カテゴリー: ルイス・ハミルトン

  • メルセデスF1 「今後もハミルトンとフェルスタッペンの接触は免れない」

    メルセデスF1 「今後もハミルトンとフェルスタッペンの接触は免れない」

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの間で“スポーツマンライク”なライバル関係を再開しない場合、F1はそれ以上のクラッシュを免れないだろうと語る。

    最近のF1イギリスGPでのルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの衝突は、レッドブルとメルセデスがお互いに言葉の応戦を繰り返し、F1の主要な論点になった。

    そして、2人のドライバーがクラッシュ以来初めて会うことになっている今週末のF1ハンガリーGPは激しいバトルになる可能性が高い。トト・ヴォルフはさらなる衝突が起こる可能性があると認める。

    トト・ヴォルフは、F1イギリスGPの出来事がルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの間の競争を新しいレベルに引き上げたことに疑いの余地はなく、それは物事がここからどのように進むかを予測することを困難にすると考えている。

    ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの戦いがどのように発展すると考えているかと質問されたトト・ヴォルフは「シルバーストン以降、激しさは増していくと思う」と語った。

    「彼らがポジションを争うのがこれが最後ではないのは確かだろうし、彼らがスポーツマンライクな方法でそれを行うことができることを願っている。そうでなければ、衝突が増えるだろう」

    ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンは2021年F1シーズン中に多くのバトルを展開してきたが、F1イギリスGPは初めての本格的な接触となった。

    過去にルイス・ハミルトンはタイトル争いを長期的なものと捉えてトラブルを回避することを選択していると述べていたが、今後はどちらのドライバーも退くことはないだろうとトト・ヴォルフは語る。

    「彼の(ハミルトンの)成功の一部は、レースクラフトだけでなく、成熟度でもあると思う」とトト・ヴォルフは語った。

    「ポイントを獲得する必要があるため、チャンピオンシップに勝つためには長期的な戦略が重要だ。トラックポジションを譲ることは、過去数レースのパターンの一部という状況になっていた。今回はどちらも認めず、激しい衝突に終わった」

    しかし、トト・ヴォルフはルイス・ハミルトンが故意に事故を引き起こしたわけではないと断固として主張する。

    「彼はそのような論点を証明することをはるかに超えていると思う。彼は99回のレースウィナーであり、7回のワールドチャンピオンだ。ルイス・ハミルトンが誰かに証明する必要があるものはもうない」

    トト・ヴォルフはクラッシュの余波に対処しなければならないという点では見知らぬ人ではない。元ドライバーのニコ・ロズベルグは過去にルイス・ハミルトンと何度か衝突したことがある。

    ただし、最新のシナリオは、紛争が異なるチームの外部シナリオであるという点でわずかに異なる。

    それを管理するのは簡単か難しいかと質問されたトト・ヴォルフは「外部のものは扱いやすい。チーム内の論争からはほど遠い」とコメント。

    「コンストラクターズチャンピオンシップを勝ち取り、チームの価値観と強力なメルセデスブランドを尊重してドライブするには、両方のドライバーが適切なヘッドスペースにいる必要があるため、これらを管理することは非常に困難だ」

    「外部との戦いはF1が常にそうであった方法であり、管理するのが難しいものではない」

    しかし、別のチームとの戦いは、状況がどのように発展するかをより不確実にする。

    「チーム内でライバル関係が醜い場合はエスカレートを解除するためのツールがある」とトト・ヴォルフは付け加た。

    「他のチームとの競争では、物事は起こるべくして起こる。そして、我々はこの段階で何が起こるかについて特別な判断を下してはいない」

  • レッドブルF1代表 「ハミルトンはフェルスタッペンという好敵手に出会った」

    レッドブルF1代表 「ハミルトンはフェルスタッペンという好敵手に出会った」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンが1周目にF1イギリスGPからリタイアしたシルバーストンの衝突でルイス・ハミルトンが“侵略者”だったと主張。7回のF1ワールドチャンピオンであるハミルトンはF1を何年も支配した後、本物のタイトル候補としてのフェルスタッペンの出現によってついに「好敵手に出会った」と語った。

