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  • 【MotoGP】 ホンダ:第9戦 ドイツGP 初日レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第9戦 ドイツGP 初日レポート

    MotoGP 第9戦 ドイツGPのフリー走行は、目まぐるしく天候が変わる一日となり、MotoGPクラスはFP1がドライ、FP2がウエットで行われた。そのため、フリー走行の順位は、FP1で決まり、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が3番手、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が6番手という結果となった。

    FP1で3番手のペドロサは、ウエットコンディションになったFP2でも積極的にコースに出て、マシンの調整を行った。

    “フラッグ・トゥ・フラッグ”になった前戦オランダGPでは、雨が降り始めてからいいリズムで乗ることができなかった。昨年の大会も“フラッグ・トゥ・フラッグ”になり苦戦しているだけに、コンディションの変化への対応に努めた。

    ザクセンリンクでの8年連続ポール・トゥ・ウインが期待されるマルク・マルケスは、FP1ではセッション最多周回数となる31ラップを刻み6番手。このセッションでは、10ラップの連続走行を3回こなし、新しい路面でのタイヤテストに集中した。また、ウエットコンディションとなった午後のFP2でも27ラップを周回し、1度のピットインで14周前後の連続ラップを2回走行。ドライコンディションとなったFP1に続き、ウエットコンディションでもタイヤテストに集中した。

    前戦オランダGPで今季ベストの6位に入賞したジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、トップから1秒差以内に17台がひしめきあうFP1で9番手と、Q2進出に向けて大きく前進。ウエットコンディションになった午後の走行では16番手だった。しかし、タイムに反映されないフルウエットでの走りは快調で、予選、決勝ともに、ウエットコンディションになれば上位進出が期待される。

    昨年の大会で2位表彰台に立っているカル・クラッチロー(LCR Honda)は13番手に。ドライコンディションだったFP1ではタイムアタック中に前を走る選手が転倒を喫し、その影響でアタックが不発に終わり、悔しい結果となった。2日目のFP3がドライコンディションになれば、Q2進出を賭けて全力で挑む。

    ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、新しい路面を確認しながらセットアップを進めたが、午後のセッションがウエットコンディションになり、初日は20番手。2日目のフリー走行と予選ではポジションアップを狙う。

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 3番手)

    「週末に向けていいスタートを切ることができました。今日は、ドライとウエット、両方のコンディションで十分に周回数をこなせました。とても満足しています。しかし、決勝に向けて、引き続きタイヤの選択の作業を続けることになります。今日は、午後のセッションもドライで走れると思っていましたが、ウエットコンディションになり作業を続けることはできませんでした、明日は天気がよさそうです。午後のセッションで感じたのは、新しい路面はグリップがいいということです。そのため、とても気持ちよく走ることができました」

    マルク・マルケス (MotoGP 6番手)

    「今日は本当にポジティブな一日でした。ドライコンディションになった午前中のセッションは、とてもフィーリングがよく、強いと感じました。これはとても重要なことです。今日はベースのセットアップからスタートして、とても快適でした。今年はコースが改修されているので、その点も考慮しながらセットアップを進めていきます。セッションをこなすごとにアスファルトがよくなると思うので、もしかすると、いろんなことが変わるかもしれません。ウエットコンディションでもとてもグリップがよくて、昨年より4秒も速くて驚きました。ドライコンディションではまだ滑りやすいポイントはありますが、さらによくなる可能性はあります。明日の天気がどうなるか分かりませんが、すべてのコンディションですでに十分よくなっています」

    ジャック・ミラー(MotoGP 9番手)

    「午後のセッションはウエットからドライへと変化しましたが、コースが濡れているときに走行し、乾き始めてからは、大きなリスクを冒さないようにしました。今日はウエットコンディションでいい走りができていたと思うし、まだまだ改善する余地はたくさんあります。フルウエットの走りにはとても満足しています。路面が乾き始めた中途半端なコンディションでは、セットアップをする意味がありませんでした。とりあえず、今日のセッションでQ2にダイレクトで進出できる可能性があるので、明日のFP3の様子を見たいです。今日は、ドライコンディションでトップ10に入ることがとても重要でした。その目的を果たせました」

    カル・クラッチロー(MotoGP 13番手)

    「総合で13位に終わり、とてもがっかりしています。今日はトップ3で終われる走りをしていたのですが、目の前でスコット・レディング(ドゥカティ)が転び、そのためにアクセルを戻さなければなりませんでした。それで0.6秒を失いました。しかし、これもレース。スコットのせいではありません。明日に向けて作戦を練らなければなりません。しかし、ドライでもウエットでもいい走りができています。明日の朝のフリー走行がドライコンディションになったら、Q2進出を目指し、全力を尽くすことになります。明日のFP3をドライで走れることを願っています」

    ティト・ラバト(MotoGP 20番手)

    「午前中のセッションは、気温も路面温度も低く、新しい路面を理解するのはとても難しい状況でした。特に11コーナーは注意が必要だったので、限界を超えないように走りました。午後のセッションはウエットになり、いいリズムを見いだせませんでしたが、前回のオランダGPよりはウエットコンディションでのマシンの状態はよかったと思います」

