カテゴリー: フォーミュラE

  • 【フォーミュラE】 第4戦 予選:ジャン・エリック・ベルニュがポール獲得

    【フォーミュラE】 第4戦 予選:ジャン・エリック・ベルニュがポール獲得

    フォーミュラE 第4戦 サンティアゴePrixの予選が3日(土)、チリのサインティアゴ市街地コースで行われ、ジャン・エリック・ベルニュ(テチーター)がポールポジションを獲得した。

    チリでは初開催となるフォーミュラE。全てのドライバーが初めてのコースで2回のフリープラクティスの後に4つのグループに分かれてスーパーポール進出を決める予選が行われた。

    グループ予選では第4グループに走行したアンドレ・ロッテラー(テチーター)が最速タイムとなる1分18秒768を記録してトップ通過。過去3戦ではいいところがなかったロッテターだが、ここへきて覚醒を予感させた。

    その他、スーパーポールに進出したのはルーカス・ディ・グラッシ(アウディ)、サム・バード(DSヴァージン)、ジャン・エリック・ベルニュ(テチーター)、セバスチャン・ブエミ(ルノー)。

    ポールポジションを獲得したのはジャン・エリック・ベルニュ(テチーター)。開幕戦以来となる今季2度目、通算6回目のポールポジション。

    2番手にはセバスチャン・ブエミ(ルノー)、3番手にはルーカス・ディ・グラッシ(アウディ)が続いた。しかし、ディ・グラッシはインバーター交換による10グリッド降格によって13番手からスタートする。

    グループ予選で最速タイムを記録したアンドレ・ロッテラーは、ターン1でいきなりクラッシュ・・・フロントウイングを失った状態でなんとかタイムを出し、4番手で予選をフィニッシュ。ディ・グラッシの降格により3番手からレースをスタートする。

    これまで全戦でスーパーポールに進出しているサム・バードがコントロールを失ってウォールにクラッシュ。セッションは一時赤旗となった。バードは自走でピットレーンに戻ったがタイムは記録できなかった。

    フォーミュラE 第4戦 サンティアゴePrix 予選 結果

      No. Driver Team タイム
    1 25 ジャン・エリック・ベルニュ テチーター 1:19.161
    2 9 セバスチャン・ブエミ ルノー・e.ダムス 1:19.355
    3 1 ルーカス・ディ・グラッシ アウディスポーツ・アプト・シェフラー 1:19.673
    4 18 アンドレ・ロッテラー テチーター 1:46.429
    5 2 サム・バード DSヴァージン・レーシング No Time
    6 3 ネルソン・ピケJr. パナソニック・ジャガー・レーシング 1:19.300
    7 36 アレックス.リン DSヴァージン・レーシング 1:19.447
    8 16 オリバー・ターベイ NIOフォーミュラEチーム 1:19.574
    9 8 ニコラス・プロスト ルノー・e.ダムス 1:19.623
    10 6 ホセ・マリア・ロペス ドラゴン・レーシング 1:19.662
    11 66 ダニエル・アプト アウディスポーツ・アプト・シェフラー 1:19.726
    12 5 マーロ・エンゲル ベンチュリ・フォーミュラEチーム 1:19.877
    13 7 ジェローム・ダンブロシオ ドラゴン・レーシング 1:19.923
    14 19 フェリックス・ローゼンクビスト マヒンドラ・レーシング 1:19.984
    15 23 ニック・ハイドフェルド マヒンドラ・レーシング 1:20.012
    16 28 アントニオ・ダ・コスタ アンドレッティ・フォーミュラE 1:20.132
    17 4 エドアルド.モルタラ ベンチュリ・フォーミュラEチーム 1:20.157
    18 27 トム・ブロンクビスト アンドレッティ・フォーミュラE 1:20.422
    19 68 ルカ・フィリッピ NIOフォーミュラEチーム 1:31.271
    20 20 ミッチ・エバンス パナソニック・ジャガー・レーシング 1:40.540
  • フォーミュラE 「F1は我々のやっている多くのことをコピーしている」

