カテゴリー: ホンダF1

  • マクラーレン・ホンダ、MCL32を発表 / 2017年F1マシン

    マクラーレン・ホンダ、MCL32を発表 / 2017年F1マシン

    マクラーレン・ホンダは、2017年F1マシン『MCL32』を発表した。

    マクラーレン・ホンダは24日(金)、マクラーレン・テクノロジー・センターで新車発表会を開催。噂されていた通り、オレンジのカラーリングが採用されたが新車MCL32がお披露目された。

    今年、マクラーレンは、ロン・デニスの解任に伴い、36年間続いた伝統の“MP4”の名称を廃止し、新たに『MCL32』というマシン名を採用。

    マクラーレン・ホンダ MCL32にはオレンジのカラーリングが採用された。“パパイヤオレンジ”は、1960年代後半のブルース・マクラーレン時代に採用されたマクラーレンの伝統カラーだ。

    マクラーレン・ホンダ MCL32は、突起のついたショートノーズを採用。エンジンッカバーにはシャークフィンが装着されている。

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  • マクラーレン・ホンダ MCL32:主要スペック

    マクラーレン・ホンダ MCL32:主要スペック

    マクラーレン・ホンダの2017年F1マシン『MCL32』の主要スペック。

    2017年、マクラーレンは36年間続いた伝統の“MP4”の名称を廃止し、新たに『MCL32』というマシン名でシーズンを戦う。また21年間にわたるエクソンモービルとのパートナーシップを終了し、新たにBPカストロールの燃料と潤滑油を使用。まさに新たな時代のスタートとなる。

    F1パワーユニットを供給するホンダは、2017年型パワーユニット『ホンダ RA617H』に新たなコンセプトを導入。新設計のパワーユニットで巻き返しを図る。

    マクラーレン・ホンダ MCL32 主要諸元

    形式 マクラーレン・ホンダ MCL32
    モノコック カーボンファイバーコンポジット製
    安全構造 コクピット・サバイバル・セル(対衝撃構造)、貫通防止パネル、フロント・インパクト構造、サイド・インパクト構造、リヤ・インパクト構造、フロント&リヤロール構造
    ボディーワーク カーボンファイバー・コンポジット製。エンジンカバー、サイドポッド、フロア、ノーズ、フロントウイング、リアウイング、ドライバー操作によるドラッグ抵抗低減システム(DRS)
    フロントサスペンション カーボンファイバー製ウィッシュボーン。プッシュロッド方式トーションバー、ダンパーシステム
    リアサスペンション カーボンファイバー製ウィッシュボーン。プルロッド方式トーションバー、ダンパーシステム
    重量 728kg(ドライバー重量を含む、燃料は含まず)
    重量配分は45.3%〜46.3%
    電子機器 マクラーレン・アプライド・テクノロジーズ製。シャシー制御とパワーユニット制御、データ収集機器、オルタネーター、センサー、データ解析およびテレメトリー・システムを含む
    計器類 マクラーレン・アプライド・テクノロジーズ製ダッシュボード
    潤滑油 カストロール製グリース、潤滑油
    ブレーキシステム Akebono製ブレーキキャリパー、マスターシリンダー
    Akebono製“ブレーキ・バイ・ワイヤ”ブレーキコントロールシステム
    カーボン製ディスク、パッド
    ステアリング ラック・アンド・ピニオン型パワーステアリング
    タイヤ ピレリ製P Zero
    ホイール エンケイ製
    無線機器 ケンウッド製
    塗装 シッケンズ製品によるアクゾノーベル・カー・リフィニッシュ・システム

    パワーユニット

    型式 ホンダ RA617H
    最小重量 145kg
    パワーユニットコンポーネント エンジン
    MGU-K
    MGU-H
    エネルギー貯蔵装置
    ターボチャージャー
    コントロールユニット

    エンジン

    燃料搭載量 1.6L
    気筒数 6気筒
    バンク角 90度
    バルブ数 24
    最大回転数 15,000 rpm
    最大燃料流量 100kg/時(10,500rpm)
    燃料搭載量 105kg
    燃料噴射方式 直噴(1シリンダーあたり1噴射器、最大500bar)
    過給機 同軸単段コンプレッサー、タービン
    燃料&潤滑油 BPカストロール

