カテゴリー: ホンダF1

  • マクラーレン 「ホンダと組まなければ勝てていたはず」

    マクラーレン 「ホンダと組まなければ勝てていたはず」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、2015年にホンダと手を組まずにメルセデスのF1エンジンのままだったら、何度かレースに勝っていただろうと述べた。

    長年メルセデスとパートナーを築いていたマクラーレンだが、2015年にメルセデスがワークス参戦したことでF1エンジンでそれまでのワークス待遇を受けられなくなり、2015年にホンダをF1復帰させてワークスエンジンを獲得した。

    しかし、復帰初年度からホンダのF1エンジンは信頼性とパフォーマンスに欠け、まだ一度も表彰台にすら上がっていない。マクラーレンの最後の勝利は2012年のF1ブラジルGPでのジェンソン・バトンの優勝まで遡る。

    2017年シーズンのスタートでもホンダのF1エンジンはトラブルが多発。ドライバーのフェルナンド・アロンソはホンダを声高に非難し、今年F1フル参戦するストフェル・バンドーンも失望を口にしている。

    エリック・ブーリエも、マクラーレンが造り上げたMCL32のシャシーには何も問題はないと主張している。

    「エンジンがメルセデス、フェラーリ、そしてルノーと戦えるようになるかどうかは私にはわからないが、いいエンジンさえあれば、我々は競争力を手に入れることができるだろう」とエリック・ブーリエは AS にコメント。

    仮に2015年にホンダと組まずにメルセデスエンジンを使い続けていたとしたら、現在チームがどのようなポジションにいたかと何回くらい考えたかと質問されたエリック・ブーリエは「2~3回だと言っておこう」と笑いながたコメント。

    その場合は、マクラーレンがレースで勝っていたかと質問されたエリック・ブーリエは次の用に述べた。

    「そう思う。我々は再び勝っていただろうね」

  • 【F1】 マクラーレンがホンダとの契約を解消しても痛くない理由

    【F1】 マクラーレンがホンダとの契約を解消しても痛くない理由

    マクラーレンとホンダが契約を解消するという噂が過熱している。

    2017年のF1プレシーズンテストは、ホンダがF1復帰を果たした2015年よりも状況は危機的かもしれない。当時はホンダはF1に復帰したばかりでということで、マクラーレンもある意味大目に見ていた部分があったが、ホンダはもうすでに2シーズンF1で経験を積んでいる。

    テスト初日には、オイルシステムの問題により開始早々にマクラーレン・ホンダはガレージに籠ることになった。問題の兆候は前日のフィルミングデーでも表れていたとされ、フェルナンド・アロンソは“アマチュアのようなトラブル”と斬り捨てた。

    ホンダは、メルセデス型のレイアウトを採用するために“サイズ・ゼロ”コンセプトを捨ててF1エンジンを新設計したが、望んでいたパフォーマンスは得られていない。そればかりか、原因不明の電源のシャットダウンが多発するホンダのF1エンジンは、8日間のテストで全チーム最下位の走行距離しか走れなかった。また、グランプリが開始して以降1シーズンでドライバーが使用できる4基のエンジン制限をテストだけですでに越えている。

    電源シャットダウンの原因はエンジンのバイブレーションが酷く、電源コネクションを激しく動かして、電気系に影響を与えていると考えられている。それは設計の根本的な欠陥ともいえる。

    また、マクラーレン・ホンダはテストでレース距離を走れなかっただけでなく、一日の最長スティントはわずか11周。さらに、ホンダがF1バルセロナテストで走らせていた構成は、2016年最終戦F1アブダビGPのエンジンよよりも約50馬力低かったとも噂されている。

    これにより、マクラーレンはシャシーの理解度を深めることができておらず、かなりの未知数とともに開幕戦を迎えることになる。

    マクラーレンとホンダは長期的なパートナーシップを結んでおり、2024年までの10年契約だと考えられてる。

    ホンダはマクラーレンに相当な財政負担をしているとされているが、2017年も結果を出せなかった場合、マクラーレンは、スタードライバーのフェルナンド・アロンソを失うだけでなく、優秀なスタッフも失い、コンストラクターズ選手権の賞金も下がり、新たなスポンサーも獲得できないという負のスパイラルに陥ることになる。

