カテゴリー: ホンダF1

  • ジェンソン・バトン 「アロンソとうまく働いていける」

    ジェンソン・バトン 「アロンソとうまく働いていける」

    ジェンソン・バトンは、今シーズン、マクラーレン・ホンダでフェルナンド・アロンソとペアを組むことを嬉しく思っていると語る。

    新生マクラーレン・ホンダのガレージの両サイドには2人のワールドチャンピオンが並ぶ。しかし、フェルナンド・アロンソは、グリッドで最高のドライバーと評される一方で、しばしばチームを共有するのが難しいドライバーともみられている。

    特に、2007年にはマクラーレンでルイス・ハミルトンと衝突。フェラーリでは、チームメイトのフェリペ・マッサとキミ・ライコネンを日陰の存在に追いやった。

    昨年は、ルーキーのケビン・マグヌッセンとチームを組んだジェンソン・バトンは、フェルナンド・アロンソのようなステータスのあるドライバーとガレージを共有することが何よりも嬉しいと主張する。

    「全てのドライバーが競争的なチームメイトを望むと思う」とジェンソン・バトンは AS にコメント。

    「他のドライバーにできることや、彼らの強みや弱点を見ること、その上、フェルナンドのような経験のあるドライバーと働くことができるのはいつだって良いことだ」

    「彼は2度のワールドチャンピオンだし、ほぼ僕と同じくらい多くの経験をしている。多くのことなるチームで走っているし、それは僕たちにとって大きな利益だと思う」

    「僕はいつも隣に最高のドライバーがいて欲しいといってきた。チームメイトとしてフェルナンドがいるのは喜ばしいことだ。良いパートナーシップだし、僕たちは一緒にうまく働いていけると確信している」

  • オリバー・ターベイ、ホンダからSUPER GTに参戦

    オリバー・ターベイ、ホンダからSUPER GTに参戦

    オリバー・ターベイが、2015年にSUPER GTのGT500クラスに参戦し、NSX CONCEPT-GTを走らせることが発表された。

    ホンダは13日(金)、2015年のモータースポーツ活動計画を発表。活動を休止した童夢に代わって、新チーム「ドラゴ・モデューロ・ホンダ レーシング」が参戦し、オリバー・ターベイが同チームのNSX CONCEPT-GT 15号車を走らせることを発表した。

    2006年のMcLaren AUTOSPORT BRDC Awardを獲得したオリバー・ターベイは、2010年からマクラーレンのテスト兼開発ドライバーを務めており、昨年11月にシルバーストンで行われたホンダのF1エンジンを搭載した開発車両『マクラーレン MP4-29H』での初走行でステアリングを握っている。

  • 松下信治、ARTグランプリからGP2に参戦

    松下信治、ARTグランプリからGP2に参戦

    松下信治が、2015年にARTグランプリからGP2に参戦することが発表された。

    ホンダは、2015年のモータースポーツ活動計画を発表。松下信治(21歳)が、ARTグランプリからGP2シリーズに参戦することを発表した。

    GP2 シリーズは、F1への登竜門として位置づけられているカテゴリー。F1のサポートレースとして欧州を中心に各国で開催され、歴代のチャンピオンがF1で活躍している。

    GPシリーズ参戦は、日本人F1ドライバー輩出に向けたホンダとしての取り組みの一環であり、マクラーレン・レーシングと協調し、日本人ドライバーが世界で活躍できる機会を作り出すためのもの。昨年は、井沢拓也が同じARTグランプリからGP2に参戦していた。

    松下信治は、2014年に全日本F3選手権でチャンピオンを獲得。ARTグランプリでは、マクラーレン・ホンダのテストドライバーを務めるストフェル・バンドーンとチームを組む。

    松下信治
    「まず何より、GP2でレースをする機会を与えてくれたARTグランプリに感謝したいです。若手ドライバーの助長において名門チームのひとつであるARTの一員になることを誇りに思っています。GP2シリーズは、世界中のF1カレンダーを回り、素晴らしいライバルとレースをするチャンスを与えてくれます。自分自身にとって大きなチャレンジですが、GP2は、子供の頃からの夢であるF1でレースをするにはベストな道なので、ベストを尽くします。僕のチャレンジをサポートしてくれるホンダ、ファン、友人、家族に感謝しています」

