カテゴリー: ルイス・ハミルトン

  • F1:ルーベンス・バリチェロ 「ハミルトンはシューマッハより優れている」

    F1:ルーベンス・バリチェロ 「ハミルトンはシューマッハより優れている」

    元F1ドライバーのルーベンス・バリチェロは、7回のF1ワールドチャンピオン獲得でミハエル・シューマッハの記録に並んだルイス・ハミルトンの方が“優れている”と語る。

    今シーズン、ルイス・ハミルトンは記録的なシーズンとなっており、ミハエル・シューマッハが保持していたF1史上最多勝利数では91勝という記録を破り、F1ワールドチャンピオン獲得数でも並んだ。

    それは、当然、誰が史上最高のF1ドライバーかという問題を提起した。

    ミハエル・シューマッハと長くチームメイトを組み、ルイス・ハミルトンの最初の5年間にF1で対戦したルーベンス・バリチェロは、その称号を得るのはハミルトンだと考えている。

    「ハミルトンの方がシューマッハよりも優れているか? そう思うね」とルーベンス・バリチェロは Soymotor に語った。

    「僕は両方と競争している。ハミルトンの初期の頃しかそこにいなかったけどね。でも、そう思う」

    ルーベンス・バリチェロは、フェルナンド・アロンソのF1復帰にも言及した。

    元F1ドライバーのフェリペ・マッサは、フェルナンド・アロンソの2021年のF1復帰は、ミハエル・シューマッハの復帰のように失敗に終わる可能性があると語っている。

    2回のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、ダカールラリーやインディ500などの他のカテゴリーに2年間参加した後、F1に復帰する。

    最後にF1復帰した複数のF1ワールドチャンピオンは、2010年のミハエル・シューマッハとなる。

    ミハエル・シューマッハは、2016年にフェラーリでランキング2位でF1を去ったが、2010年にメルセデスからF1復帰。高い期待がかけられたが、3年間でわずか1回しか表彰台を獲得することができなかった。

    ルーベンス・バリチェロは、フェルナンド・アロンソはミハエル・シューマッハよりも準備が整っていると信じているが、それは彼が2018年の頃と同じドライバーであるという意味ではないと語る。

    「アロンソはインタビューを受けていた。彼は直接的なタイプなので、僕はインタビューしたくないけどね」とルーベンス・バリチェロは語った。

    「彼らは彼に尋ね。シューマッハに起こったことがあなたに起こる可能性はあるか?とね。彼は3年間離れて戻ってきたけど、良くはなかった」

    「アロンソは『僕はシューマッハよりも優れている』と言った」

    「彼は間違いなく準備が整っているし、シューマッハがカムバックしたときよりも、事前F1マシンを多く運転しており、ほぼ毎日カートを運転しているので、アロンソに問題が発生することはないと思う」

    「でも、彼が去ったときと同じレベルに戻るかどうかはわからない」

  • 「ルイス・ハミルトンは彼のすべての王座に真実性を与えた」

    「ルイス・ハミルトンは彼のすべての王座に真実性を与えた」

    メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、記録的な7回目のF1ワールドチャンピオンを前戦F1トルコGPのような難しいレース制して勝ち取ったことで“彼のすべてのチャンピオンシップに真実味を追加した”と元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは語る。

    英国のスヌーカー(ビリヤードの一種)のレジェンドであるロニー・オサリバンは、メルセデスのF1マシンの圧倒的な速さがあるとしてルイス・ハミルトンの素晴らしさに疑問を呈し、論争を引き起こした。

    「理論的には、彼が倒さなければならないのはチームメイトのボッタスだけだ。彼は端役を務めることに快適で満足しているように見える」とロニー・オサリバンは Daily Star に語った。

    「自分が使っていたポケットが相手よりも大きなテーブルでプレーしていたとしたら、自分のスヌーカーでのキャリアについてはそれほど気分が良くなかっただろう」

    しかし、F1の現役選手に批判的であることでよく知られている1997年のF1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは、ルイス・ハミルトンへのその種の批判から守ろうと動いた。

