カテゴリー: ホンダF1

  • マックス・フェルスタッペン 「プラクティスが減るのは大歓迎」

    マックス・フェルスタッペン 「プラクティスが減るのは大歓迎」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、2021年第10戦F1イギリスGPへの意気込みを語った。

    ポイントリーダーとしてここまで3戦連続ポール・トゥ・ウィンと波に乗っているマックス・フェルスタッペンが、満員の観客が入る今週末のシルバーストン、そして、新たに導入されるスプリント予選について語った。

    「シルバーストンにファンが戻ってくることは本当に違いを生むだろう。英国の観客はモータースポーツを愛しているし、特別な場所だ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「去年は無観客で2レースを行い、その雰囲気が欠けていた。もちろんそれでも素晴らしいトラックだけど、ファンを再び迎えることでさらに良くなるだろう。彼らがイギリス人ドライバーをサポートすることはわかっているけど、彼らが僕たち全員に抱く情熱を見るのが大好きだ。レースが彼らにとってもエキサイティングなものになることを願っている」

    「僕たちはとても順調にシーズンのスタートを切ったし、もちろんそれにはとても満足しているけど、プッシュし続ける必要があるし、これまでの結果に浸っているわけにはいかない」

    「今年の残りの期間は非常にタイトで挑戦的なものになるだろうけど、それがエキサイティングなものにしてくれはずだ。オーストリアでは確かに僕たちが前にいたし、クルマはとても良かったけど、フランスでは残り数周でなんとか勝ったし、チャンピオンシップは非常に接戦だ」

    「現時点でのポイントが示すよりもさらに近いかもしれない。今後、メルセデスが優位に立つかもしれない厳しいトラックもある。僕たちは素晴らしいチームだし、前に留まるためにできる限りのことをしている。

    「スプリントレースを試してみることにはとてもオープンだし、予選に進む前にプラクティスが減るのは結構気に入っているけど、今週末にテストしてみるまでそれについて何かを言うのは難しい。すべてのレースはリスクを伴うけど、特にチャンピオンシップのために戦っている場合はリスクをコントロールしてきた。でも、今回の1つのレースは最終結果を定義するわけではない」

  • マックス・フェルスタッペン 「ニューウェイは全てうまくいくと言っている」

    マックス・フェルスタッペン 「ニューウェイは全てうまくいくと言っている」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2021年のタイトル争いにおいてチームのトップデザイナーであるエイドリアン・ニューウェイの言葉を信じていると語る。

    マックス・フェルスタッペンは、それが正しいか間違っているかに関わらず、しばしばタイトル候補と呼ばれてきた。だが、今年に限ってはレッドブル・ホンダF1とマックス・フェルスタッペンはそういった心理戦から逃れることはできないようだ。

    今シーズンに先駆けて、メルセデスF1とのギャップは縮まると予想されていたが、今では多くの人がマックス・フェルスタッペンがシルバーストンでの優勝候補とみなしている。

    だが、マックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPで優勝できたとしても、タイトルレースはまだ終わらないと強調。そして、F1フランスGPで証明されたようにマシンを改善し続けることが特に重要になってくると繰り返した。

    「アップグレードをもたらすことが重要だ」とマックス・フェルスタッペンは Sky Sports との会話で語った。

    そして、会話の途中でエイドリアン・ニューウェイが挨拶のために撮影に足を踏み入れたとき、マックス・フェルスタッペンは笑顔で語った。

    「エイドリアンは、シーズンの残りの期間はすべてうまくいくと言ってくれている」とエイドリアン・ニューウェイに聞こえるように冗談めかしてマックス・フェルスタッペンは語った。

    「ああ、大丈夫だ」と背景からエイドリアン・ニューウェイの声が響き渡る。レッドブルのデザイナーは何をすべきかを知っている。

    関連:エイドリアン・ニューウェイ 「40年間で最大のルール変更に備えている」

    F1イギリスGPでは史上初のスプリントレースが行われる。マックス・フェルスタッペンはレースウィークエンドに何を期待しているのか? 答えは短いが、わかりやすい。

    「もちろん、29ポイントでそこを離れたい」とマックス・フェルスタッペンは語った。

  • F1マシン解説:メルセデスを追い越したレッドブル・ホンダF1の開発

    F1マシン解説:メルセデスを追い越したレッドブル・ホンダF1の開発

    レッドブル・ホンダF1は、パフォーマンスと結果の観点から素晴らしいシーズンを経験している。2013年以来となる5連勝を収め、メルセデスは2番目に速いチームとなった。

