カテゴリー: ルイス・ハミルトン

  • ルイス・ハミルトン、ドイツGPを振り返る

    ルイス・ハミルトン、ドイツGPを振り返る

    ドイツGPで見事な勝利をとげたルイス・ハミルトン。マシンのこと、ティモ・グロックのクラッシュによるセーフティカーで、それまで稼いだアドバンテージは失われときのことなど、ハミルトンがドイツGPを振り返った。

    オープニングラップは特に落ち着いて見えました。ハードにプッシュしていましたか?
    間違いなくプッシュしていたよ!でも、レースのスタートでマシンの感触はとても素晴らしかったから、限界までプッシュすることは難しくなかった。以前言ったように、僕たちは過去6週間にわたって、今年のマシンを本当に変えることができた。今はとてもバランスがいいし、反応も良くて、ドライブするのに素晴らしいんだ。常に信頼できるし、最大限を引き出すことができる。実際、序盤のラップは良いリズムを掴むことができて楽しかったね。僕のスタートはほぼ完璧だったと思うよ。

    チームはあなたの最初のピットストップを若干早くしました。それがあなたのアドバンテージを損なうかもしれないと心配しましたか?
    それほどほどでもないよ。僕は常にチームの決断を信頼しているし、少し早く僕を呼んだことは何も問題はなかった。それはただ、セーフティーカーで困難がもたらされることへの予防措置だった。当然、リードを取り戻したかったし、2回目のピットストップがフェリペより長いかチームに無線で確認した。僕たちはより長く行けると確信があった。そのあと、僕は周回遅れのマシンをオーバーテイクするのに少し問題があった。それでも、マシンは本当にバランスが良くて、前に行くのが楽なことはわかっていた。

    そのあと、ティモ・グロックの残骸を取り除くためにセーフティカーが配備されました。無線でそれを聞いて、あなたの積み上げたアドバンテージが無効になることがわかり、どんな気持ちでしたか?
    時々、そのようなことが起こるかもしれないと感じることがあるんだ。チームが無線でピットストレートでクラッシュがあったと伝えたとき、実際はあまり驚かなかった。僕たちは以前、セーフティカーがレースの助けになるか、妨げるかを見ている。レースではそのようなことが起こるのは仕方のないことだ。セーフティカー導入時にピットインするかどうか悩んだことは認めなければならない。でも、チームが僕のレースのために正しい決断をしたと確信していた。また、セーフティカーのペースについて少し心配だった。もし遅かったら、僕はタイヤの熱を保つことに問題を抱えていただろうし、タイヤの熱と圧力を保つために、かなりハードにプレーキを使わなければならなかった。

    チームが、フェリペ・マッサへの優位を保つために、10周足らずで23秒のギャップを作らなければならないと伝えたとき、どう反応しましたか?
    スイッチを押して「え?難しくしたいのか?」と言ったのを覚えてる。それから、僕はただそれらのラップにすべてを集中することに決めた。トラックはクリアで、スピードを出すことができたのは、かなり運が良かった。それが長い戦いになるのがわかったし、実際は、不可能に近いだろうと思ったんだ!でも、それについて長くは考えなかったし、ただ仕事に取り掛かった。実際、あのような状況でレーシングカーをドライブすることは、ドライバーとして、最も楽しい時間の一つなんだ。レースについて考えるのをやめて、ただ自分自身とマシンに集中する。ブレーキを踏む最高の瞬間だし、スロットルを開く最高の時間だ。ただ、その全てのリズムに没頭するんだ。僕はそれが好きなんだ。

    最後のピットストップのあと、マッサの後ろでした。彼を捕えるのにギアが入りましたか?
    マッサとのギャップがそれほど大きくないことがわかったし、僕たちのマシンは彼を捕えるペースがあるとわかっていたから、行けると確信していた。スタジアムセクションで彼に接近して、ターン1で良いトラクションを得て、うまく彼の後ろについてターン2を出た。ヘアピンのと有で、僕は素晴らしいトラクションを得て、スリップストリームにつくことができた。でも、彼もかなり速かったから、ブレーキを遅らせたんだ。かなり模範的だったよね。オーバーテイクできないなら、F1にはいたくないだろう。フェリペは少しファイトしてきたけど、彼を抑えられると感じた。僕はレースをするためにここにいる。最も速いドライバーになりたいからF1にきたし、素晴らしいオーバーテイクをしたいし、残りのキャリアでできる限りハードにレースをしたい。それがここにいる理由だ。

