カテゴリー: フランコ・コラピント

  • アルピーヌF1 フランコ・コラピントの結果は「期待外れ」とブリアトーレ

    アルピーヌF1 フランコ・コラピントの結果は「期待外れ」とブリアトーレ

    アルピーヌのエグゼクティブディレクターであるフラビオ・ブリアトーレは、フランコ・コラピントの将来に疑問を投げかけ、彼のパフォーマンスが期待に達していないと語った。

    ブリアトーレはシーズン6戦を終えた時点でチームの当初のドライバーであるジャック・ドゥーハンを降ろし、コラピントをレースシートに昇格させた。しかし、ドゥーハンが在籍中に1ポイントも獲得できなかったのと同様に、コラピントも昇格後まだポイントを獲得していない。

    シートの将来計画について問われたブリアトーレは、コラピントの昇格が時期尚早だったかもしれないと認めた。

    「このドライバーにとっては難しい。このマシンに対応するのは非常に難しい。これらのマシンはとても重く、非常に速い。若いドライバーをF1に入れるには、フランコにとっては正しいタイミングではなかったかもしれない。F1にいるためには、あと1年か2年必要だったかもしれない」とブリアトーレは語った。

    「最終的に重要なのは結果だと分かっている。彼はとても頑張っている。エンジニアたちを喜ばせようとあらゆることに懸命に取り組んでいる。しかし、私がコラピントに期待していたものではなかった」

    アルピーヌ F1 フランコ・コラピント

    ブリアトーレは、昨年コラピントがウィリアムズで9戦に出走し、その間に2度ポイントを獲得したのを受けて彼を起用した。しかし今季ここまでの14戦でアルピーヌのポイントはすべてピエール・ガスリーが獲得している。

    「昨年、彼はジェームス(・ボウルズ/ウィリアムズ代表)と共に戦った2、3レースで非常に良い結果を残した。しかし、ピエールのような優れたドライバーがいるチームに入って、常にチームメイトと競い合う状況では、彼にプレッシャーをかけすぎたのかもしれない。我々はその点を考慮する必要があると思う」

    「ドライバーは人間だし、彼ら若者の頭の中で何が起こっているのかを理解しなければならない。彼らは19歳、20歳、22歳、23歳といった若い子たちだ。我々がドライバーの人間的な側面を過小評価したのは間違いだと思う。我々は常にタイムだけを見ている。おそらく私はコラピントのマネジメントにおいて何かを見落としたのだろう」

    将来のシートについてブリアトーレは「正直、どうするかは分からない」と述べた。しかしガスリーのパフォーマンスには満足していると明言した。

    「彼は良いし、一貫性がある。チームプレーヤーだ。ピエールはチームの未来の基盤だ」とブリアトーレは語った。

  • フェルナンド・アロンソ アルピーヌF1で苦境のコラピントに「批判を受け入れよ」

    フェルナンド・アロンソ アルピーヌF1で苦境のコラピントに「批判を受け入れよ」

    フランコ・コラピントはF1での将来について激しい憶測にさらされているが、フェルナンド・アロンソは、この新人ドライバーに「批判」を受け入れ、結果の向上に集中する必要があると助言した。

    コラピントはF1の2025年シーズン、フラビオ・ブリアトーレがアルピーヌのリザーブドライバーのひとりとして契約したことでチャンスを得た。ほぼ最初から、ジャック・ドゥーハンのレースシートに座るのは時間の問題だと見られていた。

    その機会は第7戦エミリア・ロマーニャGPで訪れ、ブリアトーレが提示した3つの条件――「速く走る、クラッシュしない、ポイントを取る」――を満たすための5戦限定オーディションが始まった。ブリアトーレは「10個ではなく、この3つだけを求めている。うまくやれば、ずっと走れる」と語っていた。

    しかしコラピントは3つすべてを満たせないまま、この時点でアルピーヌから7戦目を迎えている。ポイント獲得がない状況で、シーズン中にもバルテリ・ボッタスと交代する可能性が噂され、夏休み前にも決断が下されるとの見方もある。情報筋によれば、アルピーヌはすでにメルセデスのリザーブドライバーであるボッタスと前向きな話し合いを行ったという。

    評論家や元ドライバーからも批判が寄せられており、クリスチャン・ダナーは最近、ドゥーハンではなくコラピントが走っている理由について「ドルという名前だ」と発言。さらに「彼に依存しているのは巨額の資金とアルゼンチンGPの可能性で、スポーツとは関係ない」と述べている。