    「確かに彼は最高のマシンを持っている。だが、ボッタスも最高のマシンを持っている」とジャック・ヴィルヌーヴは Sky Italiaに語った。

    「ボッタスは同じマシンを持っているが、それでもハミルトンがチャンピオンシップを勝ち取っている。イスタンブールのような困難な状況では、どのドライバーはリスクを冒さず、より慎重に運転することを決めただろろうが、彼はそうしなかった。

    「彼はあのレースを派手に勝った。そして、それは何よりも彼のすべてのチャンピオンシップに真実味を与えるものだった」

    当然ながら、ルイス・ハミルトンは、ジャック・ヴィルヌーグの批評に同意する。

    「僕と同じメルセデスを運転するもう一人の素晴らしいドライバーがいるわけだし、もちろん、彼は私が得たものを手に入れてはいない」とルイス・ハミルトンは AS にコメント。

    「当然ながら、素晴らしいチームと素晴らしいマシンが必要だ。他の方法で世界選手権に勝った人は誰もいない」

    「でも、個人的には、トルコのようなレースがもっとあったらいいと思っている。自分の実力をもっと頻繁に示すことができるからね」

  • F1:ルイス・ハミルトン、ナイトの爵位を授与との報道

    F1:ルイス・ハミルトン、ナイトの爵位を授与との報道

    7回のF1ワールドチャンピオン獲得を達成したルイス・ハミルトンが、年末にナイトの爵位を授与すると報じられている。

    ルイス・ハミルトンは、2009年にバッキンガム宮殿で女王陛下からMBE(大英帝国勲章5等勲爵士)を勲章を授与されている。しかし、その後の10年間でメルセデスF1で成功を収めたにもかかわらず、それ以降見過ごされてきた。

    ルイス・ハミルトンにそれ以上の名誉が与えられなかったのは、長い間彼の財務状況についての疑問があったからだと考えられている。しかし、自家用機の売却を含む措置により、政府の名誉委員会はハミルトンの個人的な問題は“すべて整理された”と結論付けたと The Sun が報じた。

    報道が正しければ、ルイス・ハミルトンは、新年の叙勲でナイトの爵位が授与される。

    ルイス・ハミルトンの友人はタブロイド紙に「これはルイスが長年逃してきた名誉だ」と語った。

    「最も素晴らしいシーズンの信じられないほどの締めくくりを意味する。」

    同紙はまた“スポーツ界のトップの人物”としてルイス・ハミルトンを次のように紹介している。

    「彼は、スポーツへの多大な貢献を認められて、業界のボスから提唱されてきた」

    実現した場合、ルイス・ハミルトンは、ブラッドリー・ウィギンス、モハメド・ファラー、アンディ・マリー、アラステア・クックを含む他の最近のスポーツ騎士団の受賞者に加わることになる。

    この報道について質問されたヘイン卿(現在はフォーミュラ1の全党議会グループの議長を務めている元労働党内閣大臣)は、ルイス・ハミルトンのナイト爵位は「長い間延期されてきた」と語った。

    「それが正しければ、私はルイスがスポーツ騎士のパンテオンに加わるのを見るのはわくわくするだろう。ルイスは単なる連続チャンピオンではなく、実際には世界最大の英国のスポーツスターだ」

    「彼の背景がとても謙虚であるという事実、そして、彼が黒人であるという事実は、彼の信じられないほどの業績に追加される。彼は、背景、肌の色が何であれ、若い女の子と男の子が空に手を伸ばすことができるというロールモデルだ」

    「それは彼のマシンのコックピットの中で目にしているものだけではない。彼の慈善活動、F1における多様性の向上も他のスポーツに影響を与える可能性がある」

    モータースポーツUKのデビッド・リチャーズ会長は最近、ルイス・ハミルトンのナイト爵位を求める手紙をダウニング街にむけて書き、ハミルトンの税務は完全に問題なく、名誉を妨げるべきではないと説明した。

    「英国がルイスの歴史的業績にふさわしい賞を彼が選んだ居住地、仕事、または誤解された彼の税務上のステータスによって否定することは完全に間違っている」とデビッド・リチャーズは書いた。

