カテゴリー: ティモ・グロック

  • ティモ・グロック (F1ベルギーGPプレビュー)

    ティモ・グロック (F1ベルギーGPプレビュー)

    ティモ・グロックが、F1ベルギーGPへの意気込み、スパ・フランコルシャンの印象を語った。

    ティモ・グロック (トヨタF1チーム)
    モナコと並んで、スパはお気に入りのトラック。スパでF1カーを走らせる事はそう快な気分で、このスポーツで得られるベストな感覚のひとつ。誰もが走行したいと夢見るサーキットの1つで、とても印象的なトラックだ。サーキットの走行は楽しいが、フラストレーションがたまるような思い出もある。

    2007年にはウォームアップ走行で、ほかの1台に押し出された。また、僕のキャリア最高のファイナルラップを決め、ポイント獲得ができたはずの去年はペナルティを受けた。全ては不運のためで、当然これを変えないといけない!去年は、天候が大きな鍵で、スパでは常に雨が降る可能性がある。しかし僕は、ドライコンディションでもウェットコンディションでもスパでは速いので、今週末が待ち遠しい。

    開催日程:2009年 F1 ベルギーGP

  • ティモ・グロック (F1ヨーロッパGPプレビュー)

    ティモ・グロック (F1ヨーロッパGPプレビュー)

    ティモ・グロックが、ヨーロッパGPが行われるバレンシア市街地コースの印象を語った。

    ティモ・グロック (トヨタF1チーム)
    市街地サーキットの走行は楽しく、おおむね得意としている。去年は、ひどい風邪をひき、完走するだけでも本当に大変だったので、バレンシアは難しいレースになり、それほど楽しめなかった。今年は、走行をしっかり楽しみ、2008年よりも良い成績でフィニッシュしたい。ここのコースでのオーバーテイクはとても難しいことが、去年の経験から分かっており、前回のハンガリーGPの状況に似ているが、予選が特に重要になるだろう。

    ブダペストでは、13番手グリッドスタートからトップ6入りしたので、今回の目標は出来る限り上位のグリッドをもぎ取り、決勝へうまくつなげることだ。夏期休暇中はリラックスした時間を過ごすと同時に、フィットネスも行った。レースのことを忘れたことがなく、ヨーロッパGPのレースへの準備も万全だ。

    開催日程:2009年 F1 ヨーロッパGP

  • ティモ・グロック F1ハンガリーGPを振り返る

    ティモ・グロック F1ハンガリーGPを振り返る

    ティモ・グロックが、F1ハンガリーGPを振り返った。グロックは13番手スタートから6位入賞を果たした。

    ハンガリーGPの6位には満足していますか?
    最終的な結果には満足している。特に、13番手からスタートしたことを考えればね。ハンガロリンクで7つも順位を上げるのは容易なことじゃないから、6位でフィニッシュできたことは、励みになる結果だ。何度かなかなか上手くいかないレースをした後でまたトップ6に戻れたのは良かったし、実際、これはマレーシアでの表彰台以降、僕にとって最高の結果でもあるからね。

    トップ6でレースを終えたのは意外でしたか?
    土曜日の時点ではこうした結果は予想もできなかったけど、でもチームは、ヤルノや僕と同じく、決してあきらめたりしないし、我々2人にポイント圏内でフィニッシュするチャンスをもたらすべく、本当に一生懸命仕事をしてくれた。我々のレース戦略は素晴らしかったが、それと同じくらい、僕のピットクルーも大きな賞賛に値する仕事をしてくれた。彼らは週末を通じて素晴らしい仕事をしてくれたし、特に土曜日は幾つかの修復が必要だったにも関わらず、短時間でその作業を終えてくれたんだ。日曜日のレースでの僕の2度のピットストップは完璧だった。激しく順位争いをしている時は、これがレース結果を大きく左右する。チームの全員が見事なチームワークを発揮することで我々はその褒美を手にすることができたんだ。

    現実的に見て、6位が可能な限り最善の結果だったのでしょうか?
    レース全体を通じて本当に僕のペースは速かったし、それに僕はヘイキ・コバライネンのすぐ後ろでフィニッシュしたわけだから、5位になれる可能性も間違いなくあったね。ただしこのコースでは、誰もが予想していた通り今回も何度か渋滞があったし、第1と第2スティントの終わりではそのせいで時間を失ってしまった。2度ともピットアウトしたキミ(ライコネン)が僕のすぐ目の前に入ってしまい、しかも彼の方が僕より燃料が多く、僕より遅かったんだ。僕の方が彼よりもかなり速く走ることができたんだけど、ハンガロリンクでは追い越しがなかなか難しいし、とにかく彼を追い越すことは不可能だった。あれがなければ間違いなくコバライネンを捉えて、5位になれたはずだ。レース終盤は、全体で5番目の最速ラップも記録し、速い周回を重ね続けて彼に追いついたものの、それでも彼を追い越すことはできなかった。