    フェルナンド・アロンソ F1

    この批判について、2度のワールドチャンピオンであるアロンソは、コラピントを含め若手ドライバーは受け入れるべきだと語る。

    「ちょっとしたアドバイスだが、F1を含めエリートスポーツは非常に競争の激しい環境だ。だから毎日ベストパフォーマンスを発揮する準備が必要だし、発揮できなかったときは批判を受け入れて、改善を目指す覚悟が必要だ」

    「でもF1では、チームやエンジニア、テクノロジー、データから多くのサポートを受けられる。だからドライバーとして日々成長していくためには悪い環境じゃないと思う」

    さらにアロンソは、F1では勝てない可能性を受け入れる必要もあると続けた。

    「僕らはみんな勝ちたいと思っているし、F1に来られるのは、過去にカートやジュニアフォーミュラで勝つ機会があったからだ。でもF1に来ると、5年や6年という期間、たいていはひとりのドライバーが支配して勝ち続ける。だからその悔しさをコントロールして、勝てないとわかっていても100%の走りをし続ける必要がある」

    一方のコラピントは、アルピーヌのシートを守るために必要なことをやる覚悟があると語る。

    「休養を取ってリセットし、ファクトリーに戻ってスタッフと一緒に改善すべき点に集中できた。エンジニアやファクトリーのみんなと仕事を続けた。いいリセットになったので、準備はできている」

  • アルピーヌF1ブリアトーレ コラピントに見切り?ペレスやボッタスを検討か

    アルピーヌF1ブリアトーレ コラピントに見切り?ペレスやボッタスを検討か

    フランコ・コラピントの起用を主導したフラビオ・ブリアトーレが、早くも新たなドライバー交代を本格的に検討している。

    アルピーヌF1チームのアドバイザーを務めるブリアトーレは、元リザーブのジャック・ドゥーハンに代えて、ウィリアムズからコラピントを高額な条件でレンタル移籍させた。だが、そのコラピントはこれまでのところ期待外れのパフォーマンスに終始しており、2026年以前の交代説も浮上している。

    「ブリアトーレは今もなおコラピントに対して批判的な目を向けている」と、ドイツ『Sport1』のラルフ・バッハは『f1-insider』のYouTubeチャンネルで語った。

    「そしてブリアトーレをよく知る者なら誰でも、彼がすでに別のプランを考えていることは想像がつくはずだ」

    バッハはすでに代役の交渉が進行中だと示唆する。

    「ボッタスと話をしたことは、もはや秘密でもないだろう。だが、セルジオ・ペレスも侮れない存在だ。彼には経験があり、そして再びカルロス・スリムの支援によって莫大な資金をもたらす」

    セルジオ・ペレス

    ペレスは2024年限りでレッドブルを離脱。代役のリアム・ローソンや角田裕毅はまだペレスを凌駕する成績を挙げられていない。ペレスは長らくキャデラック入りが噂されていたが、関係筋によればバルテリ・ボッタスがすでにそのシートを確保したとの情報もあり、アルピーヌ加入の可能性が再浮上している。

    「ペレスを起用できれば、ブリアトーレにとっては完全な“ウィンウィン”だ」とバッハは述べた。「それが現実になる可能性も決してゼロではない」

    さらに元F1ドライバーのマーティン・ブランドルも、コラピントの将来に懐疑的な見方を示している。

    「2025年以降の状況は、明らかに不透明だ」とブランドルは語り、ブリアトーレがポール・アーロンを高く評価していることも指摘されている。

  • フランコ・コラピント ピレリテストでクラッシュ F1ファンから交代論再熱

    フランコ・コラピント ピレリテストでクラッシュ F1ファンから交代論再熱

    フランコ・コラピント(アルピーヌ)はF1復帰後、期待された活躍ができていない。未だポイントを獲得できておらず、チームの苦戦も続いている。

    アルピーヌは現在コンストラクターズ選手権最下位に沈み、唯一の得点はピエール・ガスリーが4戦で獲得した20ポイントにとどまっている。

    エミリア・ロマーニャGPからジャック・ドゥーハンに代わって起用されたコラピントだが、今のところチームは一向に浮上の兆しを見せていない。ベルギーGPでガスリーは「チームはすでに2026年に全力を注いでいる」と語り、後半戦はさらに厳しくなることを警告していた。

