レッドブル・ホンダF1陣営は、木曜日の午後に特別なホワイトの日の丸カラーリングが施されたRB16Bと対面。マシンに合わせてホワイトのカラーリングに身を包んだマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレス、ホンダF1の田辺豊治TDと山本雅史MDが記念撮影を行った。
本来ならば、この日の丸カラーのRB16Bは、鈴鹿サーキットでホンダのホームの観客の前でF1日本GPを戦う予定だった。
その思いをマシンとレーシングスーツに込めて、トルコのイスタンブール・パークで勝利を目指す。

レッドブル・ホンダF1陣営は、木曜日の午後に特別なホワイトの日の丸カラーリングが施されたRB16Bと対面。マシンに合わせてホワイトのカラーリングに身を包んだマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレス、ホンダF1の田辺豊治TDと山本雅史MDが記念撮影を行った。
本来ならば、この日の丸カラーのRB16Bは、鈴鹿サーキットでホンダのホームの観客の前でF1日本GPを戦う予定だった。
その思いをマシンとレーシングスーツに込めて、トルコのイスタンブール・パークで勝利を目指す。

ピエール・ガスリーは、レッドブルF1が自分にもう一度チャンスを与えてくれないことに不満を感じてはいるが、セルジオ・ペレスに腹を立てているわけではないと語る。
2019年にレッドブル・レーシングから“姉妹”チームのトロロッソ(現アルファタウリ)に降格させられて以降、ピエール・ガスリーはグリッド上で最も印象的なドライバーの一人に成長した。
今年、セルジオ・ペレスがマックス・フェルスタッペンに匹敵することに苦労していることを受け、ピエール・ガスリーは2022年に自分にもう一度チャンスを与えられることを望んでいた。
しかし、レッドブル・レーシングは2022年もセルジオ・ペレスの続投を決定。発表が行われたF1オランダGP後にピエール・ガスリーは失望と怒りが入り混じった感情を表明していた。
「レッドブルはセルジオを続けることを好んでいる」とピエール・ガスリーは Canal Plus に語った。
「特に先週末のザントフォールトでのパフォーマンスを見れば、彼がQ1で敗退して、チームメイトから1周遅れて8位でフィニッシュし、ドライバー・オブ・ザ・デイだったのは事実だ。でも、本当に理解できないことがいくつかある」
だが、ピエール・ガスリーは、セルジオ・ペレスに対して強い感情を持っていないことを明らかにし、F1トルコGPで並んで座ったときに改めてその点を念押しした。
「ちゃんとすべてを言い直したいと思う。セルジオとは何の関係もなかった」とピエール・ガスリーは語った。
「それは自分の問題と言っていいし、個人的な契約と将来のためのレッドブルとの関係についてだった」
「僕はトロロッソ(アルファタウリ)でチャンスが与えられた2018年よりも、非常に良いレベルでパフォーマンスを発揮していると思う。パフォーマンスを発揮して、経験も積んでいる」
「今年に基づいて、自分はもっと良いチャンスに値するかもしれないと感じたけど、それが決断だ。それは僕のモチベーションを止めるものではない」
多くの人は、ピエール・ガスリーにもう一度チャンスを与えることを躊躇していることを考えると、別の興味深いシートが空席になった場合、ガスリーはレッドブル・ファミリーを完全に去ることになるのではないかと考えている。
しかし、ピエール・ガスリーは、自分の主な焦点はレッドブルと一緒にタイトルを獲得することにあると主張する。
「キャリアの観点から、僕の目標は、セルジオのポジション、レッドブルにいることだ。勝利と表彰台を目指して戦うことができるマシンに乗りたいのは当然のことだ」とピエール・ガスリーは付け加えた。
「それが僕の目標だ。それが僕が毎朝取り組んでいることであり、自分自身に取り組み、より良いドライバーになって、レースに勝つことを目指している。それが目標だ」
「彼らは彼らの決定を下したし、僕はそれに満足している。彼らは非常に成功したシーズンを過ごしている」
「これからも頑張ってチャンスをつかもうと思っている。それが僕が望んでいることだからね。ワールドチャンピオンを戦いたいと思っている」

レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスが、2021年 第16戦 F1トルコGPへの意気込みを語った。
