しい路面は前ほど早くは乾かない感じがします。しかし、バンプがなくなったので、とてもスムーズです。午前中のドライコンディションもかなり快適でしたが、最後のアタックの最終コーナーで転倒してしまいました。最終コーナーはこれまでとかなり違って逆バンクになっているので転倒してしまったのだと思います。午前中のポテンシャルは16番手よりもっとよかったと思うので残念です」

    ティト・ラバト(MotoGP 19番手)
    「FP1では安定した走りができました。とてもいい仕事ができたと思います。新しい路面のパフォーマンスを確認しました。午後はウエットとなり、あまりいい感触ではありませんでしたが、最後にスリックタイヤで自己ベストタイムを出すことができました。また、新しい路面がどのように乾いていくかを把握することができました。ここ2レースは、自分のライディングにかなり取り組んできました。そして今日は正しい方向へ進んでいる感じがしたのでドライとなることを願っています。今日は本当に大きな違いを感じることができました。もし天気がよくなればもっと前進できると思います」

    青山博一(MotoGP 20番手)
    「思っていたようなコンディションにはならず、残念でした。午前中は2台のマシンを使って違うセットアップを試しました。午後は雨になったのですが、新しいアスファルトは、濡れているかどうかの見極めができず、攻めきれませんでした。しかし、インターミディエイトを初めて試せたし、ソフトとミディアムの両方のタイヤも試すことができました。路面が変更された最終コーナーは、これまでより、しっかり減速していかないとラインをキープできないようです。行きすぎると大回りになるので難しいです。今まで以上に勝負所になると思うし、しっかりつめていきたいです。決勝ではトップ10を目標にしているので、その目標に向けてセットアップをつめていきたいです」

  • フェルナンド・アロンソ 「メキシコのトラック特性はMP4-31に合わない」

    フェルナンド・アロンソ 「メキシコのトラック特性はMP4-31に合わない」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダは今週末のF1メキシコGPにむけて地に足をつけなければならないと語る。

    2015年のF1メキシコGPではマクラーレン・ホンダはタフな週末を過ごしている。フェルナンド・アロンソはパワーロスによって1周も完了することなくレースを終え、ジェンソン・バトンは週末に多くのエンジントラブルに苦しみ、なんとか14位で完走してる。

    マクラーレン・ホンダは、前戦アメリカGPでダブル入賞を果たしているが、フェルナンド・アロンソは標高の高いサーキット特性はMP4-31には合わないと考えており、我を忘れてはならないと警告した。

    「去年、僕たちはいろいろな所で苦しんだけど、ここメキシコでは標高のためにデプロイメントにさらに苦しんだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「今年はその点ではより自信を持っていいと思うけど、サーキットの非常に長いストレートといったトラック特性が僕たちのパッケージに合わないことを肝に銘じておく必要がある。僕たちの目標は現実的でなければならないし、あまり興奮してはいけない」

    ダウンフォースレベルがモンツァに近いことで、ドライバーが実力を示すチャンスがあるかと質問されたフェルナンド・アロンソは「それほどでもない。メキシコ、モナコ、モンツァやバルセロナに違いがあるとは思わない」とコメント。

    「マノーがモナコで優勝したり、バルセロナやモンツァで優勝するなんてことはない。最高のクルマが全てのサーキットで勝つんだ」

    関連:2016 F1メキシコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マクラーレン・ホンダ、BPと大型契約との報道

    マクラーレン・ホンダ、BPと大型契約との報道

    マクラーレン・ホンダが、BPと大型契約を締結したと報じられている。

    BBC は、マクラーレンが21年間続いたエクソンモービルとの契約を2017年からレッドブルに奪われ、それに代わるオイルメーカーとして『BP/カストロール』との契約にサインした報道。まだ正式発表はされていないが、間もなく発表されるという。

    イギリスの石油会社であるBPは、F1で30億円規模の大型スポンサー活動の展開を望んでいるとされ、マクラーレンとルノーがスポンサー獲得を争っていると報じられていた。

    関連:BP、30億円規模でF1スポンサー復帰?ルノーとマクラーレンが争奪戦?