    そんな中、コラピントの将来を不安視する声が高まっている。2026年まで契約があるとはいえ、このままチームに残留できるかどうかは不透明だ。

    今週ハンガロリンクで行われたピレリのタイヤテストで、コラピントはターン11でクラッシュ。アルピーヌはSNS(旧Twitter)の公式アカウントを通じて、彼が無事であることを報告したが、その後のSNS上ではファンからの批判的な声が噴出している。

    あるファンは「ジャック・ドゥーハンを戻せ。フランコは本当にひどい」と投稿。また別の投稿者は「無事でよかったけど、彼が十分な実力を持っていないことは事実」と手厳しい。

    さらには、「明らかにコラピントはひどいドライバー。次のオランダGPからドゥーハンが乗るべきだ」とまで断言する声や、「昨日最速だったポール・アロンをもう一度乗せろ」という意見も多く見られた。

    一方で、少数ながら彼を擁護する声もあり、「本当に無事でありますように。フランコに幸あれ」といったコメントも寄せられている。

    フランコ・コラピント アルピーヌF1チーム

    アルピーヌ、次の一手は?
    チームとしてはドゥーハンやアロンといった有望株を擁しており、代役候補には事欠かない。

    さらに、チーム顧問のフラビオ・ブリアトーレは“ウィン・ウィンの選択肢”として、別の経験豊富なドライバーを推している。その一人が、2026年からメルセデス製パワーユニットを導入するアルピーヌとの接点も噂されるバルテリ・ボッタスだ。

    ボッタスはアルピーヌへの短期的な移籍に前向きでありつつ、将来的にはキャデラック(アンドレッティ)への移籍も視野に入れているとされる。

    また、2024年限りでレッドブルを離脱したセルジオ・ペレスもF1復帰の糸口を探しており、アルピーヌ入りの可能性が浮上している。

    クラッシュの影響と低調なパフォーマンスが重なり、コラピントの立場は一層厳しいものとなっている。アルピーヌが今後のラインアップにどのような判断を下すのか、注目が集まる。

  • フランコ・コラピント F1ハンガリーGP決勝「改善の手応えはある」

    フランコ・コラピント F1ハンガリーGP決勝「改善の手応えはある」

    フランコ・コラピント(アルピーヌ)は、2025年F1第14戦ハンガリーGP決勝を18位で完走。予選17番手からのスタートとなったが、ピット戦略の乱れとタイヤグリップ不足に悩まされ、苦しい展開のままレースを終えた。

    序盤はクリーンエアに出るために早めのピットインを実行。その結果2ストップを強いられるかたちとなり、終盤には再びトラフィックに巻き込まれた。ピットストップでは想定外のロスタイムも発生し、下位に沈んだ。

    「今日は自分たちにとって良い1日にはならなかった。クルマのペースはクリーンエアでは悪くなかったし、昨日の感触とも一致していた」とコラピントはコメント。

    「でも、青旗やピットでのタイムロスがあって、思ったような展開にはならなかった。スタートは良かったけど、1周目でいくつかポジションを落としてしまい、そこからは後手後手になった。リアのグリップ不足にも苦しんで、滑りやすかったけど、後半には少し改善してきた。」

    「2ストップを選んだけど、どちらのピットストップでも問題があって、予定より時間がかかってしまった。チームは最近、ピット作業も安定してたんだけど、こういう日もある。夏休みはしっかりリセットして、後半戦ではもっと改善できるようにしたい。」

    アルピーヌのエグゼクティブアドバイザーであるフラビオ・ブリアトーレは、コラピントの姿勢を評価しながらも、チーム全体の立て直しが急務だと語った。

    「結果としては失望せざるを得ないが、フランコは週末を通して前向きに取り組み、マシンの改善にも貢献してくれている。ただ、今季の厳しい状況を打開するには、今後の数ヶ月が極めて重要になる。我々はすでに2026年に向けた開発に本腰を入れているが、それと同時に、残りのシーズンを有意義なものにする努力も続けていく。」

    ルーキーイヤーのコラピントにとって、後半戦はマシンの完成度と共に自身の成長を示す絶好の機会となる。

    フランコ・コラピント(アルピーヌF1チーム) ハンガリーGP F1フランコ・コラピントが18位完走。ピット作業の乱れとグリップ不足に苦しみながらも、経験を積む一戦となった。

    今日のレースはパフォーマンス的にも非常に苦しんだように見えました。振り返ってみてどう感じていますか?

