カテゴリー: ジョージ・ラッセル

  • ジョージ・ラッセル F1モナコGP「ハードタイヤを捨てたチームがいたのは驚き」

    ジョージ・ラッセル F1モナコGP「ハードタイヤを捨てたチームがいたのは驚き」

    ジョージ・ラッセルは、今週末のF1モナコGPで導入される新ルールを前に、ライバルチームの走行プランに疑問を呈した。

    F1史上初めて、モナコGPにおいて“2回のピットストップ義務”が課されることになった。初日の金曜日、各チームは配布されたハードタイヤ2セットのうち、すでに複数のチームが使用を開始していた。

    しかしメルセデス陣営はその判断に驚きを示しており、ラッセルはSky F1に次のように語っている。

    「モナコはいつも緊張感がある。トラック自体がF1マシン20台にとっては小さすぎるんだ。角田(裕毅)が言っていたように、今日は“トラフィック天国”だったし、実際その通りだった」

    「でも、ここを走るのはいつも素晴らしい体験だよ。ただ、今日は僕らはあまり速くなかった」

    「通常なら土曜日が勝負どころだけど、今週末は2ストップ義務があるから、展開がどうなるか興味深い」

    「すでにハードタイヤを使い切ったチームもあって、正直それは僕らにはちょっと驚きだった」

    「そういうチームは、僕らが想定していたのとは違うプランを考えているということ。どうなるか注視しているところだ」

    ジョージ・ラッセル モナコGP F1 メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    「日曜に何が起きるか、まだまだわからない」
    ラッセルはFP2を12番手で終え、トップタイムのシャルル・ルクレール(フェラーリ)からはコンマ7秒差だった。

    現時点でパフォーマンス面で劣勢ではあるものの、ラッセルは週末の展開次第では巻き返しのチャンスもあると前向きだ。

    「今日の純粋な速さという意味では、今年最も苦しい金曜日だったかもしれない」

    「去年もモナコでは遅かったけど、それでもポールポジションから1コンマ(0.1秒)しか離れてなかった」

    「だから、まだすべてが決まったわけじゃないし、日曜がどうなるか楽しみにしている」

    「仮に明日、トップ5やトップ3に入れなかったとしても、今年のような新ルールがあるから、日曜にはチャンスがあると思っている。希望はまだ捨てていないよ」

  • ジョージ・ラッセル F1エミリア・ロマーニャGP「ここ数年で最悪の1日だった」

    ジョージ・ラッセル F1エミリア・ロマーニャGP「ここ数年で最悪の1日だった」

    メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1エミリア・ロマーニャGPを「壊滅的だった」と振り返り、「チームとしてここ数年で最悪の日だった」と厳しく総括した。

    ラッセルはイモラの決勝で3番グリッドからスタートし、スタート直後にはフロントローのマックス・フェルスタッペンと並ぶ場面もあった。

    しかしその先にはポールスタートのオスカー・ピアストリがイン側ラインをしっかりとキープしていたため、ラッセルはタンブレロ・シケインへの進入でスペースを失い、序盤の数コーナーでは3番手を守る形となった。

    「スタートはうまく決まって、オスカーが少しでもマックスの前に入ってくれればチャンスがあったんだけど、そうはならなかった。それからはもう下り坂だった」とラッセルは語り、最終的には7位でフィニッシュ。

    「本当に悲惨な1日だった。まったくペースがなかったし、チェッカーフラッグが見えて正直ホッとした」

    ラッセルは序盤こそ3番手を走行していたが、後方のランド・ノリスを抑え込もうとした結果、ミディアムタイヤの摩耗が急速に進行。最終的にはヴィルヌーヴ・シケインでノリスにポジションを明け渡すことになった。

    メルセデスはその後すぐにラッセルをピットに呼び戻し、ハードタイヤに交換する戦略を選択したが、大多数のドライバーがピットストップを遅らせたことで、ラッセルは中団に埋もれる結果となった。

    ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 エミリア・ロマーニャGPラッセルはノリスを一時的にリードしたが、マクラーレンのドライバーを後ろに留めることはできなかった。

