フランコ・コラピント アルピーヌF1残留決定 2027年もガスリーとコンビ

フランコ・コラピント アルピーヌF1残留決定 2027年もガスリーとコンビ

BWTアルピーヌF1チームは8月27日、フランコ・コラピントが2027年F1世界選手権でもレースドライバーを務めることを正式発表した。これにより、2027年もピエール・ガスリーとのコンビを継続することが決定した。

コラピントは2026年に大きな成長を遂げ、ここまで12戦中6戦でポイントを獲得して計19ポイントを記録。アルピーヌはドライバーラインアップの継続性を重視し、2025年から続くガスリーとコラピントの体制を2027年も維持する。

コラピントが2027年もアルピーヌF1に残留
アルピーヌは2027年のドライバーラインアップを確定させ、23歳のフランコ・コラピントが引き続きピエール・ガスリーとともに戦うことを発表した。

コラピントにとって2026年は飛躍のシーズンとなっている。ここまで19ポイントを獲得し、12戦のうち6戦で入賞。中国GPで10位に入った後、5月のマイアミGPでは当時の自己最高となる7位フィニッシュを果たした。

その2週間後のカナダGPではさらに自己最高を更新し、6位でフィニッシュ。成熟したレース運び、粘り強さ、そして持ち前の才能を示す走りとなった。

アルピーヌは、コラピントがチームとの良好な関係を築きながら成長を続け、エンストンをF1における自分のホームと感じるまでになったとしている。

ガスリーとのコンビは3シーズン目へ
コラピントの2027年残留と、チームが示した相互の信頼は、アルピーヌが将来に向けて安定性と継続的な前進を求めていることを示すものでもある。

コラピントとガスリーが初めてチームメイトとなったのは2025年。コラピントが同年のF1エミリア・ロマーニャGPでアルピーヌからデビューして以来、両者は強固な関係を築いてきた。2027年は同じコンビで迎える3シーズン目となる。

2026年は改善されたシャシーとパワーユニットのパッケージもあり、アルピーヌはコンストラクターズ選手権6位につけている。中国、カナダ、スペイン、イギリスの4戦ではダブル入賞を達成した。

23歳のコラピントはこれまでF1で38戦に出走。グリッドでも経験豊富なドライバーのひとりであり、コラピントにとって理想的なチームメイトと位置づけられるガスリーとの組み合わせを、アルピーヌは今後のチームを前進させるうえで最適なコンビだと評価している。

フランコ・コラピント(アルピーヌF1チーム)

ブリアトーレ「フランコはF1にいるべきドライバー」
アルピーヌのフラビオ・ブリアトーレは、ドライバーラインアップを継続することの重要性を強調。その一方で、チームにとって最大の優先事項は速いF1マシンを作ることだと語った。

「フランコがピエールとともにレースドライバーとして残り、2027年のドライバーラインアップを確定できたことをとてもうれしく思う」

「私にとって継続性は非常に重要だ。これでドライバーに関しては落ち着いた状態になった。何度も言ってきたように、これはパズルの重要なピースではあるが、我々が正しくやらなければならない最も重要なことは、速いレーシングカーを設計し、作ることだ。それが我々の最優先事項であることに変わりはない」

「今年、フランコが本当に成長し、素晴らしいドライバーへと成熟していく姿を見てきた。特にマイアミとモントリオールでの結果は、私がすでに分かっていたことを証明した。フランコはF1にいるべきドライバーであり、このチームにいるべきドライバーだ」

「フランコとピエールの両方がコース上で素晴らしい仕事を続け、チーム全体がこのスポーツの先頭で戦い、勝てるようになるまで絶え間なくプッシュし続けることを期待している」

コラピント「ここに残れることをとてもうれしく思う」
コラピントはアルピーヌへの残留を喜び、2026年にチームが前年から大きな進歩を遂げたことにも手応えを示した。

「2027年もこのチームに残れることをとてもうれしく思う。ここではとても幸せだし、すっかり馴染んでいる。今年は昨年と比べて大きく前進できているので、さらにうれしい」

「まだ達成しなければならない目標はたくさんあるし、チームがパフォーマンスを見つけて、マシンをどんどん良くするために本当に懸命に取り組んでいることも分かっている」

「長期的な目標は明確だ。戦って勝つこと。その将来に向けて僕をドライバーのひとりとして信頼してくれたチーム、フラビオ、スティーブに感謝している」

「これからすべてがどう展開していくのか楽しみにしているし、何よりもまずコース上で自分の仕事に集中していきたい」

アップグレード版A526でイタリアGPへ
アルピーヌにとって、モンツァを前にドライバー契約を発表するのは2年連続となる。約1年前にはガスリーがイタリアGPを前にチームへの将来を託す決断を発表しており、今回はコラピントが自身の将来を確定させた。

コラピントは次戦イタリアGPでアップグレードされたA526のパッケージを使用する予定となっている。

2027年の残留決定によってドライバー面での安定を確保したアルピーヌ。ガスリーとコラピントという継続したラインアップのもと、チームは次の段階として、ブリアトーレが最優先事項に掲げる「勝てるF1マシン」の実現を目指していく。