カテゴリー: ホンダF1

  • フェルナンド・アロンソ 「重要なのはQ3進出ではなくポイント獲得」

    フェルナンド・アロンソ 「重要なのはQ3進出ではなくポイント獲得」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダにとってF1アブダビGPは予選Q3進出よりもポイントを獲得することの方が重要だと述べた。

    予選シミュレーションが行われた金曜フリー走行2回目で、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンはトップ10のすぐ下につけた。

    だが、マクラーレン・ホンダにとっては複雑な一日となり、トラブルに見舞われたジェンソン・バトンは長い時間をガレージで過ごした。

    アブダビでは、ウィリアムズとフォース・インディアが競争力を見せていることもあり、フェルナンド・アロンソは、すでにマクラーレン・ホンダのコンストラクターズ選手権に向けられている。

    「今日起こったことは深読みできないと思う。今週末ではなくて将来に向けて重要ないろいろなことに挑戦していたし、FP1ではタイムを狙っていなかった」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「FP2は通常のプログラムだったけど、トロ・ロッソがほとんど走れなかったように、他チームにトラブルがあった。だから、自分たちがどこにいるかはまだ難しい」

    「予選に関してはここ数レースで見てきたものとそんなに変わらないと思う。トップ6が別次元で、それに続くウィリアムズとフォース・インディアでQ3はいっぱいになりそうだ」

    「僕たちはその後ろだ。トップ10圏外ではたくさんのチームがベストな位置を争っているし、ウィリアムズかフォース・インディアの1台が落ちれば、当然、僕たちの集団の中で速いドライバーがQ3へ行く」

    マクラーレン・ホンダの一番の焦点は、現在12ポイント差をつけているトロ・ロッソを寄せ付けずにランキング6位を維持することだ。

    「Q3に行けたらいいけど、今週末の目標はそれとは別だ。2017年についてできるだけ学びつつ、ポイントを獲って、12ポイント差を縮められないようにトロ・ロッソの2台の前かすぐ後ろにつけることだ。事実、過去3レースの金曜フリー走行では2017年のことに取り組んできたし、今日もそれに変わりはない」

  • マクラーレン・ホンダ、2018年のタイトルスポンサー獲得を目指す

    マクラーレン・ホンダ、2018年のタイトルスポンサー獲得を目指す

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターに就任したザク・ブラウンは、2018年F1シーズンにむけてタイトルスポンサーを獲得することが目標だと語った。

    マクラーレンは、2013年末にボーダフォンとの契約が終了して以降、タイトルスポンサーがついていない。

    来月からマクラーレンでの仕事を開始するザク・ブラウンは、その状況を変えることが極めて重要だと述べた。

    「商業ベースにおいて、そして、私が最も関連する分野で、タイトルスポンサーが極めて重要になってくるのは明らかだ」とザク・ブラウンはコメント。

    「だが、私は2018年を目指して始めていきたい」

    「2017年はすでにここにあるし、まだいかなるトリックも持ち合わせていない」

    新しい仕事について質問されたザク・ブラウンは、より多くのスポンサーを引き入れることが3つの鍵となる課題のひとつだと述べた。

    「一番があるとは思っていない。支えるための3本の脚があり、良い生態系であるためには、その3本全てが成功している必要がある」

    「一つ目はファンだ。マクラーレン、そしてF1として、我々は全体としてカスターマーとのエンゲージメントを改善できると思っている。より多くのファンを獲得すればするほど、より多くのスポンサーを獲得できるし、我々はファンが我々のスポンサーの製品やサービスを買ってくれることを望んでいる」

    「そして、より多くのスポンサーを獲得すればするほど、我々はレースチームを速くするためにより多くの資金を注ぎ込むことができる。そして、速くなればなるほど、獲得できるファンも多くなっていく。彼らはトップにいるチームが好きだからね」