「このマシンにとても自信を持っているし、最近はペース面で良い兆候を示していると思う。でも、シーズン終了にむけてチャンピオンシップで僕たちが望んでいる結果を獲得するためには、グリッドでそれに見合った位置にマシンを並べて、大きなポイントを獲得するためには、それをまとめる必要があることを認識している」とセルジオ・ペレスはコメント。
「ロシアの後、何がうまくいかなかったのか、何がうまくいったのか、どこを改善できるかを分析するために多くの作業を行った。トルコに先立ってシミュレーターでもより多くの時間を過ごしたし、今週末に向けてかなり激しい宿題をこなしてきた。今は残りの7レースを楽しみにしているし、運が向いてくれると確信している。僕たちはコース上でパフォーマンスを発揮してはいるけど、今後は日曜日の結果でそれを示さなければならない。今週末は表彰台に戻りたいと思っている」
本来であれば、今週末はホンダのホームである鈴鹿サーキットでF1日本GPが開催されているはずだった。
「今週末、日本でレースをしないのはとても悲しいことだ。ホンダのエンジンで日本でレースをするのはとても特別なものになったはずだ。でも、代わりに僕たちは日本で見てくれているファンのために結果を出したいと思っているし、彼らの名誉のために素晴らしい結果を届けることを目指している」とセルジオ・ペレスは語る。
「ホンダにはとても感銘を受けているし、このような歴史的なブランドの一員でいることを非常に誇りに思っている。日本の文化とホンダのチームの仕事の仕方が好きだし、誰かと話をすると、すぐに彼らはそのアイデアに取り組み始める。彼らは一緒に仕事をするには刺激的な組織だ」

アルファタウリ・ホンダの角田裕毅が、2021年 第16戦 F1トルコGPへの意気込みを語った。
「ロシアは本当に残念でした。予選までは全てが上手くいき、普段通り進んでいました。スパの時の比べて、インターミディエイト・タイヤでのドライビングに関して一歩前進できていたのに、土曜日の午後はコンマ数秒の差でQ3に進出できなかったので悔しかったです」と角田裕毅はコメント。
「レースでは、グリップが殆どなくファーストラップでかなり順位を落としてしまい、その後はずっとダーティエアーに苦しめられました」
「レース後はファクトリーで時間を過ごし、レースの反省をしたり、トルコに向けての準備やトレーニングをしました。自宅には自由に使えるシミュレーターがあるので、何度も走ってみました。もちろんレッドブルにある本格的なシミュレーターとは全然違いますが、今まで使ってきた物の中では一番リアルです」
「シミュレーターの1番の主な利点はサーキットについて学べるという点と、ドライビングに磨きをかけられるという点です。また、過去のレースで起きた事を振り返ったり、特定のドライビングの練習もできます。自宅にシミュレーターを置くのはとても便利で、エンジニアたちと相談しながら、彼らが自分用に作成してくれたプランに基づいてFP1から予選までをシミュレーションできます」
「去年、F2ではトルコでのレースはなかったので、イスタンブール・パーク・サーキットを走るのは今回が初めてになります。去年のF1を観ましたが、とても滑りやすいコンディションでした。 雨だったということもありますが、路面が新しいものだったということも原因だと思います。なので、今週は大丈夫であることを祈ります」
「いつも通りのプログラムに従って、スピードを徐々に伸ばしていきたいと思います。過去5戦は安定はしていましたが、パフォーマンスとペースはあまり良くなかったです。なので今週は、もっと戦えるようにもう少し調整を重ねていきたいと思います。おそらくドライコンディションであり、サーキットのターン8ではフィジカル面が要求されてくるので厳しくなるとは思いますが、レースを楽しみにしています」

今週末のF1トルコGP。本来であれば、F1日本GPが行われる予定だったレースウイークに、レッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリともに、特別なデザインのマシンを走らせる。実現に至るまでの経緯を、ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史が語った。
鈴鹿サーキットで日本GPが開催される予定だった今週末は、代わりにイスタンブールでトルコGPが行われる。
コロナ禍の影響により、2年連続で中止が決まったF1日本GPに、ホンダ F1のメンバーも無念の思いをにじませている。
もちろん、安全が何よりも優先されることは当然だが、ホンダとしてはF1プロジェクトの最終年となっただけに、ホームの大観衆を前にレースをしたかったという思いがどうしても消えない。
