カテゴリー: フォード F1

  • フェルスタッペン レッドブル製F1エンジンは「パニックになる必要はない」

    フェルスタッペン レッドブル製F1エンジンは「パニックになる必要はない」

    マックス・フェルスタッペンが、2026年F1シーズンに向けたレッドブルのパワーユニットの準備状況について「パニックになる必要はない」と語った。

    2026年、F1は高価で複雑なMGU-Hシステムを廃止し、代わりにMGU-Kによる電力に重点を置いたパワーユニットレギュレーションに切り替わる。

    また、F1はターボチャージャー付きV6エンジンに持続可能な燃料を採用する。これは電気出力と内燃機関の出力を50/50に分割する計画の一環として引き続き採用される。

    2026年、レッドブル・レーシングと姉妹チームRBはホンダのエンジンから、パートナーであるフォードの協力を得てレッドブルのミルトンキーンズのキャンパスに建設されたレッドブル・パワートレインズが開発したパワーユニットに切り替える。

    レッドブルにとって自社製エンジンへの切り替えは、チーム代表のクリスチャン・ホーナーが20年のチームの歴史の中で「最大の挑戦」と呼ぶ未知の領域への大きな一歩となる。

    しかし、このエンジンプロジェクトが同業他社に比べて遅れており、フェルスタッペンが選択肢を検討する理由になっている可能性が指摘される中、フェルスタッペンまだ「パニックになる必要はない」と語った。

    「もしすべてを推測しなければならないとしたら…明日、自分がまだ生きているか不安にならない?」とフェルスタッペンは肩をすくめた。「あまり心配はしていない」

    「もちろん、そのことに関してはクリスチャンと密に連絡を取っているし、そこで働いている人たちとも連絡を取り合っている。パニックになる必要はない。まだ2026年じゃないんだから」

    フェルスタッペンは、レッドブル・パワートレインズが2026年に新規参入のアウディも加わる既存メーカーを相手にする「非常に大きな仕事」に直面していることを認めた。

    「これが非常に大きな仕事であることは承知しているが、それを軽視するつもりはない。また、確立されたエンジンメーカーが多数あるため、彼らに勝つのは簡単ではないとも考えている」とフェルスタッペンは付け加えた。

    「でも、このプロジェクトには多くの優秀な人材が取り組んでいるし、とても楽しみにしている。もちろん、それがどのような結果になるかは時間が経てばわかる」

    レッドブル・レーシング

    昨年の夏、ホーナーはFIA(国際自動車連盟)に対し、レースの質に対する懸念から、ハイブリッド出力の均等な50/50分割を再考し、燃焼出力の比率を高めるよう促した。メルセデスのチーム代表であるトト・ヴォルフは、それはむしろレッドブルが時代に取り残されることを恐れている表れだと指摘した。

    2026年のシャシールールがまだ確定していない中、バッテリー切れでストレートが極端に遅くなる懸念を軽減するため、より軽量で低ドラッグのマシンを開発する作業が進められている。

    2026年型マシンの目標は、より短く、狭く、40kgから50kg軽くすることであり、空気抵抗を減らすために可動式エアロダイナミクスを追加することである。

  • レッドブルF1 フォードと開発中の2026年F1エンジンのサウンドを公開

    レッドブルF1 フォードと開発中の2026年F1エンジンのサウンドを公開

    レッドブル・レーシングは、フォードと開発を進めている2026年F1エンジンのサウンドを公開した。

    現在、ホンダ・レーシング(HRC)からパワーユニットを供給されているレッドブル・レーシングだが、2026年F1シーズンからフォードとのパートナーシップのもとに独自のパワートレインを生産する。これにより、ホンダとのパートナーシップは終了し、ホンダはアストンマーティンのワークスパートナーとなる。

    2026年にはF1に新たな技術レギュレーションが施行される。そのため、レッドブルはフォードと共同で独自のF1パワーユニットを開発する。このハイブリッドエンジンでは、V6内燃エンジンが半分のパワーを生み出し、残りの半分を電気モーターが担い、現在の合計1000馬力を達成する。

