カテゴリー: ハースF1チーム

  • 平川亮、ハースF1の旧型車テストでクラッシュ メキシコGPのFP1は予定通り

    平川亮、ハースF1の旧型車テストでクラッシュ メキシコGPのFP1は予定通り

    ハースF1チームは、F1アメリカGP後に実施した旧型車テスト(TPC:Testing of Previous Car)でリザーブドライバーの平川亮がクラッシュしたことを明らかにした。

    事故はオランダ・ザントフォールト・サーキットのターン9付近で発生したが、幸いにも平川亮は無傷で、メキシコGPでのFP1出走予定には影響しない見通しだ。

    このテストは、オースティンでのレース翌週の月曜日に行われたもので、F1チームが年間最大20日間まで許可されている旧型車走行日の一環として実施された。アメリカチームのハースは、アメリカGPでのポイント獲得に続き、平川亮にテスト走行の機会を与えた。

    第2セクターに入ったところでリアを失い、ターン8の立ち上がりでガードレールに横から激突したとされる。GPblogによると、平川亮はメディカルセンターで診察を受けたが、身体に異常はなく「コンディションは良好」と伝えられている。

    なお、ハースF1チームはメキシコグランプリのFP1で平川亮を起用する予定で、どちらのレギュラードライバー(エステバン・オコンまたはオリバー・ベアマン)が交代するかは現時点で未定とされる。

    ハースF1、シーズン終盤に向けたアップグレードで反撃狙う
    ハースF1チームはアメリカGPでVF-25に大幅なアップデートパッケージを投入しており、これが今季終盤戦での反撃の鍵になると期待している。オリバー・ベアマンが新仕様を初走行し、テキサスで9位入賞を果たすなど一定の成果を見せた。

    チームはコンストラクターズ選手権6位争いでの浮上を目指しており、平川亮のテストもマシン理解とデータ収集を深める重要な一環だった。今回のクラッシュによるマシン損傷はあるものの、プログラム自体の大勢に影響はないとみられる。

  • オリバー・ベアマン 角田裕毅との騒動後 日本版ウィキペディアに悪質な改変

    オリバー・ベアマン 角田裕毅との騒動後 日本版ウィキペディアに悪質な改変

    オリバー・ベアマンの日本版ウィキペディアに、悪意ある改変が加えられた。現在はすでに修正されている。

    F1日本GPでは、角田裕毅とオリバー・ベアマンの接触未遂が発生。2人は7位を争っており、ベアマンがターン15でイン側から仕掛けた際、角田はすでにコーナーの内側へ寄っていた。その後、さらにイン側へ動いたように見えたため、ベアマンは回避行動を取り、コーナー内側でスピンした。

    レース後、ベアマンは角田裕毅がブレーキングゾーンでラインを変更したと主張し、「一線を越えた」と語った。

    「彼のやったことは非常に危険で、レギュレーションやスポーツマンシップの精神に反する行為だった」とベアマンは述べた。

    「僕らはそんな風にレースをするように育てられていないし、このレベルでそういう走り方をすべきではない。レースを見ている若い子たちに対しても、あんな反応的なライン変更は“正しい教え方”ではないと思う」

    「クラッシュは避けられたけど、そのせいで2つポジションを失った。残念だよ。もっと上に行けるチャンスがあったのに。少なくとも8位、うまくいけば7位を狙えたと思う。当時の僕のほうが彼より明らかに速かったからね」

    このインシデントをめぐっては意見が分かれており、元F1世界王者でスカイスポーツF1の解説者を務めるジェンソン・バトンは「ターン15では角田裕毅に非がある」と指摘した。

    「彼(角田裕毅)はオリー(ベアマン)の動きをミラーで見ながら反応していた。左に寄りすぎて芝生に乗りかけ、慌てて戻っていた。完全に後ろの動きに反応していた」とバトンは語る。

    「しかも、あのコーナーでは非常に早くブレーキを踏んでいた。それも後続にとって危険だ」と続け、角田裕毅のライン変更を“リアクション・ムーブ(reactive move)”とみなした。

