カテゴリー: ホンダF1

  • ピエール・ガスリー 「序盤のソフトタイヤに予想以上に苦戦した」

    ピエール・ガスリー 「序盤のソフトタイヤに予想以上に苦戦した」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年F1オーストリアGPの決勝レースで9位入賞を果たした。

    6番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、13周目にピットインしてハードタイヤに交換するが、作業に時間がかかり、タイムをロスしてしまう。

    2ストップ戦略を採ったガスリーは45周目にピットイン。前方のリカルド、ルクレールに迫りながら9位でフィニッシュ。ソフトでスタートしたドライバーのなかでは唯一の入賞となった。

    「今日は僕たちが想像していた以上に厳しい戦いだったけど、ポイント獲得を継続できたのはいいことだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「2ストップ戦略の利点がもっとあると考えていたけど、レース序盤で履いたソフトタイヤで、予想以上に苦戦した。中団勢の中で上位に立てるように戦い続けていくけど、今日はグリッド以上の順位でフィニッシュできなかったことが残念だ」

    「今夜すべてのデータを見直して、大好きなシルバーストーンに目を向けていく」

  • フェルスタッペン 「ホンダF1の田辺さんが表彰台に立てて良かった」

    フェルスタッペン 「ホンダF1の田辺さんが表彰台に立てて良かった」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2021年F1オーストリアGPの決勝で、ポールポジション、優勝、ファステストラップに全ラップリードを加えた“グランドスラム”を達成して3連勝を挙げた。

    マックス・フェルスタッペンは、ポールポジションからリードを拡大し続け、残り11周、首位の座を万全にした状態で2度目のピットイン。2番手のタイムに1.5秒以上の大差をつけてファステストラップをマーク。後続に17.9秒の差をつけてチェッカーフラッグを受けた。

    今大会の勝利が、ホンダとしてはF1通算84勝目。レッドブル・レーシングの計らいで、2019年のオーストリアGPと同様に、田辺豊治テクニカルディレクターが登壇。壇上のフェルスタッペンや、スタンドをオレンジに染めたフェルスタッペン選手の応援団とともに喜びを分かち合った。

    「ホームのレッドブル・リンクで再び勝利できて最高の気分だ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「いい戦いができるとは予想していたけど、ここまでとは思っておらず、マシンはまるでレール上を走っているようだった。ドライブしていてとても気持ちよかったし、どちらのタイヤコンパウンドでも素晴らしいペースだった。プッシュすることができましたし、タイヤのケアも思い通りで、一周ごとに差を広げていけた」

    「他のドライバー同様に先週のレースから学び、セットアップを向上させることでマシンの最適化を進めることができた。どんな言葉で表せばいいのか分からないほど、ドライビングが楽しめたし、レースウイークもベストな形で進んだので、これを続けられるように願っている」

    「チームのみんなが最高の形で報われたと思うし、ホンダF1を代表して田辺さんがポディウムに立ったこともとてもよかった」

    「また、今週末はファンのみんなも最高だった。グランドスタンドがオレンジ色で染まる光景と、サーキットに人が戻ってきてF1を楽しむ姿を見られたのは素晴らしいことだ。これからも多くのレースがあるし、次のシルバーストーンでは、普段と異なるスプリントレースが行われるのも面白くなるはずだ」

    「ただ今は、今日のレースの内容がとてもうれしいです。こうした形のレースは頻繁にできるものではないので、みんなで勝利を喜ばなければならない」

  • ホンダF1、通算84勝目~11連勝を挙げた1988年以来の5連勝~

    ホンダF1、通算84勝目~11連勝を挙げた1988年以来の5連勝~

    マックス・フェルスタッペンが“グランドスラム”を達成して3連勝。ホンダは11連勝を挙げた1988年以来の5連勝を果たす。
    第9戦オーストリアGPは、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンが圧倒的なペースで3連勝を果たし、ホンダとしては1988年以来の5連勝を飾った。

    全員がQ3に進出した予選結果により、ポールポジションのフェルスタッペンと3番グリッドのセルジオ・ペレスがミディアムタイヤ、6番手のピエール・ガスリーと7番手の角田裕毅のスクーデリア・アルファタウリ・ホンダ勢はソフトタイヤでのスタートとなった。