    だが、マクラーレンにはホンダを失っても痛くない理由がある。そればかりか、逆に競争力のあるエンジンが保証されている。

    昨年同意されたF1規約では、チームがF1エンジン契約を得られなかった場合、エンジンサプライヤーは特定の条件が待たされる限り、カスタマーにエンジンを供給しなければならないと定められた。

    実際、規約ではマクラーレンがどのエンジンを獲得するかは最終的には“くじ引き”で決まることになる。あるライバルメーカーは、興奮を煽るために抽選をテレビで生放送することを提案しているほど。

    だが、たとえマクラーレンがどのエンジンを獲得することになっても、現在のホンダよりは信頼性もパフォーマンスも優れている。

    皮肉なことに、この規約はホンダがマクラーレンにしかエンジンを供給していないことに対して定められたもの。

    過去にマクラーレンは共同で開発したホンダのエンジンを他チームに渡すことを拒否していたが、このような状況ではホンダのエンジンを欲しがるチームは出てこないだろう。その場合、ホンダは早々にF1撤退となる可能性もある。

  • フェルナンド・アロンソのF1継続発言はビッグチームへのアピール?

    フェルナンド・アロンソのF1継続発言はビッグチームへのアピール?

    フェルナンド・アロンソのF1継続発言は、2018年にむけたビッグチームへのアピールかもしれない。

    フェルナンド・アロンソは、F1プレシーズンテストでのトラブル多発に業を煮やし、名指しでホンダを批判。メディアの前で「信頼性もパワーもない」とホンダを酷評。だが、だが、その翌日には2017年にマクラーレン・ホンダがパフォーマンスを発揮できなかったとしても、それが原因でF1から引退することはないと語っている。

    「僕は優勝したいし表彰台に立ちたい」「もし、すべてが悪い方向に行ってしまったとしても、来年また挑戦する」状況が悪ければ、余計に続けたい、勝ちたいというモチベーショが高まる」「自分に値すると思えるいいリザルトを得るまではレースを辞めるつもりはない」

    兼ねてから、新レギュレーションが導入された今年のF1マシンに楽しみを見い出せないようであれば、F1を引退するとフェルナンド・アロンソは語っていたが、新世代のF1マシンはアロンソにやる気を取り戻させたようだ。

    フェルナンド・アロンソとマクラーレン・ホンダとの契約は今シーズン末で終了する。散々なプレシーズンテストを終えてのF1継続発言は、マクラーレン・ホンダに愛想を尽かしたアロンソのビックチームに“俺を獲りに来い”というアピールなのかもしれない。

    マクラーレンがホンダとの契約を解消しても痛くない理由
    マクラーレン ホンダ F1

  • マクラーレン 「ホンダにはF1文化が欠如している」

    マクラーレン 「ホンダにはF1文化が欠如している」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、ホンダの問題の一部は彼らにF1文化が欠如しているからだと考えている。

    ホンダの新型F1パワーユニットはプレシーズンテストでトラブルが多発。契約解消の噂が後を絶たない。

    「彼らは競争的なパワーユニットを造ろうとしている。だが、彼らにはF1文化が備わっていない」とエリック・ブーリエは説明。

    「彼らは大手の成功した企業であり、彼らには彼ら自身のやり方がある。日本でパワーユニットを考案することはチャレンジだ。メルセデスがイングランドで彼らのエンジンを造ることに決めたのはそれが理由だ」

    「我々はより大きな知識伝達を必要としている。彼らはF1文化を理解し、全てのレベルでそれを統合させる必要がある。F1が動くのと同じくらい速く、開発を早める必要がある。プロセス、達成の両面が検討される必要がある」

    一方、 Sky Sports は、ホンダのパワーユニットのトラブルはシャシーからの“予想外の振動”がパワーユニットの故障の原因を生じさせたと報道。

    「エンジンの問題は何か? ここまで探り出せた限りでは、問題は振動であり、かなり多くの振動が、それが、左、右、中心へと急に飛び出させ、電気に影響を及ぼしている」と報じた。

  • マクラーレンとホンダ、今シーズン末で契約解消?

    マクラーレンとホンダ、今シーズン末で契約解消?

