カテゴリー: フォーミュラE

  • フォーミュラE 日本初の本格公道レースでM.ギュンターが初代ウィナー

    フォーミュラE 日本初の本格公道レースでM.ギュンターが初代ウィナー

    日本初の本格公道レースとなる2024年 フォーミュラE 第5戦 東京E-Prixの決勝が3月30日(土)に東京ビッグサイト周辺に設置されたコースで開催され、マキシミリアン・ギュンター(マセラティ MSG レーシング)が初代ウィナーに輝いた。ギュンターは初勝利。

    母国レースとなった日産(ニッサン フォーミュラEチーム)は、ポールポジションからスタートしたオリバー・ローランドが、終盤までレースをリードしたが惜しくも2位、3位には昨年のチャンピオンであるジェイク・デニス(アンドレッティ フォーミュラE)が続いた。

    フォーミュラE 第5戦 東京E-Prix 決勝 結果

    Pos No ドライバー チーム
    1 7 マキシミリアン・ギュンター マセラティ MSG レーシング
    2 22 オリバー・ローランド ニッサン フォーミュラEチーム
    3 1 ジェイク・デニス アンドレッティ フォーミュラE
    4 13 アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ TAGホイヤー ポルシェ フォーミュラE チーム
    5 94 パスカル・ウェーレイン TAGホイヤー ポルシェ フォーミュラE チーム
    6 48 エドアルド・モルタラ マヒンドラ レーシング
    7 51 ニコ・ミュラー アプト クプラ フォーミュラE チーム
    8 37 ニック・キャシディ ジャガー TCS レーシング
    9 4 ロビン・フラインス エンヴィジョン レーシング
    10 3 セルジオ・セッテ・カマラ ERT フォーミュラEチーム
    11 23 サッシャ・フェネストラズ ニッサン フォーミュラEチーム
    12 25 ジャン-エリック・ベルニュ DS ペンスキー
    13 16 セバスチャン・ブエミ エンヴィジョン レーシング
    14 5 ジェイク・ヒューズ ネオム マクラーレン フォーミュラEチーム
    15 9 ミッチ・エバンス ジャガー TCS レーシング
    16 17 ノーマン・ナト アンドレッティ フォーミュラE
    17 2 ストフェル・バンドーン DS ペンスキー
    18 18 ユアン・ダルバラ マセラティ MSG レーシング
    19 33 ダニエル・ティクトゥム ERT フォーミュラEチーム
    20 8 サム・バード ネオム マクラーレン フォーミュラEチーム
    DNF 11 ルーカス・ディ・グラッシ アプト クプラ フォーミュラE チーム
    DNF 21 ニック・デ・フリース マヒンドラ レーシング
  • フォーミュラE 第5戦 東京E-Prix 日産のオリバー・ローランドがポール獲得

    フォーミュラE 第5戦 東京E-Prix 日産のオリバー・ローランドがポール獲得

    2024年 フォーミュラE 第5戦 東京E-Prixの予選が3月30日(金)に東京ビッグサイト周辺に設置されたコースで開催され、オリバー・ローランド(日産)が記念すべきポールポジションを獲得した。

    フォーミュラEの予選はユニークな形式となっており、22名のドライバーが2組に分かれてタイムアタックを行い、各組の上位4名がトーナメント形式の“デュエル”に進出し、“決勝”まで進んだ2名でポールポジションが争われる。

    決勝に進んだのは、オリバー・ローランドとマキシミリアン・ギュンター(マセラティ MSG レーシング)。そこでローランドが0.021秒差で競り勝ち、ポールポジションを獲得。日本初開催となったフォーミュラEで、母国レースとなった日産に記念すべきポールポジションをもたらした。

