カテゴリー: ハースF1チーム

  • ハースF1チーム 日本GPで“ゴジラ”特別リバリー「ファンに楽しんでほしい」

    ハースF1チーム 日本GPで“ゴジラ”特別リバリー「ファンに楽しんでほしい」

    TGRハースF1チームは2026年FIA F1世界選手権第3戦日本グランプリに臨む。舞台は三重県の鈴鹿サーキットであり、チームにとってタイトルパートナーであるトヨタ・ガズー・レーシングのホームレースとなる。

    その開幕を前に、TGRハースF1チームは東宝とのシーズンを通じた新たなコラボレーションを発表した。ゴジラで知られる同社との提携は、チーム史上初となるエンターテインメントIPとの協業となる。

    ゴジラがVF-26に出現 日本GP仕様リバリー披露
    東京ミッドタウン日比谷で行われたイベントでは、エステバン・オコンとオリバー・ベアマン、そしてチーム代表の小松礼雄が登壇し、日本グランプリ仕様の特別リバリーを公開した。

    VF-26には「怪獣王」ゴジラが大胆に描かれ、視覚的にも強いインパクトを放つデザインとなっている。今回のコラボレーションは2026年シーズンを通じて展開される予定だ。

    小松礼雄『チームのアイデンティティを象徴するコラボ』
    小松礼雄は日本グランプリとゴジラコラボについて次のように語った。

    「日本グランプリは、今季もタイトルパートナーであるトヨタ・ガズー・レーシングとともに迎える我々のホームレースのひとつであり、非常に大きな一戦だ。我々は開幕2戦で得た勢いを維持したいと考えており、チームは本当にうまく機能している。鈴鹿は上海とはまったく異なるチャレンジになるが、これまでの2つの異なるサーキットでも我々はうまく適応し、マシンとドライバーの力を最大限に引き出すことができた。鈴鹿でも基本に集中し、2台ともポイント圏内でフィニッシュすることが目標だ」

    「東京で特別なゴジラ・リバリーを披露するにあたり、日本のファンに会えることも非常に楽しみにしている。このコラボレーションは初の試みであり、本当にワクワクするものだ。チームとしての我々の姿やアイデンティティの一部を示すものでもあり、ファンにもこの楽しいリバリーを楽しんでもらえればと思う」

    ハースF1チーム 日本グランプリ

    ベアマン『ハースらしい唯一無二の挑戦』
    オリバー・ベアマンは日本GPとゴジラコラボについて語った。

    「日本がTGRハースF1チームにとってもうひとつの“ホーム”レースであることが大好きだ。本当に素晴らしい場所で、ファンの情熱もすごいし、2年連続で特別なリバリーを披露できるのも嬉しい。ゴジラとのパートナーシップはハースにしかできないことだと思うし、僕たちは自分たちのやり方で物事を進めている。それが本当に特別なことだ」

    「サーキットについて言えば、世界でも最高のコースのひとつだ。高速で流れるようなレイアウトで、正確さが求められる。VF-26はここまでの2戦で安定したパフォーマンスを見せているし、シーズンのスタートも素晴らしいものになっている。この勢いを維持して4月に入っていきたいし、今チームは素晴らしい仕事をしているので、その成果をコース上で示す必要がある」

    オコン『ゴジラとともに大量ポイントを狙う』
    エステバン・オコンは日本GPとゴジラリバリーへの期待を語った。

    「再び美しい日本に戻り、今週末に鈴鹿でレースができるのがとても楽しみだ。日本のファンはいつも素晴らしいし、僕にとって鈴鹿はカレンダーの中で最高のサーキットだ。非常に高速で流れるような第1セクターは、どのサーキットの中でも最高のコーナーの組み合わせのひとつだ。昔ながらのコースで、これまでにも良い結果を残してきたので、再び走るのが待ちきれない」

    「TGRハースF1チームを応援してくれるファンも多いと思う。今週はクールなゴジラとのパートナーシップとリバリーもあるので、週末を通じてパフォーマンスを高め、日曜の夜にはチームにとってしっかりとしたポイントを持ち帰りたい」

  • ハースF1チーム 日本GPでゴジラが暴れる 特別リバリー公開

    ハースF1チーム 日本GPでゴジラが暴れる 特別リバリー公開

    TGRハースF1チームは、東宝とのコラボレーションによる特別リバリーを公開した。日本発の世界的キャラクターであるゴジラがF1マシンに登場する初の試みとなる。

    このリバリーは2026年F1日本GPに向けた特別仕様で、東京ミッドタウン日比谷でお披露目された。モータースポーツとポップカルチャーを融合させた大胆なプロジェクトとして、注目を集めている。

