カテゴリー: ハースF1チーム

  • ロマン・グロージャン、最終戦欠場は「皮膚移植のリスクを避けたかった」

    ロマン・グロージャン、最終戦欠場は「皮膚移植のリスクを避けたかった」

    ロマン・グロージャンは、F1キャリア最後のレースとなるはずだった今週末の最終戦アブダビGPを欠場することによって長期的な健康を守ることができると語った。

    F1バーレーンGPでマシンが炎上する大クラッシュから生還し、F1サヒールGPを欠場したロマン・グロージャンは、F1アブダビGPで火傷を負った手でハースF1のコックピットに戻るのではなく、スイスに帰国するという“最も困難だが賢明”な決断を下した。

    帰国を前にロマン・グロージャンは「パドックに別れを告げた」と France 2 に語った。

    「ゲートでパスをスキャンして、『F1ドライバー』の下に自分の名前が表示されるのはおそらくこれが最後だと思った」

    「僕の左手はまだひどく火傷しているので、アブダビにはいない。安全ではないし、皮膚移植は避けたい。でも、来年はパドックに戻って友達に会いに来るよ」

    一部では、F2チャンピオンを獲得した来季のハースF1のドライバーであるミック・シューマッハが、ロマン・グロージャンの代役を務めるとの噂もあったが、チームはピエトロ・フィッティパルディが再びマシンに戻ることを発表している。

    F1のレジェンドであるエマーソン・フィッティパルディの孫であるピエトロは、F1サヒールGPを最下位でフィニッシュして後、「最近ではF1に到達するのはとても難しいけど、これで僕はF1レースを終えたと言うことができる」と語った。

    来年、チップ・ガナッシからIMSAスポーツカー選手権に参戦することが決まってるハースF1のレギュラードライバーのケビン・マグヌッセンは、2020年のチームノマシンは「フィールドで最も遅いのは間違いない」と語った。

  • ロマン・グロージャン、最終戦F1アブダビGPの欠場を発表

    ロマン・グロージャン、最終戦F1アブダビGPの欠場を発表

    ハースF1のロマン・グロージャンは、先週末のF1バーレーンGPの大クラッシュで負った火傷の治療を続けるためにスイスに帰国することを決断。したがって、2020年のF1世界選手権の最終戦となるF1アブダビGPを欠場することが決定した。

    今週末のF1サヒールGPでロマン・グロージャンの代役を務めているリザーブドライバーのピエトロ・フィッティパルディが、F1アブダビGPでもケビン・マグヌッセンと組んで再びハースのF1ドライバーを務める。

    今季限りでハースF1を退団することが決定しているロマン・グロージャンは、F1アブダビGPに出場することを望み、退院後にジムでトレーニングを行っていたが、長期的な健康を危険に晒す場合は欠場も視野に入れいていることを明らかにしていた。

    「アブダビで最後のレースをすることができず、そこにチームと一緒にいられないのはとても悲しいことだ」とロマン・グロージャンは語った。

    「僕たちは医者と一緒にできる限り手の回復と修復に努めてきたけど、レースのリスクは僕の回復と健康にとって大きすぎる」

    「だから、僕はレースをしないという決定をした。これは僕の人生で最も難しい決断の1つだけど、明らかに最も賢明な決断の1つだ。チームが恋しいけど、これまでと変わらず彼らをサポートしていく」

    ロマン・グロージャンにとって先週末のF1バーレーンGPが最後のグランプリとなることを意味する。ハースがF1に参戦して以来、98回目のレースだった。

    「ロマンがハースF1チームとの最後のレースを逃すことを当然のことながら非常に残念に思う」とハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは語った。

    「しかし、我々は皆、彼が先週の日曜日の事件からの治療と回復に関して最善の行動をとらなければならないことに同意している」

    「ロマンは過去数日間、並外れた勇気と驚くべき精神を示してきた。我々はアブダビでVF-20のコックピットに戻ることをどれほど強く望んでいたかを知っている。そして、我々全員が彼もそこにいてほしいと思っていた

    ギュンター・シュタイナーは、ロマン・グロージャンがハースF1チームために行ってきた仕事を賞賛。グロージャンはチームのデビュー戦で最初のポイントを獲得し、チームの発展の重要な部分を占めてきた。

