カテゴリー: ホンダF1

  • ホンダ、将来的なF1へのワークス参戦を議論

    ホンダ、将来的なF1へのワークス参戦を議論

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、本田技研工業で将来的なF1へのフルワークス参戦が議論されていることを明かした。

    長谷川祐介は、F1オーストリアGPの金曜記者会見にエリック・ブーリエ(マクラーレン)、トト・ヴォルフ(メルセデス)とともに参加。記者からの質問に答えた。

    会見ではホンダが将来的に“100%ホンダ”としてF1に参戦する可能性について質問が飛んだ。

    この質問に対して、長谷川祐介は「もちろん、将来のことではありますが、我々がチームを持つというアイデアはあります」とホンダとしてF1へのフルワークス参戦の可能性について言及。

    「F1では何が起こるかわかりません。いずれにしろ、そのようなアイデアはあります」

    ホンダの長期的なプランについて質問された長谷川祐介は「もちろん、今シーズンは苦戦を強いられています。我々はフラストレーションを抱えていますし、エリックを失望させています。ですが、それがこの社会から身を引く理由にはなりません」とコメント。

    「ホンダはこの活動に大変コミットしていますし、我々はこの状況を挽回するためにあらゆる手を尽くしていきます」

    ホンダは2018年からザウバーにパワーユニットを供給する。それについて長谷川祐介は「もちろん、議論はスタートしてますが、実際の詳細については明かすことはできません。ただ、すでにコラボレーションはスタートしているとお伝えすることはできます」とコメント。

    また、契約時に交渉していたモニシャ・カルテンボーンがチーム代表を辞任したことについては「まず第一に私はモニシャが我々のコラボレーションをスタートしてくれたことに感謝しています」とコメント。

    「ですが、これはザウバーとホンダのコラボレーションであり、モニーシャがいなくなったことで影響があるとは思っていません。ザウバーの組織内についてコメントすることはできません」

    一部では、ホンダがウィリアムズにパワーユニットを供給するとの噂があったが、それについては「ウィリアムズとですか? いいえ、そのような議論はまったくありません。もちろん、ノーです」と完全に否定した。
    ホンダは、今週末のF1オーストリアGPに2台のクルマに“スペック3”パワーユニットを投入。金曜フリー走行ではまずまずの滑り出しを見せた。

    「まず何より、今日は何も問題が発生しなかったことに満足している。クルマは問題なく走行していますし、それはとても良いことです。金曜日のプラクティスを走っただけなので、クルマのパフォーマンスについて話すのはまだ早いですが、これまでのところは良さそうです」と長谷川祐介はコメント。

    金曜フリー走行ではフェルナンド・アロンソが8番手タイム、ストフェル・バンドーンが12番手タイムを記録したが、それはパワーユニットの改善によるものかとの質問に長谷川祐介は「そう思っていますが、もちろん、クルマのパフォーマンスはパワーユニットからだけではありません。シャシーもアップデートされていますし、サーキットの特性にもよります」とコメント。

    「だた、そうですね、データではエンジンという観点からもラップタイム改善に貢献していますし、それについてはとても満足しています」

    だが、マクラーレンのエリック・ブーリエは「エンジンの進化にすぎない」とコメント。「エンジンからもっと多くのパフォーマンスを引き出せるのは明らかであり、もっと速く走れるはずだ。もっとパワーを引き出し、もっとうまくエンジンを使えるはずだ。このエンジンは以前に使っていた他のエンジンと比較してパフォーマンスは前進している」

    「もちろん、すでにプロジェクトは3年が経っている。我々は望んでいた位置から非常に離れたところからすたーとした。今シーズンの序盤はちょっと後退したが、今は我々が望んでいる上位に返り咲くという活動において正しい道に戻ったと思う」

    マクラーレンがパワーユニットを変更する可能性について質問された長谷川祐介は「もちろん、我々はそのような準備はしていませんし、このコラボレーションを続けていきたいと思っています。現時点でそれ以外のストーリーはありません」とコメント。

    「もちろん、それは彼らのオプションですが、我々はそのようなオプションは検討していません。それが私の答えです。それについてはエリックに聞くべきです」

    ホンダはパワーユニット開発で正しい方向に進んでいるかとの質問には「そう言いたいですが、まだ時期尚早です。ただ、フロントランナーとのギャップはいくらか縮まっています。ですが、上位のレベルには十分に追いつけていません。まだもっと多くの試みが必要です」とコメント。

