カテゴリー: ホンダF1

  • トロロッソ・ホンダ:F1モナコGP 予選 レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1モナコGP 予選 レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1モナコGPの予選で ピエール・ガスリーが第2戦以来のQ3進出を果たし10番グリッドを獲得、好調だったブレンドン・ハートレーはクリアラップを取れず16番手だった。

    第6戦モナコGP、金曜日のオフを経て2日目の土曜日にプラクティス3と予選が行われた。朝から快晴のモンテカルロは、気温も上昇し、絶好のコンディションとなった。

    正午に始まったプラクティス3では、ピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレーともにハイパーソフトタイヤでの走行を行った。セッション開始早々からコースインした2台は積極的にアタックし、ハートレーが10周目に1分13秒177の好タイムをマーク。ガスリーも9周目に1分13秒237でハートレーに続いた。2セット目の新品ハイパーソフトタイヤに履き替えた2台は、セッション残り20分を切った段階でコースイン。ハートレーが1分12秒752、ガスリーが1分12秒761をマークし、7番手、8番手にランキングされた。セッション終盤に赤旗中断もあり、2台はこのポジションでプラクティス3を終え、予選に向けて順調なプラクティスとなった。

    午後3時、気温26度、路面温度48度のコンディションで予選が開始された。Q1で、トロロッソ・ホンダの2台が真っ先にアタックを開始。1セット目のベストラップは、ピエール・ガスリーが1分13秒168、ブレンドン・ハートレーが1分13秒403。ピットに戻りタイヤを交換して再びアタックに臨んだが、ハートレーは周囲に他のマシンが多い状態でのアタックになり、タイムは1分13秒179。一方のガスリーは1分12秒941とタイムアップした。これによりガスリーは12番手でQ2進出を決めたが、ハートレーはわずかに及ばず16番手。Q1突破を果たすことはできなかった。

    Q2でピエール・ガスリーは1回目のアタックで1分12秒548をマーク。全車が1回目のアタックを終えた時点で10番手のガスリーは、ニュータイヤに交換して2回目のアタックに挑む。1分12秒354、1分12秒313とラップタイムを更新するアタックを続けたガスリーは最終的に10番手となり、第2戦バーレーン以来のQ3進出を果たした。

    Q3でガスリーは、1回目のアタックでユーズドのタイヤを使用し1分13秒115。そして、ニュータイヤに換えてアタックを行い、1分12秒315をマークし10番手で予選を終えた。

    モナコGP決勝レースは27日(日)午後3時10分(日本時間午後10時10分)にスタートする。ピエール・ガスリーは5列目10番手から、ブレンドン・ハートレーは8列目15番手から、伝統のモナコGPに挑む。

    ピエール・ガスリー (10番手)
    「今日はとてもマシンの感触がよかったです。木曜日や前戦までと比べても、いい仕上がりになっていると思います。6番手までコンマ1秒差でした。Q3進出は悪くない結果だと思いますが、そのコンマ1秒を縮められなかったのは悔しいです。Q3まで進むことができてよかったし、モナコでこの位置からスタートすることはとても大切です。ここではどんなことも起こりえますし、いいスタートをきめることが非常に重要です。マシンの感触はどんどんよくなっているので、この調子で改善を続けていきたいです。モナコは特別なサーキットで、いつもとは違うセッティングが必要ですが、それも上手くいっているようです。レースごとに習熟を深めていますが、今週は全てが上手く作用しています。明日は中団の戦いを制してポイントを獲得したいです」