    スタート直後はポジションを維持したホンダF1パワーユニット勢だったが、1周目にエステバン・オコン(アルピーヌ)がストップしたことで、セーフティカーが出動。そのリスタートで、ペレスは2番手のランド・ノリス(マクラーレン)に迫るが、ターン4で押し出されてコースアウト。10番手までポジションを落とし、その後ノリスには5秒のタイムペナルティーが科された。

    ソフトタイヤのスクーデリア・アルファタウリ勢は、早めのタイヤ交換が必要となり、角田が12周目、ガスリーがその翌周にピットイン。ハードタイヤに交換しますが、角田はピット入口の白線をまたいでしまい、5秒のタイムペナルティーを受けると、ガスリーはピット作業に時間がかかり、どちらもタイムをロスしてしまう。

    ミディアムタイヤでスタートしたレッドブル・レーシングの2人は、どちらも32周目にピットイン。フェルスタッペンは順調にリードを拡大する一方で、追い上げを期すペレスはシャルル・ルクレール(フェラーリ)と激しいバトルを繰り広げ、2度の接触を喫する。

    この接触の原因を作ったとして、ペレスには2度のタイムペナルティーが科され、合計10秒が加算される。しかし、ペレスは追い上げを続け、53周目にダニエル・リカルド(マクラーレン)をオーバーテイク。このタイミングでピットインしたルイス・ハミルトン(メルセデス)の背後に迫り、4番手を目指して追撃するも、オーバーテイクには至らずチェッカーフラッグに。後方のカルロス・サインツ(フェラーリ)が10秒差以内に入ったことで、6位フィニッシュとなった。

    フェルスタッペンはリードを拡大し続け、残り11周、首位の座を万全にした状態で2度目のピットイン。2番手のタイムに1.5秒以上の大差をつけてファステストラップをマークする。後続に17.9秒の差をつけてチェッカーフラッグを受け、ポールポジション、優勝、ファステストラップに全ラップリードを加えた“グランドスラム”を達成した。

    スクーデリア・アルファタウリは、両ドライバーともに2ストップ戦略を採り、ガスリーが45周目にピットイン。トップ10圏内を目指して追い上げる。角田はその6周後にピットインするが、ここでもピット入口で白線をまたぎ、2度目の5秒ペナルティーを科されてポイント圏外へ後退する。

    ガスリーは前方のリカルド、ルクレールに迫りながら9位でフィニッシュ。2ポイントを獲得した。角田はフィニッシュ後に5秒を加算され、12位が最終結果となった。

    今大会の勝利が、ホンダとしてはF1通算84勝目。チャンピオンシップでのリードも拡大し、ドライバーズ部門ではフェルスタッペンが32ポイント差、コンストラクターズ部門でレッドブル・レーシングが44ポイント差をつけて首位に立っている。

    今日のレース後の表彰台には、レッドブル・レーシングの計らいで、2019年のオーストリアGPと同様に、田辺豊治テクニカルディレクターが登壇。壇上のフェルスタッペン選手や、スタンドをオレンジに染めたフェルスタッペン選手の応援団とともに喜びを分かち合った。

    次戦は2週間後の7月18日(日)に決勝を迎えるイギリスGP。レッドブル・レーシング、ホンダともに拠点を置く地元での戦いで、再びのホームグランプリとなる。また、スプリントレース形式の予選が実施されるなど、新しいフォーマットで初めての大会となる。

  • 角田裕毅、2度の白線またぎペナルティで12位「同じミスは繰り返さない」

    角田裕毅、2度の白線またぎペナルティで12位「同じミスは繰り返さない」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年F1オーストリアの決勝を12位でおえた。

    7番手グリッドからソフトタイヤでスタートした角田裕毅は、早めのタイヤ交換が必要となり、12周目にピットイン。ハードタイヤに交換するが、ピット入口の白線をまたいでしまい、5秒のタイムペナルティーを科される。

    51周に2回目のピットストップをした角田裕毅だが、ここでもピット入口で白線をまたぎ、2度目の5秒ペナルティーを科されてポイント圏外へ後退。フィニッシュ後に5秒を加算され、12位が最終結果となった。

    「今日は僕にとっては難しい一日となりました」と角田裕毅はコメント。

    「レース中のペースに苦しみ、タイヤマネージメントはとても難しかったです。昨日の予選がよかっただけにフラストレーションがたまりますが、気持ちを切り替え、今日の課題を振り返る必要があります」

