カテゴリー: ホンダF1

  • ホンダF1、トロ・ロッソとの交渉を示唆

    ホンダF1、トロ・ロッソとの交渉を示唆

    ホンダF1は、トロ・ロッソへのパワーユニット供給が噂されるなか、他チームとカスタマーエンジン契約について交渉していることを認めている。

    ザウバーは、ホンダとのエンジン供給計画を解消。2018年はマクラーレンのみの供給となったが、その関係の将来も疑わしい状況となっている。

    マクラーレンは、すでにホンダ以外のオプションを評価していることを公言している。

    フェラーリとの交渉も認めていたマクラーレンだが、ザウバーがフェラーリとの契約を延長したことでその可能性もなくなった。

    それと並行して、ホンダも今後のプランを検討している。

    ホンダは、もう1チームへの供給によって得られるデータがマクラーレンとの開発率を上げると考えており、カスタマーチームを獲得することを望んでいる。

    今月、トロ・ロッソが2018年からホンダのパワーユニットを搭載するとの噂が浮上。現在、トロ・ロッソはルノーのパワーユニットを搭載している。

    「我々は、カスタマー供給契約の機会があるかどうかを確認するべく、フェラーリやメルセデスのようなワークスチームが以外と交渉しています」と本田技研工業のモータースポーツ部長を務める山本雅史はコメント。

    「来年にそれを達成できるようにスケジュールを合わせるのは厳しいですが、それでも我々は2018年にそうする機会を探そうとしています」

    「カスタマーチームが得られなかった場合は、我々はマクラーレンと続けて、2019年にカスタマーチームを追加したいです」

    ホンダは、2チームへの供給を望んでいるが、トロ・ロッソがホンダに変更した場合、それはマクラーレンがルノーに変更することを誘発するかもしれない。

    ルノーは、カスタマー供給を4チームに拡大することを望んでおらず、マクラーレンが2018年にホンダからルノーに変更する望みは、現在のルノーのカスタマーの1つがどこか他に移ることとなっている。

    しかし、山本雅史は、ホンダのプライオリティは、マクラーレンとのワークスパートナーシップであると明言する。

    「現在、我々はマクラーレンと同じ方向性で作業していると思っています」

    「我々はマクラーレンがまだこのプロジェクトの作業にコミットしていると思っています」

    「我々が優れたパワーユニットを供給できないというわけではなく、まだパートナーシップの当初に設定した期待に届いていないということです」

    ザウバーへのエンジン供給契約が白紙化された件について、山本雅史はモニシャ・カルテンボーンが辞任して以降、ザウバーの態度が変わったと述べた。

    「我々は来年にむけて同じ方向で仕事をしてました」と山本雅史は説明。

    「いくつか決定していない詳細はありましたが、例えば日本人ドライバーを走らせるといった他の活動は動いていました」

    「例えば、彼らは他のカテゴリーのために我々が利用できる施設をいくつか有しています」

    「モニシャと契約が合意された際、他のカテゴリーのためのコラボレーションのアイデアは問題ありませんでしたが、彼女の離脱にとって彼らの態度は変わりました」

    関連:ホンダ、ザウバーへのF1パワーユニット供給計画を解消

  • ザウバーがホンダのパワーユニットを拒否…日本人F1ドライバーの道遠のく

    ザウバーがホンダのパワーユニットを拒否…日本人F1ドライバーの道遠のく

    ザウバーとホンダが、2018年シーズンからのパワーユニット供給計画が白紙化されたことが発表された。

    ザウバーとホンダは27日(木)、それぞれ個別にプレスリリースを発行し、2018年に予定されていたカスタマーパワーユニット供給を解消したことが発表された。

    ホンダとザウバーの2018年のF1パワーユニット供給に関する契約が破棄されるとの報道がなされたのは今月。今年4月30日に発表されたパワーユニット供給に関する取り決めは、実際には有効化された契約ではないと報じられていた。

    当初は、ホンダ側がパワーユニット供給について交渉していたモニシャ・カルテンボーンを解任したザウバーの人事異動に不満を持っているとされていた。

    ザウバーの新オーナーは“将来に対する異なる見解”を理由にモニシャ・カルテンボーンを解任。新オーナーが資金面で支援しているマーカス・エリクソンの優遇を拒否したこと、そして、ホンダとの契約がその理由だったとされている。