    関連:【MotoGP】 第9戦 ドイツGP:ウェットのFP2でエクトル・バルベラが最速

  • 【MotoGP】 ホンダ:第9戦 ドイツGP プレビュー

    【MotoGP】 ホンダ:第9戦 ドイツGP プレビュー

    MotoGP 第9戦ドイツGPが、6月30日(金)~7月2日(日)の3日間、ドレスデン近郊のザクセンリンクで開催される。ザクセンリンクの歴史は古く、1927年に初めて公道を使ったレースが行われ、1961~1972年には、東ドイツGPの舞台となった。そして、90年に東西ドイツが統合されるとザクセンリンクでのグランプリ復活を望む声が高まり、全面改修を受けた1998年にドイツGPの舞台として再び開催。今年で20度目の開催を迎える。

    グランプリが復活した当初のザクセンリンクは、一周3.508kmのショートコース。タイトなコーナーが連続し、ストレートも短く、エンジンパワーをほとんど発揮できないレイアウトだった。

    そのため、2001年にコースの後半部分が改修されて3.704kmへと延長された。さらに、03年にはコース幅を広げる改修が行われ、全長は3.671kmへとわずかに短くなったが、MotoGPマシンのパフォーマンスを発揮できるコースに生まれ変わった。以来、ザクセンリンクは、パッシングポイントの多い白熱した戦いが繰り広げられるサーキットとして、選手たちから好評となっている。

    過去19度の大会でHondaは13勝を挙げている。ザクセンリンクで優勝してきたHondaライダーは、ミック・ドゥーハン、アレックス・バロス、バレンティーノ・ロッシ(現ヤマハ)、セテ・ジベルノー、マックス・ビアッジ。そして、Repsol Honda Teamで12年目のシーズンを迎えるダニ・ペドロサは、07年、10年、11年、12年と過去4勝を挙げている。さらに、MotoGPクラスにデビューした2013年に史上最年少記録でチャンピオンに輝いたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、13年から16年までドイツGP4連勝を達成してファンを喜ばせた。ダニ・ペドロサ、マルク・マルケスのRepsol Honda Teamの両選手が、過去7年連続でドイツGPを制覇してきた。今年は8連覇とHondaとして14回目のザクセンリンク制覇に挑む。

    13年、14年、そして16年とこれまで3度MotoGPクラスのチャンピオンに輝いたマルク・マルケスは、COTAで開催されるアメリカズGP同様、MotoGPクラスにデビューしてからの連続優勝記録を更新している。今年はアメリカズGPに続き、大会5連覇への期待が膨らんでいる。過去、ドイツGPで優勝したマルク・マルケスは、それ以降、調子を上げて勝ち星を重ね、タイトル獲得に大きく前進しており、ここはマルク・マルケスにとって相性のいいサーキットの一つになっている。

    これまでマルク・マルケスは、10年には125cc、11年と12年にはMoto2クラスを制している。そして、13~16年はMotoGPクラスで4年連続制覇と、ドイツGPでは7連勝。2年連続4回目の最高峰クラス制覇を狙うマルク・マルケスにとっては、今季2勝目と大会8連勝を目指す戦いとなる。

    チームメートのダニ・ペドロサも、ザクセンリンクを得意としている。これまで、250ccクラスで2勝、最高峰クラスで4勝を挙げて、自身最多の大会6勝を挙げる相性のいいサーキットだ。過去4年はチームメートのマルク・マルケスが強く、なかなか優勝できていないが、14年、15年と連続2位。“フラッグ・トゥ・フラッグ”となった昨年は、マシンチェンジを行ってから苦戦して6位だったが、今年はマルク・マルケスとともに優勝候補の筆頭。前戦オランダGPは、“フラッグ・トゥ・フラッグ”で13位に終わったが、今大会は、シーズン2勝目と5回目の表彰台を目指す。

    前戦オランダGPで猛烈に追い上げて4位でフィニッシュしたカル・クラッチロー(LCR Honda)は、得意とするザクセンリンクに闘志を見せている。昨年の大会は、“フラッグ・トゥ・フラッグ”となった難しいレースで2位。この表彰台をきっかけに、シーズン後半戦は2勝を挙げる大躍進を果たした。今大会では、2年連続表彰台獲得と今季初優勝に挑む。

    前戦オランダGPを6位でフィニッシュしたジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)も、得意とするザクセンリンクで今季初表彰台を目指します。“フラッグ・トゥ・フラッグ”となった昨年の大会では、マシンチェンジのタイミングをミスしなければ表彰台に立てたレースだった。あれから一年、今年はその雪辱に挑む。今年は8戦を終えてトップ10フィニッシュが5回と大きな成長を見せた。前戦オランダGPでは今季ベストの6位。今大会は、それ以上のリザルトを目標に挑む。

    チームメートのティト・ラバトは、8戦を終えて7回のポイント獲得と安定したレースを続けている。しかし、課題は予選グリッドの悪さ。今大会はフリー走行と予選からスピードを上げ、決勝ではトップ10を目指す。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合4位)

    「ザクセンリンクに行くのを楽しみにしています。これまで我々にとっていいサーキットでした。今年は、路面が新しくなっているので、どう変わったのかを見極めなくてはなりません。グリップは、この数年に比べたら高いと思いますが、前戦オランダGPのように、あらゆる状況に対応できるよう集中しなくてはいけません。ここは好きなサーキットなので、強いレースをしたいです。総合首位のドヴィツィオーゾとわずか11ポイント差。我々にとってはいい状況です。チャンピオンシップは接戦になっているし、これまで通り落ち着いて、そしてこれまで以上にいい結果を残せるようにがんばります」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合5位)