    「それら3つ全てが極めて重要だ。そして、我々は3つ全てを正しく得る必要がある。1つを獲得しただけでは、システム全体が機能しない」

    なぜマクラーレンは3年間タイトルスポンサーがいなかったのかと質問されたザク・ブラウンは、新しいタイトルスポンサーを獲得することは簡単ではないと認める。

    「我々全員にとって厳しい環境だ」とザク・ブラウンはコメント。

    「レッドブルはタイトルスポンサーを擁していたが、今はなく、彼ら自身がその立場にある。フェラーリの状況は少し異なっているが、しばらくの間タイトルスポンサーを確保しているメルセデスは幸運に恵まれている」

    「現在、世界には“Brexit(ブレグジット)”や米大統領選など、深刻な逆風が吹いているように思われる」

    「安価なスポンサーシップなどない。大きな価値があり、グローバルだからこそ、かみ砕いて説明すると有意義なお金となる」

    「しかし、私は(マクラーレンの)内部にいたわけではないので、ニアミスがどれほどあったかはわからない」

    「魔法の杖などないし、2018年にタイトルスポンサーを有していることが簡単なことだとは考えていない」

    ザク・ブラウンは、近年、そのような取引への要求が劇的に変化したことを念頭に置けば、スポンサーを獲得する鍵は柔軟性だと考えている。

    「私は22年間にわたって企業パートナーらと一緒に働いてきた経験があるので、彼らが何を望んでいて、どう運営しているかをよく知っているし、それは今日と5年、10年、15年、20年前とでは違っている」

    「評価が重要であり、費用対効果が重要だ。その上で他のスポーツとの競争がある。市場を理解し、潜在的なパートナーのニーズに対して柔軟性を持つことが鍵となるだろう」

    このスポーツに新たなブランドを持ち込もうとしているというザク・ブラウンだが、ライバルチームからスポンサーをさらってくる可能性もあるようだ。

    「新たなパートナーを持ち込むことはきっとできるだろう。我々は22年間をモータースポーツ界で過ごし、過去12年はF1に携わっていた。その部分における我々の才能が枯渇することはないと思うが、コース内外でもコンペティティブなスポーツであり、誰もが互いのスポンサーと対話を持ち、スポンサーが移動するのも珍しくはない。前進していく上でそれは何ら変わりないと思う」

    関連:ザク・ブラウン 「マクラーレンにはタイトルスポンサーが必要」

  • フェルナンド・アロンソ 「タイトルを獲得した年よりパフォーマンスはいい」

    フェルナンド・アロンソ 「タイトルを獲得した年よりパフォーマンスはいい」

    フェルナンド・アロンソは、2016年シーズンの自分のパフォーマンスはタイトルを獲得した年よりもいいと考えている。

    2005年と2006年にルノーでワールドチャンピオンを獲得したフェルナンド・アロンソは、自身最高のシーズンはフェラーリ時代の2012年だと評価。その次が2014年で、今年はその次だという。

    2015年にマクラーレンに復帰したフェルナンド・アロンソは、表彰台を獲得できていないが、今年は持っているクルマで最善を尽くしたと考えている。

    「たぶん2012年が僕のF1でのベストシーズンだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「2番目に良かったのは2014年だろう。そして、たぶん今年が表彰台の最終ステップにいると思う」

    「あらゆるコンディションにクルマにかなり自信を感じていた。フォーリングはいいし、ブラジルの最後の10周は、14周オールドのタイヤでも競争力があるとさえ感じていた。

    「自信はクルマを限界まで走らせるチャンスを与えている」

    また、フェルナンド・アロンソは、今年チームメイトのジェンソン・バトンに対しての自分のパフォーマンスに特に満足しているという。予選では、最終戦までに14対5で上回っている。

    「ジェンソンは驚くべきドライバーだ。去年、僕はそれを経験した。今年はしばしば彼の前にいることができた」

    「なので、ドライビングという点で今年は非常に高い水準にいると考えている」

    ホンダがF1復帰して2年目となる今年、マクラーレンは75ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権6位につけている。去年は27ポイントで9位だった。
    「今年僕たちが成し遂げたことには満足しているし、チームの進歩にも満足している」

    「完全に異なるテイストだ。12ヶ月前のアブダビでの最終戦は失望したし、去年は頭のなかで多くのことを考えていた」

    「今年は全てが楽観的だ。チャンピオンになるにはまだ長い道のりであることはわかっているけど、去年に比べれば気分はハッピーだ」

  • マクラーレン・ホンダ:F1アブダビGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1アブダビGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1アブダビGP初日のフリー走行で、フェルナンド・アロンソが11番手タイム、ジェンソン・バトンが12番手タイムだった。

