カテゴリー: フォーミュラE

  • フォーミュラE | マラケシュE-Prix 予選:サム・バードがポール獲得

    フォーミュラE | マラケシュE-Prix 予選:サム・バードがポール獲得

    フォーミュラE 第2戦 マラケシュ E-Prixの予選が1月12日(土)にモロッコのマラケシュ市街地コースで行われ、サム・バード(ヴァージン)がポールポジションを獲得した。

    予選のグループ3のセッション終盤、NIOのトム・ディルマンがブレーキトラブルでロビン・フラインス(ヴァージン)に追突。その勢いでサム・バードにも追突し、ディフューザーにダメージを負った。

    パルクフェルメ条件下でメカニックはサム・バードのマシンを修復することができなかったが、バードは1分17秒489をマークしてポールポジションを獲得。2番手には0.046秒差でジャン・エリック・ベルニュ(テチーター)、3番手にはアントニオ・フェリクス・ダ・コスタ(BMW)が続いた。

    4番手には日産e.damsのセバスチャン・ブエミ、チームメイトのオリバー・ローランドは12番手だった。

    スーパーポールに進出したミッチ・エバンス(ジャガー)はターン7でロックアップして6番手で終えている。

    今大会がフォーミュラEのデビュー戦となったパスカル・ウェーレイン(マヒンドラ)はスーパーポールには進出できなかったものの7番グリッドを獲得。

    フェリペ・マッサ(ベンチュリー)は15番手、ストフェル・バンドーン(HWA)はマシントラブルでアタックすることができず、最後尾からのスタートとなった。

    2018/19 フォーミュラE 第2戦 マラケシュE-Prix 順位・結果

    Pos # ドライバー チーム タイム
    1 2 サム・バード エンビジョン・ヴァージン・レーシング 1分17秒489
    2 25 ジャン・エリック・ベルニュ DSテチーター 1分17秒535
    3 28 アントニオ・ダ・コスタ BMW i アンドレッティ・モータースポーツ 1分17秒626
    4 23 セバスチャン・ブエミ 日産 e.dams 1分17秒738
    5 27 アレクサンダー・シムズ BMW i アンドレッティ・モータースポーツ 1分18秒400
    6 20 ミッチ・エバンス パナソニック・ジャガー・レーシング 1分29秒379
    7 94 パスカル・ウェーレイン マヒンドラ・レーシング 1分18秒126
    8 4 ロビン・フラインス エンビジョン・ヴァージン・レーシング 1分18秒200
    9 3 ネルソン・ピケJr. パナソニック・ジャガー・レーシング 1分18秒347
    10 64 ジェローム・ンブロシオ マヒンドラ・レーシング 1分18秒440
    11 11 ルーカス・ディ・グラッシ アウディスポーツ・アプト・シェフラー 1分18秒595
    12 22 オリバー・ローランド 日産 e.dams 1分18秒604
    13 7 ホセ・マリア・ロペス ジェオックス・ドラゴン 1分18秒612
    14 16 オリバー・ターベイ NIOフォーミュラEチーム 1分18秒624
    15 19 フェリペ・マッサ ベンチュリ・フォーミュラEチーム 1分18秒780
    16 66 ダニエル・アプト アウディスポーツ・アプト・シェフラー 1分18秒921
    17 48 エルアルド・モルタラ ベンチュリ・フォーミュラEチーム 1分19秒133
    18 8 トム・ディルマン NIOフォーミュラEチーム 1分19秒338
    19 17 ゲイリー・パフェット HWAレースラボ 1分19秒516
    20 36 アンドレ・ロッテラー DSテチーター 1分19秒633
    21 6 マキシミリアン・ギュンター ジェオックス・ドラゴン 1分23秒332
    22 5 ストフェル・バンドーン HWAレースラボ 1分33秒404
  • マックス・フェルスタッペン、フォーミュラEで“社会貢献活動”

    マックス・フェルスタッペン、フォーミュラEで“社会貢献活動”

    マックス・フェルスタッペンは、昨年のF1ブラジルGPでのエステバン・オコンへの暴力行為に科せられた“社会貢献活動”の一環として、今週末マラケシュで開始されるフォーミュラEでFIAドライバースチュワードを務める。

    昨年のF1ブラジルGPでは、周回遅れだったエステバン・オコンが、トップを走行していたマックス・フェルスタッペンに接触。レース後の計量時のオコンの対応に激高したフェルスタッペンは、数回にわたってオコンを突き飛ばした。