    「ロマンは初めから我々のF1プロジェクトを信じていた。彼は、我々がマシンを作る前に我々のためにドライブすることを約束してくれた」とギュンター・シュタイナーは付け加えた。

    「F1の若いチームとして我々が今の状況を達成するために彼が注いでくれた決意と真摯な努力に疑いの余地はない。我々はその信念とコミットメントに永遠に感謝する」

    「そういった資質、彼の意欲と野心が彼の回復を助けると確信している。ジーン・ハースと私、ハースF1チーム全体の運営を代表して、ロマンが元気になり、完全な健康状態に戻ることを願っている」

  • ハースF1代表 「ニキータ・マゼピンのスーパーライセンスは心配していない」

    ハースF1代表 「ニキータ・マゼピンのスーパーライセンスは心配していない」

    ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、まだF1スーパーライセンスのポイント基準に到達していないニキータ・マゼピンと契約したことを心配してはいないと語る。

    ロシアの億万長者ドミトリーの息子であるニキータ・マゼピンは、現在、F2でランキング3位につけている。最終戦を終えてランキング7位以内に入っていれば、F1ドライバーになるために必要な40点のスーパーライセンスを満たすが、もし8位に転落した場合はその資格を失う。

    しかし、ギュンター・シュタイナーは心配していないと語る。

    「ニキータとの交渉を始めたときはもちろん、FIAとライセンスについて話し合った。現在、彼が必要なポイントを獲得できない可能性は非常に低いので、心配する必要はない」とギュンター・シュターナーは語った。

    「緊急のシナリオもあるが、彼は必要なポイントを獲得できると確信している。そうすれば、このような質問はこれ以上なくなる」

    ギュンター・シュタイナーが言う“シナリオ”はFIAの免除であると考えられている。特にFIA(国際自動車連盟)は新型コロナウイルスのパンデミックの中で寛大さを示すと述べている。

    21歳のニキータ・マゼピンも心配していないようだ。

    「重要なことは、F1の準備ができていることだ」とニキータ・マゼピンは語った。

    FIA-F2は残り2レース。最終戦のポールポジションは角田裕毅が獲得し、残りは42ポイント。161ポイントでランキング3位のニキータ・マゼピンとランキング8位の周冠宇(125.5ポイント)との差は36.5ポイントとなっている。

  • BELL 「ロマン・グロージャンのヘルメットバイザーは溶けてなどいない」

    BELL 「ロマン・グロージャンのヘルメットバイザーは溶けてなどいない」

    ロマン・グロージャンにヘルメットを供給するBELLは、F1バーレーンGPでのマシン火災のなかでヘルメットバイザーが“溶けていた”とする報告を否定。“完全に問題なかった”と反論した。

    ロマン・グロージャンの恐ろしい事故現場に駆け付けたF1チームメディカルオフィサーのイアン・ロバーツは、グロージャンのバイザーが「完全に不透明になっており、実際には溶けていた」と語っていた。

    しかし、ロマン・グロージャンのヘルメットのサプライヤーであるBELLはそれを否定。CEOを務めるステファン・コーエンは、彼らの製品の性能に欠陥はないと主張した。

    ステファン・コーエンは、ロマン・グロージャンのヘルメットを検査したところ、「そのような状況で期待されたとおりに機能していた」と語った。

    「耐火性に関しては、すべてが正常に動作していた。バイザーは完全に問題なかった。溶けたのは、バイザーの外側に貼り付いていたティアオフだけだった。それにより、特に火事が発生したヘルメットの左側で、バイザーが非常に不透明になっていた」

    ヘルメットは、1976年のニュルブルクリンクでの大クラッシュでニキ・ラウダが受けた肺の損傷からロマン・グロージャンを保護するのにも役立った。

    ステファン・コーエンは、BELLのヘルメットががその点でどのように機能していたかを「非常に誇りに思っている」と述べ、次のように付け加えました。

    「静止状態で、ヘルメットの外側から内側への空気の循環はほとんどない。これは我々におって非常に重要なエリアだ」

    「ベルとして、我々は標準的な満たすだけでなく期待を超えていると誇らしげに言うことができる」

    「この種の事故では、25秒以上火の中にいると、肺に損傷を与える高温のガスや蒸気の煙を吸い込む傾向がある。そして、それは起こらなかった。ヘルメットの中には何も入っていなかった」

