カテゴリー: ホンダF1

  • ホンダ 独自アプローチで2026年F1に挑む アストンマーティンと順調に進展

    ホンダ 独自アプローチで2026年F1に挑む アストンマーティンと順調に進展

    2026年に向けたF1レギュレーション変更を前に、ホンダは他のパワーユニット(PU)メーカーとは異なる技術的アプローチを採っているとの見方が強まっている。アストンマーティンとの協業体制のもと、PUとシャシーの統合開発が着実に進んでおり、両陣営からは手応えを示す声も聞かれる。

    アストンマーティンのチームCEOアンディ・コーウェルは、ホンダとの開発状況について「シャシーとパワーユニットはすでに“グローブのようにフィットしている”」と述べ、高い完成度をアピール。

    新レギュレーション下で重要となるパッケージングやエネルギーマネジメントの面で、早くも最適化が進んでいることを示唆した。

    また、F2ドライバーでありチームのシミュレーター業務を担うジャック・クロフォードも、開発の進捗を次のように語っている。

    「パワーユニットとシャシーの両方で大きな進化があった。風洞データとホンダとの共同作業から得られる進展は毎回明確で、非常に興味深い。PUの開発に関わるのは初めてだが、今のプロセスから多くを学んでいる」

    ホンダは2026年からアストンマーティンのワークスPUサプライヤーとなるが、エネルギー回生の戦略や熱効率の最適化において、他メーカーとは異なる設計思想を採っているとみられており、その成果がすでに開発段階で形になりつつあるようだ。

    ホンダ F1 アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    一方、同チームのレースドライバーであるランス・ストロールは、新レギュレーションの方向性について懸念を表明している。

    「シミュレーターで走ってみたけど、正直ちょっとがっかりした。もっと軽くて、速くて、ダウンフォースの大きいマシンが見たい。F1がバッテリー重視の科学実験みたいなシリーズになるのは、あまりレース向きとは言えない」

    ただ、こうした懸念に対しても、開発の現場では着実な進化が続いており、2026年開幕戦の時点ではまったく異なるフィーリングを持つマシンに仕上がっている可能性も高い。ホンダとアストンマーティンの共同開発が、次世代F1における新たな競争軸となるのは間違いなさそうだ。

  • 角田裕毅 ホンダは2026年のキャデラックやハースF1移籍を容認

    角田裕毅 ホンダは2026年のキャデラックやハースF1移籍を容認

    ホンダの支援を受けてF1キャリアを築いてきた角田裕毅は、2025年シーズン終了をもってレッドブル・レーシングを離れる見通しだ。ホンダは今季限りでレッドブルとの技術提携とエンジン供給を終了し、2026年からはアストンマーティンとワークス契約を結ぶことがすでに発表されている。

    角田裕毅の今後について、レッドブルとの関係やホンダの見解が注目を集めている。

    autosport webが伝えた内容を要約すると、ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長は、角田裕毅がシーズン途中で交代されるという一部報道を否定し、今季末までレッドブルで起用される見通しであると語ったという。また、マシン側の改善やチャンスを掴めれば、後半戦での巻き返しも可能だという期待をにじませている。

    今季ここまで、角田裕毅はマックス・フェルスタッペンと比べて苦戦が続いており、十分な結果を残せていないが、ホンダ側は短期的な成績だけでなく中長期的な視点で今後を見守る構えを見せている。

    2026年以降の進路として最も自然な選択肢は、ホンダがパワーユニットを供給するアストンマーティンと見られている。ただし、同チームのレースシートはフェルナンド・アロンソとランス・ストロールによってすでに埋まっており、角田裕毅が加わる場合はリザーブドライバーとしての関与に限られる可能性が高い。

    一方で、キャデラック(2026年よりF1参戦予定)やトヨタとの関係を強めるハースへの移籍も可能性のひとつとして報じられている。渡辺社長は、フェラーリ製パワーユニットを搭載するキャデラックや、トヨタの名前が関与するチームへの移籍についても問題視しておらず、たとえハースに加入したとしても「チーム・トヨタというわけではない」との認識を示しているという(※いずれもautosport web報道を要約)。