    ノーズとエンジンカバーには迫力あるゴジラが描かれ、エンジンカバーには「ゴジラ、世界最速の舞台へ」の文字が刻まれている。


    今回の提携は、TGRハースF1チームにとってエンターテインメントIPとの初の本格的なコラボレーションとなる。2026年FIA F1世界選手権を通じて、統合型ブランディングやデジタルコンテンツ、限定グッズ、各レースでのファン向け施策が展開される予定だ。

    特に日本GPでは、ゴジラをまとった特別リバリーが世界で初めて実戦投入される見込みであり、日本のファンに向けた象徴的な演出となる。

    さらに、このコラボレーションはアメリカGPでも大きく展開される予定で、グローバル市場に向けた発信も強化される。映画『ゴジラ-1.0』の米国公開を控えるタイミングとも重なり、相乗効果が期待されている。

    小松礼雄は今回の取り組みについて、次のように語った。

    「これは我々のブランドを新たな観客層に示す、本当に特別な機会ですし、TGRハースF1チームと東宝の両者にとって初めての取り組みでもあります」

    「ゴジラのような世界的アイコンをこのスポーツに迎え入れ、フランチャイズにとって重要な一年にわたって展開できることを光栄に思います」

    「我々は両方のファンベースがひとつになって一緒に楽しんでくれることを望んでいますし、今シーズンは多くの形で関わってもらえるはずです」

    また、東宝の太田圭二は次のように述べた。

    「F1という世界的舞台で限界に挑み続けるTGRハースF1チームと、日本から誕生し、初登場以来70年以上にわたって進化を続けてきた文化的アイコンであるゴジラとのパートナーシップを発表できることを光栄に思います」

    「ゴジラは、不屈の力とレジリエンスを象徴する存在となっており、その精神は常に壁を打ち破ろうとするTGRハースF1チームの決意と深く共鳴します」

    「このコラボレーションを通じて、世界最速の舞台でゴジラが暴れる準備をしてほしいです。ゴジラとTGRハースF1チームの両方のファンを世界中で興奮させる、前例のない体験を届けることを約束します」

    今回の特別リバリーは、日本GPを皮切りにシーズンを通して展開される予定で、F1とエンターテインメントの融合を象徴する新たな取り組みとして注目される。

  • 小松礼雄 ハースF1チームを変えた男 “少数精鋭”で中団最前線へ

    小松礼雄 ハースF1チームを変えた男 “少数精鋭”で中団最前線へ

    ハースF1チームは、F1に大手メーカーや投資家の存在感が増すなかで、ますます異色の存在になっている。限られた財政資源、開発インフラの不足、そして比較的小規模な人員体制により、ハースが使える道具はライバルたちより少ない。

    それでも、彼らは中団でもっとも効率的なチームのひとつとしての地位を固めつつある。ハースの2026年型マシン「VF-26」はプレシーズンテストで有望な兆候を示した。

    ハースF1チームはオーストラリアを前に好調に見え、堅実なシャシーと強力なフェラーリ製エンジンの組み合わせが機能していた。それでも、メルボルンでオリバー・ベアマンが記録した7位は予想を上回る結果だった。

    ハースは開幕戦を終えて貴重な6ポイントを持ち帰り、コンストラクターズランキングで5位につけている。すでにハースは“ベスト・オブ・ザ・レスト”という非公式タイトルを争う好位置につけており、その復活の立役者である小松礼雄は、今こそスポットライトを浴びるに値する。

    ハースは少ないもので多くを成し遂げる
    小松礼雄がハースのチーム代表に就任した直後、2024年序盤のことだった。彼は、グリッド上の他チームと比較したハースの不足を次のように語っていた。

    「少ない人員体制のなかで、我々は常に、週末の作業が月曜日の作業を犠牲にする価値があるのかどうかを見極めなければなりません」

    「多くの人がこれを奇妙に感じると思いますが、我々はそういう状況にいます。我々の人数は300人未満です。2番目にスタッフ数が少ないチームでも、その2倍以上います」

    「我々は常に従業員数を増やしていますが、それは一夜にして実現するものではありません」

    ウィリアムズのような他の中団チームが約1000人の人員を抱えて2026年シーズンを迎えていることを考えれば、ハースが限られた資源を最適化していることは極めて見事だ。

    もちろん、ハースはエンジンやギアボックスなどの特定コンポーネントをフェラーリから購入している恩恵を受けている。それでも、これだけでVF-26が中団最上位で戦えている理由を説明することはできない。