    しかし、そのあとあなたは再びネルソン・ピケJr.に対して頑張らなければなりませんでした。あなたは彼がリードしていることに気付いていましたか?
    いいや、全然気付かなかったんだ!正直なところ、フェリペを追い越したら、午後の仕事は終わったと思った。でも、そのあとチームが僕がまだネルソンの後ろだと伝えた。2006年にGP2で一緒で、かなり良く知っているドライバーとレースすることは素晴らしかったよ。以前に彼とレースをしていたから、彼がどんなレースをして、どう反応するかを学んでいた。そして、彼が初めてグランプリをリードしていることにも完全に気付いていた。それは多くのプレッシャーをもたらすし、彼が戦うよりも良い結果を求めるだろうとわかったので、再びクリーンな動きでリードすることができた。僕たちは日曜日にホッケンハイムでより簡単に行うことができたけど、楽しい午後だったよ。夢中にバトルすることは常に素晴らしいことだ。チームの誰もがマシンを改善するために懸命にプッシュしていることに自信を持たなければならない。僕は去年ハンガロリンクで勝った。だから、再びマシンに乗り込むことが待ちきれないんだ。

  • マクラーレン:ハミルトンが今季4勝目(ドイツGP)

    マクラーレン:ハミルトンが今季4勝目(ドイツGP)

    マクラーレンは、F1ドイツGPで、ルイス・ハミルトンが優勝。ヘイキ・コバライネンは5位だった。

    スタートから圧倒的なペースでトップを独走したハミルトン。しかし、ティモ・グロックのクラッシュによるセーフティカー時に、チームはピットインせず、コース上に留まる決断をした。この決断が裏目に出て、2度目のピットストップのあと4位まで順位を落としたハミルトンだったが、そこから怒涛の追い上げをみせ、メルセデス・ベンツの地元ドイツで、今季4勝目をあげた。
    (コバライネンのオーバーテイクは、ややグレーな追い越しだったが・・・)

    ルイス・ハミルトン (1位)

    マクラーレン

    「今日は何もかもうまく行った。わずか7周で23秒のリードを稼ぎ出せと指示された時は、限界を超えなければならないなと思ったが、やり遂げることができた。今週末はマクラーレン・メルセデスがベストマシンだったので、プッシュしても余裕を感じていた。だから絶対にできる、と思っていたのも事実だ。最終スティントは、僕にとって雌雄を決する戦いだった。セーフティカーが入った時に、ピットに入るべきかどうかチームに訊ねたが、ベストの戦略を採ってくれると信じていた。必ずしもその戦略がうまく行ったわけではないが、今日のマシンフィールならどんどんプッシュできるとも思っていた。ヘイキは、こちらの方が速いと分かっていた。抵抗せずにいてくれたヘイキに感謝したい。フェリペ(マッサ)のスリップに入って完璧にパスできた時は、これで仕事は終わった、と確信した。同じことをネルソン(ピケJr.)に繰り返せばいいと分かったからね。今日の勝利を導いてくれたのは、スタッフのハードワークにほかならない。天狗になってはならないが、努力は必ず報われることは覚えておいていいだろう。今日は完璧なレースだった」

    ヘイキ・コバライネン (5位)
    「かなり難しい展開だった。うまくスタートを決めて、あとわずかでフェリペの前に出られるところだった。だが、オーバーテイクするにはスピードが足りなかったし、タイヤパフォーマンスを最大限に引き出せなかった。セーフティカーもプラスにはならなかった。ピットストップでポジションを下げることになってしまった。クビサの後ろでタイムをロスしたが、2ラップを使って彼をオーバーテイクすることができた。その後はほとんど何もないレースだった。5位という結果に満足はできない。ハンガリーGPに気持ちを切り換えて、今度は表彰台圏内で戦えるよう全力を尽くしたい」