    フェルナンド・アロンソ (11番手)
    「僕たちはチームとして、来年に向けてコース上でテストを行うチャンスをできるだけ生かす必要がある。来年のマシンに適用できる構成や哲学について、できる限り理解しなければならない」

    「今日は、自分たちの理解を大いに深めることができた一日だった。特にFP1は、予選やレースとはコンディションが異なるため、少しの実験を行うには理にかなった選択だった。FP2は、日曜日のレースで体験するコンディションとよく似た状況で各種タイヤについて学ぶ唯一のチャンスだった。決勝は夜に開催されるし、路面温度はさらに低くなる。今日は、土日に向けて前向きなスタートを切ることができた。この勢いをレースまで維持できることを祈ろう」

    ジェンソン・バトン (12番手)
    「今日は2009年の旧デザインを施したヘルメットを着用したけど、とてもいい気分だった。色もすばらしいけど、それをかぶっていたときの数々の思い出はもっといいものだ。今日は、僕たちにとってすばらしい一日ではなかった。FP1の比較的序盤に走行を止めなければならず、そのあと、FP2の前にパワーユニットを交換することを選択した。FP2では、セッション開始から30分後にコース上に出た。少し難しい一日だったかもしれないけど、今日の走行を終えるまでに有効な内容を学ぶことができたと思う。ここでドライブするのは楽しいし、僕たちのレースペースはここ数戦よりも力強いものになると思う。明日の予選までに、すべてのものを力強くまとめ上げる必要がある。僕たちにとってどんな週末になろうとも、私自身はできる限りいい週末にしたいと思っている。それは、今回が僕にとって最後のレースだからという理由だけではない。明日、より力強いパフォーマンスを披露できるよう願っている」

    エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
    「FP1ではジェンソンのマシンのERSデータが異常を検知したため、問題を調査するためにセッションの途中でマシンを止めることを選択しました。そのあと、予防策としてセッションの合間にパワーユニットを交換することにしたものの、(取り外したパワーユニットの)どのコンポーネントにも決定的な問題はありませんでした。それでもメカニックがFP2に向けてマシンを準備するというすばらしい仕事をしてくれたおかげで、ジェンソンの走行プランにはほとんど影響はありませんでした。マシンのペースについては、そこそこ満足しています。ただ、タイヤの摩耗に関する一部の潜在的な問題に対してよりいい感触をつかむには、データをもう少し掘り下げて確認する必要があります。今日のセッションは日中と夜間に行われたため、その結果をもとに確固たる結論を出すのは常に難しいものでした。土日をどうやって乗りきるのがベストなのかをさらに理解した上で明日を迎えるために、我々は夜遅くまでデータを精査することになるでしょう」

    ジェンソン・バトン、F1ラストレースはブラウンGP時代のイエローヘルメット
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  • ホンダ F1 「予選に向けてまずまずの結果」 / F1アブダビGP

    ホンダ F1 「予選に向けてまずまずの結果」 / F1アブダビGP

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1アブダビGP初日のフリー走行を振り返った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「アブダビでのフリー走行初日は、高温で太陽が高く昇っているFP1のセッションでフェルナンドとジェンソンのマシンで主に空力テストやマシンのバランス確認を行い、日が落ちる夕方のFP2でレースを見据えたロングランを行う計画でした」

    フェルナンドは両セッションともに順調にラップを重ねましたが、ジェンソンはFP1の後半30分を残した時点で、ERSの水圧データの異常を検知したため、マシンをガレージに戻してチェックを行いました。ハードウェアの問題は確認できなかったものの、大事をとって夜間に予定していたエンジン交換を前倒しして、FP2を走ることを選択しました。メカニックの素早い交換作業と、フェルナンドが確実なデータ取りとマシンのセットアップを行ってくれたおかげで、FP2でのロングランでは両者のマシンバランスをいい方向に持って行くことに成功し、11番手、12番手でセッションを終了しました。今夜の作業はまだ残っていますが、明日の予選に向けてまずまずの結果となりました」