    ブレンドン・ハートレー (16番手)
    「午前中のプラクティスでは7番手でマシンの感触もよかっただけに、Q1でノックアウトされてしまったのはとても残念です。今週はマシンの手ごたえがあったのですが、予選ではバランスに問題があったようで、決勝に向けて改善する必要があります。モナコは攻略が難しいサーキットで、トラフィックやイエロー・フラッグに捕まってしまうと、前に出るのは簡単ではありません。明日は難しいレースになると思いますが、マシンの仕上がりは悪くないので頑張ります」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフエンジニア)
    「モナコは金曜に走行がないので、木曜のプラクティスで集めたデータを金曜に確認しました。エンジニアはセッティングや新しい空力パーツ、タイヤの理解を進めるために時間を費やし、それをマシンのセッティングに反映して今日の午前中のプラクティスに臨みました。感触は非常によかったです。木曜にはピエールのマシンに問題が見つかりましたが、昨日それを直し問題はなくなりました。両ドライバーともFP3を通じてプッシュし続けることができ、予選では2台ともQ3まで進出できると考えていました。しかし予選ではマシンのポテンシャルを十分に発揮することができず、少し残念な結果に終わってしまいました。接戦の中ブレンドンはコンマ1秒差でQ2進出を逃し、Q1でノックアウトされてしまいました。しかし、一方のピエールがQ3まで進出できたのはよかったです。新しいタイヤで走った最後のスティントは特にいい走行ができていて、ターン15でタイムをロスするまではコンマ数秒タイムを縮めていました。ただ、6~7番手を狙うチャンスもあっただけに、それが果たせなかったのは残念です。モナコでオーバーテイクするのは困難なので、明日は難しいレースになるでしょう。しかし、タイヤ選択では分があるので、スーパーソフトでいい走りが期待できるでしょう。いいペースで走れているので、ポイント獲得を果たしたいです」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「モナコは年間カレンダーの中でもっとも予選が重要となるレースです。特にトラフィックを避けるという意味で、タイムアタックに出るタイミングが重要になります。そのようななか、午前のFP3から速さを見せていたピエールがQ3進出を果たし、素晴らしい仕事をしてくれました。今週は2台のマシン共に順調にセットアップを進められており、PUとしてもサーキットに合わせたセッティングができていると感じています。中団のタイム差は非常に接近していますし、我々のマシンポテンシャルを感じています。レースではあらゆることが起こり得ますが、明日はいい戦いができればと思っています」

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  • ブレンドン・ハートレー、Q1敗退に「ムカついている」 / モナコGP予選

    ブレンドン・ハートレー、Q1敗退に「ムカついている」 / モナコGP予選

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1モナコGPの予選でQ3に進出するチャンスはあったと考えており、クリアラップを取れずにQ1を突破できなかったことに“ムカついている”と語った。

    フリー走行3回目に7番手タイムを記録していたブレンドン・ハートレーだったが、Q1の最後のアタックでイエローフラッグとトラフィックに遭遇してタイムを更新できず、16番手タイムでQ1敗退。初のQ3進出を逃した。

    チームメイトのピエール・ガスリーはQ3に進出して10番グリッドを獲得していることもあり、Q1を突破できなかったことにがっかりしているとブレンドン・ハートレーは語る。

    「Q1でラップをまとめらなかったことにムカついているし、それを否定するつもりはない。僕たちは週末ずっと強かったのでとてもかっがりしている。特に午前中は本当に有望だったからね」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「バランスには満足していなかった。1回目のランの最後のラップを中断しなければならなかった。最終セクターでトラフィックに遭ってしまった。ピットから出てくるトラフィックはあったけど、比較的にクリーンなラップだった。落ち着ける状況ではなかったし、もう一回アタックすることができなかった」

    「Q2を得られるチャンスを得られなかったことにがっかりしている。それがモナコだということはわかっているし、ここはかなり残酷だ。Q1では少しの運が必要だ。特に全マシンがコース上にいるときはね。ムカついているよ」

    ブレンドン・ハートレーは、最近のミスによってトロロッソ・ホンダのシート喪失の危機にあるとの報道を否定。ここまでのモナコでのパフォーマンスによって自信を高めていると語る。

    「最初から力強い週末だった。僕たちは持っているツールの全てを使って良い進歩を遂げた。クルマにあまり多くの変更は施していない。僕たちはそれなりのクルマでここに到着したし、シミュレーションと宿題をこなしてきた」

    「本当に力強さと自信を感じている。Q3を戦えるチャンスっは間違いなくあったと思うので、Q2に進出できずにここに座っていることにがっかりしている」

    予選を16番手で終えたブレンドン・ハートレーだが、ロマン・グロージャン(ハース)が3グリッド降格ペナルティを科せられていることで15番グリッドからレースをスタートする。

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  • ピエール・ガスリー、予選10番手 「ミッドフィールドに戻ってきた」

    ピエール・ガスリー、予選10番手 「ミッドフィールドに戻ってきた」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1モナコGPの予選で10番グリッドを獲得。レースでは良いスタートを切ってポイントを獲得したと語る。