  • マクラレーン・ホンダ 「タイトルスポンサーは安売りしない」

    マクラレーン・ホンダ 「タイトルスポンサーは安売りしない」

    マクラーレンの総帥ロン・デニスは、チームのF1カーのスペースを安売りするくらいなら、タイトルスポンサーなしのままでいると述べた。

    ボーダフォンとの契約が終了した2013年末、マクラーレンは12月2日に次のタイトルスポンサーを発表するとしていたが、結局、昨年はタイトルスポンサーが不在のままシーズンを戦った。そして、新車MP4-30にも大きな空白が目立っている。

    ロン・デニスは、もはやタイトルスポンサーを安売りすることができないほど、競争するためのコストはとても高くなっていると考えている。

    「コンセプトとして、もはやタイトルスポンサーは存在しない」とロン・デニスは述べた。

    「通常、タイトルスポンサーがどれくらいかを見れば、予算の40〜50%くらいだろう」

    「競争的なチームの予算に対して入ってくる企業はいないだろうし、そのようなお金を支払わないだろう」

    「したがって、皆は小さい部分を切り売り、類似した哲学の企業がクルマに加わるようになる」

    「我々のクルマにより大きなブランドのための余地はあるか? ある。だが、現実的に、我々は自分たちのビジネスの技術面が異なる力(収益)を提供するというポジションに自分たちを置きたい」

    新しいタイトルスポンサーを見つけることを諦めたのかと質問されたロン・デニスは「大きな金額をマシンに惹きつけるというアイデアを諦めてはいない。だが、我々がやりたくないのは、低額でビッグブランドの名前を載せることだ」

    「マンチェスター・ユナイテッドのような状況だと感じている。くだらないフットボールの試合を続け、リーグでの順位を下げた。私はまだ自分たちがマンチェスター・ユナイテッドだと思っているし、まだ『スポンサーになってもらえるか? 我々はまだマンチェスター・ユナイテッドだ』と言えると思う」

    「やらなければならない最後のことは、リーグ順位の最下位でと突然に契約を始めるということだ。たぶん、それは弱点かもしれないが、私はそうは思っていない。それが私が考えるやり方だ」

  • マクラーレン・ホンダ、バルセロナテスト1回目のラインナップを発表

    マクラーレン・ホンダ、バルセロナテスト1回目のラインナップを発表

    マクラーレン・ホンダは、2月19日(木)から始まる4日間のバルセロナテストのラインナップを発表した。

    ホンダとの提携を復活させた今年、マクラーレンは今シーズン初の公式テストとなったヘレスの4日間で様々な問題に見舞われ、わずか79周の走行にとどまった。

    タイム的にも、マクラーレン・ホンダ MP4-30は最終日のトップに立ったフェラーリに7秒以上離されてしまったが、空力テストを中心に取り組んでいたと言うマクラーレンは、バルセロナで再びエンジンが起動すれば速さを見せられると自信をのぞかせている。

    ヘレステストでは、ジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソが交代で作業を担当したが、バルセロナで実施される第2回プレシーズンテストは前半の2日間をジェンソン・バトンがドライブし、残る2日間をフェルナンド・アロンソがプログラムを引き継ぐ。

    マクラーレン・ホンダ 2015年 バルセロナテスト1回目

    2月19日(木) ジェンソン・バトン
    2月20日(金) ジェンソン・バトン
    2月21日(土) フェルナンド・アロンソ
    2月22日(日) フェルナンド・アロンソ

  • フェルナンド・アロンソ 「本田宗一郎さんをリスペストしている」

    フェルナンド・アロンソ 「本田宗一郎さんをリスペストしている」

    フェルナンド・アロンソが、フェラーリからマクラーレンへの移籍、そして、ホンダのF1復帰への思いを語った。

    フェラーリを離れて、マクラーレンに移ったという判断は正しかったですか?
    5年間フェラーリで走っていましたし、契約が残っていたので続けることはできましたが、今回はホンダが復帰をするということで、勝てる可能性が高いと感じ、契約を結びました。

