カテゴリー: ホンダF1

  • 【SUPER GT】 ホンダ:第3戦 オートポリス 決勝レポート

    【SUPER GT】 ホンダ:第3戦 オートポリス 決勝レポート

    2017 オートバックス SUPER GT第3戦「SUPER GT IN KYUSHU 300km」の決勝レースが5月21日(日)、大分県日田市のオートポリスで行われた。

    昨日の予選でポールポジションを獲得した#100 RAYBRIG NSX-GT(山本/伊沢)は、レースがスタートすると見る間に後続を引き離し、順調に5周で6秒以上のマージンを築いた。ところが、アクシデントに伴い6周目からセーフティーカーが導入されたために、そのリードを失ってしまい、思うようなレース運びができない。

    レース中盤のピットストップでついにライバルに先行を許したが、その後も最後まで粘り強い走りを見せ、3位でフィニッシュした。

    一方、予選Q1でクラッシュを喫し、そのダメージを朝までかけて修復した#17 KEIHIN NSX-GT(塚越/小暮)は、ピットからのスタートを強いられ、序盤は大きく遅れをとりながらも、前述したセーフティカーランを利用して失地を回復。さらに後半を受け持った塚越選手が次々とオーバーテイクを披露。最後は燃料を使い切るまでプッシュし続けた結果、徹夜作業のメカニックにも報いる2位表彰台を手に入れた。

    SUPER GT第4戦は7月22~23日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催される。

    小暮卓史選手 (#17 ケーヒン リアル レーシング)

    昨日の予選ではQ1を担当しましたが、ポールポジションが狙える展開だったため、アタックで攻め過ぎてスピンを喫し、マシンに大きなダメージを与えてしまいました。その修復のために、結果的にピットスタートとなりましたが、今日はみんなに助けられて2位表彰台を手に入れることができました。塚越選手やチームのスタッフには心から感謝しています。次のSUGOはNSX-GTとの相性もいいと思いますし、自分も得意としているので、このいい流れを維持して次戦に挑みたいと思います。

    塚越広大選手 (#17 ケーヒン リアル レーシング)

    レース前に自分たちが置かれていた状況を考えると、2位表彰台は上出来の結果でした。正直、ここまでできるとは思いませんでしたが、セーフティカーランになったことでチャンスが巡ってきました。これで次戦以降に向けていい流れを作れたと思います。ただ、レースはやはり勝たなければいけないので、そのためにはドライバーがもう少し余裕を持って走れるクルマに仕上げる必要があります。今後は、ウェイトを積んでも力強く戦えることを目標に、チームとともにさらに努力していきます。

    山本尚貴選手 (#100 チーム・クニミツ)

    スタート直後は期待どおりの展開で「今日は勝てる!」と思いましたが、セーフティーカーが出てからはペースが伸び悩み、後続を引き離せなくなりました。後半を担当した伊沢選手は、コースインしたときに先行車やGT300クラスの車両がいたので思う通りに走ることができず、これがペースが伸び悩んだ原因になったようです。今日のレースでは2台のNSX-GTが表彰台に上れたのでよかったと思いますが、今後はチャンスが巡ってきたときには確実に勝てるよう、さらに入念な準備をしていきます。

    伊沢拓也選手 (#100 チーム・クニミツ)

    今日のレースでは、せっかく山本選手がいいポジションでつないでくれたのに、自分がペースを上げられなかったため、トップの座を守りきれませんでした。コース上のゴミがタイヤに付着してグリップが落ちる“ピックアップ”の影響を受けたのは事実ですが、これに関係なく走れるドライバーもいるので、言い訳はできません。一方で、予選で速さが見せられたという意味では収穫のあるレースでした。次のレースまでにはテストもあるので、そこでよりいい方向性を見つけたいと思います。

    佐伯昌浩 (Honda GT プロジェクトリーダー)

    今日は荒れた展開の中、2台のNSX-GTが表彰台に上ったので、満足できるレースだったと思います。とりわけ2位に入った#17 KEIHIN NSX-GTは、ピットストップしたときにはまだ最下位だったので、後半を担当した塚越選手の奮闘が本当に素晴らしかったといえます。一方で、伊沢選手が苦しんだピックアップについては、様々な条件が複雑に絡み合っているため、根本的な原因を突き止めていかなければなりません。次のSUGOは、昨年の展開を踏まえるとNSX-GTと相性がよさそうなので、いいレースをお見せできるよう引き続き全力で挑んでいきます。