    フォーミュラE 「F1は我々のやっている多くのことをコピーしている」

    フォーミュラEの最高経営責任者を務めるアレハンロド・アガグは、もはやフォーミュラEがモータースポーツの未来を導く立場にあると考えている。

    2014年から始まった電気自動車のフォーミュラカーレースであるフォーミュラEは、早くからデジタルプラットフォームやソーシャルメディアを最大限に活用し、ストリートレースに重点に置くなど、最近F1が推し進める改革の一歩先を行っている。

    「彼らは我々がやっている多くのことをコピーしている。偶然かもしれないがね!」とアレハンロド・アガグは最近のF1の発表のいくつかに言及。

    31日(木)、F1は2018年からグリッドガールを廃止することを決定したが、それさえもフォーミュラEは先取りしている。

    F1のグリッドガール禁止のニュースについてフォーミュラEの広報担当は「我々はF1を21世紀に迎えることを嬉しく思う」とコメント。

    「フォーミュラEは昨年すでにグリッドガールを廃止している。我々はそれについて叫ぶ必要はないと感じていた」

    アレハンロド・アガグは、電気自動車へとシフトしつつある自動車産業の全体的な方向性を考えれば、フォーミュラEが先行するのは当然のことだと感じていると語る。

    「20年後にはフォーミュラEより大きなものはなくなっているだろう」とアレハンロド・アガグは City AM にコメント。

    「フォーミュラEはメインのモータースポーツ選手権になっていると思う。業界と関連性のある選手権だからだ」

    アレハンロド・アガグは、F1がフォーミュラEの旗下に収まることさえあるかもしれないと語る。

    「そうなっていいはずだ」とアレハンロド・アガグは笑顔で語る。「我々は唯一無二の存在になる可能性もあると思っている」

    今週、フォーミュラEは第2世代となる新型マシンの画像を公開。アレハンロド・アガグが「このクルマはレースの未来を表している」と表現するワイドなノーズ、シングルプレーンのフロントウイング、コックピット保護デバイスのHaloが搭載された未来的なデザインのマシンが披露された。

    アレハンドロ・アハクは、世界的なモータースポーツ選手権を旗揚げすることになった際、バーニー・エクレストンのやり方にインスピレーションを受けたと語る。

    「私にとってバーニー・エクレトンは素晴らしい例だった。ずっと彼のことを心から称賛してきた。彼がやっていることを長い時間見ていた」

    しかし、アレハンロド・アガグは、昨年バーニー・エクレストンを追い払ったF1の新しい会長チェイス・キャリーと仕事をすることはまったく問題のないことだと語る。

    「自分がビジネスのオーナーであれば、やりたいことをする絶対的な権利があるものだ。その意味でエクレストンはフェアに扱われた。彼はもうビジネスを所有していなかったわけだからね」

    関連:フォーミュラE、第2世代となる新型マシンを発表

  • フォーミュラE、第2世代となる新型マシンを発表

    フォーミュラE、第2世代となる新型マシンを発表

    フォーミュラEは、2018/19シーズンから投入する第2世代モデルとなる新型マシンを公開した。

    初代モデル『SRT-01E 』は2013年9月のフランクフルトモーターショーで披露。シーズン2からはパワートレインの独自開発が認められ、シーズン3からはフロントタイヤの前面を覆う大胆なフロントウィングが導入されてマイナーチェンジしていた。

    初代モデルから5年が経ち、フォーミュラEは2018/2019シーズンから新型モデルを投入する。

    新しいフォーミュラEのルックスはまさに未来的。フロントウイングは翼端板がバージボードに繋がりタイヤをカバー。また、リアウイングは左右に分割され、Haloと繋がってシャシーと一体化している。

    シャシーはこれまでと同じスパークス・テクノロジーズが開発・製造。バッテリーはウィリアムズ・アドバンスト・エンジニアリングからマクラーレン・アプライド・テクノロジーズにサプライヤーが変更。これまではレースの途中でマシンを交換する必要があったが、新しいバッテリーは、フルレース距離を走行できる容量を備えている。

