カテゴリー: ホンダF1

  • 角田裕毅 レッドブルF1がホンダのTPC用PU割引“救済案”を拒否との報道

    角田裕毅 レッドブルF1がホンダのTPC用PU割引“救済案”を拒否との報道

    レッドブルF1が、ホンダから提示されたTPC用PUの“割引提供による救済案”を受け入れず、角田裕毅は2026年のレースシートを失う結果となったと Auto Motor und Sportが報じた。

    ホンダの後押しを最大の武器としていた角田裕毅にとって、この提案は最後の望みともいえる交渉材料だった。しかし、費用面で有利な条件がそろっていたにもかかわらず、レッドブルF1はあくまでスポーツ面の評価を優先し、救済案を拒否したという。

    ホンダは最後の「切り札」だった
    角田裕毅にとって、ホンダは最後まで決定打となり得る存在だった。

    2026年にホンダはアストンマーティンへパワーユニット供給を切り替え、レッドブルとレーシングブルズはフォードとの提携に移行する。それでも角田裕毅は、自身の残留に望みをつないでいた。

    理由の一つは TPC(2年以上前のマシン)テスト に関する状況だ。レッドブルが保有する古いシャシーはすべてホンダ製PUを積んでおり、フォードPUへの移行後はテスト用の動力源を確保できなくなる見込みだった。

    ここに、ホンダが条件付きで割安エンジン提供を持ちかける案が浮上する。

    「もし角田がレッドブル系4チームのいずれかでコックピットを維持するなら、TPC用PUを特別価格で供給する」という取引である。

    それでもレッドブルはこの案を拒否した
    しかし、最終的にレッドブルはこの案を受け入れなかった。レッドブル首脳陣は スポーツ的判断 を優先し、角田裕毅の成長曲線とパフォーマンスを総合して“戦力としての限界”を見たとされる。

    この決定により、角田裕毅はF1で5シーズン・110戦を戦ったのち、2026年はリザーブドライバーとして控えに回ることになった。

    一方でレーシングブルズにはルーキーのアービッド・リンドブラッドを起用するとともに、リアム・ローソンには「1年半でより急激な成長が見込める」という評価が下され、レッドブルは将来性に賭ける道を選んだ。

    角田裕毅 F1 レッドブル

    ホンダの切り札は届かなかった
    ホンダの後押しや特別価格でのPU提供案、TPC運用における費用面での利点など、複数の要素が角田裕毅に有利に働くはずだった。

    しかし最終的にレッドブルは方針を変えず、この一連の支援策はチームの判断を動かす決定打とはならなかった。

    角田裕毅に託されたホンダの“最後のカード”は、残念ながら来季のレースシート確保につながらなかった。

  • 角田裕毅 レッドブルF1シート喪失にヴィルヌーヴ納得「これがトップの世界」

    角田裕毅 レッドブルF1シート喪失にヴィルヌーヴ納得「これがトップの世界」

    レッドブルの2026年のドライバー体制は発表され、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてアイザック・ハジャーが昇格し、レーシングブルズではリアム・ローソンの残留とアービッド・リンドブラッドのF1デビューが決まった。角田裕毅は組織のリザーブドライバーへと移行する。

    1997年のF1ワールドチャンピオンであるジャック・ヴィルヌーヴによれば、これらの決定はいずれも「驚くようなものではなく、数カ月前から明らかだった」という。

    ヴィルヌーヴは「我々は何カ月も前から知っていた。これは発表でも何でもない。ローソンだけが最後の疑問符だった。彼らはただ待って、待って、待っていただけだ。角田もそれを分かっていた。彼の態度を見れば分かった」と述べた。

    「ホンダもそれほど前向きではなかった」
    さらにヴィルヌーヴは、ホンダの姿勢も結論を後押ししたと指摘し、「ホンダでさえ、それほど前向きではなかった。すでにメッセージが伝わっていたのは明らかだった」と語る。そして角田裕毅にとって今回の決定は、成功したF1キャリアの自然な着地点として受け止めるべきだと述べた。

