カテゴリー: ホンダF1

  • ホンダF1 山本雅史 「フェルスタッペンがエンジン開発を加速させた」

    ホンダF1 山本雅史 「フェルスタッペンがエンジン開発を加速させた」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、マックス・フェルスタッペンがホンダのF1エンジン開発を加速させたと語る。

    ホンダF1とレッドブル・レーシングのパートナーシップは2019年に始まり、同年にマックス・フェルスタッペンが3勝を挙げるなど、レッドブル・ホンダF1は早い段階で成功を収めた。

    今シーズン、レッドブル・ホンダF1は、マックス・フェルスタッペンが、ドライバーズチャンピオンシップでルイス・ハミルトンにわずか8ポイント差の2番手につけており、本格的にタイトルに挑戦している。

    「彼(フェルスタッペン)は日本で非常に人気があります」と山本雅史で RacingNews365 に語った。

    「人々は、マックスとルイスが非常に精密なドライバーであることを知っています」

    「唯一の違いは、昔、F1は日本で本当に人気がありしたが、今はそれほど人気がないということです。誰もが(アイルトン)セナと(アラン)プロストを知っていますが、今ではF1はあまり人気がありません」

    「4人のホンダドライバーの中で、マックスはエンジニアではないですが、彼のフィードバックは最も正確だ。実際、2019年から、マックスと協力した後、彼のフィードバックによって私たちの開発は加速しました」

    マックス・フェルスタッペンのホンダF1と仕事を、フェルナンド・アロンソの特徴と比較するよう求められた山本雅史は、マクラーレン・ホンダがフィールドの後方を走ていたのに対し、レッドブルとホンダは上位に戦っているため、状況は異なっていると明言を避けた。

    ホンダが、2018年にアルファタウリ、そして、1年後にレッドブル・レーシングとの新しい関係に繋がったのは、F1のターボハイブリッド時代におけるマクラーレンとの失敗にあった。山本雅史は、ホンダがメルセデスより最大4年遅れてパワーユニットの開発を開始したことがその要因だと指摘した。

    「当初は準備が不十分でした」と山本雅史は語る。

    「我々はメルセデスに比べて非常に遅く、おそらく3~4年後に開発を開始しました。そのため、メルセデスを捕まえるのに苦労しました」

  • アルファタウリF1技術代表、角田裕毅を擁護 「新人に浮き沈みはつきもの」

    アルファタウリF1技術代表、角田裕毅を擁護 「新人に浮き沈みはつきもの」

    アルファタウリF1の技術代表であるジョディ・エギントンは、若手ドライバーでF1に入るのがますます複雑で困難になっていることを考えれば、ルーキーの角田裕毅の奮闘は“思いがけず”起こったわけではないと語る。

    FIA-F2をランキング3位で終えて、今年アルファタウリ・ホンダからF1にステップアップした角田裕毅だが、シーズン前半戦のパフォーマンスは浮き沈みがあった。

    開幕戦F1バーレーンGPでは9位入賞を果たした角田裕毅だったが、イモラでの第2戦F1エミリア・ロマーニャGPでは予選でクラッシュし、決勝でもポイント圏内走行時にスピンを喫した。アゼルバイジャンとフランスでも土曜日にクラッシュを喫している。

    角田裕毅は、序盤のクラッシュの後で「落ち着く」必要があることを認め、夏休み前の最後の4レースのうち3レースでポイントを獲得した。これにはF1ハンガリーGPでの6位というこれまでのベストフィニッシュも含まれる。

    アルファタウリF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、角田裕毅が最初のシーズンを通して“日々”進歩しており、困難な瞬間に遭遇することは珍しいことではないと感じていると語る。

    「F1でキャリアが長くない初めてのドライバーには浮き沈みはつきものだ」とジョディ・エギントンは語った。

    「以前のチームでの私の期間のなかで、若いドライバーとシーズンをスタートする際に活気と不運が混ざり合っていたことを思い出すことができる。そして、5レースに出場して、頭をかいて『あそこで何が起こったんだ?』となり、それが分かる」