    クリスチャン・ホーナーは、グランプリ後の日曜日に苛立ちを露わにし、ハミルトンの勝利“中身のない勝利”と名付け、マックス・フェルスタッペンはルイス・ハミルトンの祝勝は不適切だと語った。

    メルセデスF1のチーム代表を務めるト・ヴォルフとルイス・ハミルトンは「誰かが攻撃的すぎるとこのようなことは必ず起こるだろう」と述べ、「コース上でのリスペクトが必要だ」と応戦した。

    そして、言葉の戦争はF1ハンガリーGPの前にまだ終わっていないようだ。

    「ハミルトンが言及している攻撃的な17歳のF1ルーキーのマックス・フェルスタッペンは、今日のマックス・フェルスタッペンではない。ハミルトンがスポーツに参加したときと同じドライバーではないのと同じだ」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「もちろん、どちらのドライバーもドライビングスタイルに妥協はないが、どちらも豊富な経験を持つ高度なスキルを持つドライバーだ。現実には、ハミルトンは現在競争力のあるマシンに乗る好敵手に出会った。両方のドライバーがお互いにリスペクトを示す必要があることには同意するが、ハミルトンは日曜日の侵略者だった」

    また、クリスチャン・ホーナーは、レッドブル陣営の感情的な反応を“非常に個人的”なものとしたトト・ヴォルフのコメントにも応えた。

    「はっきりさせておきたい。これは世界で最も優れた2人のドライバーの間で起こったコース上での事件だった。病院にドライバーがいて、怪我の程度がまだ明らかにされていない時点だったし、マシンはめちゃくちゃに壊れ、スチュワードは責任があると見られるドライバーにペナルティを科した。不当な扱いを受けていると感じているか、勝利を収めたかにかかわらず、関係者全員にとって感情的になるのは当然のことだ」

    さらにクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンが「攻撃的すぎた」とするルイス・ハミルトンの考えに反論した。

    「また、マックスがその段階で“過度に攻撃的”であったという物語は不当だと感じた」とクリスチャン・ホーナーは続けた。

    「マックスが彼のライセンスでペナルティポイントが0点だという事実を見ればいい。近年、コース上での誤判断の罪で有罪とされてはいない」

  • アロンソ 「フェルスタッペンにはハミルトンにはないカリスマ性がある」

    アロンソ 「フェルスタッペンにはハミルトンにはないカリスマ性がある」

    2回のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、マックス・フェルスタッペンの“カリスマ性”が彼をF1で最も魅力的なドライバーにしており、ルイス・ハミルトンにはそれが欠けていると語る。

    若手の頃のフェルナンド・アロンソは、その熱い走りから日本でも“赤き皇帝”ミハエル・シューマッハのに対して“蒼きマタドール”と呼ばれていた。絶大な人気を誇り、スペインのF1人気に貢献したアロンソもまもなく40歳になる。

    フェルナンド・アロンソは自分の“身体”がそれを許し、「楽しんで競争力がある」間はレースを続けるつもりだと語る。

    「今のところ、楽しい時間を過ごしている」とフェルナンド・アロンソは Soymotor に語った。

    「楽しんでいるし、レースやオフトラックの活動さえも楽しんでいる。そんなことを言うことはないだろうと思っていた」

    アロンソは、2シーズンのサバティカルに続く2021年のカムバックの前に、主にフェルスタッペンが原因でテレビでレースを観戦したことを認めています。

    現在、2021年のF1世界選手権は23歳のマックス・フェルスタッペンがリードしており、7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンと激しい戦いを繰り広げている。