    「ザクセンリンクはシーズンを通して好きなサーキットの一つです。できるだけいいリザルトを残すために準備はできています。路面が改修されたことについては、どう変わったのか予測するのは難しく、いまはなにも期待することはありません。これまで通り、チームとともに正しい方向でマシンのセットアップを行い、あらゆる状況でタイヤのパフォーマンスを引き出せるようにしたいです。ポイントもそれほど離れていないし、日曜日の決勝でいい結果を残すために、金曜日から全力を尽くします」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合9位)

    「ザクセンリンクを楽しみにしています。昨年はチームにとってすばらしいレースになりました。今年も表彰台獲得を目標に全力を尽くします。ザクセンリンクは好きなサーキットです。いい結果を残し、夏休みを迎えたいです。これまでHondaは、このサーキットで好結果を残してきました。今年も再びトップグループで戦うことを目標にがんばります」

    ジャック・ミラー(MotoGP 総合11位)

    「ザクセンリンクをいつも楽しみにしています。このサーキットは独特なレイアウトですが、いつもいい走りができています。昨年のレースは、初めて”フラッグ・トゥ・フラッグ”をまともに経験したレースでした。マシンをチェンジするタイミングを間違えなければ、おそらく優勝できたと思います。ザクセンリンクはタイトなコーナーが続くテクニカルコースです。これまでは、Hondaと相性のいいサーキットなので、今年も楽しみです。また、今大会に割り当てられるタイヤを確認したいです。今年は路面が改修されましたが、我々にとっては未知数です。今週のレースがとても楽しみです」

    ティト・ラバト(MotoGP 総合17位)

    「前戦オランダGPは、最終的にいいレースになったと思いますが、フリー走行と予選があまりよくなかったので、今週のザクセンリンクにも少し不安があります。とにかく、金曜日のフリー走行からいいペースで走れるようにしなければなりません。テクニカルコースのザクセンリンクは、我々Honda勢にとっていいコースだと思うし、そのよさを最大限生かさなければなりません。アッセンでは目まぐるしく変わるコンディションに合わせてセットアップに追われました。今週もこれまで通り、レースに集中していい状態にしていきたいです」

  • ホンダF1、2基の“スペック3”エンジンをF1オーストリアGPに投入

    ホンダF1、2基の“スペック3”エンジンをF1オーストリアGPに投入

    ホンダは、次戦F1オーストリアGPに2基の“スペック3”エンジンを投入すると明言している。

    マクラーレンの決別が囁かれるなか、ホンダは、F1アゼルバイジャンGPに1基の“スペック3”エンジンを投入。金曜日のフリー走行でフェルナンド・アロンソのマシンに搭載した。

    だが、フリー走行2回目にフェルナンド・アロンソのマシンにギアボックス故障が発生。

    エンジンがオーバーレブしたため、ホンダは調査のために旧使用のエンジンに戻した。

    調査の結果、エンジンは無傷だったことが確認されたが、念のためさくらのファクトリーに輸送されてさらなる調査が行われている。

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は“スペック3”エンジンについて「内燃機関のアップグレートではパフォーに集中しました」と Autosport にバクーで述べている。

    「通常、パワーにどれくらいゲインがあったかは明らかにはしないのですが、このサーキットでは新型エンジンでコンマ2~3秒以上のゲインがありました。信頼性の観点でICEに問題はありませんでしたし、これからはパフォーマンスとパワーに集中していくことができます」

    長谷川祐介は次戦オーストリアGPで2基の“スペック3”エンジンを投入することを明言した。

    「たとえスペアがないとしても選択肢はありません。我々は(オーストリアで)2基の“スペック3”エンジンを走らせる必要があります」と長谷川祐介はコメント。

    「その一方で、我々は引き続きギャップを縮められるように最大限の努力で開発を続けていきます」

    しかし、マクラーレンとドライバー陣は、ホンダの改善についてそれほど楽観的には捉えていない。

    実際に“スペック3”エンジンを走らせたフェルナンド・アロンソだが、「ライバルは僕たちのスピードについてちょっと混乱さえしていると思う。僕たちがあまりに遅いので、実際にフライングラップをスタートしたときに彼らは僕たちがピットに入るつもりだと思うかもしれない。残念だけど、それが現実だ」とコメント。

    「僕たちはデータを信頼しているし、データはエンジンが少しパワーを届けていると言っている。それは歓迎だ。でも、まだ不足分はかなり大きいので、僕たちはその方向性で進み続ける必要がある」

    チームメイトのストフェル・バンドーンは、ホンダがバクーのロングストレートで最もパワー不足のエンジンだったと語る。

    「僕たちはザウバーよりも速かったけど、ストレートでは彼らに対してどうすることもできなかった」とストフェル・バンドーンは RTBF にコメント。

    「僕たちのエンジンのパワー不足によるものだと思う。僕たちにとって非常に難しい期間の後、チームは初ポイントに相応しい仕事をした」

    「でも、まだやらなければならない仕事は多い。僕たちはまだはるかに遅れをとっている」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、2018年にホンダ以外のエンジンを搭載する可能性を否定していない。

    「ホンダが競争力をつけるまで、しばらくの間、異なるエンジンを走らせることができるのであれば、なぜそうしてはいけない? これは我々が検討している様々なシナリオのひとつだ」