    さらに、レース中盤にエステバン・オコンのマシンがストップしたことで導入されたバーチャル・セーフティカーを活用したドライバーたちに対し、アンダーカットを許す形になってしまった。終盤に導入されたセーフティカーで若干の挽回のチャンスは得たものの、最終順位は7位にとどまり、今季初めてトップ5を逃す結果となった。

    「今日は厳しくなるとはわかっていた。気温が高いとき、うちは常に遅いし、今日はまさにその通りだった」とラッセル。

    「今のところ答えは見つからない。ペースの面では、ここ数年で最もひどい日だったかもしれない。根本的な見直しが必要だ」

    メルセデスのチームメイト、キミ・アントネッリは母国レースでさらに厳しい展開を強いられた。序盤はポイント圏内を走行していたものの、スロットル系のトラブルでペースを失い、最終的にはマシンを止めてリタイア。これがレース終盤のセーフティカー導入の要因となった。

    「正直、期待していたんだけど、数周走ったところでスロットルに問題が出て、その後完全に反応しなくなった」とアントネッリ。

    「残念だけど、こういうこともある。ただ、レース全体を見ればペース自体は悪くなかったと思う」

  • ジョージ・ラッセル F1エミリア・ロマーニャGP「ミディアムアタックは計画通り」

    ジョージ・ラッセル F1エミリア・ロマーニャGP「ミディアムアタックは計画通り」

    F1エミリア・ロマーニャGPの予選で、ジョージ・ラッセルがミディアムタイヤを使った大胆な戦略を成功させ、3番手グリッドを獲得した。メルセデスはこの戦略を事前に決定しており、ラッセル自身も「価値のあるリスクだった」と自信を見せた。

    「今日は攻めた戦略を選んだ。ミディアムタイヤが速いかもしれないと考えていたけど、実際に良い選択になった」と語る。

    「もちろん、明日に向けては小さな妥協にはなるけど、トップ3に戻れたことは価値があった。予選でのパフォーマンスにはとても満足している。オスカーにここまで迫れたのは驚きだった。今のマクラーレンは非常に強力だからね」

    Q3の最終ラップでは、トラフィックによりタイミングギリギリでスタートする厳しい状況だったが、それでも結果を残した。

    「本当にタイトな状況だった。最終コーナーに差しかかったときには1速でラップをスタートするところで、カルロス(サインツ)にもかなり近かった。ストレートでコンマ1秒を失ったけど、それでもP3には満足している。今日これ以上の結果は望めなかったと思う。明日はしっかり表彰台を狙っていきたい」

    このラップに使用したミディアムタイヤは、レース戦略上も重要な役割を果たす可能性があるが、チームはそれを織り込み済みだったという。

    「この決断はセッション前からの計画だった。昨日も今日もミディアムタイヤの感触が良かった。もちろんリスクはあった。万が一パンクやフラットスポットがあれば、C6のソフトをレースで使わなければならない可能性がある。でも、僕たちは全てをかけたし、それだけの価値があった」

    ジョージ・ラッセル F1 エミリア・ロマーニャGP メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    また、今週末の全体的なパフォーマンスについては「正直、かなりチャレンジングな週末だった」と述べた。

    「今日の予選でここまで接近できたのは驚きだった。マックスも言っていたけど、今回のタイヤは非常に扱いが難しかった。Q2ではサインツが最速を記録したのに、Q3ではペースが落ちた。タイヤの“スイートスポット”を見つけると大きくタイムが変わる。僕のQ3の2周はどちらもかなり良くて、この週末の中で約0.4秒も速くなった。明日はオスカーとのバトルになるだろうけど、ランドを抑えるためにも全力を尽くす」

    Q&Aセッションの終盤には、予選中に起きた角田裕毅の大クラッシュについての質問も飛んだ。

    「彼が無事で本当によかった。あれほどのクラッシュは、F1マシンの安全性がいかに優れているかを改めて証明するものだった。ただ、僕たちは一度ヘルメットをかぶってバイザーを下ろしたら、もう覚悟を決めて臨むしかない。そういうものだ」