    「次のシルバーストーンで同じミスを繰り返すことがないようにしていきます」

  • ホンダF1 田辺豊治TD 「また一つ記憶に残る勝利を挙げてくれた」

    ホンダF1 田辺豊治TD 「また一つ記憶に残る勝利を挙げてくれた」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年F1オーストリアGPの決勝レースでのホンダF1エンジン勢の戦いを振り返った。

    F1オーストリアGPは、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンが圧倒的なペースで3連勝を果たし、ホンダとしては1988年以来の5連勝を飾った。

    今大会の勝利が、ホンダとしてはF1通算84勝目。チャンピオンシップでのリードも拡大し、ドライバーズ部門ではフェルスタッペンが32ポイント差、コンストラクターズ部門でレッドブル・レーシングが44ポイント差をつけて首位に立った。

    今日のレース後の表彰台には、レッドブル・レーシングの計らいで、2019年のオーストリアGPと同様に、田辺豊治が登壇。壇上のフェルスタッペンや、スタンドをオレンジに染めたフェルスタッペン選手の応援団とともに喜びを分かち合った。

    「今日のオーストリアGP決勝は、フェルスタッペン選手がポール・トゥ・ウインで見事に優勝。自身の3連勝とともに、レッドブル・レーシング・ホンダにとっての5連勝を達成することができました」

    「ポールポジションからスタートしたフェルスタッペン選手は、先週に続いて完璧にレースをコントロール下に置き、レッドブルにとってのホームレースで連勝という、また一つ記憶に残る勝利を挙げてくれました。いつもながら素晴らしいパフォーマンスだったと思います」

    「チームメートのペレス選手は接触により10番手までポジションを落とし、ポジション回復のバトルの中で10秒ペナルティーを科される苦しいレースとなりました。最後までプッシュし続け、6位入賞はいい結果だと考えています」

    「スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2台はガスリー選手が6番グリッド、角田選手が7番グリッドという好位置からスタートしたのですが、レースペースが上がらず厳しいレースとなりました。粘り強くレースを続け、ガスリー選手が9位入賞、角田選手はペナルティーもあり12位に終わり、週末を通して見せていた速さからすると、残念な結果になりました]

    「フランスGPからの3連戦を終え、次戦はホンダ、レッドブル・レーシングともに拠点を置く地元、英国シルバーストーンでのレースになります。ここまでのいい流れを維持して、また十分に準備をして臨みたいと思います」

  • マックス・フェルスタッペン 「パッケージ全体が本当に素晴らしかった」

    マックス・フェルスタッペン 「パッケージ全体が本当に素晴らしかった」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2021年F1オーストリアGPをポール・トゥ・ウインで圧勝。勝利が危険に晒されることはなく、レース全体でリードを守り、スタンドに集まった“オレンジ・アーミー”の前で3連勝えを上げた。2位のバルテリ・ボッタスには18秒差。さらにファステストラップも記録して、ルイス・ハミルトンに対するチャンピオンシップのリードを32ポイントに広げた。

    レース後、ファンの大歓声の中でマックス・フェルスタッペンは「信じられないほど素晴らしい」と語った。

    「正直、今日はとんでもない一日だ、マシンはレールに乗っているような(操作感)だった。タイヤ交換をするたびにマシンは運転していて本当に楽しかった。かなりすごかった。自分自身にちょっと驚いている。このようなレースは期待していなかった」

    「全員がこのような結果を届けるために素晴らしい仕事をしてきれた。週末に入ったとき、全員が僕たちを優勝候補として見ていた。そんな中で今日のような結果を実際に出すのは決して簡単なことではない。チーム全体の素晴らしい努力だ。ホンダもそうだ。この2週間はパッケージ全体が本当に素晴らしかった」
    」

    3連勝中のマックス・フェルスタッペンだが、次のシルバーストンでも同じように勝てるとは考えていないと語る。

    「シルバーストンは別のサーキットだ。僕たちはここで競争力があった。シルバーストンに関してはもう一度見なてみければならないだろう」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    「もちろん、僕たちは非常に良いクルマを持っているけど、常にそのポテンシャルを取り戻していかなければならない。予選も非常に僅差だ。そこにいることを確認する必要がある。フィーリングはいいし、自信はあるので、シルバーストンでも同じような週末になることを願っている」