    ヴィルヌーヴは「角田は幸せであるべきだし、これまでの長く実り多いキャリアに感謝すべきだ。チャンスを得て、それがうまくいかなかっただけだ。しかし彼は大きな名前を築いた。これからもレーシングドライバーとして長い未来があり、多くのお金を稼ぎ続けるだろう。日本に戻ることもあるかもしれない。彼は日本ではスターで、その立場は普通なら永遠に続く。彼は名前をつくったのだから問題ない」と続けた。

    ヴィルヌーヴ「問題は“レッドブルの2番手”ではなく、フェルスタッペンの隣にいること」
    ヴィルヌーヴは、レッドブルの2番手としての苦しさではなく、「フェルスタッペン級のドライバーの隣に並ぶこと」こそが本質的な難しさだと強調する。

    ヴィルヌーヴは「レッドブルのナンバー2であることが難しいのではない。マックスのようなレベルのドライバーの隣にいることが難しいのだ。セナの隣も、マンセルの隣も、ピケの隣も、プロストの隣も、シューマッハの隣も常に難しかった。アロンソの隣もそうだ。そういうドライバーなのだ」と語った。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

    リンドブラッド昇格にヴィルヌーヴが警鐘
    リンドブラッドのF1昇格について、ヴィルヌーヴは「我々はアービッド・リンドブラッドについて十分に知らない。F2から判断するのは本当に難しい。F3やF2で素晴らしくてもF1では役に立たないドライバーもいれば、逆にF1で良くなる者もいる。例えばベアマンのように」と指摘した。

    若手抜擢と見切りの速さは「レッドブルの文化」
    ヴィルヌーヴはまた、レッドブルが若手に大きく賭け、そして見切りも早いというスタイルを「これでいい」と評価する。

    ヴィルヌーヴは「判断するのは本当に難しいが、レッドブルはそういうチーム、そういう組織だ。賭けに出て、それで良しとする。ただし十分でなければすぐに手放す。ずっと置いておくことはしない。“チャンスを与える。だが足りなければ終わり”という姿勢だ」と述べた。

    そして最後に「トップレベルではそれが正しい姿勢だ。レッドブルに行くドライバーたちは分かっている。リスクを承知しているし、良いチャンスを得ていることも分かっている。あとは自分が最大限に生かすだけだ」と締めくくった。

  • ホンダ 2026年F1エンジンの開発が遅延? アストンマーティンが噂を否定

    ホンダ 2026年F1エンジンの開発が遅延? アストンマーティンが噂を否定

    アストンマーティンは、ホンダが2026年仕様PUの準備に間に合わない可能性があるという噂を否定した。

    この疑惑は、マルチン・ブドコウスキーが「アストンは遅延を“ニューウェイがより多くの時間を必要としている”という形で対外的に説明するが、実際の問題はホンダ側にある」と示唆したことから拡散した。

    アストンマーティンはこれを否定し、追加コメントは行わなかった。

    ニューウェイのチーム代表就任はパドックに衝撃 アロンソは存在感を絶賛
    2026年に向けたエイドリアン・ニューウェイのチーム代表就任はパドックを驚かせたが、カタールでの姿は今季2回目の現地訪問となった。

    フェルナンド・アロンソは AS に対し、ニューウェイがまだ正式稼働前であることを前置きしつつ、週末の技術面に深く関わっていたと語った。

    「彼はまだ始めていない。ミーティングでも姿を見たし、週末の技術的な側面についても関わっていた。でも僕ら側の“追加のエンジニア”という感じで、セットアップや戦略に別の視点を与えてくれた。それが見られて良かった」

    アロンソは、ニューウェイが前面に立つ役職に向いていないという一部の見解に反論した。

    「彼はとても積極的で興味深い存在だ。これまでも様子を見るために他のレースへ来ていたが、今はもっと関わっていて、彼とのミーティングは長くなるし、終わった後も特定の2、3人に必ず質問を投げかける。ドライバーにも時々聞いてくる」

    「彼の言うことはすべて理にかなっているし、パフォーマンスの視点を持っている。しばしばブリーフィングは長くなるけど、どう速くするかという結論が出ないまま終わることがある。彼はその結論を頭の中に持っていて分析している。だからチームが成長する助けになると思う」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム ホンダ