その願いは叶わないままに今週末を迎えてしまいたが、F1トルコGPでは、レッドブル・レーシング・ホンダのRB16Bが1戦限りの日本仕様カラーで参戦。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダも普段と少し異なる姿のマシンを用意した。
「レッドブルから鈴鹿のために何か特別なことをしようとホンダに持ち掛けてくれました。そこで、ホンダ初のF1優勝マシンであるRA272をインスパイアした、特別カラーのレーシングスーツというアイデアが出てきました」と山本雅史は説明する。
「過去に、ホンダドライバー向けに白地に赤いラインの入ったレーシングスーツを制作したことがあり、ジェンソン・バトンがホンダ Racing THANKS DAYで着てくれました。それもあって、当初は鈴鹿で特別なスーツを用意するアイデアだったんです」
「議論を重ねる中で、『マシンのカラーリングも変えてはどうだろう?』と提案しました。RA272をモチーフに、デザインは一緒に考えました。レッドブルがベースのデザインを作ってくれて、僕らからは日の丸をイメージした赤丸を入れられないかなど、細かい部分を提示していきました」
レッドブルは、FIAF1から、このカラーリングでの走行許可を得なければならなかった。当初の予定通りにこのマシンで鈴鹿を走ることができれば「最高だったね」と山本MDは語るが、どのサーキットになっても、このカラーリングが発するメッセージは変わらない。
「少し残念な気持ちはありますが、ホンダとしては、レッドブルと一緒にこういう取り組みができたことがとてもうれしいですね。実現に向けて尽力してくれたレッドブルには本当に感謝しています」と山本雅史は語る。
「ファンの皆さんにはきっと喜んでもらえると思います。レッドブルとホンダがワンチームになって同じ目標を目指しているという姿が見せられることは、誇らしい気分です。こうして、世界中のファンの皆さんにお見せできるものがあるというのも、誇りに思います」
「個人的には、ホンダのみんなが喜んでくれているのもうれしいですね。我々がワンチームなんだということを示すのは大切ですから」
F1トルコGPでこうしたメッセージを発信するのは、レッドブルだけではない。スクーデリア・アルファタウリも、日本語で「ありがとう」と書かれたリアウイングで戦います。
「この『ありがとう』は、もちろんレッドブルファミリーである、クリスチャン(ホーナー代表)、ヘルムート(マルコ氏)、フランツ(トスト代表)、そして4人のドライバーにも向けたものですが、一番伝えたいのは、ずっと応援し続けてくれたファンの皆さんです。僕らにとっては今年が最後の一年となりますが、どこかでこうしたメッセージを伝える機会が欲しいと思っていました」
もしイスタンブールで勝利を収められれば、今回のスペシャルデザインは「レースウィニングマシン」として、もう一つ特別な意味合いが増えるはずだ。
今回のカラーリングは、山本MDにとっては過去のどのデザインよりもお気に入りとなっているようだが、それ以上に、レッドブルとホンダの絆の象徴とも言えるこのマシンが、ホンダファンや従業員に長く愛されることを望んでいる。
「いつか、青山にこのマシンをチャンピオン獲得マシンとして展示できれば、本当に特別な瞬間になると思います。その前に、ファンの皆さんに飾ってもらえるように、ミニカーを発注済みです。僕は準備がいいので、1/18と1/43の2種類を発注しました(笑)」と山本雅史は語る。
金曜日のフリー走行で、このマシンがコースへ出ていく瞬間は、素晴らしいものになるはずだ。しかし、その瞬間からは、メルセデスとの厳しいチャンピオンシップ争いへ目を向けなければならない。
今季は非常にドラマティックな戦いになっており、山本MDはまだ紆余曲折があるとにらんでいる。後から振り返ったときに、この特別カラーが歴史に残るような役割を果たしてくれれば理想だが、最後までファンの皆さんやレッドブルに感謝を示し続けることが大切だ。
「今このポジションにいることはすごくうれしいですし、誇らしいです。ただ、ロシアでもそうだったように、メルセデスが強いコースがありますし、その逆でレッドブルが有利なところもあるので、一つひとつのレースに集中し、正しい戦い方ができれば、チャンピオンシップを手にすることができると思います」と山本雅史は語った。


アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが、2021年 第16戦 F1トルコGPへの意気込みを語った。