    オーストリアでのフェルスタッペンの2回の勝利は、2021年シーズンの残りの展開の占っている可能性があり、RB16Bはあらゆるタイプのサーキットで競争力があるように見える。レッドブル・ホンダF1もフランスでの勝利後に同じことを語っていた。

    「ここで彼らを倒すことができれば、どこでも彼らを倒すことができる」とレッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは語った。

    しかし、レッドブル・ホンダF1はどのようにしてメルセデスが長い間享受してきた支配を打ち破ったのだろうか?

    エイドリアン・ニューウェイと彼のチームは、昨シーズン終盤に、2021年を念頭において一連の開発とアップデートでRB16Bの基礎を築いた。それは今年序盤のレースまで続いた。2022年の大規模なF1レギュレーションの変更があることを考えれば、印象的な偉業だ。

    メルセデスF1はわずかに異なる道を進んでいる。今年は多くのアップグレードが導入されてない。実際、W12は数か月前にバーレーンでレースされたものとほぼ同じままで、サーキット固有のアップデートおない。

    だが、それは他の多くのチームが取ったルートだ。今年は2022年の新世代F1マシンに先立つ“過渡期”のシーズンであり、F1の過去数十年で最大のオーバーホールとなる新しいルールを完全に理解するには100%の焦点が必要となる。

    昨年のレッドブル・ホンダF1にとって重要な瞬間は、データの改善だった。これにより、風洞とシミュレーションデータの相関関係が一致し、期待されるゲインがコースで実現されるため、自信をもってアップデートを投入できるようになった。これは、彼らが昨年の後半に即時のパフォーマンスを発見するのに役立った。

    一方、フロア面積を削減してディフューザーを変更した2021年のマイナーなルール変更は、最終的にはレッドブル・ホンダF1のハイレーキ哲学を支持したように見える。
    レッドブル・ホンダF1 RB16B ハイレーキl
    FIAは昨年、チームに2つの開発トークンを提供した。レッドブル・ホンダF1は、これを新しいギアボックスのホモロゲーションに費やし、サスペンションアームのアタッチメントを変更することができた。

    これにより、チームは、フロアやディフューザーなどの高効率コンポーネント(ロードラッグで生成されるダウンフォース)から多くのリアダウンフォースを生成することができた。ハイレーキレーキ設定により、メルセデスなどの“フラット”カーとはまったく異なる空力の動作が可能になっている。

    メルセデスW11がどれほど支配的であったか、そして、W12に引き継がれるであろうことを予想して、レッドブル・ホンダF1は手を緩めなかった。今シーズンのほぼすべてのレースで、彼らは最大値を抽出することを目的とした小さなアップデートを導入し続けている。

    パフォーマンスの飛躍はF1モナコGPで見られ、チームのホームレースであるオーストリアでは、マックス・フェルスタッペンが快適な勝利を収め、レッドブルとメルセデスの間のギャップを広げたさらなるアップデートがあった。

    それらの変更の1つは、マックス・フェルスタッペンのマシンのディフューザーだった。
    レッドブル・ホンダF1 RB16B ディフューザー
    モナコではディフューザーに鋸歯状のスロットが追加され、F1シュタイアーマルクGPではエクストラクタープロファイルの全長に延長された。これらは、ディフューザーの効率を高めるのに役立つ。レッドブル・ホンダF1は、最初のイベントでバック・トゥ・バック テストを実施し、セルジオ・ペレスはオーストリアの第2戦でアップデートを搭載した。