    だが、ホンダはこれを否定。「ホンダは当初合意された契約に異論はありません」と述べていた。

    その後、今度はザウバー側が競争力と信頼性に欠けるホンダのパワーユニットを搭載することをためらっているとの見解が浮上。

    新チーム代表に就任したフレデリック・バスールは「ホンダの問題がテーブルにある。それが私の最優先事項だ。その件を早急に対処していく必要がある。マクラーレンから聞いた話を踏まえれば、やや怖い気がしている」とその報道を事実上認めていた。

    今回の技術提携解消のリリースのなかで、本田技研工業のモータースポーツ部長 山本雅史は「先方の運営体制の変化などに伴い、互いの目指す方向性に相違が生じたため」と説明。一方、ザウバーのフレデリック・バスールは「ザウバーF1チームの将来を考慮した戦略的な理由」によるものだと述べており、ザウバー側からホンダのパワーユニット搭載が拒否されたことが読み取れる。

    ザウバーとホンダが提携を解消したことで、日本人F1ドライバー誕生の可能性も遠のいた。ホンダの育成ドライバーには、F2に参戦する松下信治、GP3に参戦する福住仁嶺がいる。二人ともF1参戦に必要なスーパーライセンスポイントが十分ではなく、2018年の参戦は現実的ではなかったが、ザウバーのテストドライバーとしてフリー走行などで1年間経験を積むことが期待されていた。

    実際、ザウバーは来週開催されるF1ハンガリーテストで松下信治を起用することを発表。1年落ちのフェラーリを搭載する今年のザウバーを走らせることに疑問はありつつも、来年のプランに期待が膨らんでいた。しかし、今回の提携解消により、フレデリック・バスールのART GRAND PRIXで活躍する松下信治にF1でのテスト機会を与えるという一応の筋道はあるものの、将来にむけて今回のテストは意味をなさなくなってしまった。

    ホンダは、2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1に復帰して以降、パフォーマンスと信頼性不足が露呈。マクラーレンがホンダを切るとの噂も囁かれている。

    ザウバーがホンダのパワーユニットを搭載する場合、自社製ギアボックスがないため、マクラーレンから供給を受けなければならなかった。だが、新車の開発がスタートするこの時期になってもギアボックス契約については発表されていなかったことも、マクラーレンがホンダを切るとの憶測を広げている。

    マクラーレンとの契約も失った場合、ホンダは自らの意志ではなくとも、F1から姿を消すことになる。一部では、トロ・ロッソへのエンジン供給も噂されており、仮にマクラーレンに切られた場合もF1継続の道は残される。だが、日本人ドライバーという観点では、レッドブルのジュニアチームであるトロ・ロッソの性質上、ホンダの育成ドライバーを乗せるのは難しいかもしれない。

    ホンダは「ホンダのモータースポーツへの情熱と、F1に対する強いコミットメントに変化はありません」とF1撤退を否定して結んだが、提携先を失い、結果の出ない状況のなかでの“情熱”という言葉にネット上では冷ややかな声も寄せられている。

    関連:ホンダ、ザウバーへのF1パワーユニット供給計画を解消

  • ホンダF1 「両方のドライバーがQ3に進出するポテンシャルがある」

    ホンダF1 「両方のドライバーがQ3に進出するポテンシャルがある」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1ハンガリーGP初日のフリー走行を振り返った。

    他のサーキットと比較してパワーの影響が少ないハンガロリンクでポイント獲得を目指して乗り込んだマクラーレン・ホンダは両方のドライバーが2つのセッションをトップ10圏内で終える上々のスタートを切った。

    フリー走行2回目にはストフェル・バンドーンのMGU-Hに問題が発生したが、tチームは交換を予定していた古いパワーユニットであり、残りの週末に影響を及ぼすことはないとしている。

    「我々のマシンと相性がいいこのハンガロリンクには、ポイントを獲得できるという期待とともに臨み、いいかたちで初日を終えることができたと思います」と長谷川祐介はコメント。