    FIA(国際自動車連盟)はマックス・フェルスタッペンの行為に対して2日間の社会貢献活動という処分を下している。

    マックス・フェルスタッペンは、今週末モロッコで開催されるフォーミュラEの大会で元F1ドライバーのヴィタントニオ・リウッツィとともに、FIAパネルのオブザーバーとしてドライバースチュワードとして働くことになった。

    FIAは「マックス・フェルスタッペンは、2018年のブラジルGPでのスチュワードの決定の結果としてマラケシュE-Prixに参加する」と声明で述べた。

    「フェルスタッペンは、この件に関してFIAが講じる教育的かつ有益なアプローチの一環として、トップレベルの国際モータースポーツイベントでスチュワードの仕事を密接にフォローしながらオブザーバーとして一日を過ごす」

    FIAは、もう一日の社会貢献活動をマックス・フェルスタッペンが務める時期と場所については明らかにしていない。

  • 東京都、フォーミュラEの誘致を検討 … 1000万の調査費用を予算化へ

    東京都、フォーミュラEの誘致を検討 … 1000万の調査費用を予算化へ

    東京都は、電気自動車の普及を推進するためにEVレースの世界シリーズ「フォーミュラE」の誘致を検討することを決定。調査費用として2019年度予算案に1000万円を盛り込む。

    東京都は、CO2の排出を抑えるため、電気自動車、ガソリンと電気を併用するプラグインハイブリッドの普及を促進している。小池百合子知事は「レースをどこで開催できるのか安全性も含めて検討していきます。都民の意識が変わることを期待したいです」と報道陣に語った。

    今年からフォーミュラEには日産が参戦。昨年、フォーミュラEのアレハンロド・アガグ会長は、日本はターゲットとして重要なエリアであると語っていた。

    「我々は日本でレースを開催したいと思っている。5年間それに取り組んできた」とアレハンロド・アガグはコメント。

    「すぐに実現するとは思っていないが、大きなファンベースがある。それはレース開催に役立つだろう」

    日本では、2015年にフォーミュラEマシンによるデモ走行が開かれたがレースの開催はない。

    フォーミュラEとは
    2014年から始まった国際自動車連盟(FIA)が主催する電気自動車のフォーミュラカーレース。走行中に排ガスを出さず、エンジン搭載マシンに比べ静かであるため市街地コースでレースをするのが特徴。ヨーロッパ各国では2040年代までに内燃機関自動車の販売を禁止する法案が可決されるなど、自動車産業の環境問題への取り組みが注目される中、最先端の電動技術で競うフォーミュラEの役割は年々大きくなっている。今シーズンから日産がフルワークス参戦。ポルシェ、メルセデスが参戦を表明するなど各国の自動車メーカーが高い関心を示している

  • フォード、フォーミュラE参戦を検討

    フォード、フォーミュラE参戦を検討

    フォードは、フォーミュラE参戦を将来的なモータースポーツ活動の選択肢のひとつとして検討していえる。

    フォード・パフォーマンスのグローバルマネージャーを務めるマーク・ラッシュブルックは、“電動モータースポーツ”を評価しており、フォーミュラEへの参戦を検討中であることを Autosport の取材で認めた。

    フォードのフォーミュラE参戦は昨年の時点でも報じられており、契約目前とも言われていた。

    また、フォードは世界ラリークロス選手権からマニュファクチャラーとして撤退し、電動ラリークロスへの参戦にも関心を示している。

    「我々は、ハイブリッドからフルエレクトロニックかに関わらず、電動モータースポーツの選択肢を理解するために様々なレースを非常に綿密に検討している」とマーク・ラッシュブルックはコメント。

    「我々の市販車向けてのサイクル計画を考えれば、我々は近い将来に電動式のモータースポーツを追加することには非常に興味を持っている」

    「我々はそのような選択肢のほぼ全てを研究し続けており、2019年初頭に決断を下すことになると思う」

    フォーミュラEは、シーズン6となる2019/20シーズンにポルシェが参入することで12チーム、24台に到達するが、マーク・ラッシュブルックは、まだフォードが参入する余地はあると主張する。

    「それは既存チームに参加したり、現在グリッドにいる誰かと提携するという意味だ」とマーク・ラッシュブルックは述べた。

    フォードは昨年4月に発表された公認メーカーのリストに載っていないため、シーズン6に向けて独自のパワートレインを加発することはできない。また、パートナーが見つかった場合にも2月1日までにシーズン7への参戦の意向を申請する必要がある。