    フェルナンド・アロンソは、マックス・フェルスタッペンにはファンを本当に興奮させる“何か特別なもの”があると語る。

    「勝利によるものだけではない。実際、フェルスタッペンはまだワールドチャンピオンではない」とフェルナンド・アロンソは語った。

    「でも、彼はサーキット全体を彼の色に染めることができる。去年、レースをしていないときにテレビをつけたときは、そのレースでマックスが何をするかを見ているようなものだった。何かやってくれそうなのは彼だけだったからね」

    「(バルテリ)ボッタスが(ルイス)ハミルトンを混乱させることはないよね。そして、何も奇妙なことが起こらなければハミルトンが勝つことは分かっていた」

    「でも…『oh、フェルスタッペン』という感じだったね。カリスマ性の要素など、いろいろと重要なものを持っていると思う」

    「感嘆してそれを見ているし、この場合はフェルスタッペンに人々が興奮しているのを見るのを楽しんでいる。でも、自分もそれを直接体験できたことは興奮だった。僕とルノーにとって何年もわたってそのようなブルーの潮流があった」

    「羨望の的としては見ていないし、彼らを称賛して見ている。また、サーキット全体が僕たちを応援してくれることが十分に幸運なことであることも分かっている」

  • F1代表、フェルスタッペンとハミルトンの危険な対立は懸念せず

    F1代表、フェルスタッペンとハミルトンの危険な対立は懸念せず

    F1の会長兼CEOを務めるステファノ・ドメニカリは、2021年シーズインのタイトル争いで危険で物議を醸す対立に変わる可能性を心配はしていないと語る。

    F1レースディレクターを務めるマイケル・マシは、トト・ヴォルフとクリスチャン・ホーナーがシルバーストンで行ったように、グランプリ中にチーム代表がスチュワードに個人的にアピールすることを禁じた。

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、メルセデスF1のトト・ヴォルフの行動への対抗措置としてスチュワードのところに向かっただけだと語る。

    「16年半の間、私はチームプリンシパルを務めてきたが、レースやセッションの最中にスチュワードルームに足を踏み入れたことは一度もなかった」とクリスチャン・ホーナーは語り、テレビのフィードでトト・ヴォルフがスチュワードに向かって歩いているのを見たと述べた。

    「それで、私は我々のどちらもそこにいるべきではなく、意思決定プロセスが進行している間、誰かが干渉することは適切ではなかったという点を提起した」

    「スピーティングコードでもこういったことが受け入れられないことは詳述されており、今後、FIAがこの種のロビー活動を許容しないことを明確にしてくれたことを嬉しく思う」

    F1イギリスGPでの事故が、ルイス・ハミルトンのアグレッシブなドライビングに起因し、チャンピオンシップリーダーのマックス・フェルスタッペンがクラッシュで51Gの衝撃を受けて短い入院をしたことから、ステファノ・ドメニカリが2021年のタイトル争いの方向性について神経質になっても許されるかもしれない。

    だが、ステファノ・ドメニカリは「どんでもない」と La Gazzetta dello Sport に語った。

    「主人公の彼らが優位性を示したいと思うチャンピオンシップを見ることができてうれしく思っている」

    「この種のスポーツの緊張関係があるのはゲームの一部だ。我々が話しているのは、非常に感情的な瞬間にも対処できるチームとドライバーだ」

    「もちろん、最後のコーナーまで激しいレースが行われ、あのようなエピソードが二度と起こらないことを願っている」

  • メルセデスF1、ボッタスにハミルトンのマシンの損傷チェックを依頼

    メルセデスF1、ボッタスにハミルトンのマシンの損傷チェックを依頼

    メルセデスF1は、F1イギリスGPでマックス・フェルスタッペンと接触したルイス・ハミルトンのマシンに損傷の兆候がないかどうかをチェックするようバルテリ・ボッタスに依頼していた。

    F1イギリスGPでのオープニングラップでのマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンの接触は、2021年シーズン最も劇的なインシデントとなった。フェルスタッペンはバリアに高速で突っ込み、51Gの衝撃でマシンは大破した。