    「それは私にとって珍しいことではない。苛立たしくても、やりがいがあることだ。だが、それは思いがけないことではない」

    「彼は開幕戦で良いレースをしたという事実に焦点が当てられていると思う。マシンには競争力があり、期待は高まるが、同時にまだ学習プロセスにある」

    「焦点を合わせていて、前方を走っているときにそれが突然起こる、疑問符と質問はもう少し強烈に見えるが、私にとっては、それは異常なことでもなんでもない」

    角田裕毅は、2018年にF4でレースをした後、レッドブルのジュニアチームと契約し、F3とF2を1シーズンずつ経験しただけで、F1へとステップアップを果たした。

    ジョディ・エギントンは、F1へのそのような急速な進歩は前代未聞のことではないが、現代のF1の複雑さは、角田裕毅の適応をより困難にしたと考えている。

    「もちろん、(フェリペ)マッサ、(キミ)ライコネンのような他の人々がそれをしているのので、彼が初めてではない」とジョディ・エギントンは語った。

    「もちろん、今違うのは、F1の複雑さだ。ドライバーの作業負荷の観点から、他のインスタンスとの類似点を描くことは困難だ」

    「ピックアップしならないこと、学ばなければならないことの激しさ、エンジニアリングと自動車開発の側面からのF1の急速な開発のペースによって、それはより挑戦的になっている」

    「少しラフなFP1を過ごしても、FP2でそれを挽回することができたのはそれほど昔のことではなかった。今、トラックタイムを逃した場合、そこに戻るのに苦労している」

    「若いドライバーがマシンに乗っている場合、トラックタイムの方が価値があるので、さらに難しくなる。たくさんのことが起こっているが、裕毅は学習曲線上にあり、急なカーブで、彼はそれをやっている。素晴らしい仕事だ」

  • マックス・フェルスタッペン 「ホンダF1との50戦目は特別。結果を出したい」

    マックス・フェルスタッペン 「ホンダF1との50戦目は特別。結果を出したい」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、2021年 F1世界選手権 第12戦 ベルギーGPへの意気込みを語った。

    2021年のF1ベルギーGPは、ホンダF1とレッドブル・レーシングのパートナーシップの50戦目という節目を迎える。マックス・フェルスタッペンは、ホンダF1との仕事を称賛し、特に初勝利は感動的な思い出だと語る。

    「いい夏休みを過ごせた。数週間のオフで少し休息を取り、ジェットスキーに乗るなどして過ごした。水上を走るのはとても楽しかったよ!」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「またレースに戻るのはいい気分だ。3連戦は多いと思うけど、それはみんな同じだし、サーキットにたくさんのファンが来てくれるのを楽しみにしている」

    「ホンダとの50戦目というのは特別だし、後から振り返っても忘れられないレースになるはずだ。これまでの戦いで、ホンダと挙げた初勝利は一番感動的な思い出であり続けるし、彼らがF1を去ってしまう前にいい結果で今シーズンを終えたいと思う。ホンダとの仕事は初めから楽しいものだった。彼らはいつも率直に話をしてくれて、僕らが期待した成果を成し遂げてくれた。チームや僕らと時間をかけてすべてを話し合ってくれたけど、これは僕らドライバーにとってとても重要なことだ」

    「スパに戻ってくるのがとても楽しみだ。とても気に入っているコースで、多くの高速コーナーと高低差に富んだレイアウトはドライブしていて本当に素晴らしい。また、僕らを応援してくれるファンの皆さんに会えるのも楽しみで、昨年は無観客だったので今年グランドスタンドが再びオレンジ色に染まる光景はきっと素敵なはずだ。チャンピオンシップ争いをリセットするのにもいい舞台だと思う。レースウイークの準備は整っていて、いい気分で向かうことができる」

  • アルファタウリ・ホンダF1代表 「角田裕毅は“間違った側の夢”を見ていた」

    アルファタウリ・ホンダF1代表 「角田裕毅は“間違った側の夢”を見ていた」

    アルファタウリF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、角田裕毅がF1デビューシーズン前半に“間違った側の夢”を見ていたと考えている。

    21歳の角田裕毅は、デビュー戦となったF1バーレーンGPで9位入賞を果たして関係者に大きな期待を抱かせたが、序盤5レースではその1戦しかポイントを獲得できず、F1キャリアのスタートは困難なものとなった。