  • ホンダF1 「マクラーレンに進歩を果たしていることを示せたことが重要」

    ホンダF1 「マクラーレンに進歩を果たしていることを示せたことが重要」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダがF1アゼルバイジャンGPで今シーズン初ポイントを獲得したことで“とても安心した”と語る。

    ホンダのF1パワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足によって、マクラーレンとホンダの緊張関係はますます強くなっている。

    しかし、F1アゼルバイジャンGPでは今季初めて2台揃って完走。さらにフェルナンド・アロンソが9位入賞し、マクラーレン・ホンダに今シーズン初ポイントをもたらした。

    ホンダは、バクーでテストしたアップグレード版の“スペック3”エンジンが、さくらのダイナモでの結果にマッチするコンマ3秒以上のパフォーマンス改善を届けたと考えている。

    結果について質問された長谷川祐介は「ポイントを獲得でき、とても安心しています」とコメント。

    「ドライバーはサバイバルレースで非常に良い仕事をしてくれましたし、我々はそれにとても満足しています」

    「2台揃って完走できたことも非常に重要です」

    「新しいエンジンとMGU-Hを導入してはいましたが、信頼性に関して大きな懸念はありませんでした」

    「いくらか信頼性の進歩を示すことができ非常に満足していますし、それによってポイントを獲得できたのはとても良いことです」

    しかし、長谷川祐介は、ホンダがライバルとのギャップを縮めるにはまだ長い道のりだと認める。

    「非常にポジティブなことですが、たった1レースでは、非常に自信があるとは言えません」と長谷川祐介がコメント。

    「パフォーマンスの観点では、13台しか完走しませんでしたし、我々はあまり速くないと言っていいと思います」

    「アップデートによるゲインは上位勢を捕えるには十分ではありません。ですが、良い進歩です」

    「マクラーレンはあまり興奮はしていません。上位勢に追いつくような大きなアップグレードではないですからね。ですが、もちろん、彼らも喜んでいます」

    「ライバルに肩を並べるという我々のゴールは完全には達成していませんが、我々が進歩を果たしていることを彼らに示せることが重要です」

    ホンダは、“スペック3”エンジンをバクーに1基だけ持ち込み、金曜フリー走行でフェルナンド・アロンソのマシンに搭載。しかし、フリー走行2回目にギアボックス故障が発生したことで、調査のために旧スペックに戻すことになった。

    ホンダは、そのパワーユニットは無傷だったと考えているが、今週、さくらではさらなるチェックが実施される。

    長谷川祐介は、ホンダは次戦オーストリアGPで2基の“スペック3”ユニットを準備できることを期待しているが、スペアを製造するための十分な時間があるかどうかは確信していないと語る。

    「ギアボックス故障に見舞われ、オーバーレブがありました」と長谷川祐介はコメント。

    「問題はまったく見られていませんが、改めてそのエンジンをさくらでチェックしていきます」

    2台のスペックエンジンを導入すると思っていますし、問題ないはずです」

    「たとえスペアがないとしても選択肢はありません。我々は(オーストリアで)2基の“スペック3”エンジンを走らせる必要があります」

  • マクラーレン、“一時的”にホンダ以外のF1パワーユニットを搭載?

    マクラーレン、“一時的”にホンダ以外のF1パワーユニットを搭載?

    マクラーレンは、ホンダと“離婚”ではなく“別居”というカタチをとる可能性が報じられている。

    F1パドックでは、マクラーレンとホンダが完全に決別する可能性があると予想している。しかし、一時的に距離を置くという選択肢が新たなオプションとして浮上している。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエもその可能性を認める。

    「理論的にそれは良い戦略だ」とエリック・ブーリエは Sky にコメント。

    「ホンダが競争力をつけるまで、しばらくの間、異なるエンジンを走らせることができるのであれば、なぜそうしてはいけない? これは我々が検討している様々なシナリオのひとつだ」

    ホンダは、2018年からザウバーにF1パワーユニットを供給することが決定しており、マクラーレンは他メーカーのエンジンを搭載しつつ、ホンダがF1で戦えるエンジンを開発するのを待つということだろう。

    その間の選択肢には、メルセデス、もしくはルノーのF1パワーユニットを搭載すると考えられている。

    メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、マクラーレンが2018年に同社のエンジン供給を受けたいのであれば、夏休み後までには知っておく必要があるとバクーで述べている。

    「我々は夏休み後には何らかのことを知っていなければならない」とトト・ヴォルフはコメント。

    「おそらくマクラーレンは我々よりも早くに知っている必要があるだろう。だが、改めて言わせてもらおう。我々はホンダとマクラーレンの関係に干渉するつもりはない」

    「我々が離婚の原因になることはない。マクラーレンがエンジンを必要だと言ってきた時点で我々は耳を傾けるだろう。我々は他のメーカーからパートナーを奪うようなことはしない」

    マクラーレンはまもなく2018年のエンジンについて決断を下すとされており、エリック・ブーリエも、決定は“今後数週間”でなされることを認めている。

    また、エリック・ブーリエは、マクラーレンが2018年もフェルナンド・アロンソを残留させたいと語っているが、他の報道ではアロンソが今シーズン限りでチームを離れることはほぼ間違いないとの見方を示している。