「ロシアではベストを尽くせず、貴重なチャンスを逃してしまった。あの時、可能な限りの準備のために自分たちは何ができたのか、そして今週のトルコにおいて再び前列でレースできるようになるには何が必要なのかを把握する作業をしてきた」とピエール・ガスリーはコメント。
「ソチの後は少しだけフランスにいる家族と時間を共にした。またすぐに時差ボケも伴うほど遠い地でのレースに参戦するので、特に何もせず、主にリラックスしていた。少しだけマーケティング活動やスポンサー活動をしたけど、それ以外は普段のルーティーンとハードトレーニングをこなし、最善を尽くせるようエンジニアたちと会話を交わすようにしていた」
「イスタンブール・パークを走ったのは去年が初めてだった。すごく好きなレイアウトだ。おもしろいコーナー、そしてテクニカルなサーキットとなっていてとてもユニークだ。実際に走ってみるとかなり複雑で、去年はとても楽しかった」
「トリプルレフトのターン8は終わりが見えないようなコーナーなので、フィジカル面が重要になってくる。予選はエンジン全開で本当にすごく速いし、おそらく270から280 km/hは出ているのでGフォースは5Gに近い値になると思う」
「去年は路面のグリップが弱く、マシンを思い通りのセットアップにするのが非常に難しかった。ウェットは少し複雑だったけど、ドライの場合はいいセットアップを見つけることができていた。ターマックを用いて路面の改善が施されていると思うので、今回は上手くいくと思う。どうなっているか見るべきだね。コーナーではいくつかのラインを取ることができるし、ドライブするには最高のサーキットなので非常に楽しみにしている」
「競争力を発揮して、1つランキングが上位のアルピーヌとの差を縮めることができるよう祈っている」

レッドブル・ホンダF1は、今週末のF1トルコGPでマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスが着用するホワイトの日本仕様のレーシングスーツを披露した。
レッドブル・レーシングは、本来F1日本GPが開催されていたはずの今週末のF1トルコGPで、今年でF1から撤退するホンダに感謝の意を込めて『ありがとう』のメッセージを入れた、ホワイトのカラーリングのRB16Bで出走する。
ホワイトのカラーリングは、1965年のF1メキシコGPでホンダがF1初優勝を獲得した伝説的なホンダRA272にインスパイアされており、当時の日の丸をイメージしたデザインが盛り込まれている。
レッドブル・ホンダF1は、マシンのカラーリングに合わせて、レーシングスーツもホワイトの日本仕様を用意。あえて日本仕様と書いているのは、通常は『Red Bull』と書かれているボディサイドの文字が『レッドブル』に変更され、ドライバーの腰の部分のネームも『マックス』と『チェコ』に変更されているからだ。
マックス・フェルスタッペンは木曜日に行われた「本当言うと普通のカラーリングより好みだ」と語っていた。特別なカラーリングで今週末のF1トルコGPで特別な勝利を期待したい。







レッドブルとホンダは、今シーズン限りでF1でのワークスパートナーシップが終了した後も、モータースポーツ全般で関係を継続していくことを発表。中でも両社の育成組織の提携が継続することは世界を目指す日本人ドライバーにとっては朗報だ。
ホンダが今シーズン限りでF1を撤退することにより、日本人ドライバーがF1に到達する梯子は外されることになりそうだった。
2022年、日本人ドライバーを要して日本企業として主だって参戦するグローバルな四輪モータースポーツカテゴリーは、トヨタのWEC(世界耐久選手権)とWRC(世界ラリー選手権)、日産のフォーミュラE、そして、ホンダのインディカーだけとなるところだった。
育成という意味では上記にはF1のような明確な下位カテゴリーがなく、インディカーにはインディ・ライツもあるが、ホンダは育成ドライバーを走らせてはいない。
何よりも、圧倒的に人気があり、子供たちが夢見るのはF1だ。インディ500で佐藤琢磨が2連覇を達成しても、モータースポーツ媒体以外で報じられることは少なく、数日でホット度は下がってします。
だが、モータースポーツの頂点として20人しか枠がないF1に大企業の後ろ盾なく挑戦することが困難なことは過去の歴史が証明している。
したがって、レッドブルとホンダは、F1からホンダが撤退した2022年以降も、F1を含めたモータースポーツ領域を中心とした新たな協力関係について合意したことを発表したことは、日本のモータースポーツ界にとって朗報だ。