    リスクを取りながらも堅実な結果を残したラッセル。メルセデスにとっては、今季ここまでの苦戦を払拭する一歩となる、戦略的に光る予選だった。

  • 迷走するFIA暴言規制にF1ドライバーが苦言 ラッセル「そもそも不要だった」

    迷走するFIA暴言規制にF1ドライバーが苦言 ラッセル「そもそも不要だった」

    メルセデスF1のジョージ・ラッセルは、FIAが進めていた「暴言」に対する取り締まり強化について「おかしな状況」だと語り、厳しすぎる罰則は「そもそも存在すべきではなかった」と強く批判した。

    ラッセルはこれまでも、ドライバーの「言葉遣い」に罰則を科す姿勢に一貫して否定的であり、今回もその立場を崩さなかった。FIAが最近、規定を一部緩和したことについても「評価するつもりはない」と述べている。

    この規定緩和は、FIA会長モハメド・ビン・スライエム主導による「国際モータースポーツ競技規則 付則B」の見直しによって実現したもので、暴言に対する罰金の引き下げや、特定のケースではスチュワードが処分を猶予できるようになるなどの変更が含まれている。

    見直しには、FIAドライバーズ・コミッティ(委員長:ローナン・モーガン)や、F1スチュワード代表のギャリー・コネリーらが関与していた。

    「最初から間違っていた」
    しかし、F1エミリア・ロマーニャGPを前にしたメディアセッションで、ラッセルはFIAの対応に依然として不満を隠さなかった。

    「そもそも、こんな変更は最初から行うべきではなかったと思っている」とラッセルは語った。

    「元に戻ったのは良いことだけど、そもそも最初からそんな馬鹿げた状況にするべきじゃなかった。だから、それを元に戻したからといって感謝するのは、少し違和感がある」

    「これは奇妙な状況だし、いまだにFIAの上層部からは誰一人として連絡がない。だから、正直言って怪しいと思っている」

    FIA F1 国際自動車連盟フェルスタッペン「FIAが当初の裁定が厳しすぎたと気づいたのは良かった」

    フェルスタッペンとハミルトンも言及
    FIAへの批判をためらわないマックス・フェルスタッペンも、この件について自身の見解を示した。

    「前向きな第一歩だと思う。少なくとも行動に移したという点ではね」

    「以前のやり方はちょっと攻撃的すぎたと思うから、FIAがそれに気づいたのは良かった」

    一方、フェラーリのルイス・ハミルトンは、元チームメイトであるラッセルの発言を耳にしていなかったが、今回の一連の騒動について「混乱している」と率直に語った。

    「正直、馬鹿げていると思う。何を言っても意味はないかもしれないけど、今の状況はかなり混乱してる」

    「変えるべきことはたくさんある。それは間違いない」

    FIAとの対話を求め続けるラッセル
    グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)のディレクターを務めるラッセルは、昨年のF1サンパウロGP後、他のドライバーとともにFIAへ書簡を送っていた。しかし、その対応について、依然として十分な手応えがないと感じている。

    「正直言って、こんなに難航するとは思っていなかった」

    「僕らは自分たちの意見をしっかり伝えてきた。まだ『手遅れ』ってわけじゃないけど、相手にも歩み寄る姿勢が欲しい」

    「意見を出して、対話の機会を求めてきた。こっちからばかり何度も頼んでる状況じゃダメなんだ。双方向でなければならないし、相手側にもその意志が必要なんだ」

  • ジョージ・ラッセルと契約未更新のメルセデスF1をブランドルが疑問視

    ジョージ・ラッセルと契約未更新のメルセデスF1をブランドルが疑問視

    マーティン・ブランドルは、メルセデスF1チームがジョージ・ラッセルといまだに契約延長を結んでいないことに対し、「奇妙だ」と感じていると語った。

    ラッセルは2017年にメルセデスのジュニアドライバーとしてファミリー入りし、2年後にはウィリアムズからF1デビュー。2022年にはメルセデスのレギュラードライバーとして昇格し、これまでに通算3勝を挙げている。今季からはフェラーリに移籍したルイス・ハミルトンに代わり、事実上のチームリーダーを担っている。

    しかし、そんなラッセルにはいまだ新たな契約が提示されていない。2026年を見据えたF1シート争いが活発化するなか、マックス・フェルスタッペンがメルセデスへ移籍するとの噂もあり、その影響が指摘されている。