    レースができる状態のフォーミュラEカーの総コストは81万7300ユーロ(約1億1122万円)。2017/18シーズンのマシン1台分のコストは48万ユーロ(約6532万円)であり、来季は33万7300ユーロ(約450万円)高くなるが、4台ではなく、2台の購入で済むことで全体で見ると30万ユーロを節約できることになる。

    「このクルマはレースの未来を表している」とフォーミュラEのCEOを務めるアレハンロド・アガグはコメント。

    「我々がフォーミュラEを開始したとき、我々のゴールは慣習を破り、現状への挑戦、モータースポーツに革命を起こすことだった。この次世代のクルマはその革命を表している」

    第2世代のフォーミュEカーは、FIAが設計した初めての車両でもある。FIA会長ジャン・トッドは「FIAがこのクルマの開発に最前線に立ったことを誇りに思っている。それは連盟にとって新しいことであり、プロジェクトを大きな成功を収めている」と語った。

    新型フォーミュラEカーの実車は3月6日のジュネーブモーターショーで披露される。

    フォーミュラEとは

    2014年から始まった国際自動車連盟(FIA)が主催する電気自動車のフォーミュラカーレースであるフォーミュラEは、走行中に排ガスを出さず、エンジン搭載マシンに比べ静かであるため市街地コースでレースをするのが特徴。ヨーロッパ各国では2040年代までに内燃機関自動車の販売を禁止する法案が可決されるなど、自動車産業の環境問題への取り組みが注目される中、最先端の電動技術で競うフォーミュラEの役割は年々大きくなっている。

    4年目となる今シーズンからはアウディがフルワークス参戦し、来シーズン以降はBMW、ポルシェ、メルセデス・ベンツ、そして日本から日産が参戦を表明するなど各国の自動車メーカーが高い関心を示している。

    また、スイスに本社を置く電力関連企業『ABB』と複数年のタイトルスポンサー契約を締結。スイスのプライベートバンクであるジュリアス・ベア、ドイツの保険会社アリアンツ、クレジットカードのVSAといったグローバル企業をパートナーに迎えており、昨年にはファッションブランドのヒューゴ・ボスがF1へのスポンサーシップを終了して、フォーミュラEに移動している。

    フォーミュラE 新型マシン

  • フォーミュラE、第2世代となる新型マシンを1月30日に発表

    フォーミュラE、第2世代となる新型マシンを1月30日に発表

    フォーミュラEは、2018/19シーズンから導入する第2世代となる新型マシンを1月30日にオンラインで公開する。

    フォーミュラEは、発表に先駆けてティザー画像をいくつか公開。FIA(国際自動車連盟)が推進するコックピット保護デバイス『Halo』が搭載され、上部にはLED照明が搭載されるなど、フォーミュラEならではのユニークなマシンになることが想像される。

    フォーミュラEのCEOを務めるアレハンロド・アガグは、新型マシンは“バットマン”のような印象的なルックスになると表現している。

    他に公開された新型マシンのティザー画像では、幅広いノーズコーン、フロントホールをカバーするために延長されたシンブルプレーンのフロントウイング、また印象的なデザインのリアディフューザー、現在のコンポーネントを継承する角度のついたリアウイングなどが確認できる。

    2018/19シーズン、フォーミュラEは、フルレース距離を走行できるマクラーレン・アプライド・テクノロジーズ社のバッテリーを搭載した完全に新しいシャシーを導入する。シャシーは引き続き、スパーク・レーシング・テクノロジーズが製造する。

    フォーミュラEは1月30日(火)に新型マシンの画像をインターネット上で公開し、実車は3月6日のジュネーブモーターショーで披露される。

    フォーミュラE 新型マシン ティザー画像01フォーミュラE 新型マシン ティザー画像02

    2014年から始まった国際自動車連盟(FIA)が主催する電気自動車のフォーミュラカーレースであるフォーミュラEは、走行中に排ガスを出さず、エンジン搭載マシンに比べ静かであるため市街地コースでレースをするのが特徴。ヨーロッパ各国では2040年代までに内燃機関自動車の販売を禁止する法案が可決されるなど、自動車産業の環境問題への取り組みが注目される中、最先端の電動技術で競うフォーミュラEの役割は年々大きくなっている。