    エネルギー回生システム

    機構 モーター・ジェネレーター・ユニットによるハイブリッド・エネルギー回生。MGU-Kはクランクシャフトに、MGU-Hはターボチャージャーに接続
    エネルギー貯蔵装置 リチウムイオンバッテリー(20〜25kg)
    1周あたり最大4MJを貯蔵

    MGU-K

    最大回転数 50,000 rpm
    最大出力 120 kW
    最大回生量 1周あたり2MJ
    最大放出量 1周あたり4MJ

    MGU-H

    最大回転数 125,000 rpm
    最大出力 無制限
    最大回生量 無制限
    最大放出量 無制限

    トランスミッション

    ギアボックス カーボンファイバーコンポジット製ケース、縦置き
    ギア数 前進8速、後退1速
    ギヤ操作 電動油圧式シームレスシフト
    デフ 遊星歯車構造の多板リミテッド・スリップ・クラッチ式ディファレンシャル
    クラッチ 電動油圧式カーボン製多板クラッチ
    潤滑油 カストロール製

    マクラーレン・ホンダ、MCL32を発表 / 2017年F1マシン
    マクラーレン・ホンダ MCL32

  • マクラーレン・ホンダ 2017年 レーシングスーツ

    マクラーレン・ホンダ 2017年 レーシングスーツ

    マクラーレン・ホンダは、2017年版のレーシングスーツに身を包んだフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンのポートレイトを公開した。

    マクラーレン・ホンダは24日(金)、2017年F1マシン『MCL32』を発表。オレンジとブラックを基調とした新たなカラーリングをまとった、アグレッシブなデザインとなった。

    MCL32のカラーリングに合わせてスパルコ性のレーシングスーツにもオレンジとブラックのラインが入れられている。胸スポンサーは、昨年と同じシャンドン。

    レーシングスーツは、フェルナンド・アロンソがホワイト、ストフェル・バンドーンがブラックを着用している。

    マクラーレン・ホンダ レーシングスーツ 2017

  • マクラーレン・ホンダ MCL32の新車発表会をライブ配信…20時スタート

    マクラーレン・ホンダ MCL32の新車発表会をライブ配信…20時スタート

    マクラーレン・ホンダは、2017年F1マシン『MCL32』の新車発表会を公式サイトとSNSでライブ配信する。

    マクラーレン・ホンダは24日(金)にマクラーレン・テクノロジー・センターで『MCL32』の新車発表会を開催。発表会の模様を公式サイト、YouTube、Facebookを通じてライブ配信する。

    今年、伝統的なMP4の名称を廃止して、新たに『MCL32』というマシン名でシーズンを戦うマクラーレン・ホンダ。

    マシン名だけでなく、カラーリングも変更されることが予告されており、マクラーレンの伝統カラーであるパパイヤ・オレンジが取り入れられると噂されている。

    マクラーレン・ホンダ MCL32の新車発表会は、日本時間20時からスタートする。

    マクラーレン・ホンダ MCL32 新車発表会 ライブ配信

    マクラーレン・ホンダ、MCL32を発表 / 2017年F1マシン
    マクラーレン・ホンダ MCL32

  • ルノー 「2017年の大きな未知数はホンダ」

    ルノー 「2017年の大きな未知数はホンダ」

    ルノーは、2017年のF1の勢力図において自分たちがどの位置にいるかについて良いアイデアを持っているが、ホンダだけは大きなクエスチョンマークだと認める。

    ルノー・スポール・レーシングのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、2017年はメルセデス、フェラーリ、レッドブルがリードし、自分たちはウィリアムズ、トロ・ロッソと4位と5位を争うことになるだろうと予想している。

    だが、マクラーレンとホンダだけはどのように予想していいかわからないとシリル・アビテブールは認める。

    「我々にとっては、ホンダがエンジン開発面でどのようなことをやってくるかが大きな未知数だ。マクラーレンが、特に空力レギュレーションがこのように劇的に変化するときに非常にしっかりとしたクルマを生産できるのは確かだ」とシリル・アビテブールはコメント。