    レース中、どうやってあれだけ大きく順位を上げたのですか?
    みんなが知っている通り、ハンガロリンクでは追い越しがほぼ不可能だから、順位を上げようと思ったらレース戦略が非常に重要になる。僕はかなり良いスタートを切り、ルーベンス(バリチェロ)を追い越した。これで1周目の終わりに12位に上がったものの、この時点ではトップ6入りを考えることは難しかった。でも自分たちのレース戦略が、長い第1スティント中に順位を挽回する手助けになるはずだと自信を持っていたから、僕はとにかくバトルを続けて、速いラップタイムで周回を重ねていったんだ。

    その第1スティント中のクルマの感触は如何でしたか?
    言うまでもなくレースのスタート時はクルマがとても重かった。だからニュルブルクリンクと同じで、最初のピットストップは全ドライバーの中で最後の方だったんだ。最初のうちはクルマの扱いが難しかったが、その後、良いリズムで走れるようになり、僕の前後にいるクルマより重かったにもかかわらず、ラップタイムも速かった。ブリヂストンのスーパーソフトタイヤは非常に感触が良く、そのタイヤで長い周回を走ったにも関わらず、パフォーマンスは低下しなかった。だからクルマはまさに(コース状況やドライビングスタイルに)ぴったり合っている感じだったね。

    これから休暇に入るのは嬉しいですか? また、何をする予定ですか?
    しばらく休みを取れるのは良いものだけど、ただし僕はレーサーであり、F1カーをドライブするのが大好きだ。だからF1から離れることが嬉しいなんて、絶対に僕の口からは言えないね! 夏休み中の僕の優先事項は、とにかくリラックスすること、そして家族や友人たちと一緒に過ごすことだ。普段はそうしたことをする時間がほとんどないからね。少しの間、空港に足を運ばなくて済むのはきっとホッとするだろうし、とにかく十分に休養を取れるよう気を付けるつもりだ。シーズン終盤に向けてリフレッシュできるようにね。でも四六時中、休んでいるつもりはない。僕のフィジオ(理学療法士)と相談して、ある程度の身体トレーニングを計画済みなんだ。だから身体は良い状態に保てるだろうし、バレンシアで再びクルマに戻ることをとにかく念頭に置いておくつもりだ。

    ヨーロッパGPに向けて、抱負は如何でしょう?
    去年のバレンシアでは強さを発揮できた。もちろん今回もそうなることを願っているよ。パフォーマンスを改善したい部分は予選だ。というのも、この2、3戦ではそこが自分としてはやや不満だったからね。予選の1周のアタックでクルマとタイヤから最大限の性能を引き出すことができれば、間違いなく高い競争力を発揮できるだろうし、そしてそれがレースに向けて大きなチャンスをもたらしくれるからね。僕の目標は、いつもと同じく、可能な限り多くのポイントを獲得することだ。去年の7位よりも上位でフィニッシュできればいいね。

  • ティモ・グロック:F1ハンガリーGPテクニカルプレビュー

    ティモ・グロック:F1ハンガリーGPテクニカルプレビュー

    昨年のハンガリーGPでの表彰台獲得について教えてください。
    F1で初めて表彰台を獲得したあの時は、僕にとって本当に特別な瞬間だったし、最前列で戦えたことも最高だった。全ての要素がうまく一つにまとまり、完璧な結果に繋がったんだ。あれはホッケンハイムでのアクシデントの直後のレースだったから、僕があれほどの競争力を発揮できたことに驚いた人もいたはずだ。でも、実際にはホッケンハイムが転換点だったんだ。というのも、僕のためにチームがクルマを本当に良い状態に仕上げていたからね。その後のブダペストでの素晴らしい結果は、シーズン後半の好調の始まりだった。

    F1で初めて表彰台を獲得したことは、あなたにとってどういう意味がありましたか?
    あの感触を大いに楽しんだよ。キャリアを通じてずっと頑張って成し遂げようとしていたことが、まさにあれだったからね。2004年末にF1から離れた時、再びF1に戻るのはかなり難しいと思ったけど、僕は絶対にあきらめなかったし、そのチャンスを得るべく、チャンプカーとGP2に自分の力の全てを注いだんだ。でも、F1への復帰は単なる始まりで、ハンガリーで2位を獲得し、表彰台に立った時は最高の瞬間だった。あれには本当に満足できたし、最高の気分だったね。これから更に、何度もあれと同じことができるように頑張るよ!