    ブランドルはSky Sports F1の番組内で、メルセデスが早期にラッセルと契約を延長すべきだと主張した。

    「彼は見事なドライビングをしているのに、来年の契約がまだ公になっていない。ちょっと奇妙に感じる」とブランドルは語る。

    「ただ、メルセデスにこの件を尋ねると、彼らは“我々は現在の雇用主であると同時に、彼のマネジメントチームでもある”と念を押してくるんだ」

    今季のラッセルは開幕6戦で4度の表彰台を獲得し、ドライバーズランキングで4位につけるなど、キャリアベストのスタートを切っている。

    ブランドルは、メルセデスがあとわずかでもマシンの改善に成功すれば、ラッセルはマクラーレン勢とのトップ争いに加われるはずだと期待を寄せる。

    「ジョージは素晴らしい走りをしていて、今あるものをすべて活かしきっている。もしメルセデスがあとコンマ1秒か2秒でもギャップを縮めることができれば、彼はマクラーレン勢のすぐ後ろに迫るだろう」

  • ジョージ・ラッセル F1マイアミGP決勝「今日は戦略で勝負するつもりだった」

    ジョージ・ラッセル F1マイアミGP決勝「今日は戦略で勝負するつもりだった」

    メルセデスのジョージ・ラッセルは、週末を通してマシンに馴染めない中での3位表彰台に、自らも「驚いた」と語った。バーチャル・セーフティカー(VSC)を活用した巧みな戦略と終盤の力走によって、今季4度目のグランプリ表彰台を獲得してみせた。

    F1第6戦マイアミGPは、マクラーレンの圧倒的な1-2フィニッシュに沸いた一方で、メルセデスのジョージ・ラッセルは、決して順風満帆とは言えなかった週末を3位表彰台というかたちで締めくくった。

    苦戦を強いられたフリー走行と予選、そして決勝での巧みな戦略と安定したドライビング。トップ勢と比べて厳しいパッケージの中で結果を残し、存在感を示す一戦となった。

    「マイアミで3位を獲得して帰ることができて、本当にうれしい。今週末はいつも以上に苦戦していて、これまでのレースに比べてマシンの中での感触が良くなかった。序盤から後手に回ってしまったが、大事な場面ではしっかりとパフォーマンスを出すことができたし、強い結果を持ち帰ることができた」

    ラッセルは金曜のフリー走行1回目(FP1)以降、自身のペースに納得がいかず、スプリント予選と決勝の両方で5番手に留まった。注目が若きチームメイト、キミ・アントネッリのスプリント初ポール獲得や、Q3でのフェルスタッペンに迫る僅差のラップタイムに集まる中、ラッセルは陰で課題と格闘し続けていた。

    「正直、今日は戦略で勝負するつもりだった」とラッセルは語る。「トップ5のドライバーでハードタイヤスタートは珍しいが、VSCに救われた面もある。リスクはあったけど、それがF1というものだ」

    ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 マイアミGP苦戦の週末から3位表彰台に「結果がすべてだ」とラッセル

    レースでは、フェルスタッペンやアントネッリがピットインしたタイミングで自らのペースを引き上げ、コンマ3~4秒のラップタイム改善を記録。これにより、ピット作業を経てフェルスタッペンの前でコースに復帰することに成功した。以降は3位の座を守るために全神経を集中させた。

    「ピット後はフェルスタッペンがすぐ後ろにいたけれど、自分はミディアムタイヤで良いフィーリングを得られていたし、彼を抑えられるだけのペースマネジメントができるという確信があった」とラッセルは明かしている。

    終盤には、ラッセルの背後にフェルスタッペンのみならず、勢いを見せたウィリアムズのアレックス・アルボン、さらにはチームメイトのアントネッリも迫る展開となったが、冷静な走りでポジションを死守。トップのマクラーレン勢には届かなかったものの、今季を通じて安定感を示してきたラッセルらしいレース運びだった。

    「マクラーレンは他チームに対して明確なアドバンテージを持っていた。彼らにおめでとうと言いたい。差を埋めるのは簡単ではないが、我々も引き続き努力を続けていく。次戦のイモラを皮切りに始まるヨーロッパ3連戦が楽しみだ」