    フランコ・コラピント: うん、確かにハードなレースだったけど、そこまでペース自体は悪くなかったと思う。ただ、いろんな場面でタイムを失ってしまって、すごく難しい展開になった。

    スタートでも少しポジションを落としてしまったし、リヤのグリップがまったくなくて、かなりスライドしてた。コースオフもあったし、そのあとに入った2回のピットストップがとても遅くて、そこでも大きなタイムを失った。何が起きたのかしっかり確認して、次はこうならないようにしたい。

    このあと夏休みに入りますが、ここまでのシーズンをどう振り返りますか?

    コラピント: 少し休んで、気持ちをリセットすることが大事だと思う。そして後半戦はもっと強くなって戻ってきたい。

    改善すべき点はまだたくさんあるけど、今週末は全体的に見れば前進できた部分もあったと思う。だから、この流れを次のレースにもつなげられるように、引き続き努力を重ねていきたいね。

  • フランコ・コラピント アルピーヌF1で不振「昨年のような自信が持てない」

    フランコ・コラピント アルピーヌF1で不振「昨年のような自信が持てない」

    アルピーヌF1のフランコ・コラピントは、今季苦戦を強いられている理由について「マシンに対する自信が持てない」と語った。

    2025年シーズン第7戦イモラGPから、成績不振により降格となったジャック・ドゥーハンの代役としてアルピーヌに加入したコラピントだが、これまでの7戦でいまだポイントを獲得できていない。一方、チームメイトのピエール・ガスリーは同期間で13ポイントを稼いでいる。

    コラピントは前年、ウィリアムズでローガン・サージェントの代役としてF1デビュー。9戦中4戦でポイント圏内に入り、高く評価された。その活躍を経て、今季からアルピーヌのリザーブドライバーとして契約を結び、途中参戦に至ったが、現時点ではその輝きを再現できていない。

    「コーナーに入っていく時に、うまく操縦できないことがある」と彼は語る。

    「ターンインの瞬間にマシンが自分の思い通りに動いてくれないんだ。これが自信を失わせている。一年前はそんな感覚はまったくなかったし、すぐに速さを出せていた。今はそこがうまくいかない」

    また、現在の課題として「週末全体を最大限に活用すること」が重要だと述べ、次のように続けた。

    「チームと一緒に課題の理解に取り組んできたし、少しずつ良くなってきている部分もある。でも、各要素がうまく噛み合ってないと感じる時もあるし、手応えが結果に現れないとモチベーションの維持が本当に難しい」

    「ただ、チームとの協力関係は良好だし、裏での進歩は確実にある。時間はかかっているけど、結果は必ず出せると信じている」

    フランコ・コラピント アルピーヌF1チームフランコ・コラピント、アルピーヌ加入後いまだノーポイトのまま苦戦が続く

    今週末のハンガリーGP終了後、F1は恒例のサマーシャットダウンに入り、次戦オランダGP(8月29~31日)まで約1カ月の休みに入る。

    多くのドライバーはこの期間に休暇を取るが、第7戦からの途中参戦で不振が続くコラピントにとっては、むしろ取り組みを強化する時期だ。

    「僕のシーズンはまだ短い。だからこそ、パフォーマンスに納得がいかない今は、手を止めずに進み続けるしかない」

    「もちろんリセットする時間も必要だけど、空いた時間を使って、自分が何を改善すべきかを理解し続けることが重要なんだ」

    「夏休み明けには、今よりもっと強くなって戻ってきたい」

  • フランコ・コラピント F1ベルギーGP決勝「全体的にペースが足りなかった」

    フランコ・コラピント F1ベルギーGP決勝「全体的にペースが足りなかった」

    フランコ・コラピントは、2025年F1ベルギーGP決勝を後方スタートで迎えた。

    序盤のウェットコンディションではやや手応えを感じていたものの、ドライタイヤに履き替えてからは苦戦を強いられた。特にトラフィックやタイヤの摩耗管理に苦しみ、追い上げを見せるには至らなかった。

    ピット戦略も思いどおりに機能せず、「サインツをカバーしようとして、結果的にできなかった」と振り返ったコラピント。全体を通して「非常に長く感じたレースだった」と語りつつも、チームメイトのピエール・ガスリーが得点したことには敬意を示した。