    ロン・デニス
    「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス・“チーム”にとって、2戦連続で素晴らしい結果になった。敢えて“チーム”と入れたのは、今回は完璧なチームワークの勝利だったからだ。セーフティカーが導入され、我々は難しい決定を強いられてしまった──ルイスをピットに入れるか否か。結局、十分な燃料を積んでいるので50周目までそのまま走らせることにした。ストレートに散乱したマシンの残骸が思ったより早く片づいたので、セーフティカーも我々の予想より早くピットロードに入った。この結果、2度目のピットストップを終えたルイスは、首位でレースに復帰できなかった。その後の走りは神がかり的なもので、見事に勝利を掴んでくれた。ヘイキはオープニングスティントでオーバーステアに見舞われた。ピットストップ中に修正を試みたものの、続くスティントでもオーバー気味だったようだ。ルイスと互角のペースで走れなかったのはそのせいだ。彼は自分の置かれている状況を正確に把握し、さらにルイスの状況も瞬時に理解した。ルイスのマニューバーに敢えて抵抗せず、オーバーテイクを許したのは、ヘイキのプロフェッショナリズムとスポーツマンシップの証明だ。ヘイキは苦しい状況の中、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。ロバート・クビサを攻略したアクションは、センセーショナルと言っていい。彼にはウィナーの資質も資格も十分にある。そ遠くない将来、彼の日が訪れるに違いない。戦闘力だけでなく、チームプレーの精神も持ち合わせるふたりのドライバーと仕事ができるのは、本当に素晴らしい」

    ノルベルト・ハウグ
    「センセーショナルな勝利だ。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスにとって2戦連続のホームGPで、素晴らしいオーバーテイクを見せてくれた。ルイスはライバルを完全に圧倒していた。セーフティカーピリオドでルイスをピットに呼ばなかった結果、おそらくは今シーズンのベストと称されるオーバーテイクを2度も見ることができた。今日の勝利は個人的にも大変嬉しく思っている。『ありがとう、ルイス!』さらに、素晴らしい仕事をしてくれたスタッフにも感謝の意を表したい。ピットクルーだけでなく、マーケティング、広報、総務など普段は裏方の仕事をしているスタッフを含めて、全員にお礼を言いたい。さらに、メルセデス・グランドスタンドに陣取り、我がチームに力強い声援を送って下さった良き友人および来賓の皆さまにも、御礼申し上げる次第である。今日はエキサイティングなレースとF1ならではの雰囲気をお楽しみいただけたことと思う」

  • ルイス・ハミルトン、アロンソとの確執を語る

    ルイス・ハミルトン、アロンソとの確執を語る

    ルイス・ハミルトンが、昨年のフェルナンド・アロンソとの関係を振り返った。

    今年ルノーに復帰したフェルナンド・アロンソ。アロンソは、昨年所属したマクラーレンとの関係が悪化し、複数年契約を破棄。同時にハミルトンとの確執が取りざたされた。

    ハミルトンは、2007年のアロンソとの関係を純粋な“レース上のライバル”だったと振り返った。

    「最初のシーズンに世界チャンピオンが相手というのは特権だよ。フェルナンドが成し遂げたことは素晴らしいと思う。でも、最初に倒さなければならない相手は、チームメイトだ。それが僕の目標だった。」

    ハミルトンは昨年のハンガリーが最悪の事態だったことを認めた。予選でピット作業の妨害事件が起こったレースだ。

    ハミルトンによれば、その後、二人は次のレース前に、イスタンブールのホテルの一室で話し合ったという。

    「僕たちの関係が改善できないことには落ち込んだし悲しかった。」

    F1で2年目のシーズンとなるハミルトンは、アロンソの2005と2006年にチャンピオンシップを制覇したことを賞賛すると語った。

    「当然、僕はF1を間近に見て、彼どれだけ運転が巧いかを見た。それはプロのドライバーどうあるべきかを示してくれら。将来、誰かが当時の同じの立場にいて、僕を見て“世界チャンピオンはこういうものだ”と思ってくれたら素晴らしいね」

  • ルイス・ハミルトン(ドイツGPプレビュー)

    ルイス・ハミルトン(ドイツGPプレビュー)

    イギリスGPでは見事な優勝を果たしたルイス・ハミルトン。次戦ドイツGPは、メルセデス・ベンツの母国。ハミルトンがドイツGPへの意気込みを語った。

    ルイス・ハミルトン
    「ホッケンハイムでは2005年にF3ユーロシリーズで優勝したし、2006年はGP2で2位と3位でフィニッシュした。実際、かなり単純なサーキットだし、現時点でマシンがとても良いと感じさせてくれるんだ。ここはあらゆるコーナーがあって、ターン1のような高速コーナースタジアムセクションに入るターン12の高速の右コーナーなどはマシンを走らせるのがかなり楽しいね」