    「もちろん、我々はキャッチアップするために頑張っています。ですが、この段階でそれについて確信するのはとても難しいです。我々はそのためにベストを尽くしています。我々は今言えるのはそれだけです」

  • フェルナンド・アロンソ 「マクラーレン・ホンダは毎戦ポイントを狙える」

    フェルナンド・アロンソ 「マクラーレン・ホンダは毎戦ポイントを狙える」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダは2017年の壊滅的なスタートから立ち直ろうとしており、最近の進歩により、残りのシーズンは全てのレースでトップ10内に入ることに集中できると感じている。

    F1オーストリアGPで、ホンダは前戦アゼルバイジャンGPでテストした“スペック3”と呼ぶ改良版パワーユニットを両ドライバーに投入。マクラーレンのシャシーアップグレードと相まって、フェルナンド・アロンソは8番手タイムとなる1分6秒732を記録して初日を終えた。

    週末前、ホンダのスペック3には“何も期待していない”と語っていたフェルナンド・アロンソは、ホンダのアップグレードの完全な評価はFP3までに行っていくとしながらも、全体的な進歩を感じているとコメント。マクラーレン・ホンダは前戦アゼルバイジャンGPでようやく今シーズン初ポイントを獲得したばかりだが、残りの全てのレースでポイントを獲得することを目標にできるようになったと述べた。

    初日の走行を終えたフェルナンド・アロンソは「ほぼ順調に進んだ」とコメント。

    「FP1のスタートではトラブルによって時間を失ってしまったし、FP2でも縁石でフロアにダメージを負って、数分間が犠牲になってしまったけど、今日のプログラムはだいたい完了できた」

    「僕たちは有益な情報を収集することができたし、これから集めた全てを分析する。明日何ができるか見てみよう」

    「中国、バーレーンではポイント圏内からリタイアしたし、バルセロナでは予選で7番手、モナコでは2台のマクラーレンがQ3に進出した。その後はモンテカルロや2.5kmのストレートがあるバクーのような僕たちには不向きなトラックに行った」

    「今後はノーマルなトラックに戻るし、そこがだいたい僕たちがいるべき位置だ。今後は全てのレースでポイントを獲得することがノーマルな目標になるはずだ」

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  • マクラーレン・ホンダ:F1オーストリアGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1オーストリアGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1オーストリアGPの金曜フリー走行で、フェルナンド・アロンソが8番手タイム、ストフェル・バンドーンが12番手タイムだった。

    オーストリアでの初日は、マクラーレン・ホンダにとって実りの多い一日となった。今回、ホンダは「スペック3」と呼ばれるアップグレード版のパワーユニットを投入。両ドライバーは新型パワーユニットについて理解を深めるとともに、スピルバーグ・サーキットの緩やかなコーナーに合わせてマシンの調整を行った。

    セットアップについては両ドライバーともまだ改善の余地があると言える。フェルナンド・アロンソは2回コースオフし、セッションの途中でフロアパネルが縁石と接触したものの、午後には8番手のタイムをマークした。

    一方、ストフェル・バンドーンは、今シーズンでベストに匹敵する初日のフリー走行を問題なく終了し、FP2でのアロンソとのタイム差はわずか0.127秒だった。ここはコースが短いため、各ドライバーのラップタイムは非常に拮抗している。

    午後のFP2では、7番手から17番手までのタイム差は1秒未満となっており、明日の午後の予選は、接戦になることが予想される。

    フェルナンド・アロンソ

    「今日はどのドライバーも限界を探っていたので、コースオフするマシンを多く見かけた。ただ、明日はみんな落ち着いた走りになるだろう。今日はそれほど悪くなかった。両セッションで少し走行時間を失ったものの、最終的には走行プログラムをすべて消化することができた。午後のセッションでは、縁石にぶつかってフロアに少し傷ができたので、フロアを交換しなければならなかった。それでも、僕たちは価値ある情報を収集することができた。これからデータを詳しくみながら、今日のテスト結果、および明日に向けてなにができるのかを確認する。今日は、0.2~0.3秒のタイム差で拮抗するドライバーが7~8人いた。僕たちがこの集団の中で上位または下位につけるのかは、明日明らかになると思っている。最後に、土日は不安定な天気になるようだ。チャンピオンシップ争いをしていない限り、予期せぬ雨は常にうれしいものだ。雨が降ることでどう転ぶのかはわからないが、失うものがあまりないときは、大抵、有利に働くものだと思っている」
    FP1: 1分07.510秒(トップとの差 +1.535秒) 28周 9番手
    FP2: 1分06.732秒(トップとの差 +1.249秒) 27周 8番手

