カテゴリー: ジョージ・ラッセル

  • F1カナダGP:レッドブルの抗議却下でラッセルの優勝確定 SC中騒動に決着

    F1カナダGP:レッドブルの抗議却下でラッセルの優勝確定 SC中騒動に決着

    2025年F1カナダGP後、レッドブルはレース終盤のセーフティカー導入時の一連の出来事に関連して、ジョージ・ラッセルに対する抗議を提出したが、スチュワードはこれを却下した。

    ラッセルはレース終盤、マックス・フェルスタッペンを従えて首位を走行していたが、67周目(全70周)にランド・ノリスがマクラーレンのチームメイトであるオスカー・ピアストリと激しく接触。この事故でノリスはリタイアを余儀なくされ、マシンはコース脇に停止した。

    この接触によりセーフティカーが導入され、マクラーレンの回収作業が行われたが、その間に波紋を呼ぶ出来事が起こった。隊列を先導していたラッセルが、セーフティカー中に急ブレーキをかけたことで、直後を走っていたフェルスタッペンが一瞬前に出てしまったのだ。

    フェルスタッペンはすぐさま無線で「ジョージが突然、攻撃的にブレーキをかけた」とレースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼに報告。これに対してランビアーゼは「了解、異常な運転がなかったか確認する」と応じた。

    一方ラッセルも、レースエンジニアのマーカス・ダドリーに「フェルスタッペンがセーフティカー中に僕を追い越した」と伝えていた。

    数分後、公式映像にその場面が映し出されたことを受けて、ランビアーゼは再びフェルスタッペンに連絡。「そのラッセルとの件、映像に出ている。マックス、かなり明白に見える。駆け引きに引っかかるな」と注意を促した。

    このやり取りは、ラッセルが意図的に急減速することでフェルスタッペンを前に出させ、「セーフティカー中の追い越し」を誘発し、ペナルティによってライバルに不利な状況を作り出そうとしたのではないか、という疑念を呼ぶことになった。

    レース終了後、ラッセルがフェルスタッペンを抑えて今季初勝利を挙げたことを受けて、レッドブルは正式に抗議を提出。訴えの中では「セーフティカー中にラッセルが危険なドライビングを行い、さらにフェルスタッペンが追い越しをしたと主張することで、スポーツマンらしからぬ行為を働いた」と主張された。

    F1公式映像でも繰り返し取り上げられたこのシーンについて、ラッセル、フェルスタッペン、そして両チームの代表者がスチュワードの元に召喚され、詳細なヒアリングが行われた。

    しかし、約6時間にわたる審議の末、スチュワードはレッドブルの主張に根拠がないと判断。「抗議には正当な理由がなく、ペナルティを科すべき事実も存在しない」として抗議は却下され、ラッセルのカナダGP優勝は正式に確定した。

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    ヒアリング後に公開された文書には、レッドブルの主張として「セーフティカー導入中、63号車のドライバーが12コーナーと13コーナーの間のバックストレートで不必要にブレーキをかけ、その結果として63号車の直後を走っていた1号車が63号車を一時的に追い越し、その後63号車が加速したことで再び後方に下がった」と記されていた。

    また、レッドブルは「63号車のドライバーが1号車がセーフティカー中に自分を追い越したと無線で訴えた行為は、『非スポーツ的な意図を示すもの』である」とも主張した。

    これに対し、メルセデス側の反論も提示された。ラッセルは、「タイヤとブレーキの温度を維持するために、セーフティカー導入中に断続的なブレーキングを行うのは一般的であり、予測される行為だ」と説明した。

    ジョージラッセルとマックス・フェルスタッペン 2025年のF1世界選手権 カナダグランプリラッセルとフェルスタッペンは、抗議に関するスチュワードヒアリングに出席した

    また、ラッセルは「今回ブレーキをかけたのには2つの理由があった。第一に、セーフティカーとの間隔を保つため。第二に、ブレーキとタイヤの温度を保つため」と語った。メルセデスはさらに、「63号車のドライバーがチームラジオで発言した内容は、事実を述べただけである」とも主張した。

    FIAを代表して出席したスポーティングディレクターのティム・マリオンは、この出来事について「レースコントロールが監視しており、スチュワードへの報告が必要と判断されるものではなかった」と説明した。