    「今日のセッションでは、フェルナンドは新たに導入したエアロパーツを装着し、最適なバランスを見つけるための試行錯誤を繰り返していました」

    「ここ数戦、いい走りを見せているストフェルは、今日もフェルナンドに近いペースでコンスタントな走りを見せてくれていました。FP2終盤でマイレージの限界が近かった金曜日用PUのMGU-Hに問題が発生し、マシンを止めなければいけないことは残念でしたが、当初からFP3以降はPU交換を行い臨む予定だったので、明日以降への影響は大きくないと考えています。加えて、今晩行うPU交換でもペナルティーを受けることはありません」

    「厳しい暑さによりタフなセッションが続きますが、ここハンガリーでは、両ドライバーQ3 を狙えるだけのポテンシャルが十分にあると考えているので、明日も全力で臨むつもりです」

    マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「2台のマシンが両セッションでトップ10に入ったかたちで一日を終えられることをうれしく思う」とコメント。

    「両セッションともたび重なる赤旗中断でなかなか思うように進まなかったものの、フェルナンドとストフェルは何周にもわたって拮抗したラップタイムで走行し、安定した走りを見せてくれた」

    「今日は、ストフェルが特にすばらしい走りをみせてくれた。そのパフォーマンスは、ここ数戦の間に彼がひそかに遂げた着実な進化を裏付けるものだ。MGU-Hの不具合によって彼の午後のセッションが予定より早く終了してしまったことは残念だった。ただ、寿命間近の古いパワーユニットだったし、もともと明日以降は使用するつもりはなかった。従って、土日への影響はない」

    「今回のグランプリに向けて前向きなスタートを切ることができたものの、今週末にマシンの実力を最大限に発揮するには、まだやらなければいけないことが多く残っている」

    関連:
    ・F1ハンガリーGP フリー走行2回目:ダニエル・リカルドが最速タイム
    ・F1ハンガリーGP フリー走行1回目:ダニエル・リカルドが最速タイム

  • フェルナンド・アロンソ 「ハンガリーは今季最大ポイント獲得のチャンス」

    フェルナンド・アロンソ 「ハンガリーは今季最大ポイント獲得のチャンス」

    フェルナンド・アロンソは、F1ハンガリーGPが今季最大のポイント獲得のチャンスだと考えており、マクラーレン・ホンダの戦略が成果を挙げることを願っている。

    ハンガロリンクのタイトでツイスティなサーキット特性は、F1カレンダーの他のサーキット比較してエンジンの影響が少ない。マクラーレンは、ハンガリー用にパワーユニットコンポーネントをプールするためにシルバーストンで重いエンジンペナティを受けることを選んでいる。

    フェルナンド・アロンソは、いくつらサーキット特性がチームの長所に適しているからとしって今週末マクラーレン・ホンダがトップ3チームに割って入るチャンスはないとしつつも、パフォーマンスを最大化できれば、コンストラクターズ選手権最下位を抜け出すために必要な大量ポイント獲得のチャンスはあると考えている。

    「モナコは特性という点で僕たちにとって非常に好ましいトラックだった。僕はそこにいなかったので、僕にとっては競争的であることを期待を持って感じられる初めての機会だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「Q3に進出する可能性はあるし、僕たちの前で何かが起これば、ポイント的に、現時点で僕たちが戦える最大の7~8位よりも結果さえ得られるかもしれない」

    「なので、僕たちにとっては間違いなく重要な週末だ。この2戦でよりエンジンチョイスと多くのものをポケットにいれてここに着くために多くのペナルティを受けた」

    マクラーレン・ホンダは、F1アゼルバイジャンGPでフェルナンド・アロンソが9位入賞を果たして獲得した2ポイントが今シーズン唯一のポイントとなったおり、9位のザウバーに3ポイント差をつけられてコンストラクターズ選手権で最下位に沈んでいる。

  • ホンダ、FIA-GT3規則に合致したレース専用車両「NSX GT3」を発売

    ホンダ、FIA-GT3規則に合致したレース専用車両「NSX GT3」を発売

    ホンダは、NSXをベースにFIA-GT3規則に合致した全てのGTレースに参戦可能な専用車両「NSX GT3」を2018年のレースシーズンに向けて7月28日より受注を開始する。