ホンダは、日本におけるモータースポーツのプレゼンス向上に向けて重要となる日本人ドライバーの育成への取り組みも、レッドブル・グループと継続して行っていくことが発表された。
ホンダの展開する育成プログラム「ホンダ フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」とレッドブル・グループが主催するプログラム「レッドブル・ジュニアチーム(Red Bull Junior Team)」で連携し、角田裕毅に続くF1をはじめとした世界のトップカテゴリーで活躍する日本人の若手ドライバーを共同で育成していく。
これは、現在、アルファタウリ・ホンダでF1を戦っている角田裕毅にも朗報だ。2022年も残留が発表されている角田裕毅だが、今季にはシート喪失も噂された。アルファタウリは角田裕毅を長期的な目で見ていきたいと語っているが、そこにホンダという組織のインプットも加わることで、海外での孤独な戦いのプレッシャーは少しは緩和されることだろう。

アルファタウリ・ホンダの角田裕毅が、ホンダが企画した“幻の日本GP”のコンテンツ『Scuderia AlphaTauri Honda Special Call Live Event』に参加。ホンダへの想い、これまでのシーズン、そして、トルコGPへの意気込みを語った。
本来ならば今週末はF1日本GPが行われるはずだったが、新型コロナウイルスによって中止が決定。代わりに開催となるF1トルコGPでイスタンブール・パークとネットで繋がり、角田裕毅がチームメイトのピエール・ガスリーとともに参加した。
アルファタウリ・ホンダF1は、今週末のF1トルコGPでホンダへの感謝を込めて『ありがとう』のメッセージをリアウイングに掲載する。
このスペシャルリバリーについて角田裕毅は「リアウイングに書いてある『ありがとう』というメッセージは、すごく強いメッセージだと思いますし、何より自分が一番ホンダさんに対して思っていることなので、今年で撤退していまうのは残念ですけど、トルコGPは特に僕にとってすごく特別なラウンドになると思うので、ちょっと違うリバリー、日本のファン、ファクトリーにいてエンジンに携わっているホンダの人たちと一緒に戦うという感じのリバリーだと思います」と語る。
デビューシーズンとなった今年、角田裕毅は開幕戦F1バーレーンGPで9位入賞という好スタートを切ったが、そこからミスが連発した。
角田裕毅は、F1バーレーンGPがうまくいったことで“F1のことを軽視し過ぎてしまった”と語り、そこからリズムを崩し、自信も失っていたと振り返る。
「バーレーンはすごくうまくいったというか、順調にきてて、ある意味そこで自信が満ち溢れすぎたというか、F1のことを少し軽視しすぎてしまって、そこから徐々にリズムが崩れてしまって、自分の自信だったりというのを一時期失ってしまったんですけど、そこから最後この8レースはうまくビルドアップできていると思いますし、今年はアップダウンの多い学びのシーズンだなと思います」
残りのシーズについては「すごく楽しみですが、アブダビGPのみが自分が経験したことのあるコースなので、簡単にいかないとは思いますが、ファエンツァに移ってチームとうまくコミニュケーションがとれているので、それを生かして徐々にステップアップ、学んでいきたいなと思います」と語る。
今年F1から撤退するホンダは、エンジンパフォーマンス面でメルセデスに匹敵するパフォーマンスを達成している。
「僕は本当にラッキーで、ホンダさんがたぶん今年一番ベストなパフォーマンスの状態できていることの恩恵をすごく受けていると思いますし、ホンダさんの今年のエンジンのパフォーマンスがなかったら、それこそ今までの自分の良かったレースを走り切れなかったと思うし、すごく恩恵を受けていると思います」と角田裕毅は語る。
「何より、今年最後の年なので、レッドブル・レーシング1位を取れたら最高だなと思います。僕らもチャンピオンシップ5位を目指してホンダさんの力を借りながら、戦っていきたいなと思います」
最後にファンへのメッセージを求められた角田裕毅は「まずは自分のことを応援して頂いて本当にありがとうございます。いつもメッセージを見てますし、力強いパワーを貰ってます」とコメント。
「本当に鈴鹿がなくなってしまったのは残念ですけど、トルコGPでは皆さんの想いを受け取って精一杯走ります。そして、ホンダのファクトリーの皆さんも本当にシーズンのなかでもエンジンが成長していると僕たちドライバーは感じていますし、何より、トラブル少なく、毎回思い切って走れるのは皆さんのおかげなので、本当にありがとうございます。その人たちの気持ちを背負って精一杯頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」