    4年目となる今シーズンからはアウディがフルワークス参戦し、来シーズン以降はBMW、ポルシェ、メルセデス・ベンツ、そして日本から日産が参戦を表明するなど各国の自動車メーカーが高い関心を示している。

    また、スイスに本社を置く電力関連企業『ABB』と複数年のタイトルスポンサー契約を締結。スイスのプライベートバンクであるジュリアス・ベア、ドイツの保険会社アリアンツ、クレジットカードのVSAといったグローバル企業をパートナーに迎えており、昨年にはファッションブランドのヒューゴ・ボスがF1へのスポンサーシップを終了して、フォーミュラEに移動している。

  • 【フォーミュラE】 LED付Haloを搭載した新型マシンの一部を先行公開

    【フォーミュラE】 LED付Haloを搭載した新型マシンの一部を先行公開

    フォーミュラEは、2018/2019シーズンに投入する新型マシンを一部公開。LEDが装着されたHaloを搭載した画像が公開された。

    2018/19シーズン、フォーミュラEは、フルレース距離を走行できるマクラーレン・アプライド・テクノロジーズ社のバッテリーを搭載した完全に新しいシャシーを導入する。

    フォーミュラEは、1月30日に新型マシンをインターネットで発表。3月6日のジュネーブモーターショーで実車を披露する。

    それに先駆けて、新型マシンの一部を先行公開。マシンにはコックピット保護デバイス『Halo』が搭載され、上面にはLEDライトが搭載されている。

    Formula EフォーミュラE

  • ルーカス・ディ・グラッシ、レース引退後のFIA会長選出馬に意欲

    ルーカス・ディ・グラッシ、レース引退後のFIA会長選出馬に意欲

    元F1ドライバーで現役フォーミュラEチャンピオンのルーカス・ディ・グラッシは、レース引退後にFIA(国際自動車連盟)の会長選に出馬する意欲があることを明らかにした。

    ブライル出身のルーカス・ディ・グラッシ(33歳)は、現在アウディスポーツ・アプト・シェフラーからフォーミュラEに参戦しているが、ドライバーとしてのキャリアを終えた後もモータースポーツへ関与したいと考えている。

    現在、ドライバーとしてだけでなく、のドライバーレス電気自動車レース『ロボレース』のCEOも務めているルーカス・ディ・グラッシは、安全性の改善にも尽力しており、モータースポーツ全体として変化が必要だと考えている。

    将来、FIA会長の役割を含め、モータースポーツでリーダーシップを揮うことに興味を持っているかと質問されたルーカス・ディ・グラッシは「もちろん」と Autosport にコメント。

    「僕はモータースポーツを愛している。他の人々とは非常に異なる見解を持つこともある」

    「それは僕たちがフォーミュラEを始めたとき、5年前にWECに加入してLMP1はこのままでは持続可能ではないとWECに関する自分の見解を少し示したとき、そして、ロボレースに加わったことではっきりと現れたと思う」

    「僕はスポーツの役に立ちたいと思っている。もっと良いレース、もっとエキサイティグなものして、全てをもっと安全にすると同時に、財政問題が多く、スポンサーが少ないカテゴリーと一緒に後方からモータースポーツを支えてこの波と戦いたい」

    「もちろん、僕はそれをやっていくつもりだけど、まだ若い。僕にはこの先多くの時間があるけど、大きなことを考えたり、将来FIAの会長になることについて考えることはいけないことではないよね?」

    「それが正しい方法だと思えば、そして、人々が僕のアイデアを共有していたと思ってくれるのであれば、僕は喜んでそうするよ」

    ルーカス・ディ・グラッシは、ブラジルのビジネススクールIBMECで経済学を学び、人口上位2%のIQ(知能指数)を有する者の非営利団体であるMENSA(メンサ)のメンバーでもある。