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  • フェルナンド・アロンソ 「来年ホンダがパフォーマンスを見つけると確信」

    フェルナンド・アロンソ 「来年ホンダがパフォーマンスを見つけると確信」

    フェルナンド・アロンソは、2017年の唯一の疑問はマクラーレンが新しい空力レギュレーションに対応できるかどうかだと語る。

    2017年は、フェルナンド・アロンソとマクラーレン・ホンダとの3年契約の最終年にあたる。

    フェルナンド・アロンソは、ホンダのエンジンには疑いを持っていないと Auto Motor und Sport に述べた。

    2017年のレギュレーションについて質問されたフェルナンド・アロンソは「メルセデスを倒すのは難しい。僕たちだけでなく、全員にとってね」とコメント。

    「でも、僕たちは十分に戦えるようになると思っている」

    「ホンダが僕たちが必要としているパフォーマンスを見つけてくると100%確信している。空力面の方が大きな疑問符だ。ちょっとした運に恵まれなければならない」

    「どのクルマの哲学が正しいかなど誰にもわからない。誰が規約を正しく解釈して、誰ができないか? 右に進む人もいれば、左に進む人もいるかもしれない。そして、4戦を終えたあたりで、間違った方向に進んだと理解するものだ」

    メディアは絶えずフェルナンド・アロンソがフェラーリを離れて苦戦するマクラーレン・ホンダに移籍したことは間違いだったと言わせようとしているが、フェルナンド・アロンソは移籍が正しかったとの主張を曲げない。

    「毎日、自分自身にそう言っているよ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「僕は幸せだ。キャリアで最高のチームでドライブしている。知識レベル、詳細へのフォーカス、分析、組織など、他のどこでも経験したことがなかったものだ」

    「僕たちに必要なのは速いクルマだけだ。僕はフェラーリで5年を過ごした。あと2年あそこにいたら、今は悲しくて失望していただろう」

    「あそこのいた時、僕は少なくとも2度タイトルを争った。でも、今日だったら、2位ではなく6位だっただろう」

    2017年ルールへの抱負について質問されたフェルナンド・アロンソは、クルマの速度を上げることによって、F1をより速く、スペクタクルにするという目標に賛成だと述べた。

    「期待できるよ。ドライバー、ボス、主催者、テレビ局のすべてが、何かを変えなければならないという点で合意している」

    また、フェルナンド・アロンソは、2017年がドライバーの身体的なチャレンジをより厳しいものにするとの見方にも同意した。

    「難しくなるのは間違いないだろう。僕たちはもっとトレーニングをしなければならない」

    「疲れていくるとミスをしてしまうものだ。今年のマレーシアは新しいアスファルトによって1周あたり5秒くらい速かったし、身体的にこれまでで最も厳しいレースだった。2017年は全てのレースがそうなるだろう」

  • ジェンソン・バトン、F1引退を決意 「今回がラストレース」

    ジェンソン・バトン、F1引退を決意 「今回がラストレース」

    ジェンソン・バトンは、F1から引退する覚悟で今週末のアブダビGPに臨む。

    ジェンソン・バトンは、来季のシートをストフェル・バンドーンに譲り、2017年はマクラーレン・ホンダのアンバサダーという役割に就く。

    契約では2018年にグリッドに復帰する可能性も残されているが、最近になって復帰への思いが薄れてきたとジェンソン・バトンは打ち明けた。

    「今週末、これがラストレースだと思って臨んでいる」とジェンソン・バトンはFIAの記者会見で語った。

    「それがベストな方法だと思う。これが僕のラストレースだ。今は、これ以上F1でレースをしたいとは思わない」

    ジェンソン・バトンは、F1イタリアGPで契約が発表された時とは気持ちが少し変化したようだ。当時は2018年に双方が望めば、レースへの復帰が可能なのだとロン・デニスが強調していた。