    だが、ルイス・ハミルトン自身は常にナイトになる可能性を軽視してきた。

    「ナイトになることの名誉について考えるとき、僕は戦争で仕えた祖父のような人々について考える」とルイス・ハミルトンは最近語った。

    「キャプテントムはその素晴らしい名誉を100年待った。それに、これまでで最も困難な時期に命を救っている医師や看護師がいる。僕はそういった名もなきヒーローについて考える。そして、僕は自分自身を名もなきヒーローとして見ていない。僕は誰も救ていない」

    しかし、ルイス・ハミルトンは過去にそれがいつか起こったら喜ぶだろうとも認めている。

    「すべての人と同じように僕は王室を崇拝して育った。いつか、再び女王の前に立つことができるならば光栄だ。彼女に再び会うのはこれまでで最も幸せな日になるだろう」

    女王陛下は、ルイス・ハミルトンの記録的な7回目のF1ワールドチャンピオンをTwitterで祝福している。

  • ルイス・ハミルトン 「シューマッハのF1へのアプローチが分かってきた」

    ルイス・ハミルトン 「シューマッハのF1へのアプローチが分かってきた」

    ルイス・ハミルトンは、メルセデスF1に加入して以降、ミハエル・シューマッハのようなF1ワールドチャンピオンがチームを前進させる上でどれほど重要な影響を与えていてきたかを理解できるようになったと語る。

    ルイス・ハミルトンは、2020年のF1世界選手権を制し、ミハエル・シューマッハの7回のF1ワールドチャンピオンという史上最多記録に並ぶとともに、史上最多数と最多ポールポジション記録を保持している。

    それでも、ルイス・ハミルトンの最近の勝利は最高のマシンであるメルセデスのF1マシンのおかげだと示唆する人は多い。

    ルイス・ハミルトンは、ミハエル・シューマッハの後任として2013年にマクラーレンからメルセデスF1に移籍するまで、ドライバーがマシン開発でどれほど大きな役割を果たさなければならないかを完全に理解していなかったと語る。

    「僕はいつもそこでの状況を疑っていた。タイヤや温度への対処方法などね。彼らは僕の言うことに耳を傾けることなく、ただ彼らのことをしていた」とルイス・ハミルトンはマクラーレン時代について振り返る。

    「マシンの開発を助けるという点で、完全には理解できていなかったと思う。ドライバーとしてミハエルのアプローチに近づいてきている」

    「チームはシミュレーションをして、ベストなマシンがどうかを教えてくれるけど、シミュレーションは僕ができることをできない。フィーリングも必要だ」

    「今はミハエルのアプローチがどういうものだったのかをどんどん理解できてきている。自分のやってきたことと重なるかもしれない。一緒に舵をとっていかなければならない」

    「F1でスタートする人に若いドライバーにとっては難しい。ミハエルが何をしていたのか、僕がこのチームで何をしているのかを完全に理解するのは難しい」

    「彼らは、僕たちが良いマシンを持っていること、ミハエルが良いマシンを持っていたことだけを見るけど、今、僕はここでミハエルがチームと何をしていたのか、たぶん彼がこのチームでやっていただろうことを理解している。僕がやらなければならなかったことに似ていると確信している」

    「指針でなければならない。知的で熱心な人々のパワフルなグループがあって、もちろん、メインの指針であるチームのリーダーがいる」

    「でも、開発に関しては、どのようにマシンをさらに前進させ、ドライバーの特性に合わせて作業するしていくかは僕の仕事だし、それを非常に誇りに思っている。残念ながら、人々はそれらすべてをバックグラウンドで見ることができない」

  • ルイス・ハミルトン、時計メーカー『ハミルトン』との商標裁判で敗訴

    ルイス・ハミルトン、時計メーカー『ハミルトン』との商標裁判で敗訴

    ルイス・ハミルトンは、時計メーカーの『ハミルトン』との3年間の法廷闘争に敗れたと Daily Mail が報じている。

    7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、自身の会社『44IP』を通じて、欧州全域での『ハミルトン』の商標を使用についてスイスの時計メーカーであるハミルトン・インターナショナルと法廷闘争を行っていた。

    44IPは、時計や宝飾品などの商品に『ハミルトン』という商標登録しようとしていたが、ハミルトン・ウォッチによって異議を申し立てられていた。

    そのため、44IPは、欧州連合商標規則における「悪意ある登録」として『ハミルトン』の商標の取消請求を行っていた。

    だが、欧州裁判所は、1892年に設立された会社がルイス・ハミルトンが生きているよりもはるかに長い間『ハミルトン』という名前を使用してきたとし、44IP側を敗訴とした。