    関連:【SUPER GT】 第3戦 オートポリス 決勝:au TOM’S LC500が優勝

  • 【MotoGP】 ホンダ:第5戦 フランスGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第5戦 フランスGP 決勝レポート

    MotoGP 第5戦フランスGPは青空の広がる絶好のコンディションのもとで行われました。最高気温は21℃。3日間を通じて最も暖かい一日となり、熱戦が繰り広げられた。

    その中でダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、13番グリッドからすばらしい追い上げをみせて3位でフィニッシュ。第3戦アメリカズGPでの3位、前戦スペインGPでの優勝に続き、3戦連続で表彰台に立った。

    フリー走行、予選は、雨が降ったり止んだりの不安定な天候で路面コンディションが安定せず、予選ではQ2進出を逃して13番グリッド。今季ワーストグリッドから決勝に挑んだペドロサは、オープニングラップに7番手に浮上すると、前を走るカル・クラッチロー(LCR Honda)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)らと5番手争いのグループを形成した。

    その後、4番手を走るマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が転倒リタイア。最終ラップには2番手を走るバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が転倒したことで、3番手にポジションを上げた。23台が出場して完走が15台という厳しい戦いとなる中、3戦連続で表彰台を獲得したペドロサは、総合4位から総合2位に浮上した。

    予選4番手から決勝に挑んだクラッチローは、序盤は5番手グループの先頭を走るが、中盤以降は思うようにペースが上がらず、ペドロサ、そしてドヴィツィオーゾに先行を許し、5位でチェッカーを受けた。この結果、総合7位は変わらずも、8位以下にリードを築くことに成功した。

    前日のフリー走行と予選で転倒を喫し、リズムを崩したジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、決勝では本来の走りを取り戻し、今季ベストタイの8位でフィニッシュした。ペドロサ、クラッチローらが形成する5番手争いのグループからはじりじりと遅れたが、後続とのリードを広げて着実に走り切った。これで、今季4度目のトップ10フィニッシュ。ランキングでは総合12位から、目標の一つであるトップ10入りを果たした。

    チームメートのティト・ラバトは、22番グリッドから着実に追い上げて11位。総合19位から17位へとランキングを上げた。

    今大会、予選5番手から序盤にトップグループに加わり、その後、4番手を走行したマルク・マルケスは、中盤以降、1分32秒台へとペースを上げたが、18周目の3コーナーで転倒し、リタイアに終わった。今季2度目のノーポイントに終わったマルケスは、総合3位から4位へとポジションダウン。次戦からの巻き返しに期待される。

    ダニ・ペドロサ (MotoGP 3位)

    「今日の表彰台はとてもうれしいです。5列目グリッドから追い上げるのはとても難しいと分かっていました。最初のシケインを集団の後方で走るのはかなりプレッシャーがありましたね。転倒せずにアグレッシブに、そして落ち着いて速く走るのはメンタルのトレーニングになりました。いいスタートを切って、1コーナーにうまく入り、すぐにいいリズムをつかみました。いくつかポジションを上げて、途中でカル (クラッチロー)と接触もしました。申し訳ないと思っています。わざとではありません。あのコーナーではドヴィ (アンドレア・ドヴィツィオーゾ)をパスしようとしていました。カルをパスするつもりはなかったのですが、彼が少しミスをし、それでラインが少し空いたのでインに入ったら接触しました。深刻なことが起きなくてよかったです。マルクが転倒してからプッシュしましたが、ヤマハ勢には2秒離されていました。チャタリングを感じ始めていたので、ミスをしないよう落ち着いて走りました。今週末は予選でうまくいかず残念でした。でも、チームとともにいい仕事をしています。マシンの感触も徐々に上がっています。引き続き今後のレースでもがんばります」

    カル・クラッチロー (MotoGP 5位)

    「今日はハードコンパウンドのフロントタイヤを選択したので、マシンの切り返しがとても難しく苦戦しました。そのため中速コーナーで、タイムをかなりロスしました。でも、ブレーキングの感触はとてもよく、トップ5でフィニッシュできてうれしいです。転倒に終わった前回のレースのあとだったので、今日の完走は大事なことでした。今日の目標はトップ6でした。ムジェロでもまたトップ6が目標になります。ムジェロを得意とするライダーがたくさんいます。新しいタイヤが僕にもう少し合うことを願っています」

    ジャック・ミラー (MotoGP 8位)

