カテゴリー: ホンダF1

  • ホンダF1、2018年にトロ・ロッソにパワーユニットを供給?

    ホンダF1、2018年にトロ・ロッソにパワーユニットを供給?

    ホンダのF1での将来について様々な憶測が飛び交っている。

    2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1復帰したホンダだが、信頼性とパフォーマンス不足により評価は大きく下がっている。マクラーレンは他のパワーユニットへの載せ替えも視野に入れていることを公にしており、2018年からカスタマーパワーユニットを供給することになっているザウバーとの契約もご破算になる可能性が報じられている。

    そんな中、 Auto Motor und Sport は、ホンダが2018年にトロ・ロッソにF1パワーユニットを供給する可能性があると報じた。

    「レッドブルのBチームは成長しており、ホンダと独自路線を進むことになるかもしれない」と通信員のミハエル・シュミットは述べた。

    「決定は夏に予定されている」

    この報道に対して、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「他チームと進行していることは我々には関係ないことだ」とコメントしている。

    実際、ホンダ関連の噂はシルバーストンのパドックの至るところで広がっている。例えば、マクラーレンの上層部がルノーと話をしているところが目撃されている。

    また、マクラーレンの上層部がフェルナンド・アロンソと夕食をとり、2018年もチームにコミットするのであれば、クルマにはトップエンジンが搭載されると保証したと噂されている。

    「我々はフェルナンドと素晴らしいディナーを過ごした。フェルナンドは代金を払いさえした」とザク・ブラウンはコメント。

    「彼は我々と一緒にいることを快適に感じており、我々はお互いのことをしっかり理解している。彼が来年もF1にいたいことを非常に明白にしている」

    マクラーレン残留について質問されたフェルナンド・アロンソは「ノーコメント」と述べた。

    マクラーレンは、フェルナンド・アロンソを確保しておくために、ホンダとの決別さえいとわないとされている。

    「個人レベルでのホンダとの関係は良好だ」とザク・ブラウンはコメント。

    「だが、我々がもっと良いエンジンを必要としていることは誰もが理解していると思う。だから、その件についてはいろいろなことが進行している」

  • マクラーレン・ホンダ:F1イギリスGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1イギリスGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1イギリスGPの決勝で、ストフェル・バンドーンがポイント獲得まであと一歩の11位でフィニッシュ、フェルナンド・アロンソはリタイアとなり、ポイントを獲得することはできなかった。

    フェルナンド・アロンソにとっては、またもや残念なレースとなった。20番手からスタートしたアロンソは、徐々にポジションを上げ、数周後には最高13番手を走行。しかしながら、レース終了まで残り半分となったところで燃料システム系の不具合が発生し、レースをリタイアすることになった。

    8番手からスタートしたストフェル・バンドーンは、タイヤ交換のためにピットインするまでは、最高7番手でレースを走行。ただ、4.02秒というピットストップでの遅れにより、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)に追い抜かれ、事実上、ポイント獲得の望みが絶たれる結果となった。今季初の入賞を惜しくも逃したものの、11位で完走した。

    フェルナンド・アロンソ (リタイア)

    「僕たちにとっては、難しい週末だった。ペナルティーによってレースを最後尾からスタートし、前方にいる複数のマシンを追いかけている際に、また問題が発生した。不具合によるパワーユニットへの損傷がなく、今後も引き続き使えることを願っている。今日、ストフェルは11位だった。それを考えると、僕たちには入賞できるほどのスピードはなかったと思うし、仮に僕が完走していたとしても13位か14位だっただろう。今日のリタイアは悔しいが、入賞のチャンスがあるときにリタイアによってポイントを逃すよりはまだよかったと思っている。ここからは、次のハンガリー戦に目を向ける。次回は、僕たちにとって今回よりもいい週末になるはずだ」

    ストフェル・バンドーン (11位)