    ただし、映像ではオリバー・ベアマンが不要に仕掛けた結果、行き場を失ってコースオフし、スピンしたようにも見える。

    この一件を受け、日本語版ウィキペディア上でオリバー・ベアマンのページが改変された。

    ニコニコ・サボテン・タセキ(XXXXX, 2005年5月8日 – )は、イギリス・イングランド出身のレーシングドライバー。昔から悪い事や間違ったことをしても全部他人のせいにしている。 名前をオリバーの愛称であるホンモノ(Honmono)と呼ばれることがある。日本での愛称は「他責」。

    このような悪意あるプロフィール文が一時掲載され、他の編集者が修正を依頼するまで放置されていた。

    あえて、ここではこの改変を加えた人物が「角田裕毅のファン」や「F1ファン」であるとは断定しない。いずれにしても、モータースポーツファンとして恥ずべき行為である。

  • 角田裕毅のブロックにオリバー・ベアマン怒り「一線を越えている」

    角田裕毅のブロックにオリバー・ベアマン怒り「一線を越えている」

    オリバー・ベアマンは、アメリカGP決勝で角田裕毅(レッドブル)をオーバーテイクしようとした際にスピンを喫し、レース後に「危険な走行だった」と非難した。

    2人は7位争いを繰り広げており、ベアマンがターン15でイン側から仕掛けた際、角田はすでにコーナーのイン側に寄っていた。そこからさらにイン側へ動いたように見えたため、ベアマンは回避行動を取り、コーナー内側でスピンした。この遅れによってオーバーテイクは叶わなかったが、最終的に9位でフィニッシュした。

    レース後、ベアマンは結果に不満を漏らした。スプリントでは8位でフィニッシュしたものの、インシデントにより10秒ペナルティを受けてポイントを逃していた。

    「週末の始めに“P9とスプリントP8”って聞かされていたら、すごく満足していたと思う。だから一見するといい週末で、チームにとっても良いポイントだった」とベアマンはF1公式チャンネルに語った。

    「でも今日はもっと上を狙えたのは明らかだった」

    ベアマンは角田がブレーキングゾーンでラインを変更したと主張し、「一線を越えた」と語った。

    「彼のやったことは非常に危険で、レギュレーションやスポーツマンシップの精神に反する行為だった」

    「僕らはそんな風にレースをするように育てられていないし、このレベルでそういう走り方をすべきではない。レースを見ている若い子たちに対しても、あんな反応的なライン変更は“正しい教え方”ではないと思う」

    「クラッシュは避けられたけど、そのせいで2つポジションを失った。残念だよ。もっと上に行けるチャンスがあったのに。少なくとも8位、うまくいけば7位を狙えたと思う。当時の僕のほうが彼より明らかに速かったからね」

    さらにベアマンは、角田が週末を通じてリスキーな動きを繰り返していたと指摘した。

    「スプリントでも彼はイザック・ハジャーに突っ込んでいたし、あの時も危ないダイブボムだった。メインレースでもターン1で同じようなことをしていた。かなりリスクの高い走りをしていると思う。正直、そういうタイプのドライビングを考慮して、もう少し余裕を持つべきだったかもしれない」

    この件についてスチュワードは調査を行わなかった。

    一方の角田裕毅はベアマンの非難を退け、「自分が特別悪いことをしたとは思っていない」とコメントした。

    「もちろん彼のオンボードも確認しないといけないけど、ああなってしまったのは残念だね。僕らはすごくいいバトルをしていたし、ハードに、でもフェアに戦っていた。ただ、結果的にこうなってしまったのは不運だった」と語った

  • オリバー・ベアマン F1アメリカGPスプリント「一瞬、出場停止を覚悟した」

    オリバー・ベアマン F1アメリカGPスプリント「一瞬、出場停止を覚悟した」

    ハースF1チームのオリバー・ベアマンは、アメリカGPスプリントでアンドレア・キミ・アントネッリとの接触後にトラックリミット違反で10秒ペナルティを受け、「レース出場停止になるかと思った」と明かした。

    20歳のルーキーは、レース終盤の14周目、ターン15で最後のポイント圏を争うバトルを展開。イン側で先行したメルセデスのアントネッリに対し、アウト側から並んだベアマンはコース外にはみ出して前に出た。