    「彼らが入り混じってくるのは見ていて面白いと思う。メルセデス、フェラーリ、そして、レッドブルが異常な序列にいることはないと思う。我々はウィリアムズ、フォース・インディア、トロ・ロッソとの戦いになるはずだ。問題はマクラーレンだ」

    シリル・アビテブールは、2017年はフォース・インディアのような小規模チームに損害を与える“軍備競争”になると予測している。

    「我々が示しているこのクルマはバルセロナのテストで走るクルマではない。そして、バルセロナのクルマはメルボルンでレースをするクルマではない。レース毎に我々は新しいパーツを導入してきた…」

    「小規模チームはリソースを維持しなければならなくなると本気で感じている。レギュレーションはそのようなチームにとって非常に難しい。新しいレギュレーションに対処するために、フォース・インディアにはクルマの大部分を造り上げる予算はもうなくなっていると思う」

    「我々のリソースレベルがあれば、ハースやフォース・インディアのようなチームを楽に倒せるはずだ」

    ルノーは、2017年にパワーユニットを“ゼロ”から設計することを決断。シリル・アビテブールはルノーの新型パワーユニットから0.3〜0.4秒のゲインが得られると期待している。

    「昨年、我々には優れたプロダクトがあった。我々が成し遂げたことは素晴らしかった。それでも我々は再びゼロからスタートすることに決めた。F1では攻めないことは死を意味するからね」

    「我々はクラスで最高であるメルセデスに追いつくという野心に本気であるかを確認した。追い抜けないのであれば、我々は完全に異なる哲学を争点しなければならなかった。それが我々が今年行ったことだ」

    「パフォーマンスのゲインに関しては、我々はシーズン終了時とシーズン開始時という点で0.3秒を目標にしている。私が話しているのはエンジンに関してだけだ。クルマの残りの部分は関連しない。そして、我々はシーズンを通してだいたい同等のステップを果たしたいと思っている」

  • メルセデス、ホンダの2017年の進歩に興味津々

    メルセデス、ホンダの2017年の進歩に興味津々

    メルセデスのエンジン責任者は、2017年のホンダの進歩に強い興味を持っていると認める。

    メルセデスが“パワーユニット”時代を支配する間、マクラーレンのパートナーとしてF1復帰したホンダは、2015年と2016年に苦戦を強いられた。

    メルセデスのエンジン責任者を務めるアンディ・カウエルは、シャシーとタイヤのレギュレーションが変化する2017年もエンジンが非常に重要なままだと考えている。

    「より長い間アクセルを踏んでいることを考えれば、エンジの重要性が増すのは明らかだ」とアンディ・カウエルは Auto Motor und Sport にコメント。

    「だが、もうこのエンジン世代での4年目だ。全員が多くのことを学んでいる。他のマニュファクチャラーが何をするかにかなり興味を持っている。特にホンダにはね」

    「彼らはもう3年目だ。彼らは開発部門を確立させ、多くの知識を蓄えている。彼らは、勇敢な大きなステップを果たす時だと思う」

    実際、ホンダとルノーは2017年にむけてパワーユニットの基本的なデザインを変更したことを認めている。

    だが、アンディ・カウエルは「我々もただ傍観して、小さな改良しかしていないわけではない。前の年と比較して変化はかなり大きい」と述べた。

  • マクラーレン・ホンダ、松下信治をF1テスト兼開発ドライバーに継続起用

    マクラーレン・ホンダ、松下信治をF1テスト兼開発ドライバーに継続起用

    マクラーレン・ホンダは、松下信治を、昨年に続き、F1テスト兼開発ドライバーとして起用することを発表した。

    松下信治は、今年もARTグランプリからGP2シリーズに参戦。3年目となる「GP2シリーズ」への参戦に加え、F1テスト兼開発ドライバーとしての活動を行うことは、「マクラーレン・レーシング」と協調したプロジェクトであるとともに、モータースポーツ界で活躍する若手ドライバーの発掘・ステップアップを目的として、ホンダが展開するプログラム「Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」の一環でもある。

