カテゴリー: FIA(国際自動車連盟)

  • F1:スーパーライセンス発給を18歳以上に制限

    F1:スーパーライセンス発給を18歳以上に制限

    F1は、2016年からスーパーライセンス発給の条件を厳格化。ドライバーは18歳以上、かつ最低2年間シングルシーターでのレース経験を積んでいなければならなくなる。

    3日(水)にドーハで開かれた世界モータースポーツ評議会の場で、F1スーパーライセンス発給の基準を厳しくすることが承認された。

    過去数年、F1ではドライバーの低年齢化が進んでおり、来年にはマックス・フェルスタッペンが17歳でトロ・ロッソからF1デビューを果たす。マックス・フェルスタッペンは、2014年にヨーロッパF3選手権を1年戦っただけでのF1へステップアップすることになる。

    FIAは、2016年からはF1スーパーライセンスの受給資格には、有効な運転免許を持っていること、18歳以上であること、F1のスポーティングレギュレーションに関する知識を有していることが求められると発表。さらに、現行あるいは最近のF1マシンで300kmのテスト走行を行うこと、下位フォーミュラに最低でも2年間参戦した経験が必要になる。

    また、パフォーマンスに関する基準も設けられ、それまでに戦ったジュニアシリーズでの結果を元に採点されることになる。

    ちなみにマックス・フェルスタッペンは、この条件が施行される2016年には18歳になっている。

  • F1韓国GPが復活へ:2015年のF1カレンダーは21戦に

    F1韓国GPが復活へ:2015年のF1カレンダーは21戦に

    FIAは、暫定ではあるが、F1韓国GPに復活し、21戦で争われる2015年のF1カレンダーを発表した。

    FIAが公表した最新のF1カレンダーでは、F1韓国GPが5月3日に組み込まれた。その一週間後はF1スペインGPが組まれており、F1チームにとっては輸送が頭痛のタネになるだろう。

    F1チームは、20戦以上の開催に難色を示しており、F1韓国GPは不人気でカレンダー落ちした経緯もあることから、すでに実現に対しての疑念が高まっている。

    また、F1中国GPが4月12日の第3戦に移動。F1バーレーンGPが4月19日の第4戦へと変更になった。

    2015年 F1カレンダー

    グランプリ 開催日
    開幕戦 F1オーストラリアGP 3月15日
    第2戦 F1マレーシアGP 3月29日
    第3戦 F1中国GP 4月12日
    第4戦 F1バーレーンGP 4月19日
    第5戦 F1韓国GP 5月3日
    第6戦 F1スペインGP 5月10日
    第7戦 F1モナコGP 5月24日
    第8戦 F1カナダGP 6月7日
    第9戦 F1オーストリアGP 6月21日
    第10戦 F1イギリスGP 7月5日
    第11戦 F1ドイツGP 7月19日
    第12戦 F1ハンガリーGP 7月26日
    第13戦 F1ベルギーGP 8月23日
    第14戦 F1イタリアGP 9月6日
    第15戦 F1シンガポールGP 9月20日
    第16戦 F1日本GP 9月27日
    第17戦 F1ロシアGP 10月11日
    第18戦 F1アメリカGP 10月25日
    第19戦 F1メキシコGP 11月1日
    第20戦 F1ブラジルGP 11月15日
    最終戦 F1アブダビGP 11月29日

  • FIA事故調査委員会 「ジュール・ビアンキの減速は不十分だった」

    FIA事故調査委員会 「ジュール・ビアンキの減速は不十分だった」

    FIAは、F1日本GPでの事故を起こしたジュール・ビアンキが“コントール喪失を避けるためのスローダウンが不十分だった”と説明した。

    ジュール・ビアンキは、ダブルイエローフラッグが掲示されている区間で回収車に衝突し、頭部に重傷を負った。

    この事故を受け、2度のワールドチャンピオンであるエマーソン・フィッティパルディや元メルセデスのチーム代表ロス・ブラウンなどのメンバーを含む10名の事故調査委員会が設置された。

    3日(水)にドーハで開かれた世界モータースポーツ評議会で、396ページからなる事故報告書の要約が公開された。

    事故調査委員会は「ドライバーがダブルイエローフラッグの要件を守っていれば、競争者もオフィシャルも差し迫った、もしくは身体的な危険にさらされることはないはずだ」と結論づけている。

    この報告書では、ジュール・ビアンキが、サーキットからエイドリアン・スーティルのマシンを撤去しようとしていたクレーン車に時速126kmで衝突したことが明かされた。

    レース後、なぜセーフティカーが導入されていなかったのかという疑問が生じていたが、事故調査委員会は、エイドリアン・スーティルのアクシデントに対して採られたアクションは、レギュレーションや過去384回のセーフティカー出動と比較して矛盾はしていないと述べた。