    しかし、ルール上「イン側が先行していれば、アウト側にスペースを残す義務はない」と定められているため、スチュワードはベアマンに10秒ペナルティを科した。結果、8位から15位へと順位を落とした。

    さらに重要だったのは、彼の累積ペナルティポイントがすでに10点に達していたこと。あと2点でメキシコシティGP出場停止となる状況だったが、今回は追い越し後の「危険な復帰」とは見なされなかったため追加はなしとなった。

    「みんながどう思ったかは分からないけど、僕は今朝かなりショックだった」とベアマンはメディアに語った。「正直、最初は出場停止になったと思って本気で怒っていた。いろいろあって火がついた感じだった」

    ペナルティには納得していない様子で、「あまり言わない方がいいこともある」としながらも、判断に対する不満を滲ませた。

    「僕たちの視点では、あの瞬間にじっくり考える時間がなかった。ランス(ストロール)がチームメイトのエステバン(オコン)と接触してセーフティカーがすぐに出たからね」と説明。「僕から見れば本当に微妙だった。0.2秒で10ページもあるドライビングガイドラインを思い出すのは無理だよ」

    「結局、チームが判断を下す前にセーフティカーが入った。10秒ペナルティなんて、馬鹿げてるよ」

    それでもベアマンは、結果に対しては潔かった。「8位だろうと20位だろうと構わない」と語り、「ただ、あの瞬間は必死にポイントを守っていた」と振り返った。

    「16番手から8位まで上がってきてラッキーだったけど、燃料が重い状態ではセットアップが完璧じゃなかった。とにかく必死だったよ」

    「でもまあ、明日は誰とも争わないようにするつもりだ」

    オリバー・ベアマン ハースF1チーム

    ハースF1のアップグレードに手応え

    ポジティブな面もあった。チームメイトのオコンがFP1で試したアップグレードは十分な成果を示し、週末残りのセッションで両マシンに導入された。

    「アップグレードは間違いなく正しい方向に進んでいる」とベアマンは分析する。「クルマが少し繊細で限界に近づいた感じはある。Q2では風の影響でリアが流れてミスをしたけど、それも性能を引き出している証拠だと思う」

    「今のレギュレーションでは、パフォーマンスを上げれば上げるほど扱いが難しくなる。でも確実に速くなっている。今はそれが一番重要なことだ」

    その成果として、ベアマンは予選で8番手を獲得。Q1ではオコンに0.844秒差をつけて上回った。

    「週末前から厳しい戦いになると分かっていたけど、こうしてP8に立てたことを誇りに思う」と語り、「チーム全体の努力の成果だ」と締めくくった。

    分析:ルーキーらしからぬ冷静さと順応力

    ベアマンはスプリントでの不運な裁定にも冷静に対応し、精神的な成長を示した。新型アップグレードにいち早く適応し、翌日の予選でトップ10入りを果たした点は、ルーキーとして際立つ成果だ。

    一方で、メルセデスのアントネッリとの接触は、若手同士の限界ギリギリの攻防を象徴しており、判断力の精度が問われた場面でもある。結果的にはポイントを失ったものの、戦う姿勢と回復力の高さは、ハースF1チームにとっても将来への希望材料と言えるだろう。

  • ハースF1チーム アメリカGPで新型フロア投入 ライバルと異なる開発戦略

    ハースF1チーム アメリカGPで新型フロア投入 ライバルと異なる開発戦略

    ハースF1チームは、アメリカGPで新型フロアを導入した。目的はマシンのバランスとグリップの向上、そしてセットアップの自由度を広げることにある。

    2026年の大幅なレギュレーション変更を前に、多くのチームが開発リソースを新時代のマシンに振り向けている。しかしハースは現行マシンの改良を続けており、コンストラクターズ選手権8位の座を狙っている。サウバーとの差はわずか9ポイントだ。

    小松礼雄代表「ドライバビリティと安定性、両面で改善」

    今週末のサーキット・オブ・ジ・アメリカズでは、エステバン・オコンがフリー走行で新型フロアをテストし、結果次第でスプリント予選に向けて両車に採用するかどうかが決定される。