    一方で、メルセデスF1は、すぐにルイス・ハミルトンのマシンの損傷を恐れていた。トラックサイド・エンジニアリング・ディレクターを務めるアンドリュー・ショヴリンによると、起こりえた最善のことは赤旗だったと語っている。

    赤旗中断によって、メルセデスF1は接触でひびが入っていたルイス・ハミルトンの左フロントホイールを修正することができた。アンドリュー・ショブリンは「赤旗が出ていなければDNFだっただろう」と述べている

    アンドリュー・ショブリンは「しかし、残りのダメージは非常に小さかった。タイヤの温度センサーが緩み、ぐらついていた。それはフロントウィングで最も重要でない部分であり、壊れた唯一の部分だった」

    しかし、チーム無線では、レースがダブルイエローフラッグ下にある間、メルセデスF1バルテリ・がボッタスにルイス・ハミルトンのマシンのチェックを要求したことを確認された。

    衝突直後、シャルル・ルクレールがルイス・ハミルトンを抜いて首位に立ったため、メルセデスF1のデュオは2位と3位につけていた。

    次に、バルテリ・ボッタスのレースエンジニアであるリキム・スコーニからのメッセージが届いた。

    『バルテリ、ルイスと並んで走れるか。追い越さないように。彼のマシンに損傷が見られるかどうかを確認してほしい。彼の後ろにいてくれ」

    マシンの左側を見るよう求められたバルテリ・ボッタスは『正直、あまり見えない。たぶんフロントウィングに小さな損傷がありそうだけど・・・』と答えた。

    『かなり良さそうだ』とバルテリ・ボッタスが伝えると、リキム・スコーニは『ありがとう。ステイアウトしてくれ』と締めくくった。

    赤旗中断中、メルセデスF1のメカニックがタイヤ温度センサーが緩んでいた領域にテープを巻き付けているのが見られた。

    メルセデスF1の最高技術責任者のジェームズ・アリソンは「フロントウィング間の製造上のわずかな違いが我々にわずかに異なるバランスを与えていたかもしれないので、新しいフロントウィングを装着することによってマシンを邪魔する必要はなかった」と説明する。

    「エレメント全体を変更するよりも、テープと接着剤でわずかな損傷を修正する方がはるかに便利だった」

    「当時は、それが我々にとって最も簡単なことであり、リスタート後も以前と同じパフォーマンスを確保するための最良の方法だった」

  • F1:ニコ・ロズベルグ 「僕とハミルトンのライバル関係の方が複雑だった」

    F1:ニコ・ロズベルグ 「僕とハミルトンのライバル関係の方が複雑だった」

    ニコ・ロズベルグは、自分とルイス・ハミルトンのメルセデスF1内のライバル関係の方が、現在のハミルトンとマックス・フェルスタッペンとの戦いよりも“複雑”だったと考えている。

    ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンは2013年から16年までメルセデスF1でチームメイトだった。2014年にF1がパワーユニット時代に突入するとメルセデスF1はF1を支配するようになる。

    ニコ・ロズベルグは2016年のF1ドライバーズチャンピオンシップを獲得した後、メルセデスとF1を去っており、今は、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンとの2021年のタイトル争いを部外者として見ている。

    前戦F1イギリスGPでは、マックス・フェルスタッペンがリタイア、そのリタイアのきっかけとなったルイス・ハミルトンが優勝して、ポイント差は8ポイントまで縮まった。

    しかし、ニコ・ロズベルグは、現在のタイトル争いは、同じチーム内で争われていたためルイス・ハミルトンとの以前のライバル関係と直接比較できるものではないと感じている。

    シルバーストンでのハミルトン/フェルスタッペンのクラッシュは、自分とハミルトンがオープニングラップで接触した2016年のF1スペインGPを思い出させるかかと質問されたニコ・ロズベルグは「イエスだ。僕もこのようなチャンピオンシップバトルを繰り広げていたからね」と Express Sport にコメント。