    アストンマーティンの2025年は苦戦続き “運転不能な週末”とアロンソ
    アストンマーティンの2025年シーズンは深刻な苦戦が続いており、アロンソは DAZN に対し、AMR25の操縦性について厳しい評価を述べた。

    「このマシンは時に完全に運転不能だ。テレビで見るよりはるかに難しい」

    それでもカタールGPでは久々に光明が差し、アロンソは7位で8ポイントを獲得した。

    「嬉しいか? いや、想像してみてくれ。僕は今年30ポイントほどしか取っていないのに、ここで8ポイントも得られたんだ。すべてのセッションでトップ10に入り、レースでは追い抜きができないサーキットで、戦略も同じだったから、ポジションを維持するだけでうまくいった」

    アロンソ「根本的には厳しいまま」:予選は速いが決勝で後退
    アロンソは結果に喜びつつも、チームの根本的課題は解決していないと明言した。

    「今年は思い出したくない年だ。巨大な問題を抱えてきた。今日も全員がクリアなトラックを持っていたら、僕らはもっと後ろで終わっていただろう」

    「土曜は予選でうまくいくが、日曜は追い抜きが可能なサーキットでは徐々に後退していく」

    アストンマーティンの浮上はまだ見通せないが、ニューウェイの関与強化が来季の改善の鍵になるとの期待が高まっている。

  • アストンマーティンF1 ホンダPU搭載2026年マシン「AMR26」を2月9日に発表

    アストンマーティンF1 ホンダPU搭載2026年マシン「AMR26」を2月9日に発表

    アストンマーティンは、2026年型F1マシンを2月9日に公開すると発表した。チームはSNSで「AMR26 arrives」とだけ投稿し、名称と公開日を簡潔に明かした。

    チームは2026年車の正式発表日を初めて公表したF1勢となった。レッドブルおよびレーシングブルズは1月15日に米国でシーズンローンチを行うが、新車ではなく新リバリーのみの公開となる。

    2026年車は2月9日発表、バルセロナテストで初走行
    アストンマーティンの2026年型マシン「AMR26」は、バーレーンでのプレシーズンテスト(2月11〜13日、18〜20日)のわずか2日前に公開される予定だ。一方で、1月26〜30日に開催されるバルセロナでの合同テストですでに走行を予定しており、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールが引き続きステアリングを握る。

    苦境の中で迎える重要な2026年、ニューウェイ体制に注目
    2026年はF1の新技術規則が施行される重要な年となる。チームオーナーのローレンス・ストロールは巨額の投資を続けてきたが、チームはコンストラクターズランキングで2024年の5位から2025年は7位前後へと後退し、焦りが見え始めている。

    チーム内部では大きな変化が続いており、伝説的エンジニアであるエイドリアン・ニューウェイが2026年にチームを率いることになった。これはマイク・クラッカとアンディ・コーウェルが相次いで離任した後で、わずか1年の間に3人目のチーム代表となる。期待値はこれまで以上に高まっている。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム ホンダ F1

  • 角田裕毅 F1シート喪失が現実味 ハジャー昇格とホンダTPC交渉の裏側

    角田裕毅 F1シート喪失が現実味 ハジャー昇格とホンダTPC交渉の裏側

    レッドブルが2026年のドライバー体制発表を目前に控える中、アイザック・ハジャーの昇格が確実視され、角田裕毅が来季のF1レースシートを失う可能性が一気に現実味を帯びてきた。残る1枠はリアム・ローソンが確保すると見られ、角田裕毅は厳しい立場に置かれている。

    一方で、レッドブルとホンダの間で進むTPC(旧型車テスト)契約交渉が、角田裕毅のF1参画継続に向けた“最後の活路”となる可能性も浮上。

    PU供給の特殊な条件が絡む中、その裏側にはチーム再編とメーカー間の思惑が交錯している。

    ハジャー昇格で情勢が一変、角田裕毅は2026年レースシートを喪失へ
    レッドブルの2026年ラインアップは火曜日に発表される予定だが、Autosportはハジャーがマックス・フェルスタッペンの新たなチームメイトとなる見通しだと報じている。また、アービッド・リンドブラッドがレーシングブルズのF1シートを得ることも確実視されている。