    角田裕毅 F1ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長

    ただし現時点では、ハースが角田裕毅に関心を示している明確な動きは見られておらず、チームはすでに2026年に向けてエステバン・オコンとオリバー・ベアマンをレースドライバーとして確保したと報じられている。

    2025年後半戦は、角田裕毅にとってF1キャリアの岐路となる。ホンダの支援が一区切りを迎えた後もトップフォーミュラの世界に生き残るためには、残りのシーズンで存在感を示す必要がある。

  • ホンダ レッドブルF1への2026年の“土壇場供給”を完全否定「可能性はゼロ」

    ホンダ レッドブルF1への2026年の“土壇場供給”を完全否定「可能性はゼロ」

    ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長は、レッドブル・パワートレインズの開発が難航した場合でも、ホンダが2026年に代替エンジンサプライヤーとして復帰する可能性はないと明言した。

    レッドブルのエンジン開発に対する不安が広がる中、ホンダ側のスタンスにも注目が集まっている。autosport webが伝えた内容を要約すると、渡辺社長は「たとえ今頼まれたとしても、2026年に間に合わせるのは不可能。可能性はゼロだ」と語り、レッドブルとの再提携の可能性を完全に否定したという。

    ホンダとレッドブルは2019年からパートナーシップを開始し、2021年から2024年にかけて4年連続でドライバーズタイトル、さらに2022年と2023年にはコンストラクターズタイトルも獲得するなど黄金期を築いた。しかし、2025年末をもって両者の関係は終了し、レッドブルは2026年から自社製エンジンで戦う計画だ。

    レッドブル・パワートレインズはMGU開発などでフォードと提携しているが、初年度の競争力や信頼性については疑問の声も残っている。

    ホンダは2020年に一度F1からの撤退を発表したが、2026年の新レギュレーション(電動化と持続可能性重視)を受けて方針を転換。だが、ホンダが復帰を決断した時点では、レッドブルはすでに独自のパワーユニット開発に巨額の投資を始めており、結果的にホンダはアストンマーティンとのワークス契約を選択した。

    autosport webの報道によると、ホンダとアストンマーティンはすでに2026年向けPUとギアボックスの統合テストを日英両国で進めており、シルバーストンに拠点を置くアストンマーティンが自社設計するギアボックスも最終仕様に近づきつつあるという。

    渡辺社長は、現段階ではあくまで試験用仕様であり、実際のパッケージには様々な要素を組み合わせて調整していると説明。日本とイギリスでそれぞれ独立したテストを実施し、HRCとアストンマーティンのスタッフが現地で連携していることを強調している。

    アストンマーティンF1チーム代表兼CEOのアンディ・コーウェルはホンダとの連携について「ホンダPUの開発はすでに何カ月も前から進められており、我々のモノコック後端やトランスミッション前端とのフィッティングも完璧に噛み合うよう設計されている」とF1.comで語った。

    「ハードウェアは日本のさくら(ホンダのPU開発拠点)でテストされ、我々のトランスミッションもシルバーストンで、そしてさくらでもホンダPUと接続した状態で試験が行われている」

    「日々の打ち合わせに加え、定期的に上層部による進捗確認も行われており、全員が正しい方向に向かっていることを確認している」

  • アストンマーティンF1代表 2026年ホンダPUの進捗を語る「完璧に噛み合う」

    アストンマーティンF1代表 2026年ホンダPUの進捗を語る「完璧に噛み合う」

    アストンマーティンF1チーム代表兼CEOのアンディ・コーウェルが、2026年シーズンに向けたホンダ製パワーユニット(PU)の開発状況について、F1.comのインタビューで詳細を明かした。

    ホンダは2025年限りでレッドブルとの提携を終了し、2026年からはアストンマーティンとのワークス体制へと移行する。両者の共同プロジェクトはすでに本格化しており、技術的な連携は順調に進行中だ。

    「ホンダPUの開発はすでに何カ月も前から進められており、我々のモノコック後端やトランスミッション前端とのフィッティングも完璧に噛み合うよう設計されている」

    「ハードウェアは日本のさくら(ホンダのPU開発拠点)でテストされ、我々のトランスミッションもシルバーストンで、そしてさくらでもホンダPUと接続した状態で試験が行われている」