    「再び入賞を、惜しくも逃してしまったことは残念だ。それでも、今週末にはポジティブな点がたくさんあった。今日のレースでのペースはとても励みになった。このようなサーキットで、フォース・インディアとウィリアムズの両マシンとあれだけ接近して走行できたことは、本当にポジティブになれる点だったと思う。ただ、レースではすべてが完璧だったわけではない。ピットストップが思ったほどスムーズにいかなかったので、ピットを出たときにフェリペ・マッサとサイドバイサイドになり、ポジションを明け渡してしまった。僕たちのペースはマッサのペースと非常によく似ており、彼の前のポジションで完走するチャンスは確実にあっただけに残念だ。残念ながらポイント獲得には至らなかったが、今日はとても前向きになれる要素があった。僕たちの時代はいつか来ると確信している」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン レーシングディレクター)

    「グリッド後方から力強いスタートを切ったフェルナンドは、周回遅れのマシンを追い越しながら徐々にポジションを上げ、レースを3分の1走りきったころには、13番手で堅実に走行。一方のストフェルは、9番手で着実な走りをみせていた。そのため、燃料システム系のトラブルが発生し、それにより出力を失い、フェルナンドが35周目でリタイアを余儀なくされたことは残念だった。同不具合の原因については、現在も調査中だ。残り10周の時点で、ストフェルはマッサと10位をかけてバトルをしていた。結局、ポイント獲得というストフェルの望みはかなわなかったものの、堅実かつ見事な走りだった。我々は、ここから次戦が開催されるハンガロリンクに移動する。ハンガロリンクにはカーブやコーナーが多数あり、それらが短いストレートでつながっている。次戦では競争力が少し上がることを願っている」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「ここまでいいかたちで週末を過ごせてきただけに、あと少しのところでポイント獲得に至らず、悔しい結果となりました。ストフェルはいい位置からスタートし、粘り強く中団での戦いを続けました。レースを通して全力でプッシュを続けてくれたと思いますが、惜しくも11位に終わりました。フェルナンドは最後尾のスタートから大きく順位をあげ、ポイント圏内に迫っていましたが、燃料システム系のトラブルによりリタイアせざるを得ませんでした。原因については現在調査中です。結果は残念なものになりましたが、ここ数レースでは競争力が向上していますし、今日もポイントを獲得できるだけのペースはあったと思っているので、悔しいレースの中にもいくつかのポジティブな要素はあったと思います。我々のマシンと相性がいいハンガリーでは、いいレースができると思います。ポイントを獲得できるよう、チーム一丸となって準備を進めます」

    関連:F1イギリスGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • 【インディカー】 ホンダ:第12戦 トロント 決勝レポート

    【インディカー】 ホンダ:第12戦 トロント 決勝レポート

    2017年 インディカー・シリーズ 第12戦トロントでは、アレキサンダー・ロッシ、ジェームス・ヒンチクリフが表彰台を獲得。不運に見舞われた佐藤琢磨は16位でフィニッシュした。

    カナダ最大の都市トロントの中心部にほど近いエキジビジョンプレイスは、オンタリオ湖沿いに広がる催し物会場で、隣接する公園も利用したストリートコースがインディカーレースの舞台として使用される。

    ストリートならではのバンピーさとグリップの低さが特徴のコースは、ドライビングもマシンセッティングも非常に難しいテクニカルなものとして知られている。

    レースウイークエンドは過ごしやすい天候で、多くの熱心なファンがサーキットに詰めかけた。雨の心配も若干ある中でトロントの決勝レースがスタートしたが、大きなアクシデントはなかった。心配された雨も降らず、フルコースコーションはスタート直後にウィル・パワー(シボレー)がストップして出されたものと、トニー・カナーン(Chip Ganassi Racing)による23周目からのものの2回しか出されなかった。しかし、このタイミングが各ドライバーのレース結果を左右するものとなり、予選8番手から早めのピットストップを行うことでチャンスを手にしたアレキサンダー・ロッシ(Andretti Herta Autosport)が2位フィニッシュで表彰台に上がった。