    フリー走行3回目で8番手タイムを出していたピエール・ガスリーは、予選Q2をカットラインぎりぎろの10番手タイムで通過。第2戦バーレーンGP以来となる自身2度目のQ3進出を果たした。

    「Q3に進出できて本当に満足しているし、良いスタートポジションだ。とりわけこのトラックではね」とピエール・ガスリーはコメント。

    「僕たちは6番手からコンマ1秒しか離れていなかった。嬉しくはないにせよ、それは素晴らしいことだ。もちろん、いつだってあとコンマ1秒見つけられたらと思うものだし、フラストレーションは感じているけどね」

    「でも、僕たちは今日の10番手に満足できると思う。モナコでいくつかチャンスが訪れるかもしれないことはわかっていたし、週末の序盤からポテンシャルはかなり良かった」

    ピエール・ガスリーは、今週末のトロロッソ・ホンダのパフォーマンスは、中団バトルに返り咲いたことを示したと考えている。

    「僕たちはミッドフィールドに戻ってきた。今日はクルマの感触は良かった。僕たちは木曜日や過去数戦と比較して良いステップを果たしたと思う」

    「クルマをどんどん快適に感じているし、その経験を生かして、改善し続けていく必要があると思っている。毎週末、僕たちはより多くのことを学んでいる。それに今週末は間違いなく、すべてがかなりうまく機能しているように感じている」

    初めてのF1モナコGPとなったピエール・ガスリーは、他の多くのドライバーと同じように象徴的なモンテカルロ市街地コースの経験に驚いたと語る。

    「FP1とFP2でフォーミュラ2と比較していかに速いかがわかった。タバコは信じられないくらいだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「正直、とんでもなく速い。時速200キロで到達して、出来る限りウォールに近づこうとするし、その後の立ち上がりは通常かなり戦う必要がある」

    「信じてほしいけど、本当にタフだ。かなり汗をかく。とにかく信じられないくらい速い。このクルマで走るのは本当に素晴らしい」

    モナコはオーバーテイクが難しいことで有名であり、予選が特に重要になる。だが、ピエール・ガスリーはレース中に巡ってくるどんなチャンスでも生かしてポイントを狙いたいと語る。

    「最も重要なことはクリーンなスタートを切ることだ。できればポジションを1-2つ上げたいし、そこから戦略を立てていきたい。レース展開次第ではアンダーカットやオーバーカットができるかもしれない。オーバーテイクは非常に難しいので、見てみなければならない。過去に目にしてきたようにここでは何が起こるかわからない」

    「明日は素晴らしいレースをして、ポイントを獲得できることを願っている」

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  • ホンダF1 「モナコに合わせたPUのセッティングができている」

    ホンダF1 「モナコに合わせたPUのセッティングができている」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1モナコGP予選でのトロロッソ・ホンダのパフォーマンスを振り返った。

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーとピエール・ガスリーはフリー走行3回目に7、8番手タイムを記録。予選ではブレンドン・ハートレーがQ1でトラフィックに悩まされて16番手に沈んだものの、ピエール・ガスリーは自身2度目となるQ3進出を果たして10番グリッドを獲得した。

    「モナコは年間カレンッダーの中でもっとも予選が重要となるレースです。特にトラフィックを避けるというう意味で、タイムアタックに出るタイミングが重要になります」と田辺豊治はコメント。

    「そのようななか、午前のFP3から速さを見せていたピエールがQ3進出を果たし、素晴らしい仕事をしてくれました」

    「今週は2台のマシン共に順調にセットアップを進められており、パワーユニットとしてもサーキットに合わせたセッティングができていると感じています。中団とのタイム差は非常に接近していますし、我々のマシンポテンシャルを感じています」

    「レースではあらゆることが起こり得ますが、明日はいい戦いができればと思っています」

    関連:F1モナコGP 予選:ダニエル・リカルドが圧巻のポールポジション!