    「日々の打ち合わせに加え、定期的に上層部による進捗確認も行われており、全員が正しい方向に向かっていることを確認している」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチームアストンマーティンF1チーム代表のアンディ・コーウェルがシルバーストンで語る

    顧客チームからワークス体制へ──大規模な転換
    コーウェルは、PUの供給元が変わるだけでなく、2026年に向けた技術レギュレーション変更、新工場の稼働、設備刷新など、複数の変化が重なっていることを強調する。

    「顧客チームからワークスチームへと変わるだけでも大きな変革だ。それに加えて、新レギュレーション、新設備なども重なっていて、チーム全体にとって非常に大きな転換期になっている」

    「ただ、みんなが前向きで柔軟な思考を持ち、新しいチャレンジに取り組んでいる。変化の最中にあるが、それは“楽しい変化”だ」

    ホンダ・レーシングの渡辺康治プレジデントも以前、同プロジェクトについてコメントを寄せており、「前回(2015年)の参入時とは違い、今回はゼロからのスタートではない。よりスムーズに開発が進んでいる」と語っている。

    また、渡辺氏は次のように続けた。

    「ニューウェイ氏と再びアストンマーティンで仕事ができるのは名誉なことです。共に競争力のあるF1マシンを作り上げていきます」

    ニューウェイ加入がもたらす影響ホンダPU開発と同時進行で、アストンマーティン側では設計体制の大幅な強化も進んでいる。その象徴が、エイドリアン・ニューウェイの加入だ。

    F1史上最多の勝利とタイトルを持つデザインの巨匠は、今年3月に「マネージング・テクニカル・パートナー兼株主」としてアストンマーティンに加わり、すでに数カ月間にわたってシルバーストンの新オフィスで新車設計に没頭している。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム F1 ホンダアストンマーティンF1のマネージング・テクニカル・パートナーとして現場に登場したエイドリアン・ニューウェイ

    「エイドリアンは本当に素晴らしい人物で、車の“システム全体”を捉えて設計している。風洞モデルに至るまでの連携もこれまでで最速レベルだ」とコーウェルは称賛した。

    その影響もあって、チームはすでに2025年仕様のアップデートを打ち止めにし、2026年マシンに向けて全リソースを集中投下している。

    アロンソとストロールの継続、そして勝負の年へ
    アストンマーティンは2026年も現在のドライバーラインアップ──フェルナンド・アロンソとランス・ストロール──を維持する。アロンソは44歳ながらもなお鋭いレース感覚と技術的貢献を続けており、チームはその経験値に全幅の信頼を置いている。

    「フェルナンドは驚異的なレースクラフトを持っていて、マシン開発にも深く関与してくれている」とコーウェルは語った。

    ストロールも今季開幕戦から安定してポイントを獲得しており、マイアミ・スプリントでは5位に入るなど確かなパフォーマンスを示している。

    「彼はチームの未来に非常に熱心で、来年の体制にも意欲を持って臨んでいる。運にも左右された部分はあるが、直近の数戦ではパフォーマンスを見せていて、不運な赤旗などがなければもっと上位に食い込めていたと思う」

    ホンダとの融合で頂点を目指す
    現在のアストンマーティンはコンストラクターズ選手権で8位に位置しているが、チームの焦点はすでに2026年に切り替わっている。

    アンディ・コーウェルの指揮、エイドリアン・ニューウェイの設計力、そしてホンダの技術──すべてが融合し、F1タイトル争いに名乗りを上げる準備は整いつつある。

    「全員が“勝ちたい”という情熱を持っている。それがこのプロジェクトを動かす最大の原動力だ」とコーウェルは力強く語った。

  • アストンマーティン・ホンダF1の挑戦に「やりがいを感じている」とニューウェイ

    アストンマーティン・ホンダF1の挑戦に「やりがいを感じている」とニューウェイ

    エイドリアン・ニューウェイが、2026年に導入されるF1の大幅なレギュレーション変更に向けたマシン設計作業について「非常にやりがいを感じている」と語った。

    レッドブルの元テクニカルチーフである66歳のニューウェイは、クリスチャン・ホーナーがチームを離れる1年以上前の2023年シーズン中盤に退団を決意し、現在はアストンマーティンに加わって2026年型マシンの開発に専念している。