    レース序盤の20周を超えたところでトニー・カナーンがターン1のタイヤバリアに突っ込み、フルコースコーションが出された。このコーションの前に最初のピットストップを行なっているか否かが大きなポイントとなりた。アレキサンダー・ロッシはイエローフラッグが出る2周前にピットしており、レースが再開された27周目には4位に浮上し、38周目に2位までさらにポジションを上げた。トップを走るジョセフ・ニューガーデン(シボレー)は、2台のマシンをアレキサンダー・ロッシとの間に挟んでいる時にリードを広げていたが、アレキサンダー・ロッシは粘り強い走りで差を縮め、1.8704秒差で今シーズンのベストとなる2位でのゴールを達成した。トップ5入りは今シーズン3回目。表彰台は昨年のインディ500での優勝以来となるキャリア2回目。

    トロント郊外の出身であるジェームズ・ヒンチクリフ(Schmidt Peterson Motorpsorts)は、6番手スタートから2016年と同じく3位フィニッシュを果たした。ジェームズ・ヒンチクリフもトニー・カナーンのアクシデントによるイエローフラッグの1周前にピットしたことで上位にポジションを保つことに成功した。

    逆に、イエローフラッグのタイミングにより、予選2番手だったグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)は9位でのゴールとなった。インディ500ウイナーの佐藤琢磨(Andretti Autosport)もイエローの出た後のピットとなったために上位でフィニッシュするチャンスを得られなかった。佐藤琢磨は予選10番手で、序盤に7番手まで順位を上げていた。レース中のペースも安定して速かっただけに、レース展開が味方しなかったのは不運でした。

    今日のレースではマルコ・アンドレッティ(Andretti Autosport)が4位でフィニッシュし、ライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)も予選16番手から6位まで大きく順位を上げてゴールした。そして、マックス・チルトン(Chip Ganassi Racing)も7位でゴール。グレアム・レイホールが9位、スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が10位とトップ10にHondaドライバー7人が入った。

    チャンピオンシップは全17戦で、トロントは12戦目。12戦を終えてのポイントスタンディングは、スコット・ディクソンが依然としてトップをキープし、グレアム・レイホールが6位、佐藤琢磨が7位、アレキサンダー・ロッシが8位につけている。

    アレキサンダー・ロッシ (2位)

    「今週末はマシンを自分の思うようにセッティングできず、とても苦しみました。チームメートたちにもラップタイムで離されていました。金曜にエンジニアたちと原因が何なのかを徹底的に話し合いました。データも研究し尽くしました。そうして考え出したセッティング変更によって、マシンは自分の走りにマッチするものに変わりました。今日、私たちは大きな一歩を記すことができたと思います。念願の表彰台に上ることができ、ホッとしました。これまでにも何度か、あと一歩のところまでは来ていました。長い時間がかかりましたが、今日ついにトップ3フィニッシュを実現できました。作戦のよさによって、それは成し遂げられました。チャンスを与えてくれているチームに感謝します。次のミッド・オハイオでは優勝を狙います」

    ジェームズ・ヒンチクリフ (3位)

    「この結果はチームにとってすばらしいものです。今週の私たちはソフトタイヤでの走りで苦労をしていました。そんな私たちにとって、あのフルコースコーションはまさに絶妙のタイミングで出されました。そして、その後のレースでは私たちは十分に競争力のあるペースを保っていました。終盤にはアレクサンダー・ロッシとジョセフ・ニューガーデンに追いついて行くことさえできていました。ハードタイヤでの走りはとてもいいもので、ピットストップも万全の出来でした。クルーたちにも感謝したいです。カナダでのレースで表彰台に上ることができ、とても喜んでいます。毎年サポートがどんどん大きくなっているのを感じています。応援してくれる彼らのためにも、来年は今日よりふたつ上のポジションでゴールしたいですね」

    佐藤琢磨 (16位)

    「今日のレース展開にガッカリしています。我々のスタートはよく、いくつかポジションを上げることができました。イエローからグリーンになった直後、ターン3の入り口で私はアウト側を走り、ターン4でスペンサー・ピゴット(シボレー)のイン側に並びました。そこで彼がこちらにぶつかって来ました。左の壁と彼のマシンに挟まれてしまいました。こちらには、行き場が全くない状況だったのに彼が寄せて来たことで、2台は絡み合い、タイヤがパンクしました。追い上げてライバルたちをパスすることもトライしましたが、その後のレースではイエローも出なかったため、それも叶いませんでした。マシンが本当に速かっただけに大変残念です。今日の私たちは。レースペースでみれば、トップに近い速さがあったと思います。それだけに悔しいと感じています」