    フォーミュラE 第5戦 東京E-Prix スターティンググリッド

    Pos No ドライバー チーム
    1 22 オリバー・ローランド ニッサン フォーミュラEチーム
    2 7 マキシミリアン・ギュンター マセラティ MSG レーシング
    3 48 エドアルド・モルタラ マヒンドラ レーシング
    4 3 セルジオ・セッテ・カマラ ERT フォーミュラEチーム
    5 1 ジェイク・デニス アンドレッティ フォーミュラE
    6 9 ミッチ・エバンス ジャガー TCS レーシング
    7 94 パスカル・ウェーレイン TAGホイヤー ポルシェ フォーミュラE チーム
    8 51 ニコ・ミュラー アプト クプラ フォーミュラE チーム
    9 13 アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ TAGホイヤー ポルシェ フォーミュラE チーム
    10 4 ロビン・フラインス エンヴィジョン レーシング
    11 17 ノーマン・ナト アンドレッティ フォーミュラE
    12 21 ニック・デ・フリース マヒンドラ レーシング
    13 5 ジェイク・ヒューズ ネオム マクラーレン フォーミュラEチーム
    14 25 ジャン-エリック・ベルニュ DS ペンスキー
    15 11 ルーカス・ディ・グラッシ アプト クプラ フォーミュラE チーム
    16 33 ダニエル・ティクトゥム ERT フォーミュラEチーム
    17 18 ユアン・ダルバラ マセラティ MSG レーシング
    18 2 ストフェル・バンドーン DS ペンスキー
    19 37 ニック・キャシディ ジャガー TCS レーシング
    20 23 サッシャ・フェネストラズ ニッサン フォーミュラEチーム
    21 16 セバスチャン・ブエミ エンヴィジョン レーシング
    22 8 サム・バード ネオム マクラーレン フォーミュラEチーム
  • フォーミュラE 第5戦 東京E-Prix フリー走行2 順位・タイム

    フォーミュラE 第5戦 東京E-Prix フリー走行2 順位・タイム

    2024年 フォーミュラE 第5戦 東京E-Prixのフリー走行2が3月30日(金)に東京ビッグサイト周辺に設置されたコースで開催され、ミッチ・エバンス(ジャガー TCS レーシング)がトップタイムをマークした。

    エバンスは1分19秒339をマーク。2番手にはオリバー・ローランド(ニッサン フォーミュラEチーム)、3番手にはマキシミリアン・ギュンター (1分19秒427)が続いた。

    4番手のパスカル・ウェーレイン(TAGホイヤー ポルシェ フォーミュラE チーム)と3番手のタイム差は0.001秒。1秒以内に12台が入る大接戦となっている。

    フォーミュラE 第5戦 東京E-Prix フリー走行2 順位・タイム

    Pos No ドライバー チーム タイム
    1 9 ミッチ・エバンス ジャガー TCS レーシング 1分19秒339
    2 22 オリバー・ローランド ニッサン フォーミュラEチーム 1分19秒400
    3 7 マキシミリアン・ギュンター マセラティ MSG レーシング 1分19秒427
    4 94 パスカル・ウェーレイン TAGホイヤー ポルシェ フォーミュラE チーム 1分19秒428
    5 13 アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ TAGホイヤー ポルシェ フォーミュラE チーム 1分19秒445
    6 37 ニック・キャシディ ジャガー TCS レーシング 1分19秒449
    7 17 ノーマン・ナト アンドレッティ フォーミュラE 1分19秒675
    8 48 エドアルド・モルタラ マヒンドラ レーシング 1分19秒914
    9 25 ジャン-エリック・ベルニュ DS ペンスキー 1分20秒022
    10 1 ジェイク・デニス アンドレッティ フォーミュラE 1分20秒179
    11 2 ストフェル・バンドーン DS ペンスキー 1分20秒229
    12 4 ロビン・フラインス エンヴィジョン レーシング 1分20秒241
    13 51 ニコ・ミュラー アプト クプラ フォーミュラE チーム 1分20秒286
    14 16 セバスチャン・ブエミ エンヴィジョン レーシング 1分20秒363
    15 11 ルーカス・ディ・グラッシ アプト クプラ フォーミュラE チーム 1分20秒428
    16 5 ジェイク・ヒューズ ネオム マクラーレン フォーミュラEチーム 1分20秒435
    17 23 サッシャ・フェネストラズ ニッサン フォーミュラEチーム 1分20秒640
    18 21 ニック・デ・フリース マヒンドラ レーシング 1分20秒717
    19 3 セルジオ・セッテ・カマラ ERT フォーミュラEチーム 1分20秒747
    20 18 ユアン・ダルバラ マセラティ MSG レーシング 1分20秒798
    21 8 サム・バード ネオム マクラーレン フォーミュラEチーム 1分20秒852
    22 33 ダニエル・ティクトゥム ERT フォーミュラEチーム 1分21秒150
  • フォーミュラEドライバー 東京E-Prixのコースは「ベストではない」