  • トロロッソ・ホンダ:F1モナコGP 木曜フリー走行 レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1モナコGP 木曜フリー走行 レポート

    権

    トロロッソ・ホンダは、F1モナコGPの木曜フリー走行で、ブレンドン・ハートレーが11番手、ピエール・ガスリーが14番手だった。

    2018年シーズン第6戦となる伝統のモナコGPが、ついにその幕を開けた。モナコ特有の変則スケジュールにより、金曜日は走行がないため、24日(木)にプラクティス1、プラクティス2が行われた。

    午前11時、快晴で迎えたプラクティス1で、チームは今季初めて使用するハイパーソフトタイヤの感触を確かめながらロングランも行い、ブレンドン・ハートレーが全車中最も多い46周を消化、ピエール・ガスリーも38周を周回し、順調にプログラムをこなした。このセッションでハートレーは12番手、ガスリーは14番手のタイムを記録している。

    やや雲も広がり、気温21℃で迎えたプラクティス2は午後3時にスタート。序盤には路面の補修作業でセッションが中断する場面もあったが、ブレンドン・ハートレー、ピエール・ガスリーはともに順調にセッティングを進めた。ベストラップでは、ハートレーが1分13秒222で11番手、ガスリーが1分13秒410で14番手だったが、これはトラフィックに引っかかってのタイムで、チームとしては好感触でセッションを終えている。

    パワーユニットは、これまでのデータと前戦スペインGP後に行われたテストのデータを基に、低速域でのエネルギーマネージメントに重点をおいた調整と、モナコ独特のコース特性に合わせたドライバビリティの調整を行い、トラブルなく初日を終えている。
    モナコGPは、26日(土)の正午(日本時間午後7時)よりプラクティス3、午後3時(日本時間午後10時)より予選が行われる。

    ブレンドン・ハートレー (11番手)
    「今日はポジティブな一日でした。F1マシンで初めてモナコの市街地を走ることができ、すばらしい体験になりました! ウォールのすぐ近くを駆け抜けていくのは、なにものにも代えがたい気持ちになります。パフォーマンスに関しては、ハイパーソフトを履いた僕たちのマシンはトップ10に入るポテンシャルがあると思います。午前のFP1では12番手でしたが、ハードコンパウンドの方がポジティブな感触が得られました。午後のFP2では再びハイパーソフトを装着して挑み、11番手でした。しかし前のマシンとも後方のマシンとも差がわずかなので、タイトな戦いになっています。ライバル勢と戦える速さはあるはずなので、まずはQ3進出を果たしたいです。中団争いはかなりタイトなので、予選でいいグリッドを獲得するためには、いい戦略と運が必要になりそうです。新しい空力パーツを導入できて嬉しいです! チームはこのアップデートを実現するために本当にいい仕事をしてくれました。あとは予選でできる限り前のグリッドを獲得するべく、全力を尽くします」

    ピエール・ガスリー (14番手)
    「再びモナコの市街地サーキットを走ることができて嬉しいです! 最後に走ったのは2016年でした。ここはカレンダー屈指のサーキットなので、ここにまた戻ってこれて、幸せな気持ちです。今日はいくつかのことを試しました。感触としては、7番手からその後方の中間あたりにいるという感じです。なので、レースウイークを通してかなりタイトな戦いが続きそうです。今はまだベストなセッティングを探している最中ですが、ブレンドンは今日の時点ですでにかなりいい走りをしていました。今夜は、今日得たデータを解析して、最も速いパッケージを見つけなくてはなりません。マシンには速さがあるので、あとコンマ数秒さえ上げられればトップ10に食い込めると思います。まずはそこを目標に、作業を進めます」