    「NSX GT3」は北米、ヨーロッパ、日本、オーストラリアなど全世界で開催されているFIA公認GTレースに出場可能となるこの「NSX GT3」は本田技術研究所とJ.A.S Motorsportとが開発し、2015年末からテスト走行や北米でのレース参戦を通じた85,000km以上の走行実績がある。

    2017年にはNSXの生産拠点がある北米で、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権とピレリ・ワールドチャレンジ・シリーズに4台のNSX-GT3が参戦しており、すでに2勝を挙げるなど、十分なポテンシャルを発揮している。

    なお、日本における販売、テクニカルサポート、パーツ供給などは、M-TECが担う。

    車両名 Honda NSX GT3
    FIA 公認ナンバー GT3-047
    エンジンコンストラクター American Honda Motor Co., Inc.
    シャーシコンストラクター J.A.S. Motorsport
    販売予定台数 2台(2018年2月末まで)
    販売価格 46万5000ユーロ(J.A.S. Mortorsport引渡し価格)
    販売・サービス体制・パーツ供給 (株)M-TEC
    埼玉県朝霞市膝折町2-15-11
    048-462-3151

    HONDA NSX GT3

    Honda NSX GT3 主要諸元

    エンジン
    タイプ Twin-turbocharged DOHC 75°V6
    ボア x ストローク 91 x 90 mm
    排気量 3501 cc
    出力 FIA規則に則る (BOP)
    バルブ 24 バルブ, IN/EX VTC
    インジェクション 直噴/ポートインジェクション
    潤滑 ドライサンプ
    スロットルコントロール ドライブバイワイヤ
    寸法
    ホイルベース 2630 mm
    全長 4612 mm
    全幅 2040 mm
    トレッド 前/後 1715 mm/1687 mm
    重量 1240 Kg
    シャシー
    アルミ合金
    屋根素材:鉄
    クロームモリブデン製ロールケージ
    トランスミッション
    ギアボックス XTRAC製セミオートマチックシーケンシャル 6速
    クラッチ ZF/SACHS製 焼結またはカーボン(耐久レース用オプション)
    クラッチ制御 電子制御
    ブレーキ
    ブレーキ BREMBO製 前 390×34 /後 355×32 ディスク
    BREMBO製 前6ポッド/後4 ポッド
    ABS BOSCH製
    サスペンション
    サスペンション 前: ダブルウィッシュボーン
    後: マルチリンク
    ショックアブソーバー SACHS製 5-way 可変ダンパー
    ホイール
    前: 12”x18” 鍛造アルミ
    後: 13”x18” 鍛造アルミ

    J.A.S Motorsport
    イタリアのレース車両製作販売会社。「シビック TYPE R」のレース専用車両の製作販売や、(株)本田技術研究所とFIA世界ツーリングカー選手権に参戦する「Civic WTCC」を製作し参戦している。

    M-TEC
    Honda車用アフターパーツの製造販売やレース用エンジンの開発製造メンテナンスを行う会社。
    2003年設立。

  • ホンダF1、パフォーマンス改善に手応え

    ホンダF1、パフォーマンス改善に手応え

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、最近のレースでマクラーレンに進歩を示すことができたと考えている。

    F1カナダGPで導入を予定していたアップグレードを持ち込むことができなかったことで、マクラーレンはホンダへのプレッシャーを強め、早急な改善を声高に求めた。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウは、ホンダの姿勢には満足しているものの、パフォーマンス面で結果を出すことを求めた。

    ホンダは、最新の“スペック3”パワーユニットで前進を果たし、シルバーストンではストフェル・バンドーンがQ3進出を果たしている。

    「もちろん、技術的な見解から、我々は技術開発の能力を示すう必要がありましたし、その点では良くなったと思います」と長谷川祐介はコメント。

    「ですが、シルバーストンでも問題は発生していましたし、それはあまり良いことではありません」

    「ペース自体はウィリアムズやフォース・インディアと非常に類似していましたし、(バンドーンが)ポイントを獲得するチャンスがあったのは確かです。シルバーストンのパフォーマンスは、“スペック3”パワーユニットだけでなく、シャシ面でも前進を示していますし、我々は改善のレベルを示すことができたと思います」