    このレッドブル・パワートレインズ・フォード・エンジンのテストは、すでにミルトン・キーンズの工場で本格的に行われており、最初の動画が公開された。

    Xに投稿されたビデオでは、新しいパワートレインの音を聞くことができる。エンジンは様々なスピードとパワーレベルでテストされている。機密保持のため画像には写っていないが、その音を聞くことができる。

  • レッドブルF1 フォードがF1アカデミーのタイトルスポンサーとして支援

    レッドブルF1 フォードがF1アカデミーのタイトルスポンサーとして支援

    フォードは、レッドブルF1チームのF1アカデミープログラムへのタイトルスポンサーになることを発表し、レッドブルへの支援を表明した

    フォードのロゴは、F1アカデミーでレッドブルを代表するエミリー・デ・ホイスのドライビングスーツとMPモータースポーツが運営するマシンに表示される。

    フォードは、新レギュレーションが導入される2026年からレッドブル・レーシングとRBの両方で使用されるレッドブル・パワートレインズのパワーユニットを支援している。

    しかし、ここ数週間の見出しを独占しているクリスチャン・ホーナーの論争によって、そのコミットメントが疑問視されている。

    フォード幹部は、現在進行中の騒動に早く終止符を打つよう求めている。フォードのCEOであるジム・ファーレイから送られた最近の書簡には「満足のいく回答が得られない限り、フォードの価値観は譲れない」と書かれた。

    「レーシング・パートナーが同じ価値観を共有し、その真摯な姿勢を示すことが不可欠だ」

    「私のチームと私はこの件についていつでも話し合うことができる。私たちは、私たち全員が支持できる解決策にこだわり続け、希望を持ち続けている」
    ここ数日、フォード社内のハイレベル会議ではレッドブルとのパワーユニット提携の将来について話し合われているとの見方があった。

    しかし、フォードはすでにチームのF1アカデミープログラムのタイトルスポンサーとなることを約束しており、今週末ジェッダでシリーズ開幕イベントが開催されるため、公式声明を発表するための早期期限に直面していた。

    公式発表は最初のトラック走行前夜に行われた。これはレッドブルの大きなプログラムへのコミットメントとも言えるが、ホーナーに対する疑惑の性質上、インクルージョンとダイバーシティに関するフォード側の立場を改めて表明するタイムリーな機会にもなった。

    レッドブル フォード F1

    「このパートナーシップは、フォードの幅広いSTEMおよびDEIイニシアチブの一環として、モータースポーツ・ポートフォリオ全体により多くの多様性を呼び込むというフォードの長年のコミットメントをさらに強固なものにするものだ」とリリースは述べている。

    さらに「レッドブル・フォード・アカデミー・プログラムとの新たなタイトルパートナーシップは、多様性と包括性をサポートする広範な取り組みとともに、あらゆるレベルや役割、特にレッドブル・テクノロジーの世界において、より多くの女性をモータースポーツに惹きつける機会をフォードに与える」”と付け加えた。

    フォード・パフォーマンス・モータースポーツのグローバル・ディレクターであるマーク・ラッシュブルックは、F1アカデミーとの契約は、F1を含むモータースポーツの全分野における女性の参加を促進するための大きな取り組みの一環であると強調した。

    「フォード・パフォーマンスは、FIAやレース・プロモーターと協力し、コース上でもコース外でも、モータースポーツのあらゆるレベルに女性の才能をより多く取り入れる方法を見つけることに全力を注いでおり、これはF1アカデミーで最高のパートナーとなることで、その活動を拡大する絶好の機会だ」とマーク・ラッシュブルックは語った。

    「私たちはすでに、ヘイリー・ディーガンのようなドライバーに加え、Rebelle Rallyのような他のレースシリーズでもパートナーシップを組んでおり、モータースポーツの最前線により多くの女性を送り込んでいる。レッドブルとパートナーシップを組み、F1にポジティブな影響を与えられることに興奮している」

