カテゴリー: ホンダF1

  • マクラーレン・ホンダ:バルセロナ公式テスト 2日目レポート

    マクラーレン・ホンダ:バルセロナ公式テスト 2日目レポート

    バルセロナテストの2日目が、カタルニア・サーキットで行われ、マクラーレン・ホンダ MP4-30は今季のテストで最多となる59周を走行した。

    3週間後に迫った開幕戦オーストラリアGPに向けて、まだやるべきことは多く残されているが、この日は、これまでで最も有意義な一日となった。明日は、再びジェンソン・バトンが走行する予定。

    フェルナンド・アロンソ
    「昨日よりもいい内容だったと思います。朝の9時から夕方5時45分まで計画していた通りに走行でき、マシンのポテンシャルを確認し始められました。エンジンに制限をかけながら走っている状態ですが、へレスでのテストよりもいい動きをしていました。周回するごとに新たな発見があり、いろいろな問題も発生しましたが、まだ開発の初期段階にあるため、それも想定内です。予定されているテスト日程の半分を消化したところですが、さらなる進化をしていかなければなりません。明るい兆しはあるものの、今日も参加チームの中で周回数は最少ですし、なるべく早く向上していかなければと思っています」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン レースディレクター)
    「周回を重ねられたことはよかったです。一日を通してプッシュすることができましたし、予定以上の成果がありました。今日はスムーズに走行を開始でき、すぐに予定していたプログラムに臨めました。システムチェックを行っている最中ですから、見た目のパフォーマンスを気にしているわけではありません。マシンは期待通りに動いてくれましたが、全体のパフォーマンスを評価するのはまだ早いと思っています」

    新井康久 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「今日のプログラムは、とても有意義だったと思います。実践的な走行もできましたし、内容については満足しています。今日で予定していたテスト項目を完了できたので、来週末にパワーユニットのホモロゲーション取得をする準備ができました。まだ持つ力の限界まで攻めてはいませんが、順調に進化させることができていると思います。メルボルンでの開幕戦は徐々に近づいてきますが、それまでにさらなる向上を果たせるでしょう。バルセロナでの残り2日間は、レースコンディションにおけるパッケージの特性やパフォーマンスを把握するため、もう少しプッシュして走るつもりです」

  • マクラーレン 「計画よりも50%遅れている」

    マクラーレン 「計画よりも50%遅れている」

    マクラーレンは、バルセロナテスト2日目に励みになる一日を過ごしたにも関わらず、望んでいたものよりも50%遅れをとってると認めた。

    これまでのテストでは信頼性の問題が多発していたマクラーレン・ホンダだが、この日はフェルナンド・アロンソがほぼ60周を走行。これまでで最高のパフォーマンスをみせた。

    しかし、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは幻想は抱いておらず、序盤に失ったマイレージを取り戻す際に大きなチャレンジに直面すると考えている。

    スケジュールに対してどれくらい遅れているかと質問されたエリック・ブーリエは「今日までに期待していたラップの50%くらいしか完了できていない」とコメント。

    「なので、計画していたよりも50%遅れている」

    プレシーズンテストは半分を消化したが、エリック・ブーリエはここから状況をパーフェクトに進められなければ、開幕戦オーストラリアGPまでに全てをまとめるための時間は十分ではないと認める。

    「準備するために12日間あった。12日の半分を逃せば、100%の準備はできない」

    「できるなら、もう一度チェックする必要がある。我々に全てボックスにチェックをいれる時間があるかはわからないが、ベストを尽くしていく」

    「やっと数アップすることができ、プログラムを実行して、ボーダーラインをプッシュできたのは良いことだ」

    「今日は予想ていたよりも多くのことをしたし、プログラムを取り戻している。今日は比較的スムーズに走行できた」

    エリック・ブーリエは、チームにとって今重要なのはマイレージとデータであり、MP4-30の最終的なパフォーマンスは現時点で懸念するものではないと認めた。

    「クルマを理解するための多くのパラメーターを含め、チェックしなければならないシステムがたくさんある。パフォーマンスに集中する前にやらなければならない信頼性のチェックがある」