  • ポール・ディ・レスタ 「フォーミュラEカーは評判ほど悪くなかった」

    ポール・ディ・レスタ 「フォーミュラEカーは評判ほど悪くなかった」

    元F1ドライバーのポール・ディ・レスタは、フォーミュラEカーは他人から聞いていたよりも“はるかに楽しかった”と語る。

    ポール・ディ・レスタは、14日(日)にマラケシュで実施されたフォーミュラEのルーキーテストにジャガーから参加。午前中のセッションでトップタイムをマークした。

    メルセデスでのDTM参戦、ウィリアムズでのリザーブドライバー、Sky SportsでのF1コメンテーターと多忙をきわめていたポール・ディ・レスタは「フォーミュラEにそれほど大きな関心を払うことができていなかった」と認める。

    フォーミュラカーでの初走行を終えたポール・ディ・レスタは、電気自動車シングルシーターには“まったく異なる方法のアプローチ”が必要だったと語る。

    「とてもオープンなマインドで挑んだ。今回のテストの機会が巡ってきて、積極的に関心を持つようになった」とポール・ディ・レスタは語る。

    「でも、人々から聞いて予想していたよりもはるかに楽しかったと言わなければならないね」

    「ドライバーが適応しなければならないという点で、コックピットはとても猛烈だし、間違いなく僕を興奮させるものだった。初めてのテストを終えて、間違いなく興味のあるものになったよ」

    ポール・ディ・レスタは、午後にレースパワー(180kW)でのロングランを実施、終盤には200kWでの予選走行も行った。ベストタイムは、トップのニコ・ミューラー(アウディ)から1.1秒遅く、第3戦マラケシュePrixでジャガーのドライバーが記録した最速タイムからも0.7秒遅かった。しかし、ポール・ディ・レスタは、最後のフルパワーでの走行の最初の計測ラップのミドルセクターでミスしている。

    ロングスティントに関しては、予選でジャガーに近いパフォーマンスを見せたDSヴァージンのマシンに乗ったアントニオ・ジョビナッツィとほぼ同等のタイムを刻んだ。

    ウィリアムズは、2018年のF1ドライバーとしてセルゲイ・シロトキン、リザーブドライバーとしてロバート・クビサと契約しており、ポール・ディ・レスタは今季はメルセデスからのDTM参戦を継続することになることを確認した。

    メルセデスは、2018年シーズン限りでDTMから撤退し、2019年からフォーミュラEに参戦する。それにより、ポール・ディ・レスタは、メルセデス、そして、昨年まで所属したウィリアムズの姉妹会社であるウィリアムズ・アドバンス・エンジニアリングと協力しているジャガーと2チームと強力な“関係”を持っていることになる。

    「1月に入り、それが最善のことだと思えた」とポール・ディ・レスタはDTM参戦についてコメント。

    「今年の年末にはフォーミュラEが進みたい道になるかもしれない。でも、将来のことは決してわからない」

    「今年の10月中旬にメインのプロジェクトがDTMが終わる。メルセデスと他のことをするかどうかはわからないけど、ビジョンは持っていなければならない」

    「シングルシーターの経験と過去に自分がやってきたことが、その全ての助けになってくれることを願っているよ」

  • 【フォーミュラE】 アウディ、フォーミュラE 第3戦で苦戦を強いられる

    【フォーミュラE】 アウディ、フォーミュラE 第3戦で苦戦を強いられる

    フォーミュラE 第3戦がモロッコのマラケシュで開催された。Team Audi Sport ABT Schaeffler(チーム アウディ スポーツ アプト シェフラー)は苦戦を強いられ、わずか1ポイントの獲得に留まった。ダニエル・アプトは、このレースでドライブスルー ペナルティを受けたことに加え、不運なタイミングでフルコースイエローが出たことにより、10位フィニッシュとなった。昨年タイトルを獲得したルーカス・ディ・グラッシは、Audi e-tron FE04のテクニカルトラブルにより、わずか数周でピットインを強いられ、そのままリタイアとなった。