    あれが、あなたのここまでのF1キャリアの中で最高のパフォーマンスと言えますか?
    昨シーズンの最高の結果はあれだったが、その他の幾つかのレースでのパフォーマンスもとても誇りに感じている。特に4位入賞したシンガポールとカナダがそうだし、それ以外にも結果はそれほど良くなかったかもしれないが、自分の走りとしてはかなり良かったレースもあった。今年はマレーシアGPで再び表彰台に上がっているから、これも僕の最高のパフォーマンスの一つだ。表彰台を獲得したレースは、いずれもキャリアのハイライトと言えるね。

    初めての表彰台はその後の表彰台と比べて何か特別なものなのでしょうか?
    初めての表彰台はある意味では他よりも特別だ。初表彰台は1回しかないし、それにその時は比較するものがないからね。でも、最大限のパフォーマンスをして、本当に素晴らしい結果を達成した時はいつだって最高の気持ちになる。今年のマレーシアGPでの3位も最高だったよ。あれはチームのみんなの素晴らしい努力の結晶だったからね。次の表彰台獲得も、かなり特別なものになるのは間違いないと思う。

    ハンガリーではたいてい好成績を残していますよね。これはなぜなのでしょう?
    2004年にF1テストドライバーとして金曜日のフリー走行を走った時から、ハンガリーでは常に速さを発揮できている。初めて走ったセッションでも速かったし、それはGP2に戻った時も変わらなかった。2006年のGP2では2位と5位だったが、翌年は本当に運がなかった。予選でポールポジションを獲得したのに、ピットストップでホイールに問題が生じてレースが台無しになってしまった。しかも第2レースでは表彰台を争っていたのに、クルマに機械的な問題が生じてしまったんだ。だから結果という点から言えば、ブダペストは僕にとって平均的なコースだが、あそこに行くと常に競争力を発揮できているのも確かだ。ドライバーにとってはかなり難しいサーキットだけど、とにかく走っていて楽しいんだ。まるでF1カーでカート用のコースを走っているみたいなんだ!

    ハンガロリンクはTF109に合っているでしょうか?
    そう願っているよ! でも、金曜日のフリー走行の前にそれを判断するのは容易じゃない。過去数戦の間に、僕たちは低速コーナーでのパフォーマンスを大幅に改善しているが、これはハンガリーGPに臨むにあたって、かなりの励みになる。また、ハンガリーはいつもかなり暑くなるが、僕たちのクルマは冷却効率がかなり良好なので、この点が僕たちに有利に働くはずだ。だから僕たちのクルマの調子に関してはある程度楽観視しているけど、これに関しては実際にどうなるのか待ってみる必要があるね。

    2009年シーズンのあなたの目標は何ですか?
    今シーズンの僕の目標は、とにかくポイントと表彰台をできるだけたくさん獲得することだ。2008年は20ポイント獲得してドライバーズ選手権10位以内に入るという目標を掲げていたけど、今年はそうした具体的な目標は考えていない。去年はハンガリーでの2位獲得が契機になり、その後好成績が続いて目標を二つとも達成できた。今年はどのレースでもできるだけ速く走り、可能な限りたくさんポイントを獲得したいと思っている。ここまでの所、僕たちは何度か好調と不調があったものの、全般的にはポジティブな流れだね。

  • ティモ・グロック (F1ハンガリーGPプレビュー)

    ティモ・グロック (F1ハンガリーGPプレビュー)

    ティモ・グロックが、F1ハンガリーGPへの意気込みを語った。ハンガロリンクは、昨年グロックが表彰台を獲得したサーキットだ。

    ティモ・グロック (トヨタF1チーム)
    言うまでもなく、昨シーズン、表彰台に上ったハンガリーは、僕のキャリアの中で、特別なレースだ。これまで、何度か高ポイントを獲得しているが、初めての経験は昨年のハンガリーだった。今年もまた、競争力の高さを見せつけて、勢いをつけたい。僕は前向きな気持ちで、再度、ポイントを挙げることができると信じている。