    フォーミュラEドライバー 東京E-Prixのコースは「ベストではない」

    フォーミュラEのドライバーたちは、初開催となる東京E-Prixのトラックレイアウトがタイトでツイスティなため、レース中のオーバーテイクが難しくなると考えているようだ。

    今週末、東京ビッグサイトの埠頭近くに建設された20のコーナー、1.606マイルのサーキットで、フォーミュラE選手権が日本初開催される。

    このストリートサーキットは、オーバーテイクのチャンスが十分にあった前戦のサンパウロとは異なり、ストレートがほとんどなく、ツイスティでテクニカルなのが特徴だ。

    そのためドライバーたちは、オーバーテイクが非常に困難になる可能性が高く、予選が通常よりも重要になると考えている。

    「ここはまさにフォーミュラEのサーキットであり、バンプという点では挑戦的なものになるだろう。オーバーテイクのチャンスはかなり低いので、予選が非常に重要になるだろう」とアンドレッティのドライバー、ノーマン・ナトーは語った。

    「今年はタイヤの理解、エネルギーマネジメントの点でこれまでとは異なり、今では誰もがほぼ同じレベルにいる」

    「ブラジルでの予選では、すべてのマシンがどれだけ接近しているかが示されたので、(ミスをするマージンはない」

    このサーキットは最初に発表されて以来、すでにレイアウトの変更が行われており、統括団体であるFIA(国際自動車連盟)は、ターン16の安全性を向上させるためにそのセクションにシケインを追加した。

    アブトのドライバーで2016-17シーズンのチャンピオンであるルーカス・ディ・グラッシは、フォーミュラEマシンのポテンシャルを最大限に生かすためには、将来的な復帰の前にレイアウトを変更する必要があると考えている。すでに2025年には第2回東京E-Prixが予定されている。

    「このトラックがベストだとは思わないが、これは最初のトラックだ」とディ・グラッシは語った。

    「常に少し保守的にスタートしてからステップアップしなければならないことは承知しているけど、全体的には非常にテクニカルなコースだ」

    「低速でバンプが多いこのトラックは、港のある意味でニューヨークに似ている」

    「このクルマはパワーがあるから、長いストレートと速いトラックが必要なんだ。

    「問題は、非常にバンピーで高低差があることだ。タイヤのグリップが高い分、スロットルの開け方に注意しなければならない」

    「シケインでは多くのリスクを冒すことができる。速く走るためにはリスクを冒す必要がある」

  • フォーミュラE 第5戦 東京E-Prix フリー走行1 順位・タイム

    フォーミュラE 第5戦 東京E-Prix フリー走行1 順位・タイム

    2024年 フォーミュラE 第5戦 東京E-Prixのフリー走行1が3月29日(金)に東京ビッグサイト周辺に設置されたコースで開催され、ロビン・フラインス (エンヴィジョン レーシング)がトップタイムをマークした。

    フラインスは1分20秒865をマーク。2番手にはマキシミリアン・ギュンター (TAGホイヤー ポルシェ フォーミュラE チーム)、3番手にはパスカル・ウェーレイン(TAGホイヤー ポルシェ フォーミュラE チーム )が続いた。