    こうした動きにより、最後の1枠はローソンと角田裕毅の争いとなったが、オランダの『De Telegraaf』はローソン残留で決着したと報道。角田裕毅は来季のフルタイムシートを失う可能性が極めて高まっている。

    角田裕毅はカタールGP週末、「まだ言えないけど、知っていることがある」と意味深な発言を残しており、状況を暗に認める形となっていた。

    フォード参入で複雑化したホンダとの関係、マーケティング面の制約も
    ホンダは角田裕毅を長期的に支援してきたが、2026年以降レッドブルがフォードと共同開発した新PUを使用することで、両者の関係はより複雑なものとなっていた。

    マーケティング面の連携も難しくなり、レッドブル側としては角田裕毅を起用し続けるメリットが薄れていた。この状況が、今回のシート喪失につながった大きな要因と見られる。

    FIAのTPC供給ルール変更が転機、ホンダとレッドブルが交渉を開始
    ここで浮上したのが「TPC(旧型車テスト)」を巡る新たなルールだ。
    FIAは最近、PUメーカーに対し 過去に供給したエンジンのTPC提供を義務化 し、その際の価格に上限を設けない方針を打ち出した。メーカーは旧型PUの使用料を“いくらでも請求できる”という異例の状況が生まれている。

    この影響で、レッドブルは旧型ホンダPUを使うためにホンダとの契約締結が必要となり、交渉が一気に加速した。

    ヘルムート・マルコは次のように語っている。

    「我々はホンダと常に公平で良好な関係を築いてきた。金曜に会合を持ち、解決に向けて正しい方向に進んでいる」

    TPCが果たす戦略的役割 リンドブラッド育成とジュニア強化の要に
    レッドブルがホンダとの契約に前向きな理由は明白だ。

    2026年からテスト日数がさらに制限される中、TPCは若手育成とセッティング作業の貴重な場となる。特にリンドブラッドのような経験の浅いドライバーには追加周回が不可欠であり、レッドブルはTPCを戦略的リソースとして重視している。

    さらに、ジュニアプログラムの他のドライバーもTPCを通じてF1マシンへの理解を深めることができるため、チーム全体の強化につながる。

    角田裕毅 レッドブル ホンダ

    角田裕毅に残された“唯一の道” ホンダTPC契約がF1参画継続の鍵に
    TPCプログラムの拡大により、角田裕毅にはレッドブルとレーシングブルズ双方のリザーブ、そしてTPC担当としての役割が生まれる可能性がある。フルタイム参戦こそ失うものの、F1参画を継続し、将来の復帰機会をうかがうための重要なポジションとなり得る。

    また、TPC関連費用は コストキャップ対象外 のため、レッドブルは高額であっても支出をためらう理由が少ない。

    ホンダとしても、角田裕毅の“F1残留枠”を確保することで日本市場への訴求を維持できるメリットがある。

    2026年へ向けた最終局面、焦点はホンダとの合意へ
    角田裕毅の来季フル参戦は厳しい状況となったものの、ホンダとレッドブルのTPC契約が成立すれば、F1に関わり続ける道は残されている。

    レッドブルにとっても、限られたテスト環境の中で若手育成を加速させるため、ホンダとの合意は極めて重要な意味を持つ。

    最終決断は目前。両者がどのような条件でまとまるかが、角田裕毅の2026年、そしてレッドブルの未来を大きく左右することになる。

  • 角田裕毅のF1生命救う“ホンダTPC問題” リンドブラッド不振で急展開

    角田裕毅のF1生命救う“ホンダTPC問題” リンドブラッド不振で急展開

    レッドブルがついに今週、数カ月にわたる憶測に終止符を打つと、ヘルムート・マルコが明かした。しかし、ここへ来てパドックでは「予想されていた2026年ラインアップは覆るかもしれない」という新たな噂が急浮上している。