    「今日はほかのライダーたちが問題を抱えていたこともあり、少しラッキーなレースでした。でもレースでは、どんな状況でも最良の結果が出せるようにしなければなりません。今日は、コーナー出口でマシンを起こすのに苦戦したにもかかわらず、いいレースができました。レースでもランキングでもトップ10に入れてうれしいです。でもまだシーズン序盤なので、やることはたくさんあります。FP4で転倒するまではいいレースウイークでした。これから家へ戻り身体を休め、ムジェロではもっと強くなって戻りたいです」

    ティト・ラバト (MotoGP 11位)

    「予選は、変わりやすい天候にマシンを合わせるのに苦戦し、最悪でした。しかし、決勝は順調だったし、今季ベストリザルトとなりました。今日は落ち着いてレースができました。クリアにいろいろと見られるポジションだったし、たくさん学べました。最後はアプリリアやKTM勢の前に出て、アンドレア・イアンノーネ (スズキ)に近づきました。今週のバルセロナでのテストと、その後のムジェロのレースが楽しみです」

    マルク・マルケス (MotoGP リタイア)

    「あまりいい日ではありませんでした。完走することに集中していたので残念です。昨日からフロントの感触があまり快適ではなく、特に最初のセクターは僕とは相性がよくありませんでした。僕のペースがどのくらいなのかということは分かっていたし、今日のヤマハ勢が強いことも分かっていました。目標は4番手か5番手争いでした。そして最後までいい戦いをすることでした。気をつけていたのですが、なぜか突然フロントから転倒しました。このミスは想定外でしたが、幸い、トップとは27ポイント差です。新しいミシュランのフロントタイヤで、もっと自信が持てるようになることを願っています。一生懸命がんばって取り戻さなければなりませんが、この先のレースで、もっといいレースができることを楽しみにしています」

    関連:【MotoGP】 第5戦 フランスGP 結果:マーベリック・ビニャーレスが優勝

  • マクラーレン・ホンダ、F1モナコGPでさらなるアップデートを投入

    マクラーレン・ホンダ、F1モナコGPでさらなるアップデートを投入

    マクラーレン・ホンダは、F1モナコGPで大幅アップデートの第2弾を投入する。

    マクラーレン・ホンダは、前戦F1スペインGPで、新型ウィング、フロア、その他ボディワークにアップデートを投入。フェルナンド・アロンソが予選7番手を獲得し、励みになる結果を得ていた。

    以前は、風洞とCFDのデータとコース上での相関関係が弱点だったマクラーレン・ホンダだが、バルセロナで良い相関関係を示していた。

    マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、それによって次のアップグレードパッケージが機能するという自信を高めてくれていると語る。

    「我々はチームを再編成し、組み立て直した。今はそれが機能しているし、とてもうまく動いている」とエリック・ブーリエは Autosport にコメント。

    「結果にも表れている。我々の相関関係率は信じられないくらいだ」

    「スペインには新しいフロントウイング、リアウイング、ボディワーク、新しいフロア、を持ち込んだ。その95%が相関していた」

    「今年の新しいレギュレーションによって、風洞やCFDで作業するたびに大きなゲインが得られるし、我々にはまだ大きなポテンシャルがある」

    「スペインでクルマに搭載したものはパッケージの第1弾であり、第2弾がモナコで入る」

    「それは我々とフェルナンドを中団にステップアップさせた。これは事実であり、ファンタジーではない」

    フェルナンド・アロンソは、オープニングラップでのフェリペ・マッサとの接触とトラフィックに引っかかったことにより、12位でレースをフィニッシュした。

    だが、エリック・ブーリエは、現在のマクラーレン・ホンダのマシンにはトップ10に入る実力があると考えている。

    「それは願望ではない。我々はパワーセンシティブが少ないトラックではポイントを獲得できる」とエリック・ブーリエはコメント。

    「だが、我々は7位のためにレースをしているわけではない。私は土曜日にマンスール(オジェ:マクーランレンの株主)と話をした」

    「彼は予選に興奮していた。フェルナンド(アロンソ)がゲインを得ている場所、失っている場所がわかるライブテレメトリーを見ているときは特にね」

    「残り3秒では『よし、またステップを果たした!』となるが、次には『ただの7番手だ』と考える。本気では興奮できない」

  • 【MotoGP】 ホンダ:第5戦 フランスGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第5戦 フランスGP 予選レポート

    MotoGP 第5戦フランスGPの予選は、初日に好調だったホンダ勢が苦戦し、ポールポジション獲得とフロントローを逃した。

    その中でカル・クラッチロー(LCR・Honda)が、初日の4番手から2日目は午前中のFP3で2番手に浮上してQ2進出を果たし、4番グリッドを獲得した。惜しくも、今季3回目のフロントローを逃したクラッチローは、決勝日朝のウォームアップで最後の調整に挑み、今季2回目の表彰台と今季初優勝を目指す。