    最初の5レースを終えた角田裕毅は、F1へのステップアップが「予想以上に難しい」と感じたことを認めている。

    それ以来、角田裕毅は一貫性のある走りができるようになり、過去6レースで4回の入賞を果たしたが、チームメイトのピエール・ガスリーとはまだかなり離れている。

    この改善は、F1に到達してすぐに一貫してQ3に進出できることを期待して、プロセスを短縮しようとしたことの間違いを認めて、より現実的な目標を設定したことにある。

    フランツ・トストは、これを“間違った側の夢”と表現した。

    夏休みが角田裕毅に提示する機会について「夏休みは、すべての人がバッテリーを充電するのに適している」とフランツ・トストは語った。

    「裕毅はルーキーだ。今日のF1は本当にプロフェッショナルで、非常に高いレベルにある。技術的な面でも、若いドライバーにとってF1に参加することは大きなチャレンジだ」

    「異なるカテゴリーのマシンに乗り込んで、ミスなく運転でき、すぐに成功できると考えるのは、間違った側の夢を見ていることになる」

    「成功するためには、一生懸命働き、規律を守る必要がある」

    昨年のテスト走行後の角田裕毅のF1への準備についてアルファタウリF1のチーム内に懸念はあったが、彼はバーレーンのプレシーズンシーズンテストでの一貫性とペースに感銘を与えた。

    F1バーレーンGPの予選でQ2で敗退して13番グリッドからのスタートとなった角田裕毅は、オープンニングラップで一時的に17番手まで順位を落としたが、レースでは優れた走りをみせて9位まで挽回し、デビュー戦でポイントを獲得した。

    しかし、角田裕毅はその有望なスタートをすぐに土台にすることができず、イモラの予選ではQ1の最初のフライングラップでクラッシュを喫する。。

    角田裕毅は、そのクラッシュが1回だけのアタックでQ2に到達するという決意にあったことを認め、すぐに結果を出そうとしてプッシュするのではなく、目的を修正する必要性について語った。

    だが、それは角田裕毅が予選の3回のクラッシュの最初のものだった。次はバクーであり、少なくともQ3まで進んだが、最後の試みクラッシュ。そして、ポール・リカールでは事実上イモラのミスの繰り返しのようなミスを犯し、Q1の最初のアタックでクラッシュを喫している。

    また、それらに加え、角田裕毅はモナコとハンガリーでのプラクティスでクラッシュを喫し、重要なトラックタイムを犠牲にしている。

    当然ながら、角田裕毅の予選パフォーマンスは印象的ではなく、グリッドの誰よりもチームメイトと比較して悪い予選記録を持っている。まだ予選でピエール・ガスリーを破ったことはなく、平均して0.6%強のタイム差がある。ピエール・は少なくとも一貫してQ3に到達しており、過去6レースで3回進出している。

    レースパフォーマンスは少し良くなっているが、通常は貧弱なスタートポジションによって抑制されている。タイヤマネジメントに苦労することがしばしばあり、それほど厳しくないシルバーストンではうまく対応して10位でフィニッシュしている。

    また、レッドブル・リンクでのF1オーストリアGPでは、ピットストップ時にピットエントリーの白線を跨ぐという2つの同じミスを犯した。同じサーキットでの2戦目ということもあり奇妙なミスだったが、チームは角田裕毅が2回目のストップでピットレーンに入るまで、最初のミスを知らせていなかった。

    全体として、角田裕毅の前半戦は期待外れだったが、改善の兆しも見られており、後半戦で一貫したポイントスコアラーになることを現実的に期待できるものだった。

    それでも、フランツ・トストは、前半戦最後のハンガリーでも、抑制してほしい焦りの兆候がまだあったと語る。

    「若いドライバーは学ぶ必要があり、我々は裕毅と良い方向に進んでいる」とフランツ・トストは語った。

    「彼は素早く学んでいる。まぁ、時々彼は少しやる気がありすぎているかもしれない。彼が初めてF1カーに乗っていることを忘れてはならない。FP1の初めの彼のラップタイムを見れば、彼は非常に速く、その後は少し速すぎたのかもしれない」

    「FP1では少し遅くても、多くのラップを行う方が良いと彼に伝えている。すべてのラップが技術的理解と経験を増やすのに役立つからだ」

    角田裕毅は、高い基準を設定したいという自然な欲求と、ミスを避ける必要性とのバランスをとることができることを証明する必要がある。今シーズン、角田裕毅は何度も自分のパフォーマンスを「受け入れられない」と表現したが、ミスから学んでいることを示せなかった。