    チーム代表のアラン・マクニッシュは「良い結果を期待していましたが、不本意な1日となりました。マシンは速かったのですが、ルーカスのマシンに技術的な問題が発生してとても早い段階でレースが終了してしまいました。トラブルに関しては今後解析する必要があります。そのトラブル発生とほぼ同時に、ダニエルのマシンがアレックス・リンと接触しました。私はレーシングアクシデントだと思いましたが、ダニエルにはドライブスルーペナルティが課せられてしまいました。ペナルティの後も力強いペースで走行していましたが、フルコースイエローによって35秒をロスしたために、すべてのチャンスを失ってしまいました」と述べた。

    午前中に2回行われた練習走行において、Team Audi Sport ABT Schaefflerは、好調な走りを見せていた。セッション1では、ディ・グラッシがベストタイムを叩き出し、セッション2では、アプトとディ・グラッシの両方のAudi e-tron FE04が、トップグループのタイムを記録していた。予選でも、ふたりとも好調を維持していた。ディ・グラッシは、予選では不利な第1グループでのタイムアタックとなったが、手堅く2位を確保して、上位5台で争われる最終予選「スーパーポール」へと進出した。しかしその後、Team Audi Sport ABT Schaefflerは、運に見放されてしまう。

    アプトは、予選のベストタイムを更新するタイムでアタックを行なっていたが、他のマシンのアクシデントにより走行を中断せざるを得なくなった。アプトは、再度アタックすることを許されたが、通常は2周のウォームアップラップを1周しか行うことができなかったため、予選順位は8番手となった。ディ・グラッシは、スーパーポールの第1セクターでは力強い走りを見せていたが、テクニカルトラブルにより、その後徐々にスローダウンしてしまう。

    決勝レースでは、スタート直後に混乱があったものの、ディ・グラッシは、このレースで優勝したフェリックス・ローゼンクビストを追って4番手を走行。しかし、マシントラブルによりスローダウンし、リタイアを余儀なくされる。

    ディ・グラッシは「マシンは速かったのですが、2戦連続で信頼性の問題が出てしまい、悔しい思いで一杯です。我々は、再びマシンの高いポテンシャルを示すことができましたが、ポイントを獲得することはできませんでした。この部分を改善する必要があります。しかし私は、アウディがこの問題を必ず解決してくれると確信しています」と述べた。

    8番グリッドからスタートしたアプトは、4番手まで順位を上げる。しかし、ドライブスルーペナルティを受けたことにより、14番手まで順位を落とす。

    ダニエル・アプトは「素晴らしい1日になるはずでした。マシンのスピードを考えたら、優勝してもおかしくないレースでした。アレックス リンとの接触については、どうすることもできませんでした。第1コーナーの入り口でブレーキングしたときに、彼がマシンを寄せてサイド・バイ・サイドの状態になっていました。ドライブスルーペナルティの後も、速さを維持していました。しかし、やっとピットにたどり着いたときにフルコースイエローが出てしまい、とても残念です」と述べた。

    アウディ モータースポーツ代表のディーター・ガスは「マシンは素晴らしいパフォーマンスを見せていたので、今日の結果は残念でなりません。しかし、逃したチャンスを嘆いても仕方ありません。しっかりと前を向いて、次戦のチリで良い結果を出せるように全力を尽くします」と述べた。

  • 【フォーミュラE】 ルーキーテスト:ニコ・ミューラーが最速タイム

    【フォーミュラE】 ルーキーテスト:ニコ・ミューラーが最速タイム

    フォーミュラEのルーキーテストが14日(日)にマラケシュePrixの会場となったモロッコのムーレイ・エル・ハッサン・サーキットで行われ、ニコ・ミューラー(アウディ)がラップレコードを更新して最速タイムを記録した。

    今回のルーキーテストは、若手ドライバーがフォーミュラEカーを習得する機会として実施され、参加するのはフォーミュラEでの走行経験のないドライバーのみに限られる。

    アウディからテストに参加したスイス出身のDTMドライバーのニコ・ミューラー(25歳)は、52周を走行し、他のドライバーから約1秒速い1分19秒651をマーク。コンディションは異なるものの、前日のマラケシュePrixの予選でセバスチャン・ブエミ(ルノー e.dams)が記録したポールタイムを上回り、サーキットのラップレコードを更新した。

