カテゴリー: ホンダF1

  • ホンダ、ザウバーとのF1エンジン契約を破棄?

    ホンダ、ザウバーとのF1エンジン契約を破棄?

    ホンダが、2018年のザウバーとのF1エンジン契約を破棄すると Bild が報じている。

    今年4月、ホンダは2018年からザウバーにカスタマーパワーユニットを供給することを発表。しかし、先月、ザウバーはチーム代表を務めていたモニシャ・カルテンボーンの辞任を突然発表。

    ホンダは、モニーシャ・カルテンボーンの更迭に不満を持っているという。

    同紙は「ザウバー・ホンダの契約は弾けた」と報道。

    「ホンダはザウバーの人事異動に不満を持っている。3年間の集中的な協力に関する契約はモニシャ・カルテンボーンによって交渉が行われた。ホンダの上層部はザウバーを崖っぷちから救ったカルテンボーンに高い望みを持っていたが、ザウバーとカルテンボーンはほぼ4週間前に決別した」

    「これは現在、ザウバーが来年にむけたエンジンがないことを意味する。そして、ホンダがザウバーに供与したかったファクトリーサポートがなくなくることを意味する。最も可能性が高い状況はフェラーリのカスタマーを続けることだ」

    この報道後、F1ジャーナリストのPetr Hlawiczkaがこの件についてホンダに問い合わせ「純粋なメディアの憶測であり、我々はそれについてコメントすることはありません。ホンダのザウバーとの関係はわかってません」との回答を得たことをTwitterで明らかにしている。

  • ホンダF1 「シルバーストンはパワーユニットに厳しいレイアウト」

    ホンダF1 「シルバーストンはパワーユニットに厳しいレイアウト」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介、そして、マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、F1イギリスGPへの抱負を語った。

    前戦F1オーストリアGPでは再びノーポイントに終わったマクラーレン・ホンダだが、ホンダの“スペック3”パワーユニットとマクラーレン側のシャシーアップグレードにより、パフォーマンス面で励みになる改善を示していた。

    マクラーレン・ホンダのホームレースとなるF1イギリスGPでチームとして今シーズン2度目のポイントフィニッシュを目指す。

    「今季10戦目となるイギリスGPは、2017年シーズンの折り返しであり、シーズンのハイライトともなるレースです。F1の歴史の中でも最も長い伝統を持つグランプリの一つですし、チームとドライバーに対して最も厳しいサーキットでもあります」と長谷川祐介はコメント。

    「レースが行われるシルバーストン・サーキットは、複数のストレートを高速コーナーで結んだ難しいレイアウトで知られています。タイヤや燃費にも厳しい上に、スロットルの全開時間が長いパワーサーキットですし、英国特有の予測不可能な天候も加わることになるので、マシンにとってもパワーユニットにとってもタフなレースになることを予想しています」

    「オーストリアGPの結果は望んだようなものではなかったものの、パフォーマンスについては前向きな手ごたえを得ていますし、今週末のイギリスGPにもつなげられるものだと思っています。さらなる前進のために開発を続けていますし、今まで以上に高いモチベーションで臨んでいます」

    「最後に、今回のグランプリはMcLaren-Hondaにとってのホームグランプリですし、その意味でも忙しいものになると思っています。我々が英国で拠点を置くミルトン・キーンズからも近く、多くの熱狂的なファンや同僚、家族が応援に訪れます。彼らにいいレースを見せられるよう、ホームでのポイント獲得に向けて全力を尽くします」

    エリック・ブーリエは、「マクラーレン・ホンダの全員にとって、イギリスGPはカレンダーの中でも特に重要なレースの一つであることは間違いない。それは、我々が単に英国のチームだからというだけでなく、ほかの場所では見られないほどの熱狂的な大観衆のサポートがあるからだ」とコメント。

    「シルバーストンは数あるコースの中でも突出したサーキットだ。コプスやベケッツ、ストウといった難コーナーによって、チャンピオンたちには試練を与え、ファンには壮大な素晴らしいレースを提供してきた。高速でチャレンジングなコースでは、マシンとドライバーともに厳しく試される」

