カテゴリー: スクーデリア・フェラーリ

  • フェリペ・マッサ、F60の信頼性に合格点

    フェリペ・マッサ、F60の信頼性に合格点

    フェリペ・マッサは、F60のテストを終え、信頼性に合格点を与えた。

    フェラーリは22日(木)、4日間にわたるムジェロでのテストを終えた。月曜日から始まったテストは天候に恵まれない日が続いたが、最終日になったようやくコンディションが回復し、スリックタイヤでの走行を行った。

    フェリペ・マッサは103周を走行し、1分23秒981の最速ラップを記録。スリックタイヤでの走行から大量のデータを得ることが出来たが、テスト終盤ではハイドロリックのトラブルに見舞われ、予定よりも早くテストを切り上げている。

    フェリペ・マッサ
    「これまで行ったことには満足している。今日はやっとドライで継続的なテストをすることができた。ここには比べる相手がいない、まだ僕たちがどのレベルにいるのか判断するには早いが、第一印象はポジティブだ。でも、今回のテストを評価するなら、1500kmをカバーできたので信頼性には8点をつけたいね。その大部分はウェットだったけど、ポルティマオのコンディションを考えるとムジェロへの移動は正しい判断だったと思うね」

  • F1:キミ・ライコネン、フェラーリのKERSに満足

    F1:キミ・ライコネン、フェラーリのKERSに満足

    キミ・ライコネンは、ムジェロでフェラーリ F60での初テストを終え、フェラーリのKERSにかなり満足していると語る。

    フェラーリはすでにKERSの開発が遅れていることを認めており、2009年の始めからKERSを使用するかは未定であることを明らかにしている。

    しかし、今週2日間にわたりF60をドライブしたライコネンは、KERSがうまく機能していると感じたようだ。

    「両方の日でKERSを使ったけど、結果はポジティブだった。システムは他の全ての新しいコンポーネント同様、うまく働いているよ」

    しかし、ライコネンはKERSがレースに大きな影響を及ぼすとは考えていないようだ。

    「パワーはあるけど、そんなに時間がないので、あまり大きな変化はないと思う。興味深い発明品だけど、それが決定的だとは思わない」

    関連:KERS

  • キミ・ライコネン、F60での初テストを完了

    キミ・ライコネン、F60での初テストを完了

    キミ・ライコネンが、19日〜20日の2日間にわたってフェラーリ F60での初走行を行った。

    フェラーリは、多くのチームがテストを行っているポルトガルの天候を懸念し、イタリアのムジェロにテスト地を変更した。ポルトガルは雨となりフェラーリの目論みは当たったかに見えたが、残念ながらムジェロも2日間、雨に見舞われた。

    ライコネンは初日に54周、2日目には42周を走行し、ベストタイムは2日目に記録した1分33秒920だった。

    水曜日からはフェリペ・マッサが再びテストを行う予定。

    キミ・ライコネン「初めて新車をドライブするときはいつも最高の気分だ。残念なことに、天候のせいで限界までプッシュすることができなかったけど、良くあることさ。もちろん、第一印象はポジティブだし、テクニカルトラブルがなかったことが重要だ」

    主要諸元表:フェラーリ F60

  • フェラーリ F60にレギュレーション違反の疑い

    フェラーリ F60にレギュレーション違反の疑い

    フェラーリ F60はレギュレーションに違反しているのではないかと指摘されている。

    問題視されているのは、F60の排気アウトレットの処理。

    報道によれば、いくつかのチームがF60がエギゾーストを露出させていることが違反だと指摘しているという。新レギュレーションでは、エギゾーストパイプはマシン上部からは見えてはいけない。

    これまで発表された他の新車、ルノー R29、ウィリアムズ FW31、マクラーレン MP4-24、トヨタ TF109は、全てエギゾーストパイプは内側に配置されている。

    フェラーリがエギジーストの設置位置を再設計するのは、さほど問題ではないと思われる。

    しかし、F60は先週のテストでフロントウイング部分に重大な問題が見つかったとされ、公式には天候不順でアルガルベを回避したとされているが、ムジェロへの変更はできるだけ本拠近くでテストを行うためだともみられている。

  • フェラーリ、F60の初テストをムジェロに変更

    フェラーリ、F60の初テストをムジェロに変更

    フェラーリは、F60の初テストを来週ポルトガルのアルガルベ・サーキットで行う予定だったが、天候状況を懸念し、イタリアのムジェロで行うことに決定した。

    ポルトガルの天気予報は、月曜と火曜日に雨が降ると予報されている。マシンに大きな変更が施された2009年はテストが重要となるため、フェラーリは2日間テストを無駄することを避けた。