    「我々はそういった予期しない状況でのヘルメットの性能に非常に満足している」

    ロマン・グロージャンのヘルメットの性能は、一見、生き残ることが不可能に見えたクラッシュから彼が生還することができた理由の1つにすぎない。

    現在、FIAは他の証拠とともに、何が起こったのかを正確に検証し、将来のクラッシュでドライバーを安全に保つためにさらに改善するために研究を進めている。

    「コミュニティとして、FIA、ヘルメットメーカー、そして、安全に関わるすべての人が、大幅な減速があったものの、ロマンにずっと意識があったことを誇りに思う」とステファン・コーエンは語った。

    「誰もが知っているように、彼は衝撃にノックアウトされず、マシンから降りることができた。彼が無意識だったらどうなっていたか想像できるだろうか? まったく違う結果になっていただろう」

  • ロマン・グロージャン、休養を示唆 「クラッシュで僕の人生観は変わった」

    ロマン・グロージャン、休養を示唆 「クラッシュで僕の人生観は変わった」

    ハースF1チームのロマン・グロージャンは、先週末のF1バーレーンGPの大クラッシュで人生観が変わったとし、2021年はレース活動を休止する可能性を示唆した。

    ロマン・グロージャンは、F1バーレーンGPのオープニングラップでダニール・クビアトと接触した後、ターン3のバリアに突っ込んだ。真っ二つに分断されたマシンはガードレールを突き破って炎上したが、グロージャンは奇跡的に脱出した。

    ロマン・グロージャンは、クラッシュはほぼ自分の責任だったと認める。

    「速すぎたけど、クビアトに接触したかどうかは分からなかった」と水曜日に退院したロマン・グロージャンは語った。

    「彼のことは見えなかった。彼が行く手を遮ったことには腹が立ったけど、彼はターン1の出口から僕の死角にいた。僕は他の人よりも早くコーナーから立ち上がっていたで、ミラーを2度見た」

    「左側にデブリがあったので右側に位置取りした。僕にとって、そこには誰もいなかった。軽い接触だったけど、その後、バリアと衝撃した。目を閉じていた」

    「すぐに火災から抜け出せないことに気づき、『ニキ・ラウダのようになってしまう』と考えたことをはっきりと思い出せる」

    「全部がオレンジ色だったのでとても不思議だったけど、ティアオフのプラスチックに火がついて燃えているのがわかった」

    「脱出しようとしたけど、できなかった。でも、そんなことは無理だと自分に言い聞かせた。このような形で終わることはできないとね。もう一度試みたけど、まだ引っかかっていた。もう一度座った。死が迫っていることがわかってとても不思議な瞬間だった」

    「最初にどの部分が燃えるのか、それはやばいかと疑った。僕の頭は53Gの衝撃で明らかに少し呆然としてた。でも、左足がペダルの下に引っかかっていたので、狂ったように引っ張った」

    「まだ死ねないと自分に言い聞かせ、手を火の中に入れて、手袋が真っ黒になり、痛みを感じた。手が焼けているのが分かったけど、それが生きるための解決策だった」

    ロマン・グロージャンは、メディカルセンターでFIAのジャン・トッド会長から自分の妻に電話するために電話番号を聞かれたときに「痛みから震え始めた」と語った。

    病院を出た今、ロマン・グロージャンはクラッシュ映像を見ることは「問題はなかった」と語り、F1は今回の事故から教訓を学ぶ必要があると語った。

    「なぜ手袋がこんなに早く燃えたのか、なぜヘッドレストが外れて僕をブロックしたのかを理解する必要がある。そこは改善することができる」とロマン・グロージャンは語った。

    「でも、ヘルメット、アンダーウェア、オーバーオールは素晴らしかったし、それが私を救ってくれた。また、なぜあのようにバリアが開いたのかを理解する必要がある。ジャンからはFIA一緒に行って彼らと働くよう頼まれている」