    シルバーストンでフェルナンド・アロンソは、「今季のマシンや改善点について質問しても、彼は別のオフィスに歩いていってしまうんだ」「彼の頭の中はすでに2026年だよ」と笑いながら語った。

    ニューウェイはF1史上屈指の名デザイナーとして知られており、現在も業界最高額の報酬を得ている。

    スペインのDAZNによれば、ニューウェイはグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで「私は今でも製図板を使う業界最後の恐竜のような存在だ」と発言。

    「私にとってそれはひとつの言語であり、頭の中のアイデアを媒体にアウトプットして、それを進化させていく手段なんだ」と語った。

    ニューウェイは、これまでにもウィリアムズ、マクラーレン、レッドブルで数々のタイトルを獲得してきたが、その多くは大規模なレギュレーション変更期に達成されたものだった。そうした背景からも、2026年にホンダ製パワーユニットを搭載するアストンマーティンには注目が集まっている。

    「新レギュレーションは非常に大きな挑戦だ」とニューウェイは語る。

    「シャシーとパワーユニットの規則が同時に変わるのは、おそらく今回が初めてだと思う。だから全チームがそれらをどう統合するか必死で取り組んでいる」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム F1

    なおニューウェイは以前、現行のF1レギュレーションが技術者にとってあまりにも制限的であると批判しており、特に2026年のルールには厳しい評価を下していた。

    しかし現在、その姿勢は大きく変わっている。

    「今回のレギュレーション変更には非常に刺激を受けている」とニューウェイは語る。

    「新しいアイデアを試す機会がある。それはどのチームにも同じことが言える。だから、我々が特別なことを成し遂げられると言うつもりはないが、それでもやはり非常にやりがいのある挑戦だ」

  • クリスチャン・ホーナー アストンマーティン・ホンダにF1代表として合流?

    クリスチャン・ホーナー アストンマーティン・ホンダにF1代表として合流?

    レッドブルを率いて20年にわたる成功を築いたクリスチャン・ホーナーがチーム代表職を解任され、次なる舞台としてアストンマーティン・ホンダへの加入が浮上している。

    クリスチャン・ホーナーは現在もレッドブルと契約上の関係にあるものの、すでに「オペレーション業務」からは外れており、他チームへの移籍が可能になる日は近いと見られている。

    今回の解任劇の背景には、ホーナーの後ろ盾だったタイの実業家チャレーム・ユーヴィディヤの持株比率が51%から49%へと引き下げられ、オーストリア側との権力バランスが均衡したことがあるとされる。

    ホーナーの去就にはすでに複数のF1チームが関心を示しており、フェラーリ、アルピーヌ、アストンマーティン、さらにはキャデラックの名が挙がっている。中でもホンダとワークス体制を築くアストンマーティンは、経験豊富な指導者を求める立場にあり、有力な選択肢となっている。

    元レッドブルのF1ドライバー、ロバート・ドーンボスはオランダのNOSに対して「彼がまたパドックに戻ってくるのは間違いない。けどフェラーリは家族への影響が大きすぎると思う。彼は生粋のイギリス人で、たとえフェラーリが望んでもマラネロにはそう簡単に引っ越さないはずだ」と語った。

    イタリア紙『Corriere della Sera』によれば、フェラーリはフレデリック・バスールの将来について検討しているものの、ホーナーを後任候補には挙げていないという。

    ドーンボスはさらに「彼にはアストンマーティンが合っていると思うし、アルピーヌのようなチームを立て直すことにも魅力を感じるはず。彼は間違いなく次の挑戦を探している」と述べた。

    アストンマーティンは今年、2022年よりチーム代表を務めてきたマイク・クラックがチーフトラックサイドオフィサーに移動し、アンディ・コーウェルがCEOとチーム代表を兼任している。2026年にはホンダのワークスパートナーとなり、クリスチャン・ホーナーとともにレッドブルで驚異的な成績を残したエイドリアン・ニューウェイも在籍している。