    角田裕毅は経験の浅いドライバーであり、F3とF2をそれぞれ1年戦っただけでF1に到達した。2022年もチームに残留することが広く期待されており、F1に落ち着くまでにもっと時間が必要だ。

    だが、アルファタウリとして、角田裕毅も結果を出す必要がある。ピエール・ガスリーが表彰台を含めて50ポイントを獲得しているのに対し、角田裕毅はわずか18ポイントでベストリザルトは6位となっている。

    角田裕毅がポイント面で貢献をする必要性についてフランツ・トストは「そうだね、裕毅だけでなく、ピエールも結果を出さなければならない」と語った。

    「2人のドライバー、2台のマシンがある。アストンマーティンとアルピーヌの前にいる限り、どちらのドライバーが配達しているかは関係ない」

    「ピエールは素晴らしい仕事をしており、彼は非常に高いレベルで運転していて、マシンの可能性を示している。コンストラクターズ選手権で5位になるポテンシャルはあると言わざるを得ない」

  • ホンダF1 「最終戦に向け一戦一戦大事に全力で戦っていきたい」

    ホンダF1 「最終戦に向け一戦一戦大事に全力で戦っていきたい」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年シーズン後半戦のスタートとなるF1ベルギーGPへの意気込みを語った。

    スパは、全長7.004㎞とF1カレンダー上で最も長いサーキット。高低差に富んだ高速コーナーが多く、迫力のバトルが随所で繰り広げられる。全開率も高いため、パワーユニット(PU)への負荷も大きくなる。ホンダF1としては、第二期の1988~91年にアイルトン・セナが4連覇を果たしている。

    昨年はレッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンが3位表彰台を獲得。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは、ピエール・ガスリーが名物コーナーの“オー・ルージュ”でのオーバーテイクを披露するなどライバルたちを果敢に抜き去り、8位入賞を果たしている。

    「8月中旬の2週間のF1サマーブレイクが明け、我々ホンダ F1にとって最後の2021シーズン後半戦に突入します」と田辺豊治はコメント。

    「前半戦以上にタイトなスケジュールとなる後半戦に臨むにあたり、それぞれのメンバーはフィジカル的にも、またメンタル的にも十分リフレッシュできたとことと思います。イギリスGP、ハンガリーGPと夏休み前の2戦は、我々にとって難しいレースが続きましたが、気持ちを切り替えるにもいい機会でした」

    「シーズン後半戦は、伝統のベルギー、スパ・フランコルシャンにて幕を開けます。全長約7kmという長大なコースで、第1セクターと第3セクターにそれぞれ長い全開区間が設けられるレイアウトになっており、PUにとってシーズン中最もタフなサーキットの一つです」

    「また、今回はレッドブル・レーシングとのパートナーシップ締結後50戦の記念レースになります。F1復帰後初勝利や初ポールポジション獲得、ダブルポディウムや5連勝など、いくつもの素晴らしい成果を一緒に残してきました。さらにその記録を伸ばすべく、最終戦に向け両チームとともに一戦一戦大事に全力で戦っていきたいと思います」

    「残念なことに、先日コロナ禍の影響により2年連続での日本GPの中止がアナウンスされました。ホンダのメンバー、また両チームのメンバー一同、ホンダ F1とってのラストイヤーに鈴鹿GPで戦うという想いがあっただけに、本当に残念に思っています。この先のシーズンも全力で戦いますので、引き続き応援よろしくお願いいたします」

    また。レッドブル・レーシングとホンダF1のパートナーシップ50戦という節目のレースについて田辺豊治は「振り返ると、約2年半という短い期間の中で、F1復帰後初勝利や初ポールポジション獲得、ダブルポディウムや5連勝など、いくつもの素晴らしい成果を一緒に残してきました」とコメント。

    「パートナーシップ締結当時にはF1復帰後の表彰台さえ未経験だったホンダが、プロジェクト最終年の今年にレッドブル・レーシングと一緒にチャンピオンシップを争うまでに成長してきた歩みを思うと、本当に感慨深いものがあります。これもすべて、レッドブルとホンダのメンバーが、常にいいコミュニケーションを取りながら重ねてきた努力の結果です。チャンピオンシップ獲得という大きな夢を共有しながら、いつの時でも、ホンダを信頼し、非常にオープンかつフェアな姿勢で臨んできてくれたレッドブル・レーシングに、ここで改めて感謝の想いを伝えたいと思います」