    一般的な見方は、「アイザック・ハジャーがレーシングブルズから昇格し、マックス・フェルスタッペンのパートナーに」「残る1席を角田裕毅とリアム・ローソンが争い、アービッド・リンドブラッドはジュニアチームでデビュー」というシナリオだった。

    だがオランダの解説者オラフ・モルは「内部事情が再び動き始めている」と指摘する。

    角田裕毅の“キャリア最高レベル”の予選が意味するもの
    モルはまず、カタールで角田裕毅が見せた「レッドブル加入後、最高と言える予選パフォーマンス」について触れ、それが“内部での決定により緊張が解けた結果ではないか”と推測する。

    「もし昨日、『ユウキ、これまで楽しかったけど来年はここでは走らないよ』と言われていたらどうだ? そうしたら緊張が一気に抜けて、自分を解き放てるよ」と笑いながら語った。

    さらにモルは「主要人物たちはすでに自分の運命を知っている」と続ける。

    「ユウキは『自分の身に何が起きるかは分かっているし、大体みんなが思っている通りだ』と言った。ハジャーは『どんな形でも来年はF1グリッドにいる』と言い切った。彼らはずっと前から知っていたんだ」

    そして浮上した“ホンダの影響力”という意外な新要素
    ここから話は一気に予想外の方向へ向かう。アストンマーティンが来年からホンダPUのワークスパートナーになるにもかかわらず、「ホンダは依然としてレッドブル内に影響力を残している」とモルは語る。

    鍵となるのが、「旧型車テスト(TPC=Testing of Previous Cars)」だ。

    レッドブルとレーシングブルズが保有するTPC適格マシンはすべてホンダPU搭載。これは、もし18歳のリンドブラッドが2026年にF1へ昇格しない場合、必要不可欠となるテスト機会に直結する。

    「レッドブルにはホンダのエンジンが必要なんだ」とモルは断言する。

    「それを誰のために必要としている? アービッド・リンドブラッドのためだ」

    アービッド・リンドブラッドの不振が角田裕毅のレッドブルF1残留の後押しに?

    リンドブラッドはF1昇格に“準備不足”──F2で深刻な不振
    今季後半のリンドブラッドは苦戦が続いており、「来季のF1ステップアップは厳しい」とモルは見ている。

    「彼は全くポイントを取れていない。F1には行かないだろう。もう一年F2で走る必要がある」と辛辣だ。

    だがその場合、2026年に多くのテスト走行が必要になる。その際、TPCマシンのPU供給元であるホンダのサポートなしでは成立しない。

    “ホンダとの関係維持”──それが角田裕毅を救う?
    モルが示した“驚きの新説”はこうだ。

    リンドブラッドの2026年TPCテストを成立させるため、レッドブルはホンダとの協力関係を保つ必要がある
    → その“橋渡し役”として、角田裕毅をレッドブル・ファミリーに残す理由が生まれる

    「これが、角田裕毅が2026年もレッドブルの枠内に残る“抜け穴”なんだ」とモルは語る。

    本来の競争・実力の文脈とはまったく別軸で、テスト制度とPU契約が絡み合う“意外なパワーバランス”が、角田の将来を左右する可能性があるというわけだ。

    今週の正式発表で、この“予想外のシナリオ”が現実になるのか──レッドブルの2026年体制は、ここへ来て再び混沌を深めている。

  • 角田裕毅の残留にホンダが介入 TPC用PU供給を盾にレッドブルF1と協議

    角田裕毅の残留にホンダが介入 TPC用PU供給を盾にレッドブルF1と協議

    ホンダがTPC用パワーユニット供給を交渉材料として持ち出し、2026年に向けて角田裕毅のレッドブル陣営での将来に影響を与え得る状況が生まれている。

    来季、アイザック・ハジャーがレッドブル・レーシングへ昇格する見通しであり、アービッド・リンドブラッドはレーシングブルズ昇格へ向けて準備が進んでいる。

    そうなると残るレーシングブルズの1席は、リアム・ローソンと角田裕毅の直接的な争いとなる。

    両者は数週間前に契約延長を結んでおり、来季に関する最終決定の期限は9月30日から11月30日に変更された。そのためヘルムート・マルコが「カタールGP週末で決定する」と明言していた背景が説明される。