    「MCL32がその試練をクリアするのは容易ではないが、シルバーストンで毎年大きな声援を送ってくれる英国のファンに会えるのを楽しみにしているし、そのサポートが間違いなく我々を引き上げてくれるはずだ。これまで同様、懸命に取り組み、ホームのファン、同僚、パートナー、ゲストの皆さんにいいレースをお見せしたいと思っている」

    関連:2017 F1イギリスGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マクラーレン、ホンダと継続か決別か 「できるだけ多くの時間を与えたい」

    マクラーレン、ホンダと継続か決別か 「できるだけ多くの時間を与えたい」

    マクラーレンは、2018年に競争的なエンジンを搭載するという条件は変わっていないが、ホンダと継続するか決別するかを決断する前にできるだけ多くの時間をホンダに与えるつもりだとしている。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、改善の兆しは見えたものの、時間は迫ってきているとF1オーストリアGPの会場でリポーターに述べた。

    「まだ非常に多くの作業が進行している」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々は前進するために彼らとの関係についてすぐに見極める必要がある。今後数カ月で来年のクルマの設計に入っていくし、来年、我々に必要なのは競争力のあるエンジンだ」

    「彼らはそれに懸命に取り組んでいるし、そのような改善をもたらすことを示すためにやっていることがある。なので、我々は彼らがそこにたどり着くためにできるだけ多くの滑走路を与えたい」

    マクラーレンは、勝利という点ではフェラーリに次いでF1で最も成功を収めてきたチームだが、シーズンの折り返し地点であり、チームにとってのホームレースとなる今週末のF1イギリスGPをコンストラクターズ選手権最下位で迎える。

    F1オーストリアGPでは、予選12番手と13番手という励みになる結果を出したものの、レースでは現在の獲得ポイントである2ポイントに加点することはできなかった。フェルナンド・アロンソはファーストラップの事故に巻き込まれてリタイア、ストフェル・バンドーンはブルーフラッグ無視によるドライブスルーペナルティなどがあり12位でレースを終えた。

    先月、ザク・ブラウンは、ホンダは“道を見失っている”ようだとし、マクラーレンとホンダは“分岐点に差し掛かっている”と語っていた。

    「問題に対処しようという彼らの熱意は最初からそこにあった。だが、これは結果重視のビジネスだ」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々が目にしているもの、どのように問題に対処しようとしているかについて彼らが我々に伝えていることに関しては評価している」

    マクラーレンとホンダが決別の道を選ぶ可能性は低くなってきているかと質問されたザク・ブラウンは「来年、我々のポジションが競争的な状況でなければならないという必須条件は変わっていないと言っておこう」とザク・ブラウンは述べた。

    ホンダは、F1オーストリアGPに“スペック3”パワーユニットを投入したが、フェルナンド・アロンソのユニットのMGU-Hに問題が検知され、アロンソは旧型のパワーユニットで予選と決勝を走った。

    今後、改良版のMGU-Hを投入する場合、ターボチャージャーと合わせて少なくとも10グリッドの降格ペナルティが科せられる。

  • マクラーレン・ホンダ:F1オーストリアGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1オーストリアGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1オーストリアGPの決勝でストフェル・バンドーンが12位で完走。一方、フェルナンド・アロンソは、1コーナーで後方から追突され、1周目でリタイヤを余儀なくされた。

    ストフェル・バンドーンは、週末を通してマシンのペースとドライバビリティには満足していたものの、レースの大半を前を走るマシンからの乱気流の中で走行。前方のマシンを追い抜くことができず、マシンのパフォーマンスを十分に活かすことができなかった。

    レース終盤には、ブルーフラッグを無視したとしてドライブスルーペナルティーを受けたが、ストフェル・バンドーンの順位への影響はなかった。

    フロアが破損したフェルナンド・アロンソのマシンは、損傷がひどく、レースを続行することができなかった。

    フェルナンド・アロンソ (リタイア)