    「もちろん、ここまでの進歩は、素晴らしい成績を残してきてくれたドライバーたち、そしてレッドブル同様に、我々と一緒に成長を続けてきたスクーデリア・アルファタウリなくしては、成しえなかったとも考えています。2つのチームともに、我々にとっては最高のパートナーであり、ここまで一緒に成し遂げてきたことを誇りに感じています」

    「残念ながら、ホンダF1にとっては残すところあと12戦のみになりました。最後に笑ってフィナーレを迎えることができるよう、ここからもレッドブル・レーシング、アルファタウリとともに全力でレースに挑んでいきます」

  • ピエール・ガスリー 「3連戦で始まる後半戦に向けてフル充電できた」

    ピエール・ガスリー 「3連戦で始まる後半戦に向けてフル充電できた」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、2021年 F1世界選手権 第12戦 F1ベルギーGPへの意気込みを語った。

    「ドライバーというのは、次にコースに出るまでは前回のレース結果の影響を受けるものだ。そういう意味では、ブダペストでの結果は前半戦の締めくくりとしてベストな形だったので、サマーブレイクを楽しむことができた」とピエール・ガスリーはコメント。

    「予選は5番手と非常にいい結果で、トップチームのすぐ次、中団勢のトップだった。レースではまたも不運に見舞われて1コーナーで後方に下がってしまい、予選結果を最大限に活かすことはできなかったけど、ほぼ最後尾から挽回して素晴らしいバトルの末に5位に入った。チームの2台ともポイントを獲得できたという点が重要だし、僕にとってはドライバーズランキングで8位まで浮上し、とても満足のいく結果だった」

    「ハンガリーGPを終えた後はスペインへ直行し、他のドライバーと会うなどリラックスした時間を過ごしてから、フランスへ帰って子供の頃からの友人たちとも過ごした。過密スケジュールとなる後半戦は体力面が重要なので、休息は取りながらもトレーニングプログラムは継続していた」

    「スパに戻って、レースが再開するのを楽しみにしている。スパはお気に入りのサーキットで、大好きですし、常にいい結果を残せている。シングルシーターでの初勝利がここだったことが特に記憶に残っていえう。2019年のことは、アントワーヌ(ユベール選手)への想いととともに決して忘れることはないし、そうした気持ちも含めてたくさんの思い出がある。コースレイアウトは素晴らしく、いつもいいレースを演出する」

    「サマーブレイクを楽しみ、3連戦で始まるタイトな後半戦に向けてフル充電はできたので、ハンガリーでの勢いを継続して後半戦をスタートできればと思う」

  • ホンダF1、F1ベルギーGPでレッドブル・レーシングと節目の50戦目

    ホンダF1、F1ベルギーGPでレッドブル・レーシングと節目の50戦目

    ホンダF1は、2021年 第12戦 F1ベルギーGPでレッドブル・レーシングと節目の50戦目を迎える。

    2018年からトロロッソとのパートナーシップを開始したホンダF1は、2019年からレッドブル・レーシングへとパートナーシップを拡大。F1オーストリアGPでレッドブル・ホンダとして初優勝を果たし、ここまで11勝と32回の表彰台を獲得している。

    2021年シーズン後半戦のスタートとなるF1ベルギーGPでレッドブル・ホンダのパートナーシップは50戦目の節目を迎える。ホンダF1にとって最後のシーズンとなる今年、両方のチャンピオンシップのリードをメルセデスF1から奪還することを目指してF1ベルギーGPに挑む。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「短期間で我々はこのパイブリッド時代に素晴らしい達成してきました」と田辺豊治は語る。

    「2019年のオーストリアでの初優勝、同年のハンガリーでの初ポール、2020年のバーレーンでのレッドブルとの初ダブル表彰台、そして、最も最近では今年これまでに5連勝などがあります」

    「ホンダはレッドブルと組む4年前にF1に復帰しましたが、表彰台フィニッシュさえできておらず、レッドブルと一緒にチャンピオンシップを目指して戦うまで長い道のりがありました」

    「これはホンダとレッドブルの全員の多大な努力と優れたコミニュケーションの賜物です。50戦目に先立ち、レッドブル・レーシングのオープンでフェアなアプローチ、そして、彼らが我々に示してくれた信頼、同じ目標を共有してくれたことに感謝したいと思います。また、その期間におけるドライバーの貢献も忘れてはなりません」