    ラッセルはレース後、改めて今週末の苦戦を認めた上で、それでも表彰台という形で結果を残せたことを誇らしく思っていると語った。

    「今週末はずっと後手に回っていたけど、3位という結果を持ち帰れることに満足している。マクラーレンは本当にいい仕事をしている。同じイギリスのチームだし、彼らの活躍は刺激になるよ」

  • ジョージ・ラッセル F1マイアミGP後の記者会見を「体調不良」で欠席

    ジョージ・ラッセル F1マイアミGP後の記者会見を「体調不良」で欠席

    メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1マイアミGP終盤に激しい腹痛に襲われながらも、今季4度目となる表彰台フィニッシュを果たした。

    週末を通じてマシンのフィーリングには満足できなかったというラッセルだが、決勝直後のF1公式チャンネルのインタビューでは、レース終盤の体調不良について明かしている。

    「最後の15周はひどい腹痛に襲われて、本当に苦しかった。今もかなりつらい状態で、まっすぐ立つこともできない。胃がとにかく痛むんだ」と語ったラッセル。「いつもより少し朝食を多く食べたんだけど、それが原因かもしれないね。」

    ラッセルはレース直後の表彰台や、トラック上を走行しながら行われたインタビューには出席していたが、その後、マイアミ・ドルフィンズの更衣室を使用して行われたFIA主催の公式記者会見には姿を見せなかった。

    会見には、優勝したオスカー・ピアストリと2位のランド・ノリスのマクラーレン勢のみが出席し、メルセデスはラッセルの欠席について「体調不良のため」と説明している。

    レース後、メルセデスはラッセルの体調が回復したことを正式に発表している。

    ジョージ・ラッセル F1 マイアミGP

    ラッセルはこの日、ハードタイヤでスタートしたことで中盤まで長く走行し、バーチャル・セーフティカー(VSC)導入中にピットインする好機を得た。この戦略が奏功し、ピット作業を終えた際にはマックス・フェルスタッペンやアンドレア・キミ・アントネッリの前でコースに復帰し、最終的に3位を手にした。

    「今日はリスクを取って大胆な戦略を選んだ。トップ5の中でハードタイヤを履いてスタートするドライバーなんて、そうそういない」とラッセルは説明する。「VSCが入ったのは運が良かった部分もあるけど、それがレースというもの。リスクを取れば、こうして報われることもある。」

    「キミやマックスがピットに入ったあと、自分でもコンマ2~3秒速くなって、とてもいいポジションにいた。正直、この週末はずっと不調で、ドライビングを楽しめていなかった。でも、結果を出すべきときにちゃんとやりきれたのは誇りに思う。」

    なお、この3位というリザルトは、フェルスタッペンの後方走行中にラッセルが黄旗中に減速しなかった疑いでレッドブルが抗議したことで一時危うくなったが、スチュワードは抗議を却下し、ラッセルの順位は正式に認められた。

    レース前には、F1ドライバーたちがレゴブロックで作られた実物大のF1カーでコースを走行するというユニークなドライバーズパレードが行われ、ラッセルもステアリングを握っていた。チームメイトのキミ・アントネッリを後部座席に乗せ、他のドライバーたちと共にレースさながらの“バンパーカー走行”を楽しんだ。

    トップスピードが時速20kmに制限されていたこのイベントでは、スピードよりも楽しさが重視され、ドライバー同士の軽い接触も度々見られた。レース後、ラッセルは「レゴのレースでランドの足をちょっと負傷させちゃったかも」と冗談を交えながら振り返った。

    「ランドは僕にちょっと怒ってるかもね。朝のレゴレースでちょっとぶつかっちゃって、足を痛めさせたかもしれないんだ。苦情を言いに来るかもね」と笑いながら語ったラッセルは、続けて「今日一番楽しかったのは間違いなくあのレゴレースだね。最高だったよ。あれ、毎戦やるべきだよ」と締めくくった。