    鈴鹿での事故後に提案された解決策のひとつである閉鎖型コックピットについて、事故調査委員会は、ジュール・ビアンキの負傷を軽減するものではなかっただろうと判断。

    「F1マシンの衝撃構造は、ドライバーのサバイバルセルを壊したり、残存不能な減速を生じさせることなく、そのような衝撃を吸収するためには不十分である」

    「レーシングカーと巨大で重量の大きい車両の衝突を残存可能なものにしようとすることが基本的に誤っていると考えられる。マシンがクレーンに衝突したり、もしくはマーシャルがその近辺で作業をしたりといった状況を避けることが責務だ」

    F1日本GPのスタートは雨のために遅れ、暗くなりつつある状況で幕を閉じた。

    事故調査委員会は、新たな4時間ルールを提案。これは照明の下で走行するナイトレースの場合を除き、レーススタート時刻を夕暮れや日没まで4時間の範囲内でするためのルールだ。また、現地の雨が多い季節にぶつからないよう、F1カレンダーを見直す必要性も提言されている。

    さらに、世界モータースポーツ評議会は、正式なセーフティカー期間には至らずも、注意が必要な状況のために、2015年にバーチャルセーフティカーが施行される予定であることを認めた。

    ジュール・ビアンキは、現在もフランスの病院で治療を受けている。

  • F1:バーチャルセーフティカーの2015年からの導入にゴーサイン

    F1:バーチャルセーフティカーの2015年からの導入にゴーサイン

    F1チームとFIAは、バーチャルセーフティカーの2015年からの導入にゴーサインを出した。

    F1日本GPでのジュール・ビアンキの大事故を受け、イエローフラッグ区間でドライバースピードをよりうまく制御するための方法が検討されてきた。

    バーチャルセーフティカーは、実際にセーフティカーがコースインする必要のない事故でドライバーを強制的に減速させるシステム。F1アメリカGPのフリー走行からテストが重ねられてきた。

    当初、ドライバーは制限速度を守ることに集中することが容易ではないとの懸念を示していたが、微調整によってそれは和らげられ、FIAはシステムを使用することが可能だとの判断を下した。

    バーチャルセーフティカーは、レース管制室がマシンに搭載されるGPSから15mの移動ごとに算出される速度データを監視。設定したデルタタイムを外れるとペナルティの対象となる。

    バーチャルセーフティカー下では、通常のラップタイムより35%遅く走ることが要求されるが、音声による警告システムを導入し、ドライバーがステアリングのディスプレイを見続けなくてもいいように微調整された。

    また、レーシングスピードからバーチャルセーフティカースピードに落とすまでの時間が10秒に拡大され、バーチャルセーフティカー期間が終わる際にも10秒のカウンドダウンが行われる。

    FIAの広報担当は「大半のドライバーは、1つのセクターで高速から低速のリミットまでブレーキをかけることに懸念を示しており、バーチャルセーフティカーのアプローチを好んでいた」と述べた。

    「一部のドライバーは、それが見えないかもしれないと心配し、一部のドライバーはそれを見るのが遅すぎるかもしれないと心配していた。それに速度の大きな差は若干の困難引き起こす可能性があった」

    「加えて、ドライバーにそれが開始される特定のラインがないことで、終わりのないペナルティを引き起こす可能性があった」

    「全体的として、全員がバーチャルセーフティカーのアプロートを好んでいる」

    FIAはバーチャルセーフティカーの働きに満足しており、導入についての意見交換をするためにアブダビGPで会合が行われた。その場で、バーチャルセーフティーが2015年のスタートで使用されるべきだとの判断が下された。

    暫定的なレギュレーションはすでに立案されているが、チームの承認を得られれば、2015年のスポーティングレギュレーションに加えられることになる。

    バーチャルセーフティカーは、来年予期せぬ事態が起こらぬよう、2月1日からスタートするヘレステストでさらなるテストが実施されるとみられている。

  • F1:ダブルポイントとスタンディングリスタート案を廃止

    F1:ダブルポイントとスタンディングリスタート案を廃止

    F1チームは、2015年にダブルポイントとセーフティカー後のスタンディングスタート案を廃止にすることに合意した。

    今週、ジュネーブで戦略グループとF1委員会のミーティングが行われ、論争になっている2つの規約を廃止にすべきだとの合意に達した。

    ダブルポイントは、シーズン最終戦までタイトル争いをもつれ込ませるためにバーニー・エクレストンの肝いりで今シーズン導入された。

    しかし、ダブルポイントは不評。今シーズンのチャンピオン争いには直接影響せず、ドライバーズランキングに小さな影響を与えただけだった。

    セーフティカー後のリスタートをスタンディングスタートにする案は、今年初めにF1委員会によって可決された。しかし、数週間にわたるより深い考察の結果、広範囲にわたる安全性懸念を促した。