    「今日も好スタートを切った。カルロス・サインツとマックス・フェルスタッペンのスタートが悪かったため、1コーナー進入時にはすでに10番手に浮上していた。ただ、後続のドライバーがあまりにも速いスピードで1コーナーに進入し、十分にブレーキを踏まなかったために、僕のレースが台無しになった。いいレースをすることを望んでいたけど、僕たちはとても不運だった。自分でコントロールできないままにレースを終えることになった。中団からのスタートは常に難しいものであることは分かっているが、1コーナーであそこまで果敢に飛び込んでくる必要はない。時折り、後ろから追いかけるドライバーはリスクを背負いすぎるときがあると思う」

    ストフェル・バンドーン (12位)

    「正直、12位という結果は少し残念だ。レースを通しての自分たちのペースを考えると、今日はポイント獲得の可能性はあったと思うし、それ自体はこれ以降のレースに向けての励みになる事実だと思う。僕たちの週末は、全体的にかなりポジティブな内容だった。問題もなく、ペースもそれなりによく、マシンに対して非常にいい手応えを感じていた。残念ながら、数台のマシンの後方で引っかかってしまい、オーバーテイクすることができなかった。ただ、それが今の僕たちの現状だと思う。今日はペナルティーを受けてたが、僕たちはなにかトライをする必要があったと思っている。全体的な結果という面では、(ペナルティーによって)それほど多くのものを失ったとは思わない。ポイントを獲得できなかったことは残念だが、週末を通しての僕たちのペースはチーム全体にとって前向きな結果だった」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「モーターレースに浮き沈みはつきものだ。まずはポジティブな点に目を向けよう。ストフェルは週末を通して非常に堅実なペースを見せ、彼とチームのメンバーは各セッションで明らかに進化したように見る。ストフェルはレースでは常に乱気流の中で走行していたので、マシンの真の実力を発揮できなかったものの、着実にレースを展開した。ストフェルが受けたドライブスルーペナルティーについては、冷静に受け止めるつもりだ。当時、ストフェルはジョリオン・パーマーを追い抜こうとプッシュしていたが、単に不運な結果となっただけだ。ネガティブな点としては、フェルナンドのレースは本人のミスではないものの、忘れなければならない一戦だ。レースは戦いだということは分かっているものの、このようなばかげたアクシデントはF1というレベルの高いレースでは許されるものではない。たった1周走行しただけでマシンに重大な損傷を負い、レースをリタイヤすることは、我々にとっては受け入れがたい事実だ。最後に、またポジティブな点に目を向けよう。これから母国の観衆の前で行われるイギリスGPのためにシルバーストンに移動するが、英国ですばらしい1週間を迎えるための準備はできている。母国の観客の皆さんをがっかりさせないために、我々はいつも通りベストを尽くす」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「今日はチームにとって残念な一日となりました。今週末はいくつかのトラブルはあったものの、マシンの仕上がりはよかったですし、2台ともに予選のポジション自体は悪くなかったので、ポイント獲得に向けてチームにポジティブな空気が広がっていました。それだけに、ノーポイントで終わったことは残念に思っています。フェルナンドについては素晴らしいスタートを決め、いくつかポジションを上げたものの、直後の1コーナーで不運なクラッシュに巻き込まれ、早々にレースを終えることになりました。ストフェルについては、彼にとってのシーズン初ポイントを獲得できるペースは十分にあったと思いますが、レースを通して前を走るライバルをオーバーテイクすることに苦戦し、ポイント獲得には至りませんでした。次のレースは来週末、マクラーレン・ホンダにとってのホームグランプリとなるイギリスで行われます。あまり時間はありませんが、多くのイギリスのファンの皆さんや我々の同僚、家族などにいいレースを見せられるよう、チーム一丸で準備を進めていきたいと思います」

    関連:【動画】 マクラーレン・ホンダ:フェルナンド・アロンソが接触で0周リタイア

  • ホンダF1 「ポイントを狙えた。非常に残念なレース結果」

    ホンダF1 「ポイントを狙えた。非常に残念なレース結果」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1オーストリアGPの決勝を振り返った。