    「もうひとつの重要な要素は、2018年のスクーデリア・トロロッソとの優れた協力関係でした。これにより、翌年から両チームと提携の基礎が築かれました。我々はこれまで達成したことを誇りに思っています。ホンダのF1プロジェクトは、もう12戦しか残っていません。このアドベンチャーを最高の状態で終えるために我々全員で可能な限りの努力をしていきます」

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「2019年シーズンの初めに一緒に仕事を初めて依頼、ホンダとの関係はますます強くなっている」とコメント。

    「我々は49回のスタートで11勝と32回の表彰台を獲得し、これまでの共同での成功を非常に誇りに思っている」

    「スパは我々が一緒に戦う50回目のレースとなる。これまでに我々が達成したことを振り返り、その成功を土台にし、我々が今年チャンピオンシップを争う立場にいることを可能にしてくれたホンダのすべての人の並外れた努力とコミットメントに感謝する絶好の機会だ」

  • ホンダ、2022年もレッドブルのF1エンジンに『HONDA』ロゴ掲載の可能性

    ホンダ、2022年もレッドブルのF1エンジンに『HONDA』ロゴ掲載の可能性

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコと、ホンダF1のマネージングディレクターの山本雅史が、2022年以降の両者の関係について RacingNews365 に語った。

    昨年、ホンダは、2021年をもってF1から撤退することを発表。だが、HONDAの名前は、2022年以降もレッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリのマシン上に残るかもしれない。

    エンジンサプライヤーを失うことになったレッドブルは、解決策を見つけなければならなかった。だが、コスト削減の流れが味方し、2022年からエンジン開発の凍結で全チームと合意。ホンダのF1エンジンの知的財産権を引き継ぎ、エンジンをメンテナンスし、最終的には開発するための会社となるレッドブル・パワートレインズを設立した。

    レッドブルは、現在、エンジン部門を構築しているが、それには時間がかかる。施設を建設し、設備を購入し、人員を募集する必要がらう。最終的にレッドブル・テクノロジーには数百人のスタッフが終了され、新しいエンジンレギュレーションが導入される2025年または2026年に新しいエンジンを開発する予定となっている。

    だが、2022年に関しては、ホンダが現在も開発を進めているF1エンジンをHRD Sakuraで組み立ててレッドブルに納品する形となる。

    2022年以降のホンダとのF1エンジン契約についてヘルムート・マルコは「ホンダがF1を去るので、実際に我々はエンジンサプライヤーになることを余儀なくされた。我々はすぐに自分たちでエンジンを作りたいと確信した」と語る。

    「パッケージは我々にとって非常に重要だ。メーカーからエンジンを購入すれば、影響を与えることができないエンジンを入手し、それでやっていかなければならない。そのエンジンに合わせてマシンを作らなければならない」

    「社内にエンジン部門がある場合は、折り合いをつけながら最適なトータルパッケージを構築することができる」

    また、ホンダとの契約についてヘルムート・マルコは「我々は知的財産権と日本で開発される2022年エンジンを取得する。ホンダから購入するものはすべて有料だ。我々は多くのエリアで彼らと協力を続けていく」と語る。

    当然ながら、レッドブルがホンダにいくら支払うかについては公表されないが、多額の金額になることは確かだ。通常、チームはエンジンサプライヤーに年間で1800万ドル(約19億7500万円)以上を支払う。

    「新しいエンジンが納品されれば、2023年もしくは2024年には我々自身でそれらを構築し、組み立て、取り付ける。素晴らしいプロジェクトだ。我々がそれに必要なテストベンチを購入したことは周知の事実だ」

    「問題が発生した場合は、ホンダからのサポートが約束されている。だが、それはヒューマンリソースが開いている場合に限る。テストベンチとスタッフも彼らから引き継ぐ。彼らは非常に良い日本人であり、メルセデスからやってくる人々も一緒になる。非常に良いパッケージだと信じている」

    ホンダF1の山本雅史も、2022年のサポートについて「技術面で最大限のサポートを提供し、両チーム(レッドブルとアルファタウリ)が競争力を持てるようにしていきたいと思っています。マーケティング面でのサポートは最小限になります」と語る。

    レッドブルのF1エンジンプロジェクトは、フェラーリやメルセデスなどのエンジンサプライヤーと同様に非常に野心的だ。施設やリソースだけでなく、人員にも、何億もの投資を意味する。たとえば、メルセデスはF1エンジン部門に400人以上の従業員を抱えており、たとえば、2019年には、エンジン部門だけですでに2億7700万ユーロ(約356億円)を費やした

    。レッドブル・パワートレインズはどのように見えるのだろうか?