    さらに彼は、「セーフティカー中の断続的なブレーキングは一般的であり、予測される行為である」とし、「10台分の車間距離ルールについても、ブレーキングや加速に一定の寛容さを設けている」と述べた。

    この証拠を考慮したうえで、スチュワードは「ラッセルがブレーキをかけた場所やその程度について、危険な運転を行ったとは認められない」と判断し、「1号車が自分を追い越したと報告した行為についても、非スポーツ的とは認められない」とした。

  • レッドブル F1カナダGP勝者ラッセルに抗議 セーフティカー中の挙動を問題視

    レッドブル F1カナダGP勝者ラッセルに抗議 セーフティカー中の挙動を問題視

    F1カナダGPで優勝を飾ったジョージ・ラッセル(メルセデス)に対し、レッドブル・レーシングが正式に抗議を提出した。対象となったのは、終盤のセーフティカー中に発生した“不可解な挙動”と見られている。

    レース終盤、マクラーレン同士の接触(ランド・ノリスとオスカー・ピアストリ)によりセーフティカーが導入された。その際、先頭を走っていたラッセルが突然減速し、2番手のマックス・フェルスタッペンが一瞬前に出る場面が映像に捉えられた。

    レッドブルの抗議はこの場面に関するものとみられるが、現時点で公式な抗議理由は明かされていない。

    フェルスタッペンはこの場面で即座に無線で「ラッセルが突然減速した」と報告。レースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼも「今の件、フィードに映ってる。かなり露骨だ。挑発に乗るな、ありがとう」と注意を促していた。

    このやり取りから、メルセデス側がフェルスタッペンに故意に違反を誘発させようとした“ゲームプレイ”の可能性を示唆しているとも取れる。なお、フェルスタッペンは現在スーパーライセンスポイントの累積が11点に達しており、あと1点で1戦出場停止となる状況だ。

    レース後、レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表は「マックスは非常に明確に話していたし、ルールも明確。あとはスチュワード次第だ」と含みを持たせるコメントを残した。

    一方でフェルスタッペン本人は「セーフティカーが遅かったから、みんな速く行くように促してた。ラッセルも急に加速してから減速して、ちょっと混乱があっただけ」と、トーンを和らげている。

    ラッセル、フェルスタッペン、そして両チームの代表者は、モントリオール現地時間17時50分にスチュワードによる聴聞に呼び出されており、抗議の判断はこの場で下される見込みだ。

  • ジョージ・ラッセル フェルスタッペンを挑発「F1ペナルティポイントは僕の味方」

    ジョージ・ラッセル フェルスタッペンを挑発「F1ペナルティポイントは僕の味方」

    ジョージ・ラッセルは、カナダでマックス・フェルスタッペンとフロントローから並んでスタートするにあたり、「ペナルティポイントは僕の味方だからね」と冗談を飛ばした。

    フェルスタッペンはF1カナダGPで暫定ポールを手にしていたが、ラッセルがミディアムタイヤで1分10秒899のタイムを叩き出し、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで2年連続のポールポジションを獲得。今や視線はグランプリ日曜へと移りつつあり、ラッセルとフェルスタッペンの間でスペインGPで起きた火花も記憶に新しい。

    ジョージ・ラッセル vs マックス・フェルスタッペン:カナダGPでもドラマが?
    フェルスタッペンは、バルセロナでのラッセルとの物議を醸した接触の末、10秒ペナルティとペナルティポイント3点を受けたことで、12カ月の期間で累積11点に達しており、これはつまり、カナダまたはオーストリアでさらに1点でも加算されればレース出場停止処分が下される状況であることを意味する。

    そして今回、このふたりがカナダのフロントローに並ぶことになったことで、レーススタートにはさらに大きな注目が集まっている。フェルスタッペンは、いかなる接触やインシデントも許されない立場にある。