    ストフェル・バンドーン

    「今日はチームにとって、なかなかいい一日だった。ただ、僕たちは非常に拮抗した中団で戦っており、午後のFP2では、1秒差のマシンが10台ほどいたと思っている。だから、明日の予選でいい結果を出すには、細かい部分をいかにうまく進めるかにかかっている。ここは非常に短いコースなので、たった0.02秒差でもグリッドポジションが大きく変わる。すべてをまとめ上げ、セットアップにさらに磨きをかけることに集中し、明日に向けてマシンの実力をすべて出しきれるようにしたいと思っている」
    FP1: 1分07.283秒(トップとの差 +1.308秒) 31周 7番手
    FP2: 1分06.859秒(トップとの差 +1.376秒) 37周 12番手

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「ここオーストリアでの初日は、かなり収穫の多い一日だった。今回はホンダがスペック3というアップグレード版のパワーユニットを両マシン用に持ち込んだが、パフォーマンス面で比較的有効な進化を遂げられたようだ。フェルナンド、ストフェルともにマシンのセットアップがまだ不十分だと感じている状態だが、今日のラップタイムをみる限り我々は比較的競争力があるように思える。明日の予選に向けて最適なセットアップにするには、今夜しなければならない仕事がまだかなり残っている。ただ、ここオーストリアでチームがいい流れに乗れていることはポジティブに捉えている」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「先日のアゼルバイジャン初日でのフェルナンドの走行の中でポジティブな結果を得られていたスペック3のパワーユニットを、ここオーストリアでは二台のマシンに搭載しています。まずはパワーユニットに大きなトラブルなく初日を終えられたことは良かったと思っています。セッションの中では、両ドライバーともにコンスタントにペースを刻み、まずまずの速さを見せてくれましたし、我々のパフォーマンス向上について一定の前進を確認できたと思っています。今日の結果だけで我々の現在の競争力を判断することは難しいですが、それでも今週末にポイントを獲得するチャンスは十分にあると考えています。もちろん、気温が高く天気も不安定など、不確定な要素はいくつかありますが、まずは明日の予選で二台揃ってのQ3進出を図るべく、チーム一丸となり万全の準備を進めます」

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  • 【スーパーフォーミュラ】 ホンダ:第3戦 富士 予選レポート

    【スーパーフォーミュラ】 ホンダ:第3戦 富士 予選レポート

    7月8日(土)、富士スピードウェイにおいて、2017 全日本スーパーフォーミュラ権シリーズ第3戦の公式予選が行われた。

    好天に恵まれたサーキット周辺は朝からグングンと気温が上昇。公式予選の始まる午後2時30分には気温:32℃、路面温度:49℃と厳しいコンディションになった。

    Q1では#40 野尻智紀(ドコモ チーム ダンディライアン レーシング)を筆頭に4名のHondaドライバーがトップ14に入り、Q2進出を決めた。続くQ2では、多くのドライバーがアタックを開始したところで1台のマシンがスピンしてコース上に停止。この影響で赤旗が提示され、アタック中断を余儀なくされたドライバーが少なくなかったが、#15 ピエール・ガスリーは3番手、#16 山本尚貴は6番手に食い込み、チーム無限の両がQ3進出の権利を手に入れた。

    トップ8のスターティンググリッドを決めるQ3では#16 山本尚貴が1分23秒478で5番手タイムをマーク。一方の#15 ピエール・ガスリーは1分23秒902で8番手となった。

    55周で繰り広げられる決勝レースは明日9日(日)の午後2時10分にスタートが切られる予定。

    山本尚貴 (#16 チーム無限)

    幸運に恵まれた予選でした。Q1は13番手でチームメイトにも差をつけられたのでセットアップを変更してQ2に臨んだところ、クルマのレベルが上がっていることが確認できました。また、Q2では赤旗が提示される前にアタックを終えて6番手に残れたので、その意味でもラッキーでした。そしてQ3では5番手となり、結果的にQ1から順にポジションを上げることができました。まだトップグループとは差がありますが、マシンのセットアップをさらに煮詰め、戦略もうまく立てることで、明日の決勝でも順位を上げてフィニッシュしたいと思います。

    佐伯昌浩 (ホンダ スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー)