    ドイツGPでは、ポイント圏内にわずかに届かず、特に地元のファンの前で行われたレースだったので、残念だった。しかし、ピットスタートにも関わらず、11もポジションを上げたことから分かるように、僕たちは、もっと上位でフィニッシュするポテンシャルを持っている。ここ数戦の結果から、今週末の目標の1つは、予選で完璧なラップを刻むことだ。

    今年、各ドライバーのラップタイム差はとても小さく、自分の実力全開のペースから、ほんの少しでも遅れると、順位がいくつか下がり、レース展開が難しくなる。僕たちは精一杯頑張るので、本来の速さを必ず取り戻すことができると思う。

    開催日程:2009年 F1 ハンガリーGP

  • ティモ・グロックに3グリッド降格ペナルティ (F1ドイツGP)

    ティモ・グロックに3グリッド降格ペナルティ (F1ドイツGP)

    F1ドイツGPの予選後、スチュワードはトヨタのティモ・グロックに3グリッド降格ペナルティを科した。

    スチュワードは、ティモ・グロックが、予選セッションでフェルナンド・アロンドに対して「危険性のある」行為を行ったためとしている。

    「本当に残念な結果になってしまった」とティモ・グロックはコメントしている。

    3グリッド降格ペナルティとなったグロックだが、予選では19番手だったため、最後尾に回ることになる。

    トヨタは、ティモ・グロックのマシンに満タンのガソリンを積み、ピットレーンからスタートさせるとみられている。

  • ティモ・グロックのレースエンジニアがトヨタを離脱

    ティモ・グロックのレースエンジニアがトヨタを離脱

    トヨタでティモ・グロックのレースエンジニアを務めていたフランセスコ・ネンシがチームを去った。

    ネンシは、昨シーズンからグロックのレースエンジニアを務めていた。

    ドイツGPでは、2003年からテストエンジニアを務めていたファン・パブロ・ラミレスが、グロックと共に働いている。

    「ラミレスは冬の間、素晴らしい印象を与えてくれたけど、テストはレース週末とは違う」とグロックは語る。

    「僕は自分のエンジニアとの協力体制にとても満足していた」

    「彼にクルマについて何か言うと、僕が望んでいることをすぐに理解してくれた」

    フランセスコ・ネンシの離脱は、トヨタの技術首脳陣との意見の相違が原因だと考えられている。

    ファン・パブロ・ラミレスの起用は暫定的なものであり、ネンシの後任はまだ決まったいないとされている。

  • ティモ・グロック、ドイツGP限定ヘルメットを披露

    ティモ・グロック、ドイツGP限定ヘルメットを披露

    ティモ・グロックは9日、ドイツGPが週末に開催されるニュルブルクリンクで、新しいデザインのヘルメットを披露した。

    パナソニック “キッズ・スクール”デザインコンテストは、ティモ・グロックがドイツGPの週末に着用する、新しいヘルメットのデザインコンテストであり、ドイツの学校に通う5歳から17歳の170名を超える子どもたちから応募があった。

    ティモ・グロックはハンガリーGP以降、通常のデザインのヘルメットに戻す。

    ティモ・グロックは、シルバーストンで行われた前回のイギリスGPで、厳選された応募作品を審査。ニュルブルクリンクから400キロメートルほど北東にあるバート・リップスプリンゲに住む、6歳のトム・ルカ・ホフマン君を優勝者に選んだ。トム君が描いたデザインは、ティモが運転するF1カーが、応援する人たちの前を通る様子を表現している。

    パナソニック・トヨタ・レーシングのVIPゲストとして、家族と一緒にニュルブルクリンクに招待されているトム君。昨日、チームのモーターホームを訪れ、採用されたイラストが描かれたヘルメットを自らティモにプレゼントし、ティモからはサイン入りのヘルメットのレプリカを受け取った。この様子は、ニュルブルクリンクのパドックにいるテレビ関係者、報道カメラマンに公開された。

    ティモ・グロック 「小さな子どもなのに、細かいところまで良く描かれているので、トム君のイラストに感心した。それが、トム君のデザインを選んだ理由。このヘルメットを被り、
    地元のファンの前で、レースをすることを楽しみにしている。ヘルメットは幸運のお守りだ!」