    予選後、1997年のF1ワールドチャンピオン、ジャック・ヴィルヌーヴとのインタビューでラッセルは、「僕らは友達だから大丈夫」と語りつつ、続けてこう皮肉った。

    「ペナルティポイントは僕の味方だからね」

    「さて…どうなるかな」

    ジョージ・ラッセル マックス・フェルスタッペン F1 カナダGP

    ラッセル、ポールラップを「人生で最もスリリングなラップのひとつ」と語る
    ラッセルがポールで、フェルスタッペンが2番手というのは、昨年のカナダGPと同じフロントローの並びである。ラッセルは、自身のポールラップが「思いがけない」出来事だったと明かした。

    「今日は素晴らしかった。この素晴らしい観客の前でポールを獲れて最高だった」とラッセルは語った。

    「正直言って、あの最後のラップは、おそらく僕の人生で最もスリリングなラップのひとつだった。というのも、ステアリングホイールにはデルタが表示されていて、各コーナーごとに0.1秒速くなっているのが見えていたから。最終コーナーに入るころには0.6秒アップしていた。『よし、このラップはすごい』って思ったよ」

    「そしてフィニッシュラインを越えて、P1だって分かった瞬間、少し驚いたけど、めちゃくちゃうれしかった」

    ドライバーズ選手権にも影響する緊迫状況

    ラッセルはドライバーズ選手権で4位につけており、フェルスタッペンとの差は26ポイント。もしフェルスタッペンが1点でもペナルティポイントを加算されれば、レッドブルのホームレースとなる次戦オーストリアGPで出場停止となる可能性がある。

    そして、そんなふたりが並ぶ決勝のスタートでは、いかなる動きも重大な意味を持つことになりそうだ。

  • ジョージ・ラッセル F1カナダGP予選「人生で最もスリリングなラップのひとつ」

    ジョージ・ラッセル F1カナダGP予選「人生で最もスリリングなラップのひとつ」

    ジョージ・ラッセルは、F1カナダGPの予選でポールポジションを獲得したあと、「人生で最もスリリングなラップのひとつだった」と語り、その興奮を隠さなかった。予選Q3の終盤では、マックス・フェルスタッペンと並んでスタートするラッセルが、レースでは攻めの姿勢を見せることを示唆した。

    ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでの予選Q3終盤は劇的な展開となり、マクラーレンのオスカー・ピアストリが最後のアタックでトップに立つも、その後フェルスタッペンがさらに速いタイムを記録。

    しかし、最終的にポールポジションを手にしたのはラッセルだった。彼は1分10秒899を叩き出し、フェルスタッペンに0.160秒差をつけて首位を奪取した。

    この結果により、2024年に続いて2年連続でモントリオールでのポールポジションを獲得したことになり、メルセデスのラッセルはマシンを降りた後、喜びを隠さずそのセッションを振り返った。

    「今日この素晴らしい観衆の前で走れたことが最高だった」とラッセルは笑顔で語った。「正直言って、最後のラップは人生で最もスリリングなラップのひとつだったと思う。ステアリングホイールにはデルタが表示されるんだけど、コーナーを通過するたびに0.1秒ずつ速くなっていくのが見えていたんだ」

    「最後のコーナーに入る時点で0.6秒アップしていて、『これはとんでもないラップになる』って思ってた。そしてフィニッシュラインを通過してP1だと分かった時は、本当に驚いたけど、すごくうれしかったよ」

    ジョージ・ラッセル カナダGP F1 メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    2024年と同様に、ラッセルはフロントロウでフェルスタッペンと並ぶことになる。2人は直近のスペインGPで接触し、フェルスタッペンに10秒のタイムペナルティが科されていたという因縁もある。

    予選後、ワールドチャンピオンのフェルスタッペンと隣り合わせでスタートすることについて聞かれると、ラッセルは「僕らは仲間だから、大丈夫だよ」と答えた。

    さらに、日曜のレースへのアプローチと、勝利を狙うかどうかを問われると、ラッセルは冗談めかして、現在フェルスタッペンが出場停止にリーチするペナルティポイント残り1点であることを引き合いに出した。

    「僕のライセンスにはまだ使えるポイントが残ってるからね。どうなるか見てみよう」とラッセルは笑いながら語った。

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  • ジョージ・ラッセル F1カナダGP初日「今日は全開だったが、楽観は禁物」