    確かにフェラーリとは5年間に2度2位になりましたが、ホンダのほうが可能性が高いと言う感覚がありましたし、特にホンダの施設を見せてもらい、技術的な部分を考えても勝てるチャンスがありそうだと感じました。だから、復帰するホンダの一員になりたい、ホンダのロゴが付いたシャツを着たいって思いました。

    新しい時代に復帰するホンダの一員になりたかったのです。ここまで、この決断は正しかったと思ってますし、勝ちたいと思っています。勝つんだったらホンダだけ、そう思ったんです。

    ホンダのロゴが付いたシャツを着たいという説明がありましたが、マクラーレン・ホンダということを聞いたとき、何が頭に浮かびましたか?
    子供の頃はセナ・プロスト時代で、ホンダ・マクラーレンがF1を席巻していました。3歳のときに父かゴーカートを作ってくれて、それがその時代のマクラーレンのカラーリングのレプリカでした。

    写真やビデオを見て、そういう風に育ってきたんだと思っています。でも、今こうして33歳になって2回ワールドチャンピオンになることができ、また今マクラーレン・ホンダが復活するということで、そこに行こうと思いました。ちょうどいいタイミング、行くべきタイミングなんだと思って移籍しました。

    ある意味、父の夢でもあったし、僕の家族、僕の子供時代の夢でいた。今回はレプリカのマシンではなく、本物のF1マシンに乗ることができる、マクラーレン・ホンダのマシンに乗ることができるので、ある意味、僕にとってはパーフェクトで、モチベーション的にも本当にパーフェクトです。僕のアイドルのセナを目指したいと思っています。

    ホンダの施設を視察されたということですが、どこが一番関心したところはどこでう? また、日本人と仕事をする上で、武士道、侍と言うようなスピリットを感じますか?
    そういうスピリットを感じるかどうかについてはイエスです。細かいディテールなど、やっぱり日本の文化は楽しいですし、僕は日本が好きです。

    来日して毎回日本の人たちと仕事をすると、新たに“日本にはこういう文化、仕事の仕方があるんだな”ということを発見していきます。初めて日本人と仕事をするので、そういう発見がたくさんあります。日本人は仕事に対してコミットメントして、きっとりとした仕事をしていく。やるべき仕事、例えば朝8時から6時までしっかりやっていくし、勝つという目標があれば、それに向けて仕事をするのが彼らの仕事に対するアプローチだということが分かりました。

    もちろん、これから成功していくためには、一緒に仕事をしていく必要があるし、その目標を念頭に置いて仕事を進めていく必要があります。いろんな仕事のアプローチの仕方を見てきましたが、仕事に関する理念、考え方もとてもいいと思います。とにかく、きちんと関係を築いて仕事をするのが日本人と感じています。

    もう一つは技術レベルですが、それもいい感触があります。施設やいろんなところを見て、技術レベルが高いこともわかりましたし、そこで働いてる人たちもプロフェッショナルなアプローチで取り組んでっます。

    最近のエンジンは、単にメカニカルな塊ではなくて、ハイレベルなエレクトロニクスがお互いにつながって機能していかなければならない。そういった科学的なアプローチっていう部分は共通すると思うし、それが一つの日本の文化だと思います。そこで働いてる人たちにもとても魅力があるし、それぞれが個性的だと思います。今後に向けて、そういったことをうまく活用していければと思ってます。

    創設者の本田宗一郎さんはアイルトン・セナにNo.1エンジンを造るといつも話していました。本田宗一郎さんに関して、何か感じていることはありますか?
    本田宗一郎さんは僕もとてもリスペクトしています。モーターレーシングの世界を変えた人はそんなにたくさんはいませんが、本田さんはその一人と思います。それがホンダという会社を魅力的にしてると思います

    ドライバーとしてはもちろん走りたいし、アドレナリン全開でマシンを走らせたいですが、それよりももっと大事なのは、トップに戻るということモータースポーツに対する情熱だと思います。それから、ホンダと仕事をしていると、チーム全体が本田宗一郎さんが持っていたようなそういったモータースポーツに対する情熱をまだ持ち続けてると感じるし、モータースポーツに対しての思いや価値観とか想いをみんなで共有してると感じます。