    ロマン・グロージャンは、月曜日の朝にセバスチャン・ベッテルが病院でにお見舞いに来たこと明かした。

    「僕たちはお互いにスチュワードを訓練する必要があると言った。おそらくどこでも同じことだ」

    「僕を救ったのはプロの軍の消防士だ。この紳士は彼が何をしすればいいかを正確に知っていて、僕を救ってくれた」

    最後に、ロマングロージャンは2021年にインディカーへの転向を考えていたことを認めたが、事故に遭い、今の唯一の優先事項はアブダビでレースをして自分の気持ちを評価することだと認めた。

    「自分に何ができるのか、それでもやりたいのか、情熱がまだ残っているのかを知りたい」とロマン・グロージャンは語った。

    「僕の疑問は、こののような事故が再び起こる可能性があるかどうかではなく、愛する人にこのようなことを二度と経験させたくないということだ」

    「1週間前、1年の休暇を取ることは不可能に思えた。今日、カイトサーフィンをしたり、自転車に乗ったり、子供たちに会ったり、楽しんだり、美味しいワインを飲んだりできると自分に言い聞かせている。このクラッシュは僕の人生観を永遠に変えた」

  • ハースF1代表 「マゼピンはF2でランキング3位、角田裕毅は5位だ」

    ハースF1代表 「マゼピンはF2でランキング3位、角田裕毅は5位だ」

    ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、2021年以降のドライバーとしてニキータ・マゼピンと複数年契約を結んだ契約を擁護。レッドブルがF1デビューさせようとしている角田裕毅のFIA-F2での成績を引き合いに出した。

    ハースF1チームは、12月1日(月)にニキータ・マゼピンとの契約を正式発表。翌日にはミック・シューマッハとの契約も発表し、2021年のF1世界選手権では2人のルーキーを起用することが確定した。

    だが、ニキータ・マゼピンのバックにはロシアの大富豪であるドミトリー・マゼピンがついているため、実力ではなく、資金力でシートを得たに過ぎないとの批判が止むことはない。

    そのような意見について、ギュンター・シュタイナーは「マゼピンはF2で3位であり、角田裕毅は5位だ」と挑発。

    「レッドブルは角田裕毅をF1で起用したいと思っている。私は彼らが何か間違ったことをしているとは思わない。そして、私はニキータに関しても何も間違ったことはしていない」

    ニキータ・マゼピンは、裕福な父親のおかげで“ペイドライバー”として評判が消えることはない。父親の会社であるロシアの大手肥料会社ウラルカリは、昨年レーシング・ポイントを購入しようとして失敗した

    しかし、ギュンター・シュタイナーは、ドミトリー・マゼピンがハースF1チームを購入することを否定している。

    「チームは売りに出されていないので、買えるものは何もない」とギュンター・シュタイナーは主張する。

    批評家は、ドミトリー・マゼピンは息子のキャリアを経済的に後援することで有名であると指摘している。これには、ニキータ・マゼピンのアブダビでの若手ドライバーテストのシートを“購入”することも含まれている。

    「私はマゼピン氏としばらく連絡を取り合ってきた。彼はF1でよく知られている」とギュンター・シュタイナーは語った。

    「昨年はニキータについて状況はどう進んでいるか話し合った。交渉には少し時間がかかったが、プレッシャーはなかった。ドライバーを変更することを決定したとき、我々は彼のことを思い出したし、今は彼は我々と一緒にいる」

    「外部から見れば、状況は実際よりも複雑に見えると思う」

    ギュンター・シュタイナーは、ウラルカリがハースF1チームのスポンサーになる可能性があることを否定していない。

    「ハースはF1で名を馳せているが、もちろん商業パートナーを探している」とギュンター・シュタイナーは認める。

    「ドミトリー・マゼピンには会社があるので、すべてがうまくいき、彼が我々を後援してくれるというならば、駄目な理由はないだろう」

  • ハースF1代表 「ミック・シューマッハに決定したのはフェラーリ」

    ハースF1代表 「ミック・シューマッハに決定したのはフェラーリ」

    ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、2021年に3人のアカデミードライバーの中からミック・シューマッハを同チームでデビューさせることを決定したのはフェラーリだと明かした。