    レッドブル・レーシングのパートナーシップ担当ディレクターであるジュリア・ジョージは「フォードは、何世代にもわたるモータースポーツの歴史に彩られた自動車メーカーだ」と述べた。

    「レッドブル・フォード・アカデミー・プログラムのタイトルパートナーとして彼らを迎えることは、非常にエキサイティングなことであり、コース上でもコース外でも、モータースポーツにおける女性の代表性を向上させたいという彼らの意欲を示すものだ」

    「F1アカデミーは、女性ドライバーがモータースポーツの次のレベルに進むための大きな前進であり、彼女たちがポテンシャルを発揮できるような道筋を提供するものであり、この取り組みはフォードが全面的にサポートしている」

    「レッドブル・フォード・アカデミーのプログラムカーを成功させるためには、両者がパートナーシップにもたらす豊富な技術的専門知識が不可欠であり、2024年のF1アカデミーシーズンがどのようなものになるのか楽しみだ」

  • クリスチャン・ホーナーF1チーム代表問題 フォードがレッドブルに圧力

    クリスチャン・ホーナーF1チーム代表問題 フォードがレッドブルに圧力

    フォードはレッドブルに対し、F1チーム代表のクリスチャン・ホーナーにまつわる疑惑の調査を完了させるよう圧力を強めた。

    女性従業員によるホーナーへの疑惑をめぐるレッドブルの調査の進展について沈黙が続く中、フォードはエナジードリンク会社に対し、事態を収拾するよう要求のハードルを上げた。

    AP通信の報道によると、フォードのCEOであるジム・ファーレイはレッドブルに書簡を送り、レッドブルが真剣に取り組むべき問題だと考えているにもかかわらず、進展がないことに満足していないことを明らかにしたという。

    AP通信が閲覧したこの書簡の中で、ファーリーは、フォードが「しかしながら、この問題がいつ公平かつ公正に解決されるのか、解決策や明確な示唆がないことに、ますます不満を感じている」と書いている。

    「我々は同様に、この問題をめぐる完全な透明性が企業パートナーである我々に対して欠如していることに不満を感じ取り、すべての調査結果について完全な説明を受けることを期待している」

    ファーリーはレッドブルに対し、この問題に「迅速かつ真剣な対応」をするよう要求した。フォードは2026年シーズン開始からレッドブルの新パワートレイン部門と提携するが、すでにマーケティング活動を開始している。

    ファーリーは、フォードはファミリー経営の会社として、物事の進捗状況に満足していないと述べ、この問題に関して透明性を高めるよう以前から求めていたにもかかわらず、それが無視されたことに不快感を示した。

    クリスチャン・ホーナー レッドブル・レーシング F1クリスチャン・ホーナーとボブ・ファーリー

    ファーンリーは書簡の中で、「以前から申し上げているように、満足のいく回答が得られない限り、フォードの価値観は譲れない」と述べた。

    「レーシング・パートナーが同じ価値観を共有し、その真摯な姿勢を示すことは不可欠だ。私のチームと私は、この件についていつでも話し合うことができる。我々は、私全員が支持できる解決策にこだわり続け、それを望んでいる」

    特に来週末にはバーレーンで2024年のF1世界選手権が開幕する。特に来週末にはF1開幕戦がバーレーンで開催されるため、この論争が開幕戦に影を落としかねないと懸念されている。

    フォーミュラ・ワン・マネジメント(FOM)は最近、声明を発表し、この問題が長引くことを望んでいないことを明らかにした。

    「レッドブルがレッドブル・レーシングの内部疑惑について独立した調査を開始したことは承知している」とF1は声明で述べた。

    「公正かつ徹底的なプロセスを経て、早期に問題が明らかになることを望んでおり、現時点ではこれ以上のコメントは差し控える」

    調査が行われている間、ホーナーはチーム代表の役割を続けており、先日のミルトン・キーンズでの新車発表会や、先週バーレーンで行われたF1プレシーズンテストにも出席している。