    欧州連合知的財産庁(EUIPO)は「レーシングドライバーのルイス・ハミルトンの知的財産権に関する議論は失敗した」と述べた。

    「争われた商標は『ルイス・ハミルトン』ではなく『ハミルトン』という1つの単語のみで構成されている。これは、英語圏の国ではかなり一般的な姓だ」

    「第三者の権利を侵害する場合、商標として自分の名前を登録する生得の権利はない」

    「取消申請人でさえ、争われた商標『ハミルトン』が1892年以来、すなわちルイス・ハミルトンが個人として生年月日より前に使用されていたことを明確に認めた」

    「EUの商標所有者の側に悪意は見られない。実際、EUの商標所有者は、1892年以来、時計分野で重要な経済活動を示しまてきた」

    ハミルトン・ウォッチは、1892年に米国で設立された後、スイスに移り、The SwatchGroupに買収された。

  • ハミルトン、フェラーリF1との交渉は「互いの立場が一致しなかった」

    ハミルトン、フェラーリF1との交渉は「互いの立場が一致しなかった」

    ルイス・ハミルトンは、フェラーリF1移籍について過去に交渉の場があったが、両者の立場が“決して一致しなかった”ため実現には至らなかったと明かした。

    ルイス・ハミルトンは、フェラーリF1への魅力を隠したことはなく、実際にフェラーリの有名なロードカーを数台所有している。

    だが、ルイス・ハミルトンは、フェラーリが提示した選択肢に決して魅力されることはなかったと語る。

    「僕たちは何回か話し合ったけど、テーブルに置かれたオプションを理解する以上のことはしなかった。それらは適切なオプションではなかった」とルイス・ハミルトンは Gazzetta dello Sport のインタビューで語った。

    また、ルイス・ハミルトンは、過去の交渉においてタイミングも重要な要素であり、メルセデスF1との契約が更新されるたびにフェラーリ移籍の扉は閉ざされたと明かした。

    「僕隊の立場は決して一致しなかった。タイミングが重要だし、物事には最終的には理由があると思う」

    「最近のシーズンでは、僕の契約は他のすべてのドライバーとは異なる年数で常に失効していた。結局はそういうことだ」

    もし、ルイス・ハミルトンがフェラーリに移籍していれば、7回のF1ワールドチャンピオンという偉業、さらにはレース外での活動や多様性の促進者としての最近の動きにおいて、現在、メルセデスで実現できているような活動ができてかどうかは不明だ。

    ルイス・ハミルトンがマクラーレンを離れてメルセデスF1への移籍を検討したとき、自分を表現するための自由な支配力をもつことが前提条件だった。

    「マクラーレンで僕は大きく成長したけど、彼らはドライバーがどのように振る舞うべきかについてある程度の期待値があった。彼らは、僕がずっとアウトサイダーであり、非国教徒であったという事実とは対照的だった」とルイス・ハミルトンは語った。

    「メルセデスと契約する前に僕は『見てほし。僕は他の人とは違う。僕が自分が誰であるかを見つけなければならないので、自分自身にならせてほしい。経験をさせてほしい。いずれにせよ、僕はみなさんを助けるし、ブランドは若者の世界でより良い方法で成長していくと思う』と伝えた。そして、それが実現した」

  • メルセデスF1代表 「ルイス・ハミルトンの素晴らしさを認識するべき」

    メルセデスF1代表 「ルイス・ハミルトンの素晴らしさを認識するべき」

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、ミハエル・シューマッハのF1史上最多記録に並ぶ7回目のF1ワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンを称賛する。

    F1トルコGPで6番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは、濡れた難しいウエットコンディションで巧みなタイヤマネジメントとレースクラフトを見せて優勝。7回目のF1ワールドチャンピオンを獲得し、ミハエル・シューマッハの記録に並んだ。

    トト・ヴォルフは、この偉業によってルイス・ハミルトンが“世界の史上最高のスポーツ選手たちのなかで彼の地位を固めた”と述べた。

    ルイス・ハミルトンはどこにランク付けされているかと質問されたトト・ヴォルフは「彼はドライバーワールドチャンピオンの記録という点でミハエルと同じレベルにランク付けされており、ポールポジションとレース勝利数の絶対的な記録保持者だ」とコメント。