    ホンダのみんながそういった気持ちを持っていて、ホンダの人たちは仕事だからやるという感じではなく、モータースポーツが好きだからホンダにいて、ホンダで働くことに誇りを持ってると感じます。その思い、情熱は、宗一郎さんが持っていた想いだったのではないと思います。

    以前もマクラーレンに所属されていましたが、その当時のマクラーレンと今のマクラーレン・ホンダ、また、フェラーリとマクラーレン・ホンダの雰囲気をの違いを教えて下さい。また、今年の具体的な成績の目標を教えて下さい。
    チームの違いですが、一つはチームを比較すると言っても、そのときにいろいろあってパフォーマンスが違ったりします。

    マクラーレンも2007年とは違うと感じています。前はもっとイギリス人が多かったですが、今はもっとインターナショナルなチーム編成になって、色んな国籍の人たちがいて、もっと全体的に近しい感じでやっています。もちろん、その半分は日本人です。今のチームはみんなで仕事をする上でベターな状態ですし、オープンでリラックスできて、冷たい感じもないので、とてもいい感じです。

    それから、フェラーリは、なにしろイタリアなので、カオスとまでは言わないですが、毎日ちょっとずついろんなことが起きたりして、違うことをしたり、あまり整理整頓されてきちんと仕事が回っているという感じではないですが、とてもポテンシャルの高いチームでした。

    あと、ヘレスで最初のテストがありましたが、みんなの情熱のレベルは高いと思います。それはマクラーレン・ホンダが復活したからで、戻ってきた人たちは、以前のチームの雰囲気を知っているということもありますし、思い出もあって、日本の人たちもいるので、仕事に対して決意を持って取り組んでくれるし、才能がある人も多いと感じています。特に、エレクトロニクスに関して必要なことをきとんとやっていく形になってると思います。

    それから、僕の目標ですが、一つはマシンの完全なポテンシャルがどれだけなのかがまだわからないので、信頼性のポテンシャルを確かめるところまで行ってないですし、今はまだ確認、開発の最中です。他のチームは1年先にそれをやってきてるので、彼らはレースをしながら出てくるいろんな問題を解決してきてました。今は僕たちがそれをやってるということになります。

    だから、今シーズンは多少細かい問題が出てくると思うし、出たらまた解決しながらやっていくことになります。それから、長期的な目標はもちろんワールドチャンピオンになることです。それをなるべく早く達成したいし、それが2カ月なのか、6カ月なのか、1年なのか、1年半先なのか、それはまだちょっとわからりませんが、そのうちタイトルを獲りたいと思っています。それだけは自信を持って言えることです。

    バトンよりも上の成績で今シーズンを終えられると思いますか?
    ジェンソンは素晴らしいパートナーだし、二人合わせて500戦してきてるので、そういった経験を積んできたドライバーはホンダにとってもとても重要なことだと思います。初めて投入するこのパワーユニットで、僕たちドライバーとしてやることは、そのドライバビリティを確認し、チームの人たちにインプットをしていくことだと思います。ジェンソンはチームメイトとしてもそういった意味でもとても経験を積んでるので、僕は彼と組めてすごくハッピーだし、彼はF1を熟知しているので、とてもいいチームメイトだと思います。もちろん、彼とのバトルを楽しみにしています。僕も14年ずっとF1の世界にいますが、今年は最後勝てるかどうかなってところだけど、頑張ってていきたいです。

  • ジェンソン・バトン 「ホンダがF1に戻ってくることが重要だった」

    ジェンソン・バトン 「ホンダがF1に戻ってくることが重要だった」

    ジェンソン・バトンが、再びホンダとの仕事を再開することについての思いを語った。

    長年マクラーレンで走っていますが、マクラーレン・ホンダのサウンドはいかがですか?
    初めてF1のことを考えたときもビッグチームで走りたいと思っていました。子供のころからF1を見て、そのときのビッグチームはウィリアムズ、フェラーリ、マクラーレンでした。それで、80年代はセナとプロストっていうベストドライバーが走っていて、とても特別な時代だったと思います。F1のファンもたくさんいました。