    「ホッケンハイムでのドイツGPは初めてだけど、素晴らしいものになるだろうね。ドイツ人のファン、特にメルセデス・ファンの応援は楽しみだ。彼らの多くが、素晴らしい眺めのメルセデス・グランドスタンドにいるのを知っているし、その後ろで楽しいプログラムが用意されている。週末は僕もステージに上がり、プラクティスや予選についての質問に答えることになっているんだ。ファンに近づけることは常に素晴らしいし、僕にさらにボティベーションを与えてくれるんだ。」

  • マクラーレン、ハミルトンが母国グランプリ初制覇(イギリスGP)

    マクラーレン、ハミルトンが母国グランプリ初制覇(イギリスGP)

    マクラーレンは、F1 イギリスGPで、ルイス・ハミルトンが1位、ヘイキ・コバライネンが5位だった。

    ルイス・ハミルトンにとって、またマクラーレンにとっての母国GPとなるイギリスGP。

    4番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは、スタートで一気に2番手に浮上。コバライネンをパスした後は、圧倒的な速さを見せ、最終的には4位以下を周回遅れにする速さで、見事に母国GPを初制覇。これにより、ハミルトンはドライバーズポイントの首位に躍り出た。

    ルイス・ハミルトン (1位)

    ルイス・ハミルトン(画像)

     「僕のキャリアでもっとも過酷なレースだった。と同時に、最高のレースになった。状況は去年の日本GPと同じくらいひどくて、かなりスリッパリーだった。バイザーが曇ってしまい、何度か自力で拭き取ろうとしたが、うまく行かなかった。チームが素晴らしい仕事をしてくれたことに感謝したい。特に、難しい状況の中で適切なタイヤ戦略を採ってくれたことが大きかった。最終ラップでは、ファンが立ち上がって声援を送ってくれる姿が見えた。僕はコクピットの中で、『フィニッシュまでしっかり辿り着いてくれ』と祈るような気持ちになった。母国GPを制すると感慨もひとしおだ。この勝利は家族に捧げたい。この数週間、僕がちょっとしたトラブルに見舞われたが、それでも皆が応援してくれた。ホッケンハイムでも表彰台の頂点に立てたら最高だ」

    ヘイキ・コバライネン (5位)
     「地元GPで素晴らしい勝利をマークしたルイスに『おめでとう』と言いたい。僕のスタートは良かったが、ルイスに強烈なプレッシャーをかけられた。5周目にちょっとはらんだ隙を突かれて、彼に首位を明け渡すことになった。本当に難しいレースだった。スリッパリーなうえ、すぐにアクアプレーンを起こしてしまう。今日のコンディションでは、完走よりリタイアの方がずっとやさしい。僕自身も2度スピンしてしまった。4ポイントを獲得して、コンストラクターズ・タイトル争いに貢献できたと思う」

    ロン・デニス
     「母国GPの優勝は特別なものだ。ルイスにとって、今日は本当に特別な日になった。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスにとっても、特別な日だ。ドラマが多く、見応えのあるレースだった。そのレースを制したのは、土砂降りのコンディションに完璧に対応した若者だった。ルイスは今後、長く記憶にとどめられるドライバーになるだろう。もちろん彼のパフォーマンスも素晴らしかったが、エンジニアやメカニックのチームワークの賜物であることを忘れてはならない。ヘイキは昨日の予選で、ワールドクラスの力があることを証明した。レーススキルにも疑問の余地はない。思ったような結果が出なかったからといって、落胆する必要はない。近い将来、彼の日が来る」

    ノルベルト・ハウグ
     「ルイスのレースマネジメントは素晴らしかった。60周にわたってニック・ハイドフェルドを平均で1秒以上上回るペースで走行し、4位以下を全員周回遅れにした。現状で彼のベストレースと言っていい。我々は再びタイトル争いに復帰した! ヘイキは、最長のスティントでアンダーステアに悩まされた。予選で素晴らしいセットアップを見つけてキャリア初のポールポジションを獲得していただけに、残念な出来事だった。ルイスは、今季獲得ポイントを48に伸ばして、フェラーリ勢と並んだ。歓びはこれくらいにして、2週間後に迫るチーム第2の地元GPに向けて集中したい。是非ともメルセデス・グランドスタンドにお越しいただき、抜群のホスピタリティの中でルイスやヘイキに声援を送ってくだされば幸いだ。今日は素晴らしい結果を得ることができた。スタッフ全員に心から感謝する。ホッケンハイムでも同じ結果を出そうではないか!」