    「もちろん、我々は現在のポジションに満足していません。いくらか進歩を示すことができたのは良いことですが、われwれはまだ開発関してベストを尽くしていく必要があります」

    “スペック3”パワーユニットは、アゼルバイジャンまで導入が遅れ、オーストリアで初めてレースで使用されたが、長谷川祐介は、開発作業を継続されており、その遅れが次回の大幅なアップグレードに連鎖反応することはないと述べた。

    「まだフィックスしていないので、正確なプランをお伝えすることはできません。ですが、我々は常に新たなアップグレードを導入するためにプッシュしています。準備でき次第、導入していきます」

  • ホンダ、ザウバーへのF1パワーユニット供給計画を解消

    ホンダ、ザウバーへのF1パワーユニット供給計画を解消

    ホンダは、2017年4月30日に発表したザウバーへの2018年シーズンからのパワーユニット供給計画を双方の合意により白紙化することを決定した。

    ザウバーからの申し入れにより検討を進めてきた本プロジェクトだが、供給体制を整備する中で双方の目指す方向性に相違が生じたため、提携解消の合意に至った。

    本田技研工業のモータースポーツ部長を務める山本雅史は「ザウバーとは、供給決定までの過程で非常に良い信頼関係を築くことができており、一緒に2018年シーズンを迎えることを楽しみにしていました」とコメント。

    「しかし、先方の運営体制の変化などに伴い、互いの目指す方向性に相違が生じたため、双方合意の上でパートナーシップ計画の解消を決定しました。これまでの協力に対してザウバーに感謝するとともに、今後の健闘を祈ります」

    「今回、このような発表をしなければいけないことは残念ですが、ホンダのモータースポーツへの情熱と、F1に対する強いコミットメントに変化はありません」

    ザウバーのチーム代表フレデリック・バスールは「この段階でホンダと計画していたコラボレーションをやめなければならないのは非常に残念だ」とコメント。

    「しかし、この決定は戦略的な理由によるものであり、ザウバーF1チームの将来を考慮した最善の意向によるものだ」

    「これまでの協力に対してホンダに感謝するとともに、今後の健闘を祈っている」

    ザウバーは、2018年のエンジンサプライヤーについて「まもなく発表する」としている。ザウバーは、BMWが所有していた2006年と2009年以外は1997年からフェラーリのエンジンを搭載している。

    ホンダは、マクラーレンのパートナーとして2015年にF1に復帰したが、ここまで結果を出せておらず、マクラーレンはホンダとの契約を破棄して別のメーカーのエンジンを搭載するとの噂が絶えない。今回のザウバーとの契約解消も、信頼性とパフォーマンスに欠けるホンダのパワーユニットが拒否された格好だ。

    ザウバーは、F1ハンガリーGP後にハンガロリンクで開催されるインシーズンテストでホンダの育成ドライバーである松下信治を起用するが、ザウバー・ホンダが日の目を見ることなく終了することで、日本人F1ドライバー誕生の可能性も大きく遠のいた。

  • ホンダ、新型シビックを9月29日に発売

    ホンダ、新型シビックを9月29日に発売

    ホンダは、新型「CIVIC(シビック)」シリーズの3タイプ、「シビック ハッチバック」、「シビック セダン」、「シビック TYPE R(タイプアール)」を9月29日(金)に発売することを発表した。

    新型シビックシリーズは、世界のCセグメントでトップクラスの「操る喜び」の提供を目指して開発されました。新開発のプラットフォームを核に、機能美を追求したロー&ワイドな先進フォルムや、力強くスムーズな加速と高い環境性能を両立した直噴VTEC TURBOエンジンを採用している。