    。今また新しい時代のマクラーレン・ホンダがスタートするわけで、それは僕にとって特別なことです。それから、チームメイトは僕がとても尊敬してるフェルナンドですし、将来に向かって成果をあげられるしっかりしたレースができてると思っています。もちろん、まだやることはたくさんありますが、ある意味80年代よりも今のF1の方が競争が厳しくなってると思うし、特別に思っています。

    あなたは、マクラーレン・ホンダ全盛期を初めとする昔のホンダ・スピリットを知ってる数少ない一人だと思いますが、ホンダのパワーユニットをどう感じていますか?
    ホンダは僕にとってマニュファクチャラーとしても特別だし、今の新しいパワーユニットは、今までのガソリンエンジンとは違ってものとても複雑で、たくさんのテクノロジーが必要になるけど、ホンダはいい仕事をしてくれているし、とてもパワフルなパワーユニットに仕上げてくれると思っています。以前もホンダと仕事をしてきましたが、エンジニアリングに関して、ドライバビリティに関して、深く理解してくれていると思ってます。新しい時代のこのパワーユニットで一番難しいのはドライバビリティだと思っています。だから、僕たちはしっかり作業しているし、とにかくベストなパワーユニットにしていく必要があります。ホンダの施設は素晴らしくてワクワクするし、その中でどんなことが行われてるかも把握しています。単に製作の施設だけではなく、マンパワーや技術を持ってる人がいるし、そこはとても重要なポイントだと思ってます。マクラーレンも、今回一緒に仕事をするうえでそういうことをわかってたと思うし、一番大事なのはもちろん情熱がしっかりとあるってことだと思います。以前、ホンダと何年か仕事をしてきたので特別な感情があるし、またそのファミリーになれることをとても嬉しく思っています。だから、今回ホンダがマクラーレンと一つのチームで一緒にやっていくのはとてもエキサイティングだし、2つが一緒になって将来いい成績を残せると思っています。

    フェルナンドの話が出ましたが、彼とは13年前もチームメイトでしたね。チームにワールドチャンピオンが二人いることになります。彼がチームメイトであることの良いことと悪いことを教えて下さい。
    僕にとってワールドチャンピオンのチームメイトはフェルナンドで3人目だけど、これまで見た中でチャンピオンとして一番経験があるドライバーの1人だと思っています。彼はチャンピオンになるために何が必要なのかをわかってるし、素晴らしい人物だと思います。それに、チームの雰囲気がどんなものである必要があるのかもわかってるし、その中で自分がどうすべきか、チームとしてどんな仕事をしていくべきかもわかってる。その意味でも素晴らしいです。僕自身は前と同じような感じで仕事をずっとしているし、もちろんマシンをドライビングすることも重要だけど、マシンを降りたあとも同じように重要な仕事はたくさんあります。最近はマシンそのものに関してよりも、どちらかと言うとドライバビリティとか、フィーリングとか、そういったことをチームに伝えていく仕事がとても多いけど、彼と一緒にポジティブな方向に進んでると思うし、チームメイトとしてもとても競争力があるので、とても良いチームメイトを持てたと思っています。仕事のパートナーとしてもいい関係を築けているし、彼と仕事をするのがとても楽しみです。

    ヘレステストのタイム表を見ると結果は良くないと聞いていますが、ポジティブと言うワードが出てきたのはなぜでしょう?
    ポジティブだと言うのは、チームの人たちがポジティブだったということです。まだ不安定ですが、どんなときも最初のテストはそういうものです。去年も2つのエンジンメーカーがパフォーマンスが出なくて苦労してました。ヘレスの目的はとにかくマシンン全体とパワーユニットに何か問題が出ていないかを突き止めることで、ラップを重ねることが特に重要というわけではなかったし、速く走ることが目的のテストでありませんでした。全体的なパッケージとしての完成度を理解することが目的で、それは達成できたと思います。もちろんスムーズに進んだってわけではありませんでしたが、それでもテストで一歩改善できているし、あるべき姿に向かって進んでるという感触はあります。あとは2回目のテストがバルセロナであるので、そこでまたラップを重ねていけるかもしれないし、もっとタイムを出す走りに取り組みながら、走行距離を稼いでいくことも可能です。