    F1オーストリアGPで、マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンが12位完走、フェルナンド・アロンソがリタイアという結果に終わった。

    「今日はチームにとって残念な一日となりました」と長谷川祐介はコメント。

    「今週末はいくつかのトラブルはあったものの、マシンの仕上がりはよかったですし、2台ともに予選のポジション自体は悪くなかったので、ポイント獲得に向けてチームにポジティブな空気が広がっていました。それだけに、ノーポイントで終わったことは残念に思っています」

    「フェルナンドについては素晴らしいスタートを決め、いくつかポジションを上げたものの、直後の1コーナーで不運なクラッシュに巻き込まれ、早々にレースを終えることになりました」

    「ストフェルについては、彼にとってのシーズン初ポイントを獲得できるペースは十分にあったと思いますが、レースを通して前を走るライバルをオーバーテイクすることに苦戦し、ポイント獲得には至りませんでした」

    「次のレースは来週末、マクラーレン・ホンダにとってのホームグランプリとなるイギリスで行われます。あまり時間はありませんが、多くのイギリスのファンの皆さんや我々の同僚、家族などにいいレースを見せられるよう、チーム一丸で準備を進めていきたいと思います」

    関連:F1オーストリアGP 結果:バルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウィン

  • ホンダF1、フェルナンド・アロンソのMGU-H故障でジレンマに直面

    ホンダF1、フェルナンド・アロンソのMGU-H故障でジレンマに直面

    ホンダは、フェルナンド・アロンソのMGU-Hが故障したことでF1イギリスGPでさらなるグリッドペナルティを受けるかどうかのジレンマに直面している。

    ホンダは、F1オーストリアGPでフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンの2台によりパワフルな改良版“スペック3”パワーユニットを導入。しかし、金曜日の夜にホンダはフェルナンド・アロンソのMGU-Hに異常を検知。そのMGU-Hは2週間前のバクーでのベアリングの問題に対策を施したアップグレード版だった。

    残りの“スペック3”エンジンに問題はなかったが、ホンダはセッション時間を無駄にしないために“スペック2”パワーユニットに戻すことを選んだ。

    搭載された旧型のMGU-Hはモナコの土曜日と日曜日、そして、カナダGPの週末で使用されたもの。

    ホンダは、連戦となる来週のF1イギリスGPでペナルティを避けるために“スペック3”エンジンに旧型MGU-Hを搭載することは可能だと述べているが、以前にホンダはMGU-Hが3戦しか持たないとも語っている。

    ホンダは出来るだけ早くに問題を解決し、フェルナンド・アロンソのエンジンにそれを装着したいと考えているが、MGU-Hの交換はターボチャージャーの交換も伴い、すでに1シーズン当たりのアロケーションを超えているフェルナンド・アロンソには10グリッド降格ペナルティが科せられることになる。

    「金曜日のMGU-Hは最新のものです。ですから、故障したことに非常に落胆しています」とホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介はレポートにコメント。

    「前回のレースからアップデートされたものですが、十分ではありませんでした。まだその仕様を改良しなければなりません」

    フェルナンド・アロンソはF1イギリスGPでペナルティを受けるかと質問された長谷川祐介は「そこは検討しなければならない部分ですし、まだ決定していません」と述べた。

    ホンダはF1イギリスGPの週末の前日まで最終決断を延ばすとみられている。

    一方、エンジンについて質問されたフェルナンド・アロンソは「すぐにまたペナルティを受けることになると思う。シルバストートかもしれないし、ハンガリーかもしれない。様子を見てみるつもりだ」とコメント。

    フェルナンド・アロンソが交換によって10グリッド降格ペナルティを受けるのことになれば最後尾からのスタートはほぼ確定であり、ホンダにとってはさらに新品の“スペック3”エンジンをプールした方が有意義となる。