    初日2番手のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、ウエットからドライへと変化する午前中のFP3で5番手につけてQ2進出を果たす。その後に行われたFP4は、今週になって初めての完全ドライ。決勝に向けてセットアップを進めながら限界を探っていたマルケスだったが3コーナーで転倒すると、予選セッションのQ2でも同じコーナーで転倒を喫し、その後のアタックも完全ではなく5番手に終った。今季初めてフロントローを逃したマルク・マルケスだが、ウエットでもドライでも優勝争いに加わることは確実で、今季2勝目に挑む。

    初日トップタイムをマークしたジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、ハーフウエット、ハーフドライとなったFP3で3番手につけてQ1進出を果たす。しかし、その後に行われた今週初めてのドライコンディションとなったFP4で大転倒を喫し、その影響でQ2でも完ぺきなアタックができず、さらに転倒を喫して11番手に終わった。1日で2度の転倒を喫したミラーだが、幸いにも大きなケガはなく、決勝では今季ベストリザルトを目指す。

    初日13番手のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、不安定なコンディションに翻弄されて、午前中に行われたFP3でタイムを伸ばせず22番手にダウン。Q1でも3番手に終わりQ2進出を逃した。しかし、今週初めてドライコンディションとなったFP4では2番手タイムをマーク。前戦スペインGPで今季初優勝を達成して勢いに乗っているだけに、決勝では追い上げのレースが期待される。

    ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は18番手。不安定な天候に翻弄されたが、2戦ぶり今季4回目のポイント獲得に挑む。

    カル・クラッチロー (MotoGP 4番手)

    「まずまずの一日でしたが、昨日今日と、路面が完全に乾いている時間がほとんどなく、難しいセッションが続きました。予選も完全なドライではなかったのですが、いいタイムをマークできました。しかし、いくつかのミスを犯し、2列目からのスタートになり本当に残念です。決勝に向けて状態はかなりいいのですが、ヤマハ勢と対等に戦うためには、もう少しセットアップを進めなくてはいけません。今夜、エンジニアがすばらしい仕事をしてくれることを願っています。セットアップが決まれば、いい走りをする自信はあります。それができることを楽しみにしています。それを実現出来れば、明日はすばらしい一日になります」

    マルク・マルケス (MotoGP 5番手)

    マルク・マルケス 「ル・マンは、他のサーキットに比べてこれまでも苦労してきたサーキットです。現状では、自分たちがどのくらいの位置にいるのかははっきりわかりませんが、予選を終えて、それほど差はないと思います。明日の決勝に向けてしっかりデータを分析して、明日のウォームアップで前のグループに少しでも近づきたいです。今週は完全なドライセッションが1回しかなく、FP4が事実上のFP1という状態でした。新しいアスファルトのフィーリングをチェックし、バイクのセットアップとライディングをチェックする必要がありました。今日は2度転倒しましたが、2回ともに同じコーナーでした。FP4は限界を探っているときに転び、予選ではセットアップを少し変更したことが原因でした、その後、2回目のアタックに挑みましたが、タイヤに少し問題があって完ぺきなラップを刻めませんでした。とにかく、明日の決勝ではベストを尽くします」

    ジャック・ミラー (MotoGP 11番手)

    「FP4で大きなクラッシュをしました。そのためフィーリングは100%ではありませんでしたが、予選ではいつもの状態に戻れてよかったです。FP4の転倒は重大な事故だったし、打撲だけで済んだので本当にラッキーでした。転倒は、1コーナーを抜けた後に起こりました。フロントがロック。それでバランスを崩し壁に向かっていくことになったのですが、壁にぶつからないようにバイクを止める時間はありませんでした。Q2では、最初のアタックはまずまずでしたが、転倒した影響で右腕が完全ではなく、最終コーナーのブレーキングに苦労していました。転んだのは縁石に乗り上げたためでした。明日に向けて打撲した腕とヒザをアイシングしています。レースに向けて準備はできています」

    ダニ・ペドロサ (MotoGP 13番手)

    「2日間ともに、とても難しいセッションが続きました。特に天候が不安定だったので、タイヤの温度を上げるのに苦労しました。午前中のFP3では、バイクにちょっとした問題がありタイムを改善できず、その結果、ダイレクトにQ2に進出できませんでした。その後、FP4では、かなりいいペースで走ることができました。今日の中ではもっともポジティブな出来事でした。その後のQ1も引き続き調子はよかったのですが、Q2進出は果たせませんでした。とにかく、明日の決勝に向けて集中しなければいけません。ポジションを回復するためにも、スタートを決めて、最初のシケインをうまく通過しなければなりません。オープニングラップから積極的な走りが要求されるし、追い上げのレースに挑みます」