    ジョナサン・エドルズ (チーフエンジニア)
    「今日はチームにとって順調な一日でした。モンテカルロ市街地サーキットはレイアウトがユニークなため、ほかのサーキットと比べてかなり異なるセットアップが要求されます。ドライバーの力量がすべてのサーキットで重要なのは言うまでもありませんが、ここモナコでは、安定性が高く、自信を持ってドライビングできるマシンをセットアップするのが非常に重要です。ハートレーとガスリーはどちらもF1マシンでここを走った経験がないため、両セッションでできるだけ多く周回するように心がけました。FP1では、両ドライバーが予定されていたプログラムをすべて完了することができました。モナコは週末を通しての路面の変化が著しく、テストを行うのが難しいため、そこまで多くのメカニカルなテストは行いませんでした。しかし、今回は新しいエアロパーツを投入しているため、セッション中はそのデータの解析を進め、知識を蓄えました。FP2では、セットアップにいくつかの変更を加え、マシン全体のバランスを高めることができました。ドライバーからのフィードバックも好評で、我々のマシンはセッションを通して競争力を発揮できていたため、よりいいチューニングだったと言えるでしょう。ガソリン搭載量が少ない状態での走行中はよかったですが、路面の修復作業のため、赤旗が提示されたときは少し難しかったです。全マシンが同時にトラフィックから抜け出そうとしていたので、集団の中でいいラップタイムを刻むのが困難になりました。幸いにも、我々のマシンは比較的早くに混乱から抜け出せましたが、そのあとはトラフィックに引っかかったマシンに進路を防がれてしまい、ラップタイムに影響が出てしまいました。これはつまり、FP2でのタイムは本来の実力を示しているものではないということです。我々のマシンは短いランでも高燃費走行でも競争力を発揮していたので、その点は励みになりました。ピエールのマシンはガソリンを多く積んだ際にいくつかの問題が発生していました。おそらくブレーキ関連のトラブルだと思いますが、原因を解明し、問題を取り除く必要があります。これに関しては問題なく行うことができるでしょう。全体としては、初日は非常に順調でした。FP3と予選にも自信を持って臨めます」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日は通常の走行初日と同様、PUのセッティングを少しずつこのサーキット特性に合わせて最適化する作業を行いました。ここモナコでは、日曜に近づくに従い路面状況が改善し、タイムアップしていきます。また、事前のシミュレーションと実際の走行で異なる部分も出てくるので、それらの点を考慮に入れながらの作業となりました。中団はかなりタイムが拮抗しており、激しい戦いになっています。ただ、チームはマシンに対していい感触を得ているようですし、今週は我々にもいいレースができるチャンスがあると思っています。幸い、モナコグランプリは伝統的に金曜の走行がありませんので、明日の一日を活用してデータ分析を行い、土曜の予選に備えたいと思います」

    関連:
    ・F1モナコGP フリー走行2回目:ダニエル・リカルドが最速タイム
    ・F1モナコGP フリー走行1回目:ダニエル・リカルドが最速タイム

  • ホンダF1 「今週は我々にもいいレースができるチャンスがある」

    ホンダF1 「今週は我々にもいいレースができるチャンスがある」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1モナコGP初日のフリー走行を振り返った。

    伝統のF1モナコGPが開幕。トロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーがトップから1.381秒差の11番手、ピエール・ガスリーが14番手とまずまずのスタートを切った。

    「今日は通常の走行初日と同様、パワーユニットのセッティングを少しずつこのサーキット特性に合わせて最適化する作業を行いました」と田辺豊治はコメント。

    「ここモナコでは、日曜日に近づくに従い路面状況が改善し、タイムアップしていきます。また、事前のシミュレーションと実際の走行で異なる部分も出てくるので、それらの点を考慮に入れながらの作業となりました」

    「中団はかなりタイムが拮抗しており、激しい戦いになっています。ただ、チームはマシンに対していい感触を得ているようですし、今週は我々にもいいレースができるチャンスがあると思っています」

    「幸い、モナコグランプリは伝統的に金曜の走行がありませんので、明日の1日を活用してデータ分析を行い、土曜の予選に備えたいと思います」

    関連:
    ・F1モナコGP フリー走行2回目:ダニエル・リカルドが最速タイム
    ・F1モナコGP フリー走行1回目:ダニエル・リカルドが最速タイム

  • マルク・マルケス、6月にトロロッソのF1マシンで初走行

    マルク・マルケス、6月にトロロッソのF1マシンで初走行

    MotoGPチャンピオンのマルク・マルケスが、来月オーストリアでレッドブルのプライベートテストに参加し、トロロッソのF1マシンをテストすることが明らかになった。

    マルク・マルケスは、チームメイトのダニ・ペドロサ、9度のモトクロス世界チャンピオンであるトニー・カイローリとともに6月5・6日にレッドブル・リンクでF1マシンをテストする。

    マルク・マルケスは24日(木)、トロロッソ・ホンダのレーシングスーツに身を包んで、ミルトンキーンズのレッドブルのファクトリーでシート合わせを行ったことを報告。マシンは2013年型のマシンになるとみられている。

    今後、3名はチームとともにシミュレーターで作業していく。

    レッドブルのスポンサーを受けるレプソル・ホンダからMotoGPに参戦するマルク・マルケスは、ホンダのF1マシンを搭載するトロロッソで走行には最適なライダーと言える。

    2年前にはモンスター・エナジーが主催でホルヘ・ロレンソがシルバーストンで2014年にメルセデスがタイトルを獲得したマシンで走行しており、今回のレッドブルの走行はそれと同様のマーケティング活動だと思われる。