  • 【MotoGP】 ホンダ:2016 第17戦 マレーシアGP プレビュー

    【MotoGP】 ホンダ:2016 第17戦 マレーシアGP プレビュー

    MotoGP 第17戦マレーシアGPが、10月28日(金)〜30日(日)の3日間、クアラルンプール郊外のセパン・サーキットで開催される。

    マレーシアGPは、1991年にシャーアラムでスタートした。その後、ジョホールへと舞台を移し、99年からはクアラルンプール国際空港に近い、セパンで開催されるようになった。マレーシアGPは今年で26度目、セパンでは18度目の開催となる。

    セパンは一周5.543km。2本の長いストレートとバラエティーに富んだコーナーが組み合わさったレイアウトで、MotoGPマシンのテストに適していることから、ウインターテストの舞台として定着した。マレーシアは熱帯地方であり気候が安定しているため、一年中走行することができる。今年は2月上旬に公式テストが行われた。

    チームや選手にとって、セパンはシーズンを通して最もデータが豊富なサーキットと言える。ECU(エンジン・コントロール・ユニット)の共通ソフトウエアの採用とブリヂストンからミシュランへのタイヤ変更が行われた今年は、シーズン最初のテストがセパンで開催されている。テストから8カ月。選手たちにとって、マシンのセットアップなどがどう進化したのか確かめられる大会となる。

    前戦オーストラリアで今季7度目、歴代1位となる65度目のポールポジション(PP)を獲得したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)。決勝でもトップを快走しながら、時間を追うごとに冷えていく路面でのブレーキングミスで転倒を喫した。今大会ではシーズン6勝目に挑む。

    すでに3連戦最初の大会となった第15戦日本GPで最高峰クラス3度目のタイトルを獲得したマルク・マルケス。オーストラリアGPではチャンピオンらしい走りを存分にみせてくれたものの、結果につなげらなかった。今大会では2年ぶりのPP獲得と大会制覇を目指ます。

    マルク・マルケスはオーストラリアGPの後にインドネシアで行われたイベントに参加。大勢のファンにチャンピオン獲得の報告をした。今大会ではマレーシアのファンに、チャンピオンの走りを見てもらうことになる。

    チームメートのダニ・ペドロサは、日本GPのフリー走行で右鎖骨を負傷して今大会も欠場。代役として青山博一が出場する。日本GPでは土曜日のFP3から代役出場し、厳しい条件の中で15位フィニッシュ。Repsol Honda Teamにとって貴重な1ポイントを獲得した。

    大会開幕前の10月25日に35歳の誕生日を迎えた青山博一は、250ccクラス時代の2007年と09年に優勝。08年には2位になり、表彰台に立っている。また、MotoGPでは10年に7位という成績を残している。Repsol Honda Teamにとって、セパンはウインターテストでもしっかり走り込んでいるサーキット。青山博一は今大会でもペドロサの代役をしっかりこなし、チームタイトル獲得に向けてポイントを重ねる意気込み。今季2度目の代役出場に注目だ。

    前戦オーストラリアGPで今季2勝目を挙げたカル・クラッチロー(LCR Honda)は、シーズン3勝目と今季5度目の表彰台獲得を狙う。フィリップアイランドとは違い、これまでセパンではあまりよい成績を残していない。しかし、シーズン後半戦に入ってから安定した走りとリザルトを残しているだけに、今大会でも活躍が期待される。16戦を終えて総合6位で、欠場しているペドロサとのポイント差は14点。総合4位も視野に入ってきた。

    オーストラリアで行われた前戦で10位だったジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、マレーシアGPに向けて気合いを入れている。シーズン後半戦はケガのために思うような結果を残せなかったが、ホームグランプリの前戦オーストラリアGPでは予選5番手。決勝では7番手争いの大集団で走り、10位でフィニッシュ。完全復調を感じさせた。今大会も引き続き上位フィニッシュを目指す。