    マクラーレンは、契約解除条項を使って今シーズン末にもホンダとのパートナーシップを解消する可能性があると報じられている。

    新たなオレンジのカラーリングを纏った新車MCL32を華々しく発表したマクラーレン・ホンダだったが、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンの抱負は、哀れなプレシーズンテストで出鼻をくじかれた。

    8日間のプレシーズンテストでは、マクラーレン・ホンダは、ホンダの新型パワーユニットの度重なるトラブルと交換作業によって、一日に二桁台の走行しかできなかった。

    マクラーレン・ホンダは、合計で425周しか走行できず、トップのメルセデス(1096周)の半分以下。2016年の710周と比較しても大きく少ない。

    だが、問題は信頼性だけではない。ホンダのF1エンジンは、2016年型のフェラーリ製パワーユニットを搭載するザウバーをかろうじて上回っただけ。

    フェルナンド・アロンソは「シャシーはそこまで遅れをとっていないと思う。僕たちの唯一の問題はパワーユニットだ。信頼性もパワーもない。すべてのストレートで時速30kmも遅い」と不満を爆発させている。

    このマクラーレン・ホンダのプレシーズンテストの状況は、パートナーシップ解消の噂を加熱された。 DailyMail は、今シーズン末にもそれが現実となる可能性があると報じている。

    「マクラーレンは、ホンダと2014年までの長期的なパートナーシップを結んでいるが、双方に解除条項があると考えられている」と同紙は報道。

    「マクラーレンが解消したいと望めば、彼らはシーズン末に自由にそうすることができる可能性がある」

    「同様に、ホンダが彼らの問題が耐えられる以上に多くの面目を失うことになると感じるならば、彼らも提携を解消することができる」

    「お互いが公的にコミットしているため、その終末へのシナリオは両方のパートナーが避けたいものではあるが」と同紙は伝えた。

  • 【MotoGP】 ホンダ MotoGP カタール公式テスト レポート

    【MotoGP】 ホンダ MotoGP カタール公式テスト レポート

    ホンダが、3月10日~12日にロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されたMotoGP カタール公式テストを振り返った。

    テストでは、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が順調にオフシーズンテストを消化し。最終テストとなるカタール公式テストを総合3番手で終えた。また、ペドロサ以外のHondaライダーも同様に、ライトアップされたサーキットで好成績を残している。

    熾烈なタイム争いとなった前回のテストと同様に、カタールのMotoGPプレシーズンテストでも、トップから1.2秒差までに16台がひしめく展開となった。Hondaライダーは、マレーシアテストでティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が負傷してテストをキャンセルする不運にも見舞われたが、フィリップアイランドで行われたオーストラリアテストに引き続き、今回も順調にメニューをこなし、オフシーズンテストを消化。3月26日(日)に行われる今シーズン初戦のカタールGPに備えた。

    今回、ダニ・ペドロサの3番手タイムに続いたのは、カル・クラッチロー(LCR Honda)の9番手、そして昨年のMotoGP王者マルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、3日間のベストラップからわずか0.6秒差で11番手だった。

    Repsol Honda Teamは、スペイン・ヘレスでのプライベートテストを終えてカタール入り。両ライダーとも「RC213V」のセッティングをさらに詰め、チームは電気系・新エアロダイナミクスを重点的に設定、またレース用のセットアップも入念に見直した。

    ダニ・ペドロサは冬季テストを順調に進め、RC213Vの17年仕様のエンジンによる、スムーズなパワーデリバリーを賞賛。土曜の夜にレースシミュレーションを行ったあと、速く、そして安定したペースで走れるセットアップに満足していた。日曜の夕方は、ひたすらスピードを追求。ベストラップは、最速タイムを記録したマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)とわずか0.139秒差だった。

    ロサイル・インターナショナル・サーキットは比較的滑りやすいコースで、マルク・マルケスも3日間を通して何度かスリップを喫していた。初日に2度、日曜の夜には3度、スライドしてコースを離れている。すぐに起き上がれない場面もあった。しかし、そんな状況の中でも、初戦からトップコンディションで挑めるように、密度の濃いスケジュールをこなしてきた。数ラップ単位での安定性を見る限り、初戦に向けた準備は万全だ。ロサイルでのテストメニューの一部として、今シーズンから変更されるエアロダイナミクスのレギュレーションに合わせたフェアリングも2種類テストできている。

    カル・クラッチローは最終手前のコーナーで転倒して、カタールテストを終えた。テストの序盤では、電気系のトラブルで苦戦していたが、テスト全体を通して、レースペース、スピードともに満足していた。

    ジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)とチームメートのラバトは、最後のプレシーズンテストを17年型エンジンに慣れるのに費やした。ミラーにとって、スロットルへ即座に反応するパワーデリバリーと、トップスピードが上がった今年のエンジンとの相性はよく、開幕に向けてポジティブな結果となった。3日間のテストを通して、ミラーは着々とマシンのセットアップを進め、新型エンジンと昨年11月に初めて使ったフレームを、マッチングさせることに成功した。

    2月上旬にマレーシア・セパンでヒザと肩を負傷して以来のテスト参戦となる2014年のMoto2チャンピオンのラバトは、走り出してから数ラップでヒザの痛みを感じたにもかかわらず、メニューをしっかりとこなした。今回のテストではターンインからコーナー半ばの加速に重点を置いた。

    2017年シーズンの初戦カタールGPは、3月23日(木)のプラクティスセッションで開幕する。

    ダニ・ペドロサ (総合3番手 1分54秒469)
    「今日は全体的にポジティブでした。昨日から課題はいくつかありましたが、一つひとつフィーリングを確かめながら、ラップタイムと全体的なリズムを改善できました。まだやらなくてはいけないことがあるかもしれませんが、確実に前進しているので、自信を持って、いいかたちでプレシーズンテストを終えることができました。ロサイルは一番好きなサーキットとは言えませんが、チームがいい仕事をしてくれていたので、絶えず改善点が見つけられました。昨年の今ごろと比べると、今年は非常にいい状態です。この自信をモチベーションとして、初戦のカタールGPでベストを尽くします」

    カル・クラッチロー (総合9番手 1分54秒821)
    「今日はポジティブな一日で、チームとしていい仕事ができました。自分たちで設定したプランをしっかりとこなし、16周のロングランもできました。ただ、途中でハンドルのボタンを押し間違える、小さなミスをしてしまいました。それ以外は、この3日間でやり遂げたことに満足しています。終盤にラップタイムを伸ばそうとプッシュして、クラッシュしたのは、よくありませんでしたが。昨日のクラッシュで破損した部分の影響もあったのかもしれません。でも、これもレースの一部です。今はカタール戦を楽しみにしています。ファンの応援にも期待しています」

    マルク・マルケス (総合11番手 1分54秒990)
    「今日のペースには満足していますが、これまでのプレシーズンテストと比べると、いい方ではありませんでした。3回もクラッシュしてしまいました。最初の転倒はスタートしてから、4コーナーでマシンがふらつき、ブレーキングが遅れたためでした。夜にもフロントが滑り2度、特にレースシミュレーション中に起きた最後のクラッシュは、自分のせいでした。ただ、ロングランをしているときは、自分が実際にどの位置にいるのか分からなくなるため、プッシュするしかありません。とにかく、問題はテスト中に起きた方がいいので、このサーキットにレースで戻ってくるときには、もっとスムーズに進められたらと思います。今回、走行中のリズムはいいと思います。(マーベリック)ビニャーレス選手だけが飛び抜けて速いですが、明日ここでレースをしたとしても、表彰台は狙えると思います」

    ジャック・ミラー (総合16番手 1分55秒455)
    「今日もいい一日でした。マシンもいいですし、メニューを着々とこなせました。ロングランでの安定感と強いペースにも満足していますので、レースで戻ってくるときは同じ方向性で戦えると信じています。テストの最後にいいラップタイムが出せたこともうれしいです。すべてがカチっと合わなかったせいもあり、自分が目指すタイムには届きませんでしたが、その分ここに戻ってくるときには、さらに速く走れる自信があります。すぐにでもレースがしたいです」

    ティト・ラバト (総合20番手 1分56秒214)
    「ケガがあったので、こんなにいい気分になれるとは思いませんでしたが、想像していたよりもはるかにスムーズに走れました。今朝はヒザが痛みましたが、午後には気にならなくなり、より安心してマシンに乗れました。ほぼ一日中レースタイヤを履き、1レース分走り込んだタイヤで1分56秒台を叩き出せたことは素直にうれしいです。自分にとっては、単発でいいラップタイムを出すよりも、こちらの方が重要だと思いますが、ソフトタイヤで予選並みの速いタイムを出すことも重要。今日、ソフトタイヤでは満足いくタイムが出せなかったことを考えると、このサーキットに戻ってくるときの課題だと思います。ただ、全体的にはプレシーズンテストに満足していて、レースに挑むことを楽しみにしています」