    今年はパワーユニットが4基までという制限があります。去年は5基まででした。4基というのはとても厳しい条件なので、現状としては信頼性を高めていく作業に取り組んでいます。もちろんそこも改善が必要なところがたくさんあります、それを重ねて初めて優勝できると思ういます。

    とにかく、初回のテストは、信頼性とパフォーマンスをまとめ上げていく作業だったんだと思います。ただ、ホンダのすごいところは、とてもオープンにやってくれてることです。問題が出たときもみんなで対処することができるけど、他のチームでは必ずしも上手くできるわけではないですからね。今年のマシンはかなりタイトなデザインになっていて、後ろから見ると形もとても格好いいし、そういう形でマクラーレン、ホンダの親密な関係が続いてると思います。

    少し古い話になりますが、BARホンダ時代はなかなか勝つことができませんでしたが、それがブラウンGPになったとたんにタイトルを獲りました。それはメルセデスのエンジンがとても良かったからでしょうか?
    まったくその通りで、ホンダのエンジンでは勝てなかったし、ワールドチャンピオンにもなれなかったけど、忘れないでほしいのは、その間のホンダのエンジンに対する努力と仕事量は膨大なもので、もちろんシャシーについても努力してきたということです。確かに2007年はとても苦労した年でした。でも、2008年は少しいい感じになってきて、そのすべてが2009年のマシンに練りこまれたということです。2008年のホンダはとにかくいろいろと開発をして、その成果を2009年のマシンに投入して、それが実った。それはホンダのハードワークの結晶だったといえると思います。今回、さくらに行って、そのときの人たちや、いろんな人たちに会いました。ほろ苦い思い出や楽しい思い出もあったけど、その努力が最終的に実って、そのあと勝つことができた。残念なこともありました。とにかく多くの努力がそこにはあったんだ。

    日本のF1ファンはマクラーレン・ホンダという組み合わせにとても大きな期待を寄せています。中には今すぐにでも勝ってくれるんのでないかと思っているファンもいます。厳しい戦いになると思いますが、そういうファンに向けて、何かメッセージがあればいただけますか?
    確かにマクラーレン、ホンダにはとても情熱を持って応援してくれてるファンがいます。ですが、僕たちのこのチームが最初から勝てると思ってしまっては、他のチームに対してリスペクトをしていないということになってしまうし、そんなに簡単に勝てるものではありません。F1は、とても競争が激しいスポーツだし、メルセデスやフェラーリといったメーカーを相手に戦うわけなので、そんなに簡単に勝てるものではありません。だから、もう少し時間をかけて改良を進めていく必要があります。そうしながら、とにかく勝てるように努力して、いずれはチャンピオンシップを制するために頑張っていくことだと思います。そこに行くまでにはまだたくさんの仕事をしなければなりませんが、そういったチャレンジがあるからこそ、やりがいがあると思うし、僕たちはいつもチャレンジを求めています。

    先ほど、ポジティブということが挙がりましたが、それはホンダの人がでしょうか、それとも日本人がでしょうか? また、あなたは日本人との付き合いが長いと思います。アロンソに日本人との付き合い方を教えられることが多々あると思いますが、どんなことがあるか教えて下さい。
    フェルナンドに関してだけど、彼はとても賢いので、日本人とどうやってやっていったらいいのかたぶん自分で学んでいけると思います。僕自身に関しては、最初から日本の人たちとは仕事がしやすかったです。ホンダは、レースの世界に対して強い情熱を持ってるし、愛しています。僕自身とホンダの間には、F1が好きで、レースが好きで、という通じるものがあるし、ホンダの人たちも今回のチャレンジをとてもエキサイティングに思ってくれてます。目の前にとても大きなチャレンジがあることも熟知してるますし、今はそれに向かって一生懸命に作業してくれてると思います。ホンダ以外の人たちがエキサイティングに感じてくれているかどうかは僕にはちょっとわからりませんが、日本にもモーターレーシングが大好きな人たちもたくさんいるし、ホンダがまずここに戻ってくるっていうことがとても重用だったと思います。過去の栄光や成績もあるし、そのあとに続いて、7年前に僕たちは一緒に走っていたわけだけど、僕にとってもホンダにとっても一緒に仕事をしたときにやり残したことがまだあるので、それを今やらなければなりません。チャレンジでもあるし、とても楽しみなチャレンジでもあります。