    フォーミュラE 第5戦 東京E-Prix フリー走行1 順位・タイム

    Pos No ドライバー チーム タイム
    1 4 ロビン・フラインス エンヴィジョン レーシング 1分20秒865
    2 7 マキシミリアン・ギュンター マセラティ MSG レーシング 1分21秒082
    3 94 パスカル・ウェーレイン TAGホイヤー ポルシェ フォーミュラE チーム 1分21秒140
    4 13 アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ TAGホイヤー ポルシェ フォーミュラE チーム 1分21秒142
    5 37 ニック・キャシディ ジャガー TCS レーシング 1分21秒327
    6 21 ニック・デ・フリース マヒンドラ レーシング 1分21秒352
    7 9 ミッチ・エバンス ジャガー TCS レーシング 1分22秒357
    8 22 オリバー・ローランド ニッサン フォーミュラEチーム 1分21秒438
    9 17 ノーマン・ナト アンドレッティ フォーミュラE 1分21秒522
    10 48 エドアルド・モルタラ マヒンドラ レーシング 1分21秒606
    11 16 セバスチャン・ブエミ エンヴィジョン レーシング 1分21秒662
    12 11 ルーカス・ディ・グラッシ アプト クプラ フォーミュラE チーム 1分21秒725
    13 8 サム・バード ネオム マクラーレン フォーミュラEチーム 1分21秒776
    14 51 ニコ・ミュラー アプト クプラ フォーミュラE チーム 1分21秒789
    15 25 ジャン-エリック・ベルニュ DS ペンスキー 1分21秒858
    16 18 ユアン・ダルバラ マセラティ MSG レーシング 1分21秒999
    17 3 セルジオ・セッテ・カマラ ERT フォーミュラEチーム 1分22秒031
    18 23 サッシャ・フェネストラズ ニッサン フォーミュラEチーム 1分22秒053
    19 5 ジェイク・ヒューズ ネオム マクラーレン フォーミュラEチーム 1分22秒408
    20 33 ダニエル・ティクトゥム ERT フォーミュラEチーム 1分22秒689
    21 1 ジェイク・デニス アンドレッティ フォーミュラE 1分22秒743
    22 2 ストフェル・バンドーン DS ペンスキー 1分24秒348

    【日本初!本格公道レース】FIA フォーミュラE世界選手権 2024“Tokyo E-Prix”直前スペシャル

  • 日産フォーミュラE 西川直志(チーフパワートレインエンジニア) インタビュー

    日産フォーミュラE 西川直志(チーフパワートレインエンジニア) インタビュー

    日産自動車は、3月30日に東京で開催されるフォーミュラE世界選手権シーズン10の第5戦に、日本の自動車メーカーとして唯一参戦する。

    過去4戦でカスタマーチームであるマクラーレンを含め優勝1回と2度の表彰台獲得に貢献しているパワートレインの開発を担当している西川直志は、3年前に日産の技術開発部門からチームに合流し、レースと量産車開発の間を繋ぐ重要な役割を担ってきた。

    日産フォーミュラEチームでの経歴と現在の役割は?
    2004年に日産に入社以来20年になります。フォーミュラE開発を担当する為に渡欧する前は、「スカイライン」「フェアレディZ」「日産リーフ」など、市販車のドライブトレイン開発を担当していました。2021年から日産フォーミュラEプロジェクトに参画し、現在はチーフパワートレインエンジニアを務めています。主な役割は、クルマの性能を最良にするためにパワートレイン開発を統合的にとりまとめることです。特定のパーツを設計するのではなく、プロジェクト全体を管轄しているので、エンジニア業務だけではなく、マネジメント領域にも携わっています。

    市販車開発からモータースポーツ分野に移ったきっかけは?
    以前はドライブトレインのエンジニアでしたが、当時の上司がその経験をフォーミュラEのパワートレイン開発にも活かせるのではないか、と提案してくれたことがきっかけです。チャレンジングな仕事であることは分かっていましたが、オファーを受けた時はとても嬉しくモチベーションは高かったです。当時から海外のエンジニアとは一緒に仕事をしていたため渡欧する心構えはできていました。

    日本の技術開発部門とは日常的に連携しているのですか?
    日本のエンジニアとは定期的に連絡をとっています。フォーミュラEと市販車の異なる2つの事業を共に発展させ、より良い成果を生み出すことを目指して、日産の開発の本拠地にいるエンジニアと将来の技術について意見交換をしたり、アイデアを共有したりすることもあります。

    クルマの開発の難しさはどこにありますか?
    車両開発では、各部品のエンジニアが、担当部品の開発を行います。そのため、それぞれの部品では良い性能が出たとしても、それらの部品を組み合わせた時に問題が生じ、また狙った性能にならないという事があるので、クルマの全体最適を図る作業が難しいポイントです。1台のクルマとしての性能を出すためには、特定の部品の性能だけでは無く、クルマ全体で改善していく必要があるのですが、自分の仕事に誇りを持っているエンジニア達と議論を重ねて全体最適に導く必要があります。そこが難しさでもあり、やりがいを感じる部分でもあります。