    英オートスポーツ誌に対し、小松礼雄代表は次のように語った。

    「両方です。全体的なパフォーマンスとドライバビリティ、安定性の両面を改善しています。より予測しやすいパッケージはドライバーに自信を与え、それがドライバビリティの向上につながります」

    「シルバーストンで導入した新型フロアの方向性は、我々がどのように開発を進めるべきかを示してくれました。今回のアップグレードはその延長線上にあります。より一貫性があり、予測しやすいマシンになっているはずです」

    「このアップグレードによってセットアップの幅も広がるでしょう。これまでは特定の方向にしか調整できない制限がありましたが、それが改善されるはずです」

    オコン「バランスとグリップが改善されることを期待」

    ここ5戦でわずか1ポイントの獲得にとどまるオコンは、新パッケージに期待を寄せた。

    「バランスが必要な箇所で少しでも改善してくれればいいと思う。シルバーストンでアップグレードを入れたときはポジティブな方向に進んだし、今回もさらに一歩進めることを期待している。少しでも多くのグリップが得られればうれしいね」

    「パフォーマンスを引き出して、もっと頻繁にポイントを取れるようになりたい。ポイントを取らなければいけないのは確かだ」

    新人ベアマンの対応にも自信「スパでの変更のほうが大きかった」

    スプリント週末のためフリー走行は1回のみだが、小松代表は新人オリバー・ベアマンにも問題はないと自信を示した。

    「大丈夫だと思います。以前にももっと大きな変更を経験していますから。例えばスパのスプリント週末では、FP1から予選にかけてエステバンのマシンをハイダウンフォースからローダウンフォースに変えましたが、そのほうが今回よりもずっと大きな変更でした」

    「今回開発した特性が正しければ、つまり両ドライバーが求めている安定性やコーナー中のバランスが一致していれば、FP1後にエステバンのフィードバックがポジティブであれば、オリーのマシンでも同様の効果があるはずです」

    「我々は開発できるチーム」──ハースの成長を示す試金石

    小松礼雄は、ハースがシーズン中にマシンを継続的に開発できるチームであることを証明したいと強調した。過去2シーズンは7月以降の得点率がわずか8%にとどまっていたが、2024年にはサマーブレイク後に31ポイントを獲得。今季もすでに11ポイントを積み上げている。

    「今回のアップグレードがうまくいけば、本当にうれしいです」と小松代表。

    「2年連続で『ハースは開発できない』と言われてきましたが、昨年それを覆し、今年も同じメンバーが2年連続で開発を成功させました。それはチーム全体に大きな自信を与えています」

    ハースF1チーム 小松礼雄 アメリカGP

    分析:ライバルが2026年型へ移行する中での“現行型強化”戦略

    今回のフロアアップグレードは、ハースが“2025年型マシンを戦わせ続ける意志”を示す象徴的な一手だ。
    ライバルチームがすでに2026年レギュレーション対応の開発にリソースを移すなかで、ハースは現行マシンの熟成を選んだ。これはコンストラクターズ8位という現実的な目標を見据えた、戦略的な判断でもある。

    小松体制2年目となる今季、ハースはシーズン後半でも安定してアップデートを投入し、前年の“開発停止”のイメージを払拭しつつある。
    開発継続による学習サイクルを保ちながら、現行パッケージの限界を押し広げていく姿勢は、チームの成熟と自信の表れだ。

    “開発できるチーム”という自負を裏づけるためにも、このアメリカGPでの新型フロアの成果は重要な意味を持つ。
    ライバルが未来へ舵を切る中、ハースは現在を磨く。その戦略の正しさが、今週末で問われる。

  • ハースF1チーム、アメリカGPに“星条旗”特別カラーで参戦

    ハースF1チーム、アメリカGPに“星条旗”特別カラーで参戦

    ハースF1チームは、今週末のF1アメリカGP(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)に向けて、恒例となった特別リバリーで参戦する。

    今季2度目の“ホームレース”に合わせ、マシン「VF-25」に星条旗をモチーフとした新デザインを採用する。リバリーはフロントウイング、ノーズ、サイドポッド、エンジンカバー、リアウイングエンドプレートに星とストライプのグラフィックが施され、エステバン・オコンとオリバー・ベアマンの2台に適用される。