    「ルイスにお祝いの言葉を述べ、彼が行っている素晴らしい仕事、このスポーツに新しいベンチマークを設定したことを認識する必要がある」

    「我々は一緒に拠点に戻るし、どのように祝うかを考えなければならない。いい方法を見つけられると確信しているがね!」

    トト・ヴォルフは、チャンピオンシップを確定させることが不可欠ではなかったものの、ルイス・ハミルトンが日曜日のF1トルコGPで勝利を収めた方法に特に感銘を受けたと語った。

    オープニングラップで最も近いライバルであるチームメイトのバルテリ・ボッタスがスピンし、タイトル争いはすでに事実上終わった。しかし、それでもルイス・ハミルトンは表彰台のトップステップで祝うことができるように、レースに勝つために最大限の努力をした。

    「今日何が起こったのか見てほしい。彼はライオンとしてハイグリーだった」とトト・ヴォルフは Sky Sports F1 に語った。

    「雨のリスクがあったことで、最後はスリックのようなタイヤで運転していたが、まったくモチベーションが低下していなかった」

    「物事を俯瞰的に見れば、彼のチャンピオンシップにとって絶対的な結果はそれほど重要ではなかったが、彼はハングリーなままだったし、まったくミスを犯さなかった」

    「それは彼がいかにコミットしているかの証明だ。彼はステイホームという規律を重んじていたし、ここにきて、完璧に実行して見せた」

    トト・ヴォルフは、他のドライバーが新しいタイヤに交換するために2回目にピットストップをするなかで、ルイス・ハミルトンを古いインターミディエイトタイヤで続けさせるという決定が重要だったと語った。

    「戦略的に彼をそのまま続けさせることは正しかった。彼はどんどん速くなっており、彼をピットインさせる理由はなかったがね」とトト・ヴォルフは語る。

    「タイヤの完全性が損なわれていないことは分かっていた。最後は、雨が降ってくるかどうか少し心配だった。それまでにタイヤは基本的にスリックタイヤになっていたからだ」

    「そのため我々は彼がピットインできるようにしていた。彼がそうすることに決めたのならば、我々は準備ができていると彼に伝えていた。彼はそこにとどまり、辛うじてやりくりした」

    メルセデスF1は、コンストラクタータイトル7連覇をすでに祝っている。特にF1が新型コロナウイルスのパンデミックによって直面する困難を考えると目覚ましい成果だ。

    「今年は我々だけでなく、世界中のすべての人にとって非常に困難であり、非常に特別な年だった。我々は人々を楽しませることができたと思う」

    「このような厳しいレースの後、このような年にトップに立てたことは本当に格別な気分だ」

    驚くべきことに、ルイス・ハミルトンはまだ2021年にメルセデスF1に残留するかどうかを確認していない。しかし、レース後のハミルトンのコメントは来期以降も残留することを強く示唆するものだった。だが、トト・ヴォルフにとってそれは経済的な頭痛の種を引き起こすかもしれない。

    ルイス・ハミルトンの契約交渉について尋ねられたトト・ヴォルフは「今日でかなり値上がりしてしまった」と笑った。

    「おそらく年末を目指すことになるだろう」

    トト・ヴォルフ自身も2020年末でメルセデスF1との契約が期限を迎える。彼はルイス・ハミルトンがメルセデスF1に残留するかどうかが明確な要因であると認めたものの、自身の計画について引き出されることを拒否した。
    「ルイスを見ると、我々は長年にわたって一緒に築き上げてきた非常に強い絆がある。チームは彼より100%手助けしており、彼はチームを100%手助けしている」

    「我々の両方がお互いの要因だと思う。チームの後ろにはとても大きな構造があるので、私が去ったとしても、彼らはまだ勝っていくだろう」

    「それが将来の私の義務でもあるかどうかにかかわらず、チームが勝利することを確実にするために、私はその基礎を築いていく。だが、その瞬間はまだ来ていない」

  • ルイス・ハミルトン、7回目の王座「今年ほど人生を犠牲にした年はない」

    ルイス・ハミルトン、7回目の王座「今年ほど人生を犠牲にした年はない」

    メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPの決勝で優勝し、自身7回目となるF1ワールドチャンピオンを獲得した。