    フォードは、12ヶ月前にペンスキーが所有するドラゴン・レーシングと交渉の場を設けていたことが知られている。

    現状、フォードのFIA世界耐久選手権とIMSAスポーツカー選手権のGTプログラムへのコミットメントは今季終了までとなっている。

  • ジャン・エリック・ベルニュ、F1とフォーミュラEの将来的な統合に期待

    ジャン・エリック・ベルニュ、F1とフォーミュラEの将来的な統合に期待

    フォーミュラEチャンピオンのジャン・エリック・ベルニュは、自動車業界の電気自動車への移行が、長期的にF1とフォーミュラEの融合に繋がる可能性があると考えている。

    現在、自動車業界には電気自動車の波が押し寄せており、ヨーロッパ諸国では今後10年間でガソリン車やディーゼル車が廃止になるとも言われている。

    近年、フォーミュラEには、メルセデス、アウディ、BMW、日産、ジャガー、そして、来季からポルシェと大手自動車メーカーが参入。また、フェリペ・マッサやストフェル・バンドーンといった元F1のスターも参戦して勢いを増している。

    フォーミュラEの会長に就任したアレハンロド・アガグは、同シリーズが5年以内にF1に挑戦できるまで発展すると予測している。

    かつてトロロッソでF1を戦ったジャン・エリック・ベルニュは、F1とフォーミュラEが統合する未来を予測していると語る。

    「将来、2030年くらいには電気自動車、もしくは新しい技術を搭載した自動車だけになっているかもしれないし、ガソリン、もしくはガソリンエンジンのようなものは走っていないかもしれない」

    「F1は電気の分野における考え方を完全に変えなければならなくなるかもしれない。でも、決めるのは僕ではないし、F1はF1だ。それが常にF1だと僕は思う。モータースポーツ史で最も重要なシリーズだし、ずっとそうだと思う」

    「フォーミュラEは少し異なるものだし、僕の意見ではF1とは競合しないと思っている。でも、2つのクラスがいつか融合するかもしれないという意見を聞くことがある。F1とフォーミュラEのいい部分が続いていくのあれば、望ましいことだ。それが実現すれば素晴らしいだろう」

    ジャン・エリック・ベルニュの描くシナリオは想像上だけのものではないかもしれない。昨年、F1のスポーティングマネージャーを務めるロス・ブラウンは、10年後にはF1が完全に電気自動車のシリーズになっている可能性があると語っている。

    しかし、そのロス・ブラウンのアイデアは、すぐにアレハンロド・アガグによって反論されることになった。フォーミュラEはF1が電気エンジンに切り替えることを禁じる独占契約をFIAと2039年まで締結している。

    「ロス氏は、F1が10年後に電気化させる可能性が語っていた。基本的にそれは不可能だ」とアレハンロド・アガグはコメント。

    「フォーミュラEは、FIAと25シーズンの独占ライセンスを有しており、我々は4シーズンを終えただけだ。なので、最短でもF1が電気化できるのは2039年だ。我々がFIAとの契約を更新しなかった場合にね。だが、我々がもっと長く更新しない理由は見当たらない」

    「我々は少なくとも2039年まで独占権を持っている。なので、少なくともそれまではF1の電気化はない。彼らが我々と話をしたいなら、それは別の質問だ。私は常に人々と話をすることにはオープンだ」

    「だが、私を話しをすることなく、彼らが完全に電気化することはできない」

    「FIAの外であれば彼らはそうすることはできる。だが、そうなると彼らはF1と名乗ることはできない。F1という名前はFIAに属しているからだ。全てのことが完全に封印されている」

  • セルゲイ・シロトキン、フォーミュラEのルーキーテストに参加

    セルゲイ・シロトキン、フォーミュラEのルーキーテストに参加

    元ウィリアムズのF1ドライバーであるセルゲイ・シロトキンが、今月後半にマラケシュで行われるフォーミュラEのルーキーテストにマヒンドラから参加することが発表された。

    昨年、ウィリアムズでF1デビューを果たしたセルゲイ・シロトキンだったが、ロバート・クビサとのシート争いに敗れ、わずか1年でF1グリッドから姿を消すことになった。

    すでに将来F1に復帰する決意を表明しているセルゲイ・シロトキンは、2019年はSMPレーシングからFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦すると予想されている。

    「今、フォーミュラEは最も急速に成長している選手権のひとつだ」とセルゲイ・シロトキンはコメント。

    「競争レベルは非常に高い。多くの自動車メーカーがシリーズに参入している。彼らは電気自動車が強い将来性があると確信している。最近のクルマにはより技術的なソリューションが登場しているし、急速に進歩している」

    「2016年にフォーミュラEカーを運転したことがあるけど、もうクルマの世代は変わっているので、違いを試すのを楽しみにしている。マヒンドラ・レーシングとのこの素晴らしい経験を楽しみにしている」