    Q:フランコ、今日は後方からのスタートでしたが、途中で何度かポジションを上げる場面もありましたね。ただ、全体的には厳しい展開だったように見えました。

    フランコ・コラピント: そうだね、序盤は路面が濡れていてインターを履いてたときは良かったんだけど、ドライになってスリックに替えてからは思ったほど速くなかった。

    全体的にペースが足りなかったし、トラフィックやタイヤの扱いも難しかった。あと、サインツをカバーしようと思ってピットに入ったけど、結果的にはうまくかみ合わなくて逆に後退してしまった。とにかく難しいレースだった。

    フランコ・コラピント(アルピーヌF1チーム) ベルギーGP F1 ベルギーグランプリウェットでは手応えを見せるも、ドライで失速したフランコ・コラピント

    Q:週末全体を振り返ってみてどうですか?金曜から土曜にかけては少し前進も見えたように思えましたが…

    フランコ・コラピント: うん、少しは進歩したと思うけど、明らかにそれだけじゃ足りなかったね。

    もっと全体を通して上げていかないといけないし、今回みたいな週末では物足りない。学びはあったけど、まだまだやるべきことが多いと感じたよ。

  • F1アルゼンチンGP復活計画が加速 ガルベス改修と政治支援が後押し

    F1アルゼンチンGP復活計画が加速 ガルベス改修と政治支援が後押し

    フランコ・コラピントのF1将来に不安が広がる中、アルゼンチンのモータースポーツ界は大規模な再興に向けて動き出している。

    アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにある伝統のサーキット、オスカル・イ・フアン・ガルベス・サーキットは大規模な改修工事に入る予定で、最終的にはF1カレンダーへの復帰を目指す。このサーキットは1998年を最後にF1開催から外れていたが、その原因は施設の老朽化だった。

    設計を手がけるのはF1サーキット設計の第一人者ヘルマン・ティルケで、計画は2段階に分かれている。まずはMotoGP開催に必要なFIAグレード2の認可を取得し、その後F1開催に向けてグレード1へのアップグレードを目指す。

    「フェーズ1は2027年のMotoGP開催を想定しており、フェーズ2でF1を視野に入れている」とティルケはスペインの『Soy Motor』に語った。

    改修では「ビボリータ」や「オンブ」など往年の名コーナーがレイアウトから外れるが、名称は維持される。一方で「サロット」や「アスカリ・シケイン」は存続予定だ。観客のための高低差や360度見渡せるレイアウト、さらにコンサートエリアの設置など、観戦体験の向上も目指している。

    「今回の再設計はドライバーのためだけではない。観客のためのものでもある」とティルケは強調した。「観戦のための高台、360度の観客エリア、コンサートスペースを設ける。ピットビルディングやガレージも大幅に拡張・近代化する必要がある」

    改修工事は2025年11月に着工し、2027年2月に完了予定。MotoGPは同年3月に初開催されることが決まっている。

    ただし、最終目標はあくまでF1だ。F1向けのレイアウトはMotoGP仕様より500メートル長く、2つのコーナーが変更される。F1開催にはインフラ整備に加えて、年間約4,000万ドルの開催料が必要とされる。

    現在、アルゼンチン国内ではホルヘ・マクリ氏やオーリー・テラノバ氏、ダニエル・シオリ氏といった政治・経済界の要人がこの計画を後押ししており、F1復帰への政治的・商業的な機運も高まりつつある。

  • フランコ・コラピント 2025年のF1シートは“安泰”情報も来季は不透明

    フランコ・コラピント 2025年のF1シートは“安泰”情報も来季は不透明

    アルピーヌF1で未だ1ポイントも獲得できていないフランコ・コラピントだが、アルゼンチンのルノーCEOであるパブロ・シビラが同郷ドライバーの将来について詳細を語った。

    「彼は今シーズン最後まで戦うことになる」と、シビラはアルゼンチンのメディア『LOVE/ST.』に語った。ジャック・ドゥーハンに代わって最低5戦に出場する契約の下、コラピントは少なくとも「シーズン終了までは」シートを保持する可能性が高いという。

    参考までに、フラビオ・ブリアトーレは、2026年の新レギュレーションを見据えてアルピーヌが様々な選択肢を比較検討する必要性と意欲を示していた。ジャック・ドゥーハン、フランコ・コラピントに続き、セルジオ・ペレス、ミック・シューマッハ、バルテリ・ボッタス、さらにはポール・アロンといった名も候補に挙がっており、リストは拡大し続けている。