    マクラーレン・ホンダが高速のシルバーストンで苦戦すると想定すれば、よりチャンスのあるハンガリーよりも戦術的にそこでペナルティを受ける可能性がある。

    フェルナンド・アロンソは、スペック2エンジンに不満を述べつつも、予選ではQ2で10番手だったエステバン・オコン(フォース・インディア)からわずか0.052秒差の12番手につけた。

    「パフォーマンスは良かった」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「週末を通してクルマは良かったし、このポジションは僕たちが達成できる最大限だったので、満足している」

    「僕たちが前進しているのは確かだし、通常の状況でQ3に手が届いているのはポジティブだ」

    「でも、信頼性に関してはまだ改善が必要だ。今後2週間以内にさらなる兆しがみえるよう願っている」

  • 【スーパーフォーミュラ】 ホンダ:第3戦 富士 決勝レポート

    【スーパーフォーミュラ】 ホンダ:第3戦 富士 決勝レポート

    7月9日(日)、富士スピードウェイにおいて、2017 全日本スーパーフォーミュラ権シリーズ第3戦の決勝レースが行われた。

    昨日に続いてサーキットには朝から強い日差しが照りつけ、気温が32℃に達する中、決勝レースのスタートが切られた。

    8人のHondaドライバーはいずれも順当にスタートを切り、上位進出を目指して力走した。

    なかでも5番手からスタートした#16 山本尚貴(チーム無限)は上位を快走し、表彰台獲得の期待がかかったが、25周目を走行中に左リアタイヤにパンクが発生。なんとかピットまで戻るも、リタイアに追い込まれてしまう。

    残る7人のドライバーは、それぞれ異なる戦略を取りながらも順調に周回を重ね、酷暑の中での250.965kmにわたるレースを完走。その中で、8番手スタートの#15 ピエール・ガスリー(チーム無限)は、前を走るライバルと終盤にドッグファイトを展開。ファイナルラップまで白熱したバトルは続き、最後はフィニッシュライン上で並びかけるも0.035秒及ばず。それでも、自己最高位となる5位フィニッシュとなった。

    また、13番グリッドから追い上げた#41 伊沢拓也(ドコモ チーム ダンディライアン レーシング)は6位に食い込み、ふたりのHondaドライバーが入賞を果たした。

    シリーズ第4戦は8月19~20日に栃木県のツインリンクもてぎで開催される。

    ピエール・ガスリー (#15 チーム無限)

    エキサイティングなレースでした。今日の結果は、チームが正しい方向に向かって進んでいることの証明といえます。昨日の予選が終わったあとでセットアップ作業に誤りがあることが判明し、これらを修正したので、決勝でのパフォーマンスは向上しました。レース後半はずっとライバル陣営のドライバーとバトルをしていましたが、ストレートでスリップストリームに入っても上手く行く手を塞がれて、オーバーテイクできませんでした。次のもてぎは私にとって初めてのコースですが、開催まであと1ヶ月ほどあるので、マシンやタイヤを分析してベストを尽くしたいと思います。

    伊沢拓也 (#41 ドコモ チーム ダンディライアン レーシング)

    昨日の予選では赤旗の影響で思うような結果を残せませんでしたが、レースペースがよかったので、決勝では大きくジャンプアップを果たし、結果的にポイントも獲得できたので、いいレースだったと思います。今日はとても暑い1日となりましたが、僕たちドライバーはこういうときのために日々身体を鍛えているので、今日も最後までしっかり戦い抜くことができました。今後はさらにマシンのレベルアップを図って予選Q3に残れるようになれば表彰台も狙えるはずです。次のもてぎ大会にもしっかり準備を済ませてから臨みますので、ご声援をよろしくお願いします。

    佐伯昌浩 (ホンダ スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー)

    予選結果が最終的なレース結果に大きく影響するレースとなりました。そうしたなか、山本はレースペースが速く、戦略もよかったので、確実に表彰台圏内でフィニッシュしてくれると期待していましたが、タイヤにトラブルが起きてリタイアに追い込まれたのは残念でした。一方、昨日の予選で明らかになった課題について着実に対処した結果、ストレートスピードでもセクタータイムの面でもライバルと遜色のないレベルでレースを戦うことができました。今日の成績は、チャンピオンシップの今後を考えると厳しいものとなりましたが、次戦では新しいスペックのエンジンが投入できるので、いい準備をしてシリーズ後半戦に向けて反撃を図ります。