    ホーナーはこの件に関するいかなる不正行為も強く否定した。

  • フォード レッドブルF1のホーナー問題に「高い行動基準と誠実さを期待」

    フォード レッドブルF1のホーナー問題に「高い行動基準と誠実さを期待」

    フォードのモータースポーツ責任者であるマーク・ラッシュブルックは、レッドブル・レーシングのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーの調査が続く中、米自動車大手が「非常に高い行動基準と誠実さ」を期待していると語った。

    F1で最も長くチームを率いるクリスチャン・ホーナーは現在、レッドブル・レーシングの従業員による不適切な行為の告発と戦っている。

    ホーナーは一貫して疑惑を否定しており、木曜日に行われたレッドブルの2024年F1マシン『RB20』の発表会にも出席してた。

    フォードは昨年、現在のレッドブルのパワートレインサプライヤーであるホンダがアストンマーティンに切り替える2026年シーズンからチームのエンジンパートナーとなることを発表した。

    今週末のデイトナ500を前に、フォード・パフォーマンス・モータースポーツのグローバル責任者であるラッシュブルックは、フォードが調査の結果を待っていると語った。

    「ファミリー企業として、また非常に高い水準の行動と誠実さを自らに課している企業として、我々はパートナーにも同じことを期待している」とラッシュブルックはAP通信に語った。

    「我々が見聞きしたところによると、レッドブルはこの状況を非常に深刻に受け止めているようだ」

    「そしてもちろん、彼らは自分たちのブランドについても心配している」

    「そのため、彼らは独立した調査を行っており、その結果、どのような真実が明らかになるまで、我々にとってはコメントするのは時期尚早だ」

    フォード F1 レッドブル

    RB20ローンチでメディアの取材に応じたホーナーは、3月2日のバーレーンでの新シーズン開幕を前に、調査が「気を散らす」ものだったが、チーム内では通常通りの業務が行われていると主張した。

    「必然的に気が散ることはあったが、チームは非常に団結している」とホーナーは語った。

    「誰もがこれからのシーズンに集中している。非常に通常通りの業務が行われている。サポートは素晴らしかった」

    「もちろん、綿いsの関心はこれからのシーズンに集中している。いつもどおりだ」

    「私はこの調査に全面的に協力している。これからのシーズンに向けて準備をしながら、水面下でかなり進んでいる」

  • フォード F1パワーユニット開発にドラッグレース技術を活用

    フォード F1パワーユニット開発にドラッグレース技術を活用

    フォード・モータ-のジム・ファーリーCEOは、アメリカの自動車大手が2026年F1パワーユニットの開発にドラッグレースの技術を活用していると説明した。

    フォードは、F1が2026年に次世代パワーユニットレギュレーションに切り替わる際に、レッドブル・レーシングと提携する。この発表は1年前に行われ、両社の事業のエンジニアが新しいパワートレインの開発に協力して取り組んでいる。

    「我々はこれまでにない方法でF1に戻るつもりだ」とファーリーは述べ、フォードのF1復帰を率いる決断を説明した。

    「F1では最高の空気力学、最高のテレメトリー、最高のデジタル診断が重要であることが分かった」

    「実際、電気自動車やデジタル自動車にはこれらすべてが必要だ。つまり、実際には純粋な技術移転で70 年代に戻ることになる」

    「これは我々のチームを所有するようなものではない。我々は文字通り技術を移転するためにそこに行く」

    「我々は彼らにバッテリー技術を提供できる。2026年には電気が50%になり、高放電バッテリーが必要になる。そして、例えばNHRAでそれを行っている」

    「その一方で、テレメトリー、デジタル診断、さらにはエアロも利用できるため、バッテリーを小型化するために電気自動車の生産を加速させることができる」

    「これらのテクノロジーの多くにおいて、彼らは世界最高であり、自動車ビジネスが変化するにつれて、私たちは彼らを切実に必要としている」

    「だから、それは文字通り、何年も前の私たちがいた場所に戻るようなものだ。技術移転だ」

    フォードは、マスタング・スーパーコブラジェット1800を開発している。この車は「NHRAの世界記録を持つマスタング・コブラジェット1400をアグレッシブに改良したもの」である。