    メルセデスF1の牙城であるシルバーストンを視野に入れて、レッドブル・ホンダF1はバージーボードの中央トンネルにも変更を加えた。

    サイドポッドに向かうより多くの空気の流れを管理するために、垂直柱要素と多くの平行プロファイルの間のトンネルが広げられた。ポルティマオでもダイバータはすでに改訂されており、これはレッドブルが今年使用した3番目の仕様となる。

    バージボーソはマシンの神経の中心であり、空気の流れを管理し、空気の流れをマシンの後部に向け、後部のダウンフォースを作り出す方法を管理する。ここでの小さな調整は、変更が取るに足らないように見える場合でも、かなりの利益をもたらす可能性がある。
    レッドブル・ホンダF1 RB16B バージホード
    このような小さな変更には、シミュレーターとCFDで何時間もの作業が必要になる。この観点から、レッドブル・ホンダF1は、メルセデスがすでにW12をアップグレードする可能性を制限していることを示唆している今年導入された予算上限を恐れていないようだ。

    また、新しい“balance of performance”ルールが導入され6月30日からチャンピオンシップの順位をリードした結果、レッドブル・ホンダF1の風洞時間が最大の70%に短縮されたことも念頭に入れる価値がある。

    それだけでは不十分であるかのように、モナコとバクーでは新しいフロントウィング仕様が導入された。

    F1シュタイアーマルクGPで使用されている翼と比較して、新しい仕様では中心線から250mmのニュートラルゾーンの前でより湾曲した形状を持つメインプレーン下部により多くの空気の流れをもたらすことを目指している。
    レッドブル・ホンダF1 RB16B フロントウイング
    Y250渦が形成される最も内側の部分も修正され、代わりにバージボードの方向への流れがより良く機能するようになった。

    ほんの数レースでのフロントウィングの3つの異なる仕様は、通常のシーズンでも非常に印象的だ。通常、チームはシーズン全体にわたっていくつかのフロントウィングのアップデートを投入する。

    ホンダのF1パワーユニットのアップデートが馬力アップを果たしたという話もあった。だが、これらの主張は、信頼性の目的を除いて、ルールでエンジン開発は凍結されているため、ホンダとレッドブルの両方によって否定されている。

    しかし、ホンダは、既知の信頼性の問題のために序盤戦ではパワーユニットをフルパワーで走らせることができていなかったと考えられている。これは現在修正されており、レッドブルはホンダのF1エンジンを100%のパフォーマンスで回せるようになった。メルセデスが信じているGPSデータによる馬力アップは、それで説明がつくだろう。

    メルセデスがレッドブルにタイトルを譲ったかどうか、または追いつくためにいくつかの遅いアップデートを導入するかどうかが今後は興味深い点となる。

  • エイドリアン・ニューウェイ 「40年間で最大のルール変更に備えている」

    エイドリアン・ニューウェイ 「40年間で最大のルール変更に備えている」

    レッドブルF1のデザイナーを務めるエイドリアン・ニューウェイは、2022年F1マシン『RB18』への準備を怠ってはいない。今年のタイトルを争いながらも、2022年マシンの開発を進める“Juggling Act”(2つ以上のことを同時に行う困難な状況)になると予見する。

    今季マシン『RB16B』の強力なパフォーマンスとマックス・フェルスタッペンの絶好調なパフォーマンスにより、レッドブル・ホンダF1は2021年にタイトルを獲得する最適なポジションにいる。

    それでも、エイドリアン・ニューウェイは確実にタイトルを獲りにいくことに熱心だ。そして、2022年シーズンへの準備を行っていない。

    2021年のタイトル荒尾市と2022年の大幅なレギュレーション変更に備えるこ方法について「実際、非常に難しいJuggling Actだ」とエイドリン・ニューイは認める。

    まず、エイドリアン・ニューウェイは。マックス・フェルスタッペンがタイトルを追いかけることの重要性を強調する。

    「明らかに、タイトルを獲得するチャンスがあるので、プッシュし続ける必要がある。それはすべてそのJuggling Actに関するものだ」

    一方、レッドブル・レーシングは、エイドリアン・ニュウェイが経験したほぼ40年で最大のルール変更と見なすレギュレーション変更に備えるために最善を尽くしている。

    「来年のレギュレーション変更は、1982年の終わりにベンチュリカーが禁止されて以来、最大の変更だと私は言いたい。それは大きな変更であり、そこに努力を払わなければならない」とエイドリアン・ニューウェイは語った。