    ウエットで滑りやすい路面に苦戦して6番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは、2周目にコースオフを喫して後退するなど、序盤は表彰台、さらに優勝などは想像できないレース展開だった。

    しかし、そこからが王者ハミルトンの真骨頂だった。決して強引で派手なオーバーテイクではないものの、要所要所でセバスチャン・ベッテルやセルジオ・ペレスといったドライバーをスマートにオーバーテイク。他のドライバーがインタミディエイトタイヤの摩耗に苦しむなか、巧みなタイヤマネジメントで1ストップ戦略を成功させ、最終的には2位のセルジオ・ペレスに30秒以上の差をつけてトップでチェッカー。決して最強のメルセデスのマシンのおかげではなく、優れたレースクラフトで勝ってきたことを証明するようなレースとなった。

    今シーズン9勝目、通算94周目を挙げ、ミハエル・シューマッハの史上最多記録に並ぶ7回目のF1ワールドチャンピオンを優勝という結果で勝ち取った。

    「僕たちや僕がしばしば『これは最大の夢を超えている』と言っているのは分かっているけど、僕は自分の人生全体で密かにこのような高い夢を見てきたんだと思う」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「でも、ずっとそれはかなりのこじつけだと感じていた。ミハエルがチャンピオンシップを獲得してきたのを覚えているし、ここにいる僕たちドライバー全員が自分たちにできる最高の仕事をしている。1位や2位、3位を獲得するだけでも本当に難しいことだ。だから、7回もチャンピオンを獲得したなんてとにかく想像を絶することだ」

    「でも、このような素晴らしい人々のグループと仕事をしていて、コミュニケーションを取り、お互いを信頼して、お互いに耳を傾けているとき、このチームと一緒に達成できることには終わりがないように感じる。そして、僕は自分たちが成し遂げたことを本当に誇りに思っている。それらは今日彼らがしてくれたように僕を信頼してくれている。それには経験が伴う」

    「今年は本当に大変だった・・・外出せず、ディナーにも行かず、とにかく自分のバブルのなかに留まっていた。毎日ルームサービスだし、あまりエキサイティグなことはなかった。当然ながら、僕には戦わなければならないチャンピオンシップがあったからね。今年ほど自分の人生を犠牲にしたことはないと思う。本当に難しかった」

    「家族と友人と共有して思い出を作りたいので、みんなと一緒にいられるようになるまで待ちたいと思っている。今日はこのレースを本当に誇りに思っている」ピットレーンで摩耗したタイヤでチャンピオンシップを失った2007年の中国のように、以前にうまくいかなかった瞬間のことを考えていた。その過程で学んだすべてのことを今日は適用することができたし、今日の結果とギャップはそのおかげだと思う」

    「同時にまだ始めたばかりのように感じている。本当に奇妙な感覚だ。フィジカル的には素晴らしい状態だと感じている。精神的、今年は多くの人々、何百万人もの人々にとって最も厳しい年だった。ここの大きなステージでは物事が素晴らしく見えることは分かっている。でも、それは僕たちアスリートにとっても違いはない。どうやって乗り越えればいいかもわからないような挑戦だった。でも、周りの素晴らしい人々の助けを借り、僕のチームであるTeam LHの助けを借りて、困難にもめげず頑張り続け、集中することができた。来年はもっと良い一年になることを願っている」

    「そして、僕はここに留まりたいと思っている。僕たちにはここでやるべきことがたくさんあるように感じている。スポーツとしての責任を自覚し、僕たちが行く国々にある問題を直視し、無視してはいけないし、そのような国とどのように関わっていくことができるか、そして、今から10年後や20年後ではなく、今、実際にそれらを変えるためにどのように力を与えることができるかに懸命に取り組んでいる。そして、僕はよりサスティナブルになるという旅において、F1を助けたいと思っているし、メルセデスを助けたいと思っている。少なくとも初期段階でもう少し長くその一員になりたいと思っている」