    だが、ジェンソン・バトンは、一切の後悔なくF1を去ることができると述べた。

    「僕はこれがラストレースだと思っているし、他のみんなにもそう思ってほしい。8歳からモータースポーツでレースをしてきたし、ここまで長い道のりだった」

    「F1以前は、全てがF1に行くための努力だった。たくさんの夢を持ってF1に来て、何かを成し遂げたいと考えていた。思い出を持って去ることができるなら幸いだ。僕のF1での17年はまさにそうだ。驚くような思い出、人生を変える思い出がたくさんある。良いものもあれば悪いものもある。ワールドチャンピオンを手に入れたこともとても特別だ」

    「300戦以上のグランプリに出た。僕は自分の成果に満足してF1を離れることができる。そして僕の人生はここから始まる」

    2016 F1アブダビGP 木曜記者会見

  • フェルナンド・アロンソ、ポルシェとのWEC参戦コメントを釈明

    フェルナンド・アロンソ、ポルシェとのWEC参戦コメントを釈明

    フェルナンド・アロンソは、レースから引退するマーク・ウェバーの後を追ってポルシェからWECに参戦することを示唆したコメントについて釈明。3度目のF1ワールドチャンピオンを獲得することにコミットしていると語った。

    報じられた自身のコメントについてフェルナンド・アロンソは「僕がそのようなメッセージを言うのは新しいことではないし、もうかなり有名になっているよね」とジャーナリストに話した。

    「僕はこのチームでの来年のF1に100%コミットしているし、そのあとの将来のことはわからない。とても魅力的なチャレンジだし、僕にとってル・マン24時間レースはとても魅力的なことだ」

    「僕はそのカテゴリーが好きだし、クルマも好きだ。言ったように良いチャレンジだ。でも、その将来というのが2年なのか、5年なのか、10年なのかはわからない。まだわからない。新しいことではない」

    「僕が望んでいる一番のことは、F1で3回目のワールドチャンピオンを獲得することだ。そのあと、どうなるかを見てみるよ」

    関連:フェルナンド・アロンソ、将来的なポルシェでのWEC参戦を示唆

  • ジェンソン・バトン 「2017年の開発レースの復活はF1を生き返らせる」

    ジェンソン・バトン 「2017年の開発レースの復活はF1を生き返らせる」

    ジェンソン・バトンは、2017年の開発レースの復活が、F1を生き返られると考えている。

    今シーズンまで、レギュレーションは3年間安定しており、メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、現在のレギュレーション下ではパフォーマンスが“頭打ち”になったと認めている。

    2017年、F1は空力とエンジン規約が改訂される。マシンとタイヤがワイド化され、パワーユニットサプライヤーはトークンによる制約がなくなる。

    ジェンソン・バトンは、それがシーズンを通してチームの状態を変動させる大きな機会を与えると考えており、2009年に厳しいスタートから後半戦で上位争いをするまで巻き返したマクラーレンを例に挙げた。

    「来年の大きな変化はポジティブだ。スポーツにとって素晴らしいことだ」とジェンソン・バトンはコメント。

    「一年を通して大きな進歩を目にすることになると思うし、それは人々が見たいと思っていることでもある」

    「マクラーレンが2009年にしたように、競争力のないクルマでスタートしても、シーズンを通して開発していける時代に戻る。今はそれができない。速いクルマでスタートしてシーズンを通してレースに勝つか、速くないクルマでスタートして、最後まで速くないかだ」

    ジェンソン・バトンは、昨年、ホンダとのパートナーシップを再開して以降、マクラーレンがフィールドで最も大きな改善を示したと考えている。

    「制限されたレギュレーションによって開発カーブは難しい。過去2年間、開発面で僕たちはベストを尽くした。僕たちは低い位置からのスタートではあったけどね」

    「シーズンを通しての発展は逃していたことのひとつだ。来年はシーズンを通した発展に満ちている。それはレースをかなり面白くするだろう」

  • ジェンソン・バトン 「終わりではない。新たな始まりだ」

    ジェンソン・バトン 「終わりではない。新たな始まりだ」

    ジェンソン・バトンが、ひとまず最後のF1レースとなる最終戦アブダビGPを前にF1公式サイトのインタビューに答えた。

    マクラーレン・ホンダは、2017年にジェンソン・バトンに代えてストフェル・バンドーンをレースドライバーに起用。ジェンソン・バトンは、2018年にF1レースに復帰する可能性を残しつつも、リザーブドライバー兼アンバサダーとしてマクラーレン・ホンダで裏方に回ることになる。