    しかし、多くのチームが月曜日からポルトガルで新車の初走行を行うことが予想されており、フェラーリはこの変更により、他のマシンに対してF60の競争力がどうかを測定することを少し待たなければならない。

    今週初めのムジェロでのシェイクダウンに続き、キミ・ライコネンとフェリペ・マッサは、それぞれ2日間F60での走行を行う予定。

    昨日予定されていたマルク・ジェネによる走行は、悪天候によりキャンセルとなった。

  • フェリペ・マッサ 「カーナンバーは間違い?」

    フェリペ・マッサ 「カーナンバーは間違い?」

    フェリペ・マッサは、2009年シーズンにキミ・ライコネンよりも後のカーナンバー4を割り当てられたことを疑問に感じているようだ

    2008年のマッサは、前年のワールドチャンピオンに輝きカーナンバー1を手にしたライコネンのチームメイトとして、カーナンバー2をつけた。

    しかし、2008年チャンピオンシップで、マッサはシーズン最多勝となる6勝を上げ、ライコネンの2勝を大きく上回った。ルイス・ハミルトン(マクラーレン)に対してわずか1ポイント差でタイトルを逃したものの、ランキングではライコネンを抑えたかたちとなった。

    だが、今週FIAが発表した2009年エントリーリストでは、キミ・ライコネンがカーナンバー3、マッサがカーナンバー4をつけることが明らかになった。

    マッサは、フェラーリのスキーイベント“Wrooom(ウルーム)”にカーナンバーについて語った。

    「カーナンバーは関係ないよ。単なる番号だからね」

    「でも、もしかしたらFIAは間違えたのかもね」

  • フェラーリ F60の空力処理

    フェラーリ F60の空力処理

    レギュレーション変更により、2009年はマシンデザインを大きな制約を受けることになるが、フェラーリはF60に独自の解釈で空力処理を施してきた。

    新しいレギュレーションでは、フロントタイヤの中心部より前方450mmからリアタイヤの中心までは、バージボードを含めたウィングレットの装着が禁止される。

    しかし、フェラーリ F60はフロントサスペンション下やフロントタイヤ後方に、制限ぎりぎりの範囲でバージボードを装着している。

    フロントウイングの中央部分は規定の形状となるため、外側の形状が重要となる。フェラーリ F60はシンプルなウイング設計を採用し、エンドプレートに取りつけられた小型のカスケードウィングで補完している。エンドプレートそのものは、フロントタイヤの外側に向けて湾曲しており、それを補助するために小型のフェンスがフットプレートに追加されている。

    フロントサスペンションのマウント下部には2つの小さなウイングが確認でき、それらはサイドポッドの前面下部の大きなウイングへと続いている。

    フェラーリ F60:フロントウイング外側には小さなプレートを装着 フェラーリ F60:フロントサスペンションマウント下部にバージボード風ウイング

    サイドポッドの前面は、規約で側面衝突保護部分として記述されており、空力の自由が認められるエリアとなる。そのためフェラーリは、より多くのウイングを追加するべく、サイドポッド前面を可能な限り短くしている。

    このエリアは、側面衝突保護構造を含む必要があるが、サイドポット前面上部には、興味深い延長パーツが追加されている。サイドミラーとフロアを繋ぐようにポッドウイングが立っており、後半のバージボードと一体化されている。

    フェラーリ F60:サイドミラーからフロアまで繋がるウイング フェラーリ F60:サイドポッド前面は可能な限り短くされている

    F60は、冷却用として規約で許されるサイドポッドの後方を開口部として最大限に活用している。同様に、両方の排気口部分も最大限に開けられている。

    これらの開口部と18,000rpmのエンジン制限にもかかわらず、サイドポッドはさらなる冷却用の排熱口を必要としており、コークボトル形状は後車軸のラインまで延長され、主要の出口を形成している。

    フェラーリ F60:サイドポットの終点には大きな開口部を確保 フェラーリ F60:後車軸まで排熱口を延長

    ディフューザとリアウイングは、単純に新規約を解釈したように見える。しかし、これらはフロントウイングとサイドポッドの前部とともに、テスト継続中に進化していくことが予想される。