  • ピエール・ガスリー 「スプリント予選はベースセットアップがより重要」

    ピエール・ガスリー 「スプリント予選はベースセットアップがより重要」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、2021年第10戦F1イギリスGPへの意気込みを語った。

    予選では定期的にQ3進出を果たす速さを見せているピエール・ガスリーだが、決勝ではインシデントや戦略ミスによってそのポジションを活かすことができないことが多い。スプリント予選が導入されるF1イギリスGPでは、決勝で結果を出すためにはベースセットアップがさらに重要になると語る。

    「トリプルヘッダーを振り返れば、予選は3つのレースすべてでうまくいき、毎回Q3に入ることができた。土曜日のパフォーマンスはずっと素晴らしかったし、特にフランスでホームの観衆の前で良いレースができたのは楽しかった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「オーストリアでの第2レースも簡単ではなかったけど、うまく締めくくることができたし、ずっと戦いに絡んでいた。マイナス面としては、オーストリアの最初のレースがすぐに終わってしまったことだ。でも、全体的にはチームとしていい仕事ができているし、クルマもうまく機能しているので、すべてが正しい方向に進んでいると思うし、シルバーストンでもそれを継続できればと思っている」

    「今週末の最大の変化は土曜日のレースだ。予選前にマシンをセットアップするためのフリープラクティスセッションは1回しかない。これは大きな変化だし、初めてコースに出る前に十分な準備をすることが通常よりもさらに重要になる。最初からマシンのセットアップに関して良いベースラインを持っている必要がある」

    「新しいフォーマットは、レーストリムでのクルマの動作がより重要になる。僕たちは予選でのクルマのパフォーマンスと比較してここがやるべきことが少し多い場所であることを把握している。全体的に僕たちは予選でパフォーマンスが上回り、予選に少し苦労している他のチームよりも優れているけど、レースでは、多かれ少なかれ本来あるべき場所にいると思う。でも、全体としては問題ないはずだ」

    「オーストリアで異なる戦略を実施したけど、トップ5から4〜5秒遅れでフィニッシュしている。だから、レースに向けてやるべきことがもう少しあるとしても、それでも僕たちは戦いに絡んでいるということだし、そこは間違いなくポジティブだ」

    「僕たちはエンジニアと多くの仕事をしてきた。シミュレーターに乗って、スプリント予選レースでの新しいフォーマットの考えられるすべてのシナリオを検討した。楽しくなるはずだ。ピレリの新しいタイヤがある。これは主に安全のために行われたものであり、オーストリアで試して僕が経験した感じではかなり似ていると思う」

    「シルバーストーンは大好きだ。お気に入りのトラックの1つだし、特にマゴットとベケットは今シーズンで最もエキサイティングなシーケンスの1つだ。シルバーストンではオーバーテイクが難しいけど、可能ではあるし、昨年はシケインの前で右コナーでセバスチャン・ベッテルをパスするなど、楽しい戦いがいくつかあった」

  • 角田裕毅 「スプリント予選の週末は新しいアプローチが通用しない」

    角田裕毅 「スプリント予選の週末は新しいアプローチが通用しない」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅が、2021年第10戦F1イギリスGPへの意気込みを語った。

    F1フランスGPの予選Q1直後にクラッシュを喫した角田裕毅は、これまですぐにプッシュしていた傾向から週末全体で徐々にビルドアップするようアプロトを変更。しかし、スプリント予選があり、フリープラクティス直後に予選のあるF1イギリスGPではそのアプローチは通用しないかもしれないと語る。

    「フランスとオーストリアのトリプルヘッダーを振り返ると、いくつかマイナスな面とポジティブな面がありました」と角田裕毅は語る。

    「ネガティブな面は明らかにフランスの予選での大きなミスとオーストリアでピットレーンエントリーの白線をまたいでしまったことです。最大のポジティブな面は、オーストリアでの最初の週からレースウィーク全体へのアプローチを変更したことです」