    チームメートのティト・ラバトは、得意とするマレーシアGPを楽しみにしている。今大会は、ウインターテストからの自身の成長を知る絶好のチャンス。今季ベストを狙う。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)
    「オーストラリアはすばらしいレースにしようとがんばりました。うまくはいきませんでしたが、いつも前向きに考えています。今回もたくさんのことを学ぶことができました。今後同じような状況になったときには注意深く走ります。しかし、フィーリングがよくて、走行を楽しんでいるときには、自身をコントロールするのはとても難しいことです。しかし、前回はいい教訓になりました。 今いるセパンは2月に毎回テストをするところで、よく知っています。ウインターテストでは、まだマシンのセットアップの方向性に苦戦していました。さらにテスト後に、路面が完全に再舗装されました。そのため今週末はどんな状態なのかを見たいと思います。どれだけ路面がスムーズになったのか、どれだけ速く走れるのか、改修されたコースに関してはとても興味があります」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合6位)
    「マレーシアGPがとても楽しみです。モーターサイクル産業と僕たちのスポンサーにおいてもとても大事な場所です。MotoGPとLCR Hondaのファンに会えるのがとても楽しみです。過去のリザルトからは、このサーキットではあまり戦闘的になれないかもしれませんが、最近のペースはとてもいいので、ここでもいい仕事ができることを願っています。シーズン序盤に新しいアスファルトでテストをしています。今週末、自分の力を試すのが楽しみです」

    ジャック・ミラー(MotoGP 総合18位)
    「今年初めのウインターテストはケガのために走行していませんが、大きな不利益にはならないと思います。なぜなら路面が新しくなっているからです。路面がかなりバンピーになっていたので新しいアスファルトになりうれしいです。どのように変わったのか見るのが楽しみですが、いずれにしても早く攻略しなけばいけません。フィリップアイランドはいいレースでした。今回もエキサイティングなバトルをして、さらにいい結果が出せることを願っています」

    ティト・ラバト(MotoGP 総合20位)
    「マレーシアの天気がオーストラリアよりもよくなることを願っています。新しい路面を攻略し、いくつかのコーナーがどのように変わったのかを理解するために、ドライコンディションでしっかり走る必要があります。2月にセパンでMotoGPマシンをテストしました。新しいアスファルトのセットアップのためにどれだけのインフォメーションを使えるかを把握しなければなりません。このマシンでどうすれば速く走れるのか早く理解し、一歩前進できるようにがんばります」

    青山博一(MotoGP 総合27位)
    「再びRepsol Honda Teamから走るチャンスをいただきとてもうれしく思っています。日本GPでは土曜日の午前中のFP3からスタートとなり、マシンに合わせ、リズムをつかむのが少し難しかったです。今回は最初からいいフィーリングをつかんでうまくいくことを願っています。だれもがダニ(ペドロサ)の一日も早い復帰を願っていますが、彼が回復するまでHonda、そしてRepsol Honda Teamのためにベストを尽くします。今週の火曜日は僕の35歳の誕生日でした。大好きな国の一つであるマレーシアで祝えてもらい、うれしいです。セパンサーキットでのレースが楽しみにしています」

  • 【MotoGP】 青山博一、ダニ・ペドロサの代役でマレーシアGPに参戦

    【MotoGP】 青山博一、ダニ・ペドロサの代役でマレーシアGPに参戦

    青山博一が、負傷したダニ・ペドロサに代わって、MotoGP 第17戦 マレーシアGPにRepsol Honda Teamから参戦することになった。

    ダニ・ペドロサは、日本GPのフリー走行で転倒して右鎖骨を骨折。母国スペインで手術を受け、回復に努めている。

    前戦オーストラリアGPではニッキー・ヘイデンが代役を務めたが、参戦しているスーパーバイク選手権の最終戦とマレーシアGPの日程が重なった。

    青山博一は、日本GPで代役を務めて15位入賞を果たしている。

    青山博一
    「再びRepsol Honda Teamから走るチャンスをいただきとてもうれしく思っています。日本GPでは土曜日の午前中のFP3からスタートとなり、マシンに合わせ、リズムをつかむのが少し難しかったです。今回は最初からいいフィーリングをつかんでうまくいくことを願っています。だれもがダニ(ペドロサ)の一日も早い復帰を願っていますが、彼が回復するまでHonda、そしてRepsol Honda Teamのためにベストを尽くします。今週の火曜日は僕の35歳の誕生日でした。大好きな国の一つであるマレーシアで祝えてもらい、うれしいです。セパンサーキットでのレースが楽しみにしています」