    コブラジェット1400は、1/4マイルを8.128秒、時速171.97マイルで走破した。

    PN-250-DZRインバーター4基とDS-250-115モーター2基のダブルスタック組み合わせなど、1400と同じハードウェアの多くが1800に移植されている。

    1800では、トランスミッションとバッテリーシステムに変更が加えられ、後者はフォード・パフォーマンスがMLe Racecarsと共同で設計した。

    F1プロジェクトの一環として、ファーレイはイギリスにあるレッドブル・レーシングのファクトリーに滞在した。

    「ミルトン・キーンズでチームやエイドリアン・ニューウェイと多くの時間を過ごす機会があった。我々は順調に進んでいると思う」とフォードの最高経営責任者はコメントした。

    「2026年というのはずいぶん先のことのように聞こえるが、パワートレインに関してはまだやるべきことがたくさんあるにしろ、進歩には本当に満足している。もっとお話しできればいいのだが、順調に進んでいると言える」

    F1 フォード

    2026年F1パワーユニットの開発が順調に進む中、レッドブル・レーシングのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、新ルールにおける燃焼と電力の比率について懸念を表明した。

    初期のシミュレーションでは、ドライバーがストレートでシフトダウンする必要があり、それが「フランケンシュタイン」のマシンにつながるだろうと示唆されていました。

    「2026年の大きな影響のひとつは重量で、すでにスポーツカー並みの重量に近づいているマシンが30キロも変わることになる」とホーナーは説明する。

    「2026年については、持続可能な燃料など、非常にポジティブなことがいくつかある。

    「しかし、手遅れになる前に緊急に注意を払う必要があるのは、レースが影響を受けるレベルまで空気抵抗を減らすために、可動式エアロでシャシーを補正しなければならないような技術的なフランケンシュタインを作らないように燃焼パワーと電気パワーの比率を検討することだと思う」

    「トウ効果はなく、DRSもないだろう。事実上、どの時点でもDRSで走ることになるのだからね。内燃機関はバッテリーを充電するための発電機にはならない」

    「燃焼エンジンと電気パワーの比率を調整するだけで、簡単に対処できると思う」

    他のメーカーはホーナーの懸念を共有しておらず、変化を求める彼の呼びかけは耳を貸さなかった。

    F1ではよくあることだが、このコメントはレッドブルとフォードのプロジェクトが遅れているとの憶測を呼んだ。

    電化率の向上(約3倍)は2026年F1ルールの野望のひとつにすぎない。

    また、1.6リッターV6ターボエンジンの出力が1000bhpを超えると予測されているため、化石炭素燃料の燃焼を止め、代わりに完全に持続可能な燃料を使用する計画もある。

    MGU-Kは、バッテリーや制御エレクトロニクスとともにシャシー内に収められ、より安全なクルマとなる。

    また、標準化されたコンポーネントのリストや、各チームが1シーズンに1台ずつ使用できるパワーユニットの番号制限、開発コストの上限も設けられる。

    これらの変更を組み合わせると、アウディやゼネラル・モーターズと並んで、フォードもパワーユニット・メーカーとしての関心を示している。

    フェラーリ、メルセデス、ルノー、ホンダは残留が決まっており、後者はレッドブル・レーシングからアストンマーティンに忠誠を切り替えた。

  • フォード レッドブルとの2026年F1パワーユニット開発は「順調に進行」

    フォード レッドブルとの2026年F1パワーユニット開発は「順調に進行」

    フォードのジム・ファーリーCEOは、レッドブル・パワートレインズとの2026年F1パワーユニット開発のこれまでの進歩に「本当に満足している」と語った。

    昨年初め、フォードとレッドブルは2030年末までの協力契約を結んだ。この提携には基本的なブランドスキームが含まれるが、フォードはミルトン・キーンズにエンジニアチームを派遣し、F1の次世代パワーユニットレギュレーションの重要な要素であるバッテリーとハイブリッド技術でRBPTを支援する。