    「それは、新しいエンジンの開発のための並行プログラムがあるかどうかにも依存する。エンジンはアルファタウリとレッドブルレーシングで使用される。大まかに言えば、300から500人が仕事に来るだろう」とヘルムート・マルコはレッドブル・パワートレインズのセットアップについて語った。

    そして、ホンダがF1で公式に活動しなくなったという事実にもかかわらず、HONDAのロゴがレッドブルとアルファタウリに残る可能性は非常に高い。

    「これは、ホンダのエンジンを入手する一方で、特定の形で協力するプロジェクトだ」とヘルムート・マルコは説明する。このコラボレーションは、マーケティングにも焦点を当てている。

    山本雅史によると、2022年のホンダエンジンの名前はまだはっきりしていない。

    「現在、レッドブルとエンジンの名前について話し合っています。また、エンジンをサポートし、エンジンに関与し続ける方法についても話し合っています」

    ヘルムート・マルコによれば、レッドブル・パワートレインズのエンジンはレッドブルとアルファタウリ専用となる。他チームへの供給は、2025年または2026年に新しいF1エンジンが導入されるまで行われない。新しいチームがF1に参加した場合、レッドブルはF1エンジンの供給を義務付けられることもない。その義務には、アルピーヌ/ルノーという最小数のエンジンメーカーがいるからだ。

    また、ヘルムート・マルコは、新しいF1エンジンに関するレッドブルとホンダの技術協力も除外していない。

    「それは将来使用されるバッテリーの種類に大きく依存する。ホンダはもちろんEテクノロジーにも投資している」

    山本雅史によると、今後数年間の自動車メーカーとしてのホンダの焦点は、主に1つのプロジェクトにある。

    「今年中にF1プロジェクトを終了し、カーボンニュートラルと電気駆動に焦点を当てます。将来については、4月に新しいCEOが就任する予定です。彼が何かを検討しているかもしれませんが、現時点では何も決定されていません」と山本雅史はホンダのモータースポーツの将来計画に言及しながら語った。

    山本雅史は、ホンダがコストのためにF1から撤退するのではなく、、あくまで新たな焦点のためだと橋梁する。

    「主な理由は、現在、我々はメルセデスに追いつくためにF1で最高のエンジニアを使用していますが、我々はそれらを電化およびカーボンニュートラルプロジェクトに使用したいと思っています」

    新世代のF1エンジンが導入された2025年(または2026年)からのレッドブルの野心的なエンジンプロジェクトは、まだ2つの方法がある。完全に社内で行うか、自動車メーカーと開発で提携するかだ。

    ヘルムート・マルコは、アウディまたはポルシェとのコラボレーションを除外していないが、「コラボレーションする際も、独自のエンジンに依存する必要がある」と外部のパーティによって開発されたエンジンではなく、レッドブルエンジンのスポンサーとしての提携になる可能性を示唆した。

  • マックス・フェルスタッペン 「目標はF1王座獲得。記録にはこだわらない」

    マックス・フェルスタッペン 「目標はF1王座獲得。記録にはこだわらない」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、重要なのは2021年のF1タイトルだけであり、他の記録は重要ではないと主張する。

    2021年のF1タイトル獲得への道のりのなかで、マックス・フェルスタッペンはすでにいくつかのF1レコードを打ち立てている。そのうちの1つに、F1史上最年少グランドスラムがある。F1オーストリアGPではポールポジション、優勝、ファステストラップに全ラップリードを加えた“グランドスラム”で圧勝した。

    また、マックス・フェルスタッペンは、F1フランスGPとオーストリアの2連戦で勝利し、トリプルヘッダーの3つのレースすべてに勝った最初のドライバーになった。

    だが、マックス・フェルスタッペンは、唯一の本当の目標はルイス・ハミルトンを倒して2021年のタイトルを獲得することであり、そのようなスタッフは重要ではないと語る。