    「それまではいつも、自信を感じたり、クルマのセットアップを変更した直後にすぐにプッシュする傾向がありました。そのアプローチは、F2までの他のフォーミュラではうまくいきましたが、F1ではうまくいかなかったり、少なくとも多くのリスクが伴います。そこに気づいて、フリープラクティスを通して一歩ずつ前進し、予選までレースウィークを通して自信をつけていって、そこからプッシュするように変更しました」

    「それはうまくいきましたし、ミーティングでエンジニアと仕事をする方法やマシンに乗る前のウォームアップ方法も変更しました。そこは一歩前進であり、これから働いていくための多くの良い方法を見つけることができました」

    「2回目のオーストリアのレースの予選ではシーズンのベストリザルトを残せましたし、3つのセッションを本当にうまくこなくことができました。特にFP3ではマシンが大きくスナップして少し自身を失っていたので、結果には満足しています」

    「前回のレース後、レッドブル・リンクでピレリのタイヤをテストし、トラックタイムを増やすことができました。ルーキーなので、クルマに乗る時間が多ければ多いほどいいです。面白い作業でした」

    「もうシルバーストンに来ています。去年のF2でフィーチャーレースで3位になった良い思い出があります。レッドブル・リンクと同じようにF3時代にもかなり多くドライブしたトラックです。それはすべてポジティブですが、これまでF1マシンでドライブしたことがないことを考えると、今週末は土曜日にスプリント予選があるので、予選までに1回のフリープラクティスしかないことがシルバーストンでのデメリットですね。オーストリアで使い始めた新しいアプローチが今回はあまりうまく機能しないことを意味します」

    「FP1直後の予選で好成績を収めるのはかなり厳しいと思います。かなり難しいと思いますが、今回もオーストリアと同じように一歩ずつスピードアップしていこうと思っています」

    「でも、スプリントレースは誰にとっても新しいものです。また、FP1と予選の間にはセットアップを変更できますが、その後はまったく変更できないことを考えておかなければなりません。誰にとってもかなりチャレンジングな一週間になると思いますが、自分自身のことにフォーカスして、可能な限りの準備をしていきたいと思っています」

    「F1カーでシルバーストンのあらゆる高速コーナーを経験するのを楽しみにしています。フリープラクティスが少ないのはチャレンジングになると思いますが、これまでのトラックの経験があるので週末についてはかなり自信を持っていますし、どうなるか見てみましょう。特にF1カーではマゴッツ-ベケッツ-チャペルのコーナーがどんな感じになるのか楽しいにしています」

  • レッドブルF1首脳 「F1イギリスGPで圧勝できるとは限らない」

    レッドブルF1首脳 「F1イギリスGPで圧勝できるとは限らない」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、今週末のF1イギリスGPでは過去3戦のようにレッドブル・ホンダが支配できない可能性があると警戒する。

    ポール・リカールとレッドブル・リンクのトリプルヘッダーで連勝したレッドブル・ホンダは、過去7年間F1を支配してきたメルセデスの覇権に終止符を打ったというのがF1パドックの一般的なコンセンサスだ。

    そして、伝統的にメルセデスF1に適したサーキットであるシルバーストンでまた圧勝することになれば、マックス・フェルスタッペンの今年のタイトル獲得はほぼ決定的になると考える人もいる。