    今日の予選では期待したような結果を残すことができず、悔しい思いを味わいました。そうした中、赤旗が提示される混乱のあったQ2でもチーム無限の山本とガスリーがトップ8に食い込み、Q3進出を決めてくれました。たしかにトップとは少しタイム差がありましたが、これは車体面とエンジン面のそれぞれに詰め切れていない部分があったためです。それらについては、決勝までに確実に対処するつもりです。明日のレースではしっかり追い上げることで、ポイント獲得はもちろんのこと、表彰台も視野に入れて全力を尽くします。引き続き8名のHondaドライバーに熱い声援をお送りください。

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  • ホンダF1、“スペック3”PUに手応え 「ポイント獲得のチャンスはある」

    ホンダF1、“スペック3”PUに手応え 「ポイント獲得のチャンスはある」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1オーストリアGP 金曜フリー走行を振り返った。

    ホンダは、今週末のF1オーストリアGPで初日から2台のマシンに“スペック3”のパワーユニットを投入。フリー走行1回目で両ドライバーがトップ10入り、FP2でもフェルナンド・アロンソが8番手タイムを記録するなど前進を確認した。

    「先日のアゼルバイジャン初日でのフェルナンドの走行の中でポジティブな結果を得られていたスペック3のパワーユニットを、ここオーストリアでは二台のマシンに搭載しています」と長谷川祐介はコメント。

    「まずはパワーユニットに大きなトラブルなく初日を終えられたことは良かったと思っています。セッションの中では、両ドライバーともにコンスタントにペースを刻み、まずまずの速さを見せてくれましたし、我々のパフォーマンス向上について一定の前進を確認できたと思っています」

    「今日の結果だけで我々の現在の競争力を判断することは難しいですが、それでも今週末にポイントを獲得するチャンスは十分にあると考えています」

    「もちろん、気温が高く天気も不安定など、不確定な要素はいくつかありますが、まずは明日の予選で二台揃ってのQ3進出を図るべく、チーム一丸となり万全の準備を進めます」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、ホンダのスペック3のパワーユニットによる前進を感じていると述べた。

    「ここオーストリアでの初日は、かなり収穫の多い一日だった」とエリック・ブーリエはコメント。

    「今回はホンダがスペック3というアップグレード版のパワーユニットを両マシン用に持ち込んだが、パフォーマンス面で比較的有効な進化を遂げられたようだ」

    「フェルナンド、ストフェルともにマシンのセットアップがまだ不十分だと感じている状態だが、今日のラップタイムをみる限り我々は比較的競争力があるように思える」

    「明日の予選に向けて最適なセットアップにするには、今夜しなければならない仕事がまだかなり残っている。ただ、ここオーストリアでチームがいい流れに乗れていることはポジティブに捉えている」

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  • フェルナンド・アロンソ、ホンダの改良に「理論的な数値に価値はない」

    フェルナンド・アロンソ、ホンダの改良に「理論的な数値に価値はない」

    フェルナンド・アロンソは、ホンダがもたらすどんなに“小さなステップ”でもポジティブだと感じてはいるが、F1オーストリアGPでホンダが投入する“スペック3”のパワーユニットに期待はしていないと語る。

    ホンダの2017年型F1パワーユニットは、プレシーズンテストからトラブルが多発。マクラーレンはチーム史上最悪なシーズンを過ごしており、両ドライバーはホンダのパフォーマンスと信頼性に欠けるパワーユニットを嘆いている。

    ホンダは、前戦F1アゼルバイジャンGPの金曜フリー走行で“スペック3”エンジンをテストし、パワー向上を確認。F1オーストリアGPではさらにマッピングを熟成させて、2台のマシンに投入する。

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、“スペック3”がコンマ2~3秒のゲインを生み出すと語っているが、フェルナンド・アロンソは、数値ではなく、実際のコース上でのパフォーマスが重要だと考えている。

    「ホンダは厳しい3年間の後、昼夜を問わず働いている」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「でも、様子を見てみなければならない。理論的な数値はそれほど議論する価値はないからね」

    「見てみようよ。コース上でパフォーマンスがどうかを確認する必要があるのは明らかだ」

    フェルナンド・アロンソは、ホンダのアップグレードを歓迎するが、ライバルメーカーを捕えるほどの劇的なパフォーマンス向上は期待していないと語る。

    「僕たちはバクーでこのスペックを初めて走らせた。異なるマッピングだったので、フルのポテンシャルでははなかったかもしれない。ここでエンジンを搭載してどうなるか見てみよう。でも、小さなステップだと思うし、バクーでトップ5に入れるエンジンがあったとは思えない。小さなステップでも歓迎さだけどね」