    ジョージ・ラッセル F1カナダGP初日「今日は全開だったが、楽観は禁物」

    2025年F1カナダGPのフリー走行2回目でトップタイムを記録したメルセデスのジョージ・ラッセルは、「マシンのパフォーマンスを最大限に引き出せた」と振り返りつつ、「楽観は禁物だ」と現実的な見方を示した。

    今季序盤6戦では毎戦18ポイント以上を稼いでいたメルセデスだが、直近の欧州3連戦では計18ポイントにとどまり、ライバルたちに後れを取っていた。特にモナコGPではラッセルもアントネッリも入賞を逃す苦しい週末となった。

    だが、カナダ・モントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでは気温が低く、コースの路面も滑らかであることから、メルセデスW16にとって有利なコンディションとなった。FP2ではラッセルが1分12秒123を記録してトップに立ち、2番手のランド・ノリス(マクラーレン)を0.028秒差で上回った。

    ラッセルはセッション後、「今季初めてのトップだと思う。10戦目にしてね。とてもポジティブな1日だった」とコメント。

    ジョージ・ラッセル カナダGP F1 メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツラッセルはカナダGPのFP2でノリスに0.028秒差をつけてトップタイムを記録

    「今週末は最初から期待値が高かった。気温が低くて、路面がスムーズなこのサーキットではタイヤが冷えやすい。僕たちは暑いと苦戦するけど、寒いと逆に強い。今日はその傾向が裏付けられたと思う」

    「ラップとしては本当に良かった。全て出し切ったし、もうこれ以上はなかった。全開で、パワーも全部使った。だからこそ、明日に向けては現実的に考える必要がある」

    また、予選で使用するタイヤ選択についても触れ、「C6コンパウンドは扱いが難しく、各チームがミディアムでのアタックも検討しているようだ。ソフトかミディアムか、予選ではそこが大きなチャレンジになるだろう」と語った。

  • ラッセル「フェルスタッペンが責任認めたのは驚き」F1スペインGP接触に言及

    ラッセル「フェルスタッペンが責任認めたのは驚き」F1スペインGP接触に言及

    メルセデスのジョージ・ラッセルは、スペインGPでの接触についてマックス・フェルスタッペンがSNSで「自分の責任だった」と発言したことに「驚いた」と明かし、空港で顔を合わせたにもかかわらず、この件について直接話していないと語った。

    スペインGPの終盤、セーフティカー明けのリスタート後のターン1で両者は接触。フェルスタッペンはコース外にはみ出し、再びラッセルの前に合流した。

    だがレッドブルからラッセルにポジションを譲るよう指示が出され、フェルスタッペンはターン4の立ち上がりで減速。しかしその後再加速し、続く左コーナーでラッセルと接触した。

    最終的にフェルスタッペンはラッセルにポジションを譲り、5位でフィニッシュしたものの、この接触によって10秒ペナルティを科され、最終結果は10位に降格。翌日にはInstagramで「間違った動きだったし、起こしてはいけなかった」と投稿していた。

    今週末のカナダGPを前にしたインタビューで、ラッセルはこの接触が「意図的なものというよりも、単に『自分がボスだと示そうとした』のだと思う」とし、フェルスタッペンとの間に特に問題はないと語った。

    「もしあれでリタイアになっていたら、もちろん気持ちは違っていただろうけど、結果的に僕の方が得をして、彼がペナルティを受けたからね」とラッセル。

    「彼が責任を認めたのはちょっと驚いたけど、まあ別に。本人とは話してない。実はこの前、空港で会ったんだけど、数日前にぶつかったことすらすっかり忘れてたよ。全然問題ないよ」

    マックス・フェルスタッペン F1 ジョージ・ラッセルフェルスタッペンはラッセルとの接触でペナルティを受けた

    この接触でフェルスタッペンにはタイムペナルティに加え、ペナルティポイントが3点加算された。これにより彼は累積11点となり、1レース出場停止となる12点まであと1点に迫っている。

    そのためフェルスタッペンは、カナダと次戦オーストリアで無事故で終える必要がある。そうすれば、12カ月の期限を迎えることで2点が消滅し、出場停止のリスクを回避できる。