    2017 Honda Indy Toronto Race Day Highlights

    関連:【インディカー】 第12戦 結果:ニューガーデンが優勝、佐藤琢磨は16位

  • 【WTCC】 ホンダ、メインレースで1-2フィニッシュ / 第6戦アルゼンチン

    【WTCC】 ホンダ、メインレースで1-2フィニッシュ / 第6戦アルゼンチン

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)の第6戦は、アルゼンチンのテルマス・デ・リオ・オンドで行われた。

    予選順位のリバースグリッドで行われるオープニングレースでは、Castrol Honda World Touring Car Teamのティアゴ・モンテイロが7番手、ノルベルト・ミケリスが8番手からのスタートに。道上龍は予選9番手だったが、予選前にエンジンを交換したことでペナルティーを科せられ、最後尾の16番手からのスタートとなった。

    スタート直後の混乱に巻き込まれたモンテイロとミケリスは、厳しい展開を強いられた。モンテイロはポジションを落とし、ミケリスは他車と接触し左前タイヤがパンク。ミケリスはピットインを余儀なくされる。一方の道上は好スタートを切り、ポジションを上げることに成功し、1周目終了時点で12番手となった。果敢に追い上げるモンテイロは、5周目に6番手に上昇。6周目には中団の2台がトラブルで脱落し、モンテイロは5番手、道上は10番手に順位を上げた。モンテイロ、道上ともにさらに上位を狙い攻めたが、ポジションを上げるには至らずフィニッシュ。モンテイロは5位、道上は10位で入賞し、ピットイン後もレースを続けたミケリスは14位で完走している。

    その後に行われたメインレースでは、フロントロウ2番手からスタートしたミケリス、3番手スタートのモンテイロともにポジションを守り切りオープニングラップを終えた。9番手スタートの道上は、スタート後にポジションを奪われ12番手に順位を下げた。ミケリス、モンテイロは接近してトップを狙うが、順位としては硬直状態が続く。レース中盤の7周目、トップのマシンにトラブルが発生しピットイン。ミケリスが代わりにトップに、モンテイロが2番手につけ、Honda Civic WTCCが1-2態勢となる。その後、後続のアタックをしのいだ2台はポジションを守りきりフィニッシュ。ミケリスは前戦ポルトガルに続きメインレースで優勝を果たした。また、両レースでポイントを獲得したモンテイロはランキングトップを守っている。そして、道上は前車との接近戦を終始演じながらも入賞圏内には届かず、11位でメインレースを終えている。

    シリーズ6戦12レースを終えて、Hondaはコンストラクターズランキングで首位に立った。第7戦中国は約3ヵ月の長いインターバルを経た後10月14、15日に開催される。

    ノルベルト・ミケリス(14位/優勝)

    「今日の結果には、本当に満足しています。 2度目のメインレース優勝は、とても特別な気分です。 チームは最初のフリープラクティスセッションからすばらしい仕事をしてくれ、私にはこのコースを攻略する自信がありました。 私はこれでドライバーズチャンピオンシップ3位になりました。これは今シーズンでの最高位であり、Hondaのコンストラクターズタイトル獲得に向けても大きく前進しています」

    ティアゴ・モンテイロ(5位/2位)

    「チームが1-2フィニッシュを成し遂げ、龍がポイントを獲得するのを見ることはすばらしいことです。我々は今週末チームとして非常に強いパフォーマンスを見せました。そしてその結果コンストラクターズチャンピオンシップをリードすることができたのです。オープニングレースでは、申し訳なかったですが、ブレーキをロックさせてノビーに当たってしまいました。その後、メインレースのグリッドに着くラップにブレーキングの問題がわかり、完全な状態ではなかったので、ドライバーズチャンピオンシップのリードを維持するために2番手をキープしました」