  • セバスチャン・ベッテル 「ハミルトンは僕らの世代のベストドライバー」

    セバスチャン・ベッテル 「ハミルトンは僕らの世代のベストドライバー」

    フェラーリF1のセバスチャン・ベッテルは、F1トルコGPでルイス・ハミルトンが記録的な7回目のF1ワールドチャンピオンを獲得したことを祝福した最初のドライバーだった。3位でフィニッシュしたベッテルは、ハミルトンのマシンまで歩いていって功績を称えた。

    ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルは過去11年のドライバーズ選手権のうち10回を共有している。ベッテルはF1トルコGPで1年以上ぶりに表彰台を獲得。トップ3記者会見でパルクフェルメでハミルトンとどのような言葉を交わしたかを明かした。

    ルイス・ハミルトンを史上最高のドライバーだと見なしているかと質問されたセバスチャン・ベッテルは「今日の歴史を目の当たりにすることができるには僕たちにとって非常に特別なことだと彼に話した」と語った。

    「彼は確実に僕たちの時代のベストだと思う。比較するのはどうやったって難しいことだとは思う。スターリング・モス、ファン・マヌエル・ファンジオを僕たちの世代とどうやって比較できると思う? できないよね」

    「僕たち全員がこのマシンに自分自身の身をゆだねているし、彼らは僕たちのマシンに乗ってないわけので、比較しても意味はないと思う。でも、そこは問題じゃない。すべての時代のそれぞれのドライバーたちがいる。そして、ルイスは間違いなく僕たちの時代で最大で最も偉大なドライバーだ」

    「確かに僕にとって感情的にはミハエル(シューマッハ)がいつだって最高のドライバーだ」とセバスチャン・ベッテルは付け加えた。

    「でも、ルイスが達成したことを考えれば、彼が最高であることは間違いない。彼はミハエルのチャンピオンシップに匹敵し、より多くのレースに勝ち、より多くのポールポジションを獲得している。彼は皆さんが求めることができるすべてを成し遂げたと思う」

    ルイス・ハミルトンは6番グリッドからスタートし、序盤にコースオフして再び順位を下げるも、トリッキーなコンディションのなかで最終的にはセルジオ・ペレスに30秒以上の差をつけて優勝した。

    ルイス・ハミルトンの素晴らしさについて「今日がその最高の証拠だと思う」とセバスチャン・ベッテルは語った。

    「難しいレースだったし、コースに留まっているのも非常に難しいレースを2時間走った。正直に言えば、彼が勝てるレースではなかったかもしれない。それでも彼は勝った。彼は再びバックから特別なものを引き出した。彼は達成したすべてのことに値すると思う」

    一方、ルイス・ハミルトンは、レースとタイトルの両方を獲得した後、インラップで涙を流して感情を露わにした。

    「感情のコントロールを失うことなんて滅多にないんだけど…ラインを通過したときに一気に押し寄せてきて、涙があふれだしてきた。インラップ全体が涙が止まらなくて実際にマシンから降りることができなかった。とにかく信じられなかった」

    「バイザーが上げて、涙が流れるなどの人に見られたくなかった。過去に他のドライバーが泣いているのを見たのを覚えているし、自分は絶対に泣かせないといつも言っていた。『たぶん泣くことはないだろうね』ってね。でも、あまりに凄すぎた」

  • ルイス・ハミルトン、予選6番手も「今日走らせられる最速だった」

    ルイス・ハミルトン、予選6番手も「今日走らせられる最速だった」

    メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPの予選を6番手で終えた。

    メルセデスは今季ここまでの13戦のすべてでポールポジションを獲得し、ルイス・ハミルトンはそのうち9回を占めていた。しかし、今週末はグリップの低い路面と土曜日の雨によってほとんどポテンシャルを示すことなく、予選を6番手で終えた。

    「今日はとてもチャレンジングだったし、僕たち全員が苦労していた。でも、どういうわけか何人かは僕たちよりもタイヤにスイッチを入れることができていた」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「僕たちはタイヤの温度に制限されてしまったし、必要なグリップを見つけることができなかった。懸命に努力して、自分たちにできるベストを尽くしたけど、これが今日の僕たちがドライブできる最速だった」

    「明日はチャレンジングになるだろうし、タイヤを機能させるのは難しいと思うけど、全力を尽くすつもりだ」