    2026年のF1パワーユニットは、総出力において内燃エンジンと電気パワーの50対50で分割されることになる。

    ノースカロライナ州シャーロットで開催されたフォードの2024年モータースポーツ・シーズンのローンチ・イベントで、レッドブルのセルジオ・ペレスを脇に据えて上機嫌に講演したファーリーは、フォードとレッドブルのF1 PU開発の取り組みについて語った。

    「ミルトン・キーンズでチームやエイドリアン・ニューウェイと多くの時間を過ごす機会があった。我々は順調に進んでいると思う」とフォードの最高経営責任者はコメントした。

    「2026年というのはずいぶん先のことのように聞こえるが、パワートレインに関してはまだやるべきことがたくさんあるにしろ、進歩には本当に満足している。もっとお話しできればいいのだが、順調に進んでいると言える」

    ファーリーは、フォードのF1への関与が、専属の関連会社を通じてF1へのサプライヤーであった過去からどのように異なるものであることを詳しく説明した。

    自らもレーサーであるこのアメリカ人経営者は、フォードとレッドブルの技術の相互移転は、そのまま電気自動車にも波及するだろうと述べた。

    「私たちは、過去にはなかった形でF1に戻ろうとしている」とファーリーは説明する。「世界最高のエアロダイナミクスはF1にあり、最高のテレメトリー、最高のデジタル診断もF1にある」

    「そして実際、電気自動車やデジタルカーにはそれらすべてが必要だ。つまり、実際には純粋な技術移転に関しては70年代に戻ることになる」

    「これは我々のチームを所有するようなものではなく、文字通り技術移転のために行っている。我々は彼らにバッテリー技術を提供できる。26年には50%が電気自動車になり、高放電バッテリーが必要になるからだ。たとえばNHRAではそうしている」

    「その一方で、テレメトリーやデジタル診断、エアロを手に入れることもでき、バッテリーを小型化するために生産用の電気自動車に組み込むことができる」

    F1 フォード

    ファーリーは、フォードにとって、協力し、恩恵を受け、サーキットでの勝利に貢献できるためにレッドブル以上に優れたパートナーはいないと明言した。

    「彼らは多くのテクノロジーにおいて世界最高峰であり、自動車ビジネスが変化していく中で、我々は彼らを切実に必要としている」とファーリーは語った。

    「つまり、文字通り、技術移転という数年前に戻ったようなものだ」

    「我々は最高のチームを持っている。つまり、最高のドライバー、最高のテクニカルサポートがあり、世界中の最高のフォードが彼らをサポートしている」

    「ミルトン・キーンズで彼らが構築しているパワートレインチームは、まさに一流だ。我々はファーストクラスで表彰台の一番上まで登っていく」

  • レッドブルF1代表 「フォードとGMの戦いはアメリカ市場をさらに刺激する」

    レッドブルF1代表 「フォードとGMの戦いはアメリカ市場をさらに刺激する」

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、アメリカの巨大自動車メーカーであるフォードとGMの戦いが、マックス・フェルスタッペンのF1制覇と折り合いをつけつつあるアメリカ市場にとって火に油を注ぐことになると感じている。

    長年にわたってアメリカへの進出を試みてきたF1だが、ここ数年は目を見張るような成功を収めている。昨年はマイアミとオースティンにラスベガスが加わり、国内で3つのグランプリを獲得して現在最高潮に達している。

    NetflixのDrive to Surviveシリーズが活気を与えているのは間違いないが、レッドブルとフェルスタッペンが過去2シーズンすべてを粉砕し、2023年にはフェルスタッペンが22戦中19勝という記録を打ち立てたように、このスポーツは今、アメリカの視聴者の顕微鏡の下に置かれている。

    しかし、その地平線の向こうには、フォードとGMが互いに対決し、フェラーリ、メルセデス、ルノー、アウディ、ホンダの強豪に挑むという魅力的な見通しがある。

    昨年初め、フォードはレッドブルと「長期的な戦略的パートナーシップ」を結ぶことが発表されたが、これは単にバッジをつけるだけのスポンサー契約にとどまらず、2026年にF1を飾ることになる次世代ハイブリッドパワーユニットの開発において、チームの新しいパワートレイン部門を支援するものである。