  • ストフェル・バンドーン 「こんな状況でのF1フルデビューは期待外れ」

    ストフェル・バンドーン 「こんな状況でのF1フルデビューは期待外れ」

    ストフェル・バンドーンは、マクラーレン・ホンダの信頼性問題が長引くなかでF1フルデビューすることは期待外れだと認める。

    2015年のGP2チャンピオンであり、マクラーレンの育成ドライバーであるストフェル・バンドーンは、パドックからも非常に評価の高いドライバーだ。

    しかし、ようやく手に入れたマクラーレン・ホンダでのF1フルデビューのチャンスだが、チームはホンダのF1パワーユニットの信頼性に苦しんでいる。

    今年の状況は、マクラーレン・ホンダが復活した2015年と同じように語られており、当時もリザーブドライバーとして仕事をしていたストフェル・バンドーンは、レースドライバーとして直接その問題を経験することになった。

    ストフェル・バンドーンは、このような不運な状況でF1フルデビューを果たすことは残念だと認める。

    「マクラーレン・ホンダの開始時からチームにいたのは事実だし、この2年間は僕たちにとって難しかった。その間に僕たちは進歩を果たしてきたし、励みになっていた」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「誰もが確かな前進を期待してテストに来た。今、僕たちが取り組んでいる問題を目にするのはちょっと予想外だったし、決して理想的ではない」

    「それが今の状況だし、僕たちはじっとして、何もしないことはできない。団結して一生懸命に働かなければならないし、前に進むために正しい方向にみんなをプッシュしなければならない」

    フェルナンド・アロンソは、ホンダへの怒りを露わにしているが、ストフェル・バンドーンは、二人で多くの問題を抱えたチームのモチベーションを高め、巻き返すことを誓っていると語る。

    「僕たちは一緒に多くのことを話しているし、それは普通のことだ。シーズンのスタートでのウィンターテストだからね。僕たちはまだ状況が理想的ではないことをわかっているし、一緒にチームを前進させるためにとても懸命にプッシュしている」

    「チームは難しい状況でとてもプロフェッショナルだったと思う。メカニックやファクトリーのスタッフの全員がプロフェッショナルに全てのラップを最大限に生かそうと冷静に取り組んでいた」

  • マクラーレン・ホンダ 「一晩で解決できるような問題ではないが・・・」

    マクラーレン・ホンダ 「一晩で解決できるような問題ではないが・・・」

    マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、チームが抱えている問題は“一晩で解決できるような問題ではない”としつつも、オーストラリアでは良い戦いができることを期待している。

    マクラーレン・ホンダは、8日間のテストで少なくとも7回のパワーユニット交換を行い、両方のドライバーがフラストレーションを抱えることとなった。

    8日間でストフェル・バンドーンは235周、フェルナンド・アロンソは190周しか走れず、マクラーレン・ホンダの425周という周回数は、ルイス・ハミルトン(メルセデス)の一人分の走行距離にも及ばない。ラップタイムも、最速のフェラーリから2.714秒差を付けられている。

    マクラーレンとホンダは、予定されていたメディア会見をキャンセルするほど追いつめられた。

    エリック・ブーリエは「プレシーズンテスト最終日は期待通りの一日とはならなかった」とコメント。

    「木曜日の電気系の問題が尾を引き、電源が落ちてしまう原因を解明するために、一日中さまざまな箇所の変更に取り組んだ」

    「この2週間のテストで多くの問題が起こったが、マシンの理解は着実に進んでおり、解決すべきことも分かっている」

    「もちろん一晩で解決できるような問題ではない。だが、残り2週間という期間で、オーストリアに向けてマクラーレンとホンダともに改善できればと思っている」

    「チームの全員が、日々前進すべく、献身的に働いてくれた。みんなが見せてくれた懸命な努力と情熱を心から誇りに思う」

    「今回のテストは厳しいものとなったが、正しい方向に進むための解決策を見つけるため、モチベーションを高く保っている」

  • フェルナンド・アロンソ、新世代のF1マシンとタイヤは「嬉しい驚き」

    フェルナンド・アロンソ、新世代のF1マシンとタイヤは「嬉しい驚き」

    フェルナンド・アロンソは、新世代のF1マシンとデグラデーションの少ないタイヤは“嬉しい驚き”だったと語り、去年までの様々な制約のなかで走らなければならなかった状況を“小さな子供”のようなだったと表現した。