    キャデラックF1もまたフェラーリのカスタマーチームだが、小松礼雄のチームから数秒遅れた位置にいる。キャデラックF1にとって初のシーズンであり、まだF1への適応段階にあることを考えれば、これは必ずしも公平な比較ではない。

    いずれにせよ、こうしたチームの収れんは、2つのカスタマーチームがシャシーと空力面をどれだけ効果的に最適化できているかの違いを示している。これをさらに際立たせているのが、2025年後半にハースが進めた分割開発だ。

    ハースは他の多くのチームとは異なり、昨季終盤の数か月間も2025年型パッケージの開発を継続していた。つまり、すでに限られていた風洞時間とエンジニアのリソースが、2025年型の開発と2026年レギュレーション対応に分割されていたことになる。

    だからこそ、小松礼雄の技術部門が非常に効率の高いパッケージをまとめ上げたことには、大きな称賛が値する。ウィリアムズのようなチームがこのレギュレーションサイクルへの集中を盛んに語っていたのに対し、ハースは静かに仕事を進め、再びその実力以上の成果を上げている。

    2026年F1ではPU最適化も重要なテーマになっている
    パワーユニット最適化というテーマは、2026年に入って急速に重要性を増している。根本的には、カスタマーチームが供給元から提供されるエンジンをどれだけ理解し、引き出せるかが、パフォーマンスに大きな影響を与え得る。

    この点でも、ハースは再び期待以上の成果を見せている。小松礼雄は、フェラーリ製エンジンのバッテリーに関する電気効率とエネルギー回生が現段階では順調に進んでいるとコメントしている。

    さらに、ハースの2026年型開発期間が圧縮されていたことを考えれば、VF-26は決して完成形ではない。現状のパッケージは堅実なベースラインとして機能しており、今後数か月にわたって開発の余地を大きく残している。

    重要なのは、ハースが過剰重量や厄介な信頼性といった根本的な問題と戦っていないことだ。こうした基本領域が管理下にあることで、小松礼雄のスタッフは2026年型マシンの細部に集中していくための良い立場にある。

    ハースF1チーム

    小松礼雄がオーストラリアGPを振り返る
    チームの好スタートを受け、小松礼雄が高揚していたのも無理はなかった。もちろん、まだシーズン序盤ではあるが、ハースが今年コンストラクターズランキングでトップ7入りを目指すのは妥当に思える。

    5位を確保することすら、まったく不可能ではない。いずれにせよ、ハースがその歴史のなかで7位以上でシーズンを終えたのはこれまで2回しかない。2018年と2024年だ。そう考えると、2026年はF1における彼らにとって最高のシーズンのひとつになる可能性があることを、序盤の兆候は示している。

    レース後のコメントで、小松礼雄はチームの働きを称賛した。

    「まず何よりも、皆さんに心からおめでとうと言いたいです。この道のりは、この数か月だけではなく、本当に大きな挑戦でした」

    「しかも、VF-25とVF-26を並行して進める開発フェーズの間ずっとそうでした。他のチームがそうだったわけではありません」

    「昨日の予選後は複雑な感情がありました。堅実な結果でしたが、もっと良くできたはずです」

    「今日は基本に集中し、自分たちのレースをして、正しいタイミングで正しい判断を下し、ピットストップクルーも仕事をやり切ってくれました」

    「レースはエネルギーマネジメントという面でまったく新しい挑戦でしたが、周回ごとに学びながら、我々はできる限りうまく対処できたと思います」

    「チームとして7位を持ち帰れたことは信じられません。上にいたのはトップ4チームだけでした。皆さんを本当に誇りに思います。今後数戦で我々には大きな学習曲線が待っていますが、これ以上ない形で年をスタートできたと思います」

    ハースの次はどうなるのか
    F1にメーカーや有力勢が流入していることを考えれば、ハースが長期的に競争力を維持できるのか疑問視するのは自然なことだった。結局のところ、アウディやキャデラックF1のような大きな名前の登場によって、ハースはますます少数派になっていく可能性がある。

    ある意味では、2026年シーズン序盤は、大きな名前だからといって成功が保証されないことを示している。むしろ、アストンマーティン、キャデラックF1、ウィリアムズの序盤の苦戦は、野心的なプロジェクトがつまずきに直面し得ることの証拠だ。

    それでも、これはハースが追加投資なしに上限を引き上げられることを意味するわけではない。たとえ最善のシナリオでも、現在の状態では彼らの立ち位置はある程度中団に限定される。