    ホンダ・レーシングの渡辺康治社長は、ホーナー解任に対して次のようにコメントしている。

    「パートナーシップを始めた当初から現在に至るまで、クリスチャンには本当に多くのご協力をいただき、感謝しています」

    クリスチャン・ホーナー F1 アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム ホンダ

    一方、ドイツの『Auto Bild』は、ホーナーの長年の友人であるフラビオ・ブリアトーレが、チーム株式を提示する形で獲得に動いている可能性があると報じた。

    さらに『Auto Motor und Sport』のミハエル・シュミットは、キャデラックがグレアム・ロードンの後任としてホーナーに強い関心を示していると指摘している。

    「ロードンを軽んじるわけではないが、彼の実績はマルシャ止まり。一方でホーナーはレッドブルを率いてきた」

    「F1ファンしか知らないロードンに対して、ホーナーはNetflixのおかげで世界中に知られている。彼がトップに立てば、キャデラックのプロジェクトはまったく異なる評価を得るだろうし、政治的な影響力も格段に増すはずだ」

    ホーナーがどの道を選ぶのか、その決断は今後のF1勢力図に大きな影響を与えることになる。アストンマーティン・ホンダの再挑戦は、彼にとっても魅力的な舞台となるかもしれない。

  • アロンソ アストンマーティンF1の不振は「マクラーレン・ホンダ時代とは違う」

    アロンソ アストンマーティンF1の不振は「マクラーレン・ホンダ時代とは違う」

    フェルナンド・アロンソは、現在のアストンマーティンの不振について、かつてのマクラーレン・ホンダでの失敗とは「違う」と語っている。

    2025年シーズン、アストンマーティンがミッドフィールド後方に沈んでいるにもかかわらず、アロンソは一貫して冷静でリラックスした様子を見せている。

    シルバーストーンを拠点とするこのチームは、アロンソが8度の表彰台を獲得しドライバーズ選手権4位に入った2023年の好調ぶりを活かしきれていない。

    スペイン人ドライバーであるアロンソは、今季ここまでスペインGPと先週末のカナダGPの2戦で表彰台に立ったのみだ。

    アロンソにとってF1で最も苦しかった時期のひとつが、2015年に復帰したマクラーレンでの4年間だった。この期間で獲得したポイントは、2023年の1年での成績を下回っており、当時はマシンへの不満を公然と示すことも多かった。

    アロンソはを含むメディアに対し、2019年のル・マン24時間レースでの優勝をはじめとする他カテゴリでの成功が、現在の落ち着いた姿勢につながっていると語った。

    「そう、違うよ。今はキャリアの違う段階にいるからね」とアロンソ。

    「たぶん2018年当時は、自分自身を証明する必要があったんだと思う。自分がまだ勝てること、勝利を楽しめること、成功を味わえることを再確認したかったんだ」

    「ル・マンやデイトナ、いろんなカテゴリーに挑戦して、どこでも競争力があって速さを示せたことで、今は気持ちが落ち着いた。だから数ヶ月、あるいは今回は数年でも待つことができるんだ」

    フェルナンド・アロンソ F1 マクラーレン・ホンダアロンソは2015年にマクラーレンに復帰したが、4年間にわたって苦しいシーズンを送った。

    2026年への信頼が心の支えに
    43歳となった今も、シーズン前半でのチームの低迷を前にしてもアロンソは動じておらず、アストンマーティン初年度の成功体験も前向きな姿勢の一因になっていると明かした。

    「2023年は、僕にとってもアストンマーティンに来て成功できたという意味で良いブーストになった。評価もされたしね」

    「そして今、2026年に新レギュレーションとエイドリアン(ニューウェイ)が加わる中で、今年はある意味『待機期間』のように感じている」

    「僕らは競争力がないし、多くのポイントは取れない。取れないどころか、まったく取れない可能性もある。でもそれでも、僕らは来年に向けて本気で集中し、やる気に満ちている。これは明らかに当時とは違う感覚だ」