  • トロロッソ・ホンダ:2018年 F1モナコGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:2018年 F1モナコGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPへの意気込みを語った。

    今年、トロロッソ・ホンダはF1バーレーンGPでのピエール・ガスリーの4位、F1アゼルバイジャンGPでのブレンドン・ハートレーの10位と2回のポイントフィニッシュしか果たせておらず、13ポイントの獲得でコンストラクターズ選手権8位に沈んでいる。

    今週末は伝統の一戦、F1モナコGPを迎える。低速コーナーが多く、レースでのオーバーテイクが難しいモナコの市街地コースでは予選の結果が重要となる。また、マシンの間際に迫るガードレールとタイトなコーナーという厳しい環境で直近6年のセーフティカー出動率は100%を誇り、一切のミスは許されない。そこは両ドライバーも重々承知している。

    ピエール・ガスリー
    「モナコではジュニア・フォーミュラ時代に走ったことがありますが、正直に言ってしまえばあまり運には恵まれてきませんでした。何度もひどい目にあったことがありますが、それでもモナコは大好きなトラックなので、今年はそうならないことを祈っています!ここでの予選は、セッションを通してウォールにギリギリまで近づきながら時速300㎞以上で周回するため、シーズンを通して最もエキサイティングなものになります。毎周、パフォーマンスを限界まで追求しながら走行する感覚は、ほかでは味わえません。しかし、少しのミスも許されないという厳しい一面もあります。少しでも遅くブレーキングするか、ちょっとでも壁に近づきすぎれば、そのままウォールに突っ込んでしまいますから。だからこそ、ここで走るのは刺激的なんです。予選は大好きですが、レースはドライバーにとって試練の連続です。ここではオーバーテイクするのが非常に難しいため、戦略が全てです。また、最初から最後まで高い集中力をキープし続ける必要もあります。例え後方からのスタートになっても、レースの終盤でだれかがミスをすれば、ポジションを上げるチャンスがあるわけですからね。常にあらゆる機会を逃さないよう、備えておく必要があります。ここでのレースは長く、フラストレーションもたまりやすいと言えるでしょう。前方のマシンが自分より遅くても、前を走るドライバーがうまくポジションを守ってさえいれば、トラック幅が狭いため、オーバーテイクするのは困難です。こうしたさまざまな要因により、モナコでのレースは非常に難しいものとなっています。モナコではドライバーの腕がモノを言うと言われますが、トラックの特性や路面のバンプを考慮すれば、速いマシンを持っていることもやはり重要です。もっとも、上手いドライバーはレースの勝敗を分けるコンマ数秒をきっちり上げてくる腕を持っていますけどね。路面は週末を通して刻一刻と変化するので、ドライバーは注意深く走行する必要がありますが、同時に着実にペースを上げ、土曜日に行われる予選では最も速いセッティングを確立していなくてはいけません。モナコはある意味、クレイジーなサーキットだと思います。現地の人でも50km以上は出さないところを、レース中のドライバーたちは時速300km以上で駆け抜けていくんですから。でもそこが同時に大好きで、ここで走っているとアドレナリンが全開になるんです。レース以外にもいろいろな仕事がありますが、週末はうまく切り替えて、レースに集中できるはずです。僕は、パーティーのような雰囲気や、沖に何艘も浮かんでいるヨットなど、モナコGPのすべてが大好きなんです。だれにとっても楽しいイベントだと思います。ドライバーとしては、日曜日に好リザルトを獲得できればよりいいですね。これまでは、フランス人ドライバーにとって、ここモナコがホームグランプリに最も近いと言われてきました。今シーズンは、フランスのポール・リカール・サーキットがカレンダーに加わっているので、モナコは第二のホームという感じです」