    タイプは、洗練された上質な走りのセダン、よりスポーティーさを際立たせたハッチバック、究極のFFスポーツであるTYPE Rの3つを展開する。

    また7月30日(日)より、新型シビックをモチーフにした企業広告「Go, Vantage Point.」も展開していく。

    新型シビックシリーズ

    Cセグメントでトップクラスの「操る喜び」の提供を目指し、サーキットを含むさまざまな走行シーンでの運動性能を高次元で達成するプラットフォームを新開発した。TYPE Rの目指す究極の運動性能を実現するこのプラットフォームを核として3タイプを同時に開発し、各タイプの個性を活かしながら、シリーズ全体としてのポテンシャルを飛躍的に向上させた。

    TYPE Rは、ベース車からのチューンアップではなく、開発当初よりTYPE Rとして目指す理想の姿をゼロから思い描き追求したことで、大幅なスポーツ性能の向上を実現。さらに街中での乗りやすさや居住性、快適性なども一層向上した。ハッチバックとセダンは、広さや使い勝手の良さはもちろんのこと、TYPE Rの走りの資質を享受することで、よりスポーティーな運動性能を実現している。

    ホンダ シビック 価格

    タイプ 駆動方式 変速機 消費税(税込)
    シビック ハッチバック FF CVT 2,800,440円
    6MT 2,800,440円
    シビック セダン FF CVT 2,650,320円
    シビック タイプR FF 6MT 4,500,360円

    新型シビック ハッチバック/シビック セダンの特長

    ●デザイン:機能美を追求し、ダイナミックな走りを高めるロー&ワイドなデザイン
    ・ロー&ワイドを基本に機能美を追求した造形で、ダイナミック性能を高めながら、動体としての姿をより美しく魅せるスタイリングを実現しました。セダンは、クーペのような流麗なルーフラインに、硬質で彫刻的なサイドパネルを持つ、先進的で上質なフォルムが特長です。ハッチバックは、セダンと基本骨格を共有しながらも、ダイナミックで軽快なリアビューとすることで、スポーティーさをより演出しています。

    ●走り:「操る喜び」を目指し、機敏な走りと高速走行時の安定性を高次元で両立
    ・新開発プラットフォームをベースとした、高剛性、軽量かつ低重心・低慣性なボディーにより、優れた空力特性を実現。高速域での安定性に寄与し、静粛性を高めています。
    ・新型シビック専用にチューニングを施した、低回転から高回転まで伸びのある1.5L VTEC TURBOエンジンと、加速性能を向上させるCVTとの組み合わせにより、ターボラグを感じさせない、リニアでパワフルな加速フィールを実現しています。
    ・シャシーは、マクファーソン・ストラット式フロントサスペンション、マルチリンク式リアサスペンション、デュアルピ二オン可変ギアレシオEPSなどの採用により、俊敏なハンドリングと高速走行時の安定性を高次元で両立しました。
    ・ハッチバックは、排気流量を増加させるセンターエキゾーストシステムを採用するとともにプレミアムガソリン仕様とすることで、セダンよりもさらに高出力・高トルクな設定としています。CVTに加えて6速マニュアルトランスミッションも選択可能で、よりスポーティーな走りをお楽しみいただけます。

    ●快適性:ゆとりの室内空間とクラストップレベルの広い荷室、世界初の横開きカーゴエリアカバー
    ・Cセグメントでトップクラスとなる、ゆとりある室内空間を確保するとともに、大開口かつ大容量な荷室とし、使いやすさも追求しました。さらにハッチバックでは、左右どちらにも引き出しや巻き取りが可能な、世界初となる横開きのカーゴエリアカバーを採用しています。

    ●Honda SENSINGを標準装備
    ・先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準装備。ミリ波レーダーと単眼カメラによる車両前方の状況認識と、ブレーキ、ステアリングの制御技術が協調し、安心・快適な運転や事故回避を支援します。

    新型シビック TYPE Rの特長

    ●目指したのは究極のFFスポーツ
    ・開発当初よりTYPE Rを見据えてプラットフォームを新開発。先代モデルに対し、ねじり剛性の向上(プラス約38%)やボディーの軽量化(マイナス約16kg)、低重心化、ホイールベースとトレッドの拡大などにより、さらに優れた走行安定性を追求しています。
    ・シャシーは、圧倒的なスタビリティーを実現するマルチリンク式リアサスペンションを新たに採用したほか、先代モデルからさらに進化したデュアルアクシス・ストラット式フロントサスペンションや、アダプティブ・ダンパー・システムなど制御技術の進化により、運動性能を大幅に向上させています。
    ・2017年4月に行われたドイツ・ニュルブルクリンク 北コースでの走行テストでは、FFモデルとして最速となる、7分43秒80のラップタイムを記録し、先代モデルのタイムを7秒近く更新するなど、運動性能の高さを証明しています。