    「今日はとても楽しかった。初めてのフォーミュラEでの走行は大成功だった」とニコ・ミューラーはコメント。「自分自身を本当に楽しめたし、多くのラップを走ることができた・・・最速タイムはおまけ予定していた作業が出来たことの方が重要だ。とても楽しいクルマでとても楽しいシリーズを味わえた」

    午後の2番手タイムはピエトロ・フィッティッパルディ(ジャガー)が記録。34周を走行して1分20秒597をマーク。3番手には0.006秒の僅差でマキシミリアン・ギュンター(ドラゴン)が続いた。

    4番手タイムはウィリアムズの開発ドライバーのポール・ディ・レスタが記録した1分20秒774。自らが記録した午前中のトップタイムである1分22秒343を大幅に短縮した。

    5番手にはジェームス・ロシター(テチーター)、6番手にはダニエル・ジュンカデラ(マヒンドラ)が続いた。

    6番手には0.002秒差でザウバーのリザーブドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィ(DSヴァージン)、7番手には午前中にクラッシュして最初の赤旗の原因となったアンドレア・カルダレッリ(ドラゴン)、8番手にはBMWのDTMドライバーであるジョエル・エリクソン(DSヴァージン)が続いた。

    9番手タイムはマクラーレンの育成ドライバーのニック・デ・フリース(アウディ)が記録。デ・フリースは午前中には技術的なトラブルによって2周しか走行できなかったが、午後に15周を走行して1分20秒971を記録。マシンは土曜日のレースでリタイアしたルーカス・ディ・グラッシと同じマシンであり、問題の原因はまだ特定されていない。

    今回のテストには日産/ニスモ契約ドライバーの高星明誠が、日産のアライアンスパートナーのルノーとトップチームのe.damsの協力を得て参加。午前中は33周を走行して10番手タイムを記録した高星だったが、午後には技術的なトラブルでストップ。14周の走行にとどまり、午前中のタイムを更新できず最下位となる20番手でセッションを終えた。

    フォーミュラEのCEOを務めるアレハンロド・アガグは「今回のルーキーテストは素晴らしいイニシアチブだと思う。フォーミュラEは将来が重要であり、参加したドライバーは将来のタレントだ。彼らにクルマをドライブするチャンスを与え、我々にとっても彼らをより知ることができたのは素晴らしいことだ。ここの人々のクオリティは素晴らしいし、多くの人が来たがるだろうが、ここには20の場所しかない」と述べた。

    フォーミュラE ルーキーテスト 結果(午後)

      No. Driver Team タイム Laps
    1 66 ニコ・ミューラー アウディスポーツ・アプト・シェフラー 1:19.651 52
    2 3 ピエトロ・フィッティパルディ パナソニック・ジャガー・レーシング 1:20.597 34
    3 6 マキシミリアン・ギュンター ドラゴン・レーシング 1:20.657 37
    4 20 ポール・ディ・レスタ パナソニック・ジャガー・レーシング 1:20.774 40
    5 18 ジェームス・ロシター テチーター 1:20.794 33
    6 19 ダニエル・ジュンカデラ マヒンドラ・レーシング 1:20.874 30
    7 2 アントニオ・ジョヴィナッツィ DSヴァージン・レーシング 1:20.876 32
    8 7 アンドレア・カルダレッリ ドラゴン・レーシング 1:20.964 40
    9 36 ジョエル・エリクソン DSヴァージン・レーシング 1:20.971 33
    10 1 ニック・デ・フリース アウディスポーツ・アプト・シェフラー 1:21.108 15
    11 4 ゲイリー・パフェット ベンチュリ・フォーミュラEチーム 1:21.351 26
    12 23 サム・デジョング マヒンドラ・レーシング 1:21.884 39
    13 9 アレクサンダー・アルボン ルノー・e.ダムス 1:22.027 51
    14 25 フレデリック・マコヴィッキィ テチーター 1:22.219 34
    15 16 アレキサンドレ・インペラトーリ NIOフォーミュラEチーム 1:22.500 34
    16 28 コルトン・ヘルタ アンドレッティ・フォーミュラE 1:22.673 34
    17 68 ハリー・ティンクネル NIOフォーミュラEチーム 1:22.791 53
    18 5 ミハエル・ベンヤヒア ベンチュリ・フォーミュラEチーム 1:23.975 20
    19 27 ブルーノ・スペングラー アンドレッティ・フォーミュラE 1:24.127 27
    20 8 高星明誠 ルノー・e.ダムス 1:25.179 47
  • 【フォーミュラE】 ルーキ―テスト午前:高星明誠は10番手タイム