    しかし、少なくともシビラにとっては、アルゼンチン人ルーキーに関しては疑問の余地はないようだ。「我々の最優先事項は、フランコがシーズンに集中することだ。シーズンが続いている限り、話し合いの余地はない」と断言した。

    2025年は比較的安泰も、2026年のアルピーヌ残留は保証されず
    22歳の若きドライバーにとってはある程度の安全圏が確保されているとはいえ、来季のアルピーヌのラインアップに残れる保証はない。2023年から在籍するピエール・ガスリーは2024年に「複数年契約」を結んでおり、少なくとも2026年の移行期まではチームに残留する見通しだ。

    さらに、パブロ・シビラの支援があるとはいえ、コラピントは上層部からのプレッシャー、そしてグリッド復帰を狙う他のドライバーたちの存在に晒されている。例えば、メルセデスのリザーブドライバーを務めるバルテリ・ボッタスについては、トト・ヴォルフが交渉に応じていることを最近認めている。

    シルバーストンでの欠場、ブリアトーレは厳しい姿勢
    シルバーストンGPではマシントラブルによりスタートすらできなかったコラピントだが、チーム代表フラビオ・ブリアトーレの評価は容赦なかった。

    「フランコは自分のミスを理解しており、改善しなければならないことも分かっている」と、シーズン後半戦を前に厳しい言葉を投げかけている。

  • ブリアトーレの「爆弾体質」とフランコ・コラピントの運命 F1の非情な現実

    ブリアトーレの「爆弾体質」とフランコ・コラピントの運命 F1の非情な現実

    昨年、ウィリアムズでの9戦にわたる活躍でF1界に鮮烈な印象を与えた“スーパーサブ”フランコ・コラピント。オフシーズンにはアルピーヌがリザーブドライバーとして彼を獲得し、2025年シーズンにはジャック・ドゥーハンに代わってレースシートを得た。

    しかし、ここまで6戦を終えてもコラピントは未だノーポイント。エミリア・ロマーニャGPとシルバーストンでの予選ではクラッシュを喫し、結果を残せずにいる。

    そしてシルバーストンの予選でのクラッシュ後には、アルピーヌのエグゼクティブディレクターであるフラビオ・ブリアトーレが、頭を抱える様子がカメラに捉えられた。

    これを受けて、チームがシーズン途中で彼を更迭する可能性が浮上。PlanetF1.comは関係者の話として、バルテリ・ボッタスがチームと前向きな話し合いを行っていると報じており、中盤戦でのドライバー交代が現実味を帯びてきたという。

    また、元レッドブルのセルジオ・ペレスとも交渉中とのことだが、こちらは2026年の新レギュレーションに向けたものであるとされている。

    元F1ドライバーのリカルド・パトレーゼは、1993年にベネトンでブリアトーレのもとを離れた自身の経験を踏まえ、コラピントに警鐘を鳴らす。

    「ブリアトーレに関しては何が起きてもおかしくない」とパトレーゼは語る。「私から見ると、彼はいつ爆発するかわからない“爆弾”のような存在。まるで第二次世界大戦中の不発弾のようだ。

    今のコラピントは結果も出ていないし、クラッシュもしている。そうなると、ブリアトーレとの関係は彼の精神状態に良い影響を与えるとは思えない。

    つまり、今のコラピントは“安全圏”にいるわけではないということだ」

    とはいえ、当のアルゼンチン人ドライバーは自身の将来に対して楽観的な姿勢を崩していない。

    「特に心配しているわけではないよ」と、コラピントはオーストリアGPでPlanetF1.comを含むメディアに語った。「彼(ブリアトーレ)は僕の決断を支持してくれているし、信頼もしてくれているんだ」

    シルバーストンでは5戦契約が切れた後の状況について問われると、彼は「現在はレースごとの契約になっている」と明かした。

    「基本的には毎戦が勝負だと思っている」と彼は語る。「でも、自分としてはチームの改善に集中しているんだ」

    「シートを維持するための“条件”があるかって? いや、それはないよ。とにかく、僕らはできる限りベストを尽くすことに集中している」

    「僕自身も改善すべき点に取り組んでいるし、レースペースには自信があるけど、予選ではもう少し良くならないといけないと思ってる」

    「チーム全体としても、毎戦ポイント争いできるようにもう一段階ステップアップする必要がある。それに向けて全方位で良くしていかなければならないと感じている」