    その延長線上で考えれば、アストンマーティンのような苦戦しているチームが厳しいスタートから立て直し、順位を上げてくることは十分にあり得る。

    そうした意味で、ハースは増強が必要であることを理解している。小松礼雄がトヨタとの合意を非常に抜け目なくまとめたのは、まさにそのためだろう。トヨタは現在、ハースのタイトルスポンサーであり、両者の統合が深まっていることを示している。

    ハースとトヨタは研究開発面で協力関係を深めており、そのなかにはハースのF1プロジェクトに関する共同の取り組みも含まれている。根本的には、この提携によってハースは活用できるスタッフ数を増やすことができる。

    トヨタの関与拡大は、平川亮のようなドライバーがこのアメリカのチームでフリープラクティスに参加していることからも明らかだ。

    時間の経過とともに、この提携はさらに強まり、ハースが抱える構造的な不足を補う助けになるかもしれない。それでも、現時点での証拠は、限られた道具しかなくてもハースが十分に自力で戦えることを示し続けている。

  • ハースF1チーム ゴジラリバリーを東京ミッドタウン日比谷で3月24日に披露

    ハースF1チーム ゴジラリバリーを東京ミッドタウン日比谷で3月24日に披露

    TGRハースF1チームは、東宝とのコラボレーションの一環として実施される特別リバリー公開イベントの詳細を新たに発表した。2026年F1日本GPに先駆け、東京でファン向けの公式イベントが開催される。

    今回の発表により、ゴジラ仕様のマシンリバリーは3月24日13時から、東京ミッドタウン日比谷で正式に披露されることが明らかになった。

    すでに発表されていた日本GP初披露計画に対し、具体的な日時とイベント形式が確定した形だ。

    「東京でその姿を解き放つ。東京ミッドタウン日比谷で開催される公式リバリー公開イベントに参加し、モンスターの王を目撃してほしい」とチームは告知している。

    今回のイベントは、ハースF1チームにとって初となるエンターテインメントIPとのコラボレーションの象徴的なスタートとなる。ゴジラという日本発の世界的キャラクターを前面に押し出した演出は、日本GPに向けた注目度をさらに高める狙いがある。

    3月27日から29日に鈴鹿サーキットで開催される2026年F1日本GPでは、この特別リバリーが実際に走行する予定であり、東京での公開イベントはその“前夜祭”的な位置づけとなる。

    ゴジラとF1という異色の融合は、モータースポーツとポップカルチャーの垣根を越えた新たなファン体験を生み出す試みであり、日本ラウンドの大きな話題のひとつになることは間違いない。

    ハースF1チーム / TGR Haas F1 Team

  • 小松礼雄 ハースF1チーム躍進を称賛「レッドブルに実力で勝った」

    小松礼雄 ハースF1チーム躍進を称賛「レッドブルに実力で勝った」

    ハースF1チーム代表の小松礼雄は、2026年F1中国GPでの力強い戦いぶりを受け、チームの実行力とオリバー・ベアマンの走りを高く評価した。開幕戦オーストラリアGPに続き、上海でも存在感を示したハースは、今季序盤の注目株となっている。

    とりわけ決勝では、ベアマンが10番グリッドから5位まで浮上。上位勢の混乱を生かしただけでなく、自らのペースでも競争力を発揮し、小松礼雄はこの結果が決して偶然ではないと強調した。

    ベアマンが先頭に立って流れを築く
    ハースF1チームの週末は、土曜日の予選Q3進出から着実に勢いを増していった。日曜日の決勝では、ベアマンが冷静かつ機を逃さない走りを見せ、10番手スタートから5位でフィニッシュした。マクラーレンをはじめとする前方のライバルたちのトラブルを生かしながらも、自身の確かな速さも示した。

    「信じられないです。僕はいつも、基本に集中しなければならないし、すべてを最大化しなければならないと言ってきました。シーズン序盤は信頼性が問題になるはずなので、我々はとにかくその場にいなければならないんです」と小松礼雄は上海で語った。

    その哲学は大きな成果につながった。ハースは単に順位を拾ったのではなく、自らの力でその位置をつかみ取った。

    「今の時点ではトップ4チーム、あるいはトップ3チームには勝てません。でも今日は実力でレッドブルに勝ちました。つまり今日は我々が4番目に速いチームだったということですし、それは本当に信じられないことです」

    「マクラーレンにとって不運だったのは、レースをまとめきれなかったことです。でも我々はその恩恵を受けられる位置にいましたし、すべてを最大化しました。本当にうれしいです」