    一方、GMはキャデラック・ブランドを通じて2028年からエンジンサプライヤーとしてF1に参戦することを表明している。

    その際、GMはアンドレッティ・キャデラックのF1参戦のためにエンジンを供給することを明らかにしている。アンドレッティは技術的な観点からFIA(国内自動車連盟)から承認を得ているものの、F1は財務面で足を引っ張っている。

    ホーナーは、GMの関与がF1におけるアメリカの関与にとって正しい方向への更なる一歩となるかどうかについて「GMが参加するとしたら、理想的には既存のチームを通してになるだろう」とメディアに語った。

    「フォードとGMの戦い…これらのブランドはアメリカでは大きな愛国心を持っていて、非常に多くのファンを抱えている。フォードブランドだけでも…」

    「フォード派かGM派のどちらかだろうし、それによって生まれる競争もエキサイティングなものになるだろう」

    アンドレッティがF1の11番目のチームになるという話は長い間厄介なテーマとなっており、F1の人気上昇を背景に賞金総額が大きく膨れ上がっている今、賞金総額の希薄化を理由に反対するチームが大半を占めている。

    ホーナーはGMのパワーユニット計画の意図に疑問を呈して「GMがやろうとしていることの背後にあるビジネスモデルは何なのか、よく考える必要がある」と付け加えた。

    「彼らのプロジェクトなのか?アンドレッティのプロジェクトなのか?それが本物のGMのプロジェクトで、アウディが(ザウバーで)やっているのと同じように、彼らがF1に参入する唯一の選択肢が既存のフランチャイズを通じてであるなら、彼らも同じようにやってほしいものだ」

    「何年も前までは破産したチームがいくつかあった。チームが堅調になったのは最近のことだ」

    「だから、既存チームが、チームを加える必要があると言うのではなく、拡大や希薄化に消極的なのは理解できるだろう。商業的権利保有者はそれは明らかに神経質になっているのだろう」

    レッドブル・レーシング

    ホーナーにとって、F1がアメリカでさらにしっかりと受け入れられるために欠けている重要な要素がある。それは同国出身の優勝ドライバーだという。

    アメリカにはローガン・サージェントがいるが、ウィリアムズは昨シーズン前進したものの、勝利の道に返り咲くにはほど遠い。

    ホーナーはアメリカにおけるF1の全体的な健全性を評価し、次のように語った。「普及率を見れば、その大部分はNetflixシリーズによるものだと認識しなければならない」

    「市場が開かれ、今では前代未聞の3つのレースが開催されている。フォードがF1に復帰したことは、4年前には想像もできなかったことであり、現在ではフォーチュン誌の500社に名を連ねる5つの企業が我々のマシンに名を連ねている」

    「ファンベースは拡大しており、会場も育っているが、F1が米国に長期的に浸透するために必要なのは、競争力のあるアメリカ人ドライバー、そして勝利を目指してレースをするドライバーだと思う」

    待機しているドライバーがいると感じているかどうかについて、ホーナーは「ジュニア・フォーミュラからどんどんドライバーが出てきているので、それは時間の問題だ」と答えた。

  • レッドブルF1代表 RBPTエンジンプロジェクトは「うまくいくと確信」

    レッドブルF1代表 RBPTエンジンプロジェクトは「うまくいくと確信」

    レッドブル・レーシングのF1チームであるクリスチャン・ホーナーは、レッドブルが2026年にF1パワーユニットを自社製に切り替える際、自社エンジンプロジェクトに着手するという「大胆」な決断がうまくいくに違いないと信じている。

    このプロジェクトは2年前から進められており、レッドブルはF1パワーユニットの電気式MGUを製造するフォードとともに、独自の内燃エンジンを製造することを選択した。

    レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコはすでにRBPTエンジンが期待ほど競争力がない場合には「プランB」はないと明言しており、これがマックス・フェルスタッペンのチーム残留の決定に影響を与える可能性がある。