    道上龍(10位/11位)

    「久々に、きちんと2レースとも走ることができてよかったです。フリープラクティスと予選では、天候やトラブルで周回を重ねられなかったので、コースをちゃんとわかっていない部分があり、それができていればもっと攻められたと思います。オープニングレースでは、それほど好スタートというわけではなかったのですが、最後尾から自力で前に行くことができました。メインレースではスタートで少し出遅れ、その後にコース取りの差で抜かれてポジションを落としてしまいました。マシンのフィーリングはとてもよくて、ペースも周りよりよかったと思います。ただ、なかなか抜くのは難しく、コースをもっとわかっていればと悔やまれます。この調子でシーズン後半、予選の順位やマシンをものにするフィーリングを高めて、結果を出していきたいと思います」

    古川隆一|Honda Civic WTCC 開発プロジェクトリーダー

    「メインレースで1-2を獲れた結果にはとても満足しています。また、道上選手も2レースともに完走し、ポイントを得られたことはよかったと思います。マシンについては、モンテイロ選手のマシンにステアリング系のトラブルが出ましたが、それ以外に問題はなく、車体、エンジンともに改善が結果に表れており、ドライバーからも好評です。今回、モンテイロ選手はランキングトップを守り、Hondaはコンストラクターズランキングでトップになりました。後半戦に向けて、車体、エンジンともにアップデートを予定しており、さらにCivic WTCCの速さに磨きをかけてタイトルを狙うとともに、日本でのレースでご期待に応える結果を出せるよう全力を尽くします」

    WTCC ホンダ

  • ホンダF1、結果はノーポイントも「いくつかのポジティブな要素はあった」

    ホンダF1、結果はノーポイントも「いくつかのポジティブな要素はあった」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1イギリスGP決勝を振り返った。

    マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンがポイントまで一歩及ばず11位でフィニッシュ。フェルナンド・アロンソは燃料システムに関連するトラブルでレースをリタイアした。

    「ここまでいいかたちで週末を過ごせてきただけに、あと少しのところでポイント獲得に至らず、悔しい結果となりました」と長谷川祐介はコメント。

    「ストフェルはいい位置からスタートし、粘り強く中団での戦いを続けました。レースを通して全力でプッシュを続けてくれたと思いますが、惜しくも11位に終わりました」

    「フェルナンドは最後尾のスタートから大きく順位をあげ、ポイント圏内に迫っていましたが、燃料システム系のトラブルによりリタイアせざるを得ませんでした。原因については現在調査中です」

    「結果は残念なものになりましたが、ここ数レースでは競争力が向上していますし、今日もポイントを獲得できるだけのペースはあったと思っているので、悔しいレースの中にもいくつかのポジティブな要素はあったと思います」

    「我々のマシンと相性がいいハンガリーでは、いいレースができると思います。ポイントを獲得できるよう、チーム一丸となって準備を進めます」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「グリッド後方から力強いスタートを切ったフェルナンドは、周回遅れのマシンを追い越しながら徐々にポジションを上げ、レースを3分の1走りきったころには、13番手で堅実に走行。一方のストフェルは、9番手で着実な走りをみせていた」とコメント。

    「そのため、燃料システム系のトラブルが発生し、それにより出力を失い、フェルナンドが35周目でリタイアを余儀なくされたことは残念だった。同不具合の原因については、現在も調査中だ」

    「残り10周の時点で、ストフェルはマッサと10位をかけてバトルをしていた。結局、ポイント獲得というストフェルの望みはかなわなかったものの、堅実かつ見事な走りだった」

    「我々は、ここから次戦が開催されるハンガロリンクに移動する。ハンガロリンクにはカーブやコーナーが多数あり、それらが短いストレートでつながっている。次戦では競争力が少し上がることを願っている」

    関連:F1イギリスGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • フェルナンド・アロンソ、マシントラブルでリタイア 「ノーパワー」

    フェルナンド・アロンソ、マシントラブルでリタイア 「ノーパワー」

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1イギリスGPの決勝をマシントラブルでリタイアで終えた。