  • ルイス・ハミルトン、「フェラーリは打ち負かせないわけではない」

    ルイス・ハミルトン、「フェラーリは打ち負かせないわけではない」

    ここ数レースでノーポイントに終わっているルイス・ハミルトン。しかし、ハミルトンはタイトルを諦めたわけではない。母国グランプリのシルバーストンでは、打倒フェラーリを誓う。

    ルイス、あなたのF1キャリアのスタートは、チャンピオンシップの近くで完了するという、その標準とは非常に異なるものでした。今年は去年とどう違いますか?
    2007年は僕にとって素晴らしい年だったし、驚くべき経験だった。今年はF1の2シーズン目なだけだ。でも、僕は今、ヘイキ(コバライネン)より1年経験があるし、マクラーレンの最も長いレースドライバーだ。これはチームのために全力を尽くすということで、僕自身にさらなるプレッシャーを与える。けれども僕はまだ大きな学習曲線の上にいる。多くの点で、もう一度ルーキーシーズンを過ごしているようだよ!

    レッドブルのデビッド・クルサードは、あなたの1年目は、考えず、ただドライブするだけだからクールでいるのが簡単けど、2年目はより考え、その落ち着きは道に迷っていると言っていました。このようなことを経験していますか?
    僕にとって、グランプリ週末の間、トラックの外での他のどんなことより、マシンの中が最も楽な場所だ。でも、考えることと、ドライブすることで仕事を分けるのは簡単なことではない。F1で勝つには、技術と能力の全範囲が要求される。常にどのように全てを最大限にするかを考えている。レーストラックから離れているときさえね。でも、たぶん運転することが僕の仕事の大部分ということを強調すべきだろう。それは僕たちみんながグランプリドライバーになる理由だ。そして、それが僕たちみんなが戻ってくる要素の1つだと思う。

    あなたのホームグランプリへ向けて、今年の感情は12ヶ月前からはどう異なりますか?
    正直なところ、あまり違いは感じていないよ。僕はシルバーストンでのレースが好きだし、2つの理由でイギリスGPを楽しみにしている。1つは、僕のホームレースであり、心の中で特別な場所だ。ファンから多くの声援を受け、グランドスタンドに旗やバナーを見ることは物凄いことだ。2つ目は、驚くべきトラックだ、コーナーのいくつかは信じられない速さだし、実際F1カーの限界を見られる場所だ。僕は先週の木曜日にシルバーストンでテストをして、ファン、サポーター、そしてシルバーストンのトラック自体、全てが戻った。シルバーストンは、僕の年のハイライトの1つにあるだろうし、特別なものにできると思っている。そうは言っても、僕たちのライバルも同じくらい懸命にすべてに取り組んでいるし、彼らをとても尊敬している。だから、僕が言えるのは、僕たちの最高の戦いをしてそれを得るということだ。

    先週のテストでそんな開発をして、シルバーストンのためにマシンにどんな変化を期待していますか?それらはフェラーリを捕えるのに十分ですか?
    僕たちは常にテストに新しいパーツを持ち込むし、シルバーストンも例外ではない。ヘイキは2日間マシンに乗り、僕は最終日だけだった。でも、僕はいくつか有望な新しいエアロパッケージと燃料と潤滑油の改善を試した。それらはほんの小さなことだけど、違いを出せる部分だ。フェラーリは強いだろうけど、打ち負かせないわけではない。僕たちには素晴らしいパッケージがあるし、高速コーナーでのパフォーマンスに懸命に取り組んだ。レースに向けて自身はあるよ。

    実際にどのような結果を期待しますか?
    ホームレースで勝利は全てのドライバーが達成したいことだ。シーズンがスタートしたとき、僕の考えは最初のレースに勝つこと、モンテカルロで勝つこと、そして、僕のホームグランプリで勝つことだった。だから、シルバーストンに挑戦する準備はできているよ。

    チャンピオンシップで勝つには、1つのミス、多くても2つのミスまでだと言われています。それは2008年のあなたの望みがなくなったことを意味しますか?
    いいや、今年のタイトルレースは本当に接戦だと思う。たぶん昨年よりも接近している。少しも簡単になっている兆候はないよ。快適にリードしているドライバーはいない。僕はいくつかノーポイントに終わったけど、フェラーリの2人のドライバーもそうだ。一貫性が重要になると思う。でも、僕はマッサから10ポイント差だけだし、数字は明らかだ。すべてのカードが適切に落ちれば、1レー0スでそれを作ることができる。