  • ジャック・ヴィルヌーヴ 「F1関係者は誰もフォーミュラEなど観てない」

    ジャック・ヴィルヌーヴ 「F1関係者は誰もフォーミュラEなど観てない」

    ジャック・ヴィルヌーヴは、F1パドックの関係者は誰もフォーミュラEに関心は示していないと語る。

    フォーミュラEは先週末にサウジアラビアでシーズン5が開幕。近年、フォーミュラEには、メルセデス、アウディ、BMW、日産、ジャガー、そして、来季からポルシェと大手自動車メーカーが参入。また、フェリペ・マッサやストフェル・バンドーンといった元F1のスターも参戦して勢いを増している。

    しかし、かつてベンチュリからフォーミュラEに参戦した経験のあるジャック・ヴィルヌーヴは、電気自動車のレースはまったく興奮できるものではないと語る。

    「誰も電気自動車のレースなど観たくはない」とジャック・ヴィルヌーブは Automobile Magazine にコメント。

    「実際、F1パドックではフォーミュラEのレースがいつ行われるのかさえ誰も知らない」

    自動車業界の電化への動きに呼応するように、モータースポーツの頂点であるF1でも電気自動車化が議論にのぼることはしばしばある。

    「彼らがなぜそれほどまでフォーミュラEを推しているのか理解できない。ニッチなものだと思っている。本当にフォーミュラEをついていってるのはくらだないファンだけだ」とジャック・ヴィルウヌーヴはコメント。

    「フォーミュラEで数回レースをしたし、レースができたことは満足だった。テクノロジーに興味があったからね。パワーはあるし、ガスを踏めば、まあガスというべきではないか、ペダルを踏めば走る。でも、実際のところどうなのかは僕にはわからないね」

  • セバスチャン・ベッテル 「フォーミュラEは“音楽のないロックコンサート”」

    セバスチャン・ベッテル 「フォーミュラEは“音楽のないロックコンサート”」

    セバスチャン・ベッテルは、電気自動車化へと進んでいる業界のトレンドのファンではないと語る。

    先週末、フォーミュラEのシーズン5が開幕。近年、フォーミュラEには、メルセデス、アウディ、BMW、日産、ジャガー、そして、来季からポルシェと大手自動車メーカーが参入。また、フェリペ・マッサやストフェル・バンドーンといった元F1のスターも参戦している。

    自動車業界の電化への動きに呼応するように、モータースポーツの頂点であるF1でも電気自動車化が議論にのぼることはしばしばある。

    しかし、F1のなかでも伝統主義者であるセバスチャン・ベッテルは、ガソリンで走るマシンの方が好きだと語る。

    「どこかの時点で僕たちが育ったクルマはもう造られなくなるかもしれない。それは受け入れなければならない」とセバスチャン・ベッテルは Auto Motor und Sport はコメント。

    「でも、電気自動車が世界中のすべての問題を解決するとは思っていない。僕の意見ではそれは間違ったテクノロジーだ」

    「あまりに高価だし、彼らが言ってるほどクリーンでもない。バッテリーのことを考えてみてよ。彼らはここでそれを処分することはできないし、代わりに僕たちがそれを処分する必要があるかもしれない」

    また、セバスチャン・ベッテルは、電動自動車によるモータースポーツがファンの心に感動を与えるとは考えていないと語る。

    「僕たちがやっているのはエンターテインメントだ。そこには感動がある」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「もしもロックコンサートに行ってレーザーショーしか見ることができなかった、何かが足りないだろう。僕は音楽があるからそこに行くんだからね」

  • ストフェル・バンドーン、フォーミュラEデビュー戦は“ポジティブだった”

    ストフェル・バンドーン、フォーミュラEデビュー戦は“ポジティブだった”

    元F1ドライバーのストフェル・バンドーンがフォーミュラEデビュー。結果は17位と期待外れなものだったが、自身とチームの両方が多くのことを学ぶことがポジティブな週末だったと語る。

    マクラーレンのF1シートを喪失したストフェル・バンドーンは、今季のフォーミュラEにメルセデスと提携するHWAから参戦。先週末のディルイーヤePrixでフォーミュラEデビューを果たした。

    フリー走行でトップタイムを記録したストフェル・バンドーンは、4版グリッドからレースをスタート。しかし、レースペースに苦しんだバンドーンは17位でフィニッシュ。チームメイトのDTMチャンピオンのゲイリー・パフェットはメカニカルトラブルでリタイアとなった。