    ●さらに進化したパワートレイン
    ・先代モデルからさらに進化した、新型シビック TYPE R専用の2.0L VTEC TURBOエンジン(最高出力235kW[320PS]、最大トルク400N・m[40.8kgf・m])を搭載。エンジン制御技術の進化により、低回転域での高トルクかつハイレスポンスな立ち上がりと、全開領域での高出力化を実現しています。
    ・6速マニュアルトランスミッションのローレシオ化や軽量シングルマス・フライホイールの採用により、加速性能をさらに向上しました。

    ●レブマッチシステムを採用
    ・減速操作に合わせてエンジンの回転数が自動で調整されるレブマッチシステムをHonda車として初めて採用。これにより減速時のアクセル操作が不要となり、よりステアリングやブレーキに集中した運転が可能になりました。またドライバーの好みで、システム自体をオフにすることも可能です。

    ●走行シーンに応じて選べる3つのドライブモード
    ・サーキットでの走行性能だけでなく、一般公道でのグランドツアラー性能も大幅に進化しています。ドライビングモードには、ベストバランスの「SPORT」、ダイナミック性能を追求した「+R」、さらに、日常の快適性にも配慮した「COMFORT」を追加し、TYPE Rの新たな世界観を表現しました。モードスイッチを操作することでダンパー・ステアリング・スロットルなど制御デバイスのセッティングを瞬時に変更し、サーキットから市街地まで、さまざまなシーンに応じた高いパフォーマンスを発揮します。

  • マクラーレン・ホンダ:2017 F1 第11戦 ハンガリーGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダ:2017 F1 第11戦 ハンガリーGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダは、F1 第11戦 ハンガリーGPを大きなチャンスだと捉えている。

    “スペック3”パワーユニット導入以降、競争力を上げているマクラーレン・ホンダだが、それをポイントというかたちで生かすことができていない。

    タイトでツィスティなハンガロリンクは、それほどパワーが重視されるサーキットではないため、マクラーレン・ホンダにとってはF1ハンガリーGPはポイント獲得の大きなチャンスがあるグランプリといえる。

    フェルナンド・アロンソ

    「シミュレーション上では、今回のハンガロリンクが、僕たちにとって今年一番のチャンスがあるサーキットのはずだ。距離が短く、コーナーの多いツイスティなコースなので、そこまでパワーが必要ではなく、シャシー性能で勝負できるからだ。ブダペストでのレースは、毎年楽しみにしている。美しい川を眺められる街の中心部に宿泊し、まるで自分が街の一部になったかのような気分で過ごせる。気温が高いので、チームにもドライバーにも厳しい週末になると思うけど、サマーブレイク前最後のレースで良い結果が出せれば、全員にとって休み前の大きな後押しになるだろう。何よりも重要なのは信頼性だ。ハンガリーで僕たちのマシンが良いパフォーマンスを見せられたとしても、そのチャンスを最大限に活かすためにもトラブルなしで過ごすことが必要だ。このレースに向けて、シルバーストンではグリッドペナルティーを受けるという大きな決断をしたので、それが報われるようにできるだけ上位でポイントを獲得したいと思う」