    【フォーミュラE】 ルーキ―テスト午前:高星明誠は10番手タイム

    フォーミュラEのルーキーテストが14日(日)にマラケシュePrixの会場となったモロッコのマラケシュ市街地コースで行われ、ポール・ディ・レスタが午前中のトップタイムを記録した。

    今回のルーキーテストは、若手ドライバーがフォーミュラEカーを習得する機会として実施され、参加するのはフォーミュラEでの走行経験のないドライバーのみに限られる。

    テストには、F1を含めた他のレースカテゴリーで実績のあるドライバーや将来有望な若手ドライバーが参加。日産/ニスモ契約ドライバーの高星明誠が、日産のアライアンスパートナーのルノーとトップチームのe.damsの協力を得て参加している。

    午前中のトップタイムはジャガーから参加しているポール・ディ・レスタの1分22秒433。2番手にはジェームス・ロシター(テチーター)、3番手にはジョエル・エリクソン(DSバージン)が続いた。

    高星明誠は、33周を走行してトップから0.709秒差となる1分23秒052をマーク。10番手タイムで午前中のセッションを終えた。

    午前中のセッションは後半に霧雨が降り始めてタイムが更新されることはなかった。ニック・デ・フリース(アウディ)はテクニカルトラブルのためにタイムを記録することができなかった。

    フォーミュラE ルーキーテスト 結果(午前)

      No. Driver Team タイム Laps
    1 20 ポール・ディ・レスタ パナソニック・ジャガー・レーシング 1:22.343 21
    2 18 ジェームス・ロシター テチーター 1:22.433 36
    3 36 ジョエル・エリクソン DSヴァージン・レーシング 1:22.551 19
    4 6 マキシミリアン・ギュンター ドラゴン・レーシング 1:22.599 16
    5 2 アントニオ・ジョヴィナッツィ DSヴァージン・レーシング 1:22.782 19
    6 3 ピエトロ・フィッティパルディ パナソニック・ジャガー・レーシング 1:22.791 26
    7 9 アレクサンダー・アルボン ルノー・e.ダムス 1:22.834 28
    8 19 ダニエル・ジュンカデラ マヒンドラ・レーシング 1:22.985 34
    9 27 ブルーノ・スペングラー アンドレッティ・フォーミュラE 1:22.987 36
    10 8 高星明誠 ルノー・e.ダムス 1:23.052 33
    11 68 ハリー・ティンクネル NIOフォーミュラEチーム 1:23.076 15
    12 25 フレデリック・マコヴィッキィ テチーター 1:23.112 32
    13 66 ニコ・ミューラー アウディスポーツ・アプト・シェフラー 1:23.136 46
    14 28 コルトン・ヘルタ アンドレッティ・フォーミュラE 1:23.355 40
    15 7 アンドレア・カルダレッリ ドラゴン・レーシング 1:23.492 14
    16 23 サム・デジョング マヒンドラ・レーシング 1:23.580 24
    17 4 ゲイリー・パフェット ベンチュリ・フォーミュラEチーム 1:24.216 33
    18 16 アレキサンドレ・インペラトーリ NIOフォーミュラEチーム 1:24.581 9
    19 5 ミハエル・ベンヤヒア ベンチュリ・フォーミュラEチーム 1:25.202 33
    20 1 ニック・デ・フリース アウディスポーツ・アプト・シェフラー   2