    レース欠場の可能性についてどう思うか尋ねられたラッセルは、ルールは全員に適用されるものだと強調した。

    「それがレースってものだと思うよ」とラッセル。

    「リスクのある動きをして失敗すれば、ペナルティを受ける。それでポイントが溜まれば、1戦出場停止になる。それだけの話だ。別にここで誰かを非難したりはしない。それは彼の問題であって、僕の問題じゃない。僕は週末のレースに集中するし、それでいいと思ってる」

    カナダGPを前にしたフェルスタッペンも、今回の件や出場停止の瀬戸際にあることについてコメントした。

    「どうしようもないことだから、ただ前を向いて、毎回ベストを尽くすだけだよ」とフェルスタッペン。

    「アプローチは何も変わらない。他の人のことは分からないけどね。レースを1戦欠場するのは理想的じゃないけど、別に世界の終わりってわけじゃないさ」

  • ジョージ・ラッセルの発言にフィンランド紙が反発「ライコネンを軽視」

    ジョージ・ラッセルの発言にフィンランド紙が反発「ライコネンを軽視」

    メルセデスF1のジョージ・ラッセルによる最新の発言が、フィンランドのメディアから冷ややかな反応を受けている。

    現在のソーシャルメディア全盛時代を背景に、27歳のイギリス人ドライバーであるラッセルは、2007年F1ワールドチャンピオンのキミ・ライコネンがかつて見せたようなオフ・トラックでの振る舞いは、今のファンには支持されないだろうと示唆した。

    ラッセルは、自らのパブリックイメージを意図的に作り込んでいることを認めている。

    「正直なところ、自分が本当はどんな人間なのかを誰にも見せていないと思う。それが自分にとっての安全地帯なんだ」と、motorsport-total.comに語っている。

    「SNSで見るものすべては現実じゃない。誰であっても、自分の一番良い面を見せようとするもの。100枚写真を撮ったら、目をつぶってたり変な顔をしてる1枚は投稿しないよね」

    一方で、「それでも自分らしさは大切にしたい」とも述べ、プライバシーを保つことの難しさにも触れた。

    「F1を観て応援してくれているファンこそが、このスポーツを支えている。スポンサーがチームにお金を出すのもそのためで、それが僕の収入源になっている。だから、自分を支えてくれている手を噛むようなことはできない。時代が変わっていることを理解しないといけない」

    ジョージ・ラッセル F1

    こうした考えから、ラッセルは「ライコネンのような態度は、今のファンには受け入れられにくい」と語った。

    「キミ・ライコネンは信じられないほど素晴らしい個性の持ち主だった。でも、もし彼が今18歳でF1に来たとしたら、SNSをやらないとか冷たい態度を取ることに、きっと多くの人が不満を持つと思う。それが、僕たちが今直面している時代の難しさなんだ」

    この発言に対し、フィンランド紙『Iltalehti』は「ラッセルはライコネンに対して“強い言葉”を使った」と批判的に報じ、『Ilta Sanomat』も「ライコネンの人柄について重大な発言をした」と反応を伝えている。

  • ジョージ・ラッセル メルセデスF1での将来は「何も保証されていない」

    ジョージ・ラッセル メルセデスF1での将来は「何も保証されていない」

    ジョージ・ラッセルは、2025年末に満了を迎える自身のメルセデスF1との契約について、「何も保証されていない」と率直に語り、将来への不安とともに、チャンピオン争いへの意欲を明かした。

    現在の契約は今季限りとなっており、レッドブルF1のマックス・フェルスタッペンをメルセデスが引き抜くのではないかという噂も根強い。フェルスタッペンには2028年までの長期契約があるが、パフォーマンス条項の存在から今後の移籍の可能性も否定できない状況だ。

    メルセデス代表のトト・ヴォルフは、昨年ハミルトンの後任を探していた際にフェルスタッペンに関心を寄せていたが、近頃はその熱もやや冷めてきたと言われている。

    こうした背景の中で、ラッセルはドイツ『Motorsport-Total』に対し、次のように語った。

    「いいえ、自分の立場が安全とは言えない。何も確実なものなんてないんだ」

    「でも、もし自分がメルセデスに残れたら、来年でチームとの5年目になる。誰にとっても、いつその時(チャンス)が来るかなんて分からない。ただ、自分にできるのは常に安定したパフォーマンスを出し続けること。あとは時間が教えてくれる」