    ブレンドン・ハートレー
    「実は、これまで3年半の間、モナコに住んでいます。レースで使われる市街地に住んでいるので、僕の家からもトラックが見えるぐらいです。ここモナコは、F1カレンダーのハイライトの一つで、ここでレースに参戦することをずっと夢見てきました。ニュージーランドが僕のホームですが、妻のサラやすばらしい友人たちとここで長い時間を過ごしてきたので、モナコは僕にとっての第二の故郷のような存在です。なので、今週末はホームレースのような気分ですね。自分の家のベッドで起きて、いつもの朝のルーティーンを行えることはいいものです。このサーキットは好きで、ワールドシリーズではルノーから何度か参戦し、3位表彰台を獲得したこともあります。僕が3位に入ったときは、ダニエル・リカルドが優勝していました。またある年は、8番手から何度かオーバーテイクを繰り返して、4位入賞することができました。このような市街地サーキットでのレースは、いつも楽しみにしてます。これまでに何度か走ったことがあり、自分の故郷でもあった場所なので、トラックのことはよく理解しているつもりです。モナコの市街地サーキットは非常にユニークです。伝統的なサーキットですが、いまの時代にこのようなトラックをデザインするのは、難しいのではないでしょうか。多くの歴史が詰まっており、それら全てがファンに愛されています。ここはカレンダー中で最も遅いサーキットですが、F1マシンに乗っていると、実際のスピードよりはるかに刺激的なスピード感覚を味わえます。ウォールから数cmのところを切り込んでいくこのサーキットでいいラップタイムを記録することは、ドライバーにとってこの上ない喜びです。またモナコは、ラップごとに路面が変化するレースの一つでもあります。マシンのグリップ力が上がる予選は非常にスリリングですが、ドライバーは土曜日に向けて、着実にペースを上げていかなければいけません。ウォールからわずか数cmのところを周回し続けるためには確かな自信が必要になりますが、それは同時に多くのF1ドライバーが楽しみにし、また切望していることでもあります。モナコGPは、週末を通して特別な雰囲気に包まれます。過去数年では、レッドブルのエナジーステーションからレースを観戦し、すばらしい時間を過ごすことができました。今年は自分がF1ドライバーとして参戦できるので、例年よりさらに特別な時間となるでしょう。今年はモナコの華やかな魅力を心から楽しむ時間はありませんが、それでも十分にそれは伝わってくるものなのです」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「伝統のモナコグランプリは、狭い公道を走るレースはもちろん、サーキット外の華やかな雰囲気やさまざまなイベントも含め、年間のカレンダーの中ではスペシャルかつユニークなレースの一つです。モナコ市街地に設定されたコースには多くの低速コーナーがあり、車体性能とともに、そこでのPUのドライバビリティーがラップタイムに大きな影響を与えます。したがって、普段はあまり使用しないような低回転域でのPUセッティングがキーになります。また、レースでのオーバーテイクが難しいため、エネルギーマネジメントについては予選で結果を残すことにフォーカスしてセッティングを進めます。先週のバルセロナテストでは、PUの各コンポーネント間でのエネルギーバランスの最適化にトライしてきましたが、そこで得たいくつかのアイデアを、ここモナコでも使用できるのではとも考えています。言うまでもなく、今週末に行われるF1モナコグランプリとインディ500という2つのイベントは、それぞれ世界で最も有名なレースの一つです。そして当然、今年の私はF1に集中しなければなりません。とは言え、日曜の夜には琢磨選手が昨年の歴史的な勝利を再現できるかが気になって、やはりインディ500を見てしまう気がしています」

    関連:2018年 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダF1 「モナコGPでは低回転域でのPUセッティングがキーになる」

    ホンダF1 「モナコGPでは低回転域でのPUセッティングがキーになる」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1モナコGPでのトロロッソ・ホンダの戦い方、F1パワーユニットのセッティングなどについて語った。

    伝統の一戦、F1モナコGPが今週末開催される。多くのF1ドライバーが居を構える街にできる世界一有名な市街地コースは、ファンにとっても、チームにとっても特別な瞬間を作り出す。マシンの間際に迫るガードレールとタイトなコーナーという厳しい環境で、直近6年のセーフティカー出動率は100%。一切のミスは許されない。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、低速コーナーが多く、レースでのオーバーテイクが難しいモナコの市街地コースでは、F1パワーユニットのエネルギーマネジメントについて予選で結果を残すことにフォーカスしてセッティングを進めるとし、また、普段はあまり使用しないような低回転域でのPUセッティングがキーになると語る。

    「伝統のモナコグランプリは、狭い公道を走るレースはもちろん、サーキット外の華やかな雰囲気やさまざまなイベントも含め、年間のカレンダーの中ではスペシャルかつユニークなレースの一つです」と田辺豊治はコメント。