    「我々は全てのラップを開発プログラムのためにデータをフィードバックするために使っている。クルマはまだ発表仕様だ」

    「現時点では、アップデートを投入することを正当化できるほどのマイレージを重ねられていない」

    「来週、さらにステップが見れるかもしれないし、オーストラリアに向けてさらに大きなステップを果たせるかもしれない」

    関連:F1バルセロナテスト2日目:ダニエル・リカルドがトップタイム

  • ホンダ 「メルボルンに向けて準備ができないと考える理由はない」

    ホンダ 「メルボルンに向けて準備ができないと考える理由はない」

    ホンダ F1プロジェクト総責任者を務める新井康久は、これまでトラブルで走行機会を失ったにも関わらず、メルボルンにむけて準備は整うと強気な姿勢を崩さない。

    バルセロナテスト初日には、旧バージョンのMGU-Kコンポーネントに問題が発生して午前中で走行を断念。2日目には新しいデザインのMGU-Kコンポーネントの準備はできていたが、他のコンポーネントの信頼性に懸念があったため搭載しなかったという。

    だが、フェルナンド・アロンソは59周を走行してポテンシャルを感じさせるタイムを記録。さらに、土曜日までには新しいコンポーネントで走行する準備が整うとみられている。

    「メルボルンに向けて準備ができないと考える理由はありません」とホンダのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久はコメント。

    「今は全員が予定よりも少し遅れていると感じています。ですが、来週も数日あります」

    新井康久は、ホンダは今回のテスト後半にトップスピードのパフォーマンスをより深く理解することを試みることを示唆した。

    「まだデータをセットしている状況なので、上位勢と比較したトップスピードについては気にしていません。ですが、それは非常に重要なことです」

    「なので、明日もしくは明後日には、トップスピードを取り戻すたえに空力とエンジンのセッティングを変更し、比較してみるつもりです」

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  • ロン・デニス 「小規模チームはお金の使い方を学ぶべき」

    ロン・デニス 「小規模チームはお金の使い方を学ぶべき」

    マクラーレンの総帥ロン・デニスは、小規模チームが生き残るためには、コスト制限や無い物ねだりをするのではなく、予算の範囲内でチームを運営できるように自己統制するが重要だと述べた。

    昨年10月、ケータハムとマルシャが破産を申請し、小規模チームの財政危機とチーム間での収入配分の不平等さが浮き彫りになった。

    だが、2015年のコスト制限案は、マクラーレンを含むチームで構成されるF1ストラテジーグループによって却下されており、小規模チームは引き続きより平等な収益の配分を求めている。

    だが、ロン・デニスは、コストを制限したところでチームの競争力は何も変わらないと考えており、小規模チームはコンペティティブなチームがどのように資金を使っているのかを参考にするべきと述べた。

    「毎年ずっとこのようなことが起きている。F1チームは自分たちが得た資金を使っているし、今後もそれは変わらない」

    「仮に小規模チームが新たな資金を得たとしても、彼らはそれを新たに費やす先を見つけるだろう。実際には、コスト制限はF1チームの上層部によって発動されるべきものであり、外部からコントロールすることはできない。何に費やすかは人から課されるものではなく、自分で決めなければならない」

    「多くの資金を投じたければ、それこそ羽が生えたように飛んでいくスポーツだ。求められるのは各チームの自己統制だ」

    ロン・デニスは、予算制限を求める動きが、小規模チームの利己心によってコントロールされていると捉えている。

    「小規模チームは、コストを抑えなければならないと淡々と理論的に話を展開していくが、実際に彼らが言っているのは『もし制限が導入されたら、それだけ彼らの競争力が増す』ということだ。彼らの話は、どの部分でコストを制限すべきかの議論がぼやけている。論点は、たいてい資金の節約ではなく、彼らが何を持っていないかに集中する」

    「人々は競争しており、自分たちよりも3倍の資金を費やしているチームにコスト制限を課そうとしたところで決してコンペティティブにはなれない。我々が1億5,000万ポンド(約274億4,000万円)を費やしているときに、5,000万ポンド(約91億5,000万円)を基盤としている者たちをコンペティティブにしようというのだろう?」

  • マクラーレン・ホンダ:バルセロナ公式テスト 1日目レポート

    マクラーレン・ホンダ:バルセロナ公式テスト 1日目レポート

    2015年2回目の合同テストが、スペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで開始した。

    この日の走行はジェンソン・バトンが担当し、序盤はメカニカルバランス変更の効果を見極めるためにショートランを実施。3度目の走行を終えたあと、MGU-K(運動エネルギー回生システム)のシール破損によるトラブルが起きたため、この日の走行は終了となった。