ホンダは、レッドブル・グループとモータースポーツのさらなる発展を目指して2022年以降にF1を含めたモータースポーツ領域を中心とした新たな協力関係について合意したことを発表した。
2020年10月2日に発表した通り、ホンダは2021年シーズンをもって、F1へのパワーユニットサプライヤーとしての参戦を終了し、F1で培った技術と人材を将来のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みにシフトしていく。
一方、モータースポーツ活動は変わらずホンダのDNAであり、参戦しているカテゴリーでのNo.1を目指しチャレンジを続けていくと同時に、モータースポーツそのもののさらなる振興に努めていく。今回のレッドブル・グループとの新たな協力関係は、そのホンダの取り組みのひとつとなる。
この合意では、ホンダがレッドブル・グループからの要請のもとに、ホンダのパワーユニット技術をレッドブル・グループが2022年以降のF1に参戦するために使用することを許諾し、レッドブル・グループ傘下のスクーデリア・アルファタウリとレッドブル・レーシングのF1参戦を支援していく
主な合意内容
・パワーユニットに関する知的財産権の使用許諾
・ホンダによるレッドブル・パワートレインズへの2022年シーズンにおけるPUの組立支援や、サーキットおよび日本におけるレース運営サポートの実施
・現在、ホンダの英国におけるF1参戦活動の拠点であるホンダ Racing Development UK(ホンダ・レーシング・ディベロップメント・ユーケー)従業員の、レッドブル・パワートレインズへの転籍
また、日本におけるモータースポーツのプレゼンス向上に向けて重要となる日本人ドライバーの育成への取り組みも、レッドブル・グループと継続して行っていく。ホンダの展開する育成プログラム「ホンダ フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」とレッドブル・グループが主催するプログラム「レッドブル・ジュニアチーム(Red Bull Junior Team)」で連携し、角田裕毅に続くF1をはじめとした世界のトップカテゴリーで活躍する日本人の若手ドライバーを共同で育成していく
さらに、レッドブル・グループがグローバルで行っているさまざまなスポーツやブランディング活動とのコラボレーションも強化することで、ホンダの企業姿勢やモビリティの多彩な魅力を発信していく。
なお、こうしたモータースポーツ活動を推進していくために、現在ホンダの二輪レース活動を運営している株式会社ホンダ・レーシング(以下、HRC)に四輪レース活動機能を追加し、ホンダのモータースポーツ体制を強化する。二輪・四輪の分野でそれぞれが持っている技術・ノウハウの相互連携と運営の効率化を図ることで、より強いレースブランドを目指し、モータースポーツ活動に取り組む。また、上記のレッドブル・グループへのF1参戦活動に関する支援は、HRCが行う
ホンダはライダー、ドライバー、エンジニア、メカニックのほか、チームスタッフをはじめとしたホンダのモータースポーツ活動に関わる全世界の人々が一丸となり、世界中のお客様に夢や感動を届けることができるようにこれからも取り組んでいく
クリスチャン・ホーナー(レッドブル・レーシング・ホンダ 代表)
「レッドブルとホンダの現在の協力関係はとても素晴らしい成果を生んでおり、内容は変わりますが、ホンダとの関係が継続できることを嬉しく思います。レッドブル・パワートレインズのチャレンジに対して2022年にホンダが行ってくれるサポートは、レッドブルが車体とPUの両方を手掛けるコンストラクターになっていく上で心強い存在です。また、ドライバー育成をはじめとするさまざまなモータースポーツ活動などにおいてホンダとの協力が継続していくということも楽しみにしています」
渡辺康治(本田技研工業株式会社 執行職 ブランド・コミュニケーション本部長)
「かねてから議論を重ねていた2022年以降のホンダのパワーユニット技術の取り扱いを含めた協力関係についてレッドブル・グループと合意できたことを嬉しく思います。このコラボレーションはホンダが今後もモータースポーツ界に貢献していきたいという思いの表れです。また、体制を強化するHRCを通じて世界中のお客様にモータースポーツをさらに楽しんでいただけるように、より一層努めてまいります」