    予選13番手で終えたフェルナンド・アロンソは、パワーユニット降格による30グリッド降格ペナルティで最後尾からスタート。

    序盤は順調にレースを進めて一時は13位まで順位を上げた。

    しかし、14番手を走行していた34周目。アロンソ「ノーパワー、ノーパワー」と無線で伝えてピットイン。レースをリタイアした。

    F1イギリスGP 33周目終了時点F1イギリスGP

  • ホンダ、F1イギリスGPに改良版MGU-Hを投入

    ホンダ、F1イギリスGPに改良版MGU-Hを投入

    ホンダは、今週末のF1イギリスGPに信頼性のためのアップデートを施したMGU-Hを導入している。

    今シーズン、ホンダは度重なるMGU-Hのトラブルに悩まされている。前戦F1オーストリアGPでは、その前のアゼルバイジャンGPで発生した問題に対して対策を施した改良のMGU-Hを投入したものの、その新型も故障。

    今週、さくらの拠点でMGU-Hの調査が行われ、ホンダは問題を特定。ペナルティを科せられる必要のない修正を施した。

    結果として、今週末のF1イギリスGPでは、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンの両方が最新のMGU-Hを走らせている。

    「ベアリングに機械的な故障がありました」とホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介はコメント。

    「そのため、我々は新しいベアリングを導入しています。ベアリングが摩耗するのを防ぐための対策を施してあります」

    フェルナンド・アロンソは、日曜日のレースにむけて、内燃エンジン、MGU-H、MGU-K、ターボチャージャー、エネルギー貯蔵システムを新品に交換し、30グリッド降格ペナルティを受ける。

    長谷川祐介は、フェルナンド・アロンソのコンピーネントをそこまでたくさん交換したのは、今後のレースでフレッシュなパーツを得るためだと述べた。

    次戦ハンガリーGPは、マクラーレンにとってポイントを獲得できる最大のチャンスのひとつであり、ホンダはそこでのペナルティを避けたいと考えている。

    F1イギリスGPの予選では、ストフェル・バンドーンがトップから2.818秒遅れの9番手でフィニッシュ。バルテリ・ボッタスのグリッド降格により、8番グリッドから決勝をスタートする。

    関連:マクラーレン・ホンダ:F1イギリスGP 予選レポート

  • ホンダF1 「ザウバーとの契約に異議はない」

    ホンダF1 「ザウバーとの契約に異議はない」

    ホンダは、2018年にザウバーにF1パワーユニットを供給することに異議はないとしている。

    今週、ホンダとザウバーの2018年のF1パワーユニット供給に関する契約が破棄されるとの報道がなされた。

    ひとつの見解は、ザウバーがチーム代表だったモニシャ・カルテンボーンを解任したことをホンダが不服としているというもの。

    ホンダは、ザウバーへのパワーユニット供給についてモニシャ・カルテンボーンと交渉を行ってきたが、先月、ザウバーの新オーナーは“将来に対する異なる見解”を理由にカルテンボーンの辞任を突然発表した。

    だが、ホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史は「我々はザウバーにパワーユニットを供給する準備ができています」とシルバーストンでコメント。

    「モニシャ・カルテンボーンとは多くのことを築き上げてしましたし、我々はザウバーがいることに満足しています。ホンダは当初合意された契約に異論はありません」

    しかし、もうひとつの見解として、ザウバー側が競争力と信頼性に欠けるホンダのパワーユニットを搭載することをためらっているというものがある。

    ザウバーは、モニシャ・カルテンボーンの後任に元ルノーのフレデリック・バスールを任命。

    フレデリック・バスールは、ホンダの問題を解決することが最優先事項だと述べている。

    「ホンダの問題がテーブルにある。それが私の最優先事項だ」とフレデリック・バスールは L’Equipe にコメント。

    「その件を早急に対処していく必要がある。マクラーレンから聞いた話を踏まえれば、やや怖い気がしている」

    シルバーストンのパドックでは、ザウバーとホンダの取り決めは、具体的な契約ではなく、公式発表のために同意書の要点に触れただけだとの推測が広まっている。

  • マクラーレン、ホンダ以外のエンジンメーカーとの交渉を認める

    マクラーレン、ホンダ以外のエンジンメーカーとの交渉を認める

    マクラーレンは、ホンダ以外のメーカーとカスタマーエンジンの供給について交渉していることを認めた。

    最近、マクラーレンとホンダの決別の可能性は低くなったと考えられていた。

    しかし、マクラーレンのディレクターを務めるジョナサン・ニールは、パフォーマンスと信頼性に苦しんでいるホンダとの現状は“持続可能ではない”とシルバーストンで述べた。