    松下信治
    「今年も名門McLaren‐Hondaのテストドライバーの一員として開発に携われることをうれしく思います。マクラーレンでのシミュレーターや実車テストを通じて得る経験と知識を活かして、ドライバーとしての成長に繋げます。そして、僕のメインレースであるGP2シリーズで大いに活躍できるように頑張りたいと思います。このチャンスを与えてくれたMcLaren‐Hondaに心から感謝します」

    ザク・ブラウン (McLaren Technology Group Executive Director)
    「松下選手は日本のF3からGP2にステップアップして以来、我々との時間を通じて急激な成長を遂げ、自信を身につけています。一方で、彼のシミュレーターでのテストはMcLaren‐HondaのF1活動にとって非常に役立っています。また、GP2シリーズは競争の激しいカテゴリーですが、彼は勝つために何をすべきか理解していますし、さらに、彼にとってART Grand Prixからの参戦を続けることは今シーズンの活躍の助けになるでしょう」

    山本 雅史 (本田技研工業株式会社 モータースポーツ部 部長)
    「Hondaの若手チャレンジプログラム出身の松下選手が、今年もマクラーレンと契約しMcLaren‐Hondaの開発ドライバーを務めることを非常にうれしく思います。彼は将来の日本人F1ドライバーの候補の一人です。シミュレーターを通じた開発でチームの車体作りへ昨年以上に貢献すると同時に、チームから多くのことを吸収し、さらなる成長を遂げることを期待しています」

  • 【MotoGP】 ホンダ:2017 フィリップアイランド公式テスト レポート

    【MotoGP】 ホンダ:2017 フィリップアイランド公式テスト レポート

    マレーシアテストに続く今季2度目となるMotoGP公式テストが、2月15日(水)〜17日(金)の3日間、オーストラリアのメルボルン近郊にあるフィリップアイランド・サーキットで行われた。

    フィリップアイランドでの公式テストは、昨年、2008年以来となる8年ぶりに復活した。今年は2年連続の開催となる。昨年は天候に恵まれなかったが、今年は3日間を通じ、ドライコンディションでテストを行えた。

    マレーシアは、エンジン、車体、電気系ともに、17年型RC213Vを開発するに当たっての方向性を決める重要なテストだった。今回は、マレーシアで絞り込んだテーマを中心に、同地で明らかになった課題に対応するテストなど、多くのメニューをこなし、ホンダ勢はまた一歩前進できた。

    昨年は天候に恵まれず、続くカタールでの公式テスト、そして開幕戦カタールGPに多くの課題を残した。それに比べて今年は、天候に恵まれたこともあり、順調にテストメニューを消化している。

    フィリップアイランドは一周4.448km。高速コーナーが連続するレイアウトで、カレンダーの中でもアベレージの高い高速サーキットの一つとして知られている。昨年の大会でポールポジションを獲得するも、決勝では転倒を喫して2年連続の勝利を果たせなかったマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、テストメニューを精力的にこなしながら、フィリップアイランドで毎年課題になる数カ所のコーナリングスピードの改善に努めた。

    3日間で271ラップ。今回のテストに参加したライダーで最多周回数を刻んだマルケスは、連日、レースを想定したセットアップで周回に挑んだ。その2日目と3日目は、連続での周回にトライするたびにアベレージを上げることに成功。セットアップが順調に進んでいることを感じさせた。ベストタイムでは総合2番手となるも、内容はライバルをしのぐもので、2年連続4度目のタイトル獲得に向けて、すばらしいテストとなった。

    チームメートのダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が総合3番手でテストを終えた。今回のテストでは、初日の夜に体調を崩し、2日目は午後からの走行となった。そのため、3日間で160ラップと周回数は少なかったが、テストメニューを消化しながら、着実にタイムを上げることに成功した。

    昨年のオーストラリアでのテストは、ペドロサにとっても、多くの課題を残すものだった。今年はマシンのセットアップが順調に進み、ピットのムードも上々。今年は本来の力を発揮できるシーズンになることが期待され4う。

    昨年のオーストラリアGPを制しているカル・クラッチロー(LCR Honda)は、テストメニューを順調に消化。さらなる活躍に期待が膨らんだ。3日間の周回数は226ラップ。今回もライダー同士のタイムが接近するテストとなったが、1日目に5番手、2日目に3番手、3日目に5番手と、アベレージの高い走りでテストメニューを消化した。クラッチローにとっては、RC213Vで3年目のシーズン。昨年にシーズン2勝を挙げているクラッチローは、今年はチャンピオン争いが期待される。