    バクーでは、フェルナンド・アロンソのマネジメント陣がメルセデスとルノーと会談している姿が目撃されている。

    自分の将来がどのような展開になるかわかっているかと質問されたフェルナンド・アロノソは「たぶんね」とコメント。

    元F1ドライバーで、現在はドイツで専門家を務めているマーク・スレールは「今週末、フェルナンドは我々を混乱させるシグナルを送っていたい」と Speed Week にコメント。

    「マクラーレンはバクーで競争力がなかったが、それでも彼は状況はうまくいっていると語っている。また、彼は2018年はレースに勝つと語っている。彼は我々にはわからないことを知ってるのだろうか?」

    「我々は長年でフェルナンドがしばしば何か含みを持たせた隠れたメッセージを送ることを学んだ。彼は状況を挑発したり、皮肉ったりすることもある」

    「基本的に我々は現時点の状況について推測することしかできない」

  • 【WTCC】 ホンダ、モンテイロがランキング首位奪還 / 第5戦ポルトガル

    【WTCC】 ホンダ、モンテイロがランキング首位奪還 / 第5戦ポルトガル

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)第5戦は、ポルトガルのヴィラ・レアルにある市街地コースで決勝レースが行われた。

    今回のレースでは、新ルールの“ジョーカーラップ”が初めて実施された。ジョーカーラップとは、レース中に1回だけ通常のコースとは異なるルートを通ることが義務付けられ、これにより2秒以上のタイムロスとなる。スタート後、2周を周回するまではこのルートを通ることは許されず、どのタイミングでジョーカーラップを消化するかが、順位に大きく影響する。

    予選順位のリバースグリッドで行われるオープニングレースでは、道上龍(Honda Racing Team J.A.S.)がポールポジションから、ティアゴ・モンテイロ(Castrol Honda World Touring Car Team)が7番手、ノルベルト・ミケリス(Castrol Honda World Touring Car Team)が10番手からスタートを切った。

    好スタートを切った道上龍だったが、直後に加速が鈍り、トップの座を奪われてしまう。そのあとは2番手で走行するも、6周目にジョーカーラップを消化した際にポジションを5番手まで下げ、そのあとに他車との接触でスローダウン。そのままピットへ戻り、リタイアとなった。

    ティアゴ・モンテイロは好スタートで4番手までポジションを上げると、道上龍らのジョーカーラップで2番手に浮上。そのままポジションを守りきって表彰台を獲得した。メインレースに重点を置くノルベルト・ミケリスは、スタートでやや出遅れたものの、危なげない走りで7位フィニッシュした。

    メインレースでは、ポールポジションからスタートしたノルベルト・ミケリスが好スタートを切ると、そのあともハイペースでレースをリード。スタートでポジションを3番手に上げたティアゴ・モンテイロはさらに上位を目指しペースを上げたが、前との距離をなかなか詰めることができず、ともにポジションを変えることなく無難にジョーカーラップを消化し、レースをフィニッシュした。

    ノルベルト・ミケリスは今季初優勝を飾り、ティアゴ・モンテイロは2レースでの表彰台獲得により、シリーズランキングトップの座を奪還した。マシンの修復が間に合わず、ピットスタートとなった道上龍は、前車を追い抜く好走を見せ、13位で完走を果たした。

    ノルベルト・ミケリス (7位/優勝)

    「予選でポールポジションを獲得したとき、Civic WTCCのペースがほかに優っていることは分かっていました。チャンピオンシップを考えると、この結果は本当に重要なので、とてもうれしく思います。メインレースではスタートもうまく決まり、ペースをコントロールすることができました。後続を脅威に感じることもなく、勝利を飾れたことはすばらしい結果だと思います」

    ティアゴ・モンテイロ (2位/3位)

    「2つのレースで表彰台に上がり、チャンピオンシップのトップに戻れたことを本当にうれしく思います。ヴィラ・レアルのようなコースでは、追い抜きは非常に難しいので、優勝するにはフロントロ―からのスタートが必要ですから、私にとってこの結果はとてもいいものです。多くのファンの声援や、フラッグを見て、とても感激しています。そして、この結果を実現できるマシンを用意してくれたチームに感謝しています」

    道上龍 (リタイア/13位)

    「ポールポジションからのスタートは緊張しましたが、比較的うまくいってポジションを守ることができました。しかし、そのあとすぐにエンジンが加速しなくなり、トップの座を奪われてしまいました。加速しない状態はそのあとも続き、苦しいレースで、ポジションを落としてから他車と接触してタイヤがパンクしてしまいました。スロットル系のトラブルということでしたが、修復が完全には間に合わず、メインレースはピットスタートとなってしまいました。結果はとても残念で悔しいものでしたが、マシンの調子のよさやセッティングが決まってきた感じはこれまでにないもので、今後のレースにとても期待できそうです。最後尾からの追い上げでしたが、メインレースではそれを実感することができました。後半戦は速さも順位も上げていけると思うので、応援よろしくお願いします」

    古川隆一|Honda Civic WTCC 開発プロジェクトリーダー

    「2レース制覇が目標でしたので、満足な結果とは言えませんが、完ぺきなレース運びでメインレースを勝利したミケリス選手、2レースとも表彰台までポジションを上げたモンテイロ選手はすばらしい結果を残してくれました。道上選手はスタート早々にスロットル系のトラブルが発生し、せっかくのポールポジションからのスタートがリタイアとなり、とても申し訳なく思っています。再発防止を徹底して、技術トラブルでのリタイアをなくします。今回、Civic WTCCが見せたパフォーマンスの高さは、エンジンの性能アップと車体のセットアップの検討結果が効果を示したものと、その点では満足しています。今後もさらにエンジンのパワーアップを図り、車体の運動性能を向上させて圧倒的な速さを追求していくつもりです。シリーズは後半戦に入りますが、開発の手を緩めることなく、10月の日本ラウンドでは表彰台を独占することを目標にがんばりますので、応援をよろしくお願いします」