    パドックでは、レッドブルでフェルスタッペンの横で苦戦した角田裕毅が外れ、ローソンが選ばれるという見方が一般的だ。

    しかしレーシングブルズ関係者は、最終決定はまだ下されていないと強調しており、角田裕毅はドーハでの強力なパフォーマンスでシートを得る可能性が残されている。

    実際、ローソンが17番手に沈んだ日に、角田裕毅はフェルスタッペンを上回ってスプリント予選5番手を獲得しており、評価を高める材料となった。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

    ホンダの存在が争いの行方を左右する可能性
    もしローソンと角田裕毅の争いが僅差であるなら、後者を長年支援してきたホンダの存在が天秤を動かす可能性がある。

    レッドブルは2チームのTPC用マシンにパワーユニットを必要としているが、ホンダの既存のコミットメントはアブダビテストで事実上終了し、今後はアストンマーティンに集中する。そのためTPU供給には新たな契約が必要となる。

    2026年の大幅なレギュレーション変更により旧型車の重要性は下がっているものの、リンドブラッドの準備と成長のためにTPCプログラムは依然として重要視されており、ホンダPUがなければ他社マシンを借りるしかない。

    このためホンダは交渉上の優位性を持ち、この状況を利用してレッドブルに角田裕毅をレーシングブルズのシートに起用するよう促しているとみられる。

    現在、両者の間で協議が進行中とされる。

    角田裕毅がシートを失った場合
    角田裕毅がレースシートを失った場合でも、レッドブルの2チームを跨ぐリザーブ役に移行する可能性があり、また他チームのリザーブとして新たなスタートを切る道もある。

    アストンマーティンは明確な受け皿とも言えるが、同チームは最近ジャック・クロフォードを第3ドライバーに起用し、「全レースでリザーブを務める」と発表している。

  • 中嶋悟、F1時代の苦労とセナの知られざる素顔を語る BS日テレ『愛車遍歴』

    中嶋悟、F1時代の苦労とセナの知られざる素顔を語る BS日テレ『愛車遍歴』

    元F1ドライバー・中嶋悟が、11月29日(土)よる9時放送のBS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』に出演する。日本初のフルタイムF1ドライバーとして“日本F1ブームの火付け役”となった中嶋が、初めての愛車からF1時代のエピソードまで、数々の思い出を余すことなく語る。

    番組は放送500回を迎えた節目での収録。ビッグゲストの登場に、MCのおぎやはぎも思わず“平身低頭”。

    矢作兼は「今日もレジェンドが来てます」と語り、小木博明も「F1ブームはこの人から。元祖ですよ」と、普段のゲストいじりを封印する様子が見られた。

    18歳で手にした初愛車フェアレディZ 父との約束を語る
    番組の定番質問「免許はいつ取られました?」から、中嶋の愛車ストーリーはスタートした。18歳で手に入れた初めての愛車は、当時人気のスポーツカー・日産フェアレディZ。18歳には高級とも言えるが、「親父との約束があって…」と購入の背景を明かし、父から息子への思いが込められていたことが語られる。

    フェアレディZでは日本各地をドライブし、その経験が後のレーシングドライバーとしての感覚や判断力につながったという。しかし、愛着のある初愛車をわずか1年ほどで手放すこととなった理由についても、番組内で語られている。

    ホンダF1テストドライバー時代の衝撃「バケモンみたい」
    国内レースで無敵を誇り、ほどなくホンダのF1テストパイロットを務めることになった中嶋。しかし、初めて触れたF1マシンに対しては驚愕の連続だったと振り返る。

    「こんなバケモンなやつ、ホントに運転するのかな」

    F1マシンの規格外の性能に衝撃を受けた瞬間や、そこからレギュラードライバーの座を勝ち取るまでの知られざる苦労も明かされる。

    F1デビュー戦は“ヘトヘト” チームメートはアイルトン・セナ
    1987年のF1デビュー戦・ブラジルGPでは、「気持ちも体もヘトヘトで…」と、中嶋は当時の緊張感を率直に語る。テレビで見ていたスターばかりが並ぶパドックで戸惑い、右往左往した初レースの記憶が紹介される。