    またティモ・グロックは、ドイツGP限定ヘルメットを国連世界食糧計画のチャリティー・オークションに出すことを決めた。

    国連世界食糧計画であり、パナソニック・トヨタ・レーシングのパートナーであるALJ社協賛プログラムである “Fill the Cup(コップを満たそう)”のロゴは、すでにTF109のフロントウィングに掲出されており、今回のティモ・グロックの活動はこれに連動することとなる。このパナソニックの“キッズ・スクール”デザインコンテストは国連世界食糧計画・飢餓撲滅活動への貢献となっている。

    ティモ・グロック ドイツGP 限定ヘルメット

    ティモ・グロック ドイツGP 限定ヘルメット 画像 ティモ・グロック ドイツGP 限定ヘルメット (正面) ティモ・グロック ドイツGP 限定ヘルメット (上部) ティモ・グロック ドイツGP 限定ヘルメット (横面) ティモ・グロック ドイツGP 限定ヘルメット (背面)

  • ティモ・グロック、ニュルブルクリンクを語る

    ティモ・グロック、ニュルブルクリンクを語る

    ティモ・グロックが、2009年F1ドイツGPが開催されるニュルブルクリンクについて語った。ドイツ人ドライバーであるティモ・グロックにとって、ニュルブルクリンクでのレースは母国グランプリとなる。

    ニュルブルクリンクでのこれまでの体験を教えてください。
    初めて行ったのは2000年のことで、当時の僕はADACフォーミュラ・ジュニアでレースしていた。それが僕のカーレースでの最初のシーズンだったんだ。それ以来、僕は頻繁に足を運んできた。特に、2004年にF1にステップアップする前はね。と言うのも、基本的に僕が参加するレースは全てドイツ国内で開催されていたから、ニュルブルクリンクは僕にとって第二の故郷のようなものなんだ。また、これまでニュルブルクリンクでのレースでは、たいてい成功を掴んできた。参加したレースのほとんどで優勝か、もしくは表彰台を獲得しているんだ。

    ニュルブルクリンクでの一番の思い出は?
    良い思い出はたくさんあるが、その中で最高のものは、多分2007年のGP2だろう。その前年は競争力のあるクルマに乗れず、中団グループで苦戦していたため、その年は、あのコースで唯一の悪い思い出でもある。でも、2007年にGP2がニュルブルクリンクに戻った時、僕はiスポーツに所属していたから状況は大きく変わっていた。僕は後続に0.5秒以上の差をつけてポールポジションを獲り、メインレースで優勝し、続くスプリントレースでは5位でフィニッシュした。あれは僕のタイトル争いにとっても、本当に良い週末だった。僕がニュルブルクリンクでレースしたのはあの時が最後なんだ。だから、今回もそうした良い戦績を持続できたらと思っている。

    あなたにとってニュルブルクリンクでレースするのは、特別なことなのでしょうか?
    今の状況下で、ニュルブルクリンクでレースするのは最高の気分だ。自分の国にいるわけだし、数多くの僕のファンがグランドスタンドに陣取ってくれて、その上、家族や友人たちが周囲にいてくれるからね。また、トヨタの母国レースの一つでもあるため、チームにとっても特別なレースになる。ただし、F1やGP2でのレースを始める前までは、母国でのレースは別に珍しくも何ともなかった、ということも言っておかないとね。なぜなら、僕はドイツのレース界で育ったわけで、レースは全てドイツ国内で開催されていたからさ! 国際レースの舞台に移ってからは、ドイツでレースするのは、たとえあったとしても年に1度か2度になった。その時からドイツでのレースが僕にとって本当に特別なものになったんだ。

    現在のコースのF1用レイアウトの中で、好きなコーナーはありますか?
    好きなコーナーはないが、コースの左カーブから右カーブへと連続するシューマッハS字コーナーは楽しめるね。昨年までは全開で行けたけど、新レギュレーションになったので、今回は違うかもしれない。その部分以外は、全体的に良い流れが続くコースだ。ただし、改修された第1セクターはかつてよりも幾分遅くなったし、全体的に追い越しは非常に困難だ。

    母国グランプリでレースする時は更にやる気が増すものでしょうか? それとも、いつもより大きなプレッシャーがかかるのでしょうか?
    母国レースだからと言って、いつも以上のプレッシャーは感じない。あらゆることがポジティブだよ。サーキットが変わっても、僕のやる気は特に変わらない。僕は常に自分の全てを出し切り、チームのために好成績を挙げるべく、最善を尽くしている。確かに、自分の母国レースで成功するのはいつもより少しだけ嬉しいかもしれないが、僕のラップタイムやレースの最後に得られるポイント数がそれで変わることは全くない。全てのレースが重要だし、もし自分の100パーセントを出していないとしたら、そのドライバーは自分の仕事をきちんとやっていないということになる。