    F1アゼルバイジャンGPでは、パワーユニット交換による40グリッド降格ペナルティによって最後列からスタートしたフェルナンド・アロンソだが、クラッシュ多発の波乱のレースで堅実な走りを見せて今シーズン初ポイントを獲得。だが、搭載したエンジンは“スペック2”だった。

    関連:2017 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • フェルナンド・アロンソ 「ホンダの“スペック3”には何も期待していない」

    フェルナンド・アロンソ 「ホンダの“スペック3”には何も期待していない」

    フェルナンド・アロンソは、今週末のF1オーストリアGPにホンダが持ち込む改良版の“スペック3”のパワーユニットには何も期待していないと語った。

    ホンダは、F1アゼルバイジャンGPの金曜フリー走行ではフェルナンド・アロンソのマシンでスペック3のパワーユニットをテスト。パワーの向上について一定の進歩を確認しており、両マシンが完走したデータを元に今回のF1オーストリアGPにむけてマッピングを熟成させた。

    F1オーストリアGPでは、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンの両マシンにスペック3のパワーユニットが導入される。

    ホンダのF1プロジェクト責任者の長谷川祐介は「金曜日にフェルナンドのマシンでテストを行い、パワー向上を確認できたスペック3のパワーユニットをオーストリアで2台のマシンに搭載します」とコメント。

    「バクーで得られたデータを元にさらにマッピングを熟成し、競争力の強化を図ることができていると思うので、今週末のパフォーマンスを見るのを楽しみにしています」

    しかし、フェルナンド・アロンソはあまりにスペック3のパワーユニットには期待していないようだ。

    FIAのイベントでウィーンを訪れていたフェルナンド・アロンソは「そのエンジンは、チームがプレスリリースを出すにはいいと思う。でも、事実上は同じものだ」と EFE通信 にコメント。

    「どんな改良でも歓迎だけど、新しいエンジンには何も変わったところはない。僕たちはすでにバクーのフリー走行でそれを試している。でも、僕たちは最後と最後から2番目だった」

    F1オーストリアGPでホンダの“スペック3”パワーユニットに何を期待しているかと質問されたフェルナンド・アロンソは「何も」とだけ答えた。

  • ホンダF1 「オーストリアは効率的なエネルギーマネジメント戦略が鍵」

    ホンダF1 「オーストリアは効率的なエネルギーマネジメント戦略が鍵」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、F1オーストリアGPへの展望を語った。

    今シーズン、信頼性問題が多発し、両ドライバーともに7基のMGU-Hとターボチャージャー、5基目のバッテリーと コントロールエレクトロニクスを投入。フェルナンド・アロンソの内燃エンジン(ICE)はすでに5基目に達している。

    だが、前戦F1アゼルバイジャンGPでは波乱のレースで最後列からスタートしたフェルナンド・アロンソが9位入賞して、待望の今シーズン初ポイントを獲得した。

    「先日のアゼルバイジャンでは、マクラーレン・ホンダにとっての今シーズン初ポイントを獲得し、チームに明るい雰囲気が広がりました」と長谷川祐介はコメント。

    「レッドブル・リンクは、オーストリアの緑豊かな山々の合間に位置する美しいサーキットです」

    「コーナーがわずか9つしかなく、シーズンの中で1周のラップタイムが最も短いトラックですが、いくつかあるハイスピードコーナーでのミスは命取りになりますし、ドライバーには高い技術が求められます」

    パワーユニットに関しては、標高700mのレッドブル・リンクでは効率的なエネルギーマネジメント戦略が鍵を握ると長谷川祐介は語る。

    「また、パワーユニットについて言えば、このサーキットがある700mと言う標高が問題になります。高地で空気が薄いために、ターボなどへの影響を考慮したセッティングが必要ですし、エネルギーの回生効率についても平地とは条件が変わるので、その意味でパワーユニットへの負担が大きいサーキットと言えます。したがって、効率的なエネルギーマネジメント戦略がキーになってきます」

    F1アゼルバイジャンGPの金曜フリー走行ではフェルナンド・アロンソのマシンでスペック3のパワーユニットをテストし、パワーの向上について一定の進歩を確認。両マシンが完走したデータを元に今回のF1オーストリアGPにむけてマッピングを熟成させている。

    「また、金曜日にフェルナンドのマシンでテストを行い、パワー向上を確認できたスペック3のパワーユニットを、オーストリアで2台のマシンに搭載します」

    「バクーで得られたデータを元にさらにマッピングを熟成し、競争力の強化を図ることができていると思うので、今週末のパフォーマンスを見るのを楽しみにしています」

    「直前まで開発の手を止めることなく、ベストな形で週末に臨みますので、皆さんにいいレースを見せられればと思っています」

    関連:2017 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マクラーレン・ホンダ、1ポイント獲得に288億円