    関連:スーパーフォーミュラ 第3戦 富士 結果:石浦宏明が今季初優勝

  • マクラーレン・ホンダ:F1オーストリアGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1オーストリアGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1オーストリアGPの予選で、フェルナンド・アロンソが12番手、ストフェル・バンドーンが13番手だった。

    トップ10圏内のポジションまでのタイム差は、フェルナンド・アロンソが僅差の0.052秒、ストフェル・バンドーンもわずか0.191秒だった。フェルナンド・アロンソのパワーユニットは、昨夜MGU-Hに問題があることが発覚したため、今朝、旧式のスペック2に戻された。一方、ストフェル・バンドーンは明日も引き続きスペック3のPUを使用する。

    フェルナンド・アロンソ (12番手)

    「ポジティブな土曜日だった。今日は最大限のパフォーマンスを引き出せたと感じている。自分たちのラップ、結果、および今週末の全体的なパフォーマンスには満足している。予期せぬエンジン交換があり、今日、旧スペックに戻すことになった。それにもかかわらず、12番グリッドを獲得し、予選を通して競争力があるように感じられたことは、ポジティブに捉えている。チームは状況を改善するために、とても精力的に仕事をしてくれている。レースごとに空力アップデートを持ち込み、可能な限り新スペックのエンジンを投入している。僕たちが前進していることは確かだ。信頼性に関してはまだ改善が必要だ。今後2週間以内にさらなる兆しがみえるよう願っている。明日は12番手からスタートするが、好スタートをきるか、いい戦略があれば、ポイント獲得の可能性がある。また、明日は雨の予報も出ている。もし予報が正しければ、僕たちにとってはさらにチャンスが生まれるだろう。チャンスが巡ってきたときに、それをものにできるよう、十分に準備しておく必要がある」

    ストフェル・バンドーン (13番手)

    「今のところ、僕たちにとってはかなりいい週末になっていると思う。フリー走行はどのセッションもうまくいきましたし、予選はおおむね予想通りだった。予選でのラップタイムは非常に拮抗しており、とても細かい部分のわずかな差で順位が決定した。あと0.2秒速ければ、Q3に進出していたのではないかと思っている。今日は、マシンに対して行うアップデートのどれもがパフォーマンスの改善につながることがよく分かる一日だった。どんな改善も手助けとなる。僕たちが正しい方向に向かっていることは確かだ。パフォーマンス面でのどんなアップデートもうれしいものだが、僕たちはまだまだプッシュし続ける必要がある」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「今週末はフリー走行でいいペースをみせる場面もあっただけに、明日のレースを12番手および13番手からスタートすることに関しては少し残念な気持ちだ。ただ、今日の結果は我々の今のポジションを正しく表したものだと思う。タイムシートをみる限り、我々は両マシンのQ3進出を僅差で逃した。あと0.2秒速ければ、余裕を持ってトップ10入りしていただろう。それでも、明日の決勝では2台ともトップ10の周辺からスタートするので、そこから順位を上げるチャンスはある。今週末にポイントを獲得できれば、すばらしい結果となるだろう。それがいまの我々の狙いであることは間違いない。我々がこのポジティブな勢いを明日のレースでも維持できれば、目標を達成するチャンスはあると考えてる」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「今週末は両ドライバーのマシンにスペック3のパワーユニットを持ち込み、2台そろってのQ3進出を狙っていました。しかしながら、昨日のセッション終了後にフェルナンドのMGU-Hに異常を検知したため、彼のパワーユニットを全て交換することを決断し、ペナルティーを避けるために過去に使用したスペック2を使用することになりました。このような難しい状況でも、今日もフェルナンドは予選でいい走りをみせてくれましたが、結果的にQ3進出を逃してしまったことは非常に残念でした。ストフェルについては昨日と同じく スペック3のパワーユニットを搭載しフェルナンドに迫る走りを見せてくれました。今後に期待がもてるパフォーマンスでしたが、こちらも同様にQ2で予選を終えるかたちとなりました。ただ、明日の決勝は両マシンともにポイントを獲得できる位置にいると思います。明日は天候が荒れることが予想されていますし、そのような状況下ではどのようなことも起こり得ます。ポイント獲得のチャンスを逃すことのないよう、チームと万全の準備を進めていきたいと思います」