    エステバン・オコンは「ここは僕たちのホームレースのひとつなので、アメリカのファンが今年も素晴らしい雰囲気を作ってくれると確信している。特別リバリーを披露できるのが楽しみだし、ホームのファンにたくさんの歓声を届けられるような走りをしたい」と語った。

    また、チームは見た目だけでなく、わずかなアップグレードパッケージも投入する。小松礼雄代表は次のように説明した。

    「ここでは小さなアップグレードを持ち込む予定ですが、スプリント週末なので評価の機会はFP1だけになります。そのため、初回走行から全力で取り組むことが何より重要です」

    ハースF1チームは2022年初頭にロシアの旧タイトルスポンサー「ウラルカリ」と契約を解消して以降、アメリカGPでは毎年アメリカを象徴する特別カラーを採用している。

    今季の“ホームレース三部作”は、5月のマイアミGP、今回のアメリカGP、そして来月のラスベガスGPで構成される。

    ハースF1チーム アメリカグランプリ

    さらに、今季は他のグランプリでも特別カラーを展開。日本GPではトヨタとの技術提携を記念してピンク基調のリバリーを披露し、カナダGPではF1参戦200戦目を祝し、デビュー当時のグレー基調デザインに回帰した。

    ハースF1の近年の試みとチーム状況
    ハースF1チームは、ファンとの結びつきを強めるマーケティング戦略の一環として、近年は各地の文化や節目をテーマにしたリバリーを積極的に採用している。

    現在コンストラクターズ選手権では9位につけており、8位のステークとの差はわずか9ポイント。終盤戦に向けて開発の手を緩めず、地元アメリカでの勢いを後押しとしたいところだ。

  • ハースF1の2026年シミュレーター投入を延期 小松礼雄「進化の途中」

    ハースF1の2026年シミュレーター投入を延期 小松礼雄「進化の途中」

    ハースF1チーム代表の小松礼雄は、2026年マシンの開発において、ドライバーへのシミュレーター投入を「まだ時期尚早」として見送っていることを明かした。

    小松礼雄は、2026年マシンの開発が依然として流動的であるため、現段階でのドライバー入力が実質的な意味を持たないと説明した。

    「開発は順調に進んでいますが、コンセプトが常に進化しています」と小松礼雄は語った。

    「ドライバーがトレーニングできるような安定した基盤がまだありません。2カ月後にはまったく違う挙動になる可能性のあるクルマに慣れても意味がないと思います」

    シーズン残り6戦を迎える中で、小松礼雄はチームの焦点を現行マシンでの戦いに維持していると強調した。現在ハースは、アルピーヌに僅差の46ポイントでコンストラクターズランキング9位につけている。

    「ミッドフィールドは本当に僅差なんです」と小松礼雄は続けた。「だからこそ、ドライバーたちには今シーズンに全力で集中してもらいたいと思っています」

    「アブダビ後には2026年プロジェクトの開発もさらに進むはずです。ですので、シミュレーターでの準備を始めるのはそのタイミングが理にかなっていると考えています」

    2026年からは、アクティブ・エアロダイナミクスと次世代ハイブリッドパワーユニットを組み合わせた、F1史上最大級の技術レギュレーション改革が実施される予定だ。

    2026年マシン開発の現状と意図
    小松礼雄が強調する「進化の途中」という言葉が示すように、ハースは現在、2026年型マシンの基本コンセプトを固める段階にある。空力とパワーユニットの仕様が大きく変わるため、現時点でのシミュレーター投入はまだ「意味を成さない」時期だ。

    一方で、チームとしては現行シーズンでのポイント争いを最優先としており、わずか1ポイント差でアルピーヌを上回る位置を守ることが重要視されている。小松礼雄の発言は、リソース配分と開発タイミングを慎重に見極める姿勢の表れでもある。

    分析:現実的かつ戦略的な判断
    小松礼雄の判断は、限られた開発リソースを持つハースとしては極めて現実的だ。まだ仕様が固まっていない段階でドライバーに初期仕様を体験させても、無駄な学習コストが発生するだけでなく、誤ったフィードバックを生むリスクもある。