    フォーミュラEマシンの開発へ異動になった際、どのような違いが最も印象的でしたか?
    市販車の開発では、一般的に過去のモデルや市場で販売されている他メーカーのモデルなどをベンチマークすることで目標値の位置づけがより明確になります。それに対し、モータースポーツでは競合メーカーの車や開発内容などをベンチマークすることは基本的に不可能です。例えばエンジニアがチームを移籍するとそのノウハウを使えると思われがちですが、すべての情報が機密事項であるため多くを共有することは難しいのです。

    市販車開発とフォーミュラEマシン開発を両方行う事でどのようなメリットがあるのでしょうか?
    市販車とフォーミュラEマシンは、それぞれで求められる技術が大きく異なるため、簡単に部品転用が可能になるようなメリットはあまりありません。ただ、私たちは日産の市販車開発からのノウハウや設計手法をフォーミュラEマシンの開発に取り入れたりしています。よって、直接的ではないものの市販車開発の知見がフォーミュラEの開発にも良い影響を与えていると考えています。レーシングカー開発は最新の技術を最大限に活用しています。レーシングカーは市販車とは異なり、騒音や振動、コストなどをあまり気にする必要がありません。エネルギー効率と出力密度という点では、フォーミュラEマシンは市販車よりも遥かに高いレベルにあります。制約なくパフォーマンスを突き詰めることで、市販車開発では思いもつかないような新しい何かを見つけることができ、そこで得られたことを市販車に適用する方法を考えることができます。自分たちの限界にチャレンジし、そこで得られたことを市販車開発につなげるという考え方は、フォーミュラEに参戦する大きなメリットだと考えています。

    フォーミュラEチームに参加した時、市販車開発の経験はどの程度役に立ちましたか?
    エンジニアリングの知識としてのベースはありましたが、学ぶべきことは多くありました。例えば、過去の市販車開発の経験は間違いなく役に立っているものの、電動部品を自分で設計したことは無かった為、各部品がどのように設計されているかを学ばなければなりませんでした。また、意見が衝突した時の対処方法やチームワークの重要性、個々の部品の性能だけでなくクルマ全体を最適化するという考え方や視点など、日本にいる時のプロジェクトの開発経験は今でも活きています。

    市販車とフォーミュラEマシンのパワートレイン設計に対する違いは何ですか?
    コストや音振などの考え方は大きく違います。私は以前、ドライブトレインのユニット設計を担当していたので、ノイズや振動を抑えながら、高効率且つ軽量にする為にはどのようなトレードオフを解決しなければいけないのかと言う点はよく知っていました。市販車ではノイズや振動への対策は非常に重要な部分なので常に意識をしていましたが、前述の通り、フォーミュラEのパワートレインではその点は重要視する必要はありません。チームに合流した直後に、こういった制約条件が外れることでこんなに高い伝達効率が達成可能なのか、と驚きと奥深さを感じました。

    フォーミュラEでは、各メーカーのパワートレインに大きな違いはあるのですか?
    シーズン9では、各メーカーのパワートレイン効率や総合的なパフォーマンスという点で違いを感じていました。しかしながら、シーズン10ではあまり大きな違いは無いと思います。トップメーカー4社の実力は非常に拮抗しているため、より気合が入ります。今シーズン投入したソフトウェアのアップデートがとても良い効果を発揮しています。より効率的にエネルギーをマネジメントすることが可能となり、ドライバーの負担を軽減し、他チームとの差を縮めることに貢献しています。

  • ヤマハ フォーミュラE参入を発表 ローラと組んで電動パワートレインを開発

    ヤマハ フォーミュラE参入を発表 ローラと組んで電動パワートレインを開発

    ヤマハ発動機と、Lola Carsは、フォーミュラEにおける、高性能電動パワートレイン開発・供給に関するテクニカルパートナーシップ契約を締結。世界最高峰の電動自動車レースであるフォーミュラEを通じて、最先端の電動技術開発に取り組み、ヤマハ発動機全体の電動技術の底上げを目指す。