    関連:F1オーストリアGP 予選:バルテリ・ボッタスがポールポジション

  • ホンダF1 「2台ともポイントを狙える力強いポジションにいる」

    ホンダF1 「2台ともポイントを狙える力強いポジションにいる」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1オーストリアGPの予選を振り返った。

    ホンダは今週末2台の改良版パワーユニット“スペック3”を投入。しかし、フェルナンド・アロンソのMGU-Hにトラブルが見つかり、アロンソはスペック2にパワーユニットを戻すことになった。

    それでも、フェルナンド・アロンソはQ3進出まで0.052秒差の12番手タイムを記録。ストフェル・バンドーンも13番手に続いた。

    「今週末は両ドライバーのマシンにスペック3のパワーユニットを持ち込み、2台そろってのQ3進出を狙っていました」と長谷川祐介はコメント。

    「しかしながら、昨日のセッション終了後にフェルナンドのMGU-Hに異常を検知したため、彼のパワーユニットを全て交換することを決断し、ペナルティーを避けるために過去に使用したスペック2を使用することになりました。このような難しい状況でも、今日もフェルナンドは予選でいい走りをみせてくれましたが、結果的にQ3進出を逃してしまったことは非常に残念でした」

    「ストフェルについては昨日と同じく スペック3のパワーユニットを搭載しフェルナンドに迫る走りを見せてくれました。今後に期待がもてるパフォーマンスでしたが、こちらも同様にQ2で予選を終えるかたちとなりました」

    「ただ、明日の決勝は両マシンともにポイントを獲得できる位置にいると思います。明日は天候が荒れることが予想されていますし、そのような状況下ではどのようなことも起こり得ます。ポイント獲得のチャンスを逃すことのないよう、チームと万全の準備を進めていきたいと思います」

    関連:F1オーストリアGP 予選:バルテリ・ボッタスがポールポジション

  • フェルナンド・アロンソ、MGU-Hにトラブルで“スペック2”に戻す

    フェルナンド・アロンソ、MGU-Hにトラブルで“スペック2”に戻す

    フェルナンド・アロンソは、MGU-Hにトラブルが発覚し、F1オーストリアGPの残りの週末を“スペック2”パワーユニットで戦うことになった。

    ホンダは、今週末のF1オーストリアGPで両ドライバーに改良版の“スペック3”パワーユニットを投入。初日のフリー走行で有望なペースを見せていた。

    しかし、初日の走行後にホンダは、フェルナンド・アロンソのMGU-Hにトラブルを見つけ、リスクを避けて改良版パワーユニットを走らせないという決断をした。

    パワーユニットは非常に複雑な構造となっており、MGU-Hだけを交換することができず、フェルナンド・アロンソはパワーユニットの全てを“スペック2”版に戻さなければならなくなった。

    エンジンは以前のレースで使用されたものであるため、フェルナンド・アロンソにグリッド降格ペナルティは科せられない。

    初日には8番手タイムを記録していたフェルナンド・アロンソだったが、フリー走行3回目は15番手タイムに沈んだ。

    ホンダは、スペック3の導入とマクラーレンのシャシーアップデートによって今週末は「ポイント獲得のチャンスはある」と述べており、フェルナンド・アロンソも「今後は毎戦でポイント獲得を狙っていける」と語っていただけに非常に残念な状況だ。

    チームメイトのストフェル・バンドーンは“スペック3”のままで残りの週末を戦う。

    関連:F1オーストリアGP フリー走行3回目:セバスチャン・ベッテルが最速タイム