    最近のスポーティング・ワーキンググループでの話し合いの後、この件はジュネーブで議論され、F1チームは廃止すべきだとの意見で同意に達した。

    チーム間では合意に至ったダブルポイントとセーフティカーリスタートを廃止だが、最終的にはFIA世界モータースポーツ評議会で承認される必要がある。

    戦略グループとF1委員会のミーディングでは、コスト削減とコストキャップについても話し合われたが、2015年に何らかの変化をもたらすには至らなかったとみられている。

    唯一の譲歩として、2015年もケータハムとマルシャが存続する場合、F1チームは1年落ちのエンジンを使用することを受け入れるとしている。F1エンジン凍結の緩和については、メルセデスがレギュレーション変更に納得せず、合意に至らなかったとされている。

    また、戦略グループは、2015年も無線通信の制限を継続することで合意している。

    世界モータースポーツ評議会は12月3日にドーハで開催される。

  • F1:マシンにレース順位を表示する“インフォ・ウィング”をテスト

    F1:マシンにレース順位を表示する“インフォ・ウィング”をテスト

    F1は、ファンがアクションから目を離さずに順位を確認できる新しいディスプレイシステムをテストする準備を整えている。

    ルイス・ハミルトンの父親アンソニー・ハミルトンが開発した「インフォ・ウィング」と呼ばれるこのシステムは、ドライバーの頭上にある吸気口の上に設置するLEDディスプレイにリアルタイムでレース順位を表示するというもの。

    レース管制から提供される情報を使うこのシステムには、新しい形状のカメラ台座とダブルLEDディスプレイが組み込まれている。ディスプレイには、レース順位データだけでなくドライバーの名字の最初の3文字が表示される。

    FIAは、この「インフォ・ウィング」を、20日(木)もしくは21日(金)にヤス・マリーナ・サーキットでセーフティカーに搭載して評価する予定である。

    また、フォース・インディアは、アブダビGP後に実施される2日間のテストでこの「インフォ・ウィング」をマシンに搭載してさらにテストをする予定である。

    アンソニー・ハミルトンは「テストでは、このユニットがF1やシングルシーターで実用的かどうかを決める」とコメント。

    「また、LEDディスプレイがグランドスタンドから見えるかどうか、テレビ視聴者に見えるかどうかも確認する」

    「このシステムの背後にあるアイデアは、レース順位データや他のレース情報を視聴者に提供することだ」

    「レースマシンを見ているときの大きな問題のひとつは、アクションから目を離さずに、携帯デバイスやサーキットモニターの情報で誰がどこにいて、どれが誰なのかを知ることだ」

    「その情報を見つけた時にはマシンは通り過ぎているので、知らなくても同じであり、アクションも見逃すことになる」

    「うまくいかないかもしれない。明るい日光の下ではLEDを見ることができないかもしれないが、関心を持ってもらいたいコンセプトだ」

    「LEDの輝度をさらに上げる必要があるかもしれないが、これはレースやテストの情報を伝えて楽しめるようにするものであり、観戦に大きな影響を与える可能性がある」

    「できれば、これによってF1に新しいファンを呼び込み、古いファンも取り戻したい。特許申請中のMK?プロトタイプをアブダビでテストし、MK?バージョンを現在開発している」

    アンソニー・ハミルトンは、DTM、インディカー、NASCAR、カート、バイク向けのバージョンも開発中である。

    Info Wing

  • F1:バーチャルセーフティカーの導入にはまだ課題

    F1:バーチャルセーフティカーの導入にはまだ課題

    FIAは、バーチャルセーフティカーのテストに好感触を持っているが、実際に導入するにはまだ準備はできていないと述べた。

    F1日本GPでのジュール・ビアンキの事故を受けて、安全性を向上させるために、バーチャルセーフティカーというプランが提案され、F1アメリカGPとF1ブラジルGPのフリー走行でテストが実施された。

    バーチャルセーフティカーは、実際にセーフティカーがコースインすることなく、イエローフラッグ区間でドライバーを強制的に減速させるシステム。

    レース管制室がマシンに搭載されるGPSから15mの移動ごとに算出される速度データを監視。設定したデルタタイムを外れるとペナルティの対象となるため、ドライバーは常に速度を確認しながら走行しなければならない。