    ストフェル・バンドーン

    「ハンガロリンクが大好きだ。スピードは低いかもしれないけど、テクニカルなレイアウトで一周を通じて100%の集中が要求されるコースだ。速いコーナリングがたくさんあり、ツイスティなコースでラップタイムを向上させるには、ラインをきっちりトレースしなければならない。このレイアウトに高い気温が加わり、マシンにとっては厳しい環境となる。連続するコーナーを鋭く切り返し、うまく抜けていくためにも、強く安定したシャシーが必要だ。ストレートは短いので、コーナリングのためにできるだけ多くのダウンフォースをつけたセットアップとなる。GP2時代にハンガリーで優勝したこともあり、このコースでのドライビングを楽しめている。ここまで不運なレースが続いているけど、レースを重ねるごとに成長し、安定したパフォーマンスを発揮できていると思う。これまでエンジニアと懸命に取り組み、自信もついてきた。前半戦は毎週のように進化を見せてきた。僕たちは辛抱強く頑張っていかなければなりません。僕たちの努力が報われることを願っている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「サマーブレイク前最後の戦いとなるハンガリーへ向かっている。難しいチャレンジを強いられているが、開幕前からこれまで休みなく取り組んでくれたマクラーレン・ホンダの仲間全員へ、心から“ありがとう”を伝えたいと思う。もうすぐ家族と過ごせる夏休みがやってくるが、その前にブダペストでは良い結果を持ち帰らなければならない。パワーサーキットでは困難な戦いになると思っていたが、シルバーストンでのペースは想定を上回っていた。ハンガリーは全く異なる特性で、我々の強みを発揮してライバルたちと良い戦いができる見込みだ。グリッドペナルティーを避けるためにも、ホンダとともに信頼性の向上に取り組んでいる。特に、我々のマシンが力を発揮できるこのコースではポイントを大量に獲得できる可能性があるし、そうするために全員モチベーションを高く持っている。ピレリとのタイヤテストもうまくいったので、この勢いをブダペストでの好結果につなげるとともに、後半戦に向けてさらなる開発を進めるためにも、レース後のインシーズンテストで走行距離を稼げればと思っている」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「善戦するもポイントにつながらず厳しいシーズンが続いていますが、ここ数戦ではパフォーマンスが向上している手ごたえはあり、期待を持ってサマーブレイク前の戦いとなるハンガリーに向かいます。
    ハンガロリンクは、ワインディングとアップダウンが多いクラシックなトラックレイアウトです。パワーサーキットではありませんが、正確なパワーマネジメントが求められますし、オーバーテイクが難しいため、予選でのポジションが非常に重要になります。我々のマシンとの相性がいいサーキットだと考えており、ある程度の速さを見せられると思っていますし、2台のマシンともに確実にQ3に進出し、ポイント獲得を狙います。ここはフェルナンドがF1での初勝利を飾り、ストフェルが2014年のGP2で優勝しているコースであり、ドライバーにとって得意なサーキットでもあるので、好結果を期待しています。前半戦最後の戦いになりますが、ここでいい結果を残せればベルギー以降の後半戦に向けていい流れを作れると思います。みなさんにいいレースを見せられることを楽しみにしています」

    関連:2017 F1ハンガリーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マクラーレン・ホンダ、ランド・ノリスをF1ハンガリーテストに起用

    マクラーレン・ホンダ、ランド・ノリスをF1ハンガリーテストに起用

    マクラーレン・ホンダは、ランド・ノリスをF1ハンガリーGP後にハンガロリンクで開催されるインシーズンテストに起用することを発表した。

    英国 ブリストル出身のランド・ノリス(17歳)は、今年、マクラーレンの育成プログラムに加入。今シーズンはカーリンからヨーロッパF3に参戦し、現在、ルーキーランキングで首位、全体的なドライバーズ選手権で3位につけている。

    ランド・ノリスは、今週末にスパ・フランコルシャンでのヨーロッパF3の第6戦に参戦した後、ハンガリーへの移動し、テスト2日目となる2日(水)にマクラーレン・ホンダ MCL32で初のF1テストを実施する。初日はストフェル・バンドーンがテストを担当する。

    2016シーズンにユーロカップ・フォーミュラ・ルノー 2.0シリーズとフォーミュラ・ルノー 2.0 NECのダブルタイトルを獲得したランド・ノリスは、2016年のMcLaren Autosport BRDC ヤングドライバー賞を受賞。副賞としてマクラーレンで1年間のシミュレーション・ドライバーの座が与えられている。

    ランド・ノリスは、すでに2011年のマクラーレンのF1マシンをテストしているが、今回のテストが2017年型F1マシンでの初走行となる。