    ――ジェンソン、アブダビでのシーズン最終戦の後、あなたのアクティブなF1キャリアは終わりを迎えます。少なくとも、現在はそのような状況です。F1での長い年月をじっくりと振り返るとどのようなことが思い浮かびますか? 楽しいことですか、悲しいことですか・・・

    「まだ振り返るのはまだ早すぎるよ。終わらない限り、終わりではないので、どうもそれが正しいとは感じられないんだ!」

    ――では、良かった時と悪かった時について伺いたいです。

    「もちろん、全てのキャリアには浮き沈みがある。僕は常に停滞したキャリアではなく、最高潮か絶不調でいたい。その通りになっているけどね!(笑) 最高潮のときのことはとても良く覚えている。そして、どんな人間であっても絶不調のことは忘れたいものだ。ブラジルでフィニッシュラインを通過してワールドチャンピオンを獲得したときのことはもちろん覚えている。それに初めてF1カーをドライブしたときのことも覚えている。非常に特別だったし、絶対に忘れないことだ。1999年にマクラーレンだった。シルバーストンで英国フォーミュラ・フォードのチャンピオンを獲得した“賞”だった。若手ドライバーへのご褒美だね。多くのラップは走れなかったけど、『おお、これは楽しい』『僕のためのものだ』と思ったよ。最初のきちんとしたテストはプロストとだった。バルセロナだったね。フィニッシュラインに戻ってきたときは本当に笑顔が止まらなかったよ。多くな幸せが瞬間がある。でも、それらは全て僕の本に残すつもりだよ!」

    ――あなたは信じられないくらい長くF1に留めることができました。達成するのは簡単なことではありません。その事実に纏わる秘密はありますか?

    「秘密はないよ。僕の推測では、僕がこれほど長くF1に留まったこと、そして留まりたいと思ったのは、常に変化があったからだと思う。新しことを学べる、そして自発的に学ぶことが重要だ。自分が手にするパッケージのパフォーマンスは常に変わっていく。競争相手もそうだ。それが僕を興奮させ続けていたし、毎年どんどん大きく戻ってくる」

    ――実際、あなたは16年も戻ってきました。そして、常にペイドライバーとしてではなく、給料をもらうドライバーとしてでした。最近ではそれは達成するのが最も難しいことです・・・

    「そうだね、ドライブするためにお金を払ったことはない。イギリス人ドライバーにとって達成するのがとても難しいことだ。モータースポーツへの支援はごくわずかしかないからね。政府は僕たちに資金を助成してくれないし、スポンサーも多くない。南米のドライバーは政府やビッグスポンサーからずっと大きなサポートを受けている」

    ――ドアを開けるためにスポンサーパワーからあまり得なかったあなたにとっては、あなたのスキルが最高のサポーターだと言うことができるでしょう。ここで生き残るためにF1ドライバーのDNAで3つの重要な特性を挙げるとすれば何ですか?

    「学ぶ気持ちだ。それは興奮をキープできる環境にいるという意味でもある。退屈に感じるのはかなり早いからね。もちろん、運も必要だ。そして、それを基にできるかだ。自分のレース技術、テクニカル面の能力、正しい方法でパートナーやスッポンサーと働けること。そして、もちろん、速くなければならない。それがなければ、長い目で見てそれ以外でも助けにはならない」

    ――どれくらい“政治的”でなければなりませんか?

    「F1ドライバーは政治的な人間ではないと言いたい。そうだね、僕たちはメディアが望んでいるほどオープンではないけど、それは政治とは無関係だ・・・」

    ――ですが、一部のドライバーは彼らの利益のために非常に激しくメディアを使っていたりします。

    「誰のことを言っているのかわからない。例えば、ルイス(ハミルトン)。彼にはソーシャルメディアでかなりのフォロワーがいる。でも、もちろん、彼は3度のワールドチャンピオンだ。彼が3度のワールドチャンピオンでなければ、彼はそのようなフォロワーは得られないだろう。もし、あなたがルイスの立場で、写真を投稿すれば、もちろん、気づかれないわけにはいかない。実際、あなたは彼がそのような全てをファンのためにやっていると言わなければならない」

    ――あなたは2017年もアドバイザー的な役割でマクラーレンと続けていきますし、スポーツに近いままです。パドックで最も経験豊富な一人として、あなたの声はとても耳を傾けられることになるでしょう。F1でどうようなことが変わってほしいですか?