    しかし、ヘルムート・マルコはそのような見解には同意しない。

    「それが通常のレースだったならば、結果はおそらく決定的なものになったかもしれない」とヘルムート・マルコは Motorsport-Total に語った。

    「しかし、初めてスプリント予選が行われ、プラクティスは1時間しかないため、通常のシルバーストンのレースとは言えない」

    「それは我々がシルバーストンを恐れているという意味ではない。我々のマシンはすべてのトラックで勝ってきたわけではないが、どこでも競争力があった」

    ヘルムート・マルコは、レッドブル・リンクでレッドブル・ホンダのパフォーマンスが非常に良かった理由もいくつかあると考えている。

    「我々はそれを認識している」とヘルムート・マルコは語った。

    「とりわけ、それは特定のトラックと高度にも関係していた」とヘルムート・マルコはより薄い空気でのホンダのF1エンジンの性能に言及して語った。

    また、メルセデスF1は、シルバーストンに“興味深い”と説明するアップグレード投入を予定している。

    「シルバーストンには象徴的で心理的な意味合いがあるが、メルセデスにとってはそれは我々よりも大きい」とヘルムート・マルコは語った。

    「ワールドチャンピオンの決定は、最後のレースまで待たなければならないのではないかと心配している。メルセデスはとにかく強力なチームであり、ハミルトンはマックスと同じように並外れた才能で、よりルーチン化している」

    「このまま続いていけば嬉しいが、メルセデスを過小評価してはいない」

  • アルファタウリF1代表 「角田裕毅に2年目が与えられることを願う」

    アルファタウリF1代表 「角田裕毅に2年目が与えられることを願う」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、“最高の新人”から“衝動的”へと評価が転落した角田裕毅について、F1に慣れるまで“3年”を与えるよう批判家たちに促した。

    日本人として7年ぶりのF1ドライバーとなった角田裕毅は、デビュー戦で9位入賞を果たし、F1のマネージングディレクターであるロス・ブラウンから「長年のF1でベストルーキー」と称された。

    しかし、レース週末にミスが目立ってくれると、褒め言葉は静まり、批判の方が大きくなった。そのほとんどはレッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコからのものだ。

    ヘルムート・マルコは、角田裕毅を何度か批判してきたが、最近ではF1フランスGPで予選Q1でのクラッシュで再び危険信号を出し、「衝動的」かつ「非常に頑固」と批判した。

    角田裕毅は、F1シュタイアーマルクGPではポイントを獲得しましたが、その1週間後のF1オーストリアGPではピットエントリーで白線をまたぐという違反を2回犯して、それぞれ5秒加算ペナルティを科せられた。

    だが、フランス・トストは角田裕毅の批評家たちに、F1での道を歩むための時間を与えるように促した。

    「裕毅は本当によく改善しているし、徹底的なプロセスは完全に正しい方向に進んでいる」とフランツ・トストはF1公式サイト Formula1.com に語った。

    「ルーキーが最初からすべてを知っているとは期待できない。だからこそ、私は若いドライバーがこの複雑なF1を理解するには3年かかるといつも言っている。F1は以前よりもはるかに複雑になっているからだ」

    「裕毅にはとても満足している。彼は素晴らしい自然のスピードを見せており、セッションごとに日々向上している」

    「シーズン後半は非常に良いものになるだろうし、将来的にも裕毅は成功するだろうと私は非常に楽観的だ」

    フランツ・トストはアルファタウリF1のチーム代表だ、角田裕毅が2022年シーズンもチームに残留するかどうかについて最終決定権を持っていない。それはレッドブルとヘルムート・マルコにかかっている。

    しかし、フランツ・トストは21歳の角田裕毅に2シーズンを手渡されることを望んでいる。

    「契約の内容について話すことはできない。来年、彼が我々と一緒にいることを願っている」とフランツ・トストは述べた。

    フランツ・トストは、角田裕毅がF1フランスGPの予選でクラッシュしたのは経験不足に過ぎないと付け加えた。

    「ポール・リカールでのアクシデントを思い返せば、裕毅がクラッシュしたとき、我々はFP3でアンダーステアの問題が発生していたので、フロントサスペンションの作業を行うためにフロントウィングを増やすことを決定した」とフランツ・トストは述べた。

    「彼がこのコーナーに入ってターンインした後、マシンは予想よりも少し反応し、縁石を越え、風向の変化もあり、クラッシュした」

    「これを若いドライバーに教えることはできません。彼はこのトラックで何をするすべきかを予選セッションごとに学ばなければならない。したがって、経験はとても重要だ」

    「裕毅はルーキーだ。彼はF1の新人だ。こういった若いドライバーにとって、F1に入るのは本当に難しいと私を信じている。すべてのレーストラック、すべてのレースウィークエンドで、彼らがそこで予選を行うのはこれが初めてだ。