    ローラはフォーミュラEに出場するレーシングチームに供給が可能な車体パッケージ開発を進めており、ヤマハはテクニカルパートナーとしてローラと協力しながら電動パワートレイン(動力ユニット)を開発・供給する。

    これにより、世界最高レベルの出力密度・効率を含めた究極のエネルギーマネジメント技術の獲得を目指し、技術開発を進めている。

    ローラは英国の老舗レーシングカー開発会社で、数々の国際自動車レースで活躍した車両を世に送り出してきた。サステナブル・モータースポーツを掲げ、電動レース技術獲得を目的に、フォーミュラE規格に準拠した車体パッケージの開発・供給を計画している。

    ヤマhは、全社環境目標として、2050年までにスコープ3におけるカーボンニュートラルを達成することを掲げている。持続可能な社会の実現に向けて、今後もサステナビリティに寄与する技術の研究・開発を推進していく。

    ヤマハ フォーミュラE ローラ

  • 日産フォーミュラEチーム 東京大会に参戦する全チームに着物を提供

    日産フォーミュラEチーム 東京大会に参戦する全チームに着物を提供

    日産自動車は、日産にとってホームレースとなるABB FIAフォーミュラE世界選手権の東京大会の開催を記念して、参戦する全11チームをイメージして特別に制作した着物を公開した。

    日産はフォーミュラEに参戦する唯一の日本の自動車メーカーとして、来日するライバルチームを日本ならではのおもてなしの心で歓迎し、それぞれのチームカラーに着想を得た着物を送る。デザイナーの中村 淳氏によってデザインされた11着の着物は、東京大会のレース当日に会場で展示される。

    ロンドンファッションウィークなどで活躍する中村氏の作品は、日本の伝統的な技法と現代的なデザインの融合が特徴。中村氏は、今回の着物を日本の職人たちと一点一点すべて手作業で制作した。一反の生地を無駄なく使用して作られる着物は、持続可能なレースを目指すフォーミュラE世界選手権の思いとも一致している。

    ファッションデザイナーでありJU-NNAの創設者の中村 淳氏は「着物は日本の文化にとって非常に重要なものです。今回、日産のような日本を代表するブランドから着物のデザインを依頼されたことは、とても刺激的な経験となりました。このコレクションでは、日本のホスピタリティを表現することを目指し、チームカラーやクルマから着想を得た着物をデザインしました」と語った。

    日産フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは「中村氏のような優れたファッションデザイナーとのコラボレーションが実現したことを嬉しく思います。初のホームレースはチームにとって非常に重要な一戦です。ライバルチームを歓迎しつつ、レースではしっかり勝利を手にしたいと思います」と語った。

    日産フォーミュラEチーム 東京大会に参戦する全チームに特注の着物を提供日産フォーミュラEチーム 東京大会に参戦する全チームに特注の着物を提供日産フォーミュラEチーム 東京大会に参戦する全チームに特注の着物を提供日産フォーミュラEチーム 東京大会に参戦する全チームに特注の着物を提供

  • 野田樹潤(Juju) DHLのフォーミュラEアンバサダーに就任

    野田樹潤(Juju) DHLのフォーミュラEアンバサダーに就任

    国際エクスプレスとロジスティクスのグローバルリーダーであるDHLは、日本初となるABB FIAフォーミュラE世界選手権東京大会の開催に向け、世界で戦う女性レーサーのJujuこと野田樹潤のアンバサダー就任を発表した。

    DHLは、オフィシャルロジスティクスパートナーとして、創設以来フォーミュラEのレースをロジスティクス面でサポートし、今年で10年目を迎える。

    このたびのアンバサダー契約は、野田樹潤の持つ信条がまさしくDHLが掲げる「スピード」、「パッション」、「チームワーク」のコアバリューに一致することから始まった。このパートナーシップは、DHLグループが推進するダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン・ビロンギング(DEIB)へのコミットメントとも志を同じくするもの。競技人口の大半を男性が占めるモータースポーツ界で、日本人女性初のワールドチャンピオンを目指し戦ってきた野田樹潤。圧倒的な資金力を持つ競合を相手に、知恵と結束力を武器としたファミリーチームでレースへ参戦してきた。