    マクラーレンとホンダによるトラブルが多発し、フェルナンド・アロンソは8日間のテスト中にマクラーレン・ホンダの新車MCL32で190周しか走れなかった。

    それでも、フェルナンド・アロンソは、新世代のF1マシンの第一印象はポジティブだったと主張。幅が広く、大きくなった新しいF1タイヤによるグリップの増加はドライバーの経験を一変させるはずだと述べた。

    「コーナーの攻め方、グリップの感じ方は嬉しいサプライズだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「好きなように走れる。小さな子供みたいじゃなくね。タイヤはオーバーヒートしない。F1カーを感じるにはそれがベストな方法だ」

    「再び自由に運転できて楽しかったよ」

    ルノーのニコ・ヒュルケンベルグも同じような印象を語っており、ドライバーは“自然の制約”のなかでクルマを走らせられると述べた。

    「自然の制約までクルマを走らせることができる。そんなイメージだ」とニコ・ヒュルケンベルグは新生代のF1マシンについてコメント。

    「僕はそれにとても賛成だ。スポーツのためにも、僕のためにも、それは素晴らしいニュースだと思う。自分のドライビングスタイル寄りだし、より自然だ」

    「速く走れるにこしたことはない。ターン3を全開で走るなんて最高だよ」

    「かなり素晴らしいよ。一般の人やメディアは理解するのが難しいかもしれない。その感覚を得られないからね。本当にクールだ」

    グリップの増加だけでなく、ピレリはグランプリでのタイヤマネジメントに関する哲学も変更。シーズン前の分析では、ラップタイムの落ちは1周以上で1秒の落ちにとしている。

    ニコ・ヒュルケンベルグは、2月と3月という涼しいコンディションでテストが行われたこともあり、レースが開始する時期にはデグラデーションは増えるだろうと認めるが、それでも“よりプッシュして、よりレースができる”ことを期待していると述べた。

    だが、メルセデスのルイス・ハミルトンは、いくつかのレースではこれまでの年と同じような状況になるだろうと考えている。

    「全てのラップを100%でプッシュすることはできないし、やっぱりタイヤは性能が落ちていく」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「タイヤは去年よりもずっと硬い。溶けたり、オーバーヒートする傾向はちょっと少なくなっているのは確かだけど、まだそうだ。それにここはあまり暑くないしね。マレーシアのような場所では大きくドロップオフするだろうし、いつものように性能は低下していくだろう」

  • ホンダF1 長谷川祐介 「トラブルはダイナモ上では見られなかったもの」

    ホンダF1 長谷川祐介 「トラブルはダイナモ上では見られなかったもの」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、プレシーズンテストに発生した新型F1パワーユニットのトラブルはダイナモでは見られなかったことだとし、他チームと比較したパフォーマンスレベルを懸念していることを認める。

    マクラーレン・ホンダは、プレシーズンテストで大きな注目を浴びた。ただ、それは良い意味でのものではなく、多発するホンダの新型F1パワーユニットのトラブルが主な話題だった。

    このようなトラブルは予想していたかと質問された長谷川祐介は「もちろん、予想していませんでした。もちろん、我々はパワーマンスレベルはわかっていましたが、他チームのレベルはわかっていませんでしたし、比較という点では、状況はちょっと気がかりです」とコメント。

    「我々がメルボルンで非常に良い結果を期待するのはあまりに楽観的だと思います。しかし、トラブルという点では、もちろん、このような多種多様な問題に見舞われるとは予想していませんでした」

    「発生した全てのことは、ダイナモ上でも見られなかったことだと思っています。特に2日目のトラブルと今週の初日のトラブルは予想していませんでした」

    「もちろん、期待外れでしたが、私にとっては、我々がメルボルンまでに問題を見つけられたのは良いことです。もちとん、走行時間を妨げてしまったのは、テストにためにはいいことではありませんが」

    長谷川祐介は、2017年版のホンダのF1エンジンは、去年までのものよりも優れていると主張するが、ライバルも冬の間に彼らのエンジンを向上させてきたと語る。

    「もちろん、我々もエンジンパフォーマンスのレベルは改善しました。ですが、他チームのパワーユニット改善の方が良いように見えますし、我々よりも高そうです。我々はさらに遅れをとることになるかもしれませんし、それは非常に期待外れです」

    「セッティングという点では、この2週か何でやれることはいくつかあると思います。今後2週間で我々はエンジンのチューニング方法を見つけていくつもりです。間違いなくもっと良いパフォーマンスを発揮できるはずです」