    走行距離はわずかだったが、ジェンソン・バトンはマシンのバランスやハンドリング、そして動きの予測しやすさに好感触を得ているという。

    明日は、フェルナンド・アロンソが走行するが、走行距離が限定されるため、時間をかけて大幅なセットアップの変更を行いながら、マシンバランスの確認していく。

    新井 康久 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「MGU-Kのシール破損があり、走行を中止せざるを得ませんでした。問題となる箇所を修復するには、パワーユニットの載せ替えが必要で、かなりの時間がかかるため、今日のプログラムは終了しました。問題再発の原因をつぶすためには、デザインし直した部品が必要ですが、残念ながら土曜日にならないと届かないため、明日の走行では同様のトラブルが発生する可能性もあります。夜通し作業をして改良を行い、明日のフェルナンドの走行が有意義なものになるよう、がんばります。土曜日には問題が解決し、両ドライバーが思う存分走れるようにできればと思っています」

  • マクラーレン・ホンダ、テスト3日目まで問題は解決せず

    マクラーレン・ホンダ、テスト3日目まで問題は解決せず

    マクラーレン・ホンダは、MP4-30の故障したMGU-Kコンポーネントを再設計する必要があるため、土曜日まで完全なF1テストプログラムを実行できないかもしれない。

    テスト初日の午前中、ジェンソン・バトンは21周を走り、6番手タイムを記録した。

    しかし、シールの不具合によるMGU-Kの問題により、パワーユニット全体の交換が必要になり、テストを切り上げた。

    ホンダは、エンジンを交換しなければならず、関連したコンポーネントを再設計するまで、問題が再発しないという保証はないと述べた。

    この問題により、マクラーレン・ホンダは金曜日も走行できない可能性があるという。そのため、ジェンソン・バトンが2日間とも走行が損なわれることを防ぐために、金曜日にフェルナンド・アロンソを走らせるという。

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久は「MGU-Kのシール破損があり、走行を中止せざるを得ませんでした。」とコメント。

    「問題となる箇所を修復するには、パワーユニットの載せ替えが必要で、かなりの時間がかかるため、今日のプログラムは終了しました」

    「問題再発の原因をつぶすためには、デザインし直した部品が必要ですが、残念ながら土曜日にならないと届かないため、明日の走行では同様のトラブルが発生する可能性もあります」

    新井康久は、再び故障する可能性はあるが、ホンダとマクラーレンは、金曜日を有効活用するために全力を尽くすと述べた。

    「このような問題は全てテストの一部ですが、夜通し作業をして改良を行い、明日のフェルナンドの走行が有意義なものになるよう、がんばります。土曜日には問題が解決し、両ドライバーが思う存分走れるようにできればと思っています」

  • マクラーレン・ホンダ、エンジン問題で初日のテストを切り上げ

    マクラーレン・ホンダ、エンジン問題で初日のテストを切り上げ

    マクラーレン・ホンダは、バルセロナテスト初日にエンジン問題が発生したことで午前中でテストを切り上げた。

    ヘレステストでまともな走行ができなかったマクラーレン・ホンダだったが、バルセロナでは順調にテストをスタート。ジェンソン・バトンが21周を走行して1分28秒182というタイムを記録していた。

    しかし、ランチタイム前にエンジン問題が発覚。MGU-Kが故障し、エンジン交換が必要となり、テストを切り上げることになった。

    マクラーレン・ホンダは、明日20日もジェンソン・バトンがテストを担当する。

  • マクラーレン・ホンダ、撮影日の走行でも苦戦

    マクラーレン・ホンダ、撮影日の走行でも苦戦

    マクラーレン・ホンダには、まだ厳しい道のりが続いているようだ。

    開幕戦オーストラリアGPまでちょうど1カ月となったが、マクラーレン・ホンダは、ライバルに先駆けて2回目のプレシーズンテストが実施されるバルセロナに入り、16日(月)にジェンソン・バトンが撮影用にマクラーレン・ホンダ MP4-30を走らせた。