    フェラーリのキミ・ライコネンは昨年のタイトルに勝つのに、もっと大きなポイントの差がありました。あなたはそれに元気づけられますか?そして、同じようにできると思いますか?
    キミは、昨年2つのレースで17ポイント遅れていた。彼は取り戻しただけでなく、タイトルにも勝ったという事実は、このスポーツがどれくらい予測できないものかを物語っている。確かなことなんてないんだ。そして、それが僕がまだ自信をもって、集中している理由だ。僕たちには10レース、100ポイント残っている。すべてが勝負だし、準備はできているよ。

  • ルイス・ハミルトン、母国グランプリでの勝利を目指す

    ルイス・ハミルトン、母国グランプリでの勝利を目指す

    ここ2レースでノーポイントに終わっているルイス・ハミルトン。次戦イギリスGPは、ハミルトンにとって母国グランプリ。ハミルトンがイギリスGPへの意気込みを語った。

    ルイス・ハミルトン
    「母国でレースをすることは確かに影響があるよ。それが何かはわからないけど、親しみのある環境、絶え間ない群集の応援は、週末を通して後押しになる。他の場所では経験できないことだけど、より成功しようという気にさせてくれるんだ。」

    「シルバーストンは、カレンダーの中でベストなサーキットのひとつだ。真のドライバーズ・サーキットだね。超高速だ。サーキットの前半は、ほとんどブレーキングの必要がない。ただわずかにギアを上げ下げするだけさ。実際、ラップのほとんどでブレーキを使用しないので、あまりにブレーキの温度が低くなり過ぎないように注意しなければならない。そんな経験ほかでできるかい?F1ではシルバーストンなしではありえないよ。イギリスの現象になってるんだ。」

    「みんなは、シルバーストン、モナコ、モンツァ、スパの“ビッグ4”での勝利を話す。でも、僕にとってはもっと直接的なことだ。シーズンの初レースで勝ちが意思、モンテカルロで勝ちたい。今年はじめてそれを達成した。そして、僕は母国グランプリで勝ちたい。それらは僕の目標だし、今週末のシツバーストンでそれに挑戦する準備はできているよ。」

  • セバスチャン・ベッテル、「ハミルトンのペナルティは妥当」

    セバスチャン・ベッテル、「ハミルトンのペナルティは妥当」

    セバスチャン・ベッテルは、フランスGPのルイス・ハミルトンンのドライブスルー・ペナルティを当然のこととして支持している。

    マクラーレンのルイス・ハミルトンは、ベッテルを追い越した直後にシケインをショートカット。この行為がスチュワードの審議対象となり、ハミルトンにドライブスルー・ペナルティが科せられた。

    このペナルティに対して、マクラーレン陣営はハミルトンを擁護。ノルベルト・ハウグは、「ベッテルも“問題なかった”と言うだろう」とコメントしていた。

    だが、当事者であるベッテルは、このペナルティを妥当なもとだという意見を述べた。

    「アデレード・ヘアピンの立ち上がりは、彼の方が良かった。僕はイン側にいて、ポジションを守ろうとして、6コーナー、7コーナーでは有利なラインにいた。でも、進入スピードはルイスの方が速かった。僕はアクセルを抜いてブレーキングしたけど、彼はまだ突っ込んできた。シケインをカットしようとしたのは明らかだった」

    ベッテルは、ハミルトンがすぐにポジションを譲ってさえいれば、ペナルティを受けることはなかっただろうと語る。

    「彼は完全にシケインを横切った。僕もモナコシのケインでブレーキが遅れて似たような状況になった。その結果2台を抜いてしまったけど、すぐに彼らを生かせた。それでおとがめなしさ。もしそのままポジションをキープしてたら、ペナルティだった。彼は、僕を先に行かせるべきだった。彼のマシンの方が優れていたから、いずれチャンスはあったはずだ」

  • マクラーレン、ハミルトンのペナルティを非難

    マクラーレン、ハミルトンのペナルティを非難

    マクラーレンは、フランスGPでルイス・ハミルトンに科せられてドライブスルー・ペナルティを非難した。

    ハミルトンはレース中、トロ・ロッソのセバスチャン・ベッテルをパスした際に、コーナーをショートカットした。その行為に対し、スチュワードはハミルトンに対してドライブスルーネナルティを科した。