    ティト・ラバト (MotoGP 22番手)

    「とても難しいコンディションでした。ル・マンはレイアウトが難しいことに加えて、天候が不安定で、ウエット、ハーフウエット、ハーフドライと難しいコンディションばかりでした。雨が上がった後の予選でも、ちょっとだけ雨が降りました。しかし、ベストタイムを更新することができました。2回目のアタックでは、転倒寸前でした。今日はドライコンディションでそれほど多くの周回をこなせませんでしたが、レースの準備はできています。いいレースをするために全力を尽くします」

    関連:【MotoGP】 第5戦 フランスGP 予選:ビニャーレスがポールポジション

  • 【SUPER GT】 ホンダ:第3戦 オートポリス 予選レポート

    【SUPER GT】 ホンダ:第3戦 オートポリス 予選レポート

    2017 オートバックス SUPER GT第3戦「SUPER GT IN KYUSHU 300km」が5月20日(土)、大分県日田市のオートポリスで開幕。昨年は熊本地震の影響で開催が見送られたため、今年はオートポリスで2年ぶりにGTマシンの戦いが繰り広げられることになる。

    夏を思わせる強い日差しの中で行われた予選では、2台のNSX-GTがQ1を突破。

    このうちQ1をトップで通過した#100 RAYBRIG NSX-GT(山本/伊沢)はQ2で後続をコンマ6秒以上引き離す1分33秒740をマークし、ポールポジションを獲得した。山本尚貴と拓也のコンビが予選を制したのはこれが初めて。

    65周で争われる決勝レースは、明日21日(日)の午後2時にスタートする予定。

    山本尚貴 (♯100 チーム・クニミツ)

    Q2で走り出した直後のフィーリングが午前中の公式練習の時と微妙に異なっていたので、最初は少し戸惑いましたが、セクター3からは落ち着いてアタックできたことがこの結果につながったと思います。今日はどうしてもポールポジションが欲しかったので、伊沢選手と一緒に予選でトップに立てたことは本当に嬉しいです。また、ここまでマシンを仕上げてくださったチームとHRD-Sakuraの皆さんにも感謝しています。明日はタイヤのグリップを落とさないように、できるだけ路面が汚れていないところで、バックマーカーを上手く追い抜くことを心がけて走り、優勝を目指します。

    伊沢拓也 (♯100 チーム・クニミツ)

    今シーズンのこれまでの戦いを考えると、今日の結果は素直に嬉しいですね。オートポリスで事前に行われたタイヤテスト、そして今朝の公式練習と非常に調子はよかったのですが、これがかえってプレッシャーにも感じられました。おかげでとても緊張しましたが、Q1で2番手に大差をつけて、Q2に挑む山本選手にバトンを渡せたのはよかったと思います。今までHRD-Sakuraが開発してきた“タマ”が、ここにきてようやくその成果を発揮し始めたようです。ここまできたら、明日の決勝レースではなんとしてでも勝ちたいですね。

    佐伯昌浩 (Honda GT プロジェクトリーダー)

    タイヤテストからいい走りを見せていた#100 RAYBRIG NSX-GTがポールポジション獲得という結果を出すことができて、よかったと思います。開幕後も開発を進めていますが、それがここにきていい方向でまとまってきたように思います。その意味では、NSX-GTはまだポテンシャルを引き出している途上にあるので、今後もさらにレベルアップを図っていくつもりです。また、今日は#8 ARTA NSX-GTと#17 KEIHIN NSX-GTにもQ2に進出できるペースはありましたが、2台ともQ1での不運でこれが実現できなかったのは残念でした。明日は表彰台の中央を目指して全力で挑みますので、5台のNSX-GTに熱いご声援をよろしくお願いします。

  • マクラーレン・ホンダ 「せめてパフォーマンスでは昨年を上回りたい」

    マクラーレン・ホンダ 「せめてパフォーマンスでは昨年を上回りたい」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、2017年のコンストラクターズ選手権の順位と合計ポイント数で昨年を上回ることは厳しいかもしれないが、せめてコース上のパフォーマンスでは昨年を超えたいと語る。