    最後に、マックス・フェルスタッペンはサーキットに集結した“オレンジ・アーミー”を称賛した。

    「こんなにたくさんのオレンジを見るのは信じられない気持ちだ。大きなモチベーションになった。特に最後のラップでは、トラック全体にたくさんのオレンジが見えた。来てくれてありがとう!」

  • F1撤退するんじゃないの?ホンダが2022年もF1エンジンOEM供給の矛盾

    F1撤退するんじゃないの?ホンダが2022年もF1エンジンOEM供給の矛盾

    ホンダは、2021年限りで“F1活動終了”となるが、2022年もレッドブルにHRD Sakuraで組み立てたF1パワーユニットを供給すると報じられている。

    ホンダがF1から撤退することにより、レッドブルはF1エンジンの知的財産権を引き継いで、独自のプログラムを運用するために新会社レッドブル・テクノロジーズを設立。メルセデスからシニアメンバーを引く抜くなど、着々と準備を進めている。

    しかし、レッドブルとホンダ曰く、2022年は“移行期間”となるため、HRD Sakuraで組み立てたF1パワーユニットにレッドブルのバッチをつけて戦うことになるようだ。いわゆる“OEM供給”だ。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治、2022年のレッドブル・エンジンは、ミルトンキーンズのファクトリーではなく、日本のHRD-Sakuraから供給されることを認める。

    「レッドブルとホンダはプロジェクトを進めており、来年の移行をどのように進めてしていくかを検討してしています。詳細についてはお話しできませんが、良い方向に向かっています。来年に向けて良い準備ができると思います。我々は懸命に取り組んでおり、私もトラックサイドで懸命に働いています」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2023年からは自社で組み耐えたエンジンを使用するが、2022年は移行期となるため、引き続きホンダから供給を受ける方向で調整していることを認めた。

    「当然ながら、2022年はレッドブル・パワートレインズの体制を整える移行の年となる。したがって、我々はホンダと協力して、2022年もHRD Sakuraでパワーユニットの組み立てを継続し、2023年に新しい施設でそのプロセスを引き継ぐ”ソフトランディング”を目指している」

    2022年まで延期された新しいF1レギュレーションでは、パワーユニットに使用されるバイオ燃料のエタノール混合率を現在の7.5%から10%に増やしたいわゆる『E10』を使用することが記されており、ホンダF1は撤退する“2021年シーズンの最後”まで2022年にE10燃料に対応したF1エンジンの開発を続けることを明言している。

    また、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、今シーズン末でF1から撤退した後、ホンダが2年間は有料でサポートすることを明らかにした。

    2022年からF1エンジンの開発が凍結されるため、今季に開発した“在庫”を有料で掃けるだけならば、F1活動は終了していると言っていいかもしれない・・・詳細は明かされていないので、レッドブル・パワートレインズで製造されたパーツを日本で組み立てるだけかもしれない(そんな訳ない)。

    F1撤退の理由は、2050年のカーボンニュートラルの実現を目標にF1に投入していたリソースを集中させるとのことだった。レッドブルへの知的財産権の譲渡という展開があったとはいえ、1年も前に発表しておきながら、非公式でF1に関与していくというのは、逆に中途半端ではないのだろうか? また、“F1活動終了”の意味を定義するのはホンダであり、別に悪いことではないのだが・・・。

    今年、レッドブル・ホンダF1は両方のチャンピオンシップをリードしており、ホンダF1は“ラストイヤー”に有終の美を飾れるかもしれない。たとえ、タイトルを獲得したしても、F1撤退という決定が覆ることはないとテクニカルディレクターを務める田辺豊治は語っている。

    “撤退”“活動終了”という言葉は、F1に一切関わらなくなることだと勝手に思い込んでいた。だが、ホンダの事業としてどのような位置づけ、言い方になるかはわからないが、その後もしばらくはHRD SakuraではF1エンジンが作られることになるのは間違いないようだ。

  • アルファタウリ・ホンダF1 「予選直前に加えた調整がうまく作用した」

    アルファタウリ・ホンダF1 「予選直前に加えた調整がうまく作用した」

    アルファタウリ・ホンダF1の車両パフォーマンスチーフエンジニアを務めるクラウディオ・バレストリが、2021年F1オーストリアGPの予選を振り返った。

    レッドブル・リンクでの2戦目となったF1オーストリアGPで、アルファタウリ・ホンダF1は2戦連続で2台揃ってQ3に進出。ピエール・ガスリーが6番グリッド、角田裕毅が7番グリッドを獲得した。両ドライバーは明日の決勝をソフトでスタートする。