    マクラーレンのチーム代表であるロン・デニスは、この処分に対して意義を述べた。

    「彼がコースを外れたことによって、ポジションを上げたとは思っていない。「コースから外れる前に、ハミルトンはすでにベッテルを抜いていたというのが我々の意見だ。コースオフでポジションを上げてなどいない。他の何によっても有利を得てなどいない」

    また、マクラーレンのエンジンパートナー、メルセデス・ベンツのモータースポーツ責任者であるノルベルト・ハウグも、このハミルトンのペナルティに反論した。

    「理由がはっきり分からない。セバスチャン・ベッテルが文句を言ったとは思えないよ。彼ならきっと、昨日マーク・ウェバーがそうしたように、私のところへやってきて、“別に問題なかったよ”と言うのではないか」

    ハミルトンは、カナダGPでの接触事故のため10グリッド降格のペナルティーを科されており、このペナルティが重なったもあってか、フランスGPを10位で終えた。

  • マクラーレン、コバライネン5位、ハミルトンはノーポイント (フランスGP)

    マクラーレン、コバライネン5位、ハミルトンはノーポイント (フランスGP)

    マクラーレンは、F1フランスGP決勝レースで、ヘイキ・コバライネンが4位、ルイス・ハミルトンがは10位だった。

    昨日の予選で5グリッド降格ペナルティが科せられ、10番グリッドからのスタートとなったヘイキ・コバライネンだが、安定したペースで順位をあげ、4位でフィニッシュした。

    一方、10グリッド降格により、13番手からスタートしたハミルトンは、レース序盤にコースアウト時にセバスチャン・ベッテルをオーバーテイクしたとみなされ、ドライバースルーペナルティが科せられ、ポイント圏内でのレースから離脱。ハミルトンはペナルティに不満を述べた。

    ヘイキ・コバライネン (4位)
    「グリッド降格処分を考えると、上々のリザルトだと思う。また、10番グリッドからスタートして4位フィニッシュしたことは、戦略の適切さを証明している。初回スティントでは、遅いクルマをオーバーテイクしようと何度もトライした。その甲斐あって、抜き去った後は後続に水を開けると同時に、先行車両との差を詰めることができた。レースを通じてマシンフィールが抜群だったうえ、ブリヂストンタイヤも的確に機能した。終盤はヤルノ(トゥルーリ)との差を詰めて、どうにか前に出ようとしたが、残念ながらそれは叶わなかった。ヤルノは必死にポジションを守った。彼のディフェンスに拍手を送りたい」

    10位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「僕のドライブスルー・ペナルティは、とても厳しい呼び出しだった。自分としては、フェアにベッテルをオーバーテイクして、自分が先にコーナーに入ったと感じていた。だが、僕がアウト側だったので、クラッシュを避けるにはターンインを遅らせるしかなかった。その時にリアがブレークして、縁石に乗る羽目になった。それ以降は、チェッカーまでずっとプッシュし続けた。残念ながら、今季3戦目のノーポイントレースになってしまったが、まだ10戦も残っている。去年はキミ(ライコネン)が逆転でタイトルを勝ち取った。そう考えれば、落ち込む理由はどこにもない。トップとは10ポイント差。次は地元シルバーストンなので、巻き返しのきっかけとしたい」

    ロン・デニス
    「実にチャレンジングな週末だった。だが、ヘイキは素晴らしいドライビングを披露するとともに、チェッカーフラッグまでいいファイトをしてくれた。ルイスは、ドライブスルーペナルティで大きなダメージを受けた。今週末のことはそのまま受け入れて、前に向かって歩みを進めたい。戦闘力のあるマシンがあるうえ、ふたりの素晴らしいドライバーに恵まれているので、チームには確かな力がある。英国GPに集中して、最良のリザルトを残したい。シルバーストンでは、上位で戦える自信がある」

    ノルベルト・ハウグ
    「ペース自体は悪くなかった。ルイスは、ドライブスルーペナルティさえなければ、3位でフィニッシュできたはずだ。ヘイキは、10番グリッドからスタートして4位チェッカーという素晴らしい仕事をしてくれた。それだけにトゥルーリをオーバーテイクできなかったことが残念だ。とはいうものの、ファンはヘイキの敢闘精神を喜んでくれたに違いない。次は英国、その次はドイツと、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスにとって、2戦連続のホームGPが待ち受けている。ルイスと首位の差は10ポイントにすぎない。残りレースを考えれば、大きな差ではない」