    「僕は記録にこだわらない。目標はチャンピオンを勝ち取ること。僕にとって重要なのはこれだけだ」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    マックス・フェルスタッペンは、開幕11戦で5勝を挙げ、2021年前半を誇りを持って振り返ることができる。しかし、彼が指摘するように、最も重要なことは、2021年の終わりにランキングのトップにいることだ。

    「オーストリアの連勝はすごく良かったね。モナコの優勝も最高だったし、正直なところ今シーズンは良い思い出が沢山ある」

    「全体的には良いスタートが切れた。僕たちには高い競争力が備わっている。でも、シーズンの最後まで競争力を維持する必要がある。そのために僕たちはチームとして努力しているんだ。この状態を維持できることを祈ろう」
    。

    2021年、マックス・フェルスタッペンは、経験豊富なセルジオ・ペレスをチームメイトに迎えたが、これまでのところペレスを快適に上回っている。

    しかし、マックス・フェルスタッペンは、セルジオ・ペレスとの仕事を楽しんでおり、レース以外のことについて話をしていると語る。

    「チェコは素晴らしいチームメイトだし、最初の数カ月で良好な関係を築けた」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    「僕たちはとても上手くやっているし、彼は本当にクールで、レースだけではなくて、どんな話題でも楽しく会話ができるんだ。このような関係を築けるのは素晴らしいよ」
    夏休み後の最初のレースとなるF1ベルギーGPで、マックス・フェルスタッペンはドライバーズランキングで1位に返り咲くことを目指しており、イギリスとハンガリーでの2つの苛立たしいレースから立ち直ろうとしている。

    しかし、結果に関係なく、カレンダーでお気に入りのトラックであるスパ・フランコルシャンでのドライブを楽しむつもりだと語る。

    「個人的に、スパはレースカレンダーで一番好きなサーキットだし、あそこをドライブするのはいつだって楽しい」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    「ベストリザルトが得られることを願っているけれど、まずはスパでのドライビングを楽しむつもりだ」

  • ピエール・ガスリー 「F1がMotoGPのようなフィールドになることを期待」

    ピエール・ガスリー 「F1がMotoGPのようなフィールドになることを期待」

    ピエール・ガスリーは、MotoGPに見られるように、F1が今後数年間ではるかに近いフィールドを世界選手権に提供できることを期待している。

    今シーズンのMotoGPでは、ヤハマ、ドゥカティ、KTM、ホンダのすべてが勝利を挙げているが、F1では、メルセデスが長年にわたってフィールドを支配し、フェラーリやレッドブルなどが彼らの牙城を崩すために最善を尽くしたとしても、一般的に非常に予測可能なシリーズとなっていた。

    最近のシーズンで、F1はもう少し予測不可能になり始めているが、ミッドフィールドのF1チームがレースで勝利を収めることを期待できるまでには至っていない。

    しかし、新しいF1レギュレーションが導入される2022年もミッドフィールドチームであるアルファタウリF1に残留濃厚なピエール・ガスリーは、全員が切望するより競争力のあるシリーズにするためにF1が果たそうとしているステップに勇気づけられている。

    「レギュレーションの変更は、すべてのチーム間のギャップを埋めようとしていると思う」とピエール・ガスリーは GPFansGlobal に語った。

    「たとえば、ホンダ、ドゥカティ、ヤマハ、アプリリア、KTMの6つのメーカーが戦っている魅力的なMotoGPと比較してほしい。スズキにも勝ってほしね」

    「でも、基本的には、パフォーマンスのバランスが取れていて拮抗しているので、シーズン中に誰もがレースに勝つチャンスを得ることができる」

    「基本的にドライバーのパフォーマンスにもう少しインセンティブを与え、勝つチャンスを全員に与え、もう少し予測不可能にすることが、F1が目標とすべきことだと思う」

    「ビッグチームは、はるかに多くのリソースを持っており、何年にもわたってはるかに多くのお金を費やして多くのことを学んできた」

    「彼らがすべてについて持っている知識は、予算の少ない小規模なチームと比較して倍増している。彼らが構築した施設は、より効率的で優れたツールであるため、それに追いつくのは困難だ。

    「でも、F1はフィールドをもう少し近づけるために正しい方向に進んでいると思う」

    「僕たちがそこに向かえば、、ミッドフィールドからのより強い結果や表彰台が得られると思うし、より多くのチャンスがあるだろう。それがミッドフィールドのチームとって必要なことだ」