    「ホイール・トゥ・ホイールのレース、特にルイスとのレースはそうだったので、少し思い出ししたけど、同じチーム内だったので、僕のときの方がさらに複雑だったと思う」

    「少なくともここでは、フェルスタッペンの背後にチーム全体、ルイスの背後にチーム全体がある。チーム対チームであり、そこが少し異なる」

    「でも、F1を見ている僕たちファンにとっては、特に彼)フェルスタッペン)が怪我をしていないことを僕たち全員が目にすることができたし、これから続いていく素晴らしい戦い、この世代の戦いだ」

    「ある意味、次の世代のスターとこの世代のスターの戦いは見ていてとても楽しい」

  • F1:ルイス・ハミルトンのマクラーレン MP4-25Aが7億3000万円で落札

    F1:ルイス・ハミルトンのマクラーレン MP4-25Aが7億3000万円で落札

    ルイス・ハミルトンが、2010年にドライブした『マクラーレン MP4-25A』が、シルバーストンで開催された公開オークションで記録的な483万6000ポンド(約7億3000万円)で落札された。

    このマシンは、F1イギリスGPの土曜日のスプリント予選に先立ってマクラーレンのテストドライバーによってデモ走行が行われ、潜在的なバイヤーとファンはマシンを詳しく見ることができた。

    ルイス・ハミルトンがレースで勝利したF1マシンがこの種のオークションに出品されるのは今回が初めてとなった。2010年、ルイス・ハミルトンは3勝を挙げてランキング4位でシーズンを終えている。

    出品された『MP4-25A / 01』は2010年の第7戦F1トルコGPでようやくルイス・ハミルトンにシーズン勝利をもたしたシャシー。このレースは、レッドブルズF1のセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーが同士討ちを演じ、二人の関係崩壊の重大な瞬間としても知られている。

    今回のオークションを実施したRMサザビーズは「この注目に値するマシンは、スポーツで最も成功したドライバーによって勝利を収められたモータースポーツとF1の歴史の重要な部分を手に入れたいと願う世界中のコレクターから大きな関心を集めた」

    「このマシンはマクラーレン・レーシングのヘリテージチームによって完全にレースの準備がなされ、マクラーレンとメルセデスの技術者によって完全にサポートされたデモンストレーションラップを走った」

    「マクラーレンのテストドライバーであるロブ・ガロファルの手によってシルバーストン・サーキットを駆け巡り、興奮した観客はオークションの歴史を目の当たりにし、強力なメルセデスベンツ2.4リッターV8エンジンのサウンドを楽しんだ」

    「マシンの入札は、オンライン、電話、シルバーストーンで直接受けつけた」

    マクラーレン MP4-25A(2021年)

  • F1:フェルスタッペンとハミルトンのライバル関係は“セナプロ時代”の再来?

    F1:フェルスタッペンとハミルトンのライバル関係は“セナプロ時代”の再来?

    ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンのライバル関係は、アイルトン・セナとアラン・プロストの“セナプロ時代”を少し思い出される。そう語るのは元F1ドライバーのラルフ・シューマッハだ。

    ホンダF1の5連勝を挙げたのは、まさにアイルトン・セナとアラン・プロストを要したマクラーレン・ホンダで11連勝を挙げた“黄金時代”である1988年以来。ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史はマックス・フェルスタッペンのセナの面影を重ねるなど、何かと33年前のF1が話題になるようになってきた。

    F1イギリスGPでは、ポイントリーダのマックス・フェルスタッペンとランキング2位のルイス・ハミルトンが接触。フェルスタッペンは大クラッシュを喫して病院へと搬送された。

    ラルフ・シューマッハは、ルイスハミルトンとマックスフェルスタッペンの“ハミフェル時代”のタイトル争いが最終的に怪我に終わる可能性があることを心配している。

    「戦いは頭に浮かぶ。誰も怪我をしないことを願っている」とラルフ・シューマッハは Sport Bildに語った。

    「ハミルトンとフェルスタッペンは、セナとプロストをゆっくりと思い出させてくれる。お互いの扱い方についてね」

    ラルフ・シューマッハは、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンが同じ世に2021年のF1世界選手権でお互いを打ち負かすことを同じように決意していると考えている。23歳のフェルスタッペンにとって最初のタイトルであり、ハミルトンにとっては記録的な8番目のタイトルとなる。