    また、2026年規則の複雑さを考えれば、チームとしての開発基盤を整えることが先決であり、シミュレーター投入の遅れは必ずしもマイナスではない。現行マシンの戦いに集中することで、今季ランキングを少しでも上げ、オフシーズンに安定した環境で2026年開発に移行できる体制を整える狙いがあると考えられる。

    Source: GMM

  • ジャック・ドゥーハン 2026年にハースF1のリザーブドライバー就任の可能性

    ジャック・ドゥーハン 2026年にハースF1のリザーブドライバー就任の可能性

    ジャック・ドゥーハンが、2026年F1シーズンにハースF1チームのリザーブドライバーとして移籍する可能性があると報じられている。

    オーストラリア出身のドゥーハンは、アルピーヌでのレースシート獲得の可能性が薄れており、F1の舞台にとどまるためにハースへ移るのではないかとの憶測が広がっている。

    ドゥーハンは今年、ピエール・ガスリーとともにアルピーヌの2人目のF1ドライバーとしてシーズンをスタートさせた。

    しかしマイアミGP後、フランコ・コラピントに交代となった。短い在籍期間中、ドゥーハンは1ポイントも獲得できなかった。

    一方、コラピントもポイントを挙げてはいないが、直近5戦のうち4戦でガスリーを予選で上回っている。

    アルピーヌは2026年にガスリーのチームメイトとなるドライバーをまだ決定していない。

    エグゼクティブアドバイザーのフラビオ・ブリアトーレによると、候補はアルピーヌ系列のドライバーに絞られているという。

    つまり、コラピントの続投、ドゥーハンの再登板、あるいはポール・アロンの昇格という3択となる。

    アロンはこれまでのFP1走行やテストでアルピーヌ陣営に好印象を与えているが、コラピントの近況でのパフォーマンス向上が来季シート獲得を後押しする可能性もある。

    ジャック・ドゥーハン ハースF1チーム

    ドゥーハン、ハース陣営との接触を確認
    信頼できるF1ジャーナリストのクリス・メドランドによると、ドゥーハンの父であるミック・ドゥーハンが、ハースのチーム代表・小松礼雄と話している姿が目撃されたという。

    現在、ハースには確固としたリザーブドライバーの選択肢がない。

    特にオリバー・ベアマンがレース出場停止(現在ペナルティポイント1点で停止リーチ)となる可能性があるため、そのリスクを補う必要がある。

    ハースの現サードドライバーは平川亮であり、彼の経験は主に世界耐久選手権(WEC)でのものだ。

    メドランドは「Pit Pass F1 Podcast」で次のように語っている。

    「今シーズン序盤にF1デビューを果たしながら、すでにレースシートを失ったジャック・ドゥーハンが、ハースへの移籍でリンクしているとの話がある」とメドランドは述べた。

    「今日パドックで得た情報では、トヨタとの関係も浮上している。つまり、スーパーフォーミュラとの連携や、日本で走る機会を得る可能性もあるということだ。ドゥーハンにとってはレース勘を取り戻すためのプログラムになるだろう。彼は走りたいと強く思っている。マイアミ以来F1マシンに乗っていないし、早くトラックに戻りたいと感じているんだ」

    「その一方で、ハースのリザーブドライバーと旧型車テスト(TPC)での走行を組み合わせる構想もある。そうすれば、もしハースが代役を必要とする事態になっても即座に対応できるし、ドライバー候補層を強化することにもつながる」

    「ミック・ドゥーハンは今日の午後、小松礼雄と長時間話をしていた。私がそれを直接見た。彼は今週末、すでに何度かハースのガレージを訪れている」

    「ドゥーハン陣営は、アルピーヌでの復帰が望み薄な現状を踏まえ、次の選択肢を探しているようだ。彼は、もしフランコ・コラピントの成績が芳しくなければ、今季中に再びチャンスがあると期待していた。しかし、アルピーヌはシーズン末までコラピントを起用し続ける構えだ。だからこそ、ドゥーハンは今、別の道を模索している」

  • エステバン・オコン グロージャンのF1走行を称賛「特別で感動的な一日」

    エステバン・オコン グロージャンのF1走行を称賛「特別で感動的な一日」

    エステバン・オコンは、ロマン・グロージャンが5年ぶりにF1マシンのステアリングを握った瞬間について語り、この「最高」の光景を目撃できたことを喜んだ。これはハースの特別イベントで行われたものだった。