    ハースF1チームは12月3日(水)にミック・シューマッハと複数年契約を結んだことを発表。7回のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハの息子であるミックの2021年のF1デビューが決定した。

    「もちろん、世界中で多くの注目を集めているし、我々はそれをうまく処理しなければならない」とギュンター・シュタイナーは語った。

    ハースF1は、フェラーリと緊密な技術提携を結び、パワーユニットだけでなく、ギアボックスやサスペンションなどレギュレーションで許されるあらゆるパーツを購入している。その一環として、2つのシートのうちのひとつをフェラーリに差し出した。

    ギュンター・シュタイナーは、カラム・アイロットやロバート・シュワルツマンではなく、ミック・シューマッハを起用するという決定は決して当然の結論ではないと述べた。

    ギュンター・シュタイナーは、オーナーであるジーン・ハースが2人のルーキードライバーを起用することを承認したことでF2からドライバーを探し始めたと語った。

    「F2で走っているドライバーを起用したかった。それ以下のクラスは私としてもあまりに危険だった」とギュンター・シュタイナーはコメント。

    「フェラーリとのコラボレーションの結果として、当然マッティア・ビノットと話をした」

    「彼がジュニアドライバーたちとどのようなことをしているのか、そして、彼らのうちの1人を獲得できるかどうか尋ねた」

    「しかし、その時点では名前については話し合われていなかった」

    ギュタンー・シュタイナーは、今後“彼らの経験をどのように生かしていくか”を含め、フェラーリとのドライバーのコラボレーションについて魅了されていると語る。

    「我々は何かを試す勇気があることも示している」とギュンター・シュタイナーは付け加えた。

    「だが、F2からステップアップしてくるドライバーたち、10年前よりも準備が整っている。コロナの制限があるため、私はまだミックと多くの時間を過ごしていないが、彼は非常に礼儀正しく成熟した若者だ。そして、最も重要なのは非常に速いことだ」

    ギュンター・シュタイナーは、当初チームオーナーのジーン・ハースはオールルーキーの計画について「懸念を抱いていた」が、最終的にはチームが「長期戦略」を追求する必要があることに同意してくれたと語うr。

    「コンコルド協定が調印され、継続することが明確になった後、2018年からどのようにしてかつての状態に戻すことができるかを考えた」とギュンター・シュタイナーは語った。

    「2歩前進するために1歩後退しなければならないこともある」

  • ロマン・グロージャン、バーレーンのパドックに感動的な帰還

    ロマン・グロージャン、バーレーンのパドックに感動的な帰還

    ハースF1のロマン・グロージャンは、恐ろしいクラッシュからの奇跡的な脱出から4日後にバーレーン・インターナショナル・サーキットのパドックに戻ってきた。

    ロマン・グロージャンは、F1バーレーンGPのオープニングラップでターン3のバリアに高速で突っ込み、マシンはバリアを突き破って2つに分断され、グロージャンが乗ったフロントエンドは炎上。

    ロマン・グロージャンは奇跡的にマシンから脱出。バーレーンの病院で両手に負った火傷の治療を受けた後、3日間の入院を経て水曜日の朝に退院した。

    今週もバーレーン・インターナショナル・サーキットではF1サヒールGPとしてレースが開催されるが、10月にハースF1を去ることが決定しているロマン・グロージャンは欠場し、リザーブドライバーのピエトロ・フィッティパルディが代役を務める。

    木曜日、ロマン・グロージャンは、手に包帯を巻いたままパドックに戻り、チームのとの時間を過ごし、事故現場に最初に到着して救出にあたったFIA医師のイアン・ロバーツやメディアルカーのドライバーであるアラン・ファンデル・メルウェらと再会した。