  • レッドブルF1の抗議をスチュワードが棄却 ラッセルの3位表彰台が確定

    レッドブルF1の抗議をスチュワードが棄却 ラッセルの3位表彰台が確定

    2025年F1マイアミGP決勝後、レッドブル・レーシングが提出したジョージ・ラッセル(メルセデス)に対する抗議は、FIAスチュワードによって棄却された。この決定により、ラッセルの3位フィニッシュと、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の4位という結果に変更はない。

    レッドブルは、ラッセルがバーチャル・セーフティカー(VSC)下で掲示されたイエローフラッグ中に減速義務を十分に果たしていなかったと主張していた。

    もしこの抗議が認められていれば、ラッセルにはペナルティが科され、フェルスタッペンが3位に繰り上がる可能性があった。実際、フェルスタッペンはラッセルから2.3秒差でフィニッシュしていた。

    VSCは、ハースのオリバー・ベアマンがエンジントラブルでストップした際に初めて導入され、ラッセルはこのタイミングでピットインし、フェルスタッペンの前でコースに復帰。その後、ザウバーのガブリエル・ボルトレトもマシントラブルでストップし、再びVSCが導入されたが、このときフェルスタッペンは無線で「ジョージが減速したか確認して。イエローだった」とチームに伝えていた。

    レース後、レッドブルは正式に抗議を提出。これに対してFIAのスチュワードは、両チームからの説明を聞いた上で、ラッセルの行動は規定違反には当たらないと判断した。

    レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーは抗議理由について「レギュレーションに違反していると判断したため、抗議を提出した」と説明し、続けて「規則には『減速』と明記されている。『スロットルを戻す』ことではなく、『速度を落とす』ことが求められている。我々は明確にそれを行ったし、マックスもコックピットからそれを見てすぐに報告している」と語った。

    マイアミグランプリラッセルはマイアミでフェルスタッペンを僅差で上回ってフィニッシュした

    しかし、スチュワードが公表した裁定文によれば、レッドブル側もラッセルがスロットルを戻していたことは認めており、その上で「十分に減速していなかった」と主張していた。

    一方でスチュワードは、「イエローフラッグ区間における『減速』が絶対速度を指すのか、それともその区間における通常のレーシングスピードと比較した相対速度なのか、レギュレーション上明確ではない」と指摘。その上で「63号車(ラッセル)は当該区間において通常よりも明確に遅かった」として、レッドブルの抗議は「根拠がない」と結論づけた。

    この結果、マイアミGPでの順位は変更されず、フェルスタッペンは4位のまま、ドライバーズランキングではラッセルに対して6ポイント差を維持している。

  • F1 ジョージ・ラッセル “夢のマシン”メルセデスAMG ONEをガレージに追加

    F1 ジョージ・ラッセル “夢のマシン”メルセデスAMG ONEをガレージに追加

    メルセデスのF1ドライバー、ジョージ・ラッセルに自身の「夢のマシン」であるメルセデスAMG ONEがついに納車された。ラッセルは自身のSNSを通じて、限定275台・価格約270万ドル(約3億8000円)のハイパーカーとともに撮影した写真を公開している。

    同車はメルセデスAMGがF1技術を公道仕様に落とし込んだプラグインハイブリッドスーパーカーで、全世界での生産台数は275台限定。すでに全台が完売しており、非常に希少なモデルだ。

    ラッセルは投稿の中で、「MY DREAM CAR!!!」と喜びをあらわにし、「2017年にメルセデスF1に加入して以来、ずっとこのクルマに憧れていた。F1で初めて運転した2015年のマシンのエンジンをベースにしているのが信じられない。本当にビースト(怪物)だ」とコメントしている。

    納車後は、モナコの自宅周辺でドライブしたものとみられ、F1ドライバーの間でもAMG ONEを所有するのはごく一部に限られる。ラッセルの他には、同僚のルイス・ハミルトン(うち1台は父アンソニー氏に贈呈)、ニコ・ロズベルグ、デビッド・クルサード、バルテリ・ボッタスらが名を連ねている。

    なお、ラッセルの愛車コレクションにはこのAMG ONEをはじめ、1970年式メルセデス・ベンツ280 SLやAMG G63、C63、C63S、SL63、GT Sクーペなど、クラシックから現代のAMGモデルまで幅広く揃っている。