    ホーナーは、フェルスタッペンがしばしば展開する高い基準を考えれば、彼らが仕事を成し遂げるだろうと確信している。

    「マックスだけの問題ではないと思う。F1ではみんなとてもせっかちだからね」とホーナーはPlanetF1に語った。

    「誰もが競争力をつけたいと思っている。それは大規模な仕事だ。我々が取り組んだこれは大胆な事業ですが、それが会社にとって、そして将来にとって正しい道であると信じている」

    2026年マシンへのエンジン搭載が義務づけられるまでの期限を守るため、チームは現在フル回転しているとホーナーは言う。

    「忙しい。エンジンがRB22の後部にボルトで固定されるまで24カ月だ。エンジンの世界ではそれほど長い期間ではないので、非常に短い期間でやるべきことはまだまだたくさんある」とホーナーは語った。

    「だが、割れされには適切な人材が揃っているし、そこに到達できると確信している」

    レッドブル・レーシング

    フェラーリはすでに2026年型エンジンの最初のバージョンを開発し、始動させたと噂されている。ホーナーは現在の進捗状況について口を閉ざしたが、これまでの仕事ぶりには賛辞を惜しまない。

    「我々がどのような状況にあるのかについてはまだ詳しく述べるつもりはないが、我々は軌道に乗っている」とホーナーは語った。

    「しかし、我々にはカバーしなければならないことがたくさんあり、埋め合わせなければならないことがたくさんある。我々は数十年の経験を持つメーカーと競争している」

    「レッドブルは30カ月前、このプロジェクトはまだ萌芽的なものだった。したがって、13か月で達成されたことは素晴らしいものだ」

  • フォード レッドブルとF1制覇を目指す 「最高のパートナーを探した」

    フォード レッドブルとF1制覇を目指す 「最高のパートナーを探した」

    フォードは、2026年にレッドブルと提携してF1に復帰する。提携はまだ2年先だが、このアメリカの巨大自動車メーカーは、F1パワーユニットの生産をサポートする。レッドブルとの提携を確保する前にF1に参戦するための「最高のパートナー」を探していたと主張する。

    フォードは、1960年代、70年代、80年代にエンジンメーカーとしてロータス、ティレル、ウィリアムズなどのチームにエンジンを供給しており、過去にはF1で大きな成功を収めました。

    フォードは数多くのドライバーズチャンピオンとコンストラクターズチャンピオンを獲得しており、最後の勝利はミハエル・シューマッハがベネトンとフォード製エンジンでタイトルを獲得した1994年までさかのぼる。

    フォード(176回)より多くのグランプリ勝利を収めているのはフェラーリ(244回)とメルセデス(212回)だけであるため、フォードはF1で最も多くのレースに勝利したエンジンメーカーの中で依然として3位にランクされている。

    レッドブルとフォードは大いに期待される協力関係であり、2026年以降の更なる成功が期待される。

    「レッドブルとはとてもうまくいっている。彼らは我々のパートナーであり、我々の焦点は勝つことだ。それを可能にするために、最高のパートナーを探した」とフォードのパフォーマンス・ディレクターであるマーク・ラッシュブルックはMotorsport.nlに語った。

    レッドブル F1 フォード

    2026年にはF1マシンのシャシーやエンジンなどのレギュレーションが変更される。

    これは新しいエンジンメーカーにとってF1をより魅力的なものにし、チーム間の差を縮めるために行われる動きだ。V6エンジンは残るが、MGU-H(廃熱を電気エネルギーに変換するエンジン内のシステム)は廃止される。

    この損失を補うため、MGU-Kのハイブリッド出力は350キロワットに引き上げられ、出力は変わらないはずだ。

    しかし、レッドブルが2026年にフォード/レッドブル・パワートレインズで優勝争いを始めるまでには、今後数年間で多くの作業を行わなければならない。

    「昨年はかなりの進歩を遂げたが、2026年にグリッドで万全の準備を整えるためには、まだやるべきことがたくさんある」とラッシュブルックは付け加えた。