    「当然、我々は『ここからどこに向かうべきか?』『競争レベルを取り戻すには何か異なることをしなければならない?』というポイントに達していると思う」とジョナサン・ニュースはコメント。

    シルバーストンでは、契約という最終的なハードルを越えて、マクラーレンがホンダのエンジンを破棄する決断をしたとの噂が広がった。

    マクラーレンが2018年に搭載する可能性が高いのはメルセデスだと考えられているが、フェラーリとルノーとも交渉を行っていると噂されている。

    「F1では、みんなが誰とも話をしていないと言っているときは、全員が全員と話をしているというのが答えだ」とジョナサン・ニールは認める。

    だが、もうひとつのハードルはF1レギュレーションだ。

    現在、メルセデスは、自身のワークスチームに加えて、ウィリアムズとフォース・インディアにカスタマーエンジンを供給しており、4チーム目に供給する場合はレギュレーションの調整が必要となる。

    「あなたは正しい」とジョナサン・ニールはコメント。「エンジンメーカーが3チーム以上に供給するためにはFIAの承認が必要だ」

    「我々は厳しい状況を切り抜けつつ、FOMおよびFIAと良い関係を維持している」

  • マクラーレン・ホンダ:F1イギリスGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1イギリスGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1イギリスGPの予選で、ストフェル・バンドーンが9番手、フェルナンド・アロンソが13番手だった。

    ストフェル・バンドーンは、明日シルバーストンで開催されるイギリスGPの決勝レースを8番手からスタートする。これは、彼のF1キャリアにおいて最高のスタート順位となる。

    若手ベルギー人ドライバーのバンドーンと彼のエンジニアは、パフォーマンスを最大限に引き出すために準備や取り組み方を変えようと、ここ数戦の間ともに精力的に仕事をしてきた。今日の結果は、彼らの努力が間違っていなかったことを、本当の意味で証明するかたちとなった。

    Q1では、フェルナンド・アロンソのすばらしい努力のおかげで、彼は僅差でラインをまたぎ、最終アタックラップを開始することができた。その価値はあった。路面が徐々に乾きながらも、まだ濡れた部分もあるコースで、スリックタイヤ(ドライコンディション用タイヤ)を装着したアロンソはQ1で最速タイムを叩き出した。

    Q2では13番手のタイムを出したものの、パワーユニットの構成部品の交換による30グリッド降格ペナルティーを受けるため、明日の決勝は最後尾からスタートする。

    ストフェル・バンドーン (9番手)

    「シルバーストンでQ3に参加するのは、少し予想外だった。ただ、ここ数戦は非常に精力的に仕事に取り組んでおり、チーム内でも改善点を明確に確認することができた。アゼルバイジャン、オーストリア、そして今週末のここシルバーストンでも、フェルナンドと僕は概ね同じペースで走行している。さらに一歩前進できたことは、当然のことながら、かなりいい気分だ。僕たちは長い間、予選が雨交じりのコンディションになることを望んできた。このような入り混じったコンディションでは、僕たちはどのセッションでもかなり強かったように思う。その後、コースがさらにドライコンディションになった際には、あらゆるチャンスを最大限に活かすことができた。いつも通り中団は非常に接戦だし、一部のライバルチームが予選でさらにパフォーマンスを上げてくることはよくある。ただ、今日はドライとウエットが入り混じったコンディションが僕たちにとって大きな手助けとなった。今日はコースに出るたびに、いいラップタイムを出すことができた。Q3で9番手に入ったことは、僕たちが達成し得る最高の結果だったと思う」