    レース中には、一時マックス・フェルスタッペンがベアマンの後方にとどまり、数秒のギャップを詰められない場面もあった。ハースのペースと、プレッシャー下での落ち着きを示す象徴的な光景だった。

    ハースF1チーム/ TGR Haas F1 Team

    速さこそが何よりの証明
    小松礼雄にとって、このパフォーマンスは冬季テストで見えていた手応えを裏づけるものであり、おそらく自身の予想さえ上回るものだった。

    「FP1を見た時、レッドブルはそれほどすごく見えませんでした。でもスプリントを踏まえると、本当にレッドブルと戦えるペースがあったのかどうかは分かりませんでした」と小松礼雄は説明した。

    「でもスプリントはスプリントですよね。かなり短いですから。それでも、決勝では我々には十分なペースがありましたし、ドライバーたちがそれをとてもうまくマネジメントしてくれました」

    そのレースペースが決定的な違いを生んだ。他チームが崩れる中で、ハースはクリーンで効率的なレース運びを見せた。チャンスを確実にポイントへ変える走りであり、さらに上を狙える可能性さえ感じさせた。

    「正直に言えば、これはバーレーンよりもさらに良く見えます。バーレーンテストを終えた時点では、レッドブルと戦えるとはまったく思っていませんでしたし、アルピーヌもかなり速く見えました」と小松礼雄は認めた。

    「それでも、ガスリーが再び彼らの速さを証明しましたが、我々は実力で彼らに勝ちました。こういうチームが機能する姿は本当に素晴らしいです。エステバンのピットストップを除けば、あらゆる実行を本当に、本当にうまくやれました」

    その小さなミスがあったとしても、ハースは上海を後にする時点で確かな勢いを手にしていた。2戦を終えた時点で、コンストラクターズ選手権ではレッドブル・レーシングを上回る4位につけている。シーズン開幕前に、ここまでの展開を予想した者は多くなかったはずだ。

    何よりも重要なのは、チーム全体に一体感と自信があり、静かに、しかし確かな野心を漂わせていることだ。ハースF1チームは今、その瞬間を確実につかみ取りつつあり、小松礼雄の笑顔が示す通り、そのすべてを楽しんでいる。

  • ハースF1チーム ゴジラとの異例コラボ発表 日本GPで特別リバリー公開

    ハースF1チーム ゴジラとの異例コラボ発表 日本GPで特別リバリー公開

    ハースF1チームは3月18日、東宝とのシーズンを通じたコラボレーションを発表した。TGRハースF1チームにとって、エンターテインメントIPとの提携はチーム史上初となる。

    今回の取り組みによって、東宝が誇る日本発の世界的キャラクターであるゴジラがF1の舞台に登場する。コラボレーションは2026年F1日本GPで世界初公開され、3月24日に東京ミッドタウン日比谷で日本GP仕様の特別版リバリーが披露される予定だ。

    2026年FIA F1世界選手権を通じて、この提携では統合型ブランディング、デジタルコンテンツ、限定グッズ、そして各レースウイークでの各種アクティベーションが展開される。モータースポーツとポップカルチャーの双方のコミュニティに向けて、世界中のファンを巻き込む施策が実施される見通しだ。

    また、東京での立ち上げに続き、10月23日から25日に開催されるアメリカGPでもこのコラボレーションが大きく展開される。ゴジラの存在感をアメリカのファンにも届けるとともに、F1と東宝の象徴的フランチャイズが持つグローバルな広がりを打ち出していく。TGRハースF1チームのホームレースでもある同大会は、映画『ゴジラ-1.0』の米国劇場公開日である11月6日を控えたタイミングとも重なる。

    今後、日本GPおよびアメリカGPに向けて、限定グッズ、特別リバリー、ファン向け体験の詳細が順次発表される予定となっている。

    小松礼雄「両者にとって初めての挑戦」
    今回の提携について、TGRハースF1チーム代表の小松礼雄は、新たな層にブランドを届ける大きな機会になると強調した。

    「これは我々のブランドを新たな観客層に示す、本当に特別な機会ですし、TGRハースF1チームと東宝の両者にとって初めての取り組みでもあります」と小松礼雄は語った。

    「ゴジラのような世界的アイコンをこのスポーツに迎え入れ、フランチャイズにとって重要な一年にわたって展開できることを光栄に思います」

    「我々は両方のファンベースがひとつになって一緒に楽しんでくれることを望んでいますし、今シーズンは多くの形で関わってもらえるはずです」

    ハースF1チーム 日本グランプリ

    東宝「世界最速の舞台でゴジラが暴れる」
    東宝の太田圭二 シニア・マネージング・エグゼクティブ・オフィサー兼チーフ・ゴジラ・オフィサーは、F1の最前線で戦うチームと日本を代表するキャラクターの組み合わせに大きな意義があると述べた。