    ニュルブルクリンクの北コースをどう思いますか?
    本当に強烈な印象のコースだし、かつてF1カーでレースしていたなんて、本当に信じられないことだ。僕は8年前に初めてあそこをクルマで走ったが、あの場所には本当に驚かされた。全長22キロもあるレースコースなんて、それまで一度も見たことがなかったからね! 乗用車であそこを走っている時ですら、そのスピードと興奮を実感できるんだから、F1カーで走ったらもの凄かったに違いないと思う。コーナーがたくさんありすぎて、全部の名前を覚えられないしね! でも、1周全体を走りながら、次にどのコーナーが来るのかは分かる。これは重要なことだ。どのコーナーも素晴らしいから、特に好みのコーナーはない。とにかく、クルマで走るのが本当に楽しいコースだね。

    初めて北コースを走って以降、どの位の頻度でそこを走っていますか?
    それ以降、それほど頻繁には走っていない。多分10周程度だろう。でも、2、3週間前にトヨタ・オーリスで走ったよ。とても楽しかったね。2、3周しただけだったけど、それでも素晴らしい興奮を味わえた。かつて僕は頻繁にテレビゲームで遊んでいて、そのゲームで北コースを走っていたんだ。今はその時間はないけどね。

    ドイツのファンとの関係は如何ですか?
    F1に来てから、毎年益々多くのドイツ人のファンのサポートを感じている。グランドスタンドに大勢のファンが来てくれるのは嬉しいね。トヨタの帽子とシャツを身に着けているファンのみんなを目にすると、良い気持ちになる。今のF1グリッドにはドイツ人が5人いるから、ドイツ人のファンにとっては応援するドライバーがたくさんいるんだ。だから、ニュルブルクリンクやホッケンハイムに来ると、僕たちみんなが本当に自分たちの家に来たかのように感じるんだ。ニュルブルクリンクにとってトヨタは地元のチームといえるから、僕たちはたくさん応援してもらえるだろうし、みんなが期待しているような結果を彼らにプレゼントできればいいなと願っている。

    もしF1ドライバーでなかったとしたら、ドイツGPを見に行きますか?
    それに答えるのは難しいね。と言うのも、今の自分がいる状況と全く違う状況にいた場合、自分が何をするか想像するのは簡単じゃないからね。でも、週末の間ずっとキャンプ場で大音量の音楽を流しながら、たくさん飲んで、とにかくF1に情熱を傾けているファンを見たことがある。彼らは本当に楽しんでいる様子だった。多分、テレビから得られる情報の方が多いだろうけど、あの雰囲気はその場にいなければ得られない。だから、僕だったら、実際のレースが行われている場所で、そうしたファンのみんなと一緒にいるだろうね。

    開催日程:2009年 F1 ドイツGP

  • ティモ・グロック (F1ドイツGPプレビュー)

    ティモ・グロック (F1ドイツGPプレビュー)

    ティモ・グロックが、F1ドイツGPへの意気込みを語った。ドイツ人ドライバーのグロックにとってのホームグランプリは、トヨタF1チームのホームレースでもある。ドイツGPでは、ドイツの小学生が考えたイラストが描かれた特別なヘルメットを着用する。

    ティモ・グロック (トヨタF1チーム)
    「ニュルブルクリンクは、僕の地元のサーキット。F1カーで走るのは初めてなので、とても興奮している。現在のコースは、昔ながらの特別な北コースとは明らかに別物。最近、北コースをトヨタ・オーリスで走り、とても楽しかったが、いわゆる近代的なF1サーキットとは全く違う」

    「今のニュルブルクリンクを気に入っており、ドイツでレースをしながら育った僕には、とても親しみ深いトラックだ。実際、僕が参加した最初のF1のレースは、2000年のニュルブルクリンクで、サポートレースの1つに出場した。だから、今週末のドイツGPでは、特別な感情が沸くと思う。シーズンも半分を折り返しとは、その早さに驚いている。今のところ、上手く行ったレースがいくつかあり、上位でかなり戦えていることには満足だ。今週末も同じく、上位で戦うチャンス。レースが待ち遠しい」

    開催日程:2009年 F1 ドイツGP