    MotoGPクラスでの3年目のシーズンを迎えるジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、大きな成長を感じさせる3日間を送った。3日間でこなした周回数は258周。加えて、初日に9番手、2日目に10番手、3日目に9番手と、安定した走りでトップ10入りを果たして注目を集めた。昨年は雨のオランダGPで初優勝を果たしたが、シーズンを通して安定した戦いができたとは言えない。今年は、RC213Vのパフォーマンスを引き出せるようになったことが、リザルトの向上につながっているようだ。ミラーにとって、大きな自信となったオーストラリアテスト。今年の飛躍に注目だ。

    ミラーのチームメートであるティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、マレーシアテストで負ったケガの影響で、今回のテストをキャンセルした。

    次回のテストは、3月10日(金)〜12日(日)の3日間。カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われる。

    マルク・マルケス(総合2番手 1分28秒843 271ラップ)
    「今回のテストは、大きく前進できたので満足しています。特に最終日の午前中にベストラップを出せたのはいいことです。2日目のロングランでは、我々が到達したかったレベルまで電気系を高められ、ずいぶん快適になりました。この3日間は、本当に有意義なものになりました。もちろんこのサーキットはシーズンを通して特殊なコースで、カタールとは違うことをよく知っています。今日、誕生日を迎え、チームからおもしろいプレゼントをもらいました。拡大鏡(虫眼鏡)です。問題点を自分自身で見つけ出すために、データをチェックするように言われました(笑)。これは忍耐が強くないとできないことですからね。いずれにしても、HRCの努力には本当に感謝しています。それが一歩一歩、前進できている要因だと思います。メディカルチェックのためフィリップアイランドに来られなかったチーフクルーのサンティ(エルナンデス)には、これから最善を尽くすことをお願いしたいです。今回は会えなくてさびしい思いをしましたが、次のテストで会えることを楽しみにしています」

    ダニ・ペドロサ(総合3番手 1分29秒033 160ラップ)
    「フィリップアイランドは、自分が好きなサーキットでないことを考えると、ずいぶんポジティブなものになりました。いい感じで乗れていたし、日ごとに改善できました。2日目まではいい感じとは言えなかったので、今日は特にいい仕事ができたように思います。チームがんばってくれました。また、電子制御に集中してセットアップを進められました。時間が足りずにロングランはできませんでしたが、ミシュランはまた大きく前進したように思います。まだ作業しなければならないところはいくらかありますが、いい方向に向かっていることは間違いありません」

    カル・クラッチロー(総合5番手 1分29秒101 226ラップ)
    「最終日は、修正しないといけない問題が発生したため、タイムアタックの機会が設けられず残念でした。今回のテストでは、これまで取り組んだことのないことにトライしてみました。電子制御にはまだ少し問題がありますが、これまでと違う仕様のエンジンを搭載してテストを始めたばかりなので、これからしばらく、この作業に取り組んでいかなければなりません。カタールでまたいろいろと学ぶことになると思います。事実上、今年のテストが始まったばかりですが、ラップタイムは悪くないです。いいスタートが切れると思っています。それにしても、昨日の状態でもしレースをしたら、マルクと(マーベリック)ビニャーレス(ヤマハ)の戦いになるでしょう。とはいえ僕はかなり楽観的です。いい気分でテストを終えられました」

    ジャック・ミラー(総合9番手 1分29秒538 258ラップ)
    「フィリップアイランドでの3日間は我々にとってポジティブなものでした。周囲のことは意識せず、マシンのセットアップに集中できました。とてもいい時間になりました。セパンで学んだことやベースのセットアップを2つのサーキットで確認できました。カタールで予定している最終テストでも、同じようにできる自信が持てました。開幕戦に向けて、やらなければならないことはまだたくさんありますが、ここでできなかったことをカタールでやりたいです。とにかく新しいシーズンに向けて、いくらかの準備はできました。来月のカタールでの最終テストが楽しみです」