  • フェルナンド・アロンソ インタビュー / ホンダ F1記者会見

    フェルナンド・アロンソ インタビュー / ホンダ F1記者会見

    フェルナンド・アロンソが、ホンダF1記者会見でマクラーレン・ホンダについて語った。

    ホンダに対してどんなイメージを持っていましたか
    ホンダの一員になることに以前から魅力を感じていました。1980年代、ホンダはマクラーレンと素晴らしいパートナーシップを組んでいました。当時、私はもちろん子どもでしたが、マクラーレン・ホンダの勝利を数多く見届けたものです。

    チームの一員になれたことはとても光栄です。もちろん昔の黄金時代も素晴らしいのですが、再びあの頃のように盛り上げるため真剣に取り組んでいます。皆で情熱を持って、常に勝ち続けられるチームになるべく努力しています。

    ホンダとの仕事はいかがですか
    ホンダと働けるのは非常に光栄です。日本、そして日本の文化や伝統がとても好きです。ホンダのさくらの研究所を訪れた際、才能溢れる人たちが大勢働いていました。他のチームとは違って、彼らは科学的かつ技術的アプローチで開発を行っています。最近のF1ではソフトウェア・ハードウェアなど、ありとあらゆるテクノロジーの要素が絡み合っています。ホンダの技術と日本の文化を融合したら素晴らしいことができるのではないでしょうか。

    ホンダとの連携についてどう思いますか
    第1回目のテスト走行からスタッフ全員の情熱を非常に感じました。エンジニアからメカニックまでみんなモータースポーツを心から愛しています。みんなとにかく真剣で真面目です。そして多くのプロフェッショナルが揃っています。それがホンダのDNAだと思います。

    これからのホンダに期待しているのは
    目標はチャンピオンシップを獲ることです。勝つためにここにいます。それは簡単ではありませんが、挑戦することに意義があります。最新のテクノロジーを擁するF1でホンダと一笑に勝つことができたら嬉しいですね。

    今年の目標は?
    最初は他チームと比べてどれくらいの結果が出せるかを見たいですね。まだ最初のテスト段階でマシンは最大のポテンシャルに達していません。2、3回レースを行ってマシンのポテンシャルを引出、どれだけ速いか見たいですね。その後、目標を決めたいです。ゆくゆくはチャンピオンシップを獲りたいです。1年目になるか、2年目になるか、3年目になるか。なるべく早く勝ちたいと思ってます。

    ファンへのメッセージ
    ホンダのフェルナンド・アロンソです。応援してくれているファンにまずお礼を言いたいです。良い結果を出し、みなさんに早く恩返しをしたいです。共に勝ちに行きましょう! 応援よろしくお願いします。

  • ジェンソン・バトン インタビュー / ホンダ F1記者会見

    ジェンソン・バトン インタビュー / ホンダ F1記者会見

    ジェンソン・バトンが、ホンダF1記者会見でマクラーレン・ホンダについて語った。

    ホンダに対してどんなイメージを持っていましたか
    2000年代、長きにわたってホンダに所属していました。ホンダと一緒に仕事をして良い思い出があります。ホンダの素晴らしいところはモータースポーツに対する愛です。人間性の素晴らしい人たちが多いですが、何よりもF1に対する情熱・愛・高きを目指す姿勢が素晴らしく共感できるところでもあります。

    これからがとても楽しみです。前回所属した時はワールドチャンピオンシップを獲れなかったので、今回は確実に狙いにいきます。

    新生マクラーレン・ホンダの仲間に加わってどう思いますか
    1980年代に物心があったファンは皆覚えていると思いますが、マクラーレン・ホンダにはアイルトン・セナやアラン・プロストといった最高のドライバーがいました。特別な時代の最高のチームでした。そのチームの新時代に加わることは子どもの頃からの夢でした。フェルナンド・アロンソのようなチャンピオンとチームメイトになれるのはこの上ない喜びです。だからマクラーレン・ホンダとのパートナーシップはワクワクします。沢山の努力が必要になります。でもそれがマクラーレン・ホンダだと思います。チャレンジとドリーム、それが我々の行動指針です。