    「ルイスは本当に兄の7回のワールドタイトル記録を破りたいと思っていると思う」とラルフ・シューマッハは語った。

    「メルセデスの方がはまだ優れたエンジンを持っているが、マシンに何らかの問題がある。彼らは現在、より多くのダウンフォースを稼ぐために多くのウイングを使用しているが、ストレートでは非常に遅いという事実がそれを示している」

    また、ラルフ・シューマッハは、メルセデスが現在のレギュレーション時代を一度もタイトルを失うことなく完了することを決意していると考えている。

    「ワークスチームが辞め、メルセデスは将来エンジンを供給したいという噂がある。したがって、マクラーレンはカスタマーチームとしてより大きな役割を果たすと思う」とラルフ・シューマッハは語る。

    「これは、トト・ヴォルフが投資家として個人的につながっているアストンマーティンと似ている。チームの所有構造を含め、メルセデスでは多くの変化がある」

    また、トト・ヴォルフがマックス・フェルスタッペンにアプローチしたという事実も、レッドブルとメルセデスの関係は特に緊張させていると考えている。

    「私にとって、ハミルトンの契約延長は、マックスがメルセデスにノーと言ったことを意味する。メルセデスは実際に彼に未来を託すことを望んでいたと思う。そして、ルイスは唯一の選択肢だった」とラルフ・シューマッハは語った。

    「レッドブルは明らかに前に出ており、まだすべてを示してはいない。メルセデスが今年の流れを変えることができるかどうか疑問に思っている」

  • ロス・ブラウン 「クラッシュやペナルティでのF1タイトル決定は望まない」

    ロス・ブラウン 「クラッシュやペナルティでのF1タイトル決定は望まない」

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、F1イギリスGPの1周目でのルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンのクラッシュはとても損をしたように感じており、今後のタイトル争いでそのようなことが繰り返さなれないことを望んでいる。

    タイトルを争う両者は、F1イギリスGPのオープニングラップのコプスで接触。ルイス・ハミルトンの左フロントタイヤと接触したマックス・フェルスタッペンはバリアに激しくぶつかった。

    マックス・フェルスタッペンが予防的な検査のために病院にいっている間にルイス・ハミルトンは勝利の歓喜に沸いていた。レッドブルF1のクリスチャン・ホーナーは、ルイス・ハミルトンの勝利を“中身のない”ものだと非難した。

    また、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ルイス・ハミルトンの出場停止を求め、マックスの父親であるヨス・フェルスタッペンは、失格にするべきだと主張した。

    最終的にルイス・ハミルトンに科せられたのは10秒のタイムペナルティと2点のペナルティポイントだった。

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、今年のタイトル争いがこれ以上の大きなクラッシュやペナルティで決することがないことを望んでいる。

    「再びタイトルの主役たちによる再びホイール・トゥ・ホイールのバトルを目にしたが、今回は衝突で終わり、マックスのレースは終わった」とロス・ブラウンは Formula1.com のコラムに書いた。

    「マックスが予防的検査のために病院に行く前に、マシンから降りて歩いているのを見るのは大きな安堵だった」

    「このような問題では常にそうであるように善悪について幅広い意見がある。明らかなことは、我々はスリル満点の戦いを奪われたことだ。誰もチャンピオンシップがクラッシュやペナルティで決定することを望んでいないし、今回のケースではどちらのドライバーにも深刻なリスクがあった」

    「両方のドライバーが反省しなければならないことだ。素晴らしい戦いが拒否されたと思うので、将来的にこのような事件を回避できることを願っている。彼らは半周激しく競い合い、スリル満点だった。もしそれがレース全体だったらグランプリがどれほどドラマチックだったか想像してみてほしい」