    マクラーレン・ホンダ、1ポイント獲得に288億円

    マクラーレン・ホンダは、第8戦 F1アゼルバイジャンGPで今シーズン初となるポイントを獲得。シーズン予算から換算すると1ポイント獲得に2億2500万ユーロ(約228億8987万円)のコストをかけたことになる。

    今年、マクラーレン・ホンダは、タイトルを争うメルセデスとフェラーリに次いで3番目に大きい4億5000万ユーロ(約577億7975円)の予算をかけているが、第8戦を終えた時点で2ポイントしか獲得できていない。

    コンストラクターズ選手権で首位に立つメルセデスは、全チームで最大の4億9730万ユーロ(約638億5305万円)の予算をかけているが、1ポイント獲得コストは200万ユーロを下回る198万ユーロ(約2億5400万円)。

    予算第2位のフェラーリも1ポイントあたりのコストは209万ユーロ(約2億6835万円)となっている。

    予算最少はザウバーの9100万ユーロ(約116億8435万円)で、1ポイント獲得コストは1800万ユーロ(約23億円)。ザウバーはマクラーレン・ホンダを上回る5ポイント獲得している。

    最も効率的にポイントを獲得しているのはフォース・インディア。予算総額では7番目だが、1ポイント獲得コストは180万ユーロ(約2億3111万万円)となっており、コンストラクターズ選手権で4位につけている。

    2017年 F1チームの予算&1ポイント獲得コスト(第8戦終了時点)2017年 F1チームの予算&1ポイント獲得コスト

  • フェルナンド・アロンソ 「バンドーンにとって2017年は厳しい一年」

    フェルナンド・アロンソ 「バンドーンにとって2017年は厳しい一年」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダでF1初のフル参戦を果たしたストフェル・バンドーンにとって2017年は厳しい一年だと認める。

    マクラーレン・ホンダで不遇の3年間を過ごしているフェルナンド・アロンソは、今シーズン末でチームを離れることが濃厚とされており、移籍先にはメルセデスやフェラーリといったチームが挙げられている。

    今年、マクラーレン・ホンダはホンダのF1パワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足に苦しめられているが、そのなかでもフェルナンド・アロンソは、チームメイトのストフェル・バンドーンに実力の差を見せつけている。

    マクラーレンの育成ドライバーだったストフェル・バンドーンは、2015年にGP2選手権で圧勝な強さでチャンピオンを獲得。しかし、翌年F1でシートを得ることはできず、チームのリザーブドライバーに就任し、日本でスーパーフォーミュラに参戦。2016年の第2戦バーレーンGPでは、フェルナンド・アロンソの代役としてF1レースデビューを果たしてポイントを獲得している。

    そして、ジェンソン・バトンが2016年末でF1引退を決断したことで、ストフェル・バンドーンは今季フェルナンド・アロンソのチームメイトとしてレースシートに昇格した。しかし、これまでのパフォーマンスによって、ストフェル・バンドーンの将来を疑問視する声も挙げっている。

    エリック・ブーリエは、ジュニアシリーズで輝かしい功績を上げてきたストフェル・バンドーンにF1で大きく期待していたことを認める。

    「期待していたほど良くはなかった。彼はジュニアカテゴリーでかなり高い評価を得ていた。ルイス(ハミルトン)と同じように全てを制覇してきた。彼はとても優れた才能を持っている」

    その一方で、エリック・ブーリエは、ストフェル・バンドーンのスロースタートはマクラーレンとホンダの責任でもあると述べている。

    「我々は彼に100%実力を発揮できる環境を与えられていない。マシンにトラブルが多く発生することが日常的になっている。だが、今は彼がマシンを速くドライブできるようにその問題に対処しようとしている。彼はやり遂げてくれると信じている」

    ストフェル・バンドーンについて質問されたフェルナンド・アロンソは「彼にとっては困難でフラストレーションの溜まる状況だ」と El Confidencial にコメント。

    「彼は大部分のトラックをしらないので、サーキットやF1についての全てを学んでいるところだ。でも、彼はクルマをテストできていないし、何の準備もなく予選に挑むこともしばしばだ」

    「彼にとっては厳しいシーズンだし、チーム全体にとってもそうだ。僕自身にとってもね。来年は競争力のあるクルマを手にしたいね」