    AMG ONEは、メルセデスが2017年にコンセプトモデルとして発表し、2023年に市販化されたモデル。F1マシン「W06 Hybrid」のパワーユニット「PU106B」をベースにした1.6リッターV6ハイブリッドを搭載し、公道向けに再調整が施されている。

    最高出力はシステム合計で1,049馬力。内燃エンジンが566馬力、電動モーターが483馬力を発生し、0-100km/h加速は2.9秒、最高速度は約352km/hに達する。F1由来の技術として、MGU-HやMGU-Kを備え、前輪左右に独立したモーターを持つことで四輪駆動も実現している。

    パフォーマンス面でも圧巻で、AMG ONEはニュルブルクリンク北コースを6分30秒未満で走破した初の市販車として記録されているほか、レッドブル・リンク、ホッケンハイム、モンツァといった有名サーキットでも最速タイムを樹立している。

    ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

  • ジョージ・ラッセル レッドブルF1と非公式に対話…フェルスタッペン後任候補

    ジョージ・ラッセル レッドブルF1と非公式に対話…フェルスタッペン後任候補

    ジョージ・ラッセルとレッドブルのクリスチャン・ホーナーは、メルセデスドライバーの将来に関する憶測が飛び交う中、ここ数週間、非公式な話し合いを行っている。ラッセルとメルセデスとの契約は2025年シーズン終了で契約満了となる。

    報道によると、2人はまだレース契約については話し合っていないが、お互いの状況については認識している。このイギリス人ドライバーは、マックス・フェルスタッペンの立場が不透明なことから、レッドブルへの移籍が噂されている。

    マックス・フェルスタッペンは、パフォーマンスの低迷の中でレッドブルからの退団が噂されており、2028年まで契約している契約には退団条項が含まれていると言われている。ラッセルとの新たな契約はまだ締結されていないため、メルセデスはフェルスタッペンの獲得に興味を示している候補の一つであると言われている。

    しかし、チーム代表のトト・ヴォルフは、フェルスタッペンとは接触はないと述べている。アストンマーティンは、3年間で2億2500万ポンドという記録的な契約オファーを準備しているとされている。

    「現在のラインナップに非常に満足しています。これ以上望むものは何もない」とトト・ヴォルグは述べている。

    「マックスはレッドブルに所属しており、我々は彼とは会話もしていない。我々は現在の軌道を続けていく」

    ジョージ・ラッセルは、チームを取り巻く不透明な状況や将来の移籍の可能性にもかかわらず、将来についてリラックスしている。27歳のラッセルは、早くて来月まで交渉は進展しないだろうと予想している。

    「僕の側からは、文字通りストレスも心配もまったくない」とラッセルはSky Sports F1に語った。

    「契約に関しては、誰もが興奮しているけど、実際には、ドライバーは契約を結んでおり、パフォーマンスが振るわない場合は解雇される」

    「ドライバーにとって、パフォーマンスは通貨のようなものだ。それが僕たちのすべてです。パフォーマンスを発揮すれば、すべてはうまくいく。だから、僕は今週末のレースに臨み、パフォーマンスに集中し、将来は自ずと決まるだろうと期待している」

    ジョージ・ラッセル F1 フェルスタッペン

    ラッセルがメルセデスに残留するために2年間の契約に合意したという報道がある中、ドライバーは、その憶測は耳にしないほうがよいと示唆した。

    「噂は決して真実ではないよね」とラッセルは述べた。

    「噂と聞いたとき、あまり耳を傾けなかった。そのうちのいくつかは、おそらくかなり近いものもあると思うけど、結局のところ、シーズン中の5月や6月以前に契約について話し合ったことは一度もない」

    ヴォルフは、ルイス・ハミルトンがフェラーリへ移籍して以来、ラッセルがチームリーダーに就任して以来、彼に感銘を受けていることをすでに表明している。

    「ジョージはマックスと同じレベルにあります」とヴォルグは語った。

    「彼は素晴らしい仕事をしている。彼はいつも少し、過小評価されているとまでは言えないが、人々はルイスやマックスについて話していた。そして今、彼が成果を上げていることがわかる」