    ホンダとのパートナーシップ3年目に突入したマクラーレンだが、ホンダ復帰初年度の2015年に匹敵するほどの苦戦を強いられており、前戦F1スペインGPでザウバーがポイントを獲得したことで単独最下位に沈んだ。

    ザク・ブラウンは「シーズン末に2016年のパフォーマンスを上回れると楽観的に捉えている」とコメント。

    「ポイント数で上回ると言っているわけではない。だが、全員の仕事と努力によって、昨年末よりもコース上でより競争的になれると考えたい。しかし、もちろん、我々は今シーズンの前半をこのような損失でスタートしている。シーズン終了時のポイント数で言えば、6位よりも良い結果を出すことをイメージするのは難しい」

    「だが、6位のチームよりもコンペティティブでシーズンを終えることが目標だ。それは変わっていない」

    マクラーレン・ホンダの現状についてザク・ブラウンは「良い面から始めよう。我々には素晴らしいチームがあり、2名の素晴らしいドライバーがいる。そして、我々には良いシャシーがある。なので、我々は間違いではなく、適切なことの方が多い」とコメント。

    「だが、挑戦を抱えている場合、それは妨げられるものだ。確かにフラストレーションは溜まっている。だが、我々にできるのは、問題に対処するためにホンダと懸命に仕事をしていくことだけだ」

    「我々のパワーユニットの状況には、我々全員がフラストレーションを抱えている。パートナーを含めてね。彼らはかなり懸命に作業している。彼らがやっているあらゆる努力に成績をつけるとすればAを与えられるだろう。だが、F1は結果重視であり、努力が評価されるわけではない。そうだね、そこはフラストレーションを感じる。技術的な問題を解決するには単純に時間がかかる。サッカーの試合とは違い、悪い試合をしても翌週に初めからスタートできるわけではない。ここれはもっと長いゲームだ」

    メルセデスがホンダのコンサルティング支援を行うとの噂については「ホンダの技術開発に関するすべての質問に答えるのはホンダ。我々はホンダに代わって話をするのは好きではない」と明言を避けた。

    またメルセデスへのパワーユニット変更についてザク・ブラウンは「我々はホンダとレースに勝つ必要がある」とコメント。

    「それが我々が期待していることだ。彼らの期待でもある。その次のステップはチャンピオンシップでなければならない。今は困難な時間を過ごしているが、ホンダは初めて厳しい時間を経験するエンジンメーカーではない。これは難しいスポーツだ」

    2018年からホンダはザウバーにカスタマーパワーユニットを供給する。元マクラーレンの代表を務めたロン・デニスは、ホンダとの独占契約を重視していたが、状況は変化をみせた。

    その件についてザク・ブラウンは「それについては答えられない。私はここにはいなかったからね」とコメント。

    「だが、私としては2つの味方をしている。2つ目のチームがいれば、今よりも多くのデータを生み出すことができると言える。だが、その一方で2チームに問題が発生すれば、それらを解決するのはより厳しくなるだろう。1チームと2チームとではプラスとマイナスの可能性がある」

    「来シーズン、ザウバーに供給することに問題はあるか? いいや、私は良いことだと思っているよ」

    今月末、フェルナンド・アロンソは、F1モナコGPを欠場して、マクラーレン・ホンダの看板を背負ってインディ500に参戦する。

    ザク・ブラウンは「マクラーレンには他のモータースポーツにおける長く豊かな歴史がある。我々はル・マン、CanAm、フォーミュラ5000なのを制してきた。これは1回限りではない。マクラーレンのモータースポーツを広げていくプランの一部だ」とコメント。

    「F1は常に我々のトッププライオリティのままだ。だが、我々は複数の利益を持った大きな組織だ。我々はフォーミュラEにバッテリーを供給し、F1とNASCARでは我々のエレクトロニクスが採用されている。モータースポーツの多くの異なる業態でレースをするというビジョンを持ったボスたちのおかげでマクラーレンは複数の分野でレースをしている」

    今回はアンドレッティ・オートスポーツと組んでの参戦だが、将来的な独自参戦の可能性については「あるかもしれない。だが、今はインディ500以外のプライはない」と述べた。

  • ジェンソン・バトン、2018年のマクラーレン・ホンダでのF1復帰を除外せず

    ジェンソン・バトン、2018年のマクラーレン・ホンダでのF1復帰を除外せず

    ジェンソン・バトンは、引退を撤回して2018年にマクラーレン・ホンダでフルタイムでF1に参戦する可能性を除外していない。

    昨年末にF1引退を表明して今年マクラーレン・ホンダのアンバサダー兼リザーブドライバーを務めるジェンソン・バトンは、インディ500に参戦するフェルナンド・アロンソの代役としてF1モナコGPで1戦限りでF1復帰する。