    左足首を捻挫したことで脚を引きずって歩くロマン・グロージャンには、バーレーン入りした妻のマリオンが付き添った。

    木曜日にロマン・グロージャンと時間を過ごしたチームメイトのケビン・マグヌッセンは、最終戦でグロージャンがレースに復帰することを熱望していると述べた。

    「すべてのことを考慮すれば、彼が無事で本当に良かった。彼が経験したことを考えれば、彼の精神力は信じられないくらいだ」とケビン・マグヌッセンはコメント。

    「すべてが恐ろしい経験だった。もちろん、彼は比較的無傷で生き残ったのでハッピーエンドだった。信じられないくらいのね」

    「本当に目が覚めたよ。特に、とてもよく知っていて、気にかけている人だからね。チームメイトとして4年間、ロマンとは非常に緊密に協力してきたからね」

    「彼は全部のことに対して非常にポジティブで反省的であり、それについてかなり強いように思う」

    「日曜日のレースの直後、文字通り彼があのシーンから脱出した数時間後に彼に会いに行った、そして、すでに彼は車に戻りたいと話していた。彼に脱帽だ」

  • ケビン・マグヌッセン、2021年はチップ・ガナッシからIMSAに参戦

    ケビン・マグヌッセン、2021年はチップ・ガナッシからIMSAに参戦

    現在、ハースF1のドライバーを務めるケビン・マグヌッセンが、2021年はチップ・ガナッシ・レーシングからIMSAスポーツカー選手権に参戦することが発表された。

    ハースF1チームは、2021年にニキータ・マゼピンとミック・シューマッハというオールルーキーラインナップを起用することを決定。チームを放出されるケビン・マグヌッセンは、来年アメリカでレースをするという選択肢を検討していることはすでに知られていた。

    すでに先月の段階でケビン・マグヌッセンが、2021年シーズンにプロトタイムレースに復帰するチープ・ガナッシ・レーシングに加入してIMSAに参戦するという噂は広まっていた。

    2019年にフォードがプログラムを終了して以来、参戦を停止していたチップ・ガナッシ・レーシングだが、2021年からはシリーズのトップカテゴリーにキャデラックDPi-VRで参戦することを発表していた。

    チップ・ガナッシ・レーシングは12月4日(木)はDPiラインナップで発表。2度のデイトナ24時間ウィナーであるレンガー・ヴァン・デル・ザンデとともにケビン・マグヌッセンと2021年シーズン全体の契約を結んだことを発表した。

    「世界中のどこかでプロのレースに参加しているならば、チップ・ガナッシという名前がモータースポーツで何を表しているかは分かっていると思う」とケビン・マグヌッセンはコメント。

    「チップは、トラック内外で最高のレーシング組織を構築してきた。歴史を振り返ると、特にスポーツカーレースに関連する素晴らしい成功の記録を見ることができる」

    「僕自身にとって、チップ・ガナッシ・レーシング、レンジャー、そして、キャデラックとチームを組む絶好の機会だ。チームに会って、2021シーズンの準備を始めるのが待ち切れない」

    レンガー・ヴァン・デル・ザンデは「僕が聞いているなかで傑出していると思うのは、元ドライバーとしてチップが常に自分がドライブしたいと思うようなチームを作り、構築することを望んでいたということだ」と付け加えました。

    「彼は確かにそれをやってきたし、世界中の多くのシリーズにわたる結果自身がそれを物語っている」

    「ケビンと僕は控えめに言っても興奮しているし、デイトナで2021年シーズンを開始する準備ができていると思う」

    チップ・ガナッシ・レーシングは、耐久イベントの追加ドライバーに関しては」後日、発表する」と述べた。

    報道では、チップ・ガナッシからインディカーに参戦するスコット・ディクソンが、残りの2つのシートのうちの1つを占めることになると伝えられている。

    2021年のIMSAシーズンは、1月30・31日にデイトナで開幕する。

  • ピエトロ・フィッティパルディのF1スーパーライセンスは?

    ピエトロ・フィッティパルディのF1スーパーライセンスは?

    ピエトロ・フィッティパルディは、前戦F1バーレーンGPでマシンが炎上するクラッシュを喫したロマン・グロージャンの代役として今週末のF1サヒールGPでハースF1チームからF1デビューを果たす。

    しかし、ピエトロ・フィッティパルディの記録を一目すると驚くべき詳細が明らかになる。彼は過去3年間の大会で1レースも勝っていない。

    では、ピエトロ・フィッティパルディは、F1でのレースを許可されるために必要な40点のF1スーパーライセンスポイントをどのように蓄積することができたのか?