    DHLは野田樹潤とこれらの価値観を共有しながら、3月29日に開幕する「フォーミュラE 世界選手権東京大会」の盛り上げに尽力していく。3月27日(水)、都内でDHLグループ主催の記者説明会に登場した野田樹潤は、「このたび、F1、フォーミュラE、インディーカーなどのトップカテゴリーを支えるDHLのアンバサダーとして、東京e Prixのイベントに参加する運びとなりました。大変光栄に思っていますし、DHLのアンバサダーとしてこのイベントに携わり、1人でも多くの人達に喜んでいただけるような活動に取り組んで参りたいと思います。そしていつかDHLのカラーリングを纏ったレーシングカーを駆って、レースに参戦できたら夢のようだと思っています」と、アンバサダー就任への思いを語った。

    野田樹潤 フォーミュラE新たにDHLブランドアンバサダーに就任した野田樹潤

    今シーズンのフォーミュラEは、東京での初開催を含む世界10都市で開催される16のレースで構成される。DHLは、2014年の創設以来、世界初のオール・エレクトリック・モータースポーツ選手権に不可欠な存在であり、フォーミュラEのオフィシャルファウンディング&ロジスティクスパートナーとして、レースカー、バッテリー、充電ユニット、放送機材、マーケティングやホスピタリティに関する資材など、1レースあたり400トンに上る貨物の輸送を担っている。

    DHLジャパン株式会社 代表取締役社長のトニー カーンは、「最高のパフォーマンスを追求し世界への挑戦を続ける野田選手と共に、日本のファンの皆さんへ、フォーミュラEの感動と興奮をお届けできるのはこの上ない喜びです。DHLは、フォーミュラEのレース運営の根幹に関わるロジスティクスを支援すると共に、日本初開催となる大会の盛り上げを強力にバックアップしていきます」と述べた。

    DHLサプライチェーン株式会社の代表取締役社長ジェローム ジレは、「このたび日本でのフォーミュラE開催を通して、モータースポーツのファンの皆さんに都内で迫力あるレースとDHLのグリーンロジスティクスへの取り組みをお届けできることを大変嬉しく思います。また、このたび野田選手をアンバサダーとして迎えることを誇りに思います。世界一を目指し挑戦し続ける野田選手の努力と才能は、サポーターのみならず、我々DHLにとっても大きな励みになります」と述べた。

    DHLグローバル フォワーディング ジャパン株式会社 代表取締役社長のカールステン ミカエリスは、「フォーミュラEとの10年にわたるロジスティクスパートナーは,安全かつ迅速なロジスティクスを提供するDHLの専門知識と献身の証です。世界へ果敢に挑戦を続ける野田選手が参戦する、フォーミュラE世界選手権を最も持続可能なロジスティクスでサポートできることを大変誇りに思います 」と述べた。

    DHLは、最先端の持続可能なロジスティクスを提供し、海上輸送と陸上輸送の両方を含む複合一貫輸送ソリューションを活用して、フォーミュラEの物流効率を最大化している。さらに、過去3シーズン、バイオ燃料の使用に大きな焦点が当てられ、その結果、陸上および海上輸送から発生する温室効果ガスの排出量が大幅に削減された。この試みは次シーズン以降も継続され、近い将来、持続可能なロジスティクスソリューションの追加導入が予定されている。

    DHLグループは業界でいち早く、持続可能なロジスティクスへの取り組みとして、2050年までに二酸化炭素排出量ネット・ゼロ達成を目指した「ミッション2050」を宣言した。この目標達成へ向けたロードマップの一環で、2030年までの中間目標を設定し、その実現のため2021年に70億ユーロの投資を発表している。

    日本においても電動車両の導入、物流施設のオペレーションにおける二酸化炭素排出量削減、また荷主のお客様の脱炭素化を支援すべく、お客様とのワークショップ実施、航空・海上輸送時の持続可能な航空燃料(SAF)と海上燃料(SMF)を活用した輸送サービス「GoGreen Plus」の提供を開始している。