    バーチャルセーフティカーを2015年から導入する見込みについて質問されたFIAの広報担当は「まだわかりません。テストでは非常に期待が持てる結果が見られましたが、もっと前進させる必要があります」と答えた。

    テストで表面化した最大の問題は、ドライバーが決められたタイムよりも遅いタイムで走り続けることに集中するのが容易ではないということ。バーチャルセーフティカー下では、通常のラップタイムより35%遅く走ることが要求される。

    現在、改善案として、音声による警告システムを導入し、ドライバーがステアリングのディスプレイを見続けなくてもいいようにするという案が検討されている。

    ブラジルで実施されたテストではすでにいくつか改善がなされており、レーシングスピードからバーチャルセーフティカー・スピードに落とすまでの時間が10秒に拡大され、バーチャルセーフティカー期間が終わる際にも10秒のカウンドダウンが行われた。

    一方、FIAは、バーチャルセーフティカーが導入されても実際のセーフティカーをなくすことはないと断言している。

    「バーチャルセーフティカーが完全にセーフティカーの代わりになるかというと、その可能性は非常に低いと思います」とFIAの広報担当は述べた。

    「異なるスピード、異なるやり方で隊列を先導しなければならない場合もあり、それは実際のセーフティカーにしかできないことです」

  • 2015年F1エントリーリストにケータハムとマノーの名前

    2015年F1エントリーリストにケータハムとマノーの名前

    FIAは5日(水)、2015年F1世界選手権の暫定エントリーリストを公表。そこにはケータハムと“マノー”を含む11チームの名前が記載された。

    記載された“マノーF1チーム”は、運営会社が『Manor Grand Prix Racing Limited(マノー・グランプリ・レーシング・リミテッド)』と記されており、マルシャのチーム名が“マノー”に変更されて登録されたようだ。

    また、暫定リストでは、ケータハムの正式名は“CF1ケータハムF1チーム”と記載されている。

    財政難によって管財人の管理下に置かれたケータハムとマルシャは、F1アメリカGPを欠場し、今週末のF1ブラジルGPも出走を見送ることになっている。

    各F1チームは、11月1日(土)までに50万ドル(約5,700万円)の参戦費を含む正式なエントリーを提出する必要があった。

    つまり、オースティンでロータス、フォース・インディア、ザウバーがボイコットの脅威を示していた先週末、各チームが正式エントリーの手続きを行っていたということになる。

    ストライキの脅威は、ロータスのチームオーナーであるジェラルド・ロペスがF1の主要株主であるCVCのドナルド・マッケンジー会長と直接交渉に乗り出したことによって、和らいでいるという。

    交渉が成功すれば、小規模チームは1億6,000万ドル(約183億4,000万円)の利益を得るかもしれないとも報じられている。

    情報筋は「交渉をジェラルドに託した。ジェラルドとドナルドは同じ言語を話すからね」と Telegraph に明かした。

    アンドレイ・チェグラコフが手を引き、マノーF1チームと改名したマルシャは、インドの買い手と交渉していると報じられている。

    しかし、 Auto Motor Und Sport は、ケータハムとマルシャが欠場を認められたのはアメリカGPとブラジルGPの2戦のみであり、2015年のエントリーが有効化されるにはシーズン最終戦の舞台となるアブダビGPでグリッドに復帰できるかどうかにかかっていると説明した。

    同紙は「悪い兆候を伝えるとすれば、この2チームは2015年マシンのすべてのクラッシュテストをキャンセルしている」と付け加えた。

    Team Name Company Name Name of the Chassis Name of the Engine
    Infiniti Red Bull Racing Red Bull Racing Limited Red Bull Racing Renault
    Mercedes AMG Petronas Formula One Team Mercedes-Benz Grand Prix Limited Mercedes Mercedes
    Scuderia Ferrari Ferrari SpA Ferrari Ferrari
    Lotus F1 Team Lotus F1 Team Limited Lotus Mercedes
    McLaren Honda McLaren Racing Limited McLaren Honda
    Sahara Force India F1 Team Force India Formula One Team Limited Force India Mercedes
    Sauber F1 Team Sauber Motorsport AG Sauber Ferrari
    Scuderia Toro Rosso Scuderia Toro Rosso SpA STR Renault
    Williams Martini Racing Williams Grand Prix Engineering Limited Williams Mercedes
    Manor F1 Team Manor Grand Prix Racing Limited MNR Ferrari
    CF1 Caterham F1 Team 1Malaysia Racing Team SDN BHD Caterham Renault
  • F1:バーチャルセーフティカーを微調整して再テスト