    ジョージ・ラッセル F1 メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    ラッセルは2022年にメルセデスに加入したが、その年から導入された新レギュレーションの影響でチームは競争力を失い、苦戦を強いられている。それでも2026年に控える次なる大規模なレギュレーション変更では、メルセデスの巻き返しに期待が集まっており、ラッセル自身も新たな時代に賭けている。

    「フェルナンド(アロンソ)を見てみてほしい。デビューから4年以内に2回タイトルを獲って、皆が『10回は獲るだろう』って言ってた。でもそれ以来、1回もタイトルを獲れていない。あるいはセバスチャン(ベッテル)も、4回タイトルを獲ったけど、それ以降はゼロだ」

    「ミハエル(シューマッハ)に至っては、フェラーリで初めてタイトルを獲るまでに5年かかった。僕も今年がメルセデスで4年目、来年が5年目になる」

    ラッセルは、安定した実力を発揮し続けることこそがキャリアを切り拓く鍵だと強調しており、2026年の新時代を自身のブレイクスルーの年にしたい考えだ。

  • ジョージ・ラッセル 2026年にアストンマーティンF1移籍の可能性浮上

    ジョージ・ラッセル 2026年にアストンマーティンF1移籍の可能性浮上

    メルセデスF1のジョージ・ラッセルに対し、アストンマーティンが2026年の起用に関心を示していると報じられている。

    ウィリアムズからメルセデスに加入して以降3年目を迎えるラッセルは、現在の契約の残り期間が6カ月を切っており、今後の去就が注目されている。

    一方で、F1界では2026年に向けたドライバー市場の動きが活発化しており、メルセデスが現レッドブルF1の4度のワールドチャンピオン、マックス・フェルスタッペンを狙っているとの噂も根強く存在している。

    ラッセル自身は「メルセデスとの契約延長に前向き」だと語っているが、2025年序盤から他チームとも接触している兆しが見られている。

    今年3月の開幕戦オーストラリアGPでは、マクラーレンF1のザク・ブラウンCEOとアンドレア・ステラ代表がラッセルとパドックで公の場で話し込む様子が目撃された。マクラーレンはランド・ノリスとオスカー・ピアストリを長期契約下に置いているものの、その場面は注目を集めた。

    続く中国GPでは、ラッセルがアルピーヌF1のエグゼクティブアドバイザー、フラビオ・ブリアトーレと親しげに抱擁を交わす様子が報じられた。

    さらに4月には、ラッセルがレッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表と2026年に向けた交渉を開始したとの報道も浮上。ホーナーは2023年のシンガポールGPで「ラッセルのようなドライバーを無視するのは愚か」と語っており、関心の高さがうかがえる。

    そして今回『The Times』紙の報道によれば、新たにアストンマーティンがラッセル獲得に興味を示しているという。関係者の話として「アストンマーティンは関心を示しているチームのひとつ」とされている。

    アストンマーティンは現在、2025年のF1コンストラクターズランキングで9位に甘んじているが、2026年のホンダとのワークスパートナー契約を控え、今後の飛躍が期待されている。

    しかも、同チームでは今年からF1史上最も成功したエンジニアであるエイドリアン・ニューウェイが「マネージング・テクニカル・パートナー」として加入。26回の世界タイトルと200勝以上の勝利に関わった伝説的存在の彼が、2026年マシンの開発に着手している。

    ニューウェイは先日のモナコGPでアストンマーティンのパドックに姿を現し、マクラーレンのピアストリ車を熱心に観察する姿も報じられた。

    なおラッセルは、F1デビュー前の2017年に当時のフォースインディア(現アストンマーティン)でブラジルGPとアブダビGPのFP1走行を経験しており、かつて同チームと関わりがあった。

    ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    今季序盤には、アストンマーティンがフェルスタッペンに3億ドル(約470億円)規模のオファーを提示したとの報道もあったが、同チームはこれを否定している。

    今回の報道を受けてアストンマーティンはPlanetF1.comに対し、次のような声明を出している。

    「メディアがドライバー市場を巡って様々な憶測を報じるのは当然だが、我々は素晴らしいドライバーラインナップに満足しており、彼らとは2026年以降も契約を結んでいる。今の焦点は、より一貫性があり競争力のあるマシンを提供することであり、それが実現すれば2人とも優れた結果を出せると確信している」