  • マクラーレン・ホンダ:F1アゼルバイジャンGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1アゼルバイジャンGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1アゼルバイジャンGPの決勝でフェルナンド・アロンソが9位入賞して今シーズン初ポイントを獲得。ストフェル・バンドーンは12位でレースを完走した。

    アゼルバイジャンGPは、アクシデントが続出する、記憶に残るレースとなった。波乱、クラッシュ、コース上に散乱するマシンの破片、ペナルティーに加えて、複数回導入されたセーフティカー、およびレース中盤では中断があったにもかかわらず、フェルナンド・アロンソは堅実なドライブで9位完走。マクラーレン・ホンダにとって、今季初のポイントを獲得した。

    強い日差しが照りつける午後のレースでは、上位陣がさまざまな問題を抱える中、アロンソは一時は5番手に浮上。その後、レース終盤に同郷のカルロス・サインツ(トロ・ロッソ)にオーバーテイクされるまでは、8番手で走行を続けていた。

    一方、ストフェル・バンドーンも、アロンソと同様に力強いレースを展開し、12位で完走した。レース終盤でタイヤにフラットスポットが発生したため、ピットストップを行い、新品のタイヤを装着。その後、前方を走行していたザウバーのマシン2台とのタイム差を17秒詰めたものの、サーキットの長い最終ストレートではその2台についていくことができず、オーバーテイクをするには至らなかった。

    フェルナンド・アロンソ (9位)

    「僕たちの競争力が最も劣るサーキットの一つで、ペナルティーのために19番手からスタートしたにもかかわらず、今季初のチャンピオンシップポイントを獲得したことは信じられない結果だ。全くのサプライズだった。レースが僕たちにとって有利な展開になったのは、何台ものリタイアと、多くのアクシデントがあったためだ。僕自身はあちこちでウォールにかすりながらも、なんとかクラッシュせずに済んだ。それでも、今日は表彰台、もしくは勝利さえもかけて戦える可能性はあったと思う。最初にセーフティカーが導入された際には、ダニエル・リカルド(レッドブル)の後方にいた。その後、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がヘッドレストに問題を抱え、ピットストップを余儀なくされた。セバスチャン・ベッテルはペナルティーを科せられ、キミ・ライコネン(フェラーリ)はリタイア。そして、フォース・インディアの2台はチームメート同士で接触した。その結果、僕たちは自動的にいいポジションに繰り上がった。僕たちがさらなるチャンスを得られなかったのは、レースで十分なスピードがなく、そのポジションを守ることができなかったためだ。ただ、今日はシーズン初のポイントとなる2ポイントを獲得した。そのポイントは遠慮なくもらおう」

    ストフェル・バンドーン (12位)

    「レースではいいスタートを決めることができたが、その直後にかなりの混乱が生じ、コース上にはマシンの破片がたくさん散乱していた。3コーナーへの進入の際には遅いマシン2台を避けながら走行する必要があったが、なんとかアクシデントを回避することができた。その後、ロマン・グロージャンに抜かれないようにするために、チームはすばらしい仕事をしてくれた。スーパーソフトタイヤに履き替えたあと、グロージャンの前のポジションでコースに復帰した。そのタイヤではいいペースで走行していたものの、その後、赤旗が出された。それによって、ソフトタイヤを装着していたドライバー全員が赤旗中断の際にタイヤ交換を行ったので、自分のアドバンテージがなくなってしまった。最後のピットストップを行ったあと、前方を走るザウバーのマシン2台との差を1周あたり1.5秒縮め、その2台に追いついたものの、オーバーテイクすることはできなかった。ザウバーの2台は最終コーナーまで全エネルギーをセーブしていました。私も同じようにして、最大限のエネルギーを得ようとしたものの、ザウバーの2台を追い抜くほどのペースはなかった。それ以外の部分では、今日は僕たちには力強いペースがあった。今シーズン初のポイントを獲得できたことは、チームにとってすばらしいことだ。僕たちは、そのポイントを獲得するに値する」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「今夜、我々が獲得したワールドチャンピオンシップポイント2点は、今週バクーで行ったすべてのことが正しかったという証拠だ。フリー走行が始まって以来、レースではいかなるチャンスも活かす必要があると言ってきたが、今日はまさにそれを実行した。両ドライバーはいつも通り果敢なレースを展開しましたが、それと同時に不要なアクシデントに巻き込まれないよう細心の注意を払っていた。フェルナンドは見事なレースをし、すべてのチャンスをものにした。9位という結果は、今日彼が成し遂げたことを正確に表すものではないと感じている。一方、ストフェルも非常に落ち着いたドライブをしました。ザウバーのマシン2台に追いつくペースがあり、入賞圏内で完走するチャンスもあった。ただ、この難しいサーキットで最もオーバーテイクのチャンスがあるロングストレートでは、ザウバーの2台はわずかに手の届かない位置で走行することができた。戦略チームのメンバー、エンジニア、そして懸命に仕事をするメカニックにとって、今日のポイントは、非常に厳しい週末を経たあとに願ってもない救いの手となった。次のオーストリアGPではさらなる幸運を目指して準備するが、今回のポイントは我々にとって次戦への弾みとなる」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「今日は大荒れの展開でサバイバルレースとなりましたが、チームにとっては非常にいい一日になったと思います.両ドライバーとも、トラブルを避けながら完走を果たし、さらにフェルナンドはチームとして今季初ポイントを獲得してくれました。彼は経験豊富なベテランらしく、レースを通じて要所を押さえたパフォーマンスを見せながら、何度かのオーバーテイクを演じ、見事に入賞を果たしました。ストフェルは惜しくもポイント圏内には届かなかったものの、果敢にプッシュを続け、カナダに続いてレースを完走してくれました。加えて、チームもセーフティカーやレッドフラッグによる中断など、あらゆるチャンスを逃すことなく、的確な戦略によりドライバーを支えました。レースの中ではまだまだ上位陣との差が大きいと感じましたが、両マシンともに最後方からのスタートだった上に、長いストレートを持つサーキットで難しい週末になることを予想していたことを考慮すれば、今日の結果は非常にいいものだったと思っています。次のオーストリアでは、今週金曜にテストを行い、いい結果を得たスペック3のPUを両方のマシンに投入予定ですが、ライバルとの差を少しでも早く縮められるよう、これからも懸命に開発を続けていきます」