    ホンダとの仕事がいかがですか
    F1の面白いところは新しいテクノロジーです。小さなターボエンジン、エネルギーの多くを電気モーターで発生させている。面白いテクノロジー、これがホンダが参戦を決した決めてだったのでは。テクノロジーはホンダのお家芸だからね。さくらの研究所に行く機会がありましたが、見たことのないような施設でした。技術だけでなく、そこで働く人々も魅力的でした。素晴らしいホームです。だからまたチームに加わることができて嬉しいです。昔、ホンダの会議室でエンジンの改良について話し合ったことを思い出します。ホンダはドライバーの意見をすごく尊重してくれる。新パワーユニットの操縦性にとってもこれはとても重要です。

    ホンダとの連携についてどう思いますか
    ホンダとマクラーレンはすでに素晴らしいチームワークを築いています。お互いに努力いて一丸となっています。ワールドチャンピオンシップを獲得するため団結力は必要不可欠です。2つの会社ではなくマクラーレン・ホンダとして協力体制が既に出来上がっているのは素晴らしいです。

    これからのホンダに期待していることは
    ワールドチャンピオンシップを獲るまですべてを注ぎ込んで欲しいと思います。その後、勝ち続けることを願いします。大きなチャレンジではありますが、ホンダはかつ用意ができていると思います。ホンダが愛するモータースポーツに7年を経て戻れて良かったです。ホンダがF1にいることは日本人にとっても大事なことだと思います。沢山のモータースポーツファンがいるので、日本の会社が参戦していることは大きな意味を持つのではないでしょか。

    今年の目標は
    目標を聞かれるのが一番難しいですね。第1戦での目標は完走し経験値を上げることです。勝つことはできないかもしれません。でも、最初が難しいことはわかっていました。他のチームは皆ここ1年間、新パワーユニットを使ってきたのです。我々の目標は1年を通してどんどん良くなっていくことです。

    ファンへのメッセージ
    またホンダファミリーの一員になれてとても嬉しく思っています。日本とは縁があるし、ホンダとの関わりも深い。いつも応援してくれてありがとう。今後、長きにわたるご支援をよろしくお願いします。ガンバリマス! メルボルンが楽しみです。

  • ロン・デニス 「マクラーレンとホンダには登らなければならない山がある」

    ロン・デニス 「マクラーレンとホンダには登らなければならない山がある」

    マクラーレンのロン・デニス代表は、ホンダとは今シーズンのF1で登らなければならない山があり、その道のりには多くの挑戦があるが、最終的にはそこにたどり着けるだろうと述べた。

    「山登りをスタートしたその日に頂点にいけるとは思わないものだ。時間がかかるものだし、十分に準備しなければならない」とロン・デニスは述べた。

    「我々はその山登りのためにかなりの準備をしている。チャレンジングが山登りになるだろうが、ホンダとマクラーレンが一緒に何度も登ってきたものだ」

    2008年末にF1を撤退したホンダは、今年マクラーレンのエンジンパートナーとしてF1に復帰する。

    マクラーレンとホンダは、1988年にアイルトン・セナとアラン・プロストを擁して16戦で15勝という圧倒的な強さをみせ、1992年までに80戦で44勝を挙げた。

    「我々は挑戦する準備ができているし、我々は成功するだろう。ホンダが常に成功を収めていることは歴史が示しているからね。そして、80年代のマクラーレンとホンダのパートナーシップを我々は再現したい」

    2012年を最後に優勝から遠ざかっているマクラーレンは、ヘレステストで新車MP4-30で困難なスタートを切った。

    フェルナンド・アロンソは、テスト前半2日間でそれぞれ6周しかできかったが、後半はより多くの周回を走り込んだ。

    「我々がまず強調すべきことは、我々がオーストラリアが評価される最初のグランプリだとうことだ」

    「初テストが望んでいたほどスムーズではなかったのは明らかだが、それでも我々は自制心を保って、データ収集に集中しなければならない」