    「忙しい1日だった。金曜日に比べてトラックの温度がまったく異なっていて、マシンをセッティングする際に細心の注意が必要となった」とクラウディオ・バレストリは語る。

    「午前中のセッションでは、新構造のタイヤのテストを実施しつつ午後の予選に向けた準備も進めた。フリープラクティス3の終了時点では、特にソフトタイヤ装着時のバランスが最適化されておらず完全に満足がいく状態ではなかった」

    「予選直前にいくつか調整を加えたが、それがうまく作用し、結果的に2台をQ3へと送り込むことができた。他チームが異なるタイヤストラテジーを選択しミディアムを後半に投入してくるというトリッキーな状態だったが、我々はQ3へと進む機会を最大化する作戦を取り結果的にそれがうまくいった」

    「ここからは照準をレースへと切り替え、明日の天候に注意しつつ、今日のデータを解析したいと思う」

  • ホンダF1:2021年 F1オーストリアGP 予選レポート

    ホンダF1:2021年 F1オーストリアGP 予選レポート

    レッドブル・リンクで行われた第9戦F1オーストリアGPの予選は、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールポジション(PP)を獲得。フランスGPから続く3連戦すべてでPPに立ち、ホンダとしては1991年以来の3戦連続PPとなった。

    さらに、ホンダF1パワーユニット勢は4台全車がトップ7に入った。セルジオ・ペレスが3番手、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダも好調さを維持してピエール・ガスリー、角田裕毅が6番手と7番手に。明日は5連勝をかけてレースに挑む。

    予選Q1では、フェルスタッペンがトップタイム、ペレスが8番手で通過を決めるが、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダはガスリーのアタック1回目がトラックリミット違反で取り消しとなるなど、やや苦戦。ガスリーは2度目のアタックで9番手に入り、角田裕毅も14番手で突破。8位のペレスから角田まではわずか0.134秒差と、非常に僅差の戦いになった。

    Q2も激しい戦いとなりましたが、レッドブル・レーシング・ホンダはフェルスタッペン、ペレスともにミディアムタイヤで突破を決める。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは両ドライバーがソフトタイヤで好走を見せ、ガスリーが4番手、角田が8番手でQ3へ進出。ホンダF1パワーユニット勢は2戦連続の全車トップ10入りを果たした。

    Q3では、1度目のアタックでフェルスタッペンがトップタイムをマーク。2度目はタイム更新に至らなかったが、このタイムに及ぶドライバーはおらず、ポールポジションを獲得。ペレスは2度目のアタックでタイムを伸ばし、フェルスタッペンの後方となる3番グリッドとなった。