    今年も苦戦を強いられているマクラーレン・ホンダのレギュラードライバーを務めるフェルナンド・アロンソは、今シーズン末で契約が期限を迎え、来シーズンの去就は不透明となっている。

    自身の将来について質問されたジェンソン・バトンは「来年レースするための契約をチームと結んでいるし、なにも否定するつもりはない」とコメント。

    「モナコは僕の今年唯一のレースだと思っている。もちろん、どこかの時点で頼まれれば、僕はそのシートを満たすためにここにいる。でも、そういう考えは全然ないし、ドライブできるよう頼むつもりはない」

    「僕には得るものはない。でも、失うものもない。チームを助けて、ちょっと楽しむために行く。プレッシャーは全くないし、僕にとって最も楽しいグランプリの1つになるだろうね」

  • マクラーレン、ホンダを介したザウバーとの“密接な関係”を示唆

    マクラーレン、ホンダを介したザウバーとの“密接な関係”を示唆

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、ザウバーがホンダからカスタマーパワーユニットの供給を受ける2018年にマクラーレンとザウバーがより密接な関係を築いていくことは“自然なこと”だと語る。

    先月のF1ロシアGPの週末、ザウバーは2018年からホンダのパワーユニットを使用することを発表。ホンダが2015年にF1復帰して以来、マクラーレン以外でホンダのパワーユニットを使う最初のチームになる。

    当初、マクラーレンはライバルにホンダの“独占”エンジンを供給することを渋っていたが、ホンダがライバルに対してパワーユニット開発で遅れを取っていることもあり、ザク・ブラウンはマクラーレンにとってもホンダのザウバーへの供給は有益だと感じている。

    「多くのデータがあった方がいいし、より多くのデータを得られれば、より多くのことを学べると思うので、ザウバーがホンダを走らせることは良いことだと思う」とザク・ブラウンはコメント。

    「ホンダはそこから利益を得る。したがって、我々はそこから利益を得ることになる」

    ホンダがザウバーにパワーユニットを供給することについてマクラーレン内に反対意見はなかったかと質問されたザク・ブラウンは「マクラーレンの全員が合意に満足している。意見が割れることはなかった」と答えた。

    ザク・ブラウンは、ザウバーとの技術パートナーシップや、ランド・ノリスや松下信治といったマクラーレンとホンダのそれぞれのドライバー育成プログラムのための実験場など、ザウバーと共生関係を築いていくことにオープンであることを示唆した。

    「我々はいかなる会話もしていないが、共有のパワーユニットをシェアする2チームが、最終的に両チームの相互の利益においてより密接に取り組んでいくことは自然なことだ」

    「技術面、スポンサーのためのドライバーなど、多くのカタチで行われる可能性がある。我々はそのような会話はしていないが、彼らはパワーユニットのパートナーになるわけだし、密接にパートナーシップを築いていきたいと思っている」

    ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンもザク・ブラウンと意見は一致しており、プライベーターチームとして最大の利益であるならば、ドライバーに関して契約を結ぶ意向があることを示唆した。

    「最終的にチームの決定であり、良いドライバーを起用することはチームの責任でもあります。我々が過去に現在のエンジンパートナーであるフェラーリともやってきたように、重要なパートナーとその種の問題と協議してきました」

    「エンジンサプライヤーからドライバーを受け入れることは、正常な行為です。我々はそれにオープンですし、どのような結果になるか見てみるつもりです」

    「スポンサーシップに関しては、目を向けるにはまだあまりに早いと思います。契約を発表したばかりです。どのように発展していくか見ていくつもりです」

  • マクラーレン・ホンダ、F1スペインGPでのアロンソの戦略ミスを認める

    マクラーレン・ホンダ、F1スペインGPでのアロンソの戦略ミスを認める

    マクラーレン・ホンダは、F1スペインGPでの戦略に関する判断ミスが、フェルナンド・アロンソの結果を影響したと認めた。

    予選で衝撃的なパフォーマンスで7番グリッドを獲得したフェルナンド・アロンソだが、1周目の2コーナーでのフェリペ・マッサとの接触でコース外に押し出されて後退。

    レースは、フェルナンド・アロンソよりも前のグリッドからスタートした3台のマシンがリタイアしたが、12位フィニッシュが精一杯だった

    フェリペ・マッサとの接触後、11位でコースに復帰したアロンソは、ハースの2台とカルロス・サインツ(トロ・ロッソ)を捕えていたが、1回目のピットストップの後、シークエンスの異なるダニール・クビアト(トロ・ロッソ)の後ろで身動きが取れなくなった。