    「F1という世界的舞台で限界に挑み続けるTGRハースF1チームと、日本から誕生し、初登場以来70年以上にわたって進化を続けてきた文化的アイコンであるゴジラとのパートナーシップを発表できることを光栄に思います」と太田圭二は述べた。

    「ゴジラは、不屈の力とレジリエンスを象徴する存在となっており、その精神は常に壁を打ち破ろうとするTGRハースF1チームの決意と深く共鳴します」

    「このコラボレーションを通じて、世界最速の舞台でゴジラが暴れる準備をしてほしいです。ゴジラとTGRハースF1チームの両方のファンを世界中で興奮させる、前例のない体験を届けることを約束します」

  • オリバー・ベアマン F1中国GPでハジャーとの大事故回避「ここに立てて幸運」

    オリバー・ベアマン F1中国GPでハジャーとの大事故回避「ここに立てて幸運」

    オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)は2026年F1中国GP決勝で、アイザック・ハジャーとの接触を間一髪で回避した。1周目のターン12で起きたスピンに巻き込まれかけたベアマンは、大クラッシュになっていてもおかしくなかったと振り返っている。

    それでもベアマンは、ランス・ストロールのストップで導入されたセーフティカーのタイミングを生かしてポジションを回復。終盤にはピエール・ガスリーを抑え切り、5位でチェッカーを受けた。

    オーストラリアGPの7位、上海スプリントの8位に続く上位入賞となり、ドライバーズランキングではメルセデスとフェラーリの4人に次ぐ5番手につけている。

    1周目の“巨大クラッシュ”を回避
    ベアマンは1周目、上海のターン12でイン側にいたアイザック・ハジャーと争っていた際、突然スピンした相手を避けるため、とっさに左へ回避行動を取った。

    「本当に運が良かった。正直に言って、あれを避けられたのは幸運だった」とベアマンは語った。

    「つまり、僕はここに立っていられること自体が幸運なんだ。正直、あれはものすごいクラッシュになっていたはずだ」

    「今日の風の影響もあって、あのコーナーはレースを通して本当に難しかった。僕はずっとかなり苦しんでいたし、マシンバランスも厳しかった。たぶん皆そうだったと思う。少なくとも、そうであってほしい。僕にとってはすごく難しかったし、アイザックの場面を見てもそれが分かる」

    「僕たちは激しくプッシュしていたし、正直に言えば、あのコーナーはもう終わった感覚だった。でも次の瞬間には彼が横を向いていて、僕は避けようとしていた」

    「コンマ1秒の中で左へ切った。避けるためにはコース外へ出るしかなくて、その結果また最後尾に戻ることになった」

    オリバー・ベアマン ハースF1チーム

    序盤の不運から5位まで挽回
    この回避でベアマンは大きく順位を落としたが、セーフティカー中のピットストップが展開を好転させた。ステイアウトしたマシンを逆転し、そこから再び上位争いに加わった。

    「今年の2レースとも、オーストラリアと中国で、1周目の後にはほぼ最後尾まで落ちている。でも、僕たちは前進している。そしてその後のレース内容は本当に素晴らしかった」

    「僕はいくつかコース上でオーバーテイクも決めた。あの時点ではレーシングブルズより速かったし、アウディよりも速かった。それは力強かったし、マシンの感触も素晴らしかった。そしてセーフティカーのタイミングにも本当に恵まれた」

    「1周目の不運はあったけど、それはセーフティカーの素晴らしいタイミングである程度帳消しになったと思う。あの混乱のあと、ほぼ元の位置に戻れた。ピエールのすぐ後ろにいて、あそこは1周目の混乱の前に僕が走っていた位置だった」

    「それは本当に良かった。そのあとペースはすごく強かったし、トラフィックもクリアできた。正直、40周の予選ラップみたいな感覚で走っていたし、それは楽しかった」

    速さと展開を結果につなげた中国GP
    ベアマンにとって中国GPは、序盤の混乱を耐え抜いたうえで、レースペースの強さを結果に結びつけた一戦となった。接触寸前の危機を逃れた直後は最後尾近くまで落ちながらも、ペースと戦略の両面で挽回し切った点は大きい。

    開幕2戦を終えた段階で、ベアマンはすでに安定してポイントを積み重ねている。1周目の混乱さえ整理できれば、TGRハースF1チームにとってさらに大きな結果を持ち帰る可能性を示したレースだった。