    ペナルティを消化した後、ルイス・ハミルトンはこれまでで最大の挽回のひとつを見せ、フェラーリのシャルル・ルクレールを残り3周で追い抜いてリードを奪い、シルバーストンで8回目の勝利を収めた。

    その結果、25ポイントを獲得したルイス・ハミルトンはドライバーズランキングでマックス・フェルスタッペンとの差を8ポイントまで縮めて次戦F1ハンガリーGPに臨む。

  • メルセデスF1首脳 「ハミルトンの追い抜きはFIAのガイダンスに準拠」

    メルセデスF1首脳 「ハミルトンの追い抜きはFIAのガイダンスに準拠」

    メルセデスF1の最高技術責任者を務めるジェイムズ・アリソンは、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンとのインシデントについてスチュワードに概説。ガイダンスに準拠しているため無実であると考えている。

    スチュワードは、F1イギリスGPのオープニングラップでのマックス・フェルスタッペンとの接触について、ルイス・ハミルトンに10秒のタイムペナルティを科した。

    しかし、ジェイムズ・アリソンは、スチュワードが裁定の要因として協調したエイペックスの到達に義務はないとしてペナルティに同意していない。

    「コプスが速いコーナーであろうと遅いコーナーであろうと、違いがないのは確かだと思う」とジェイムズ・アリソンはメルセデスF1のビデオで説明した。

    「それはオーバーテイクに関係するルールについてであり、ルイスがそれらのルールに関して何か悪いことをしたとは思わなかった」

    「レースの後半、ルイスはまったく同じガイダンスを使用して、コプスでさらに2回のオーバーテイクを行ったが、どちらの場合もコンタクトはなかった。個人的には厳しい決断だったと感じている」

    「結局、我々の結果には何の違いもなかったが、コーナーのエイペックスに到達する義務がないこと、車全体をが他のマシンの前にでている必要がないことを理解していない人もいると思う」

    「その観点から見れば、後ろから来る車に衝突が起こらないようにする義務があると思うかもしれないが、スチュワード文書を見るとルイスは何も間違っったことはしていないと思う」

    ルイス・ハミルトンは、5月のF1スペインGP以来からのメルセデスの未勝利に終止符を打った。ドライバーズランキングでマックス・フェルスタッペンとの差をわずか8ポイントまで縮め、コンストラクターズチャンピオンシップではメルセデスはレッドブルと4ポイント差まで縮めた。

    ジェイムズ・アリソンは、メルセデスは、オーバーテイクの善悪について、スチュワードがFIAの内部ガイダンスに従っているかどうかについて懸念していると語る。

    「我々ちに関する限り、ルイスが行った操作は、FIAのオーバーテイクガイドに完全に準拠していた」とジェイムズ・アリソンは語る。

    「コーナーの内側でオーバーテイクをしている場合、ガイダンスでは、実質的に並んでいる必要がある。前にいる必要はない。コーナーに到着するときに実質的に並んでいることを必要としている」

    「ルイスは間違いなくほぼ並んでいた。彼のフロントアスクルは、フェルスタッペンの車の中点をはるかに超えていた。実質的に並んでいる必要があり、コーナーを作ることができるというガイダンスを満たしている」

    「コーナーを作るとは、コーナーを通過し、トラックを離れたり、車のコントロールを失ったりしないことを意味する。それらを満たす必要がある」

    「コーナーを曲がることができ、他の車と実質的に並んでいるなら、コーナーはあなたのものだ。つまり、先頭に立つ必要があるということではなく、自分の位置を譲る必要がないということだ。後退する必要はなく、他の車にはぶつからないようにする義務がある」

    「したがって、FIAスチュワードに提供されたメモに従い、ルイスに何が起こったのかをフレームごとに見ると、彼は実質的にそれに加えて、彼は絶対にコーナーを作ったはずであり、実際にコーナーを作っていたので、ポジションを譲る必要はなかった」