    主要諸元表:フェラーリ F60

  • フェラーリ、BMWのKERSへのスタンスを非難

    フェラーリ、BMWのKERSへのスタンスを非難

    フェラーリのチーム代表であるステファノ・ドメニカリは、F1へのKERSテクノロジー導入の延期を妨害しているとBMWを名指しで非難した。

    フェラーリは、おそらくエネルギー再生技術の論争で最も口うるさく反対するチームだが、実際にはほとんどのチームが自発的な開発をもう一年遅らせることを望んでいた。

    しかし、F1チームの同盟であるFOTAでは、すぐに採用するためには満場一致が必要となる。

    「我々は決議が満場一致に達することを条件としている。しかし、同様に妥協しなければならないときがある」

    「BMW以外は、誰もがそれを受け入れた」とドメニカリは語る。

    「みんなが共に働くことができれば、我々は現在経験している暗闇よりも、むしろF1の将来はバラ色だろう」

    ドメニカリは、月曜日のフェラーリのKERSシステムのトラックデビューがうまくいったと主張する。

    「しかし、このような複雑なシステムを導入する時期ではない」

    「それはF1とは無関係だ。多くの金が窓から投げ捨てられた」

  • フェラーリ F60 ステアリング

    フェラーリ F60 ステアリング

    フェラーリ F60のステリング。昨年マシンF2008のステアリングも他チームと比べるとかなり多くのボタンが配置されていたが、F60のステアリングにはさらにボタンやスイッチが増やされ、配置も変更されている。

    まず特徴的なのは、中央右下に配置された「KERS」ダイヤル。もちろん2009年から導入されるKERSを調整するダイヤルだと思われ、右上に配置された「K」ボタンは、KERSのブーストボタンだと思われる。

    機能ごとにカラフルに色分けされているのもフェラーリのステアリングの特徴だ。

    「KERS」ダイヤルの隣には、「FFA」という名のダイヤルが設置された。1/2ごとにメモリが切ってあることから考えると、フロントのフラップを調整するダイヤルかもしれない。2009年からドライバーはフロントウイングの角度を6度の範囲内で1周につき2度変更することが可能となる。中央左には、同じグレー色の+-1/4のボタンが設置されており、となると左上の「F」ボタンは、フラップ角度の決定ボタンかもしれない。

    昨年「F」と「K」の位置に合ったプログラムメニュー入力用の「1」ボタンと「10」ボタンは右側中央に移動となった。カラーリングから考えると、その横のAからLのメモリがあるダイヤルもプログラム選択用のダイヤルかと思われる。

    また、左側にディファレンシャル設定ダイヤルがあるのもフェラーリの特徴。F2008ではIN、MID、EXITと3つのダイヤルが並べられていたが、F60ではINがステアリングを握ったままで操作できる横向きのダイヤルに変更されている。真ん中の大きなダイヤルは、エンジントルクダイヤル。その上にはMIX(燃料の濃度)、左にはREV(エンジンリミッター調整)ダイヤルが配置されている。

    ステアリング下部には、新たに5つのスイッチが増設されているが、XWET、PUNCTの文字からタイヤに合わせて設定を変更するスイッチだと思われる。PUMP(オイル補充?)、R(リバース)、Bf(クラッチミートポイント)、E(エンジンスイッチオフ)などのボタンはステアリング下部にまとめられた。

    KERSや可変フロントウイングの導入で、ドライバーのステアリング操作もレース中のさらなる見どころになるだろう。

    参考までにF2008のステアリング画像。
    フェラーリ F2008 ステアリング

    関連:フェラーリ F60

  • ステフェノ・ドメニカリ 「KERS導入はコスト削減に矛盾している」

    ステフェノ・ドメニカリ 「KERS導入はコスト削減に矛盾している」

    フェラーリのチーム代表であるステファノ・ドメニカリは、フェラーリF60の発表会でKERS導入がコスト削減に矛盾すると主張した。

    2009年からF1に導入されるKERSだが、各チームは新しい技術の開発に苦労しており、その開発には莫大なコストが費やされている。

    ステファノ・ドメニカリは、KERSの導入がFOTAやFIAが推進するコスト削減の動きと矛盾しているとの考えを述べた。

    「KERSに関しては政治的配慮をしたいと思っている。他チームと話し合っているが、コストを削減しなければならない我々の今の立場として、このようなシステムを導入するのは矛盾している」

    「KERSがパフォーマンスを効果的に改善することが明確になれば、KERSを使うかどうかを判断できるだろう。シミュレーションして開発を進めることが我々の課題であり技術的な挑戦だ。今日この新システムをトラックでテストしているので、KERSにについて考える上でも非常に重要な日だ」

    「今年はテストが15,000kmに制限されており、シーズン開幕後はテストができない。テスト台とシミュレーションは今以上に利用されるだろう」

    「先にも述べたように、多くの問題があるが、我々の主な目標は信頼性だ。去年は高い代償を払ったが、今年はKERSのような複雑なシステムについて、信頼性の確認を目標にしている。今日トラックで走っているマシンがそれを確認する。マシンにはKERSが搭載されている」

    関連:KERS