  • ハースF1チーム 日本GPでVIPパドックパスが当たる企画

    ハースF1チーム 日本GPでVIPパドックパスが当たる企画

    ハースF1チームは、日本GPが開催される鈴鹿サーキットでの特別なレース体験が当たるプレゼント企画を開始した。抽選で選ばれた当選者1名と同伴者1名は、2026年F1日本GPの週末をチームの“インサイダー”として体験できる。

    このキャンペーンでは、通常では入手が難しい3日間のVIPパドックパスが提供され、チームエリアやピットレーンなど、舞台裏に近い場所からレースウィークエンドを楽しむことができる。

    さらに、ドライバーのオリバー・ベアマンとエステバン・オコンとの交流イベントも用意されている。

    提供される主な特典は以下の通り。

    ■ あなたとご友人のための3日間TGRハースF1チームVIPパドックパス
    ■ オリバー・ベアマン、エステバン・オコンとの交流会
    ■ 週末を通してピットレーンウォークへのアクセス
    ■ TGRハースF1チームの限定エリアや体験へのアクセス

    TGRハースF1チームは、この企画について「鈴鹿でのF1を、間近で、舞台裏から、そしてアクションの中心で体験できる特別な機会」だとしている。

    応募は専用フォームから行い、メールアドレス、氏名、電話番号などの情報を入力することで参加できる。応募者はTGRハースF1チームからのマーケティングコミュニケーションの受信およびプライバシーポリシーへの同意が必要となる。

    キャンペーン期間は3月5日から3月19日まで。当選者には後日メールで通知される予定だ。

    応募フォームはこちら

  • ハースF1チーム ベアマン5位の快走 小松礼雄「素晴らしいチームの成果」

    ハースF1チーム ベアマン5位の快走 小松礼雄「素晴らしいチームの成果」

    ハースF1チームは2026年F1第2戦中国GPで、オリバー・ベアマンが5位、エステバン・オコンが14位でフィニッシュした。

    ベアマンはオープニングラップでスピンしたアイザック・ハジャーに巻き込まれかけて順位を落としたものの、セーフティカーのタイミングを活かしてポジションを回復。その後はピエール・ガスリーやフランコ・コラピントらと激しいバトルを展開しながら上位に食い込んだ。

    一方のオコンはセーフティカー中にピットインしない戦略で一時3番手まで浮上したが、その後の展開で順位を落とし、終盤にはコラピントとの接触でペナルティを受けて再ピットを余儀なくされた。

    小松礼雄「素晴らしいパフォーマンスだった」
    チーム代表の小松礼雄は、ベアマンの結果とチーム全体のパフォーマンスを称賛した。

    「言葉が出ないほどだが、本当に素晴らしいパフォーマンスとチームの努力だったと思います。メルボルンでも言った通り、シンプルに自分たちのレースに集中し、前で何かが起きたときに最大限を引き出すことが重要でしたが、まさにそれができました」と小松礼雄はコメント。

    「オリーはハジャーの件で非常に不運でしたが、セーフティカーによってその不運が帳消しになりました。我々はこの5位を実力で勝ち取ったと本当に思っていますし、それは一夜にして得られるものではありません。過去数年の積み重ね、昨年の並行開発、シェイクダウンの成功、そして日々の学びの成果です」

    「エステバンも非常に良いレースをしていましたが、ピットストップでのミスによって本来いるべきではない位置に落ちてしまいました。それがなければ彼もポイント圏に入っていたと思います」

    「ダブル入賞ができれば最高でしたが、今回の結果で我々が何を達成できるかは示せました。日本GPではそれを目指していきます」

    「このチームが日々成長し、マシンを理解し、このレギュレーションから最大限を引き出している姿を見ることができてとても誇りに思います。全力で取り組んでいる全員に、この結果を届けられることが本当にうれしいです」

    ベアマン「これ以上ないレースだった」
    5位でフィニッシュしたオリバー・ベアマンは、レース内容に満足していると語った。

    「素晴らしいレースだったし、これ以上は望めなかったと思う。このままこの勢いで進み続けたい」とベアマンはコメント。

    「1周目にハジャーが目の前でスピンして、レースが終わったと思った。あの時点では12番手まで落ちていた」

    「でもセーフティカーがちょうど良いタイミングで出てくれて、その運を活かすことができた。今日はマシンの速さも非常に良くて、本当にうれしい」

    ハースF1チーム

    オコン「自分のミスだった」
    14位でフィニッシュしたエステバン・オコンは、終盤の接触について自身の判断ミスだったと認めた。

    「ハードタイヤでのペースを見れば、非常に良いレースができていたと思う。ポイント圏内にいた中でセーフティカーやバーチャルセーフティカーのタイミングが悪く、2戦連続で流れが向かなかった」とオコンはコメント。