    マクラーレンが公式Twitterにアップした画像では、シルバーにレッドのラインが入ったカラーリングは変わっておらず、タイトルスポンサーの不在も続いているようだ。

    マクラーレンのロン・デニスは「タイトルスポンサーシップが予算の40パーセントや50パーセントにあたると考えているなら、予算規模の大きなチームはコンセプトとして存続できないことになる」と Autosprint にコメント。

    「さらなる資金を引き込む考えを捨ててはいないが、ビッグネームを低価格でマシンに掲示するつもりはない」

    月曜日のバルセロナでのマクラーレン・ホンダの走行を目にした人々は、MP4-30が苦戦する様子も報告している。

    El Mundo Deportivoは、「どうにか半ダースほどのラップをこなした」と報道。また、 AS は「1日がかりで2周した」と報じ、Marca はヘレステストから前進した様子は見られないと報じている。

  • マクラーレン・ホンダ、バルセロナで撮影用の走行を実施

    マクラーレン・ホンダ、バルセロナで撮影用の走行を実施

    マクラーレン・ホンダは、2回目プレシーズンテストとなるバルセロナテストを前に、フィルミングデーを利用してMP4-30のパフォーマンスを試している。

    ホンダのパワーユニットともに新たな道を歩み始めたマクラーレンだが、今月始めに実施されたヘレステストでは4日間を通して79周の走行にとどまる厳しいスタートを切った。ペース的にもトップから遅れていたが、チームはエンジンの出力をフルに上げれば競争力を発揮できると自信をみせている。

    バルセロナでのテストの開始を19日(木)に控え、マクラーレン・ホンダは、ジェンソン・バトンをコックピットに据えて撮影用の走行を完了すべく同地に早めに乗り込んだ。

    「JB、クローズアップの時間だ。晴天のバルセロナで撮影日がスタート」とマクラーレンは公式Twitterに投稿した。

    レギュレーションでは各チームに年間2回の“プロモーショナルイベント”が許可されており、1日あたりの走行は最大100kmとされている。

    19日からスタートするテストでは、前半の2日間をジェンソン・バトンがドライブし、残る2日間をフェルナンド・アロンソがプログラムを引き継ぐ。

  • ロン・デニス 「マクラーレン・ホンダ MP4-30は最高傑作」

    ロン・デニス 「マクラーレン・ホンダ MP4-30は最高傑作」

    マクラーレンの総帥ロン・デニスは、2015年F1マシン『MP4-30』は“最高傑作”であり、思い切ったクルマ作りをしたのは「計算づくのこと」だと語った。

    ヘレステストでは、新しいエンジンパートナーであるホンダの初期問題で走行に苦しんだマクラーレンだが、2015年F1マシン『MP4-30』を初めての“サイズ・ゼロ”F1カーと呼び、自信をみせている。

    マクラーレンの言う“サイズ・ゼロ”とは、絞り込まれたシャシーとコンパクトなホンダV6パワーユニットとの統合を意味しているようだ。

    ロン・デニスは、MP4-30は、レッドブルでエイドリアン・ニューウェイのもとで設計に当たっていたピーター・プロドロモウをチームに招いたことが功を奏したものだとLa Gazzetta dello Sport に述べた。

    「MP4-30の開発に当たり、リスクを承知で賭けに出た」

    「だが、我々が何を成し遂げたか、そして、今後どういう結果を達成できるかということも非常によくわかっている」

    ロン・デニスは、ヘレスで発生したトラブルはそういったリスクの結果であり、予期していたものだと続けた。

    「クルマのレイアウトは非常にコンパクトにまとめられているし、まずはその選択による結果に対処しなければならない」

    「しかし、このクルマは非常に高いレベルに仕上がっている。この最高傑作を生み出してくれたピーター・プロドロモウに感謝しなくてはならない」

    問題は、マクラーレンが初期トラブルを解決し、このクルマの能力を最大限に発揮できるようになるまでにどのくらいの時間がかかるのかということだろう。

    Marca は、ホンダは“すぐに”成功を見ているとして、伊東孝紳社長のコメントを紹介した。

    「我々は自分たちのエンジンとその技術に誇りを持っているし、マクラーレンは素晴らしいチームだ。我々が力を合わせることにより、すぐにいい結果が得られると期待している」

    しかし、ロン・デニスは、少なくとももうしばらくは忍耐のときが続くだろうと考えている。

    「クルマを完全に理解するには3レースは必要だと思う。しかし、我々はみんな楽観的だし、成功を収められると信じている」