    アロンソのこうした言葉は、アストンマーティン内部の関係者にとって大きな安心材料になるだろう。なぜなら彼が、旧知のフラビオ・ブリアトーレとの再会を兼ねたアルピーヌ復帰の噂にさらされている中でも、揺るぎない忠誠心を示しているからだ。

  • ウィリアムズ ホンダF1とグッドウッドで再会 マンセルがFW11をドライブ

    ウィリアムズ ホンダF1とグッドウッドで再会 マンセルがFW11をドライブ

    ウィリアムズF1チームは、7月10日から13日に開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において、日本の自動車メーカー・ホンダと久々の“再会”を果たすと発表した。

    このイベントでは、モータースポーツ史に残る名車の数々が展示・走行予定で、その中には1986年シーズンにナイジェル・マンセルが駆った「ウィリアムズFW11」も含まれている。

    1986年、マンセルは最終戦でのタイヤバーストにより惜しくもタイトルを逃し、アラン・プロストに王座を譲ったが、その際に使用されたFW11が今回、ウィリアムズによってレストアされ、38年ぶりにマンセル自身の手で走行される。

    FW11の走行は、1980年代にF1を席巻したウィリアムズとホンダの伝説的なパートナーシップ以来となる初の協力イベントでもあり、両者の再会に大きな注目が集まっている。

    ホンダF1 ウィリアムズ FW11

    ウィリアムズF1のチーム代表であるジェームス・ボウルズは次のようにコメントしている。

    「グッドウッドでウィリアムズの豊かな歴史を讃え、チームの象徴ともいえる2台のマシンを披露できるのは素晴らしい栄誉だ。今回レストアされたFW11は、アトラシアン・ウィリアムズ・レーシングと本田技研工業との歴史的なコラボレーションを象徴するものであり、技術的な卓越性とタイトル獲得という成功の時代を築いた」

    「FW14Bと並んで展示されることで、我々のレーシングレガシーを力強く想起させるはずだ。このイベントは、我々のチームを今なお鼓舞し続けている“伝統”と“革新”を見事に体現している」

    マンセルだけでなく、ウィリアムズF1で優勝経験を持つティエリー・ブーツェンやリカルド・パトレーゼ、さらに元F1ドライバーのカルン・チャンドックもFW11のステアリングを握る予定となっている。

  • ホンダ F1初勝利60周年記念プログラムを展開 マンセルがFW11でデモ走行

    ホンダ F1初勝利60周年記念プログラムを展開 マンセルがFW11でデモ走行

    ホンダは今年、F1で初勝利を収めてから60周年を迎える。その記念の一環として、ホンダは英国ウエスト・サセックス州で開催されるGoodwood Festival of Speed 2025(開催日:現地時間7月10日~13日)にてホンダF1に初のコンストラクターズチャンピオンをもたらしたマシン「ウィリアムズ・ホンダ FW11」のデモ走行を行う。また、デモ走行では当時FW11のドライバーとして活躍した、ナイジェル・マンセルがステアリングを握ることが決定。これにより、ホンダF1の挑戦と勝利の歴史を振り返るとともに、世界中のモータースポーツファンの皆様を盛り上げていく。

    Goodwood Festival of Speed 2025では今年F1誕生75周年とモータースポーツ125周年の歴史を祝い“The Winning Formula–Champions and Challengers”をテーマに掲げている。その中でデモ走行を行う「FW11」は、1,500馬力を誇ったホンダ製1.5LV6ツインターボエンジン「RA166E」を搭載し、1986年に16戦中9勝を上げホンダF1として初めてコンストラクターズチャンピオンを獲得したマシン。その記念すべきマシンを、当時のドライバーであるマンセルがドライブするにあたり、Williams Heritage4の協力のもと、車体、エンジンに特別なメンテナンスを施しイベントに参加。また、このマシンは、8月に米国のカリフォルニア州で開催される自動車の祭典Monterey Car Week 2025でのデモ走行も予定している。

    さらに、60周年の締めくくりとして、ホンダが初優勝した1965年10月24日のメキシコグランプリから60年後にあたる、2025年10月24日~26日に、当時と同じエルマノス・ロドリゲスサーキットで開催されるF1メキシコグランプリにて、初優勝を達成したマシン「ホンダ RA272」のデモ走行を実施することも決定した。