    「彼らはFP1、FP2、FP3を走っているし、どこに行くべきかを知らなければならない。しかし、たとえば、風が強まっている、別の方向から吹いてくる、またはトラックが高温、低温など、非常に多くのことが変化する」

    「パワーユニットはパワーを与えるだけでなく、MGU-Kなどでブレーキをかけているときに役立つ。若いドライバーはこれを学ばなければならない」

    「そして、それは常にトラックで同じというわけではない。トラックごとに、パワーユニットの使い方が異なる。そして、さまざまなコーナーがある・・・非常に多くのことが変化している」

  • ホンダF1 山本雅史MD 「F1イギリスGPは前半戦の天王山だと思っている」

    ホンダF1 山本雅史MD 「F1イギリスGPは前半戦の天王山だと思っている」

    ホンダF1の山本雅史MDが、ヨーロッパでの3連戦を振り返るとともに、次戦F1イギリスGPの重要性について語った。

    ポール・リカールとレッドブル・リンクでのトリプルヘッダーでは、マックス・フェルスタッペンが3連勝。F1オースラリアGPではポールポジション、優勝、ファステストラップに全ラップリードを加えた“グランドスラム”での圧勝だった。

    ホンダとしてはF1通算84勝目。アイルトン・セナとアラン・プロストが11連勝を挙げた“黄金時代”の1988年以来となる5連勝を果たした」

    「正直うれしいですし、黄金時代のホンダ第2期の話が出てくるようになったのは素晴らしいことだと思います」と山本雅史は F1GPニュース で語った。

    「連勝って重ねていけばいくほど、エンジニアとかの顔つきが厳しくなるというか、緊張感が高くなる。逆に言うと、みんな士気が高くなっているので非常にいい雰囲気ですよね」

    「勝ってるときの方がみんな無口だし、顔つきが厳しくなっているというか、やっぱり失敗できないっているのがあるじゃないですか。一人一人の役割でミスをできないとか、険しい顔になっているのは感じましたね」

    「ハンターの方が攻め方もいろいろなことを考えられるので、そういった意味では追われる方が結構しんどくなると思いますよ。まさに今その状態だと思います」

    山本雅史は、マシンにバランスが求められるポール・リカールで開催されたF1フランスGPでのポールポジションの重要性について振り返った。

    「プラクティスでコンマ7秒以上離したときがあって、今までフランスってホンダは結構苦戦したんですよ。今年のホンダのパワーユニットはデプロイも含めて非常に良い状態でエンジンが使えているので、苦手としたフランスがうまくいったということは、他のサーキットでも柔軟性があると思います」と山本雅史は語る。

    「レッドブルは細かいエアロのチューニングを毎回やっているんですね。特にフランスはリアウイングが重たいやつ軽いやつ、パワーユニットとのバランスでストレートを引き延ばすとか、エアロはフロントウイングも細かい調整をすごく改修しているんですよ。その辺の積み上げも3連戦では良くなってきたと思うんですね。その辺で差が開いてきたのかもしれませんね」

    レッドブル・ホンダF1としては、今季加入したセルジオ・ペレスがようやく実力を発揮し、2台で戦える体制が整ってきた。

    山本雅史も「一番うれしいのはペレスがマックスにどんどん追いついていることです」と語る。

    「フランスは0.45秒くらい差があって、オーストラリアの第1戦では0.32まできてて、徐々に縮まってきているのがチーム力が総合的に高くなるので、もうひとつは唯一3秒台に入れたのがマックスだったので、そういった意味では速さが光ってましたね」

    一方で、マックス・フェルスタッペンについては、予選はまさに“時計のようだ”と称賛する。

    「フェルスタッペンは集中しているラップではミスをしない。そこが彼は凄いスーパーなドライバーなんだけど、ミスをしないで1ラップを走り切るのはすごく難しい」と山本雅史は語る。

    「昨年のアルボンも『どっかで必ずミスしてしまう』とよく言ってましたし、それでコンマ1~2秒タイムが短くなってしまうので、そういった意味ではフェルスタッペンの集中力、タイヤとクルマの動かし方というのが桁外れにうまくすぎるというのがオーストリアの2戦では光ってましたね」