    「フェルナンドにはペースがあったし、前のクルマよりも速かった。だが、彼はそれを活かすことがでいなかった」とマクラーレンのCOOを務めるジョナサン・ニールは Autosport にコメント。

    「ストラテジーチームは、アンダーカットにトライことを決断をした」

    「私はそれを理解できるが、レーストラックの考察に問題があった。起こった後に全体の状況を見て言うのはとても簡単なことだがね。だが、その時はそういう判断だった」

    「その後、クビアトの後ろに引っかかった。彼はおそらくクビアトより3~4秒速かったが、抜くことができなかった」

    「我々にストレートスピードがないことその答えだと思う」

    「フェルナンドはストレートへ向けて差を縮め、DRS圏内に入ることができたが、ストレートでは手を引かなければならなかった。我々にとってクビアトはあまりに速かった」

    その後、フェリペ・マッサとの接触したストフェル・バンドーンによって導入されたバーチェルセーフティカーによってライバルの何人かは利益を得たが、マクラーレンはその直前にフェルナンド・アロンソの2回目のストップを終えていた。

    「我々は彼をフラストレーションから解放するために異なるタイヤに交換するためにフェルナンドをピットに入れた。その時点で我々がセーフティカーを引き起こし、我々は多くのタイムを失った」

    その接触でレースをリタイアしたストフェル・バンドーンだが、責任を問われて次戦F1モナコGPで3グリッド降格ペナルティを科せられている。

    ジョナサン・ニールは、その決定を不満に思っている。

    「ストフェルはマッサを見ていなかった。ストレート終わりのスピードはかなり高かった。あれはレーシングインシデントだと思う」

    「FIAはモナコでの3グリッド降格ペナルティを科した。不運だ。マッサのレースは影響を受けなかったし、ストフェルは影響を受けた。それで十分に痛みはあったと考えてほしかった」

    「だが、ルールが細部まで行き、合理的で、標準化されており、予測可能なのであれば、ロボットでもそれができるだろう。その後プレスでそれについて話し、レフリーの決定について不満を言うなどまったく楽しいことではない!」

    「我々は薬を飲んで、次に進むことにするよ」

  • 【動画】 ストフェル・バンドーン 「マッサがいるとは思わなかった」

    【動画】 ストフェル・バンドーン 「マッサがいるとは思わなかった」

    ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)とフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)のF1スペインGPでのクラッシュシーンでの両ドライバーのオンボードカメラをF1公式サイトが公開した。

    ストフェル・バンドーンは、16番手を走行中の33周に1コーナーでのターンインでフェリペ・マッサに接触。サスペンションに損傷を負ってレースをリタイアした。

    フェリペ・マッサは、バンドーンの動きを“クレイジー”だと非難したが、ストフェル・バンドーンは「マッサがあの場所にいるとは思っていなかった」とコメントしている。

    「個人的には、あれはレースでは避けられない事故だったと思う」

    F1スペインGP決勝のスピードトラップ(1コーナーの220m手前に設置)では、フェリペ・マッサが339.6km/h、ストフェル・バンドーンが327.4km/hと12.2km/hの差がある。

    ホンダのF1パワーユニットは、メルセデスよりも50~100馬力劣っているとも言われている。

    フェルナンド・アロンソは、F1バーレーンGPで「ストレートの最初の部分でミラーを見たときには、他のマシンが300m~400m後方にいたので、そのマシンのことは忘れて、ステアリングで設定を変えたりと自分のドライブに専念していた。ところが、ストレートの最後でブレーキを踏むころには、さっき後方にいたマシンがすぐ横にいる状況だった」とストレートでのスピード不足を訴えている。

    ストフェル・バンドーンは、F1スペインGPで今シーズン初のオーバーテイクを成功させている。

    「ジョリオン・パーマーを追い抜くことに成功したけど、僕にとっては今季初のオーバーテイクだった」

    「その事実が、僕のマシンにまだ十分な強さがなく、ライバルチームのマシンと競い合うレベルまで達していないことを物語っている。ここに持ち込んだアップグレードによって、今回のレースでは一歩前進することができた。一部のエリアでは確実に改善しているものの、レースではまだ少し苦労している。次戦でさらに改善できることを願っている」

    ストフェル・バンドーンは、この事故の責任を問われ、次戦F1モナコGPで3グリッド降格ペナルティを科せられた。