    ホンダは、創業当初よりレースを人と技術の研鑽の場と位置づけ、F1に果敢に挑戦し幾多の勝利を重ねてきた。今後も、世界最高峰レース“F1”への挑戦を通じて、人と技術を磨き続けるとともに、世界中のモータースポーツファンの皆様やHondaファンの皆様に夢や感動をお届けしていく。

    株式会社ホンダ・レーシング 代表取締役社長 渡辺康治のコメント
    「グッドウッドでのFW11のデモ走行が決まり大変うれしく思います。今回、走行をお披露目するFW11は、ホンダF1に初の栄冠をもたらしたかけがえのない存在です。この特別なマシンをレストアした関係者の技術を称えるとともに、この走行の機会を与えてくださった皆様に感謝を申し上げます。そして、グッドウッドに加え、それ以降に計画している“Honda F1初勝利60周年”を記念した企画においても、ファンの皆様に楽しんでいただけるよう準備を進めていきます」

    ホンダ F1 本田技研工業

    ホンダの主なF1活動
    1964年-1968年
    エンジン・車体を含めたオールHondaとして参戦

    1965年
    メキシコグランプリで初優勝

    1983年-1992年
    エンジンサプライヤーとして参戦

    1986年
    ウィリアムズ・ホンダとしてコンストラクターズチャンピオンを獲得

    1987年
    ウィリアムズ・ホンダとしてドライバーズチャンピオンとコンストラクターズチャンピオンのダブルタイトル獲得

    1988年-1991年
    マクラーレン・ホンダとして4年連続でドライバーズチャンピオンとコンストラクターズチャンピオンのダブルタイトル獲得

    2000年-2005年
    B・A・R ホンダとしてエンジン供給と車体の共同開発による参戦

    2006年-2008年
    エンジン・車体を含めたオールHondaとして参戦

    2015年-2017年
    パワーユニットサプライヤーとして参戦
    マクラーレン・レーシングにパワーユニットを供給

    2018年
    スクーデリア・トロロッソにパワーユニット供給を開始

    2019年
    レッドブル・レーシングにパワーユニット供給を開始

    2021年
    レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン選手がドライバーズチャンピオン獲得
    2021年をもってF1参戦を終了

    2022年
    レッドブル・パワートレインズへHRCが技術支援を開始。 レッドブル・レーシングとマックス・フェルスタッペン選手がコンストラクターズチャンピオンとドライバーズチャンピオンのダブルタイトル獲得

    2023年
    2026年からのF1再参戦を発表
    コンストラクターズチャンピオンとドライバーズチャンピオンのダブルタイトルを2年連続で獲得

    2024年
    マックス・フェルスタッペン選手がドライバーズチャンピオン4連覇を達成

  • 角田裕毅×ホンダCUV e: F1舞台モナコの街を駆け抜ける新映像公開

    角田裕毅×ホンダCUV e: F1舞台モナコの街を駆け抜ける新映像公開

    F1ドライバーの角田裕毅が、ホンダの最新電動モビリティ「CUV e:」に乗り、モナコの市街地を駆け抜ける様子を収めたプロモーション映像が公開された。F1マシンではなく電動二輪でモナコを巡るという新たな角度から、角田とホンダの世界観を映し出す内容となっている。

    動画は、F1モナコGPの舞台として知られるラグジュアリーな街を舞台に、角田が軽快にCUV e:を操る様子を映し出す。普段サーキット上で見せる真剣な表情とは異なり、リラックスした雰囲気の中で街並みに溶け込む姿が印象的だ。

    CUV e:は、ホンダが都市型モビリティとして開発した電動二輪で、静音性や操作性に優れ、日常の移動を快適にする設計がなされている。環境に配慮した次世代型の移動手段として、同社の電動化戦略の一環を担うモデルだ。

    角田裕毅はこれまでにも、ホンダの様々なプロモーションに参加しており、F1ドライバーとしてだけでなく、モビリティの可能性を体現するアンバサダー的役割も果たしている。今回の映像でも、その存在感は強く、ホンダのブランド価値と未来志向を視覚的に表現している。