  • 【インディカー】 ホンダ:2017 合同テスト レポート

    【インディカー】 ホンダ:2017 合同テスト レポート

    2017年のシリーズ第4戦が開催されるアリゾナ州フェニックスの1マイル・オーバルコースにおいて、2月10日と11日の2日間にわたってインディカー・シリーズ主催による合同テストが開催された。

    2月でも気候が温暖で、日中は半袖でも過ごすことができるフェニックスにおいて、午後1時から4時と午後6時から9時、3時間ずつのプラクティスセッションが1日につき2回ずつあり、今シーズン出場予定の21台が精力的に走り込んだ。

    昨シーズンのホンダは、ショートオーバルでのレースでライバルに対して不利に置かれていたが、この2日間のテストでは両日とも日中のセッションでデータを収集し、それらを基にしたセッティングで臨んだ2回目のセッションで、ライバル勢を上回るタイムをマークした。

    走行1日目にはマルコ・アンドレッティ(Andretti Autosport)を先頭にトップ6を独占し、走行2日目もライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)を筆頭に上位5番手までをホンダドライバーが占めた。これはホンダチームがショートオーバルにおけるマシンの戦闘力向上に成功していることを表している。

    今年でインディカー・シリーズ参戦8シーズン目を迎える佐藤琢磨は、Andretti Autosportで今シーズンを戦う。ビッグチームでの初テストで、佐藤琢磨は走行初日に7番手タイムをマークし、2日目の最終セッションでも5番手の好位置につけた。新たに加わったチームで着々とスピードアップを達成していたが、セッション半ばにターン1でマシンのコントロールを乱すと、ハーフスピンして外側の壁にヒットするアクシデントを起こし、テストを終えた。

    2017年シーズンの開幕戦は3月10日(金)〜12日(日)にフロリダ州セント・ピーターズバーグで行われる。海沿いの市街地の一般道、公園内の道路、そして空港の滑走路も利用したユニークなコースでのレースで、毎年多くのファンを集めて華々しく開催される。

    佐藤琢磨
    「プログラムを予定した通りに着々と進め、多くのデータを収集することができました。アクシデントでテストを終えることにはなりましたが、そこに至るまでのテスト内容が本当にいいものでした。開幕直前に行うテストでストリート/ロードコース用マシンを高いレベルに仕上げ、開幕戦に挑みたいと思っています。チームメートたちの分も合わせた豊富なデータが、4台体制を敷くAndretti Autosportにはあります。それらを武器に戦うことのできるシーズンが、今からとても楽しみです」

  • 「マクラーレンは勝つ準備はできている。だが、ホンダは・・・」

    「マクラーレンは勝つ準備はできている。だが、ホンダは・・・」

    マクラーレンは2017年F1マシン『MCL32』のシャシーに自信をみせているが、ホンダは2017年F1エンジンがポテンシャルを発揮できるかどうか確信していない。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターに就任したザク・ブラウンは「2017年は勝てない」と見通しについては控えめだ。

    新車MCL32に技術的なサプライズはあるかと質問されたレーシングディレクターのエリック・ブーリエは「サプライズはない」とコメント。

    「ただ、チーム全員が素晴らしい仕事をしている。噂について話すのはやめて欲しい」

    「マクラーレンは勝つ準備ができている。だが、ホンダはそうではないかもしれない」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、2017年F1パワーユニットに“リスク”を冒して完全に新しいコンセプトを採用したことを認めている。

    「コンセプトは完全に異なります」と長谷川祐介はコメント。「非常に大きなリスクですし、我々はその新しいコンセプトについてそれほど多くのことをわかっていません。パフォーマンスにアドバンテージを与えることはわかっていますが、最大のリスクは、今年そのポテンシャルを実現できるかどうかです」

    最後にエリック・ブーリエは「我々はすでにエンジンを始動させており、フェルナンド・アロンソが初日からドライブする。期待は常に高い」と締めくくった。

    マクラーレン・ホンダは2月24日(金)にMCL32を発表。ネット上では下記のようなオレンジのカラーリングを取り入れたマクラーレン曰く“偽物”のレンダリング動画が出回っている。