    F1:バーチャルセーフティカーを微調整して再テスト

    F1ブラジルGPでは、バーチャルセーフティカーの改良版がテストされる。バーチャルセーフティカーはF1アメリカGPのフリー走行で初テストされた。

    FIAは、F1日本GPでのジュール・ビアンキの事故を受け、イエローフラッグ区間でドライバーたちの判断でスピードを緩めるのではなく、強制的に減速させるシステムを提案している。

    バーチャルセーフティカーは、実際にセーフティカーがコースインするのではなく、レース管制室がマシンに搭載されるGPSから15mの移動ごとに算出される速度データを監視。設定したデルタタイムを外れるとペナルティの対象となるため、ドライバーは常に速度を確認しながら走行しなければならない。

    バーチャルセーフティカーの最初のバージョンは、先週末のF1アメリカGPのフリー走行1回目と2回目でテストされ、いくつか改善が必要な部分が見つけられていた。

    フェルナンド・アロンソは「問題なかったと思う。良いアイデアだね。ロシアで話し合ったものだ」とコメント。

    「もう少しうまく調整する必要がある。無線で伝えたけど、うまく機能するときと、そうでないときがある。そこはきちんとしなければならないことだ」

    FIAは、ドライバーとチームからのフィードバックを受け、ブラジルでのテストのために調整を加えた。

    ドライバーの不満から、ラップを通して特定のデルタタイムを維持することが難しいことが判明。より容易に制限に対応できるように速度を計測する計測区間を50メートルから200メートルに延長する。

    また、ドライバーがレーススピードからヴァーチャルセーフティカーのペースまで減速するまでの時間が10秒まで延長される。

    また、バーチャルセーフティカーが終了したことをドライバーに通知する10秒の警告も導入される。

  • フォルツァ・ロッサ、ケータハム崩壊の裏でF1参戦を準備

    フォルツァ・ロッサ、ケータハム崩壊の裏でF1参戦を準備

    ケータハムが管財人の手に渡った今、同チームを管理する立場にあったコリン・コレスがフォルツァ・ロッサのF1プロジェクトに活動の焦点を戻すかもしれないと報じられている。

    謎めいた投資家グループがトニー・フェルナンデスからケータハムを買収する前、コリン・コレスは『フォルツァ・ロッサ』と呼ばれるルーマニアのF1プロジェクトに深く関わっていた。

    ケータハムのチーム経営が破綻する中で、同チームのアドバイザーを務めたコレン・コレスと共にコンスタンティン・コジョカルという人物がチームにかかわっていたことが明らかになっている。

    ケータハムの新オーナーと株式譲渡の過程について争っていたケータハム・グループは、コンスタンティン・コジョカルのことを“彼らの後始末を担当する者”だと指摘していた。

    つまり、コリン・コレス側ではそもそもケータハムとしてのチーム存続は頭になく、いずれはフォルツァ・ロッサに変えてしまうつもりだったということのようだ。

    コンスタンティン・コジョカルという人物は元プロサッカー選手で、ルーマニアのサッカークラブであるステアウア・ブカレストに所属していたと Independent でF1ビジネスジャーナリストのクリスチャン・シルトは述べた。

    コンスタンティン・コジョカルは、ケータハムが管財人の管理におかれる際の裁判所文書に引用された発言で、フォルツァ・ロッサのF1参戦がエントリーが承認されたことを認めている。

    「2014年6月にフォルツァ・ロッサはFIAから今後2年間のF1エントリーを認める同意書を受け取った」

    「フォルツァ・ロッサは2015年シーズンに参戦することを望んでいるが、準備期間が不足しつつある」とコンスタンティン・コジョカルは述べた。

    だが、フォルツァ・ロッソのプロジェクトは財政面にも問題を抱えているかもしれない。

    フォルツァ・ロッサは、ルーマニア政府の大臣を務めたことのあるイオン・バザクが率いているが、ケータハムの崩壊は投資家がランニングコストを支払えなかったためだとコンスタンティン・コジョカルが認めている。

    「フォルツァ・ロッサは、2015年に向けて準備可能な他の手段を探していると理解している。ルーマニアの私の支援者たちとコンタクトをとるのは非常に難しいことがわかった」とコンスタンティン・コジョカルは述べた。

    現在、F1ではケータハムとマルシャがチーム運営に失敗する一方で、フォルツァ・ロッサとアメリカのハースF1チームは新規参戦に向けて動いているという少々奇妙な事態を迎えている。

    各チームは、2015年のF1世界選手権に公式に参加するための費用である50万ドル(約5,500万円)を支払わなければならないと Blick は伝えている。