    「それでも僕たちにとってはポジティブなことをたくさん発見できた良い一日だった」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「初めてのレースでは多くの難しい状況に見舞われたけど、僕たちはプラクティスで速さを見せたし、予選では4番手だった。とてもポジティブなスタートだったし、セッションにも満足できた」

    完走はしたものの、ストフェル・バンドーンもレース中にチームメイトと同様にメカニカルトラブルに苦しんだ。

    「レースは厳しかった。自分たちにはコントロールできな問題に見舞われた。僕たちが遅かったのはそれで説明がつく。でも、最終的に問題を発見できたのは良いことだった」

    「運営面で僕たちには学ばなければならない多くの仕事があるし、チームとして多くのことを学ぶことができる。それでも週末には満足しているし、今後の週末を楽しみにしている」

    関連:【動画】 フォーミュラE 開幕戦 ディルイーヤePrix 決勝ハイライト

  • 日産e.dams、フォーミュラE開幕戦で2台揃って入賞

    日産e.dams、フォーミュラE開幕戦で2台揃って入賞

    日産自動車は、サウジアラビアで開催された「ABB FIAフォーミュラE選手権」の開幕戦において、日産e.damsチームのセバスチャン・ブエミとオリバー・ローランドがそれぞれ6位と7位となり、2台揃ってポイントを獲得した。

    日産は日本の自動車メーカーとして初めて、この革新的な電気自動車フォーミュラカーレース「ABB FIAフォーミュラE選手権」に挑戦している。

    開幕戦当日は大雨のために練習セッションが中止となり、公式予選も形式が変更されました。通常は4グループに分かれて予選を行い、さらに「スーパーポール」セッションが行われるが、今回は22台のマシンを2グループに分けて予選が行われた。

    セバスチャン・ブエミは予選では3位を獲得し、オリバー・ローランドは予選14位からレースで7つポジションを上げ、日産e.damsチームはデビューレースでランキング4位となった。

    日産のグローバル・モータースポーツ・ダイレクターであるマイケル・カルカモは「2年以上かけて計画、準備してきたフォーミュラEのデビュー戦で、6位と7位という好成績をあげたことを大変誇りに思います。初めてのレースを終えた今、フォーミュラEは「ニッサン インテリジェント モビリティ」の優れたパフォーマンスを示す絶好の舞台であると再確信しました。第1戦は大きな成功を収めましたが、私たちは今後のレースに向けて何をさらに改善すべきか理解しており、マラケシュで行われる次戦に向けて準備をしていきたいと思っています」と語った。

    今回のレースは日産のデビュー戦であっただけでなく、新型のシャシーやバッテリー、新しいエアロダイナミクスを採用した新しい“Gen2”と呼ばれる第二世代のマシンのデビュー戦でもあった。新型マシンは航続距離が大幅に伸びており、過去のシーズンのようにレース途中で車両を乗り換える必要がない。また、革新的な「アタックモード」も採用された。ドライバーはレース中200kWで走行するが、アクティベーション・ゾーンを走行する際には出力を25kW高めることができる。

    日産e.damsのチーム監督ジャンポール・ドリオは「今日のレースには満足しています。ブエミとローランドはともに素晴らしいパフォーマンスを示しましたし、2台のマシンがともにポイントを獲得しました。私たちは明日もテストを行い、今後のレースに向かってクルマの開発を進めます」と語った。

    フォーミュラEの第2戦は、2019年1月12日にモロッコのマラケシュで行われる。

    セバスチャン・ブエミ
    「素晴らしいスタートで最初のコーナーで2位に上がりましたが、最終的に6位でフィニッシュすることとなり悔しいです。『アタックモード』は起動時に少しタイムロスがありますが、大きなパワーを得ることができます。しかし、私たちはこれを適切なタイミングで活用できず、ポジションを落とすことになりました。また、雨の後でグリップがあまりなく、難しいレースでした。次戦のマラケシュ大会に向けて、できる限り改善、準備を進めていきたいと思います」

    オリバー・ローランド
    「スタートはとても混沌としていましたが、レース終盤のペースは十分でしたし、7位でフィニッシュできてうれしく思っています。私はシミュレーターで多くの準備をしてきましたが、レースでの難しさは毎周バトルする相手がいて、常に攻められるということです。もう少しレースを戦えばその難しさにも慣れ、より速く走るために細かいことにも集中できるようになるはずです。天候が悪く、何が起こるか予想できないレースでしたが、チーム全体で素晴らしい仕事をしてくれました」

    関連:【動画】 フォーミュラE 開幕戦 ディルイーヤePrix 決勝ハイライト