    「予選は時計見たいですよね。ミーティングしたとおりに走ってに帰ってきちゃう。そこはまだペレスとかアルファタウリの二人とは違いますよね」

    「レッドブルの車体、ホンダのパワーユニット、もちろん、二人のドライバーの総合力が本当に強さを見せつけたレースだと思いますね」

    「やっぱりひとつはパワーユニットのマッピングがレースでうまく使われているということと、クルマのアップデートが特にオーストリアの2戦目はフロンツイングのアップデートがマックスにすごくヒットしていたと思うんですよ。だから、どんどん彼自身がいい方向にくるんで、自然とドライバーもゆとりができてくるんじゃないかと思いますね」

    次戦はF1イギリスGPとなるが、あらゆる要素が要求されるシルバーストンは前半戦の“天王山”だと山本雅史は語る。

    「イギリスGPが前半戦の天王山だと思います。何故かと言うと、イギリスはF1コンストラクターの本拠地だし、すでにメルセデスが車体のアップデートを入れてくると言ってますから、そういった意味で本当にレッドブルとメルセデスが拮抗する状況になると思いますし、あそこも本当にタイヤに結構厳しいので、そういった意味でイギリスGPが前半戦の山場だと思います」

    「今回レースのフォーマットも若干変わるんで、観客もフルに入れるということで楽しみにしています」

  • アルファタウリF1技術代表 「事故やミスで貴重なポイントを犠牲にした」

    アルファタウリF1技術代表 「事故やミスで貴重なポイントを犠牲にした」

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは“事故やその他のミス”が今シーズンのチームの貴重なポイントを犠牲にしたと語る。

    アルファタウリの今季マシンAT02は印象的なペースを示しており、ピエール・ガスリーは予選で一貫してトップ10内に入り、ルーキーの角田裕毅も頻繁にQ3に進出するようになってきた。

    しかし、ピエール・ガスリーにとって日曜日は別の問題だった。F1バーレーンGPではダニエル・リカルド、F1シュタイアーマルクGPではシャルル・ルクレールとオープニングラップでの2度の事故に見舞われ、イモラでは乾いてきたトラックでフルウェットを使用するという戦略的なミスもあった。

    一方、角田裕毅は予選で典型的な新人ミスを犯し、何度かグリッドを離れたが、レースパフォーマンスは概してクリーンだった。

    現在のコンストラクターズランキング5位は立派な成績と言えるが、ジョディ・エギントンは、アルファタウリがアストンマーティンやアルピーヌに大きなギャップを開くことを望んでいると語る。

    「確かに悪いスタートではなかった」とジョディ・エギントンは Auto Motor und Sport に語った。

    「しかし、我々はまだ完全に満足しているわけではない。事故やその他のミスですでに多くのポイントを失っている」

    シーズン序盤、ピエール・ガスリーは、AT02がローダウンフォースのサーキットに適していると語っていた。また、“姉妹”チームであるレッドブルにも供給されているホンダのF1エンジンは、両方の世界選手権でかなりのリードを獲得している。

    しかし、ジョディ・エギントンは、ピエール・ガスリーがシーズンで2番目の好成績となる6位でフィンニッシュしたモナコなどの会場での結果がそのような見解を弱めたと考えている。

    「空学に関しては、我々はミッドフィールドにいる」とジョディ・エギントンは語った。

    「今まで様々なウイングが必要なトラックがあり、我々はどこでも競争力のあるペースを設定することができた。パワーユニットに関しても、今は順調に進んでいる」

    AT02の開発については、2022年の新F1レギュレーションに向けたマシンに全力を注ぐため、夏休みを迎えると終了する見込みとなっている。

    「パイプラインにはまだいくつかのことがある。しかし、いつものように、一見しただけでは気付かないことが少しある」とジョディ・エギントンは語る。

    「ほとんどのリソースはすでに新しいプロジェクトに投入されている。行ったり来たりと切り替えたくない。古いプロジェクトが完了したら、我々は先を見据えていく」