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  • 【インディカー】 ホンダ:第10戦 ウィスコンシン 決勝レポート

    【インディカー】 ホンダ:第10戦 ウィスコンシン 決勝レポート

    インディカー・シリーズ第10戦がアメリカ北部のウィスコンシン州にある美しいサーキット、ロード・アメリカで開催され、スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が巧みなレース運びで勝利を手にした。

    全長4.014マイルと長いコースを使ってのレースは、快晴ながら気温は20度以下と、6月にしては涼しいコンディションで争われ、スコット・ディクソンはレース半ばにトップに立つと、そのあとはレースをコントロール下に置いてゴールまで走り切った。

    スコット・ディクソンは不運なアクシデントに巻き込まれたインディ500以外では、開幕からの7レースで6度のトップ5フィニッシュを果たし、デトロイトでのレース1終了時点で、未勝利ながらポイントリーダーの座に躍り出た。そして今日、待ちに待った2017年シーズン最初の勝利をロード・アメリカで獲得し、昨年度チャンピオンのシモン・パジェノー(Team Penske)に対するポイントリードを13点から34点に広げた。

    予選5番手だったスコット・ディクソンは、スタートで3番手まで順位を上げ、そのあとに1つポジションを落とすものの、燃費をセーブして1回目のピットストップをライバル勢より1周遅らせ、再び3番手に浮上した。

    1回目のピットストップでタイヤをソフトからハードにスイッチ。ここで2番手を行くエリオ・カストロネベス(Team Penske)との差を縮め、2回目のピットストップでついにパスした。

    スコット・ディクソンがトップに立ったのは、31周目のリスタート時だった。ジョセフ・ニューガーデン(Team Penske)をターン1で豪快にパスすると、そこからはレースを完全に支配した。ゴールを目前に控えてチームメートのトニー・カナーンのアクシデントがあり、大きなリードは消滅したが、残り7周でリスタートが切られると、ディクソンは危なげなくトップを守り、プレッシャーをかけてきたニューガーデンとの差をコントロールして、歴代単独4位となる通算41勝目のチェッカーフラッグを受けまた。あと1勝で、歴代3位につけるマイケル・アンドレッティに並ぶ。

    このほかのHondaチームは、チャーリー・キンボール(Chip Ganassi Racing)が6位、ルーキーのエド・ジョーンズ(Dale Coyne Racing)が7位、グレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)が8位、マックス・チルトン(Chip Ganassi Racing)が9位、そして、ミハイル・アレシン(Schmidt Peterson Motorsports)が10位と、6台のHonda勢がトップ10内でゴールした。

    この5月に行われた第101回インディアナポリス500で優勝した佐藤琢磨(Andretti Autosport)は、高速ロードコースのロード・アメリカでも活躍が期待されていた。しかし、予選までにマシンを思い通りに仕上げることができなかった上、首に突然痛みが出たことも響き、グリッドは最後尾に近い20番手だった。首への負担を考慮してウォームアップを走行せずに決勝に出場した佐藤琢磨は、大きなコーナリングGフォースとハードブレーキングで体力的にも過酷なレースを走りきり、19位で11ポイントを加算。チャンピオンシップでの順位後退は1つに留め、トータル323点、トップのディクソンと56点差で4番手となっている。

    スコット・ディクソン インディカー

    スコット・ディクソン (優勝)

    「私たちのマシンは、週末を通してとても速かったです。Team Penske勢も、今週末になにかを掴んだのか、非常に高い競争力を発揮していました。彼らとのバトルになることは明らかでした。ところが、私たちは燃料ポンプのトラブルでウォームアップを走れませんでした。チームがマシンを直してくれましたが、レースに向けては不安な要素となりました。レースでトラブルの再発はなく、チームの作戦もすばらしかったことで、勝利を飾ることができました。チームにとっても、本当にうれしい優勝です。今シーズンは序盤戦からいくつかのレースを取りこぼしました。今日の勝利はとてもうれしく、そしてチャンピオンシップに向けて多くのポイント獲得にもなりました」