    グロージャンのF1キャリアは2020年バーレーンGPで幕を閉じた。その開幕ラップで彼のマシンはガードレールを突き破って炎上し、衝撃的な事故となった。

    手に火傷を負ったグロージャンはその後インディカーなどに参戦してきたが、先週イタリアのムジェロ・サーキットで、ハースが再びF1マシンを走らせる機会を与えた。

    グロージャンオコンはチームメイトのオリー・ベアマンや代表の小松礼雄とともにその場に立ち会い、今週末のシンガポールGPを前に、この特別な一日の雰囲気を振り返った。

    「最高だった」とオコンは語った。「従業員のほとんどがそこにいて、大きなハースファミリーデーだった。みんながバーレーンでの事故から5年後にロマンが再びF1マシンを走らせるのを見守り、幸せと感動に満ちた一日だった」

    「僕がそこにいてすべてを目撃できたことをうれしく思う。ロマンは何も失っていなかった!すぐにペースをつかんでいたし、ステアリングホイールの操作もすべて覚えていた。もちろんまだ5年しか経っていないけどね」

    「まさに素晴らしい一日だったし、このチームが特別な理由はそこにある――感情がある。僕たちは小さなチームだけど、本当に大きな家族のようで、たとえあれから5年が経っても、チームはロマンが最初からここにいたことを忘れていない。それが特別なんだ」

    今日のF1グリッドにも、バーレーンでの事故を経験したドライバーは何人もいる。その一人であるジョージ・ラッセルも、木曜のシンガポールでのメディアデーで、かつてのハースドライバーの復帰について前向きに語った。

    「僕たちがあのレースに出ていて、実際に目の当たりにした者として、あの光景はいまでも覚えているし、バックミラー越しに炎が見えたときのことは非常に恐ろしかった」とラッセルは説明した。

    「誰もあんな形でキャリアを終えたいとは思わない。だから彼が再び走る機会を得たことはうれしい。事故以来、彼はいつも前向きな気持ちを持ち続けていた。彼にとっても良いことだし、こうした機会を与えたハースもすばらしいと思う」

    マクラーレンのランド・ノリスも同じ意見を述べ、こう付け加えた。

    「そう、彼にとって良かったと思う。彼自身にとっても、チームにとってもね。彼らはおそらくあんな形で終わらせたくはなかっただろう。彼はその後もレースをしてきたけど、F1マシンに戻って過去の良い思い出を取り戻せたのは、彼にとって良いことだった。だから、見られてよかったよ」は後に、その瞬間に圧倒され感極まったと語っている。

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  • ハースF1代表 小松礼雄、ホーナー接触を認めるも「もう終わった話です」

    ハースF1代表 小松礼雄、ホーナー接触を認めるも「もう終わった話です」

    ハースF1チーム代表の小松礼雄は、元レッドブルF1代表のクリスチャン・ホーナーがアメリカチームに役職を打診していたことを明らかにしたが、その探索的な話し合いは前進していないと語った。

    ホーナーのレッドブルでの20年にわたる在任は、7月のイギリスGP後に解任されたことで終わった。51歳の彼は、その後、元雇用主と巨額の退職金契約に合意し、F1で新しい役割を追求できる立場になっている。

    ホーナーは、自ら大きな権限を行使できるポジションを必要とすることが予想されるなか、いくつかのチームと結び付けられてきた。その中には、彼がハースに加わる可能性も含まれている。

    今週末のF1シンガポールGPを前に、小松礼雄はホーナー自身がハースに接触していたことを認めたが、話はそれ以上進んでいないと断言した。

    「はい、彼が我々に接触してきたのは事実です。そして我々のメンバーの一人が探索的な会話をしました。それだけです。それ以上進展はありませんでした。もう終わった話です」と小松礼雄は語った。

    さらに追及されると、小松礼雄はこう答えた。「これ以上申し上げることはありません。さきほど言ったように、皆さんは好きに書けばいいと思います。私はその話に燃料を注ぐつもりはありません」

    小松礼雄 ハースF1チーム