    チームメートは“音速の貴公子”アイルトン・セナ。小木が「いつも怒っているじゃん」と印象を述べると、中嶋はセナの意外な素顔や「えらい目に遭った」という出来事についても語り、当時の関係性を振り返る。

    中嶋悟 ホンダ・NSX F1

    後半はホンダ車一色 12台中11台が同じ車種というこだわり
    ホンダで長年F1に参戦してきた中嶋の愛車遍歴は、後半になるほどホンダ車一色に染まる。特に最後の12台中11台が同一車種という徹底ぶりには、小木博明も「うわー!すごいな!ずーっとだ」と驚きを隠せなかったという。

    ホンダの高級スポーツカー・NSXの誕生秘話も語られる。開発に関わった中嶋の“何気ない一言”が、実際にデザインや仕様へ反映されたというエピソードも紹介される。

    番組情報
    【番組名】おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!
    【放送日時】毎週土曜 よる9時~9時54分(11月29日放送回ゲスト:中嶋悟)
    【放送局】BS日テレ
    【出演者】おぎやはぎ、今井優杏(自動車ジャーナリスト)
    【番組HP】https://www.bs4.jp/aisya_henreki

    【公式X】https://x.com/Aisya_Henreki

    【公式Instagram】https://www.instagram.com/bs4_aisya

    【クレジット】©︎BS日テレ

    番組は、ゲストがこれまで愛してきた車の“愛車遍歴”を通して、その人の人生を読み解くカートークバラエティ。実際に車を見て乗って語るスタイルで、毎回新たな一面が引き出される。

  • フェルナンド・アロンソ ニューウェイのアストンマーティンF1新代表就任を歓迎

    フェルナンド・アロンソ ニューウェイのアストンマーティンF1新代表就任を歓迎

    フェルナンド・アロンソは、エイドリアン・ニューウェイがアストンマーティンの新しいチーム代表に就任したことについて、「チームが将来ワールドチャンピオンになるための“普通の論理的ステップ”だ」と語った。

    アストンマーティンは水曜日、2025年初頭にレッドブルから加入したニューウェイが株主兼マネージング・テクニカル・パートナーとしての役割に加え、チーム代表を務めると発表。アンドレアス・コーウェルはパワーユニットとホンダ連携側に専念する体制へと移行する。

    「2人の最高の人物が揃った」アロンソが語るチーム体制
    アロンソは、低迷するシーズンを背景にした今回のリーダーシップ変更は妥当だと強調した。

    「良いニュースだ。彼(ニューウェイ)はすでに技術開発だけでなく、どの分野を強化すべきか、どこを優先すべきでないかを見極めるなど、内部で多くのマネジメントをしていた。一方、アンディ(コーウェル)はエンジン側のマネジメントや、シャシーとの統合面を担当していた」

    「だから2026年へ向けた普通の論理的ステップかもしれない。シャシーとチームを担当する人物、そしてエンジン統合とチームを担当する人物という、恐らく2人の最高の人材が揃った。さらにローレンス(ストロール)の強いリーダーシップがある。3人がいれば我々は良い手に委ねられている。2026年にはより良いクルマで臨めるはずだ」

    ニューウェイの“性能のみを追求する”哲学を絶賛
    F1で最も多くのタイトルマシンを生み出したニューウェイは、新プロジェクトのたびにドライバーから意見を求めることで知られる。長く共演を待ち望んできたアロンソは、その姿勢がアストンマーティンに最適だと語った。

    「エイドリアンのスタイルは一つだけ、それは“性能”だ。性能と完璧さを無限に追い求める。素晴らしい競争者であり、偉大なリーダーだ。チームはすでに性能方向へ向かっているが、彼とならその方向性はさらに極端になるはずだ」

    指揮官交代の多さは「自然な流れ」
    アストンマーティンでは、コーウェルがマイク・クラックに代わってチームを率いた今季から、ニューウェイで3年連続のチーム代表交代となる。しかしアロンソは、これはプロジェクトの規模を考えれば自然な現象だと語る。