  • 日産 フォーミュラE東京大会のオフィシャル レースパートナーシップを締結

    日産 フォーミュラE東京大会のオフィシャル レースパートナーシップを締結

    日産自動車は、3月30日(土)に日本で初めて開催されるABB FIAフォーミュラE世界選手権の東京大会において、Formula E Operations Ltd.とオフィシャル レースパートナーシップを締結したと発表した。

    本パートナーシップは、電動化のイノベーションや持続可能なモビリティ社会の実現に向けた取り組みを推進する日産と、電気自動車(EV)の普及促進をミッションとするフォーミュラEの思いが合致し、実現した。

    本大会の公式レースパートナーとして日産は、大会当日に行われるファンエキシビジョン「エレクトリフィケーション・ラップ」において、SUPER GT GT500クラスのドライバーがNISMOモデルのEVでデモンストレーション走行を行い、初開催となる東京大会を更に盛り上げる。

    東京大会のコースは、東京ビッグサイトを囲むように設置される。18のコーナーを含む全長2.58kmのストリートサーキットは、3本の長いストレートやタイトでテクニカルな連続コーナーなどで構成されるのが特徴。さらに、レース会場に設置されるファンビレッジでは、ゲーミングアリーナやキッズゾーン、表彰式が行われるステージエリアなどが用意され、フォーミュラ Eの世界感を味わえるコンテンツを楽しむことができる。

    トマソ ヴォルペ (日産フォーミュラEチーム マネージングディレクター兼チーム監督)
    「日産は歴史的な開催となる東京大会で、フォーミュラ Eとパートナーシップを組めることを嬉しく思います。このコラボレーションはレースを超えて、日産のよりクリーンでワクワクする未来を目指すビジョンとともに、東京大会をイノベーションとサステナビリティの祭典へと導くでしょう。日産が「他のやらぬことを、やる」精神で、東京大会と電気自動車のモータースポーツに貢献できることを誇りに思います」

    アルベルト・ロンゴ / フォーミュラE 共同創設者/チーフ・チャンピオンシップ・オフィサー
    「卓越した技術力とエンジニアリングで尊敬を集める日本に、フォーミュラEレースを紹介できることを嬉しく思っています。ともに持続可能な未来を目指す日産自動車とのパートナーシップは、この画期的なイベントを盛り上げるだけでなく、ファンの体験も大きく向上させることでしょう。ファンの皆さまにフォーミュラEの感動をお届けするのが待ちきれません」

    日産 フォーミュラE 東京大会

    日産フォーミュラEチームについて
    日産は、日本の自動車メーカーとして初めてABB FIAフォーミュラE世界選手権にシーズン5(2018/19シーズン)から参戦しており、現在でも日本で唯一の参戦メーカーです。日産は、フォーミュラE世界選手権への参戦を通じて、ゼロ・エミッションEVが提供するワクワクする楽しさを世界中のお客さまにお届けしています。2050年までに事業活動を含むクルマのライフサイクル全体でカーボンニュートラルを実現するため、2030年代早期より、主要市場に投入する新型車をすべて電動車両としていきます。日産はレースカーと市販車より得る知識や技術を相互に活かし、お客さまにより良いEVを提供することを目指しています。詳しくはこちら

    フォーミュラEとABBフォーミュラEE世界選手権について
    世界初のオールエレクトリックFIA世界選手権であり、創設以来ネット・ゼロ・カーボンに認定された唯一のスポーツであるABB FIA Formula E世界選手権は、世界で最も象徴的な都市の中心で劇的なレースを展開し、世界の主要自動車メーカーに電気自動車のイノベーションを促進するためのエリートモータースポーツのプラットフォームを提供しています。チーム、メーカー、パートナー、放送局、開催都市からなるフォーミュラEのネットワークは、スポーツへの情熱と、人類の持続可能な進歩を加速させ、人々と地球にとってより良い未来を創造する可能性への信念によって結ばれています。

    ABBについて
    ABBは、電化と自動化のテクノロジーリーダーとして、より持続可能で資源効率の高い未来を実現しています。ABBのソリューションは、エンジニアリングのノウハウとソフトウェアを結びつけることで、モノの製造、移動、電力供給、操作の方法を最適化しています。130年以上にわたる卓越した技術を基盤に、ABBの約10万5千人の従業員は、産業の変革を加速させるイノベーションの推進に取り組んでいます。