    佐藤琢磨 (19位)

    「苦しい週末になりました。そして、レースも苦しいものでした。土曜日の午前中のプラクティスで首を痛めました。グリッド後方からのスタートとなり、追い上げようとしたのですが、レース半ばでアクシデントに巻き込まれました。このときにエンジンがストールし、再スタートができるかどうかが心配でしたが、セーフティクルーがエンジンを再始動させてくれ、ピットに戻ってシートベルトを締め直し、レースを続行することができました。完走はできましたが、本当はもっといい週末を送りたいと考えていました。次のレース、アイオワに向けての準備は整っています」

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  • ホンダF1、“スペック3”エンジンは「コンマ2~3秒以上の改善」

    ホンダF1、“スペック3”エンジンは「コンマ2~3秒以上の改善」

    ホンダは、F1アゼルバイジャンGPの金曜フリー走行でテストした“スペック3”エンジンが、バクーの市街地サーキットでコンマ2~3秒以上のパフォーマンス改善を届けたと考えている。

    ホンダは、F1アゼルバイジャンGP初日の2つのフリー走行でフェルナンド・アロンソのマシンでアップデート版F1エンジンを走らせた。

    ホンダが“スペック3”と呼ぶ新型エンジンはデータ上でパフォーマンス改善を示していたが、フリー走行2回目のギアボックス故障の影響を確認するためにホンダは従来のスペックに戻した。

    調査の結果、エンジンは無傷であり、ペナルティなしでクルアに戻すことができたが、フェルナンド・アロンソはF1アゼルバイジャンGPの決勝で40グリッド降格ペナルティによって最後尾からスタートすることが決定しており、マイレージをセーブするためにも次戦オーストリアGPで改めて走らせることを選んだ。

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は「内燃機関のアップグレートではパフォーに集中しました」と Autosport にコメント。

    「通常、パワーにどれくらいゲインがあったかは明らかにはしないのですが、このサーキットでは新型エンジンでコンマ2~3秒以上のゲインがありました」

    「信頼性の観点でICEに問題はありませんでしたし、今後はパフォーマンスとパワーに集中することができます」

    長谷川祐介は、コース上のデータはさくらの拠点でのダイナモの予測データにマッチしていており、改善には満足しているが、まだやらなければならないことはたくさんあると述べた。

    「ここでは実際のラップタイムのゲインは見られませんでしたが、クルマのパワー測定センサーではダイナモと同じ違いを確認できました」

    「ここにパフォーマンスアップグレードを持ち込めたことに満足しています。アップグレードは合理的ですが、他のエンジンメーカーに並ぶにはまだ十分ではありません。次のアップグレードにむけてその方向性を早める必要があります」

    フェルナンド・アロンソは、実行したプログラムではスペック3の改善を判断するのは難しいと述べ、データはゲインを示しているものの、それで十分なわけではないと強調した。

    「カナダから来て、FP1ではレース準備をやっていたし、通常の燃料量やデプロイメント、DRSのプログラムをやらんかったので言うのは難しい」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「僕たちはレース準備をしていたので、それら全てのことを使ってはいなかった」

    「僕たちはデータを信頼しているし、データはエンジンが少しパワーを届けていると言っている。それは歓迎だ。でも、まだ不足分はかなり大きいので、僕たちはその方向性で進み続ける必要がある」

    フェルナンド・アロンソは、次戦オーストリアGPで“スペック3”エンジンを使用する予定であり、ホンダはストフェル・バンドーンのために2基目のエンジンを準備できることを期待している。

  • ホンダF1 「まだまだ上位陣との差が大きいと感じたが非常にいい結果」

    ホンダF1 「まだまだ上位陣との差が大きいと感じたが非常にいい結果」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1アゼルバイジャンGPの決勝を振り返った。

    F1アゼルバイジャンGPでは、フェルナンド・アロンソが9位でフィニッシュ。マクラーレン・ホンダに今シーズン初ポイントとなる2ポイントをもたらした。

    「今日は大荒れの展開でサバイバルレースとなりましたが、チームにとっては非常にいい一日になったと思います」と長谷川祐介はコメント。

    「両ドライバーとも、トラブルを避けながら完走を果たし、さらにフェルナンドはチームとして今期初ポイントを獲得してくれました。彼は経験豊富なベテランらしく、レースを通じて要所を押さえたパフォーマンスを見せながら、何度かのオーバーテイクを演じ、見事に入賞を果たしました」

    「ストフェルは惜しくもポイント圏内には届かなかったものの、果敢にプッシュを続け、カナダに続いてレースを完走してくれました。加えて、チームもセーフティカーやレッドフラッグによる中断など、あらゆるチャンスを逃すことなく、的確な戦略によりドライバーを支えました」

    「レースの中ではまだまだ上位陣との差が大きいと感じましたが、両マシンともに最後方からのスタートだった上に、長いストレートを持つサーキットで難しい週末になることを予想していたことを考慮すれば、今日の結果は非常にいいものだったと思っています」

    「次のオーストリアでは、今週金曜にテストを行い、いい結果を得たスペック3のPUを両方のマシンに投入予定ですが、ライバルとの差を少しでも早く縮められるよう、これからも懸命に開発を続けていきます」

    関連:F1アゼルバイジャンGP:波乱のレースでリカルドが今季初優勝!