    「僕がスポーツを運営していない限り、F1で何も変わることはないよ! マクラーレンに関しては、僕の仕事がクルマを開発することではない。僕が走らせることはないからね。ドライバーのフィードバックを聞いて、チームがドライバーのフィードバックが何を意味しているのかを理解する手助けをすることになる。感情的になっているときは簡単ではないときもあるからね。僕の仕事の目的はチームの編成を助けて、チームを磨き上げることだ。長い間、一方からチームを見ていて、突然、一線を退くチャンスを得て、また別の視点から見れば、僕たちが学べることはたくさんあると確信している」

    ――他の人の援助なしにF1に入ってくるドライバーはいません。あなたの道のりを整える助けになってくれた人は誰ですか?

    「もちろん、父は僕のキャリアで大きな役割を担った。彼は僕がレースをスタートした理由だった。彼はラリークロスでレースをしていたし、僕は彼を見るのが大好きだった。ラバーの臭い、そして、ノイズが大好きだった。僕はまだ5〜6歳だった。7歳のときに彼が僕にカートを買ってくれた。なので、間違いなく彼が僕に影響を与えたと言える。レースをしたとき、表彰台に上がって注目を浴びるのが本当に大好きだった。勝って、僕のトロフィーが彼らよりも大きいのを見るのが大好きだったんだ! ここにいる僕たち全員が“他の人を打ち負かす”のが大好きだね(笑) 勝つことは明らかに僕のキャリアを推し進めていく助けになった。もっと良いクルマに乗れるようになり、最終的にF1にたどり着くまで、より重大なカテゴリーに移ることができた。その段階でデビッド・ロバートソンのグループに管理してもらっていた。僕たちはずっと前に別々の道を歩むことになったけど、彼が亡くなるまでずっとリスペクトしていたよ」

    ――F1は非常に注目を集めるレースシリーズです。それは私生活が簡単ではないことも意味しますね・・・

    「まぁ、それは世界で最高の仕事をしているときに支払わなければならない対価だと思う。F1カーをドライブするというね! そうだね、ちょっと悩みの種になることもある。やっぱり、スポーツマンであって、広告で生きている歌手や俳優ではないからね。でも、完璧な仕事なんてないよ(笑)。来年からはずっとシンプルな人生を送れると確信している」

    ――まだ目指しているゴールはありますか? もうF1ではちょっと年配かもしれませんが、他のキャリアでは36歳はまだ全盛期の男です・・・

    「これまでよりも健康であることかな。アマチュアとして、自分の年代グループのトライアスロンでワールドチャンピオンを目指したい。プロではなくね。ル・マンでもレースをしたい。やっぱりラリークロスもtodoリストにあるね。やりたいことはかなりたくさんある」

    ――噂では、あなたはF1で稼いだお金に非常に慎重だと言われていますが・・・

    「・・・でも、たくさん浪費してきたよ。実際、無駄ではなかったけどね。多くのお金を使ってきた。世界中を旅行するという事実もあるしね。なので、持って帰れないものなので、それを楽しまなければならない。いつか子供ができたら、彼らのために何かを残しておきたい。いつか自分に『それを稼いだとき、どのように終わるだろう?』と尋ねるだろうね(笑)。でも、まだ元気なのは確かだ。誰も僕について心配しなくていいと思うよ」

    ――アブダビのレース後、我々はあなたについて心配しなければなりませんか? 実感するのはいつですか?

    「アブダビの週末は確かに感情的になるだろう。父が亡くなり、ここ数年はかなり難しかった。そうだね、僕の最後のレースはタフだろうね。でも、母、姉妹のひとり、多くの友人が来てくれる。なので、とてもスペシャルな週末になるだろう。終わりではない。新たな始まりだ」

    関連:2016 F1アブダビGP テレビ放送時間&タイムスケジュール