    「フランコとの接触は自分のミスで、ギャップの見極めを誤ってしまった。それまでのバトルは良かっただけに、ああいう形で終わってしまったのは残念だ」

    ハースF1チームはベアマンの5位入賞という大きな成果を得た一方で、オコンは不運とミスが重なり結果を残せなかった。それでもチームはパフォーマンスの高さを示しており、日本GPでのさらなる上位進出が期待される。

  • ハースF1チーム 中国GP予選 ベアマンQ3進出 小松礼雄「2台トップ10目標」

    ハースF1チーム 中国GP予選 ベアマンQ3進出 小松礼雄「2台トップ10目標」

    ハースF1チームは2026年F1中国GPのスプリントと予選でポイント争いに加わる走りを見せた。スプリントではオリバー・ベアマンが終盤までポジションを守り8位でフィニッシュし、1ポイントを獲得。エステバン・オコンも10位でフィニッシュし、接戦の中団争いに加わった。

    予選ではベアマンがQ3進出を果たして10番手を獲得。一方のオコンはQ2終盤のアタック中にダブルイエローフラッグが出された影響でラップを完了できず、13番手に終わった。

    小松礼雄『トップ8フィニッシュは良い結果』
    ハースF1チーム代表の小松礼雄は、スプリントでのポイント獲得を評価した。

    「今朝のスプリントではトップ8でフィニッシュできたのは本当に良かったです。レース内容もとても良かったと思います」

    「グレイニングの面ではハードタイヤの方が明らかに有利でしたが、そのタイヤを履いていたローソンにだけ先行された形でした」

    「僕たちはいわゆるビッグ3の後ろに位置していて、チームとして非常に良い仕事ができたと思います」

    「予選では今回も良いクルマがあると分かっていたので、とにかくクリーンにセッションを進めることに集中しましたし、それはできたと思います」

    「Q2ではエステバンがイエローフラッグで本当に不運でした。あれがなければQ3に進めた可能性は十分あったと思います」

    「オリーに関しては、Q3でレッドブル2台を上回るポテンシャルもあったと思います。P10で満足できないのは良いことだと思いますが、それが今の僕たちの位置です」

    「明日の目標は2台ともトップ10に入ることです。そのためのスピードも能力もあると思っています」

    ベアマン『Q3進出は励みになる』
    オリバー・ベアマンは、スプリントでのポイント獲得と予選の内容に手応えを示した。

    「スプリントではミディアムタイヤのデグラデーションが本当に激しかった。正直セーフティカーが出た時は終わったと思った」

    「ハードタイヤのドライバーが2〜3台いて本当に速かったが、実際には少しグリップとペースを取り戻すことができ、リスタート後もポジションを守ることができた。P8でフィニッシュしてチームにポイントを持ち帰れたのはとても嬉しい」

    「予選にも満足している。クルマには良いペースがあった」

    「ただ最終的にQ3ではラップタイムの面で最後の一歩が足りなかった。限界まで攻めるほどグリップが増してクルマのバランスが変化し、その状態で最大限を引き出すのに少し苦労した」

    「それでもQ3に来られたのは励みになるし、明日のレースはとても楽しみだ。チームとしてこれからもポイントを取り続けたい」

    ハースF1チーム 中国GP

    オコン『イエローフラッグでラップを完了できなかった』
    エステバン・オコンは、Q2終盤のダブルイエローフラッグによってタイム更新のチャンスを失ったと語った。

    「全体としてスプリントはかなりポジティブな内容だった。コース上で順位を上げることができたのはとても良かった」

    「セーフティカーのタイミングでマックスが別の戦略を取って前に出たが、僕たちのタイヤは他のクルマよりデグラデーションが少なかったと思う」

    「ただスタートポジションが不利だったことが大きかった」

    「予選では最後のラップでイエローフラッグが出てしまい、残念ながらタイムを更新することができなかった。あれはかなり影響が大きかった」

    「イエローフラッグが出る前のラップではタイムを更新していたので、最適な状況ではなかった」

    「クルマにはまだパフォーマンスが残っているし、スプリントのようにレースではポジションを上げられると思う。明日どうなるか見てみたい」

    ハースF1チームはスプリントでのポイント獲得と予選でのQ3進出を果たし、中団争いの中で確かな存在感を示した。決勝では2台そろってトップ10フィニッシュを狙う。