    フェルナンド・アロンソ (13番手)

    「Q1の終盤で、オプションタイヤに切り替えるためにピットインするという正しい判断をした。そのときベストな状態にあったコースをうまく利用した。観客の皆さんの歓声を耳にするのはいい気分だったし、ガレージにいるメンバーのためにもよかった。チームのメンバーは過去数年間懸命に仕事をしてきているので、彼らは歓声を受けるに値する。それに、たとえ一瞬であっても、タイムシートの一番上に自分の名前が載るのはいい気分だ。Q3に進出できなかったということは、レース用のタイヤを自由に選択できるということだ。僕たちはペナルティーのため、決勝は最後尾からスタートする。Q2で使用したタイヤでスタートするのは理想的ではないので、13番手という予選結果には比較的満足している。これからは明日のことを考える必要がある。ドライとウエットが入り混じったコンディションではかなり競争力があることを今日証明できたので、今日と同じようなコンディションで荒れたレースになれば、僕たちにとって有利な方向に進む可能性がある。明日も今日のような天候になることを願っている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「ストフェルは、週末を通して非常にスピードがある。また、今日ここで大事なときにすべてをうまくまとめ上げた彼の姿をみて、本当にうれしかった。Q1ではインターミディエイトタイヤで見事なラップを走行し、滑りやすいアスファルトで8番手のタイムを出し、フェラーリの2台のマシンの間に割って入った。その後、路面が乾きつつある中、Q2でもスリックタイヤですばらしい走行を続け、Q3進出を果たした。明日のレースではバルテリ・ボッタスが5グリッド降格ペナルティーを受けるため、ストフェルは8番グリッドからスタートする。“ストフェル、よくやった!” 一方、フェルナンドはQ1ではスリックタイヤで見事なラップを走行し、1.3秒の大差をつけて最速タイムを叩き出した。確実にアタックラップに臨むには、あまりにもギリギリ過ぎるとも言える状態で、Q1でのタイム計測のチャンスをあやうく失うところだった。それでも、フェルナンドはなんとか時間内にラインをまたぎ、そのチャンスを活かして完ぺきなラップを走行した。そんな彼の姿をみれてよかったですし、観衆の声援を聞くことができてうれしかった。ここでの観客の皆さんの応援は、本当にすばらしいものがある。その後、フェルナンドはQ3に進出できなかったものの、明日のレースでは30グリッド降格ペナルティーを受けることが決まっているので、今日の予選結果はそれほど重要ではなかった。明日のレースで両ドライバーをみるのは、興味深いだろう。雨が降っても晴れても、2人とも全力を尽くす。フェルナンドはレース序盤で素早くポジションを上げていくだろうし、一方のストフェルは今季初のワールドチャンピオンシップポイント獲得を目指す。2人の幸運を祈ろう!」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「時折降る雨の影響により、今日は難しいコンディションでの予選になりましたが、ストフェルがホームグランプリでQ3進出と、チームもドライバーもいい仕事をしてくれたと思います。ストフェルは週末を通してセッティングが決まっており、いい流れを維持してくれています。モナコ以来のQ3進出となった予選のパフォーマンスはマシンの力を最大限に引き出し、すばらしかったと思います。また、フェルナンドはトラフィックの影響によりQ3進出はなりませんでしたが、彼のQ1での果敢なアタックは、チームだけでなく、寒い中観戦に来てくれているスタンドのファンにも、素敵なサプライズを与えてくれました。パワーサーキットであるここシルバーストンで、週末を通してある程度のパフォーマンスを見せられていることは、今後に向けた自信に繋がります。もちろん、まだ上位陣との差はありますが、確実に前進できていると感じています。明日はストフェルが8番手からのスタートで、フェルナンドはペナルティーによりグリッド後方からのスタートになります。ただ、ここイギリスでは突然の降雨も予想されるので、2人とも十分にポイント獲得のチャンスはあると思っています。明日も引き続き、ホームグランプリでファンの皆さんにいいパフォーマンスをみせられるよう、全力で取り組んでいきます」

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