    「チーム内の結束はとても強い。皆が団結している。今は将来に向けて特別なものを作り上げている最中だ。新しいファクトリー、風洞、そして今回の名前の数々。すべては効率を最大限にするための小さな調整なんだ」

  • エイドリアン・ニューウェイ アストンマーティンF1のチーム代表に就任

    エイドリアン・ニューウェイ アストンマーティンF1のチーム代表に就任

    アストンマーティンF1チームは、デザイン界のレジェンドであるエイドリアン・ニューウェイが、マネージング・テクニカル・パートナーとしての役割を拡大し、2026年のスタートからチーム代表(Team Principal)を務めると発表した。

    ニューウェイは今年3月1日にアストンマーティンへ加入し、それ以前はおよそ20年間にわたってレッドブルで活躍してきた。今回の新たな役割では、ニューウェイが技術チームを指揮し、マシンのトラックサイド運用も含めた現場での活動を監督する。

    アンディ・コーウェルはチーフ・ストラテジー・オフィサーに就任
    過去1年間チーム代表兼CEOとして、来季のワークス移行に向けた組織改革を進めてきたアンディ・コーウェルは、チーフ・ストラテジー・オフィサーへと役割を移す。

    コーウェルの新たな任務は、ホンダ(ワークスPUサプライヤー)、アラムコ(燃料)、バルボリン(潤滑油)との技術パートナーシップを最適化し、チームと各パートナー間の技術統合を強化することにある。

    アストンマーティンは、このリーダーシップ構造の変更について「ニューウェイとコーウェルそれぞれの強みと専門性にフォーカスし、組織効率を確保するため」と説明している。

    コーウェルは今後、エグゼクティブチェアマンのローレンス・ストロールに報告し、ストロールは引き続きチームのビジネス面を統括する。

    エイドリアン・ニューウェイ チーム代表 アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ニューウェイ「新しい挑戦に向けてベストな準備を」
    エイドリアン・ニューウェイは次のように述べた。

    「この9カ月間で、チーム内には素晴らしい個々の才能があると感じてきた。来年からこの追加の役割を担うことを楽しみにしている。2026年に向けてアストンマーティンがワークスチームとなる新たな状況に直面し、さらに新レギュレーションという大きな課題もある中、最高の状態で臨めるよう準備していく」

    「アンディの新しい役割は、ホンダをはじめとする3つの主要パートナーとの新PU統合に特化するもので、この旅路で非常に重要になる」

    ストロール「チームにとって相応しい決断」
    ローレンス・ストロールは次のようにコメントした。

    「アンディ・コーウェルは今年、素晴らしいリーダーだった。世界レベルのチームを構築し、組織としてうまく機能させることに尽力し、レースカーを我々の活動の中心に据える文化を育んでくれた」

    「今回のリーダーシップ変更は、チームの利益を最優先にした相互の合意による判断だ。彼が新しい役割で引き続き貢献してくれることを楽しみにしている」

    コーウェル「ワークス移行に向けた基盤は整った」
    アンディ・コーウェルは次のように述べた。

    「ワークスチームへの移行に向け、必要な組織改革を進め、エイドリアンと組織全体のための基盤を築いた今、私がチーフ・ストラテジー・オフィサーとして新たな役割を担うタイミングとして適切だと考えている」

    「この役割では、チーム、ホンダ、アラムコ、バルボリンの技術パートナーシップを最適化し、新しいPU・燃料・シャシーのシームレスな統合を確実にしていく」

    アストンマーティンは今季苦戦、ニューウェイは来季マシン開発を担当
    アストンマーティンは今季苦戦し、現在コンストラクターズ選手権8番手。昨年より3つ順位を落としており、シーズン残り2戦を前に厳しい状況にある。

    一方、ニューウェイは3月の加入以来、来季の新車デザインに取り組んでおり、2026年からの大幅なシャシーおよびパワーユニット規定に合わせたマシン開発が進められている。チームはこれを新時代の幕開けとし、順位向上を目指している。