    24歳のピエトロ・フィッティパルディは、今年ハースF1の2人の公式リザーブドライバーの1人を務めており、もう1人のルイ・デレトラズは今週末はF2のレースがある。

    ピエトロ・フィッティパルディは、2020年はバーチャルレースを除いてほとんどレースをしていない。しかし、彼は今年初めにF3アジアンシリーズに出場し、F1レースに出場するために必要な最後のスーパーライセンスポイントを集めることに成功していた。

    ピエトロ・フィッティパルディは、2017年に毎ラウンド8名のドライバーだけという弱体化していたワールドシリーズ・フォーミュラV8 3.5でチャンピオンを獲得してF1スーパーライセンスを獲得するための最初の最大の一歩を踏み出した。このシリーズは、ルノーがその2年前に撤退するまでフォーミュラ・ルノー3.5として知られていた。

    シーズン中、FIA(国際自動車連盟)は、翌年のフォーミュラV8 3.5のチャンピオンに授与されるF1スーパーライセンスポイントが20ポイントに削減されると発表した。しかし、シリーズはそれ以前に崩壊。ピエトロ・フィッティパルディは最後のチャンピオンになり、貴重な35点のF1スーパーライセンスポイントを獲得した。

    2018年、ピエトロ・フィッティパルディは、インディカーとFIA 世界耐久選手権に並行して参戦する。しかし、インディカーのレースを1回だけスタートし、フェニックスのオーバルで23位でフィニッシュした後、スパ6時間のプラクティス中に足を骨折するクラッシュに見舞われ、スーパーライセンスポイントを追加するチャンスを犠牲にした。

    クラッシュの前に、ピエトロ・フィッティパルディはすでにチームでの役割についてハースF1と話し合っていた。そして、11月、彼は2019年のハースF1のテストドライバーの1人として発表された。

    2019年は競争が激しいDMTにアウディから参戦。だが、わずか6ポイントの獲得でランキング15位でシーズンを終え、2年連続でF1スーパーライセンスポイントを加算することができなかった。

    しかし、12月に開催されたFIA世界モータースポーツ評議会の会議で重要な判決が下される。彼らは、ピエトロ・フィッティパルディが2017年に獲得したポイントをクラッシュした年である2018年に移すリクエストを承認した。それがF1デビューのために必要なポイントを獲得する機会を広げた。

    2019-20年のオフシーズンに参戦したF3アジアシリーズは、有益な機会を提供した。2017年にフォーミュラV8 3.5のタイトルを獲得したときよりも遅いマシンで、ピエトロ・フィッティパルディはF1スーパーライセンスポイントのしきい値に到達するためにランキング5位以内でシーズンを終えればよかった。

    しかし、うまくは始まらなかった。技術的な問題で第1戦のセパンではノーポイントに終わった。第2戦ドバイでは2レースを7位で終えた後、笹原右京との接触でフロントウイングにダメージを負ったことが原因でノーポイントで終わった。第3戦ヤス・マリーナで、フィッティパルディは4位、5位、5位でレースを終えた。

    15レース中9レースが終了した時点で、ピエトロ・フィッティパルディはランキング6位になり、4点のF1スーパーライセンスポイントという状況だった。だが、まだ合計で39ポイントであり、あと1ポイント足りなかった。

    その後、予期せぬことが起こった。新型コロナウイルスの世界的な大流行だ。

    ポイントランキングをリードしていたデブリン・デフランチェスコは、新型コロナウイルスへの懸念を理由にシリーズから撤退。同じくフィッティパルディの前にいたセバスチャン・フェルナンデスも撤退した。

    だが、第4戦セパンを4位、5位、5位で終えたピエトロ・フィッティパルディは、デブリン・デフランチェスコとセバスチャン・フェルナンデスが不在でも6位のままだった。

    だが、最終大会で、ピエトロ・フィッティパルディはついにシーズン初表彰台となる3位を獲得する。残りの2レースを4位と10位で終えてポイントを加算したことで、Wシリーズチャンピオンのジェイミー・チャドウィックに上回られたものの、デフランチェスコとフェルナンデス抜いてランキング5位に浮上した。

    これで6点のF1スーパーライセンスポイントを獲得したピエトロ・フィッティパルディは、晴れて合計41点となり、F1で走るために必要なしきい値を超えた。