    ラッセルにとっては、あくまでメルセデス残留が第一の選択肢だと考えられている。2026年の新レギュレーションに向けて、メルセデスは他チームに先んじて準備を進めているとの見方もある。

    2024年のバーレーンGP開催週には、「2026年パワーユニット開発が順調なのは1社だけ」とも報じられており、他メーカーの苦戦が指摘されていた。2014年のレギュレーション変更時、メルセデスはこのアドバンテージを生かして8年連続コンストラクターズタイトルを獲得した経緯がある。

    モナコGPでメディアに語ったメルセデス代表トト・ヴォルフは、「ラッセルと我々の将来計画に関しては完全に一致している」と述べ、契約更新も遠くない可能性を示唆した。

    「9月まで待つ必要はまったくない。ジョージと私は、すべてがどう進むかについて完全に一致している」とヴォルフは強調している。

  • ジョージ・ラッセルの発言にティクタムが反撃「マックスに例えられるのは光栄」

    ジョージ・ラッセルの発言にティクタムが反撃「マックスに例えられるのは光栄」

    メルセデスのジョージ・ラッセルは、2025年F1スペインGPでマックス・フェルスタッペンとの接触があった後、ある「英国人フォーミュラEドライバー」のメンタリティに疑問を呈した。多くの人々は、この発言がダン・ティクタムを指していると推測している。

    この接触はレース終盤の64周目、ターン5で発生した。フェルスタッペンはジョージ・ラッセルにポジションを譲るよう指示されていたが、その過程でレッドブルのマシンがラッセルのサイドポッドに接触した。レース後、ラッセルはこの動きについて「非常に意図的に感じた」と述べ、フェルスタッペンは後に反省の意を示す声明を発表している。

    記者団に「他のドライバーなら同じことをしたか?」と尋ねられたラッセルは、モータースポーツ・ウィークを含むメディアに次のように語った。

    「F1の中にはいないね。たぶんフォーミュラEにはいるかも。イギリス人のドライバーで、フォーミュラEに一人ね」

    この発言を受けてSNS上では議論が巻き起こり、名前こそ出されなかったものの、多くの人がその対象を25歳のダン・ティクタムだと推測した。

    ティクタムは過去、MSAフォーミュラ(現イギリスF4選手権)で起きた事件によって悪評を得ており、そのレース中に数台を追い抜いた後、過去に衝突した相手に意図的に接触したことで、2年間の出場停止(1年は執行猶予付き)処分を受け、後に謝罪している。

    一方で現在のティクタムは、そうした過去を乗り越え、フォーミュラEでは東京ラウンドで初の表彰台を獲得するなど、安定したパフォーマンスを見せている。

    過去と決別したティクタム、皮肉交じりに反応
    近年のティクタムは、フィールド上での行動については「クリーンそのもの」と評されている。率直でフィルターのない発言スタイルはメディア対応が無難になりがちな昨今のドライバー界において異色であり、フォーミュラEの中では多くのファンを獲得している。

    また、ティクタムの現時点でのペナルティポイントは2点。一方で、フェルスタッペンは現在11点を抱えており、次の違反でレース出場停止処分に達する危機にある。

    ティクタムは上海でも惜しくも表彰台を逃したが、SNSを通じてラッセルの発言を知ると、Instagramストーリーに皮肉を込めた反応を投稿した。

    「“ツイッタースフィア”を通じて、あるF1ドライバーが、あるフォーミュラEドライバーについて非常に興味深い発言をしたと知った」とティクタム。

    「名前は出されてないけど、そのF1ドライバーはジョージ・ラッセルという名前らしい。どうやら自分のことを指してるのは明らかだね。その発言にちょっと応えておこうと思う」

    「まず一つ、無料の宣伝ありがとう。これはいつでも大歓迎だよ。そして二つ目に、今日のマックスの行動はちょっと怪しかったかもしれないけど、どんな形であれ彼に例えられるのは自分にとってはポジティブだと思ってる」

    「じゃあね」