    「モナコ市街地に設定されたコースには多くの低速コーナーがあり、車体性能とともに、そこでのPUのドライバビリティーがラップタイムに大きな影響を与えます。したがって、普段はあまり使用しないような低回転域でのPUセッティングがキーになります。また、レースでのオーバーテイクが難しいため、エネルギーマネジメントについては予選で結果を残すことにフォーカスしてセッティングを進めます」

    「先週のバルセロナテストでは、PUの各コンポーネント間でのエネルギーバランスの最適化にトライしてきましたが、そこで得たいくつかのアイデアを、ここモナコでも使用できるのではとも考えています」

    田辺豊治は、昨年までHPD シニア・マネージャー 兼 レースチーム チーフエンジニアを務めており、昨年のインディ500では佐藤琢磨による日本人初制覇を支えた。

    今年もF1モナコGPとインディ500は日程が重なっているが、F1に集中しつつも、佐藤琢磨のインディ500の戦いぶりはやはり気になると田辺豊治は語った。

    「言うまでもなく、今週末に行われるF1モナコグランプリとインディ500という2つのイベントは、それぞれ世界で最も有名なレースの一つです。そして当然、今年の私はF1に集中しなければなりません」

    「とは言え、日曜の夜には琢磨選手が昨年の歴史的な勝利を再現できるかが気になって、やはりインディ500を見てしまう気がしています」

    関連:2018年 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • トロロッソ 「ホンダのためにも日本人ドライバーをF1に乗せたい」

    トロロッソ 「ホンダのためにも日本人ドライバーをF1に乗せたい」

    トロロッソは、ホンダとの提携の一環として“遅かれ早かれ”F1で日本人ドライバーを走らせたいと考えている。

    レッドブルの姉妹チームであるトロロッソは、現在、レッドブルの契約ドライバーであるピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーを走らせている。

    ホンダF1は、F1の下位カテゴリーであるフォーミュラ2で育成ドライバーである福住仁嶺と牧野任祐を走らせている。

    福住仁嶺は、昨年のGP3シリーズを3位で終えており、正式なレッドブルのジュニアチームではないものの、レッドブルとアスリート契約を結んでおり、スーパーライセンスが確保できれば、レッドブルにとっては論理的な選択肢となる。

    来年、福住仁嶺をドライバー候補として考えているかと質問されたトロロッソのチーム代表フランツ・トストは「もちろん、そこにはホンダと関係がある。それに我々は遅かれ早かれ日本人ドライバーを走らせたいと思っているとコメント。

    「それは彼の手にかかっている。彼は優れたパフォーマンスを示さなければならない。成り行きを見守っていく」

    福住仁嶺はGP3を3位で終えたことで15点のスーパーライセンスポイントを稼いでおり、レースシートの要件を満たすためには今季のフォーミュア2をトップ4以内でフィニッシュする必要がる。

    だが、福住仁嶺はここまでの開幕6レースで1ポイントしか獲得できておらず、ランキング18位と厳しい状況に陥っている。一方、牧野任祐も4ポイント獲得でランキング17位。二人は前戦スペインでのレースで日本人同士でクラッシュを喫してリタイアに終わっている。

    トロロッソでホンダの育成ドライバーを走らせるというオプションは、2019年にレッドブル・レーシングにエンジンを供給する契約のなかでも議論の一部として話し合われている。

    本田技研工業のモータースポーツ部長を務める山本雅史は「ホンダにとって非常に重要なことは、F1、モータースポーツの日本での人気を再び高めることです」と Autosport にコメント。

    「その意味で、F1ドライバーがいることは本当に重要です。F2で二人はチャンピオンシップをかけて戦っていますが、彼らはスーパーライセンスを獲得しなければなりません」

    「チームを追加することで、他チームにドライバーを加える機会が増えるのは確かです」

    ホンダのドライバーを選ぶことができれば、頭痛の種を抱えているレッドブルにとって大きな助けとなる。

    ダニエル・リカルドとレッドブル・レーシングとの将来は不明のままとなっており、カルロス・サインツがルノーに完全移籍した場合は、トロロッソからピエール・ガスリーを昇格させることになるかもしれない。

    これにより、トロロッソには空席がひとつできることになるが、ブレンドン・ハートレーは初シーズンに結果を出せておらず、F1モナコGPの結果次第ではシートを喪失する可能性が噂されている。