    スクーデリア・アルファタウリ・ホンダも最終アタックで好タイムをマークし、ガスリーが6番手、角田が7番手に入る。ガスリーのタイムは4・5番手のメルセデス勢へ0.1秒未満の差に迫る好タイム。角田も自己ベストグリッドを更新する走りを見せた。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のオーストリアGP予選は、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が素晴らしいパフォーマンスで3戦連続のポールポジションを獲得しました。チームメートのペレス選手も3番手と、明日のレースに向けて、レッドブル・レーシング・ホンダの2台が非常にいいグリッドを確保できました。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は今日も力強い走りで3戦連続の6番手、角田選手は自己最高となる7番手と、こちらも明日のレースに向けて非常にいい結果です。先週に続きレッドブルのホームサーキットでホンダ勢4台がQ3進出と、力強い予選結果を残すことができてよかったと思います。明日は一時的に天候が崩れる予報も出ています。いいポジションでスタートできるので、これをレース結果に繋げられるよう、天候の変化なども含めて色々な場面を想定した準備を行い、明日のレース本番に臨みます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「Q1とQ2の手ごたえはよかったのですが、Q3については素晴らしいラップを走れたと思っていないので、完全には満足していません。ここレッドブル・リンクでまたPPを獲れたことはもちろんうれしいですし、3戦連続というのもチームにとって素晴らしいものだと思います。ただ、僕はいつも完璧を目指しているので、今日はものすごくうれしいというわけではないですし、どこが上手くいかなかったのかをこれから分析していきます。ここまで、いつもこうやって成長してきました。僕らのマシンは力強く、チェコ(ペレス)も3番手にいるので、レースが本当に楽しみですし、一緒にプッシュして多くのポイントを持ち帰りたいです。今日のランド(ノリス/マクラーレン)のパフォーマンスは素晴らしかったですし、ここまでそれなりに近い場所を走ってはいましたが、明日のレースでのライバルになるとは思っていませんでした。ここ数レース、マシンとエンジンがパッケージとしてよく機能しているので、とてもうれしく思っており、明日に向けては自信があります。ただ、明日は先週よりもタイヤが柔らかく、マネージするのが難しくなります。また、なによりライバルは強力なので、僕らにとって簡単なレースなど一つもないと思っています。今日はグランドスタンドにオレンジ・アーミーが戻ってきてくれたことも本当に素晴らしいことです。ここまで(無観客のレースが続き)長い時間がかかりましたし、今日のような光景を見られたことを本当にうれしく思っています」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「オーストリアのホームコースでチームとしてとてもいい結果が出せて、うれしいです。マックスと僕はいいスタートポジションで、明日はともにいいスタートを決められればと思いますし、それが結果を左右するはずです。ここまでは大変なレースウイークでした。バランスの向上に多くの作業を強いられ、マシンの全領域を確認して1回の走行ごとに細かな調整を加えていました。ミディアムタイヤでスタートすることになりますが、レースは1ストップか2ストップか分かりません。十分なロングランをできたドライバーはいないので、判断は難しいです。今日は最終的にいいラップタイムが出せましたが、簡単ではありませんでした。明日は何が起きるか分かりませんが、僕らのマシンは予選よりもレースのほうがいいと思うので、チームへ多くのポイントを持ち帰れればと思います。最後に、とても素晴らしいラップを披露したランド(ノリス/マクラーレン)にもおめでとうと伝えたいです」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「毎週末、予選では同じようなポジションにつけていて、とても満足しています。6番手というのは僕らの力強いパフォーマンスを表しており、今日はいい一日になりました。今週末はマシンを快適には感じられていない部分があったので、予選ではどうなるか分かりませんでした。それだけに、いいパフォーマンスを出せたことがとてもうれしいです。明日はソフトタイヤを履くマシンの中では最上位でスタートすることになるので、間違いなく戦略がカギになります。マシンのペースがいいことは示せているので、自信はあります」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「今日のパフォーマンスにはとても満足していて、予選での自己ベストになりました。チームにはすごく感謝していて、先週のペースを維持して、最大限の成果を出せるように取り組んでくれました。最後のアタックは、スリップストリームを使っていなかったのに、なかなかいいタイムだったので、この点もうれしかったです。ここオーストリアで2回続けてレースがあることは、僕の学びという点でとても役に立っています。徐々に自信を深めていくことができていて、それが今日のパフォーマンスにも表れていると思います。大切なのは明日です。レース中のコンディションがどうなるかは分かりませんが、ポイント獲得のためにはタイヤマネージメントが重要になるので、その部分に注力していきます」

  • ピエール・ガスリー、3戦連続予選6位「間違いなく戦略がカギになる」

    ピエール・ガスリー、3戦連続予選6位「間違いなく戦略がカギになる」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年F1オーストリアGPの予選で6位に入った。

    予選Q1でアタック1回目がトラックリミット違反で取り消しとなるなど、やや苦戦したピエール・ガスリーだが、2度目のアタックで9番手に入り無事に通過。Q2ではソフトタイヤで4番手タイムを記録すると、Q3では最終アタックで好タイムをマークして6番グリッドを獲得した。

    「毎週末、予選では同じようなポジションにつけていて、とても満足している」とピエール・ガスリーはコメント。

    「6番手というのは僕らの力強いパフォーマンスを表しており、今日はいい一日になった。今週末はマシンを快適には感じられていない部分があったので、予選ではどうなるか分からなかった。それだけに、いいパフォーマンスを出せたことがとてもうれしい」

    「明日はソフトタイヤを履くマシンの中では最上位でスタートすることになるので、間違いなく戦略がカギになる。マシンのペースがいいことは示せているので、自信はある」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ) / 2021年 F1オーストリアGP 予選ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ) / 2021年 F1オーストリアGP 予選